JP2005211320A - 掲示具並びに吊り掛け具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 (1)掲示具が取り付いた箇所の手前側に、紙片の上端を留め付けるかたちで掲示したい。(2)掲示具が取り付いた箇所の手前側に、傾きをもたせたかたちで掲示したい。(3)掲示具が取り付いた箇所の直上(近接した位置)に、真っ直ぐに、あるいは傾きをもたせたかたちで掲示したい。
【解決手段】
(1)共に挟み入れ口が下に向く挟み合いを、裏側と表側に背中合せにもつものとした。(2)基部とする受け支えの裏側と表側、あるいは上半と下半、あるいは中折りした受け支えの両片に、それぞれ受け支えの縁あるいは側面から張り出して折れ曲り、受け支えの側面と挟み合う挟み合いをもつものとした。(3)折れ曲って挟み合う2組の挟み合いを、挟み合いの基端と基端、あるいは基端と末端、あるいは基端と側部で連ねもつ、あるいは継ぎもつものとした。
【選択図】
【図1】


































Description

スーパー、コンビニ、ドラッグストアーなどで使用している商品陳列棚の柵板あるいは柵棒に、チラシや値札などの紙片を掲示するために使用する掲示具についてである。
柵板あるいは柵棒は、商品陳列棚の正面手前側の縁に、商品がずり落ちないように張られているもので、主として縦幅が2〜5センチほど、板厚が1〜5ミリほどの横長の板で、主にプラスチックの透明板が用いられている。柵棒は柵板に替わり、1段から3段に張ったもので、径が3〜5ミリほどの丸鋼で、主としてステンレス棒が用いられている。
本発明の掲示具は、折り曲りで挟み合う2つの挟み合いを一体にもつものについてである。1つは掲示具自体が取り付くための挟み合い(以下、挟み合いA、あるいは取り付き部とも云う)で、もう1つは紙片を留め付けて掲示するための挟み合い(以下、挟み合いB、あるいは留め付け部とも云う)である。
従来、掲示紙片を留め付けるものとして、バネを組み合せてつくった2組のクリップを、取っ手部分と取っ手部分で直接に継ぎ合せたものや、その中間に延長棒を継ぎ入れたもの、あるいはバネを組み合せてつくったクリップの取っ手部分に、二手に折れて挟み合うものを継ぎ合せたものなどがあるが、いずれのものも挟み付けた縁から、取っ手部分が突き出てしまうものである。
板状体を山形に折り曲げたもので、折り畳める取っ手をもつもの(実開昭53−012018)もあるが、付け外しの都度、取っ手を起こしたり寝せたりする面倒をもつものである。
従来、柵板及び柵棒の手前側や直上の近接した位置に、掲示できる適切な掲示手段がなかった。
取っ手をもたないものとしてプラスチックの板片を三つ折りした如きのもので、それ自体の取り付き口と、掲示紙片の留め付け口をもつものがあるが、掲示紙片を下端から挟持するもので、限られた縦サイズの紙片を掲示することしかできない。
特願2002−257156 特願2003−310743 特願2003−417650
(1)取り付く対象(柵板)の厚みに多少の異なりがあっても、それに対応して取り付くことができるものとする。
(2)掲示具が取り付いた箇所の手前側に、紙片の上端を留め付けるかたちで掲示できるものとする。
(3)掲示具が取り付いた箇所の手前側に、傾きをもたせたかたちで掲示できるものとする。
(4)掲示具が取り付いた箇所の直上(近接した位置)に、真っ直ぐに、あるいは傾きをもたせたかたちで掲示できるものとする。
本発明は以上の課題を解決し、軽便に使用できるものを具現することを目的とするものである。
この発明は、折り曲って挟み合う2つの挟み合いを一体にもつ構成、並びに、取付き部の構成についてである。
その1。 折れ曲って挟み合う挟み合いを、裏側と表側に背中合せにもつ。挟み合いは、共に同じ方向に向く挟み入れ口をもつ。以上の如き構成からなるもの(請求項1)とした。図1〜11に示す如きもので、課題(1),(2)を解決するものである。
図1〜11に示すものは、掲示紙片の上端を留め付け、紙片が垂れ下がるかたちで、掲示具が取り付いた手前側に掲示するものである。本来であれば、1つの挟み合いのものでありたいところであるが、折り曲って挟み留めるものはバネを組み合せたクリップと違い、基本的には嵌め付けるかたちのものであるから、嵌め挟む対象の厚みに対して適応力が小さく、あるいは適合幅が狭く、きつすぎたり、ゆるすぎたりになりがちである。
1つの挟み合いのものであった場合、留め付けた掲示紙片を脱落させないように、しっかり留め付けるものにすると、挟み入れ口が硬く、あるいは閉じ加減のものになって、腰の弱い紙片などは挟み付けできないものになり、挟み入れ口を緩く、あるいは開き加減のものにすると、留め付けに役立たないものになってしまう。このことを解決するために、共に挟み入れ口が下に向く2つの挟み合いを裏表にもつものとした。裏側に掲示具自体が取り付くための挟み合いをもち、表側に掲示紙片を留め付ける挟み合いをもつものとした。
取り付き対象(柵板)の厚みの違いに対応できるように、バネにゆとりをもたせたものとした。図1〜4に示す如きもので、課題(1),(2)を解決するものである。
二手に折れて挟み合う2つの挟み合いを、中側と外側に入れ子状にもつもので、中側には、直状あるいは平たい形状の受け側と、折り曲りの稜で受け側に押え付く押え側とからなる挟み合い(留め付け部)をもち、外側には中側の挟み合いの押え付き付近から折り返り、中側の挟み合いの外側に跨ぎ張る外枠と、中側の挟み合いの外側(裏側あるいは上端)とで挟み合う挟み合い(取り付き部)をもつもの(請求項2)である。挟み合いの折り曲りは入れ子状にもち、挟み合い(挟み入れ口)は裏側と表側に背中合せにもっているものである。
外側の挟み合い(取り付き部)は、中側の挟み合い(留め付け部)の押え付き付近から折り返り、押え側とに間隔を取って大きく迂回し、中側の挟み合いの裏側あるいは上端と挟み合う挟み合い(取り付き部)をもたせたものである。バネが弾力的に働くと共に、厚さの異なる柵板あるいは太さの異なる柵棒に対応するためのゆとりをもたせたものである。
その2。直状あるいは平たい形状の受け支え(基部)の裏側と表側、あるいは上半と下半、あるいは中折りした受け支えの両片に、それぞれ、受け支えの縁あるいは側面から張り出して折り曲り、受け支えの側面と挟み合う挟み合いをもつ。以上の如き構成からなるもの(請求項3)とした。図5〜20に示す如きもので、課題(2),(3),(4)を解決するものである。
図5〜13に示すものが裏側と表側にそれぞれ挟み合いをもつものである。図11〜14に示すものが裏側と表側、あるいは上半と下半にそれぞれ挟み合いをもつものである。掲示具が取り付いた取り付き面に添って真っ直ぐに掲げ上げて掲示するものである。図15〜17に示すものが上半と下半、あるいは中折りした受け支えの両片にそれぞれ挟み合いをもつもので、掲示具が取り付いた縁の直上に傾きをもって掲げ上げ、掲示するものである。図18〜20に示すものが、中折りした受け支えの両片にそれぞれ挟み合いをもつもので、掲示具が取り付いた手前側に傾きをもって掲示するものである。
その3。折れ曲って挟み合う2組の挟み合いを、挟み合いの基端(二手に折り曲って挟み合う折り曲り部分の突端)と基端、あるいは基端と末端(二手に折り曲って挟み合う片側の末端)、あるいは基端と側部で連ねもつ、あるいは継ぎもつ。以上の如き構成からなるもの(請求項4)とした。図13〜27に示す如きもので、課題(3),(4)を解決するものである。
図13〜16、18、20〜22、24〜27に示すものが、基端と基端で連ねもつ、あるいは継ぎもつものである。図17、19に示すものが、基端と末端で連ねもつ、あるいは継ぎもつものである。図23に示すものが、基端と側部で連ねもつ、あるいは継ぎもつものである。図21〜27に示すものは、2組の挟み合いをジョイントで継ぎもつものである。内、図21〜26に示すものは、蝶番あるいは車輪関節の如きジョイントで継ぎもったもので、前後に傾きを変えられるものである。図27に示すものは、一般的に使用されている球関節の如きのジョイントで継ぎもったもので、前後左右に傾きを変えられるものである。
以上、図1〜27をもって、この発明における2つの挟み合いの係りと構成について説明した。以下、図28〜42に示すのは、図1〜27と同じく2つの挟み合いの係りと構成についての説明とともに、取り付き部について図5〜27のものに代替できる構成を説明する。
図28〜32に示すものは、二手に折り曲りの枠をもち、直状あるいは平たく張った側の端あるいは枠の入り口付近から枠の内に曲り込みの押え、あるいは抑えをもち、相対側と挟み合う構成の、挟み合い(取り付き部)をもつもの(請求項5)である。
図28〜32は、掲示具が取り付いた手前側に、傾きをもって掲示するための土台となる挟み合い(取り付き部)をもたせたものである。挟み合い自体の形態が、傾きの形状をつくり易い上に余分な図体にならないものであることから、傾きをもたせる掲示具の土台部としたもので、図18〜20の取り付き部に代替することができる。
図28、29は内に曲り込み、その稜で相手側に押え付くもので、相手側は平たい形状をもつ受け側であること、即ち、受けと押えとの挟み合いをもつものである。
図29は、図28のように2つの挟み合いをもつものとせず、この土台部(取り付き部)だけを独立したものとし、傾きをもった平らかな外面をつくり、糊つきのラベルなどを直貼りして使用することなどもできるとした例である。
図30、31は内に曲り込みの平らかな抑え(受け反し)をもつもので、相手側は稜で押え付く押え側であること、即ち、抑えと押えとの挟み合いをもつものである。
図30、31の挟み合いは、柵板に挟み付けた状態に於いて、柵板(の縁)が挟み合いの最奥に嵌まり込んで、掲示具がぐらつかないように挟み合いの奥につぼまりをもつことが必要である。また、抑え(の先端)は、抑えが張り出した側に間隔をとった状態をもたせておき、柵板を嵌め挟んで押し戻された段階で、抑えの傾きが挟み合いの最奥に向いた状態、そして、抑えの先端がしっかり柵板に抑え付いている状態にあるように構成することが大切である。
図31は、図30のように2つの挟み合いをもつものとせず、この土台部(取り付き部)だけを独立したものとし、傾きをもった平らかな外面をつくり、糊つきのラベルなどを直貼りして使用することなどもできるとした例である。
図32は、内に曲り込みの平らかな抑え(受け反し)をもつもので、相手側は平らかな面をもち、挟み入れ口がやや狭まったかたちで、その先端が外に反り曲りをもつもの(押え)になっている。柵板に取り付けた場合であれば、図30の場合と同じく抑えと押えとの挟み合いをもつものである。柵棒に取り付けた場合であれば、最奥に嵌め挟むかたちで取り付くことになるので、外側の押えは受けに変り、受けと抑えの挟み合いをもつものになる。図28〜31は、柵板に取り付くものであるが、図32は柵板及び柵棒のどちらにも使用できる挟み合いをもつものである。
また、図32は、図30を図31にしたように、シンプルな形で土台部(取り付き部)だけを独立したものとし、糊つきのラベルなどを直貼りして使用することなどもできる。尚、図32は傾きをつくらない形で使用することもできる。
図33〜35に示すものは、間をあけて二手に折れ、間隔をとって向い合う挟み合いの枠をもち、枠内の中間に、内側から突っ張らない形で枠内を閉じ仕切るところの入り止めをもつ構成の、挟み合い(取り付き部)をもつもの(請求項6)である。
図33〜35は、挟み合いのバネが効果的に働くようにしたものである。柵棒及び柵板に取り付くことができるが、主として柵棒に使用するものである。図8で示す取り付き部を発展させたものである。図8の場合であれば、柵棒に取り付けたとき、最奥に嵌まり込んでしまい、バネは全く効かないものになってしまう。そして、ゆるいか、きついかのどちらかになり、しっくりしない状態での使用になってしまうが、中間に入り止めをもつことで、バネを生かした挟み合いをもつものになる。図33は横から突き出した入り止めをもつもの。図34は縦に突き出した入れ止めをもつものである。
図33、34の挟み合い(取り付き部)は、図5〜27の取り付き部に代替して使用しうるものである。図35に示すように、吊り掛け具などの取り付き部に応用することもできる。
図36〜38に示すものは、間をあけて二手に折れ、間隔をとって向かい合う外枠をもち、片側の端、あるいは外枠の入り口付近から枠の内に曲り込み、枠の両内側に一定の間隔をとって真っ直ぐ、あるいは平たく延びて最奥まで入り、相対側と挟み合うところの抑えをもつ構成の、挟み合い(取り付き部)をもつもの(請求項7)である。
図36〜38は、挟み合いの奥に入るほどバネが緩くなる挟み合い(取り付き部)のものである。柵棒に取り付いて掲示するのに適したもので、挟み付け易く脱落しにくい挟み合いをもつものである。
図36、37の取り付き部の挟み合いは、図5〜27の取り付き部に代替して使用しうるものである。図38に示すように吊り掛け具などの取り付き部に応用することもできる。
図38〜42に示すものは、板状の基部(受け支え)から、鉤型の枠が間をあけて二手に張り出し、鉤先と鉤先との間に僅かな間隔をとって、四角い枠をつくるかたちに張った構成の挟み合い(取り付き部)をもつもの(請求項8)である。
図39〜42は、柵棒に取り付く挟み合い(取り付き部)をもつものである。柵棒をくわえ込むかたちで挟み付くもので、押し込みあるいは押し開いて挟み付けるものである。上下の鉤枠はバネとして働くものであり、掛け吊るかたちで取り付けるための強度をもたせるために横幅のあるものにすると良い。
図39〜42の取り付き部は、図9〜10、18〜20の取り付き部に代替しうるものである。図41、42は2つの挟み合いをもつものとせず、取り付き部だけを独立したものとし、糊つきのラベルなどを直貼りして使用することなどもできるとした例である。
(1)折り曲って挟み合う掲示具であるが、取り付き対象の挟み幅(柵板や柵棒の厚みや太さ)に対して弾力的に対応できるものを得た(図1〜3、30〜32、36〜38)。
(2)掲示具が取り付いた箇所の手前側に掲示でき、掲示紙片の上端を挟持でき、取り付いた箇所の直上(縁上)に大きな突き出しをもたないで、掲示できるものを得た(図1〜10、18〜20、28、32〜34、36、39、40)。
(3)掲示具が取り付いた箇所の手前側に、傾きをもたせたかたちで掲示できるものを得た(図18〜20、21、22、24〜26、28〜32)。
(4)掲示具が取り付いた箇所の直上(近接した位置)に、真っ直ぐに、あるいは傾きをもたせたかたちで掲示できるものを得た(図11〜17、21〜27)。
(5)折り曲りの挟み合いでなる、シンプルで実用できる掲示具を得た。
以下、本発明の実施の形態を図を追って説明する。
図1〜4に示すものは、挟み合いAを外側に、挟み合いBを中側に、入れ子状にもったものであるが、挟み入れ口の面から挟み合いは裏側と表側にもつものでもある。図1〜4は、挟み合いAに大きな特徴をもたせたものである。挟み合いAは、挟み合いBの押え側から張り出して、挟み合いBの外側を迂回し、挟み合いBの裏側(受けの外側)に延びて張り、挟み合いBの裏側あるいは上端との間で挟み合いをするとしたものである。大きく迂回することで弾力的なバネをもつものとした。また、異なる柵板の厚みに対応するためにゆとりをもつものとした。ゆとりのかたちは挟み合いBの押え側に間隔をとって迂回している間隔にある。
中側の挟み合いBは、図1,2,3,4とも共通に、受けと押えとで挟み合うものである。外側の挟み合いAは、図1の場合、折り曲りの稜で挟み合いBの裏側に押え付く押えをもち、受けの裏側と押えとで挟み合うかたちの挟み合いをもつものである。図2の場合、挟み合いBの裏側に平行して延びる抑えをもち、挟み合いBの裏側と抑えとで板挟み状に挟み合う挟み合いをもつものである。
因みに、前項及びその他の箇所で「押え付く」と云う語句を使用しているが、この語句は、押えが、必ずしも受け側に接触していると云う意味ではない。最初から挟み入れ口を開き加減にしたもの、あるいは挟み入れ口を閉じたものなど、留め付ける対象の厚みに対応できる形態をとるもので、嵌め挟んだ状態において、受け側と押えとで、その対象を挟み留めることができるものとした形状、あるいは形態をもつと云う意味である。
図2の挟み入れ口は、内奥と同じ間口のもので丸い径の柵棒に取り付くのに向いてるが、嵌め付く対象が角(かど)をもつ柵板の場合には、角が引っ掛ってスムーズに使用することはできない。図3のように挟み入れ口を外側に反り曲るものにしておくことで、柵板にも挟み付けることができるものになる。
因みに、柵棒、柵板に共用するかたちとして、図3のように内奥幅に対し、挟み入れ口の間口幅を狭めのものにしておくと良い。図3の抑えは、図1の押えと図2の抑えを折衷した形状のものである。図4は、図2の形を発展させたものである。図2では挟み合いAを挟み合いBの裏側にもつものとしているのに対し、図4では挟み合いAを挟み合いBの上にもつものとしている。図2は柵棒の手前側に掲示するものであるのに対し、図4は柵棒に吊り下げるかたちで柵棒の下に掲示するものである。
図1は柵板に取り付けて使用するもの。図2,4は柵棒に取り付けて使用するもの。図3は柵板及び柵棒に取り付けて使用できるものである。
図5〜11は、共に下に向く挟み入れ口をもつ挟み合いを裏側と表側にもつものである。そして図5〜8で説明したいことは、外側に反り曲りの稜で押え付く押えをもつもの、内に曲り込みの稜で押え付く押えをもつもの。受け支え側に平行に張る抑えをもつものを取り合せて図示したが、いずれの形のものも挟み合いAあるいは挟み合いBのどちらに、どのように取り合せすることもできると云うことである。但し、図8の挟み合いAに示す抑えでは、掲示紙片を留め付けることはできないので、挟み入れ口が共に下を向く掲示具に採用することはできない。
紙片の上端を留め付け、紙片を垂れ下げて掲示する場合、図5〜8に示すように縦細にしたものをペア(あるいはダブル)で使用し、紙片上端の適宜の箇所を留め付けるかたちで、掲示紙片の横幅に係りなく使用することができる。
掲示具をシングルで使用する場合、図9、10、11に示すように横幅をもたせたものにすると良い。掲示紙面にできるだけ覆い被さらないものとして、挟み合いBの押えを縦細のものにする場合は、図10に示すように掲示紙片の肩が左右で上下しないよう、挟み合いの最奥に水平肩をもつと良い。
図5では、挟み合いAの押えを深く入るものとし、挟み合いBの押えを浅く入るものとして図示した。挟み合いAは取り付き側になるので、当然、薄い紙片を留め付ける側の挟み合いBより弾力的にバネが効いたもの、そして柵板の厚みに対応できるように配慮する必要がある。勿論、極く薄めの柵板に取り付けて使用するような利用範囲を狭めて使用するもの、あるいは柵板なみに厚めの紙片(段ボール紙など)を掲示する場合のものは、挟み合いAと挟み合いBとを区分する必要はない。
図11、12は、裏側と表側にもつ挟み合いの位置が一部に重なりをもつほどに、掲示具が取り付いた位置の上下に近接する状態に掲示できるものとして構成した例である。図13〜17は掲示具が取り付いた直上に、そして図15〜17は、傾きをもたせたかたちで掲示できるものとした例である。
箱や容器の縁に取り付いて掲示するとき、図12、13、15の如く取り付き側の挟み合いと、留め付け側の挟み合いの押えが裏側と手前側になる形にしておけば、押えの張り出し部分が箱の内側に張り出さないことから、箱や容器の奥側の縁に取り付いて掲示するのに都合よく使うことができる。
同様に、箱や容器の手前側の縁に取り付けて掲示する上で、図14、16、17に示すように取り付きの挟み合いと、留め付けの挟み合いの押えが、共に表側になっていると都合よく使用することができる。
図18〜20は、受け支えを中折りした両片にそれぞれ挟み合いをもつものとした例である。図18、19は、挟み合いAと挟み合いBが背中合せのかたち、図20は前ならいの形に構成したものの例で、前項で説明したように使用のしかた(箱や容器の奥側の縁、あるいは手前側の縁に掲示するか)により、任意の構成のものにして良いとした例である。また、挟み合いBについても、図18は下向きの挟み入れ口、図19は上向きの挟み入れ口をもつように、図20について挟み合いBの挟み入れ口を上に向く構成にしても良く、その取り合せは任意であるとした例である。
図21〜26は、2組の挟み合いを蝶番あるいは車輪関節の如きジョイントで継ぎもつもので、前後の傾きをもたせた掲示ができ、正面から見る陳列棚などに掲示するのに適したものとして、いろいろな組み合せができるとした例である。図27は2組の挟み合いを球関節状のジョイントで継ぎもったものの例である。図21〜26の場合と同様にいろいろな組み合せをすることができる。
図28〜32は、掲示具が取り付いた箇所の手前側に、傾きをもって掲示できるものの例であるが、紙片を傾けて受け支えることから、留め付けの挟み合いの受け側(斜面部)は、幅広で縦長であることが望ましい。
図33、34は、掲示具が取り付いた手前側面に掲示するもので、紙片の上端を挟持し、紙片は垂れ下げる形で掲示するものであるから、縦長の形体のものとしているが横幅は任意で良い。図35は挟み合いAを応用した例で、棒状のものに吊り掛けて使用する吊り掛け具の取り付き部に応用できるとした例である。挟み合いのバネが効いて、しっくり取り付くことができる。ハンガーの吊り掛け部に使用するのも良い。図35は、針金を折り曲げて作った例である。
図36〜38は、主として柵棒に取り付いて掲示するための掲示具で、挟み合いの最奥に柵棒を嵌め挟み、安定した状態に挟み付けできる取り付き部をもつものである。図36は、図33、34の場合と同様、掲示具が取り付いた手前側面に掲示するもので、紙片の上端を挟持し、紙片は垂れ下げる形で掲示するものであるから縦長のものにしているが、横幅は任意で良い。図37は、挟み合いBを板ばさみ状に挟み抑えるものにし、挟み入れ口を上に向くものとしているもので、板状片を折り曲げてシンプルな形で作った例である。図38は、図36の挟み合いAを応用した例で、棒状のものに吊り掛けて使用する吊り掛け具の取り付き部に応用できるとした例である。挟み合いのバネが効いて、しっくり取り付くことができる。ハンガーの吊り掛け部に使用するのも良い。図38は、針金を折り曲げて作った例である。
図39〜42は、柵棒に取り付いて掲示するものである。手前側から押し当てて嵌め付けるものであるチャックやファスナーを端から開閉するのと同様に、端から付け外しするとスムーズに付け外しができる。上下の鉤先部は、押し込み(挟み入れ)の際には内に折れ曲り、押し込まれた後にはもとに曲り戻る弾性をもつこと、鉤元部は押し込み(挟み入れ)の際には、上下の両方、又は片方が鉤先部とともに弾力的に押し広げられて、押し込みを受け入れ、押し込まれた後にはもとに戻る弾性をもつものであることが大切である。図41、42は、挟み合いAを独立させて応用した例である。図41の場合、挟み口が突き出たものになっているが、図42のように1枚の板状にしたものにするのも良い。
商品陳列棚の柵板あるいは柵棒に取り付いて掲示することの使用に限らず、仕切り板や仕切り棒、あるいは段ボール箱の上半分をカットして、商品が入ったままの状態で、箱ごと陳列している現状があることから、段ボール箱の切り口に取り付けての掲示などにも使用できる。ことに図13、15、24〜26に示すものなどは、奥側の切り口に取り付けての掲示に使用し易いものである。
本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。 本発明の1つである掲示具の斜視図である。
符号の説明
A 掲示具自体が取り付くための挟み合い(挟み合いA、取り付き部)
Aa (挟み合いAの)受け、あるいは、受け側
Ab (挟み合いAの)押え、あるいは、押え側
Ac (挟み合いAの)抑え、あるいは、抑え側
Ad (挟み合いAの)入り止め
Ae (挟み合いAの)鉤元部
Af (挟み合いAの)鉤先部
B 紙片を留め付けて掲示するための挟み合い(挟み合いB、留め付け部)
Ba (挟み合いBの)受け、あるいは、受け側
Bb (挟み合いBの)押え、あるいは、押え側
Bc (挟み合いBの)抑え、あるいは、抑え側
C 基部(受け支え)あるいは、受け支え(基部)
Cg 水平肩

Claims (8)

  1. 折れ曲って挟み合う挟み合いを、裏側と表側に背中合せにもつ。挟み合いは、共に同じ方向に向く挟み入れ口をもつ。以上の如き構成からなる掲示具(図1〜11)。
  2. 二手に折れて挟み合う2つの挟み合いを、中側と外側に入れ子状にもつ。中側には、直状あるいは平たい形状の受け側と、折り曲りの稜で受け側に押え付く押え側とからなる挟み合い(留め付け部)をもつ。外側には、中側の挟み合いの押え付き付近から折り返し、中側の挟み合いの外側に跨ぎ張る外枠と、中側の挟み合い(留め付け部)の外側とで挟み合う挟み合い(取り付き部)をもつ。以上の如き構成からなる掲示具(図1〜4)。
  3. 直状あるいは平たい形状の受け支え(基部)の裏側と表側、あるいは上半と下半、あるいは中折りした受け支えの両片に、それぞれ、受け支えの縁あるいは側面から張り出して折り曲り、受け支えの側面と挟み合う挟み合いをもつ。以上の如き構成からなる掲示具(図5〜20)
  4. 折れ曲って挟み合う2組の挟み合いを、挟み合いの基端と基端、あるいは基端と末端、あるいは基端と側部で連ねもつ、あるいは継ぎもつ。以上の如き構成からなる掲示具(図13〜20,21〜27)。
  5. 二手に折り曲りの枠をもち、直状あるいは平たく張った側の端、あるいは枠の入り口付近から枠の内に曲り込み、相対側と挟み合うところの押え、あるいは抑えをもつ。以上の如き構成からなる挟み合い(取り付き部)をもつ掲示具(図28〜32)。
  6. 間をあけて二手に折れ、間隔をとって向い合う枠をもつ。枠内の中間に、内側から突っ張らない形で枠内を閉じ仕切るところの入り止めをもつ。以上の如き構成からなる挟み合い(取り付き部)をもつ掲示具、並びに吊り掛け具(図33〜35)。
  7. 間をあけて二手に折れ、間隔をとって向い合う枠をもつ。片側の端、あるいは枠の入り口付近から枠の内に曲り込み、枠の両内側に一定の間隔をとって真っ直ぐ、あるいは平たく延びて最奥まで入り、相対側と挟み合うところの抑えをもつ。以上の如き構成からなる挟み合い(取り付き部)をもつ掲示具、並びに吊り掛け具(図36〜38)。
  8. 板状の基部から、鉤形の枠が間をあけて二手に張り出し、鉤先と鉤先との間に僅かな間隔をとって、四角い枠をつくるかたちに張った挟み合いをもつ。以上の如き構成からなる取り付き部(挟み合い)をもつ掲示具(図38〜42)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100800967B1 (ko) * 2006-10-04 2008-02-05 신동수 티포티잇
JP2009285205A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Mandom Corp 展示物品保持具

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