JP2005205527A - 切削工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】切削インサートをクランプ用さらネジで拘束壁側に押して位置決めして固定する構造の切削工具におけるその切削インサートの固定力の増大を図る。
【解決手段】切削インサート11のクランプ用穴におけるクランプ用さらネジ31の頭部33のさら部34を受けるテーパー座17と、同さらネジ31の軸部32を通す穴部15とのなす角に凸アール35を形成する。一方、同さらネジ31における軸部32と頭部33のさら部34との隅角には、凸アール18より大きい半径の凹アール35を形成する。同さらネジ31の軸線を含む断面で見て、同さらネジ31をねじ込むことで切削インサート11の側面を拘束壁に押付けて固定するのを、同さらネジ31の凹アール35の表面を、クランプ用穴における凸アール18の表面に圧接することで行う。点あたりとならず、接触面の広い圧接となるため、固定力が増大する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、切削工具に関し、詳しくは、クランプ用穴を有する切削インサートが、ホルダーにおけるクランプ部の座面に載置され、クランプ用穴にクランプ用さらネジ(クランプ用スクリュー)を通して同座面に設けられたネジ穴にねじ込むことで固定されてなる切削工具に関する。
この種の切削工具の中には、そのクランプ部の座面の周縁に、切削インサートの側面を拘束するための拘束壁を備えており、クランプ用さらネジのねじ込みにより、その頭部のさら部でクランプ用穴のテーパー座を凹部の座面に沿って横に押し、切削インサートの側面を前記拘束壁に押付けるようにして固定したものがある(特許文献1)。
図5は、その固定構造の一例を示したものである。同図に示したように、このような切削工具1における切削インサート11のクランプ用穴14は、クランプ用さらネジ31を通すストレートの穴部15の上方が、同さらネジ31の頭部33を入り込ませるように、外向きに拡径するテーパー座17を備えて凹設されている。切削インサート11は、クランプ部であるクランプ用凹部5の座面6に載置され、そのクランプ用穴14にクランプ用さらネジ31を通し、これを同凹部の座面6に設けられたネジ穴10にねじ込むことで、その頭部33のさら部34で、その穴のテーパー座17を介して締め付けられる構成とされている。一方、このねじ込みにおいては、切削インサート11を厚み方向に固定するだけでなく、そのネジ31の頭部33のさら部34の一側(図右側)を、クランプ用穴14のテーパー座17と穴部15とのなす角Kの一側(図右側)に当たらせ、締め付け時に発生する横方向の分力Pで、切削インサート11を横方向(図右方向)に押すように構成されている。
このため、同図に示した固定構造では、座面6におけるネジ穴10の位置は、切削インサート11のクランプ用穴14の位置に対し、拘束壁7寄りに若干量Eだけ偏在して設けられている。すなわち、クランプ用さらネジ31を切削インサート11のクランプ用穴14を通して、座面6に偏在して形成されたネジ穴10にねじ込むことで、その頭部のさら部34を、クランプ用穴14のテーパー座17の基部の角Kに当たらせる。そして、発生する横方向の分力Pで切削インサート11を凹部の座面6に沿って横方向に滑らせるようにして切削インサート11の側面12を拘束壁7に押し付けるように構成されている。このような固定構造では、切削インサート11は、座面6における拘束壁7にその側面12が押付けられて固定されるため、切削インサート11の切れ刃(刃先)は、いわば自動的にその位置決めが行われる。
特開2003−211306
上記した切削インサートの固定構造によれば、切削インサート11の側面12が座面6の拘束壁7に押付けられていることから、基本的にはその位置の狂いが生じない。一方、このような切削工具においては、切削インサートの切れ刃の位置の安定は最重要事項である。しかし、上記した切削インサートの固定構造においては、その構造上、座面6及び拘束壁7に対する固定力がどうしても低くなるといった問題があった。というのは、このような固定構造では、同図の拡大図に示したように、さらネジ31のさら部34が切削インサート11のクランプ用穴14における穴部15とテーパー座17とのなす角K、或いはその角Kにつけられた小アールにいわば点当たりとなっており、その接触面積が小さいためである。
このように切削インサートの固定力が低いと、切削インサートの弛緩が発生し、切れ刃のセット角度或いは切れ刃の位置が不安定となりがちであり、加工面粗度の低下を招く原因となるといった問題があった。とくに、ワイパー切れ刃で加工面を仕上げる場合には、その微小な角度変化があっても、加工精度、或いは表面粗さに大きな影響を及ぼすため、その問題は大きい。そして、このような問題は、断続切削で、切削衝撃の大きい正面フライスカッターにおいて発生しやすく、場合によっては、加工中に切削インサートの固定に緩みが発生することがあるといった問題もあった。
本発明は、上記したように切削インサートをクランプ用さらネジで拘束壁側に押して(引き込んで)位置決めして固定する構造の切削工具におけるその切削インサートの固定力の増大を図り、もってその弛緩の発生を防止することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の本発明は、クランプ用穴を有する切削インサートが、ホルダーにおけるクランプ部の座面に載置され、該座面に設けられたネジ穴に、前記クランプ用穴にクランプ用さらネジを通してねじ込むことで固定されてなる切削工具であって、
前記座面は、その周縁に、前記切削インサートの側面を拘束するための拘束壁を備えており、前記クランプ用さらネジをねじ込む際にその頭部で、前記クランプ用穴を、前記座面に沿って横に押して該切削インサートの側面を前記拘束壁に押付けて固定してなる切削工具において、
前記クランプ用さらネジの軸線を含む断面で見たとき、
前記切削インサートのクランプ用穴における前記クランプ用さらネジの頭部のさら部を受けるテーパー座と、該クランプ用さらネジの軸部を通す穴部とのなす角に凸アールが形成されている一方、前記クランプ用さらネジにおける前記軸部とその頭部のさら部との隅角には、前記凸アールより大きい半径の凹アールが形成されており、
前記クランプ用さらネジをねじ込むことで前記切削インサートの側面を前記拘束壁に押付けて固定するのを、前記クランプ用さらネジにおける前記凹アールの表面を、前記クランプ用穴における前記凸アールの表面に圧接することで行っていることを特徴とする切削工具である。
なお、クランプ用さらネジの頭部のさら部は、ネジの軸線を含む断面で見たとき、そのさら面がテーパー状の直線のものであるのが普通であるが、本発明においてはこのような直線でなく円弧状のものであってもよい。また、クランプ用穴におけるテーパー座は、その穴の軸線(中心を通る線)を含む断面で見たとき、そのテーパー座面が直線のものであるのが普通であるが、本発明においてはこのような直線でなく円弧状のものであってもよい。
さらに、請求項2に記載の本発明は、前記凹アールの半径をR1とし、前記凸アールの半径をR2としたとき、(R1)/(R2)が、1.05〜1.3の範囲にあるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の切削工具である。そして、請求項3に記載の本発明は、前記切削工具が、正面フライスカッターであることを特徴とする請求項1又は2に記載の切削工具である。
請求項1にかかる発明では、クランプ用さらネジが切削インサートを横方向に押すのを、クランプ用さらネジにおける半径の大きい凹アールの表面を、切削インサートのクランプ用穴における半径の小さい凸アールの表面に圧接することで行っている。このような圧接構造は、従来の点当りの圧接構造と比べると、その圧接(接触)面積が大きい。このため、本発明では、切削インサートを座面とともに拘束壁側にも安定した力で押し付けることができることから、その固定力の増大が図られ、結果として、緩みを生じない強固な固定構造となすことができる。
請求項2に記載のよう、(R1)/(R2)の大きさを設定したことで、安定して両アールにおける接触面積を増大できる。というのは、(R1)/(R2)は、1であるのが理想であるが、製造上の精度誤差ないし寸法のバラツキを考えると、最低でも、この比は1.05は必要である。一方、接触面積の増大ないし固定強度の点からは、1.3以下とすべきだからである。
本発明の切削インサートの固定構造は、切削インサートをクランプ用さらネジで拘束壁側に引き込んで位置決め固定する構造の切削工具に広く適用できるが、とくに、弛緩が生じやすい断続切削となるフライスカッターに適用する場合に効果的である。
図1中、1は、本形態の切削工具をなす正面フライスカッターであり、円筒状をなすホルダー(カッター本体)2と、その正面3の外周側のポケット4に設けられた本発明におけるクランプ部であるクランプ用凹部(以下、単に凹部ともいう)5に固定された切削インサート(スローアウェイチップ)11などから構成されている。ホルダー2は従来のものと同一のものである。本形態では、クランプ用凹部5はホルダーの軸線G回りに等角度間隔で、4箇所同じものが形成され、各凹部5に同一の切削インサート11が固定されている。したがって、以下においては、そのうちの1箇所の凹部5における切削インサート11の固定構造について説明する。
クランプ用凹部5は、略矩形で平坦な座面6と、その周縁(周囲)に切削インサート11の2つの側面12、13を拘束するための2つの拘束壁7、8を備えている。拘束壁7、8は、ホルダー1の正面3の反対側と、回転軸G寄り部位において、座面6からそれぞれ立ち上がって形成されている。ただし、座面6のコーナーには切削インサート11のコーナーを挟む2側面12、13を前記した2つの拘束壁7、8に密着させるように、逃げ部9が円弧状に凹設されている。そして、座面6の略中央には、クランプ用さらネジ31をねじ込むためのネジ穴10が設けられている。
一方、切削インサート11は、すくい面13側から見て略四角形で一定厚さのものとされ、その略中央にクランプ用穴14が設けられている。そして、このクランプ用穴14は、ここにクランプ用さらネジ31を通して、ネジ穴10にねじ込むことで、その頭部33で、クランプ用穴14を、座面6に沿って逃げ部9の方に引き込み、切削インサート11の2つの側面12、13を2つの拘束壁7、8に押付けて座面6に固定されるように、図2〜4に示したように構成されている。
図2は、図1中のA−A線断面図であり、クランプ用さらネジ31の軸線31gを含む断面図である。ただし、A−A線断面では、切削インサート11の側面12は逃げ部9内にあり拘束壁7に接することはないが、説明の便宜上、接する形で示してある。同図に示したように、切削インサート11のクランプ用穴14は、クランプ用さらネジ31の軸部(ねじ軸部)32を通す穴部(ストレート穴部)15と、この穴部15と同心ですくい面13側において拡径された平面視円形のテーパー座付き凹部16とからなっている。この凹部16の底部側には、同さらネジ31の頭部33のさら部34を受けるテーパー座17を備えている。そして、図4に拡大して示したように、このテーパー座17と穴部15とのなす角には半径R2の凸アール18が、その角の沿って周設されている。なお、本形態では、テーパー座17のテーパー角度αは、例えば70度とされている。このような切削インサート11のクランプ用穴14と、座面6のネジ穴10との位置関係は、切削インサート11を座面6に載置した際に、その座面6のネジ穴10が、切削インサート11のクランプ用穴14に対し、相対的に逃げ部9の方に若干量Eだけ偏在して設けられている。
一方、図4に拡大して示したように、クランプ用さらネジ31における軸部32と、その頭部33のさら部34との隅角には、前記した凸アール18より大きい半径R1の凹アール35が周設されている。なお、本形態では、さら部34のテーパー角度βは、例えば60度とされている。また、頭部33の外径は、テーパー座付き凹部16の内周面上縁における内径より小さく設定されており、クランプ用さらネジ31を切削インサート11のクランプ用穴14に通してねじ穴10にねじ込んだとき、その頭部33の略全体がテーパー座付き凹部16内に沈み込むように構成されている。
本形態ではこのようなクランプ用さらネジ31を、座面6に載置された切削インサート11のクランプ用穴14に通し、座面6のネジ穴10にねじ込むことで、切削インサート11は固定される。このとき、その座面6のネジ穴10が、切削インサート11のクランプ用穴14に対し、相対的に逃げ部9の方に一定量E偏在して設けられている。そして、切削インサート11は逃げ部9の方向に引き込まれて固定されている。すなわち、このねじ込みにおいては、クランプ用さらネジ31のさら部34の基部の凹アール35の表面のうち、座面6の逃げ部9方向に存在する部位が、クランプ用穴14におけるテーパー座17の基部の凸アール18の表面のうち、座面6の逃げ部9方向に存在する部位に接する。そして、さらにねじ込むことで、その接触面において発生する横方向への分力Pで、切削インサート11を同逃げ部9方向に押し、その側面12、13を拘束壁7、8に押し付ける。
このような固定構造は、クランプ用さらネジ31のねじ込みにより、切削インサート11をその厚み方向に押さえつけることで固定するだけではなく、そのネジ31の頭部33のさら部34の一側を、クランプ用穴14のテーパー座17の一側に当たらせ、発生する横方向への分力Pで、切削インサート11を横方向に押すようにしたものである。このとき、本形態では、ねじ込み終了時には、半径の大きい凹アール35の表面が、半径の小さい凸アール18の表面に圧接され、これによって、切削インサート11の側面12、13を拘束壁7、8に押付けつつ、切削インサート11を座面6に固定している。このため、図5に示したように、ネジ31の頭部33のさら部34の母線で、クランプ用穴14におけるテーパー座17と穴部15とのなす角K又はその角に形成された凸アールの表面に圧接していた従来の固定構造に比べると、接触面積を大きくできる。その結果、従来よりも切削インサート11の固定を強固にし得る。なお、上記においては、テーパー座17のテーパー角度αを70度とし、さら部34のテーパー角度βを60度としたが、α及びβ共に、60度〜90度の範囲として、α>βの関係となるようにするのが好ましい。
なお、座面6のネジ穴10を切削インサート11のクランプ用穴14に対して逃げ部9の方に偏在させている量Eは、このようなさらネジ31のねじ込み終了時に、凹アール35の表面のうち逃げ部9方向に存在する部位が、凸アール18の表面のうち逃げ部9方向に存在する存在する部位側を同逃げ部方向に押し、これによって、切削インサート11の側面12、13を拘束壁7、8に押付け得る大きさとされている。
ここで、上記の実施の形態のもので、凸アール18の半径R2を1.25mmとし、凹アール35の半径R1を1.5mm、1.6mm、及び1.8mmとした、ネジの各サンプルを作って切削インサートを固定し、その固定力の違いを試験した。なお、この試験における(R1)/(R2)は、前記半径の大きさより、1.2、1.28、及び1.44となる。同時に、図5に示した従来例についても、その固定力を試験した。ただし、試験に用いたネジはM3のものであり、これを、3.0N・mの締付けトルクでねじ込んで切削インサートを固定し、その後、同ネジを緩めるのに必要なトルク(ネジが緩み始めるトルク)を測定し、比較した。結果は表1に示したとおりである。
Figure 2005205527
表1に示したように、(R1)/(R2)が、1.2〜1.44の場合には、3.0N・mの締付けトルクで締付けた後で、そのネジを緩めるのに必要なトルクは4.2〜4.5N・mの範囲にあった。一方、従来例では、4.0N・mで緩み始めた。
この結果より、本発明品では、従来技術、すなわち、クランプ用さらネジに凹アールを設けない場合に比べると、高い固定力が得られることが分かる。また、上記の結果より、(R1)/(R2)が、1.3以下のとき、より高い固定力が得られることがわかる。そして、これらのことは本発明の効果を実証するものである。
上記においては、正面フライスカッターにおいて具体化した場合を説明したが、本発明の切削工具は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り、旋削用の切削工具(バイト)なと、種々の切削工具において具体化できる。また、クランプ用穴付の切削インサートは、形状、材質、大きさ等に関係なく具体化できる。さらに、上記実施例においては、クランプ部を他の面よりへこませたクランプ用凹部としたが、クランプ部の周辺に拘束壁を突出させることにより、クランプ部を形成してもよい。
本発明の切削工具の1実施形態例を示す側面図、及び切削インサート部分の拡大図。 図1におけるA−A線断面図、及び切削インサートのクランプ用穴に対する座面のねじ穴の偏在量Eを説明する図。 図2の分解図。 図2のS部拡大図。 従来の切削工具における切削インサートの固定構造の拡大断面図。
符号の説明
1 切削工具
2 ホルダー
5 クランプ用凹部(クランプ部)
6 座面
7、8 拘束壁
10 座面のネジ穴
11 切削インサート
12、13 切削インサートの側面
14 クランプ用穴
15 穴部
17 テーパー座
18 凸アール
31 クランプ用さらネジ
31g クランプ用さらネジの軸線
32 クランプ用さらネジの軸部
33 クランプ用さらネジの頭部
34 クランプ用さらネジの頭部のさら部
35 凹アール
R1 凹アールの半径
R2 凸アールの半径

Claims (3)

  1. クランプ用穴を有する切削インサートが、ホルダーにおけるクランプ部の座面に載置され、該座面に設けられたネジ穴に、前記クランプ用穴にクランプ用さらネジを通してねじ込むことで固定されてなる切削工具であって、
    前記座面は、その周縁に、前記切削インサートの側面を拘束するための拘束壁を備えており、前記クランプ用さらネジをねじ込む際にその頭部で、前記クランプ用穴を、前記座面に沿って横に押して該切削インサートの側面を前記拘束壁に押付けて固定してなる切削工具において、
    前記クランプ用さらネジの軸線を含む断面で見たとき、
    前記切削インサートのクランプ用穴における前記クランプ用さらネジの頭部のさら部を受けるテーパー座と、該クランプ用さらネジの軸部を通す穴部とのなす角に凸アールが形成されている一方、前記クランプ用さらネジにおける前記軸部とその頭部のさら部との隅角には、前記凸アールより大きい半径の凹アールが形成されており、
    前記クランプ用さらネジをねじ込むことで前記切削インサートの側面を前記拘束壁に押付けて固定するのを、前記クランプ用さらネジにおける前記凹アールの表面を、前記クランプ用穴における前記凸アールの表面に圧接することで行っていることを特徴とする切削工具。
  2. 前記凹アールの半径をR1とし、前記凸アールの半径をR2としたとき、(R1)/(R2)が、1.05〜1.3の範囲にあるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の切削工具。
  3. 前記切削工具が正面フライスカッターであることを特徴とする請求項1又は 2に記載の切削工具。
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