JP2005211418A - 走行玩具 - Google Patents

走行玩具 Download PDF

Info

Publication number
JP2005211418A
JP2005211418A JP2004023479A JP2004023479A JP2005211418A JP 2005211418 A JP2005211418 A JP 2005211418A JP 2004023479 A JP2004023479 A JP 2004023479A JP 2004023479 A JP2004023479 A JP 2004023479A JP 2005211418 A JP2005211418 A JP 2005211418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crank
gear
motor
transmission mechanism
power transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004023479A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4283695B2 (ja
Inventor
Harusuke Yoneda
陽亮 米田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomy Co Ltd
Original Assignee
Tomy Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tomy Co Ltd filed Critical Tomy Co Ltd
Priority to JP2004023479A priority Critical patent/JP4283695B2/ja
Publication of JP2005211418A publication Critical patent/JP2005211418A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4283695B2 publication Critical patent/JP4283695B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Toys (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

【課題】前進(又は後進)や旋回が可能な走行玩具を提供すること。
【解決手段】モータ動力でもって左右の脚を前後に揺動動作させて走行する走行玩具において、左右の脚をそれぞれ1つのリンクとする互いに独立した2つの揺動スライダクランク機構を有し、前記2つの揺動スライダクランク機構のそれぞれのクランクを前記モータの一の方向への回転によって互いに同方向に回転させて前進又は後進するとともに、前記2つの揺動スライダクランク機構のそれぞれのクランクを前記モータの逆方向への回転によって互いに逆方向に回転させて旋回するように構成したことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は走行玩具に関するものである。
モータ動力でもって左右の脚を前後に揺動動作させて走行する走行玩具として、一の水平軸線に対して前後に回転可能に付設される左右の脚と、前記一の軸線と平行な他の水平軸線に対して回転可能に付設される左右の回転体と、この左右の回転体をそれぞれ回転駆動するモータとを備え、前記左右の脚が対応する前記回転体の偏心位置で該回転体に係合し、前記左右の回転体の係合位置の位相が異なり、前記左右の回転体の回転に伴って前記左右の脚が前後に回転動作を行うように構成されたものが知られている(特許文献1)。そして、この走行玩具にあっては、左右の脚の足裏にそれぞれグリップが設けられ、このグリップは各脚が前方から後方に向けて回動動作する際に足裏面から突出するようになっている。
特開2002−360942号公報
しかしながら、上記特許文献1における走行玩具にあっては、ガイドを用いない場合には、左右の脚が交互に前方に差し出されて前方に走行するだけであり、その走行スピードは変えられるものの、前進又は後進と旋回とを切り換えることはできないものとなっていた。
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑みなされたもので、前進(又は後進)や旋回が可能な走行玩具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の走行玩具は、モータ動力でもって左右の脚を前後に揺動動作させて走行する走行玩具において、左右の脚をそれぞれ1つのリンクとする互いに独立した2つの揺動スライダクランク機構を有し、前記2つの揺動スライダクランク機構のそれぞれのクランクを前記モータの一の方向への回転によって互いに同方向に回転させて前進又は後進するとともに、前記2つの揺動スライダクランク機構のそれぞれのクランクを前記モータの逆方向への回転によって互いに逆方向に回転させて旋回するように構成したことを特徴とする。
請求項2に記載の走行玩具は、請求項1に記載の走行玩具において、モータ動力を前記2つの揺動スライダクランク機構のうち一方の揺動スライダクランク機構のクランクへ伝達するための第1の動力伝達機構と、一のワンウェイクラッチを含み前記モータの一の方向への回転の際に当該一のワンウェイクラッチを介して前記第1の動力伝達機構に連係して他方の揺動スライダクランク機構のクランクを前記一方の揺動スライダクランク機構のクランクと同方向に回転させるための第2の動力伝達機構と、他のワンウェイクラッチを含み前記モータの逆方向への回転の際に当該他のワンウェイクラッチを介して前記第1の動力伝達機構に連係して前記他方の揺動スライダクランク機構のクランクを前記一方の揺動スライダクランク機構のクランクと逆方向に回転させるための第3の動力伝達機構とを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の走行玩具は、請求項1に記載の走行玩具において、モータ動力を前記2つの揺動スライダクランク機構のうち一方の揺動スライダクランク機構のクランクへ伝達するための第1の動力伝達機構と、ワンウェイクラッチを含み前記モータの一の方向への回転の際に当該ワンウェイクラッチを介して前記第1の動力伝達機構に連係して他方の揺動スライダクランク機構のクランクを前記一方の揺動スライダクランク機構のクランクと同方向に回転させるための第2の動力伝達機構と、遊星歯車を含み前記モータの逆方向への回転の際に前記第1の動力伝達機構の動力を当該遊星歯車を介して前記他方の揺動スライダクランク機構のクランクに伝達し当該クランクを前記一方の揺動スライダクランク機構のクランクと逆方向に回転させるための第3の動力伝達機構とを備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、2つの揺動スライダクランク機構のそれぞれのクランクをモータの一方向への回転によって互いに同方向に回転させて前進又は後進し、2つの揺動スライダクランク機構のそれぞれのクランクをモータの逆方向への回転によって互いに逆方向に回転させて旋回する。2つのクランクを同方向に回転させる場合には同期させて回転させてもよいし、位相を少しずらして回転させてもよい。同期させて回転させる場合には左右の脚で床を蹴るようにして進むことになる。一方、位相をずらした場合には左右の脚を交互に前方へ投げ出すようにして進むことになる。この場合のモータの回転方向の制御は遠隔操作によってもよいが、玩具本体に付設されたスイッチの切り換えによってもよいし、内蔵のIC等による自動制御によっておこなってもよい。
請求項2又は3の発明によれば、1つのモータの回転方向を制御することによって走行玩具の進行方向を簡単に変えることができる。
1.第1実施形態
図1に示すように、走行玩具1は、胴体2と、前脚3,3と、後脚4,4とを備えている。
(胴体)
図2から図4に示すように胴体2内にはモータ5(図2参照)が設置されている。このモータ5は軸7(図3及び図4参照)が後方に向けて延在するように設置されている。そして、軸7には歯車(ウォーム)8が付設されている。前記軸7と直交する方向に延在する軸9の両端には歯車10及び11が付設されている。このうち歯車10は前記歯車8に噛合している。また、前記軸9と平行となるように延在する軸12には歯車13及び14が付設されている。このうち歯車13は前記歯車11に噛合している。一方、歯車14はワンウェイクラッチ15を介して歯車13と連係可能となっている。具体的には、歯車14はモータ5が逆方向に回転したときだけワンウェイクラッチ15を介して歯車13と連係し、歯車13に連動して回転するようになっている。さらに、前記軸12と平行となるように延在する軸16には歯車17及び18が付設されている。このうち歯車17は前記歯車13に噛合している。一方、歯車18はワンウェイクラッチ19を介して歯車17と連係可能となっている。具体的には、歯車18はモータ5が一方向(正方向)に回転したときだけワンウェイクラッチ19を介して歯車17と連係し、歯車17に連動して回転するようになっている。また、歯車17及び18の外端面には偏心ピン22が付設されている。そして、偏心ピン22と歯車17及び18の軸16との間はクランクCを構成している。左右の偏心ピン22,22は、左右の後脚4,4の大腿部にそれぞれ形成した穴24(図1参照)に挿入されている。また、前記軸12と平行となるように延在する軸25には歯車26が付設され、この歯車26は前記歯車14及び18に噛合している。なお、実施形態の走行玩具1にあっては偏心ピン22から後脚3が脱落しないように偏心ピン22にねじ等が螺合される。
以上に説明した各種機素によって第1の動力伝達機構30、第2の動力伝達機構31及び第3の動力伝達機構32が構成される。具体的には、第1の動力伝達機構30は、軸7、歯車8,10、軸9及び歯車11,13,17によって構成され、第2の動力伝達機構31は、ワンウェイクラッチ19、軸16及び歯車18によって構成され、第3の動力伝達機構32は、ワンウェイクラッチ15及び歯車14,26,18によって構成されている。
(後脚)
図1に示すように各後脚4の付け根部分にはU字状の切欠き40が形成されている。そして、左右の後脚4,4の切欠き40,40には、胴体2の左右に設けたピン41,41が挿入されている。その結果、歯車17及び18が回転すると、左右のクランクC,Cの回転によって左右の後脚4,4はそれぞれピン41によって拘束されつつ前後に揺動することになる。すなわち、この実施形態の走行玩具1にあってはクランクC及び後脚(リンク)4を含んで揺動スライダクランク機構が構成され、クランクCの回転によって後脚4を前後に揺動させるようになっている。
(前脚)
図1及び図2に示すように左右の前脚3,3はそれぞれ軸(ピン)44を中心に前後に揺動可能となっている。すなわち、左右の偏心ピン22,22は左右のリンク43,43の一端の穴に挿入され、左右のリンク43,43の他端のピン44,44は左右の前脚3,3の偏心穴45,45に挿入されている。そして、クランクCの回転によって前脚(リンク(梃子))3を前後に揺動させるようになっている。換言すれば、この実施形態の走行玩具1にあってはクランクC及び前脚3を含んで梃子クランク機構が構成されている。
(動作)
モータ5が一方向(正方向)に回転すると、モータ動力は軸7、歯車8,10、軸9及び歯車11,13を介して歯車17に伝達され、歯車17ひいては一方のクランクCを一方向(図4で見ると時計方向)に回転させる。一方で、歯車17の回転動力はワンウェイクラッチ19及び軸16を介して歯車18に伝達され、歯車18ひいては他方のクランクCを前記一方のクランクCと同方向に回転させる。左右のクランクC,Cが回転すると、左右のクランクC,Cの回転動力は左右のリンク43,43を介して左右の前脚3,3に伝達される。これによって左右の後脚4,4及び前脚3,3は前後に揺動され、走行玩具1は前進する。なお、この場合、左右のクランクC,Cを同期させて回転してもよいが、位相をずらして回転してもよい。
また、モータ5が逆方向に回転すると、モータ動力は軸7、歯車8,10、軸9及び歯車11,13を介して歯車17に伝達され、歯車17ひいては一方のクランクCを一方向(図4で見ると反時計方向)に回転させる。一方で、歯車13の回転動力はワンウェイクラッチ15及び歯車14,26を介して歯車18に伝達され、歯車18ひいては他方のクランクCを前記一方のクランクCと逆方向に回転させる。左右のクランクC,Cが回転すると、左右のクランクC,Cの回転動力は左右のリンク43,43を介して左右の前脚3,3に伝達され、左右の前脚3,3は前後に揺動する。これによって左右の後脚4,4及び左右の前脚3,3は前後に揺動され、走行玩具1は旋回する。すなわち、左右の脚の間では地面を蹴る方向が互いに異なるので、走行玩具1は所定の方向に容易に旋回する。
2.第2実施形態
図5に示すように、走行玩具101は、胴体102と、前脚103,103と、後脚104,104とを備えている。
(胴体)
図6から図8に示すように胴体102内にはモータ105が設置されている。モータ105は軸107が前方に向けて延在するように設置されている。そして、軸107には歯車(ウォーム)108が付設されている。前記軸107と直交する方向に延在する軸109には歯車110、111及び112が付設されている。このうち歯車110は前記歯車108に噛合している。一方、歯車111は太陽歯車となっており、この太陽歯車111には遊星歯車113が噛合している。この遊星歯車113はモータ105が逆方向に回転したときだけ後述の歯車117に噛合する。同図において符号114は遊星歯車113を支持する腕である。また、前記軸109と平行となるように延在する軸115には歯車116及び117が付設されている。このうち歯車116は前記歯車112に噛合している。一方、歯車117はワンウェイクラッチ118を介して歯車116と連係可能となっている。具体的には、歯車117はモータ105が一方向(正方向)に回転したときだけワンウェイクラッチ118を介して歯車116と連係し、歯車116に連動して回転するようになっている。また、歯車116及び117の外端面にはそれぞれ偏心ピン119が付設されている。つまり、歯車116及び117の軸115と偏心ピン119との間は第1の実施形態と同様にクランクCを構成している。左右の偏心ピン119,119は左右の前脚103,103の大腿部にそれぞれ形成した穴120に挿入されている。
以上に説明した各種機素によって第1の動力伝達機構121、第2の動力伝達機構122及び第3の動力伝達機構123が構成される。具体的には、第1の動力伝達機構121は、軸107及び歯車108,110,112,116によって構成され、第2の動力伝達機構122は、軸115、ワンウェイクラッチ118及び歯車117によって構成され、第3の動力伝達機構123は歯車111,113,117によって構成されている。
(前脚)
図5に示すように各前脚103の付け根部分にはU字状の切欠き140が形成されている。そして、左右の前脚103,103の切欠き140には、それぞれ、胴体102の左右に設けたピン141が挿入されている。その結果、歯車117及び116が回転すると、左右の前脚103,103はそれぞれピン141によって拘束されつつ前後に揺動することになる。すなわち、この実施形態の走行玩具101にあってはクランクC及び前脚103を含んで揺動スライダクランク機構が構成され、クランクCの回転によって前脚103を前後に揺動させるようになっている。
(後脚)
図6及び図7に示すように左右の後脚104,104はそれぞれ軸(ピン)142を中心に前後に揺動可能となっている。すなわち、左右の偏心ピン119,119はそれぞれリンク143の一端の穴に挿入され、左右のリンク143,143の他端のピン144,144は左右の後脚104,104の偏心穴145,145に挿入されている。そして、クランクCの回転によって後脚(リンク(梃子))104を前後に揺動させるようになっている。換言すれば、この実施形態の走行玩具101にあってはクランクC及び後脚104を含んで梃子クランク機構が構成されている。
(動作)
モータ105が一方向(正方向)に回転すると、モータ動力は軸107及び歯車108,110,112を介して歯車116に伝達され、歯車116ひいては一方のクランクCを一方向(図5で見ると反時計方向)に回転させる。一方で、歯車116の回転動力は軸115及びワンウェイクラッチ118を介して歯車117に伝達され、歯車117ひいては他方のクランクCを前記一方のクランクCと同方向に回転させる。左右のクランクC,Cが回転すると、左右のクランクC,Cの回転動力は左右のリンク143,143を介して左右の後脚104,104に伝達される。これによって左右の前脚103,103及び後脚104,104は前後に揺動され、走行玩具101は前進する。この状態が図6に示されている。なお、この場合、左右のクランクC,Cを同期させて回転してもよいが、位相をずらして回転してもよい。
また、モータ105が逆方向に回転すると、モータ動力は軸107及び歯車108,110,112を介して歯車116に伝達され、歯車116ひいては一方のクランクCを一方向(図5で見ると時計方向)に回転させる。一方で、歯車110の回転動力は歯車111に伝達され、遊星歯車113を歯車117に噛合させる方向に公転させる。これによって歯車117ひいては他方のクランクCは前記一方のクランクCと逆方向に回転させられる。その結果、左右の前脚103,103及び後脚104,104は前後に揺動され、走行玩具101は旋回する。すなわち、左右の脚の間では地面を蹴る方向が異なるので、走行玩具101は所定の方向に旋回する。この状態が図7に示されている。
3.第3実施形態
図9に示すように、走行玩具201は、胴体202と、前脚203,203と、後脚204,204とを備えている。
(胴体)
図10から図12に示すように胴体202内にはモータ205が設置されている。モータ205は軸206が下方に向けて延在するように設置されている。そして、軸206には歯車(ウォーム)207が付設されている。前記軸206と直交する方向に延在する軸208には歯車209、210及び211が付設されている。このうち歯車209は前記歯車207に噛合している。一方、歯車210は太陽歯車となっており、この太陽歯車210には遊星歯車212が噛合している。この遊星歯車212はモータ205が逆方向に回転したときだけ後述の歯車216に噛合する。同図において符号213は遊星歯車212を支持する腕である。また、前記軸208と平行となるように延在する軸214には歯車215及び216が付設されている。このうち歯車215は前記歯車211に噛合している。一方、歯車216はワンウェイクラッチ217を介して歯車215と連係可能となっている。具体的には、歯車216はモータ205が一方向(正方向)に回転したときだけワンウェイクラッチ217を介して歯車215と連係し、歯車215に連動して回転するようになっている。また、歯車215及び216の外端面には偏心ピン218が付設されている。つまり、歯車215及び216の軸214と偏心ピン218との間はクランクCを構成している。左右の偏心ピン218,218は左右の前脚203,203の大腿部にそれぞれ形成した穴219に挿入されている。
以上に説明した機素によって第1の動力伝達機構221、第2の動力伝達機構222及び第3の動力伝達機構223が構成される。具体的には、第1の動力伝達機構221は、軸206及び歯車207,209,211、215によって構成され、第2の動力伝達機構222は、軸214、ワンウェイクラッチ217及び歯車216によって構成され、第3の動力伝達機構223は歯車210,212,216によって構成されている。
(前脚)
図9に示すように各前脚203の付け根部分にはU字状の切欠き230が形成されている。そして、左右の前脚203,203の切欠き230には、胴体202の両側に設けた軸231が挿入されている。その結果、胴体202の左右にはそれぞれ前脚203を1つのリンクとし歯車215及び216の軸214と偏心ピン218との間をクランクCとする揺動スライダクランク機構が構成される。そして、歯車215及び216が回転した際に前脚203,203が前後に揺動する。この場合、左右のクランクCの位相を同じにしてクランクCを同方向に回転させるか、位相をずらしてクランクCを同方向に回転させるようにしてもよい。
(後脚)
図10及び図11に示すように左右の後脚204,204はそれぞれ軸(ピン)242によって前後に揺動可能となっている。すなわち、左右の偏心ピン218,218はそれぞれリンク243の一端の穴に挿入され、左右のリンク243,243の他端のピン244,244は左右の後脚204,204の偏心穴245,245に挿入されている。また、左右のリンク243,243にはそれぞれ中央部分に長穴246が設けられている。そして、この左右の長穴246,246には胴体202の左右に付設したピン247,247が挿入されている。そして、クランクCの回転によって後脚204を揺動させるようになっている。
(動作)
モータ205が一方向(正方向)に回転すると、モータ動力は軸206及び歯車207,209,211を介して歯車215に伝達され、歯車215ひいては一方のクランクCを一方向(図9で見ると反時計方向)に回転させる。一方で、歯車215の回転動力は軸214及びワンウェイクラッチ217を介して歯車216に伝達され、歯車216ひいては他方のクランクCを前記一方のクランクCと同方向に回転させる。これと同時に、左右のクランクCの回転は左右のリンク243,243を介して左右の後脚204,204に伝達され、これによって左右の前脚203,203及び後脚204,204は前後に揺動され、走行玩具201は前進する。この状態が図10に示されている。なお、この場合、左右のクランクC,Cを同期させて回転してもよいが、位相をずらして回転してもよい。
モータ205が逆方向に回転すると、モータ動力は軸206及び歯車207,209,211を介して歯車215に伝達され、歯車215ひいては一方のクランクCを一方向(図9で見ると時計方向)に回転させる。一方で、歯車209の回転動力は歯車210に伝達され、遊星歯車212を歯車216に噛合させる方向に公転させる。これによって歯車216ひいては他方のクランクCを前記一方のクランクCと逆方向に回転させる。その結果、左右の前脚203,203及び後脚204,204は揺動され、走行玩具201は旋回する。すなわち、左右の脚の間では地面を蹴る方向が異なるので、走行玩具201は所定の方向に旋回する。この状態が図11に示されている。
(本発明の変形)
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、2足走行玩具などにも適用できることは勿論である。
第1実施形態の走行玩具を後方から見た場合の斜視図である。 図1の走行玩具の一部を切り欠いて示す斜視図である。 図1の走行玩具の内部機構を示す平面図である。 図1の走行玩具の内部機構を示す側面図である。 第2実施形態の走行玩具の側面図である。 図5の走行玩具の胴体を取り除いた状態を示す斜視図である。 図5の走行玩具の胴体を取り除いた状態を示す斜視図である。 図5の走行玩具の胴体を取り除いた状態の背面図である。 第3実施形態の走行玩具の側面図である。 図9の走行玩具の胴体を取り除いた状態を示す斜視図である。 図9の走行玩具の胴体を取り除いた状態を示す斜視図である。 図9の走行玩具の胴体を取り除いた状態の背面図である。
符号の説明
1,101,201 走行玩具
2,102,202 胴体
3,103,203 前脚
4,104,204 後脚
5,105,205 モータ
15,19,118,217 ワンウェイクラッチ
113,212 遊星歯車
C クラッチ

Claims (3)

  1. モータ動力でもって左右の脚を前後に揺動動作させて走行する走行玩具において、左右の脚をそれぞれ1つのリンクとする互いに独立した2つの揺動スライダクランク機構を有し、前記2つの揺動スライダクランク機構のそれぞれのクランクを前記モータの一の方向への回転によって互いに同方向に回転させて前進又は後進するとともに、前記2つの揺動スライダクランク機構のそれぞれのクランクを前記モータの逆方向への回転によって互いに逆方向に回転させて旋回するように構成したことを特徴とする走行玩具。
  2. モータ動力を前記2つの揺動スライダクランク機構のうち一方の揺動スライダクランク機構のクランクへ伝達するための第1の動力伝達機構と、一のワンウェイクラッチを含み前記モータの一の方向への回転の際に当該一のワンウェイクラッチを介して前記第1の動力伝達機構に連係して他方の揺動スライダクランク機構のクランクを前記一方の揺動スライダクランク機構のクランクと同方向に回転させるための第2の動力伝達機構と、他のワンウェイクラッチを含み前記モータの逆方向への回転の際に当該他のワンウェイクラッチを介して前記第1の動力伝達機構に連係して前記他方の揺動スライダクランク機構のクランクを前記一方の揺動スライダクランク機構のクランクと逆方向に回転させるための第3の動力伝達機構とを備えることを特徴とする請求項1に記載の走行玩具。
  3. モータ動力を前記2つの揺動スライダクランク機構のうち一方の揺動スライダクランク機構のクランクへ伝達するための第1の動力伝達機構と、ワンウェイクラッチを含み前記モータの一の方向への回転の際に当該ワンウェイクラッチを介して前記第1の動力伝達機構に連係して他方の揺動スライダクランク機構のクランクを前記一方の揺動スライダクランク機構のクランクと同方向に回転させるための第2の動力伝達機構と、遊星歯車を含み前記モータの逆方向への回転の際に前記第1の動力伝達機構の動力を当該遊星歯車を介して前記他方の揺動スライダクランク機構のクランクに伝達し当該クランクを前記一方の揺動スライダクランク機構のクランクと逆方向に回転させるための第3の動力伝達機構とを備えることを特徴とする請求項1に記載の走行玩具。
JP2004023479A 2004-01-30 2004-01-30 走行玩具 Expired - Lifetime JP4283695B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004023479A JP4283695B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 走行玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004023479A JP4283695B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 走行玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005211418A true JP2005211418A (ja) 2005-08-11
JP4283695B2 JP4283695B2 (ja) 2009-06-24

Family

ID=34906484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004023479A Expired - Lifetime JP4283695B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 走行玩具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4283695B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012094830A1 (zh) * 2011-01-10 2012-07-19 Lin Rizhuang 一种玩具驱动机构
CN109958744A (zh) * 2019-04-12 2019-07-02 苏州鼎智瑞光智能科技有限公司 一种脉动式无级变速器及其非圆齿轮的优化方法
CN110435785A (zh) * 2019-07-31 2019-11-12 山东科技大学 一种齿轮式行走装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012094830A1 (zh) * 2011-01-10 2012-07-19 Lin Rizhuang 一种玩具驱动机构
CN109958744A (zh) * 2019-04-12 2019-07-02 苏州鼎智瑞光智能科技有限公司 一种脉动式无级变速器及其非圆齿轮的优化方法
CN109958744B (zh) * 2019-04-12 2021-08-03 苏州鼎智瑞光智能科技有限公司 一种脉动式无级变速器及其非圆齿轮的优化方法
CN110435785A (zh) * 2019-07-31 2019-11-12 山东科技大学 一种齿轮式行走装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4283695B2 (ja) 2009-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4490341B2 (ja) リンク装置および搬送ロボット
JP4823308B2 (ja) 無段変速機
JP2009285825A (ja) 歩行ロボット
JPH07227482A (ja) 2足歩行ロボット
JP2010213894A (ja) 遊技機用可動演出装置及びそれを備えた遊技機
JP2004283940A (ja) 協調駆動機構およびそれを用いたロボット用関節機構
JP4283695B2 (ja) 走行玩具
TW201132549A (en) Planetary gear mechanism for a bicycle internal hub transmission
JP2004231043A (ja) 全方向移動車
CN106628093A (zh) 手动、自动双模式方向盘
KR20150009749A (ko) 수동변속기의 웨이트 회전 구조
KR19990077750A (ko) 자전거의 주행 및 가속장치
KR101566579B1 (ko) 무체인 자전거의 동력전달장치
JP6533455B2 (ja) 管理機
KR101543169B1 (ko) 이중 시프트 포크 구조
JP2006122434A (ja) 走行玩具
JP2007044358A (ja) 自走式スケートボード
KR20150043786A (ko) 구동력 증대용 동력전달장치 및 이를 포함하는 자전거
KR100955893B1 (ko) 복합 구동 자전거
JP2004009807A (ja) 変速操作装置
JP2968420B2 (ja) 2足歩行ロボット
JP2006198159A (ja) 走行玩具
JP4536395B2 (ja) マニュアルトランスミッションのリバースシフト機構
JP2005280591A (ja) 自転車用変速装置
JP6002605B2 (ja) 無段変速機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4283695

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140327

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250