JP2005211018A - ペット等の***物処理材及び***物処理材組成物並びに***物処理材の製造方法 - Google Patents

ペット等の***物処理材及び***物処理材組成物並びに***物処理材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ペット等が蹴ってもペット用トイレ等の容器からこぼれ難く、こぼれても転がり難く飛散せず衛生性に優れ、また掃除等を容易に行うことができ清掃性に優れ、さらに敏感な猫等のペットの足の裏に刺激を与えたり傷つけたりし難く、猫等が砂遊びをする感覚で好んで***を行うため***の習慣付けが行われ易いペット等の***物処理材を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のペット等の***物処理材は、ペット用トイレ容器等に敷設して用いる***物処理材であって、短径4〜6mm、長径6〜10mm、長さ8〜15mmの扁平なペレット状に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ペット等の***物処理材及び***物処理材組成物並びに***物処理材の製造方法に関するものである。
近年、ペットや家畜の糞尿が原因の悪臭を除去したり、糞尿を固化させて掃除を簡便に行うために、ペット用トイレ(箱状容器)や鶏舎や豚舎に敷設して用いる***物処理材が研究開発され用いられている。
従来の技術としては、(特許文献1)に「植物成分を粉砕した穀物粉末、木粉等や植物成分の炭化物である焼却灰、石炭灰等を粉状又は顆粒状にしたベース層を敷設し、おから、コンスターチ等を主原料としてペレット状に成形した表面層をベース層の上から敷設して、ベース層と表面層の二層構造にした小動物の***物処理材」が開示されている。
(特許文献2)には「セメント等の石灰質材料と、フライアッシュ等の珪酸塩材料と、発泡剤と、水と、を混合したものを発泡凝固させ、高温,高圧,蒸気下で養生した後に粒状化させて得られたペット動物用***物処理材及びその製造方法」が開示されている。
(特許文献3)には「石炭灰及び/又は使用済石炭系排ガス処理剤に、消石灰,生石灰,石膏,火山灰のいずれか1種以上を混合し、水和硬化して得られた脱臭剤及びその製造方法」が開示されている。
(特許文献4)には「焼却灰と、セメント系固化材と、アルカリ金属塩,アルカリ土類金属塩,ゼオライトのいずれか一種を含有するものを混練造粒し、養生して得られたペット等の糞尿処理材組成物及びその製造方法」が開示されている。
特開2002−253077号公報 特開昭61−74528号公報 特開平4−176466号公報 特開2003−023894号公報
しかしながら上記従来の技術では、以下のような課題を有していた。
(1)(特許文献1)に記載の技術では、粉状や顆粒状に形成されたベース層の上からおから、コンスターチ等を主原料としてペレット状に成形した表面層を敷設して二層構造としているため、ペット等が足で蹴ったりかき回したりするとベース層と表面層が混ざり合い二層構造が崩れ易く、このため粉状や顆粒状に形成されたベース層が敷設された容器の周囲に飛散し易く掃除の手間を要するという課題を有していた。また、二層構造が崩れると、尿を吸収したベース層がペット等の足に付着してしまうという課題を有していた。
(2)(特許文献2)に記載の技術では、養生固化されたケーキをカッターあるいは破砕機で細断するので角張っており、尖った形状よりも滑らかな形状を好む敏感な猫等の足の裏に刺激を与えたり傷つけたりするため、ペット用トイレに用いた場合は、猫等が嫌がってその中で糞尿を行わないという課題を有していた。
(3)(特許文献3)に記載のペット等の***物処理材は、燃焼灰を石膏で硬化させているため、その方法で得られる***物処理材の機械的強度が小さく、ペット等が踏みつけたときには粉化し易くペット等の足に付着し易く掃除の手間を要するという課題を有していた。
そこで、本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、発明を完成させ(特許文献4)の特許出願を行った。
(特許文献4)に記載の技術は、石炭灰等の燃焼灰と、セメント系固化材と、アルカリ金属塩,アルカリ土類金属塩,ゼオライトのいずれか一種とを含有するものを混練造粒し、養生することにより、害虫や黴等の繁殖を防止し清潔性や、機械的強度を有し粉化せず取扱性に優れ、交換頻度が少なく作業性に優れるとともに脱臭性と防臭性に優れたペット等の***物処理材を与えるが、形状が略球状であるため、猫等の***行動後の習性で***物処理材を蹴ることにより、ペット用トイレ等の容器からこぼれて転がり易いという課題があることがわかった。また、ペット等が踏みつけたときに燃焼灰が足に付着し易く、汚れやすいので掃除に手間が掛かるという課題があることがわかった。さらに、セメント系固化材を含有するため嵩密度が大きく重量が大きいため搬送性が低下するという課題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、ペット等が蹴ってもペット用トイレ等の容器からペット等の***物処理材が容器の外にこぼれ難く、こぼれても転がり難く飛散せず衛生性や清掃性に優れるペット等の***物処理材を提供することを目的とする。
また、本発明は、防虫性や防臭性に優れ、搬送性がよく、後処理の作業性に優れ、またペット等が砂遊びをする感覚で好んで***を行うため***の習慣付けが行われ易いペット等の***物処理材組成物を提供することを目的とする。
また、本発明は、ペット等の足が汚れ難く衛生性や清掃性に優れるペット等の***物処理材の製造方法を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するためにペット等の***物処理材及び***物処理材組成物並びに***物処理材の製造方法は、以下の構成を有している。
本発明の請求項1に記載のペット等の***物処理材は、ペット用トイレ容器等に敷設して用いる***物処理材であって、短径4〜6mm、長径6〜10mm、長さ8〜15mmの扁平なペレット状に形成された構成を有している。
この構成により、以下のような作用が得られる。
(1)猫等は***後に足の裏で周囲の砂を蹴って糞を埋めて隠そうとする習性があるが、形状が短径4〜6mm、長径6〜10mm、長さ8〜15mmの扁平なペレット状なので、猫等が蹴り易く糞等を埋め易いため糞等が***物処理材で覆われ易く露出するのを防止することができ、また、ペット用トイレ等の容器からこぼれても転がり難いので、周囲に飛散することがなく清掃性に優れる。
(2)形状が短径4〜6mm、長径6〜10mm、長さ8〜15mmと大きいので、猫等の指等の間に入り込み難いため、ペット等の足に引っ掛かってペット等の出入りによってペット用トイレ容器等の周囲に***物処理材が散乱するのを防止することができる。また、猫等の指等の間に入り込み難いため、ペット等が指等の間に入り込んだ***物処理材を外そうとして足をばたつかせ、敷設された***物処理材をかき回したり蹴り出したりすることがないので、ペット用トイレ等から周囲に散乱し難い。また、ペット等が砂遊びをする感覚で好んで***を行うため***の習慣付けを行い易い。
(3)ペット等の糞尿等の***物を吸収した***物処理材を長期間放置しておくと悪臭の原因となるので、ペット用トイレ容器等の中から除去する必要があるが、形状が短径4〜6mm、長径6〜10mm、長さ8〜15mmと比較的大きいので、***物を吸収・固化して塊状化した***物処理材だけでなく、***物を吸収しているが塊状化していない***物処理材も容易に摘み出して悪臭が発生するのを防止することができ快適性に優れる。
ここで、***物処理材としては、紙製、おが屑等の木製、ベントナイト,シリカゲル,ゼオライト等の無機材料製、おから等の食品廃棄物、石炭灰等の産業廃棄物等の1種又は複数種で形成されたものが用いられる。なかでも、これらの1種以上を用いて、嵩密度が0.3〜0.5g/cmになるように形成されたものが好適に用いられる。嵩密度が0.3g/cmより小さくなるにつれ、ペット等の足が埋まり込んだり周囲に散乱し易くなる傾向がみられ、0.5g/cmより大きくなるにつれ、連続気泡の量が少なくなり尿の吸水性が低下し易くなるとともに単位量当たりの重量が大きくなり持ち運びが困難となり搬送性が低下する傾向が見られるので好ましくない。
***物処理材の短径が4mmより細くなるにつれ、***物処理材が細く針状となり機械的強度が低下しペット等に踏まれるだけで折れ易くなる傾向がみられるとともに、ペット等の足に刺さり易くなりペット等の足を傷付けたり、ペット等の指等の間に入り込み易くペット等の足に引っ掛かってペット等の出入りによってペット用トイレ容器等の周囲に散乱し易くなる傾向がみられ、6mmより太くなるにつれ長径との差がなくなり断面が円形状に近づきペット用トイレ容器等の周囲に散乱した***物処理材がころがり易くなる傾向がみられるため、いずれも好ましくない。
***物処理材の長径が6mmより細くなるにつれ短径との差がなくなり断面が円形状に近づきころがり易くなる傾向がみられ、10mmより太くなるにつれ1個の***物処理材が大きくなり同一の大きさのペット用トイレ容器等に敷設できる***物処理材の量が少なくなり***物の吸収量が少なくなる傾向がみられるため、いずれも好ましくない。
***物処理材の長さが8mmより短くなるにつれ***物処理材が薄く円盤状となり機械的強度が低下しペット等に踏まれるだけで割れ易くなる傾向がみられ、15mmより長くなるにつれ1個の***物処理材が大きくなり同一の大きさのペット用トイレ容器等に敷設できる***物処理材の量が少なくなり***物の吸収量が少なくなる傾向がみられるとともに、長くなるため猫等が蹴り難く糞等を埋め難いため、糞等が***物処理材で覆われ難く露出して見栄えが悪く非衛生的になる傾向がみられるため、いずれも好ましくない。
なお、長径と短径の差は、2mm以上あるのが好ましい。扁平させて転がり難くするためである。
***物処理材としては、ペレット状の角部が丸みを帯びた形状に形成されている。これにより、敏感な猫等の足の裏に刺激を与えたり傷付けたりするのを防止するとともに、猫等が砂遊びをする感覚で好んで***を行うため***の習慣付けを行い易い。さらに、角部がないので、従来のように角部が欠け落ちて塵等が発生するのを防止することができる。
***物処理材の使用対象となるペット等としては、各家庭やペット販売店,動物園,養豚場等の飼育場で飼育されている猫,犬,ハムスター,モルモット,兎,鼠,栗鼠,猿,牛,豚,鶏等が挙げられる。
本発明の請求項2に記載のペット等の***物処理材組成物は、請求項1に記載のペット等の***物処理材の製造用組成物であって、(a)石炭灰と、(b)木粉と、(c)粘土,澱粉及びその誘導体,セルロース及びその誘導体のいずれか1種以上の結合剤と、を含有した構成を有している。
この構成により、請求項1で得られる作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)石炭灰を含有しているので、石炭灰に含有されるホウ素、ハロゲン化物、ZnOや紫外線との作用で強い抗菌性を有するTiO等の抗菌性物質が、***物処理材に付着した糞尿による雑菌や害虫等の繁殖を防止し衛生性に優れる。
(2)石炭灰は土の臭いに似た匂いを有するので、猫等の小動物が好んでその上に乗って***行動を行う。
(3)石炭灰は灰中の石膏の作用による自己硬化性が大きいため、水等とともに混練し造粒することによって造粒物に高い機械的強度を付与することができる。
(4)木粉を含有しているので、吸水性,保水性に優れるとともに防虫性や防臭性に優れ、また軽量化することができ、さらに廃棄物として処理するときには焼却することができ衛生的である。
(5)粘土,澱粉及びその誘導体,セルロース及びその誘導体のいずれか1種以上の結合剤を含有しているので、水分を加えて混練することにより、石炭灰や木粉等を相互に結着して所望の形状と所望の嵩密度を有する***物処理材を容易に得ることができる。
ここで、石炭灰としては、石炭を主として使用する発電装置やガス化装置等の燃焼装置で生じるクリンカーやベッド灰、フライアッシュ等が使用される。好ましくは、流動床燃焼装置や微粉炭燃焼処理装置等の燃焼装置における燃焼ガス流路で脱塵を行うサイクロンで捕捉されたサイクロン灰,サイクロンの下流の燃焼ガス流路に配設されたセラミックチューブフィルタ(CTF)で捕捉されたCTF灰,さらに下流の電気集塵機(EP)で捕捉されたEP灰,煙突入口前のバグフィルタが配設されたバグハウス(BH)で捕捉されたBH灰等のフライアッシュ、流動床燃焼装置等の炉底部から抜き出されたベッド灰等が用いられる。なかでも、サイクロン灰やCTF灰等のフライアッシュは、粒径が30〜150μmと細かな略球状の形状に調整されているので、混練・造粒等の処理が容易で好適に用いられる。
木粉としては、木材製材所等で発生する廃木粉を用いることができる。この廃木粉にはヒバ材や桧材の木粉が含まれ、これらの木粉には防虫効果や脱臭効果,防臭効果を有するヒバ油やヒノキチオール等を含有しているので、防虫性や脱臭性,防臭性がある。また、木粉の粒径は0.1〜1mmのものが好適に用いられる。木粉の粒径が0.1mmより小さくなるにつれ、***物処理材の製造の際、木粉が飛散し易く生産性に欠けるとともに、粉塵が発生し易くなる傾向があるので好ましくない。1mmより大きくなるにつれ、***物処理材の製造の際、***物処理材が造粒し難くなる傾向があるので好ましくない。
結合剤の粘土としては、カオリナイト,デッカイト等のカオリナイト系、メタハロイサイト,ハロイサイト等のハロイサイト系、クリソタイル,アンチゴライト等の蛇紋石系、セリサイト,海緑石等の加水雲母系、ベントナイト,モンモリロナイト,バイデライト等のモンモリロナイト系、緑泥石,マグネシウム緑泥石等の緑泥石系、パイロフィライト、タルク、バーミキュライト等の層状構造を有するアルミノケイ酸塩鉱物を主成分とする微細粒子が用いられる。水分を加えることで高い可塑性が得られ成形性に優れるからである。なかでも、ベントナイトは、膨潤型粘土鉱物であるモンモリロナイトを主成分とし、含水時に粘着性に優れ、乾燥時に剛性に優れるので好適に用いられる。
結合剤の澱粉及びその誘導体としては、コメ,ムギ,トウモロコシ等の穀類や甘藷,馬鈴薯等のイモ類等から生成される澱粉、澱粉を水とともに加熱して生成されるα化澱粉、澱粉を加熱して生成されるデキストリン、澱粉に所定の処理を施すことによって生成されるカルボキシメチルスターチナトリウム、ヒドロキシプロピルスターチ等が用いられる。澱粉及びその誘導体は、賦形性が高く、また粘着性を有するため容易に造粒できるとともに、活性が低いので石炭灰や木粉の抗菌性や防臭性等に影響を与えず、これらの特性の発現を阻害しないため好適に用いられる。特に、澱粉が好適である。澱粉を含有する混合物を加熱しながら混練することで澱粉をα化させ、これを造粒して大気中に押出すことで、原料中の水分がα化された澱粉被膜を破って急激に蒸発し膨張するので、吸水性に優れた多孔質の***物処理材を得ることができるからである。
結合剤のセルロース及びその誘導体としては、結晶セルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、酢酸セルロース、酢酸フタル酸セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテート・サクシネート、カルボキシメチルエチルセルロース、ピロキシリン、結晶セルロース・カルボキシメチルセルロースナトリウム等が用いられる。賦形性を有し石炭灰と木粉とを結合させることができるからである。なかでも、水溶性のメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム等が好適に用いられる。水分を加えて混練することで種々の形状に形成できるからである。
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のペット等の***物処理材組成物であって、(a)前記石炭灰100重量部に対し、(b)前記木粉80〜120重量部好ましくは90〜110重量部と、(c)前記結合剤10〜50重量部好ましくは20〜40重量部と、を含有した構成を有している。
この構成により、請求項2で得られる作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)石炭灰100重量部に対し、木粉80〜120重量部好ましくは90〜110重量部を含有しているので最適な吸水性,保水性を得ることができるとともに防虫性や防臭性,脱臭性に優れ、さらに軽量化することができ搬送性を高めることができる。
(2)石炭灰100重量部に対し、結合剤10〜50重量部好ましくは20〜40重量部を含有しているので、石炭灰と木粉とを結合して最適な機械的強度を得ることができ、ペット等が踏んでも壊れ難いため交換頻度を少なくでき経済性,作業性に優れるとともに、所望する嵩密度を得ることができるので***物処理材に適度な自重を与え、ペット等が***後にペット用トイレ容器等に敷設された***物処理材を蹴っても散乱し難く清潔性に優れる。
ここで、木粉の含有量としては、石炭灰100重量部に対し、80〜120重量部好ましくは90〜110重量部が好適である。木粉の含有量が石炭灰100重量部に対し90重量部より少なくなるにつれ、吸水性が低下し尿等の***物の吸収量が低下する傾向がみられ、110重量部より多くなるにつれ、吸水性は得られるものの嵩密度が小さくなり軽量化し、ペット等の足が埋まり込んだり周囲に散乱し易くなる傾向がみられる。特に、80重量部より少なくなるか120重量部より多くなると、これらの傾向が著しくなるため、いずれも好ましくない。
粘土,澱粉及びその誘導体,セルロース及びその誘導体のいずれか1種以上の結合剤の含有量としては、石炭灰100重量部に対し、10〜50重量部好ましくは20〜40重量部が好適である。結合剤の含有量が石炭灰100重量部に対し20重量部より少なくなるにつれ、***物処理剤組成物を混練・造粒して得られる造粒物の機械的強度が低下する傾向がみられ、40重量部より多くなるにつれ、造粒物の機械的強度はやや増すものの嵩密度が大きくなり重量が増す傾向がみられるとともに、石炭灰や木粉の相対的な量が少なくなり石炭灰や木粉の消臭性や防虫性等が低下する傾向がみられる。特に、10重量部より少なくなるか50重量部より多くなると、これらの傾向が著しくなるため、いずれも好ましくない。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のペット等の***物処理材組成物であって、(d)吸水性高分子粉末及び/又は(e)セルロース及びその誘導体の1種以上が塗された構成を有している。
この構成によって、請求項2又は3で得られる作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)吸水性高分子粉末やセルロース及びその誘導体が塗されているので、ペット用トイレ容器等に敷設した***物処理材の上で***された糞尿等の***物が、***物処理材の粒体間を伝って広がろうとするのを塗された吸水性高分子粉末等が素早く吸収して***物処理材の粒体を相互に結着させ塊状にすることができるので、糞尿等の***物を吸収して複数の粒体が結着した***物処理材の塊をペット用トイレ容器の外に取り出す際に取り出し易く、また必要以上の***物処理材を持ち出すことなく無駄なく使用することができる。
ここで、吸水性高分子粉末としては、澱粉系,カルボキシルメチルセルロース系,ポリアクリル酸系,ポバール系等の水溶性高分子を所定の処理によって不溶化させた澱粉−アクリロニトリル共重合体の加水分解物、澱粉−アクリル酸共重合体、メタクリル酸メチル−酢酸ビニル共重合体の加水分解物、架橋性ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸共重合体等が用いられる。
吸水性高分子粉末としては、平均粒径が1〜100μmのものが好適に用いられる。平均粒径が1μmより小さくなるにつれ、***物処理材の製造の際に飛散し易く生産性に欠けるとともに取扱性に欠ける傾向がみられ、100μmより大きくなるにつれ吸水性高分子粉末の表面積が小さいため吸水性が低下する傾向がみられるため、いずれも好ましくない。
塗されるセルロース及びその誘導体としては、水不溶性であるが膨潤性を有するカルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、クロスカルメソースソジウム、低置換度カルボキシメチルセルロースナトリウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース等が好適に用いられる。吸水膨潤性に優れるため、造粒物の表面における糞尿等の***物の吸収性を高めたり、吸水性高分子粉末と一緒に塗された場合に吸水性高分子粉末の組成物表面(粒体表面)への結着性等を向上させたりできるからである。
塗されるセルロース及びその誘導体としては、平均粒径が10〜1000μmの粉末状が好適に用いられる。平均粒径が10μmより小さくなるにつれ造粒物の表面を被覆したセルロース等で形成される被覆層の厚さが薄いため***物が***物処理材の粒体間を伝って次々に広がっていき、***物を介して結着される粒体の数が多く粒体の塊が大きくなりすぎる傾向がみられ、1000μmより大きくなるにつれ、これとは逆に造粒物の表面を被覆したセルロース等で形成される被覆層の厚さが厚いため***物の吸収量が多く***物が***物処理材の粒体間を伝って広がり難く、***物を介して結着される粒体の数が少なく粒体の塊が小さくなりすぎる傾向がみられるため、いずれも好ましくない。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のペット等の***物処理材組成物であって、(a)前記石炭灰100重量部に対し、(d)前記吸水性高分子粉末20〜40重量部好ましくは25〜35重量部及び/又は(e)前記セルロース及びその誘導体5〜25重量部好ましくは10〜20重量部が塗された構成を有している。
この構成によって、請求項4で得られる作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)石炭灰100重量部に対し、吸水性高分子粉末20〜40重量部好ましくは25〜35重量部が塗されることで、***物処理材の上で***された***物が***物処理材の粒体間を伝って広がろうとするのを塗された吸水性高分子粉末が素早く吸収するとともに***物処理材の粒体を相互に結着させ適度の大きさの塊にすることができるので、糞尿等の***物を吸収して複数の粒体が結着した***物処理材の塊をペット用トイレ容器の外に取り出す際に取り出し易く、また必要以上の***物処理材を持ち出すことなく無駄なく使用することができる。
(2)石炭灰100重量部に対し、セルロース及びその誘導体5〜25重量部好ましくは10〜20重量部が塗されることで、***物処理材の上で***された***物が***物処理材の粒体間を伝って広がろうとするのを塗されたセルロース及びその誘導体が素早く吸収するとともに***物処理材の粒体を相互に結着させ適度の大きさの塊にすることができるので、糞尿等の***物を吸収して複数の粒体が結着した***物処理材の塊をペット用トイレ容器の外に取り出す際に取り出し易く、また必要以上の***物処理材を持ち出すことなく無駄なく使用することができる。また、吸水性高分子粉末と一緒に塗されることで、吸水性高分子粉末の組成物表面(粒体表面)への結着性等を向上させることができ、尿を吸収して膨張した吸水性高分子粉末が、組成物表面から外れてペット用トイレ容器等の中へ落下するのを防止することができる。
ここで、吸水性高分子粉末の塗し量が、石炭灰100重量部に対し25重量部より少なくなるにつれ、***物処理材の上で***された糞尿等の***物が吸水性高分子粉末で吸収されるよりも早く***物処理材の粒体間を伝って広がるため、相互に結着された***物処理材の塊が大きくなり、塊をペット用トイレ容器の外に取り出す際に必要以上の***物処理材を持ち出すことになり***物処理材の使用量が増える傾向がみられる。吸水性高分子粉末の塗し量が石炭灰100重量部に対し35重量部より多くなるにつれ、***物処理材の上で***された糞尿等の***物が吸水性高分子粉末で素早く吸収されるため***物処理材の粒体間を伝って広がる***物の量が少なく、吸収した***物で結着された***物処理材の塊が小さくなり、***物を吸収した塊状の***物処理材と吸収していない***物処理材との区別を付け難く、***物を吸収した***物処理材(塊)をペット用トイレ容器の外に取り出す作業が面倒で作業性が低下する傾向がみられる。特に、20重量部より少なくなるか40重量部より多くなると、これらの傾向が著しいため、いずれも好ましくない。
セルロース及びその誘導体の塗し量が、石炭灰100重量部に対し10重量部より少なくなるにつれ、***物処理材の上で***された糞尿等の***物がセルロース等で吸収されるよりも早く***物処理材の粒体間を伝って広がるため、***物を介して相互に結着された***物処理材の塊が大きくなり、塊をペット用トイレ容器の外に取り出す際に必要以上の***物処理材を持ち出すことになり***物処理材の使用量が増える傾向がみられるとともに、結着力が小さくなるため塊が壊れ易く***物を吸収した***物処理材をペット用トイレ容器等から外に取り出し難くなる傾向がみられる。セルロース等の塗し量が石炭灰100重量部に対し20重量部より多くなるにつれ、***物処理材の上で***された糞尿等の***物がセルロース等で素早く吸収されるため***物処理材の粒体間を伝って広がる***物の量が少なく、吸収した***物で結着された***物処理材の塊が小さくなり、***物を吸収した塊状の***物処理材と吸収していない***物処理材との区別を付け難く、***物を吸収した***物処理材(塊)をペット用トイレ容器の外に取り出す作業が面倒で作業性が低下する傾向がみられる。特に、5重量部より少なくなるか25重量部より多くなると、これらの傾向が著しいため、いずれも好ましくない。
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至5の内いずれか1に記載のペット等の***物処理材組成物であって、(f)繊維状体及び/又は石膏が塗された構成を有している。
この構成によって、請求項2乃至5の内いずれか1で得られる作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)繊維状体や石膏が粒体表面に塗されているので、水分を加えることで粒体表面と強固に結着するため石炭灰等の埃が発生せず、またペット等の足に石炭灰等が付着するのを防止して床等が汚れるのを防止することができる。
(2)繊維状体や石膏が吸水性高分子粉末等と一緒に塗されていると、繊維状体や石膏が増量剤の役割を果たし、吸水性高分子粉末等を粒体表面に均一に分散させることができ均一性に優れる。
ここで、繊維状体としては、木材パルプ,リンターパルプ,ぼろパルプ,竹パルプ,バガスパルプ,ケナフパルプ,麻パルプ,わらパルプ,コウゾやミツマタ等の靭皮繊維パルプ等を構成する植物体繊維、ココナッツ繊維等の果実繊維、綿,カポック等の種子毛繊維、食品工場等で有用物が抽出され廃棄される茶葉等の食品抽出残渣、コーヒー豆,大豆,小豆等の豆類の外皮等の内いずれか1種以上が用いられる。なかでも、パルプを構成する植物体繊維、綿,カポック等の種子毛繊維、廃棄された茶葉等の食品抽出残渣、豆類の外皮等が好適に用いられる。これらは廃材等を利用しており廃材等の有効活用ができ省資源性に優れるとともに容易に安定供給できるからである。
繊維状体は、平均長さが0.1〜1mmのものが好適に用いられる。繊維状体の平均長さが0.1mmより短くなるにつれ繊維状体の形成が困難になる傾向がみられ、繊維状体の平均長さが1mmより長くなるにつれ繊維状体と高分子吸収体粉末等とが均一に分散して混合され難く均一分散性が低下する傾向がみられるため、いずれも好ましくない。
石膏としては、石炭を主として使用する発電装置等の燃焼装置から発生するSOxを低減する脱硫工程で、炭酸カルシウムを混合させることにより副産物として製造される脱硫石膏が好適に用いられる。吸水性を有するため、水分を加えることで粒体表面と強固に結着するとともに、副産物として製造され大部分が廃棄されてしまう廃棄物の有効利用となるからである。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のペット等の***物処理材組成物であって、(a)前記石炭灰100重量部に対し、(f)前記繊維状体0.01〜5重量部好ましくは0.1〜1重量部及び/又は(g)前記石膏5〜25重量部好ましくは10〜20重量部が塗された構成を有している。
この構成によって、請求項6で得られる作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)石炭灰100重量部に対し繊維状体0.01〜5重量部好ましくは0.1〜1重量部及び/又は石膏5〜25重量部好ましくは10〜20重量部が塗されているので、***物処理材の粒体表面の全体に十分に塗すことができ、石炭灰等が表面に露出する面積が小さく石炭灰等の埃が発生するのを防止することができるとともに、ペット等の足に石炭灰等が付着するのを防止して床等が汚れるのを防止することができる。
(2)繊維状体や石膏が吸水性高分子粉末等とともに塗されると、繊維状体等が増量剤の役割を果たし、吸水性高分子粉末等を均一に分散させることができる。
ここで、繊維状体の塗し量が、石炭灰100重量部に対して0.1重量部より少なくなるにつれ、***物処理材の粒体表面において被覆できない割合が増加しペット等の足が汚れ易くなる傾向や均一分散性が低下する傾向がみられ、1重量部より多くなるにつれ***物処理材の製造時に繊維状体の毛玉状の集合体が多量に形成され易くなる傾向がみられる。特に、0.01重量部より少なくなるか5重量部より多くなると、これらの傾向が著しくなるため、いずれも好ましくない。
石膏の塗し量が、石炭灰100重量部に対して10重量部より少なくなるにつれ***物処理材の粒体表面の全体に塗すことができず、石炭灰等が露出する面積が広くなるため石炭灰等の埃が発生し易くなる傾向がみられるとともに、ペット等の足に石炭灰等が付着し易くなり床等が汚れ易くなる傾向がみられ、20重量部より多くなるにつれ表面に塗されるだけでなく余剰の石膏が発生し***物処理材に混入し易くなり、石膏は吸水して発熱するため、ペット等の尿を吸収して使用時に発熱しペット等に不快感を与える傾向がみられる。特に、5重量部より少なくなるか25重量部より多くなると、これらの傾向が著しくなるため、いずれも好ましくない。
本発明の請求項8に記載の発明は、(a)石炭灰と(b)木粉と(c)粘土,澱粉及びその誘導体,セルロース及びその誘導体のいずれか1種以上とを含有する混合物に水を加え混練・造粒し造粒物を得る造粒工程と、前記造粒工程で得られた前記造粒物をセルロース及びその誘導体、吸水性高分子粉末、繊維状体、石膏の内のいずれか1種以上で塗す塗し工程と、を備えた構成を有している。
この構成によって、以下のような作用が得られる。
(1)石炭灰,木粉,粘土や澱粉等を含有する混合物に水を加え混練・造粒し造粒物を得る造粒工程を有しているので、成形性に優れ所定の形状と大きさを有する造粒物を得ることができ生産性に優れる。
(2)造粒物をセルロース及びその誘導体、吸水性高分子粉末、繊維状体、石膏の内のいずれか1種以上で塗す塗し工程を有しているので、造粒物の表面にセルロース及びその誘導体、吸水性高分子粉末、繊維状体の内のいずれか1種以上を分散させ固着させることができ、吸水性高分子粉末等の作用により吸収性に優れた***物処理材を製造することができ、また造粒物の表面を繊維状体等で塗して石炭灰等の埃が発生し難くすることができ快適性に優れる。
(3)塗し工程の後に造粒物を乾燥させる乾燥工程を備えることで、得られた***物処理材が使用前に結着して塊状化したり変形したりする不具合を防止し取扱性に優れた***物処理材を得ることができる。
ここで、造粒工程で用いられる混練・造粒装置としては、軸心水平型等のペレットミル、スクリュー押出し式のエクストルーダ等が用いられる。なかでも、スクリュー押出し式のエクストルーダが好適に用いられる。混合・加熱・加圧機能を有しているので、結合剤として澱粉を用い、この混合物を加熱しながら混練することで澱粉をα化させ、これを造粒して大気中に押出すことで、水分がα化された澱粉被膜を破って急激に蒸発し膨張して、吸水性に優れた多孔状の***物処理材を得ることができるからである。
被覆工程で用いられる被覆装置としては、シンプソンミル,ウェットパンミル,スピードマラー等のホイール型、回転ミル等のボール型,フロージェット等のブレード型,ロールミキサ等のロール型等が用いられる。
造粒工程における水の添加量は、石炭灰100重量部に対し90〜110重量部が好ましい。90重量部より少なくなるにつれ、混練が困難になり混合ムラが生じ易くなる傾向がみられ、110重量部より多くなるにつれ、成形性を悪化させ易くなる傾向がみられるため、いずれも好ましくない。
造粒物は、短径4〜6mm、長径6〜10mm、長さ8〜15mmの扁平なペレット状に形成される。
また、以上のような製造方法を経ることにより、嵩密度が0.3〜0.5g/cmの***物処理材を製造することができる。
以上のように、本発明のペット等の***物処理材及び***物処理材組成物並びに***物処理材の製造方法によれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1に記載の発明によれば、
(1)猫等は***後に足の裏で周囲の砂を蹴って糞を埋めて隠そうとする習性があるが、形状が短径4〜6mm、長径6〜10mm、長さ8〜15mmの扁平なペレット状なので、猫等が蹴り易く糞等を埋め易いため糞等が***物処理材で覆われ易く露出するのを防止することができ、また、ペット用トイレ等の容器からこぼれても転がり難いので、周囲に飛散することがなく清掃性に優れたペット等の***物処理材を提供することができる。
(2)形状が短径4〜6mm、長径6〜10mm、長さ8〜15mmと大きいので、猫等の指等の間に入り込み難いため、ペット等の足に引っ掛かってペット等の出入りによってペット用トイレ容器等の周囲に***物処理材が散乱するのを防止することができる。また、猫等の指等の間に入り込み難いため、ペット等が指等の間に入り込んだ***物処理材を外そうとして足をばたつかせ、敷設された***物処理材をかき回したり蹴り出したりすることがないので、ペット用トイレ等から周囲に散乱し難く清掃性に優れ、また、ペット等が砂遊びをする感覚で好んで***を行うため***の習慣付けを行い易いペット等の***物処理材を提供することができる。
(3)ペット等の糞尿等の***物を吸収した***物処理材を長期間放置しておくと悪臭の原因となるので、ペット用トイレ容器等の中から除去する必要があるが、形状が短径4〜6mm、長径6〜10mm、長さ8〜15mmと比較的大きいので、***物を吸収・固化して塊状化した***物処理材だけでなく、***物を吸収しているが塊状化していない***物処理材も容易に摘み出して悪臭が発生するのを防止することができ快適性に優れたペット等の***物処理材を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、
(1)石炭灰を含有しているので、石炭灰に含有されるホウ素、ハロゲン化物、ZnOや紫外線との作用で強い抗菌性を有するTiO等の抗菌性物質が、***物処理材に付着した糞尿による雑菌や害虫等の繁殖を防止し衛生性に優れたペット等の***物処理材組成物を提供することができる。
(2)石炭灰は土の臭いに似た匂いを有するので、猫等の小動物が好んでその上に乗って***行動を行うペット等の***物処理材組成物を提供することができる。
(3)石炭灰は灰中の石膏の作用による自己硬化性が大きいため、水等とともに混練し造粒することによって造粒物に高い機械的強度を付与することができるペット等の***物処理材組成物を提供することができる。
(4)木粉を含有しているので、吸水性,保水性に優れるとともに防虫性や防臭性に優れ、また軽量化することができ、さらに廃棄物として処理するときには焼却することができ衛生的なペット等の***物処理材組成物を提供することができる。
(5)粘土,澱粉及びその誘導体,セルロース及びその誘導体のいずれか1種以上の結合剤を含有しているので、水分を加えて混練することにより、石炭灰や木粉等を相互に結着して所望の形状と所望の嵩密度を有する***物処理材を容易に得ることができるペット等の***物処理材組成物を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の効果に加え、
(1)石炭灰100重量部に対し、木粉80〜120重量部好ましくは90〜110重量部を含有しているので最適な吸水性,保水性を得ることができるとともに防虫性や防臭性,脱臭性に優れ、さらに軽量化することができ搬送性に優れたペット等の***物処理材組成物を提供することができる。
(2)石炭灰100重量部に対し、結合剤10〜50重量部好ましくは20〜40重量部を含有しているので、石炭灰と木粉とを結合して最適な機械的強度を得ることができ、ペット等が踏んでも壊れ難いため交換頻度を少なくでき経済性,作業性に優れるとともに、所望する嵩密度を得ることができるので***物処理材に適度な自重を与え、ペット等が***後にペット用トイレ容器等に敷設された***物処理材を蹴っても散乱し難く清潔性に優れたペット等の***物処理材組成物を提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3の効果に加え、
(1)吸水性高分子粉末やセルロース及びその誘導体が塗されているので、ペット用トイレ容器等に敷設した***物処理材の上で***された糞尿等の***物が、***物処理材の粒体間を伝って広がろうとするのを塗された吸水性高分子粉末が素早く吸収して***物処理材の粒体を相互に結着させ塊状にすることができるので、糞尿等の***物を吸収して複数の粒体が結着した***物処理材の塊をペット用トイレ容器の外に取り出す際に取り出し易く、また必要以上の***物処理材を持ち出すことなく無駄なく使用することができるペット等の***物処理材組成物を提供することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4の効果に加え、
(1)石炭灰100重量部に対し、吸水性高分子粉末20〜40重量部好ましくは25〜35重量部が塗されることで、***物処理材の上で***された***物が***物処理材の粒体間を伝って広がろうとするのを塗された吸水性高分子粉末が素早く吸収するとともに***物処理材の粒体を相互に結着させ適度の大きさの塊にすることができるので、糞尿等の***物を吸収して複数の粒体が結着した***物処理材の塊をペット用トイレ容器の外に取り出す際に取り出し易く、また必要以上の***物処理材を持ち出すことなく無駄なく使用することができる。
(2)石炭灰100重量部に対し、セルロース及びその誘導体5〜25重量部好ましくは10〜20重量部が塗されることで、***物処理材の上で***された***物が***物処理材の粒体間を伝って広がろうとするのを塗されたセルロース及びその誘導体が素早く吸収するとともに***物処理材の粒体を相互に結着させ適度の大きさの塊にすることができるので、糞尿等の***物を吸収して複数の粒体が結着した***物処理材の塊をペット用トイレ容器の外に取り出す際に取り出し易く、また必要以上の***物処理材を持ち出すことなく無駄なく使用することができ、また、吸水性高分子粉末と一緒に塗されることで、吸水性高分子粉末の組成物表面(粒体表面)への結着性等を向上させることができ、尿を吸収して膨張した吸水性高分子粉末が、組成物表面から外れてペット用トイレ容器等の中へ落下するのを防止することができるペット等の***物処理材組成物を提供することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項2乃至5の内いずれか1の効果に加え、
(1)繊維状体や石膏が粒体表面に塗されているので、水分を加えることで粒体表面と強固に結着するため石炭灰等の埃が発生せず、またペット等の足に石炭灰等が付着するのを防止して床等が汚れるのを防止することができるペット等の***物処理材組成物を提供することができる。
(2)繊維状体や石膏が吸水性高分子粉末等と一緒に塗されていると、繊維状体や石膏が増量剤の役割を果たし、吸水性高分子粉末等を粒体表面に均一に分散させることができ均一性に優れたペット等の***物処理材組成物を提供することができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項6の効果に加え、
(1)石炭灰100重量部に対し繊維状体0.01〜5重量部好ましくは0.1〜1重量部及び/又は石膏5〜25重量部好ましくは10〜20重量部が塗されているので、***物処理材の粒体表面の全体に十分に塗すことができ、石炭灰等が表面に露出する面積が小さく石炭灰等の埃が発生するのを防止することができるとともに、ペット等の足に石炭灰等が付着するのを防止して床等が汚れるのを防止することができるペット等の***物処理材組成物を提供することができる。
(2)繊維状体を吸水性高分子粉末等とともに塗されると、繊維状体が増量剤の役割を果たし、吸水性高分子粉末等を均一に分散させることができるペット等の***物処理材組成物を提供することができる。
請求項8に記載の発明によれば、
(1)石炭灰,木粉,粘土や澱粉等を含有する混合物に水を加え混練・造粒し造粒物を得る造粒工程を有しているので、成形性に優れ所定の形状と大きさを有する造粒物を得ることができ生産性に優れたペット等の***物処理材の製造方法を提供することができる。
(2)造粒物をセルロース及びその誘導体、吸水性高分子粉末、繊維状体、石膏の内のいずれか1種以上で塗す塗し工程を有しているので、造粒物の表面にセルロース及びその誘導体、吸水性高分子粉末、繊維状体の内のいずれか1種以上を分散させ固着させることができ、吸水性高分子粉末等の作用により吸収性に優れた***物処理材を製造することができ、また造粒物の表面を繊維状体等で塗して石炭灰等の埃が発生し難くすることができ快適性に優れた***物処理材が得られるペット等の***物処理材の製造方法を提供することができる。
(3)塗し工程の後に造粒物を乾燥させる乾燥工程を備えることで、得られた***物処理材が使用前に結着して塊状化したり変形したりする不具合を防止し取扱性に優れた***物処理材を得ることができるペット等の***物処理材の製造方法を提供することができる。
本発明の一実施の形態について、以下図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1(a)は本発明の実施の形態1における***物処理材の正面図であり、図1(b)は実施の形態1における***物処理材の平面図であり、図1(c)は実施の形態1における***物処理材の側面図である。
図中、1は実施の形態1における***物処理材であり、短径(X)が4〜6mm、長径(Y)が6〜10mm、長さ(Z)が8〜15mmの扁平なペレット状に形成されている。2は***物処理材1の造粒物であり、石炭灰と、木粉と、粘土,澱粉及びその誘導体等の結合剤と、を含有している。3は造粒物2の表面に塗された石膏,セルロース及びその誘導体、吸水性高分子粉末、繊維状体等である。
以上のように実施の形態1における***物処理材は構成されているので、以下のような作用を有する。
(1)猫等は***後に足の裏で周囲の砂を蹴って糞を埋めて隠そうとする習性があるが、形状が短径4〜6mm、長径6〜10mm、長さ8〜15mmの扁平なペレット状なので、猫等が蹴り易く糞等を埋め易いため糞等が***物処理材で覆われ易く露出するのを防止することができ、また、ペット用トイレ等の容器からこぼれても扁平状なので転がり難いので、周囲に散乱し難く掃除が楽で、かつ衛生性に優れる。
(2)形状が短径4〜6mm、長径6〜10mm、長さ8〜15mmと比較的大きいので、猫等の指等の間に入り込み難いため、指の間に引っ掛かった***物処理材がペット等の出入りの度にペット用トイレ容器の周囲に散乱するのを防止することができる。また、猫等の指等の間に入り込み難いため、ペット等が指等の間に入り込んだ***物処理材を外そうとして足をばたつかせ、敷設された***物処理材をかき回したり蹴り出したりすることがないので、ペット用トイレ等から周囲に散乱し難い。
(3)ペット等の糞尿等の***物を吸収した***物処理材を長期間放置しておくと悪臭の原因となるので、ペット用トイレ容器等の中から除去する必要があるが、形状が短径4〜6mm、長径6〜10mm、長さ8〜15mmと大きいので、***物を吸収・固化して塊状化した***物処理材だけでなく、塊状化していない***物***物も摘み出して除去し易く、容器内で悪臭が発生するのを防止することができ快適性に優れる。
(4)石炭灰を含有しているので、石炭灰に含有されるホウ素、ハロゲン化物、ZnOや紫外線との作用で強い抗菌性を有するTiO等の抗菌性物質が、***物処理材に付着した糞尿による雑菌や害虫等の繁殖を防止し清潔性に優れる。
(5)石炭灰は土の臭いに似た匂いを有するので、猫等の小動物が好んでその上に乗って***行動を行う。
(6)石炭灰は灰中の石膏の作用による自己硬化性が大きいため、水等とともに混練し造粒することによって造粒物に高い機械的強度を付与することができる。
(7)木粉を含有しているので、吸水性,保水性に優れるとともに防虫性や防臭性に優れ、また軽量化することができ、さらに廃棄物として処理するときには焼却することができ衛生的である。
(8)粘土,澱粉及びその誘導体等の結合剤を含有しているので、水分を加えて混練することにより、石炭灰や木粉等を相互に結着して所望の形状と所望の嵩密度を有する***物処理材を容易に得ることができる。
(9)セルロース及びその誘導体、吸水性高分子粉末、繊維状体等が塗されているので、ペット用トイレ容器等に敷設した***物処理材の上で***された糞尿等の***物が、***物処理材の粒体間を伝って広がろうとするのを吸水性高分子粉末等が素早く吸収して***物処理材の粒体を相互に結着させ塊状にすることができるので、糞尿等の***物を吸収して複数の粒体が結着した***物処理材の塊をペット用トイレ容器の外に取り出す際に取り出し易く、また必要以上の***物処理材を持ち出すことなく無駄なく使用することができる***物処理材が得られる***物処理材組成物を提供することができる。また、石炭灰が露出している面積が少ないので、石炭灰の塵が発生したりペット等の足に石炭灰等が付着したりするのを防止して床等が汚れるのを防止することができる。
以下、本発明を実験例により具体的に説明する。なお、本発明はこれらの実験例に限定されるものではない。
(実験例1)
石炭灰100重量部、木粉(粒径0.1〜1mm)100重量部、結合剤として澱粉(小麦粉)30gをロール型ミキサーで1分間混合した後、この混合物に水96重量部を添加しながらスクリュー押出し式のエクストルーダを用いて混練・造粒した(造粒工程)。これによって、短径(X)が約5mm、長径(Y)が約7mm、長さ(Z)が約10mmの扁平なペレット状の造粒物を得た。
次に、得られた造粒物と、カルボキシメチルセルロース(以下、CMCという)16重量部、平均粒径が1〜100μmのポリアクリル酸共重合体等の吸水性高分子粉末33重量部、繊維状体として平均長さが0.1〜1mmの木材パルプ4重量部をロール型のミキサーに入れ、回転数350rpmで1分間撹拌し、造粒物の表面に塗した(塗し工程)。なお、塗し工程の後、造粒物に塗されなかった繊維状体がミキサーから3.5重量部取り出された。即ち、過剰な繊維状体がロール型ミキサー内に投入されており、0.5重量部の繊維状体が造粒物の表面に薄く塗されたことになる。
得られた被覆物を100℃で150分間乾燥して(乾燥工程)、実験例1のペット等の***物処理材を得た。実験例1の***物処理材は、多孔状で嵩密度0.35g/cmであった。
(実験例2)
石炭灰100重量部に対し木粉を85重量部、結合剤としてベントナイト40重量部を用い、水92重量部を添加し混練・造粒し造粒物を得た後、吸水性高分子粉末40重量部を塗した以外は実験例1と同様にして、実験例2の***物処理材を得た。
(実験例3)
石炭灰100重量部に対し木粉を115重量部、結合剤として澱粉(小麦粉)35重量部を用い、水105重量部を添加し混練・造粒し造粒物を得た後、脱硫石膏20重量部を塗した以外は実験例1と同様にして、実験例3の多孔状の***物処理材を得た。
(実験例4)
石炭灰100重量部に対し木粉を100重量部、結合剤として澱粉(小麦粉)30重量部を用い、水96重量部を添加し混練・造粒し造粒物を得た後、吸水性高分子粉末、繊維状体は添加しなかった(造粒物の表面に塗していない)以外は実験例1と同様にして、実験例4の多孔状の***物処理材を得た。
(表1)に実験例1乃至4の***物処理材組成物の配合量をまとめて示す。
Figure 2005211018
(実験例5)
実験例3と同様の配合で、スクリュー押出し式のエクストルーダを用いて混練・造粒し、ノズルの口径等を変えることにより、短径(X)が約5mm、長径(Y)が約5mm、長さ(Z)が約7mmの造粒物を得た後、脱硫石膏20重量部を塗した以外は、実施例1と同様にして、実験例5の多孔状の***物処理材を得た。
(実験例6)
実験例3と同様の配合で、スクリュー押出し式のエクストルーダを用いて混練・造粒し、ノズルの口径等を変えることにより、短径(X)が約2mm、長径(Y)が約4mm、長さ(Z)が約10mmの造粒物を得た後、脱硫石膏20重量部を塗した以外は、実施例1と同様にして、実験例6の多孔状の***物処理材を得た。
(実験例7)
実験例3と同様の配合で、スクリュー押出し式のエクストルーダを用いて混練・造粒し、ノズルの口径等を変えることにより、短径(X)が約8mm、長径(Y)が約12mm、長さ(Z)が約18mmの造粒物を得た後、脱硫石膏20重量部を塗した以外は、実施例1と同様にして、実験例7の多孔状の***物処理材を得た。
実験例1乃至7で得られた各々の***物処理材を別々のペット用トイレ容器(箱型容器)に10cmの厚さに敷設して、猫用の***物処理材として用いた。なお、比較のために市販されている猫用の***物処理材(紙製で、直径2mm、長さ約5mmの円柱状に形成されたもの)を同様にペット用トイレ容器に敷設した(以下、比較例1という)。これらのペット用トイレ容器を一定の間隔をあけて部屋内に配置し、この部屋内に猫を放ち観察した。
猫は、実験例1乃至7及び比較例1の***物処理材の上に糞尿を***した。比較例1の***物処理材は、径が小さいため猫の指の間に入り込み易く、指の間に引っ掛かった***物処理材が猫の出入りの度にペット用トイレ容器から周囲に多量に散乱するのが確認された。また、猫が指の間に入り込んだ***物処理材を外そうとして足をばたつかせ、敷設された***物処理材をかき回したり蹴り出したりすることがあり、これによっても周囲に散乱し易いことが確認された。これと同様のことが、実験例6の***物処理材でも観察された。また、実験例5の***物処理材は、猫が足をばたつかせ***物処理材をペット用トイレ容器の外に蹴り出すと、短径と長径が同一なので、広い範囲に転がってしまうことが観察された。一方、実験例1乃至4、実験例7の***物処理材では、ペット用トイレ容器の周囲への散乱がほとんどみられなかった。
また、猫は***物処理材の上に糞尿を***したが、実験例1乃至7の***物処理材では、2日経過してもアンモニア臭等の悪臭がなくハエ等の害虫も寄り付かなかった。一方、比較例1の***物処理材からは、悪臭が漂った。なお、実験例7の***物処理材に***された糞尿の量は、実験例1乃至4の***物処理材に***された糞尿の量より著しく少なかった。実験例7の***物処理材は大きいため、***物処理材間に大きな隙間が形成され、この隙間に猫の足が沈み込み易く、また足で蹴って糞尿を埋める際に砂よりも著しく大きいため、違和感があり、また居心地が悪いため、***量が少なかったのではないかと推察している。
2日経過後、糞尿等の***物を吸収して複数の粒体が結着した***物処理材の塊をスコップでペット用トイレ容器の外に取り出した。塊の大きさは、実験例4の***物処理材が最も大きく、実験例2及び実験例3の***物処理材がそれに続き、実験例1の***物処理材が最も小さかった。これは、***物処理材の上で***された糞尿が***物処理材の粒体間を伝って広がろうとするのを粒体表面の吸水性高分子粉末等が素早く吸収するとともに、***物を吸収したCMC等を介して***物処理材の粒体を相互に結着させ適度の大きさの塊にすることができるからであると推察している。この結果、***物処理材の塊をペット用トイレ容器の外に取り出す際に取り出し易く、また必要以上の***物処理材を持ち出すことなく無駄なく使用することができる。なお、実験例2の***物処理材は吸水性高分子粉末で被覆されており、実施例3の***物処理材より粒体表面の吸水性は高いと推察されたが、結合剤がベントナイトであり、造粒工程において澱粉のα化による多孔化がみられないため、吸水性が乏しく、糞尿が***物処理材の粒体間を伝って広がり易く、***物処理材の塊が大型化したのではないかと推察している。
以上のように、本実験例によれば、ペット等が蹴ってもペット用トイレ等の容器からペット等の***物処理材が容器の外にこぼれ難く、こぼれても転がり難く広範囲に散乱するのを防止し衛生性に優れ、さらに防虫性や防臭性に優れ、搬送性がよく、後処理の作業性に優れ、ペット等が砂遊びをする感覚で好んで***を行うため***の習慣付けが行われ易いペット等の***物処理材が得られることが明らかになった。
本発明は、ペット等の***物処理材及び***物処理材組成物並びに***物処理材の製造方法に関し、ペット等が蹴ってもペット用トイレ等の容器からペット等の***物処理材が容器の外にこぼれ難く、こぼれても転がり難く広範囲に散乱するのを防止し衛生性に優れるペット等の***物処理材を提供することができる。また、防虫性や防臭性に優れ、搬送性がよく、後処理の作業性に優れ、ペット等が砂遊びをする感覚で好んで***を行うため***の習慣付けが行われ易いペット等の***物処理材組成物を提供することができる。また、生産性に優れるとともに、ペット等の足が汚れ難く清潔性に優れるペット等の***物処理材の製造方法を提供することができる。
(a)実施の形態1における***物処理材の正面図 (b)実施の形態1における***物処理材の平面図 (c)実施の形態1における***物処理材の側面図
符号の説明
1 ***物処理材
2 造粒物
3 石膏,セルロース及びその誘導体、吸水性高分子粉末、繊維状体等

Claims (8)

  1. ペット用トイレ容器等に敷設して用いる***物処理材であって、短径4〜6mm、長径6〜10mm、長さ8〜15mmの扁平なペレット状に形成されていることを特徴とするペット等の***物処理材。
  2. 請求項1に記載のペット等の***物処理材の製造用組成物であって、(a)石炭灰と、(b)木粉と、(c)粘土,澱粉及びその誘導体,セルロース及びその誘導体のいずれか1種以上の結合剤と、を含有していることを特徴とするペット等の***物処理材組成物。
  3. (a)前記石炭灰100重量部に対し、(b)前記木粉80〜120重量部好ましくは90〜110重量部と、(c)前記結合剤10〜50重量部好ましくは20〜40重量部と、を含有していることを特徴とする請求項2に記載のペット等の***物処理材組成物。
  4. (d)吸水性高分子粉末及び/又は(e)セルロース及びその誘導体の1種以上が塗されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のペット等の***物処理材組成物。
  5. (a)前記石炭灰100重量部に対し、(d)前記吸水性高分子粉末20〜40重量部好ましくは25〜35重量部及び/又は(e)前記セルロース及びその誘導体5〜25重量部好ましくは10〜20重量部が塗されていることを特徴とする請求項4に記載のペット等の***物処理材組成物。
  6. (f)繊維状体及び/又は(g)石膏が塗されていることを特徴とする請求項2乃至5の内いずれか1に記載のペット等の***物処理材組成物。
  7. (a)前記石炭灰100重量部に対し、(f)前記繊維状体0.01〜5重量部好ましくは0.1〜1重量部及び/又は(g)石膏5〜25重量部好ましくは10〜20重量部が塗されていることを特徴とする請求項6に記載のペット等の***物処理材組成物。
  8. (a)石炭灰と(b)木粉と(c)粘土,澱粉及びその誘導体,セルロース及びその誘導体のいずれか1種以上とを含有する混合物に水を加え混練・造粒し造粒物を得る造粒工程と、
    前記造粒工程で得られた前記造粒物をセルロース及びその誘導体、吸水性高分子粉末、繊維状体、石膏の内のいずれか1種以上で塗す塗し工程と、
    を備えていることを特徴とするペット等の***物処理材の製造方法。
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