JP2005200008A - 自動二輪車の車体フレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】車体フレームの剛性、強度を確保しつつフロントフォークと車体フレーム間のスペース(空き)を広く取れる自動二輪車の車体フレームを提供する。
【解決手段】自動二輪車の車体フレームにおいて、前部フレームは、その上端に自動二輪車の走行を制御するための操向ハンドルが固定されたヘッドパイプ、それぞれが、前記ヘッドパイプの下端部から後ろ下がりに延びる傾斜部と、該傾斜部に続いて屈折してほぼ前後方向に延びて前記後部フレームと連結される第1の直通部とを有する左右一対のアッパーパイプ、および、それぞれが、ヘッドパイプの上端部から後ろ下がりにアッパーパイプの傾斜部と交差して延びる下行部と、該下行部に続いて屈折して前後方向に平行に延びる第2の直通部と、該第2の直通部に続いて後方へ立ち上がって延びて第1の直通部と連結する立上り部とを有する左右一対のダウンパイプが設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動二輪車の車体フレームに関する。
図1、2は、従来の車体フレーム1を概略的に示す側面図である。この車体フレーム1は、前輪、後輪がそれぞれ取付けられた前部フレーム1a及び後部フレーム1bを互いに揺動自在に連結して構成されている。前部フレーム1aは、その上端部に図示しないステアリングシャフトを介して図示しないハンドルが固定されたヘッドパイプ11が設けられ、該ヘッドパイプ11の下端に、その下部が二股に分岐して前輪15を回転可能に軸支するフロントフォーク14が回動可能に支持されている。該ヘッドパイプ11の上端部11a、下端部11bのそれぞれから後ろ下がりに左右一対のアッパーパイプ13、13と、左右一対のダウンパイプ12、12とがほぼ平行に設けられる。ダウンパイプ12は、走行時の路面からの衝撃力を負う強化部材をも兼ねる。アッパーパイプ13及びダウンパイプ12間に適当に控えパイプが複数架設され、両ダウンパイプ12、12の外側に足踏み台が設けられている。アッパーパイプ13とダウンパイプ12とで形成されたクレードルの後方には、エンジンユニット16が設置されている。なお、前後、左右とは、走行方向に向ったときの前後、左右をいう。
この従来の車体フレームを用いた自動二輪車では、図1、2には示していないが、ヘッドパイプ11とアッパーパイプ13、13間における空間は、例えばヘッドパイプ11が受ける衝撃力によるハンドル振れを緩和し、操舵性を向上させるための手段(特許文献1参照)などが設けられる取付スペースとなっているが、ダウンパイプ12、12の設置によってアッパーパイプ13と前輪15との間の空間を減縮してしまうという問題がある。また、当該スペース減縮によって、フロントフォーク14の左、右への回動自由度が減る。
台湾特許出願第93115097号
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、車体フレームの剛性、強度を確保しつつフロントフォークと車体フレーム間のスペース(空き)を広く取ることができる自動二輪車の車体フレームを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び効果
上記目的を達成するために、本発明は、前輪、後輪がそれぞれ取付けられた前部フレーム及び後部フレームを長手方向に沿って一体に連結して構成された自動二輪車の車体フレームにおいて、
前記前部フレームは、
その上端に自動二輪車の走行を制御するための操向ハンドルが固定されたヘッドパイプと、
それぞれが、前記ヘッドパイプの下端部から後ろ下がりに延びる傾斜部と、該傾斜部に続いて屈折してほぼ前後方向に延びて前記後部フレームと連結される第1の直通部とを有する左右一対のアッパーパイプと、
それぞれが、前記ヘッドパイプの上端部から後ろ下がりに前記アッパーパイプの傾斜部と交差して延びる下行部と、該下行部に続いて屈折して前後方向に平行に延びる第2の直通部と、該第2の直通部に続いて後方へ立ち上がって延びて前記第1の直通部と連結される立上り部とを有する左右一対のダウンパイプと、が設けられていることを特徴とする自動二輪車の車体フレームを提供しようとする。
上記構成によれば、前記アッパーパイプ、前記ダウンパイプのそれぞれが前記ヘッドパイプの下端部、上端部から後ろ下がりに延伸され、前記ダウンパイプと前記ヘッドパイプの連結部を、前記アッパーパイプと前記ヘッドパイプの連結部よりも高めに位置させるように構成されるので、車体フレームの剛性、強度を確保しつつフロントフォークと車体フレーム間のスペースを広く取ることができる効果がある。
また、本発明の車体フレームにおいては、その前端部は前記ヘッドパイプの上端部に結合され、その後端部は前記ダウンパイプのそれぞれが載置される第1のブラケット部材と、その前端部は前記ヘッドパイプの下端部に結合され、その後端部は前記アッパーパイプのそれぞれが載置される第2のブラケット部材とを設けてもよい。また、前記第1のブラケット部材は、V字形に分岐し、前記第2のブラケット部材は、前記ヘッドパイプの軸線方向にほぼ直交することが好ましい。
また、本発明の車体フレームにおいては、前記アッパーパイプ及び前記ダウンパイプ間に渡って控えパイプを架けることが好ましい。
前記構成によれば、上記効果に加えて、車体フレーム全体の剛性向上を図ることができる効果もある。
また、車体フレームを軽量にし、また両ダウンパイプ間の幅の間隔を低減できるように、前記アッパーパイプの管径を前記ダウンパイプの管径より小さくすることが好まい。
以下、本発明にかかる自動二輪車の車体フレーム例を図3〜図6によって詳細に説明する。
図3は、本発明にかかる自動二輪車の車体フレーム例を概略的に示す側面図、図4は、図3の車体フレームの前部フレームの概略斜視図、図5は、本発明の車体フレームの要部のヘッドパイプとダウンパイプ回りの分解斜視図、図6は、本発明の車体フレームの要部のヘッドパイプとアッパーパイプ回りの分解斜視図である。
これらの図において、符号2で示すものは、本実施形態の自動二輪車の車体フレームである。車体フレーム2は、前輪4、後輪(図示せず)をそれぞれ回転自在に軸支する前部フレーム20a及び後部フレーム20bを走行方向(すなわち長手方向)に沿って一体に連結して構成される。なお、前後、左右とは、走行方向に向ったときの前後、左右をいう。
前部フレーム20aでは、概ねヘッドパイプ21に、左右一対のアッパーパイプ23及びダウンパイプ22を突き合わせて熔接することによって結合している。ヘッドパイプ21は、軸心線が鉛直線に対しキャスター角度に傾いたその上端に、図示しないステアリングシャフトを介して自動二輪車の走行を制御するための操向ハンドル3が固定され、該ヘッドパイプ21の下端に、その下部が二股に分岐して左右両側から前輪4を回転自在に軸支するフロントフォーク27がヘッドパイプ21の軸回りに軸支されている。
アッパーパイプ23、23は、左右一対をなし、両アッパーパイプ23、23の間に渡ってシートの負載強度向上のためのステー部材が架設されている。また、アッパーパイプ23、23は、ヘッドパイプ21の下端部21bから後ろ下がりに延びる傾斜部231と、該傾斜部231に続いて屈折してほぼ前後方向に延びて後部フレーム20bと連結される第1の直通部232とからなる。
ダウンパイプ22は、左右一対をなし、それぞれが、ヘッドパイプ21の上端部21aから後ろ下がりにアッパーパイプ23の傾斜部231と交差して延びる下行部221と、該下行部221に続いて屈折して前後方向に平行に延びる第2の直通部222と、該第2の直通部222に続いて後方へ立ち上がって延びてアッパーパイプ23の第1の直通部232と連結される立上り部223とから形成されている。なお、両ダウンパイプ22、22の直通部222、222の外側には、足踏み台が設けられる。この例においては、車体フレームを軽量にし、また両ダウンパイプ間の幅間隔を低減するために、アッパーパイプ23の管径は、ダウンパイプ22より小さくすることがよい。
また、ヘッドパイプ21と両ダウンパイプ22、22の間には、ダウンパイプ22のヘッドパイプ21との連結を強化するものとして、図5に示されているように、第1のブラケット部材24が設けられている。第1のブラケット部材24は、ヘッドパイプ21寄りの前端部241から後端部242に向ってV字形に末広に分岐すると共に、後端部242にダウンパイプ22、22が接続できるようにボックス状に形成されている。第1のブラケット部材24を介したダウンパイプ22、22のヘッドパイプ21への連結としては、該第1のブラケット部材24の前端部241がヘッドパイプ21の上端部21aに固定され、後端部242の両側にダウンパイプ22、22の下行部221、221の前端が接続されるように行われる。
また、図6に示されているように、ヘッドパイプ21と両アッパーパイプ23の連結には、第2のブラケット部材25が用いられる。第2のブラケット部材25は、ヘッドパイプ21寄りの三角端部251(前端部)から2本のチャンネル脚部252a、252b(後端部)が二股に分岐し、アッパーパイプ23、23(傾斜部231、231)を嵌接する。さらに、ヘッドパイプ21への第2のブラケット部材25の熔接強度を向上させるために、好ましくは、第2のブラケット部材25をヘッドパイプ21に突き合わせてヘッドパイプ21の軸線方向にほぼ直交させる。第2のブラケット部材25を介してアッパーパイプ23、23とヘッドパイプ21を連結させるには、該第2のブラケット部材25の三角端部251がヘッドパイプ21の下端部21bに固定され、脚部252a、252bにアッパーパイプ23、23の傾斜部231、231の前端がそれぞれ嵌接される。
また、本実施形態の車体フレームにおいては、フレームの剛性向上を図るために、アッパーパイプ23及びダウンパイプ22の間に、控えパイプ26が架け渡してある。
上記構成によれば、アッパーパイプ23、ダウンパイプ22のそれぞれが前記ヘッドパイプ21の下端部21b、上端部21aから後ろ下がりに延伸され、ダウンパイプ22とヘッドパイプ21の連結部分を、アッパーパイプ23とヘッドパイプ21の連結部分よりも高めに位置させるように構成することができるので、車体フレーム2の剛性、強度を確保しつつフロントフォーク27と車体フレーム2間のスペース(空き)を広く取ることができる。
本発明によれば、車体フレームとフロントフォーク間の空きにおける設置自由度が高い車体フレームが得られる。
従来の自動二輪車について、その前輪を省略した例を概略的に示す側面図。 図1の自動二輪車の車体フレームを概略的に示す側面図。 本発明にかかる自動二輪車の車体フレーム例を概略的に示す側面図。 図3の車体フレームの前部フレームの概略斜視図。 本発明の車体フレームにおけるヘッドパイプとダウンパイプとの連結部の概略斜視分解図。 本発明の車体フレームにおけるヘッドパイプとアッパーパイプとの連結部の概略斜視分解図。
符号の説明
2...車体フレーム
20a...前部フレーム
20b...後部フレーム
21...ヘッドパイプ
21a...上端部
21b...下端部
22...ダウンパイプ
221...下行部
222...第2の直通部
223...立上り部
23...アッパーパイプ
231...傾斜部
232...第1の直通部
24...第1のブラケット部材
241...前端部
242...後端部
25...第2のブラケット部材
251...三角端部(前端部)
252a、252b...チャンネル脚部(後端部)
26...控えパイプ
27...フロントフォーク
3...操向ハンドル
4...前輪

Claims (5)

  1. 前輪、後輪がそれぞれ取付けられた前部フレーム及び後部フレームを長手方向に沿って一体に連結して構成された自動二輪車の車体フレームにおいて、
    前記前部フレームは、
    その上端に自動二輪車の走行を制御するための操向ハンドルが固定されたヘッドパイプと、
    それぞれが、前記ヘッドパイプの下端部から後ろ下がりに延びる傾斜部と、該傾斜部に続いて屈折してほぼ前後方向に延びて前記後部フレームと連結される第1の直通部とを有する左右一対のアッパーパイプと、
    それぞれが、前記ヘッドパイプの上端部から後ろ下がりに前記アッパーパイプの傾斜部と交差して延びる下行部と、該下行部に続いて屈折して前後方向に平行に延びる第2の直通部と、該第2の直通部に続いて後方へ立ち上がって延びて前記第1の直通部と連結される立上り部とを有する左右一対のダウンパイプと、が設けられていることを特徴とする自動二輪車の車体フレーム。
  2. その前端部は前記ヘッドパイプの上端部に結合され、その後端部は前記ダウンパイプのそれぞれが載置される第1のブラケット部材と、その前端部は前記ヘッドパイプの下端部に結合され、その後端部は前記アッパーパイプのそれぞれが載置される第2のブラケット部材とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の車体フレーム。
  3. 前記第1のブラケット部材はV字形に分岐し、前記第2のブラケット部材は前記ヘッドパイプの軸線方向にほぼ直交することを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車の車体フレーム。
  4. 前記アッパーパイプ及び前記ダウンパイプ間に渡って控えパイプを架けることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の車体フレーム。
  5. 前記アッパーパイプの管径を前記ダウンパイプの管径より小さくすることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の車体フレーム。
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