JP2005201025A - 木造建築の構築方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基礎構造に防湿性を付与すると共に構造の簡略化により、木造建築の耐久性と住環境を向上させ、かつ、解体処理時の経費低減が図れると共に、余剰木材の有効利用により林業や木材産業の活性化を実現することができる木造建築の構築方法を提供する。
【解決手段】地面のベース1上にコンクリート製の独立基礎5を設置し、地面上に点在して配置した多数の上記独立基礎5上に、元口と末口の方向が逆配置となるよう上下に二本の角材を重ねて組み合わせた土台7を、該独立基礎5との間に防湿部材6を介させた状態で載置して締結し、この土台7上に、土台7のコーナ部分に隅柱11と、隅柱11間の位置に木製角材を用いて形成した壁用パネル13をそれぞれ建て込んで壁構造を構築し、この壁構造の上に屋根組を組み立てる。
【選択図】図3

Description

この発明は、木製角材を主体に使用し、耐震性と保温性に優れた建物を構築することができる木造建築の構築方法に関する。
従来の一般的な住宅用の木造建築は、地面上に設けた布基礎やベタ基礎の上に土台を載置固定し、この土台上のコーナ部分に建て込んだ隅柱の上端間に桁を設け、土台と桁の間に通し柱と間柱を建て込むみ、これら柱郡の両面に板を張設して壁構造を構築し、この壁構造の上に屋根となる小屋組を設けた構造になっている。
ところで、コンクリート製の布基礎やベタ基礎は、水分の透過を完全に遮断することができないため、建物の床部における湿度の問題が生じ、木造建築の耐久性を低下させる大きな要因になっていると共に、コンクリート製の布基礎やベタ基礎の構築は、木造建築の解体時にその基礎の撤去に手間と時間がかかり、しかも多量の廃棄物を生じさせるため、木造建築を借地に建設した場合の借地権の契約切れ後の解体処理に、多額の経費が発生するという問題がある。
また、従来の木造建築は、建物の四隅にある柱が耐震強度を担うことになるが、各コーナに一本の隅柱を建てた構造では、隅柱の強度向上に限界があり、実際に地震を受けた木造建築が隅柱の倒れによって倒壊しているのが現実である。
さらに、国内における林業の近年の状態は、木材の需要減少や人手不足等により、伐採して木造建築に利用できる木材をそのまま放置したり、造成や土砂の採取によって切り出された木材をそのまま野積みしているのが現状であり、木材資源の有効利用が急務になっている。
そこで、この発明の課題は、基礎構造に防湿性を付与すると共に構造の簡略化により、木造建築の耐久性と住環境を向上させ、かつ、解体処理時の経費低減が図れると共に、耐震強度に優れた建物を構築でき、しかも、木材の消費を拡大することにより、余剰木材の有効利用により林業や木材産業の活性化を実現することができる木造建築の構築方法を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、この発明は、地面の孔に栗石を入れ、その上にコンクリートを打設して形成したベース上にコンクリート製の独立基礎を設置し、地面上に点在して配置した多数の上記独立基礎上に、元口と末口の方向が逆配置となるよう上下に二本の角材を重ねて組み合わせた土台を、該独立基礎との間に防湿部材を介させた状態で載置して締結し、この土台上に、土台上のコーナ部分に隅柱と、隅柱間の位置に木製角材を用いて形成した壁用パネルをそれぞれ建て込み、コーナ部分において隅柱と壁用パネルを形成する柱材の合計三本の柱を集合させた壁構造を構築し、更に、この壁構造の上に屋根組を組み立てる構成を採用したものである。
ここで、壁用パネルに、隅柱と同じ大きさの断面を有する柱材を両側に用いた枠体の内部に断熱用の木製角材を張設し、両面をフラットに仕上げて形成された壁用パネルを用いたり、上記土台上の隅柱間に隅柱と同じ大きさの断面を有する間柱を壁用パネルが納まる間隔で建て込み、隅柱と間柱間及び間柱相互間にそれぞれ壁用パネルを建て込み、各壁用パネルはその柱材を隅柱及び間柱と、ホゾとホゾ溝を用いて結合し、壁構造の内外面をフラット面に仕上げるようにすることができる。
また、上記点在して配置したコンクリート製の独立基礎間の上部に、断熱用の板を着脱自在に張設するようにしてもよい。
上記した土台と隅柱、間柱及び壁用パネルの柱材は、例えば、100mm×100mmの木製角材を用い、土台は元口と末口の方向が逆配置となるよう上下に二本の角材を重ねて組み合わせることにより、一本物の角材の両端部での強度の違いを補正すると共に、経時的な反りの発生を相殺することができる。
また、壁用パネルは、柱材を用いた枠体の内部で両側柱材に、柱材よりも細い縦桟を固定し、この縦桟間に縦桟と等しい断面の断熱用の木製角材を張設し、枠体の両面の凹部に平板を張設することにより、両面をフラットに仕上げて形成され、上記土台と隅柱、間柱及び壁用パネルの寸法を一定化することにより、壁構造の内外面がフラット面に仕上ることになる。
上記壁用パネルは、柱材を用いた枠体の内部に断熱用の木製角材を直接張設して、両面をフラットに仕上げた構造でもよい。
この発明によると、地面のベース上にコンクリート製の独立基礎を設置し、地面上に点在して配置した多数の上記独立基礎上に土台を、防湿部材を介させた状態で載置して締結し、この土台上に、壁構造と小屋組を組み立てるようにしたので、独立基礎と木製の土台を防湿部材で縁を切ることができ、地面からの湿気を土台に達しないようにすることで、土台を湿気から確実に守り、木製建築物の湿気による腐食の発生を抑えて耐久性の向上を図ることができる。
また、上記土台は、元口と末口の方向が逆配置となるよう上下に二本の角材を重ねて組み合わせたので、一本物の角材の両端部での強度の違いを補正すると共に、経時的な反りの発生を相殺することができることになり、土台の強度と耐久性の向上を図ることができる。
また、土台上のコーナ部分に隅柱と、隅柱間の位置に木製角材を用いて形成した壁用パネルをそれぞれ建て込み、コーナ部分において隅柱と壁用パネルを形成する柱材の合計三本の柱を集合させたので、隅部の強度向上により耐震性に優れた建物を構築することができる。
更に、隅柱の断面径と壁用パネルの厚さを同一とすることにより、壁構造は両面がフラットになり、内外装の施工が簡単で美しく仕上がり、壁構造の壁用パネルは、その空間が断熱用の角材で埋められているので、断熱性に優れた建物を構築することができる。
また、独立基礎を地面に設けたベース上に点在して配置したので、簡単に撤去することができ、解体処理時の経費低減が図れると共に、木製角材の使用で建物を構築でき、木材の消費を拡大することにより、余剰木材の有効利用により林業や木材産業の活性化を実現することができる
地面の孔に栗石を入れ、その上にコンクリートを打設して形成したベース上にコンクリート製の独立基礎を設置し、地面上に点在して配置した多数の上記独立基礎上に、元口と末口の方向が逆配置となるよう上下に二本の角材を重ねて組み合わせた土台を、防湿部材を介させた状態で載置して締結し、この土台上に、隅柱と、隅柱間の位置に木製角材を用いて形成した壁用パネルをそれぞれ建て込み、コーナ部分において隅柱と壁用パネルを形成する柱材の合計三本の柱を集合させた壁構造を構築する。
以下、この発明の実施例を図示例と共に説明する。
図3は、基礎構造を示し、木造の建物を構築せんとする地面に、建物の平面形状に合わせた配置で多数のベース1を構築する。このベース1は、掘削した孔2に栗石3を入れてその上部に目潰しコンクリート4を打設して構築され、各ベース1上にコンクリート製の独立基礎5を設置する。
上記コンクリート製の独立基礎5は、下部が大径の円錐台形や角錐台形に形成し、各ベース1上に設置することにより、建物の土台を支持する位置に所定の間隔で並べた点在的な配置となり、この独立基礎5はベース1と目潰しコンクリート4で結合されることになる。
上記各独立基礎5の上端面にビニールシート等の防湿材6を敷設し、この防湿材6を介して各独立基礎5上にわたって土台7が平面的に枠状となるよう載置される。
この土台7は、元口と末口の方向が逆配置となるよう上下に二本の木製角材7aと7bを重ねて組み合わせた構造を有し、独立基礎5に上方に突出するよう埋設した所要数本のアンカーボルト8に貫通孔9を挿入し、アンカーボルト8に螺合したナット10の締め付けにより、独立基礎5と固定化されている。
このように、土台7は、上下に二本の木製角材7aと7bを元口と末口の方向が逆配置となるよう重ねると、木製角材7aと7bの両端部での強度の違いを補正することができ、また、角材7aと7bの経時的な反りの発生を相殺することができ、土台7の強度を向上させることができると共に、変形の発生を防ぐことができるという利点がある。
図1と図4のように、上記土台7上には、土台7上のコーナ部分に隅柱11と、隅柱11間の位置に所要数の間柱12と、隅柱11と間柱12間及び間柱12間に壁用パネル13をそれぞれ建て込むと共に、これらの上部に土台7と同様、上下に二本の木製角材14aと14bを重ねた軒げた14を載置結合することにより壁構造が構築される。
図5は、壁用パネル13の第1の例を示し、両側の縦枠材15と上下枠材16を用いて上下に長い矩形状の枠体17を組み、両側縦枠材15の内面側全長に枠材15よりも一回り小径の縦桟材18を固定し、対向する縦桟材18間に、縦桟材18と同じ断面径の多数の断熱用角材19を順次積み重ね状にして配置し、枠体17内で断熱用角材19の両面に生じた凹部に、この凹部に適合する厚みの平板20をそれぞれ張設し、両面をフラットに仕上げた構造になっている。
図6に示す第2の例の壁用パネル13は、上記と同様の枠体17の内部に、縦枠材15の半分の断面径の多数の断熱用の角材21を両面側から順次積み重ね状に配列することで、両面をフラットに仕上げた構造になっている。
なお、壁用パネル13は何れの例においても、断熱用角材19、21の配列パターンを水平だけでなく、傾斜状に配列するようにしてもよい。
上記のように、壁用パネル13は、枠材15、16を用いた枠体17の内部に断熱用の木製角材19又は21を張設して形成され、上記した土台7と隅柱11、間柱12、軒げた14及び壁用パネル13の枠材15、16は、例えば、100mm×100mmの木製角材が用いられ、このように、土台7と隅柱11、間柱12、軒げた14の断面径及び壁用パネル13の厚み寸法を一定化することにより、組み立てた壁構造の内外面がフラット面に仕上ることになる。
図7は、壁用パネル13相互の結合のための構造を示し、壁用パネル13の縦枠材15の互いに重なり合う外面に凹溝22を長さ方向に沿って設け、両凹溝22にわたって結合用角材23を嵌め込むことにより結合するようにしている。このような凹溝22と結合用角材23を用いた結合方法は、壁用パネル13と隅柱11又は間柱12の結合、壁用パネル13の組み立てにおける縦枠材15と縦桟材18の結合にも採用できる。
このように、縦枠材15と隅柱11、間柱12、縦桟材18に凹溝22を長さ方向に沿って設けることにより、これらを形成する角材の割れ防止が行えることになる。
図8は、土台7上に建て込んだ壁用パネル13と土台7の結合、壁用パネル13と軒げた14の結合のための構造を示し、壁用パネル13と土台11、軒げた14を形成する角材の重なり合う対応位置にホゾ孔24をそれぞれ設け、両ホゾ孔24にわたってホゾ25を嵌め込むことにより結合するようになっている。
図9に示す第3の例の壁用木製パネル8は、同一長さの単板41を複数並べて接着した三枚の集合板42を、その木目が順次交差する配置となるように重ねて接着固定し、一辺が両側縦枠材20の間に納まる正方形で柱の幅と同様の厚みを有する面板43とし、この面板43の四周縁に凹溝44を周設し、この四周囲の凹溝44内に接続板45をその一部が外側に突出するよう嵌め込み固定し、両側縦枠材20の対向面に設けた凹溝に両側の接続板を嵌め込むことにより、必要枚数の壁用木製パネル8を上から順に落とし込み、上下の壁用木製パネル8は、上下の凹溝44にわたって接続板45を嵌め込こんで接続することにより、木製の壁を形成するものである。
このように、三枚の集合板42を、その木目が順次交差する配置となるように重ねて接着固定すると、木のくせが取り除けるので反り等の発生が防げると共に、単板41に端材を使用できるのでコスト的に有利となる。
なお、上記面板43の両面における周囲の稜部は、傾斜や円弧状の面取りを施すようにすると共に、単板41相互の結合や接続板45の取付け及び接続板45と縦枠材の固定は、接着以外の手段を採用してもよい。
図10に示す第4の例の壁用木製パネル8は、角軸状短材の集合によって第3の例と同様の壁用木製パネル8を形成したものであり、角軸状短材46の長手方向の両側と両末口に凹溝47を設け、同一長さの四本の角軸状短材46を正方形となるよう巴状に組み合わせ、その中心部に年輪が両面に見えるような配置で正方形の中央角材48を組み込み、上記巴状に組み合わせ角軸状短材46の外側に長い四本の角軸状短材46を巴状に組み合わせ、これを順次外方に繰り返し、隣接する各角軸状短材46及び角軸状短材46と中央角材48は、両者の凹溝47にわたって嵌め込んだ接続板49によって接続することにより、一辺が両側縦枠材20の間に納まる正方形で柱の幅と同様の厚みを有する面板50とし、この面板50の四周縁に残した凹溝47内に接続板49をその一部が外側に突出するよう嵌め込み固定し、両側縦枠材20の対向面に設けた凹溝に両側の接続板49を嵌め込むことにより、必要枚数の壁用木製パネル8を上から順に落とし込み、上下の壁用木製パネル8は、上下の凹溝47にわたって接続板49を嵌め込こんで接続することにより、木製の壁を形成するものである。
この第4の例の壁用木製パネル8においても、角軸状短材46と中央角材48の両面における周囲の稜部は、傾斜や円弧状の面取りを施すようにすると共に、角軸状短材46相互の結合や接続板49の取付け、接続板49と縦枠材20の固定は、接着以外の手段を採用してもよい。
図2は、壁構造の上に設ける合掌構造の小屋組を示し、軒げた14間に小屋ばりを設け、軒げた14と小屋ばりに立設した真づか26やつりづか27、方づえ28等で両側一対となる合掌29を真づかか26ら両側下がりの勾配を有する傾斜状に支持し、合掌29上に一定の間隔で横方向の母屋30を固定し、この母屋30上に傾斜状となる垂木31を並べ、垂木31上に野地板32を敷設し、野地板32上に瓦材を敷設すると共に、上記上下母屋30間に生じた空間と、垂木31間に生じた空間のそれぞれを断熱用の角材33を並べることによって埋め、小屋組に断熱機能を付加した構造になっている。
次に、この発明の構築方法による木造建築の構築を説明する。
木造の建物を構築せんとする地面に、建物の平面形状に合わせた点在的な配置で多数のベース1を構築し、この各ベース1の目潰しコンクリート4上にコンクリート製の独立基礎5を設置することにより、独立基礎5を点在的に配置する。
上記各独立基礎5の上端面に防湿材6をを介して、上下に二本の角材7a、7bを元口と末口の方向が逆配置となるよう重ねた土台7を平面的に枠状となるよう載置し、アンカーボルト8とナット10の締め付けにより、土台7を独立基礎5と固定化する。
図1と図4のように、上記土台7上には、土台7のコーナ部分に隅柱11と、隅柱11間の位置に所要数の間柱12と、隅柱11と間柱12間に壁用パネル13をそれぞれ建て込むと共に、これらの上部に軒げた14を載置結合することにより壁構造を構築し、この壁構造上に小屋組を組み立てることにより、木製角材を主体とする木製建物の軸組が完成する。
このような軸組に対して、室内を間仕切りして内外装を施すことにより、木製建物の構築が完了し、壁構造は両面がフラットになっているので、内外装の施工が簡単で美しく仕上がり、また、壁構造における隅柱11の部分は、隅柱11と壁用パネル13の縦枠材15の三本の木製角材が集合した構造となり、隅部の強度向上により耐震性に優れた建物を構築することができる。
また、壁構造と小屋組は、その空間が断熱用の角材19、21、33で埋められているので、断熱性に優れた建物を構築することができると共に、図示の建物は一階建を示したが、壁構造を上方に延長して設けることにより、二階建や三階建の建物を構築することができる。
更に、図11のように、点在して配置したコンクリート製独立基礎5間の上部に、断熱用の板34を、床の下面に接近して着脱自在に張設するようにすると、冬季において断熱用の板34を張設することで床部の断熱性を向上させ、室内の保温効果の向上を図り、また、夏期にはこれを取り外すことにより床部を外気で冷し、室内を涼しくすることができる。
この発明の構築方法を用いて組み立てた基礎と壁構造を示す一部切り欠き正面図 (A)はこの発明の構築方法を用いて組み立てた壁構造と屋根組を示す正面図、(B)は屋根組の拡大した縦断側面図 この発明の構築方法を用いて組み立てた基礎構造と壁構造の一部切り欠き正面図 壁構造の隅柱と壁用パネルの組み合わせを示す横断平面図 (A)は壁用パネルの第1の例を示す一部切り欠き正面図、(B)は同上の拡大した横断平面図 (A)は壁用パネルの第2の例を示す一部切り欠き正面図、(B)は同上の拡大した横断平面図 壁用パネルの結合構造を示す拡大した横断平面図 土台と壁用パネルの結合構造を示す拡大した一部切り欠き正面図 (A)は壁用パネルの第3の例を示す正面図、(B)は同分解斜視図、(C)は同平面図 (A)は壁用パネルの第4の例を示す正面図、(B)は同分解斜視図、(C)は同平面図 この発明の構築方法を用いて組み立てた木造建築の床に対して施す断熱のための構造を示す正面図
符号の説明
1 ベース
2 孔
3 栗石
4 コンクリート
5 独立基礎
6 防湿材
7 土台
8 アンカーボルト
9 貫通孔
10 ナット
11 隅柱
13 壁用パネル
14 木製角材
15 縦枠材
16 上下枠材
17 枠体
18 縦桟材
19 断熱用角材
20 平板
21 断熱用角材
22 凹溝
23 結合用角材
24 ホゾ孔
25 ホゾ
26 真づか
27 つりづか
28 方づえ
29 合掌
30 母屋
31 垂木
32 野地板
33 断熱用角材

Claims (4)

  1. 地面の孔に栗石を入れ、その上にコンクリートを打設して形成したベース上にコンクリート製の独立基礎を設置し、地面上に点在して配置した多数の上記独立基礎上に、元口と末口の方向が逆配置となるよう上下に二本の角材を重ねて組み合わせた土台を、該独立基礎との間に防湿部材を介させた状態で載置して締結し、この土台上に、土台上のコーナ部分に隅柱と、隅柱間の位置に木材を用いて形成した壁用パネルをそれぞれ建て込み、コーナ部分において隅柱と壁用パネルを形成する柱材の合計三本の柱を集合させた壁構造を構築し、更に、この壁構造の上に屋根組を組み立てる木造建築の構築方法。
  2. 上記壁用パネルに、隅柱と同じ大きさの断面を有する柱材を両側に用いた枠体の内部に断熱用の木製角材を張設し、両面をフラットに仕上げて形成された壁用パネルを用いる請求項1に記載の木造建築の構築方法。
  3. 上記土台上の隅柱間に隅柱と同じ大きさの断面を有する間柱を壁用パネルが納まる間隔で建て込み、隅柱と間柱間及び間柱相互間にそれぞれ壁用パネルを建て込み、各壁用パネルはその柱材を隅柱及び間柱と、ホゾとホゾ溝を用いて結合し、壁構造の内外面をフラット面に仕上げるようにする請求項1又は2に記載の木造建築の構築方法。
  4. 上記点在して配置したコンクリート製独立基礎間の上部に、断熱用の板を着脱自在に張設するようにした請求項1乃至3の何れかに記載の木造建築の構築方法。
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