JP2005197950A - 磁気回路およびスピーカ - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型かつ軽量で、しかも振動方向に対して対称構造となることで、高音質が得られるスピーカおよびスピーカ用磁気回路を提供する。
【解決手段】積層された3枚のマグネット11、12、13において1層目と3層目の第1、第3のマグネット11、13を互いに反撥する磁気方向に配置するとともに、2層目の第2のマグネット12の極性を、上下1層目と3層目の第1、第1マグネット11、13の極性と直交方向配置する。3層からなる磁気回路の2層目の第2マグネット12に対向するように、ボイスコイルボビン18の中央付近に巻回されたボイスコイル19を配置し、このボイスコイルボビン18の両端に振動板14、16およびエッジ15、17から構成される同一な振動系を結合する。このようにして、ボイスコイル19の中心軸方向と直交する中心軸X−Xに対称な振動系を有するスピーカ10を実現する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、磁気回路およびスピーカに係わり、特にヨークを用いずにマグネットだけで構成し薄型、軽量で振動方向に対して対称な構造を有する磁気回路およびこの磁気回路を用いたスピーカの改良に関する。
従来、薄型のスピーカあるいはスピーカ用の磁気回路としては、特許文献1に示されている様な非磁性体製のスペーサをはさんで、その両側に薄い円板状またはリング状の2枚のマグネットを、同じ極性S、S(N、N)を対向させて配置したものが知られている。
図7は特許文献1に開示されたスピーカの側断面図を示すもので、磁気回路は第1のリング状のマグネットと第2のリング状のマグネット1、1の上下面方向に着磁し、円板状非磁性体製のスペーサ6をはさんで、同じ極性S,S(N,N)の着磁面を対抗配置し、スペーサ6の外周にボイスコル3を巻回したボビンを振動板5から垂下し、このボビンにボイスコイル3を巻回している。また、スペーサ6の略中心位置に円柱状のスペーサを介して上述したと同様の小型の磁気回路で構成した第3の円板状のマグネットと第4の円板状のマグネット1a、1aを上下面方向に着磁し、円板状非磁性体製のスペーサ6aをはさんで、同じ極性S,S(N,N)の着磁面を対抗配置し、スペーサ6aの外周にボイスコル3aを巻回したボビンを振動板5aから垂下し、このボビンにボイスコイル3aを巻回して同軸型のスピーカを構成している。振動板5、5aおよびエッジ4、4aを構成する振動系はフレーム7に保持されている。
また、2枚のマグネットを互いに反撥する磁気方向に配置することにより反撥磁界を形成し、この反撥磁界に、ボイスコイルボビンの外周のほぼ中央部に巻回されたボイスコイルを設置し、このボイスコイルの外周の中央部に振動板の内周部を結合し、かつ前記ボイスコイルボビンの外周の両端部を、互いに間隔をおいて設置された2枚のダンパにて支持し、このボイスコイルの支持系を、ボイスコイルの軸方向と直交する中心軸を対称軸とする対称型に形成したスピーカが特許文献2に開示されている。
図8は特許文献2に開示されたスピーカの磁気回路近傍のボイスコイルの巻回方法を示す略線図を示すもので、スペーサ6をはさんで2枚の円板状マグネット1b,1bを互いに反撥する磁気方向に配置した反撥磁界を形成する。この様な磁気回路では、マグネット1b,1b間の漏洩磁束Φ1部分に強力な磁場が生じ、マグネット1b,1bの周辺の漏洩磁束Φ2、Φ3部分には逆向きの磁場が発生している。
そこで、図8に示す様にボイスコイルボビン8の外周における一方のマグネット1bに略対応する位置に巻回された第1のコイル3aと、スペーサ6に略対応する位置に巻回された第2のコイル3bと、他方のマグネット1bに略対応する位置に巻回された第3のコイル3cとを連ねてボイスコイル3を形成している。そして、図8おいて矢印で示すごとく、第2のコイル3bの巻回方向に対して、第1,第3のコイル3a,3bの巻回方向を逆向きにしている。
かかるボイスコイル3をマグネット1b,1bとスペーサ6とにより形成される反撥磁界内に配置することによって、強力な磁場を発生する漏洩磁束Φ1部分からは第2のコイル3bにより駆動力を得、逆向きの磁場が発生する漏洩磁束Φ2、Φ3部分からは第1,第3のコイル3a,3cにより駆動力を得ることができる。したがって、磁気回路を形成している部分の薄型化,軽量化を図ったうえで、大きな駆動力を得ることができること、および、コイルに相互に生じるインダクタンスリダクション作用により定インピーダンス特性が得られ、これは、また高域改善に有効でもある旨の記載がある。
しかし、前記従来技術ではそのいずれも、ボイスコイルボビン8の内側に、マグネット1、1a、1bおよび非磁性体あるいは強磁性体からなるスペーサ6から構成される磁気回路を配置した構造となっている。このため、磁気回路を支持するための構造が必要となり、ボイスコイル3の中心軸方向と直交する中心軸に対して対称な振動系を有するスピーカは実現できない。従って、振動板5、5aの振動方向に対称性が無く、音響信号の歪みの原因になる。
振動系が振動方向に対して対称となるためには、枠状あるいはリング状の非磁性体製、あるいは強磁性体のスペーサ6をはさんで、その両側に枠状あるいはリング状の2枚のマグネット1、1a、1bの同じ極性を対向させて形成配置した、枠状あるいはリング状磁気回路の内側にボイスコイルを配置する内磁型の磁気回路を構成することが考えられる。
この様な磁気回路構成のスピーカでは枠状あるいはリング状磁気回路の外周部分を回りから固定することで、振動方向に対称構造を有するスピーカを実現することが可能である。
しかし、枠状あるいはリング状磁気回路においては、枠状あるいはリング状磁気回路の外周部にも磁束が集中し、この磁束はスピーカ駆動のためには何ら寄与しないので、無駄な磁束となってしまう。
さらに、この様な磁気回路においては、非磁性体からなるスペーサ6を用いた場合には、マグネット1、1a、1bの有する磁気エネルギー(有効磁束)を効率良く取り出すことができない。
また、強磁性体からなるスペーサ6を用いた場合には効率良く取り出すことが可能であるが、磁気エネルギーの大きなマグネットを用いた場合には強磁性体スペーサ6の磁束密度が飽和してしまい、効率良く有効磁束を取り出すことが困難になる課題を有していた。
実公平2−30957号公報(図1) 特開平6−233384号公報(第5および図6)
本発明は、上述の課題を解消するためになされたもので、その目的とするところは、薄型かつ軽量で、しかもボイスコイルの中心軸方向と直交する中心軸に対称な振動系を有するスピーカを実現し、高音質が得られるスピーカを提供しようとするものである。
本発明の他の目的は、磁路が閉じていない薄型かつ軽量な磁気回路において強力な漏洩磁束を有効に用い、マグネットの利用率の向上を図るとともに、磁気回路の構成部品(スペーサ、プレート、ヨーク等)による磁束密度の飽和現象が無い磁気回路を提供しようとするものである。
さらに、本発明の他の目的は複数のコイルを組み合せボイスコイルの入力インピーダンスのインダクタンス成分を減少させることにより定入力インピーダンススピーカと振動板の振動振幅の拡大を図った磁気回路およびスピーカを提供しようとするものである。
第1の本発明は、積層された少なくとも3個のマグネットを有する磁気回路において、1層目の第1のマグネットと3層目の第3マグネットを互いに反撥する磁気方向に配置するとともに、2層目の第2のマグネットの極性方向を、1層目の第1のマグネットと3層目の第3のマグネットの極性方向と直交するように配置した磁気回路としたものである。
第2の本発明は、積層された少なくとも3個のマグネットから成る磁気回路で構成したスピーカにおいて、1層目の第1のマグネットと3層目の第3のマグネットを互いに反撥する磁気方向に配置するとともに、2層目の第2のマグネットの極性方向を、1層目の第1のマグネットと3層目の第3のマグネットの極性方向と直交するように配置した磁気回路を有したスピーカとしたものである。
第3の本発明は、磁気回路を構成する第1乃至第3のマグネットはリング状または多角形の枠状に形成され、2層目の第2のマグネットに対向するように、ボビンに巻回したボイスコイルあるいはボビンレスボイスコイルを配置したスピーカとしたものである。
第4の本発明は、2層目の第2のマグネットに対向するようにボビンに巻回した第2ボイスコイルの巻回方向と、1層目と3層目の第1のマグネットと第3のマグネットに対向するようボビンに巻回した第1のボイスコイルと第3のボイスコイルの巻回方向を逆向きにしたスピーカとしたものである。
第1、第2の本発明の磁気回路およびスピーカによると、積層された3枚のマグネットにおいて1層目と3層目の第1、第3のマグネットを互いに反撥する磁気方向に配置するとともに、2層目の第2のマグネットの極性を、上下1層目と3層目の第1、第3のマグネットの極性と直交方向に配置することにより、2層目の第2のマグネットの片側極性端に磁束を集中させることができる。この磁束が集中する部分は、1層目と3層目の第1、第3のマグネットにおいて、2層目と接触していない端面の極性、つまり3層から成る磁気回路の上側と下側(マグネットの極性は同じになっている。)と反対の極性端である。このように、3層から成る第1乃至第3のマグネットからの磁束を一つの部分に集中させることにより大きな磁界を得ることができる。さらに鉄材に代表される飽和磁束密度特性を有する強磁性体を用いないため、磁束密度が飽和する領域で、使用する第1乃至第3のマグネットの磁気エネルギーに比例した大きな磁界を得ることが可能である。
第3の本発明のスピーカによると、3層からなるリング状あるいは多角形の枠状の磁気回路の内側2層目の第2のマグネットに対向するように、ボイスコイルボビンに巻回されたボイスコイルを配置し、このボイスコイルボビンの両端に振動板およびエッジから構成される略同一な振動系を結合するようにしたので、ボイスコイルの中心軸方向と直交する中心軸に対称な振動系を有するスピーカを実現することができる。
第4の本発明のスピーカによると、2層目の第2のマグネットに対向するように、ボイスコイルボビンに巻回されたボイスコイルの巻回方向と、1層目と3層目のマグネットに対向するようボイスコイルボビンに巻回されたボイスコイルの巻回方向を逆向きにして直列接続したので入力インピーダンスのインダクタンス成分の小さいスピーカを実現することができる。さらに、第1,第3のボイスコイルの巻回方向を逆向きにしてボイスコイルを形成しているため、対向している2層目の第2のマグネット部からの駆動力と、磁束が2層目の第2のマグネットと逆向きである1層目、3層目の第1、第3のマグネットと対向した第1、第3のボイスコイルからの駆動力が同じ方向になるので、薄型で軽量にも拘わらず、充分な駆動力を得ることができる。
本発明では3枚のマグネットの極性を利用して磁気回路を構成したので、極めて薄型で軽量に磁気回路およびスピーカを形成し得る。
また、ボイスコイルボビンの外周のほぼ中央部にボイスコイルを巻回して、このボイスコイルの両端に対称な振動系を結合したので、高音質の磁気回路およびスピーカが得られる。
さらに、ボイスコイルボビンに、各マグネットと対向する位置に第1,第2,第3のコイルを巻回し、かつ第2層目の第2のマグネットに対応する位置に巻回された第2のコイルの巻回方向に対して、第1層目、第3層目の第1、第3のマグネットに対向する位置に巻回された第1,第3のコイルの巻回方向を逆向きにしたボイスコイルを形成しているので、第2層目の第2のマグネットから第2のコイルは駆動力を得、逆向きの磁場が発生する第1層目、第3層目の第1、第3のマグネットの周辺の部分からは第1,第3のコイルが駆動力を得ているので、薄型で軽量にも拘わらず、大きな駆動力を得る磁気回路およびスピーカが得られる。
また、さらに、スピーカの入力インピーダンスのインダクタンス成分を減少させることが可能になり、高域が改善され、磁束密度飽和特性を有する強磁性体を磁気回路の一部として用いていないため、非常に磁気エネルギーの大きなマグネットを使っても磁束密度の飽和現象が生じない磁気回路およびスピーカが得られる。
以下、本発明の磁気回路およびスピーカの1形態例を図1乃至図6によって詳記する。図1は本発明のスピーカの1形態例の一部を断面とする斜視図、図2は図1に示した磁気回路の磁束分布図、図3は本発明の磁気回路およびスピーカの磁束分布の計算結果を示すグラフ、図4は本発明の他の構成を示すスピーカの一部を断面とする斜視図、図5は従来の図7および図8で説明した磁気回路の磁束分布図、図6は従来の磁気回路およびスピーカの磁束分布の計算結果を示すグラフである。
以下、本発明の1実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の3層マグネット構造の磁気回路を用いて、振動方向に対称な振動系を有するスピーカの1実施例を示す一部を断面とする斜視図である。図1において、10は全体としてスピーカを示し、磁気回路を構成するボイスコイル18の中心軸X−Xに対称なリング状のマグネットからなる磁気回路を用いた例であり、第1層目のリング状の第1のマグネット11と第3層目のリング状の第3のマグネット13は互いに反撥する方向に、かつこれら第1、第3のマグネット11、13の厚み方向にN、S(S、N)とS、N(S、N)の様に着磁されている。第2層目の第2のマグネット12は第1、第3のマグネット11、13の厚みより厚いリング状に形成され、上下に配置された第1層目の第1のマグネット11、第3層目の第3のマグネット13の着磁方向と直交する方向に例えば、内径側をS極とし、外径側をN極となるように着磁されている。
さらに図1に示すマグネットの極性のように、第2層目の第2のマグネット12の磁極は内径側の極性が、第1層目の第1のマグネット11の上面側のN極と第3層目の第3のマグネット13の下面の極性N極と反対のS極になるように着磁されていて、リング状マグネットの内径側に磁束密度(磁界)が大きくなるように構成されている。
上述のような着磁方法は、ボイスコイルの外周側に磁気回路が配置される外磁型のスピーカを形成する場合であり、例えば、ボイスコイルの内周側に磁気回路が配置される内磁型のスピーカを形成する場合は、リング状マグネットの外径側に磁束密度(磁界)が大きくなるように、第2層目の第2のマグネット12の磁極は外径側の極性が、第1層目の第1のマグネット11の上面側のN極と第3層目の第3のマグネット13の下面の極性N極と反対のS極になるように着磁することで強い漏洩磁束を外径側に出すことが出来る。
第1層目の第1のマグネット11の上面側の内径寄りには上側振動板14を支持するリング状で上方向に凸状と成された上側スピーカエッジ15の外周が、第3層目の第3マグネット13の下面側の内径寄りにも下側振動板16を支持するリング状で下方向に凸状と成されたスピーカエッジ17の外周が接着剤等を介して固定されている。
略円盤状の上側振動板14と下側振動板16の中心軸X−Xの外周には、ボイスコイル18の巻回されたボイスコイルボビン19が接着剤を介して固定されている。ボイスコイル18は第2層目の第2のマグネット12と対向するように配置され、ボイスコイル18に音声信号電流が流れると、この電流と磁気回路から生成される磁束との相互作用により上下振動板14、16を駆動する駆動力が生じる。
この時、上下振動板14、16、および上下スピーカエッジ15、17を略同じ形状にすると、振動方向に対称な振動系が構成できるため、音質が良好なスピーカを実現することが可能になる。
上記実施例では、第1乃至第3のマグネット11、12、13をリング状に形成した磁気回路を用いた円形状の上下振動板について説明したが、磁気回路は任意の枠形状でも良いことは言うまでもない。また、外磁型の場合は円盤状でも良いことは明らかである。
図2は本発明による磁気回路の漏洩磁束の磁力線Φ10、Φ11を示したものである。磁気回路は中心軸X−Xに対して軸対称な磁気回路の断面について示してある。3層の第1乃至第3のリング状のマグネット11A、12A、13Aからなる磁気回路は、第1層目の第1のマグネット12Aと第3層目の第3のマグネット13Aは互いに反撥する方向で、かつ厚さ方向に着磁されている。第2層目の第2マグネット12Aは上下に配置された第1層目の第1のマグネット12A、第3層目の第3のマグネット13Aの着磁方向と直交する方向に着磁されている。
さらに図1に示すマグネット11、12、13の極性のように、第2層目の第2のマグネット12Aの磁極は内径側の極性が、第1層目の第1のマグネット12Aの上面と第3層目の第3のマグネット13Aの下面の極性と反対になるように着磁されている。
上述の構成の磁気回路の漏洩磁束Φ10、Φ11の磁束密度分布を従来の図7に対応する図5の磁気回路と比較のために以下に計算する。
図2に示す場合の磁束密度分布はボイスコイル18が配置される部分、すなわち、第1乃至第3のマグネット11A、12A、13Aの内周から0.3mm離れた場所での値を有限要素法により計算したものであり、計算に用いたマグネットはNEOMAX−32(住友友特殊金属製)であり、第1層目の第1のマグネット12Aおよび第3層目の第3のマグネット13Aの内径は40mm、外径は56mm、厚さは2mmであり、第2層目の第2のマグネット12Aの内径は40mm、外径56mm、厚さ5mmである。
上述の磁気回路の漏洩磁束Φ10、Φ11の磁力線は第2層目の第2のマグネット12Aの内周部に集中することが窺がえる。この第2のマグネット12Aの内径側のS極から出た磁力線は第1および第3のマグネット11A,13AのN極側に流入していて、内径側の磁束密度分布が高く、外径側の磁束密度分布が低いことが解る。
図3は上記磁気回路での漏洩磁束Φ10、Φ11の磁束密度分布の計算結果をグラフ化したものであり、横軸は第1乃至第3のマグネット11A,12A,13Aのボイスコイル18側の距離Dを、縦軸は磁束密度を示すもので、このグラフ曲線25からも第1および第3のマグネット11A、12A近傍の磁束密度と第2のマグネット12Aの磁束密度が平均的に大きいことが解る。
図5は、図2に示した本発明の磁気回路の磁束密度分布と比較するための比較例を示すもので、図5は、図7と同様の従来の反撥磁界マグネットによる磁気回路の磁力線を示したものである。磁気回路は中心軸X−Xに対して軸対称な磁気回路の断面について示してある。2つのマグネットと1つの強磁性体の3層からなる磁気回路で構成されている。この磁気回路は、第1層目の第1マグネット11Bと第3層目の第3のマグネット13Bは互いに反撥する方向で、かつ厚さ方向に着磁されている。第2層目は強磁性体からなるリング状プレート30から成っている。
この場合の磁束密度分布を計算してみる。磁束密度分布は、ボイスコイルが配置される部分(マグネット内周から0.3mm離れた場所)での値を有限要素法により計算した。計算に用いたマグネットはNEOMAX−32H(住友特殊金属製)である。強磁性体はS15Cあり、第1層目の第1のマグネット11B、第3層目の第2のマグネット13Bの内径は40mm、外径は56mm、厚さは2mmであり、第2層目の強磁性体からなるリング状プレート30の内径は40mm、外径は56mm、厚さは5mmである。
図6の曲線20は、図5反撥磁界マグネットによる磁気回路での磁束密度分布の計算結果である。磁気回路の磁力線は第2層目の強磁性体からなるリング状プレート20の内周部と外周部の両方に磁束が集中することが窺がえる。本発明の図2に示した磁気回路と比べて、従来の反撥磁界の第1、第2のマグネット11B、13Bによる磁気回路では内側と外側の両方向21、22、23、24の部分に磁束の強い領域が現れ、一方の磁束21、23(22、24)は駆動力として寄与しないのでマグネットの利用効率が悪くなる。両方の磁束を駆動力として用いる場合にはボイスコイルを2つ用いることが必要なので構造が複雑になるとともに、ボイスコイルボビンの内側に磁気回路が入ることになるので、振動方向に対称な振動系を構成することが困難になるといった問題が生ずる。これに対して、本発明は第2層目の第2のマグネット12Aの内径側の一方のみに磁束の強い領域が現れるのでマグネットの利用効率がよくなる。
上記の実施例では第2層目の第2マグネット12、12Aの内径側に磁力線を集中させたが、第2層目の第2のマグネット12、12Aの極性を反対方向の外径側にすることにより、外側に集中させることが可能である。あるいは、第1層目と第3層目の第1、第3のマグネット11、11A,13、13Aの極性を反転(11,13をS−N、N−Sと着磁させ12の内径側をS、外径をNに着磁させる。)させても外径側に磁力線を集中させることが可能である。
図4は本発明の3層マグネット構造の磁気回路とスピーカの他の実施例を示す断面図である。図4に示す実施例では、中心軸X−Xに対称なリング状の磁気回路を用いた例である。第1層目の第1のマグネット11Cと第3層目の第3のマグネット13Cは互いに反撥する方向で、かつ厚さ方向に着磁されている。第2層目の第2のマグネット12Cは上下に配置された第1層目の第1のマグネット11C、第3層目の第3のマグネット13Cの着磁方向と直交する方向に着磁されている。
さらに、図4に示すマグネットの極性のように、第2層目の第2の第2のマグネット12Cの磁極は内径側の極性が、第1層目の第1のマグネット11Cの上面と第3層目の第3のマグネット13Cの下面の極性と反対になるように着磁されていて、リング状マグネットの内径側の磁束が大きくなるように構成されている。
第1層目の第1のマグネット11Cの上面には上側振動板14Cを支持する上側スピーカエッジ15Cが、第3層目の第3のマグネット13Cの下面にも下側振動板16Cを支持する下側スピーカエッジ17Cが接着固定されている。上側振動板14Cの外周と下側振動板16Cの外周間に垂下され接着固定されたボイスコイルボビン18Cには、ボイスコイルボビン18Cの中心付近の外周に巻回されたボイスコイル19CBとボイスコイルボビン18Cの両端部で逆方向に巻回されたボイスコイル19CA、19CCを有している。
ボイスコイル19CBは第2層目の第2のマグネット12Cと対向するように配置され、ボイスコイル19CA,19CCはそれぞれ第1層目の第1のマグネット11C、第3層目の第3のマグネット13Cに対向するように配置されている。それぞれのボイスコイル19CA、19CB、19CCは直列に接続されており、各ボイスコイル19CA、19CB、19CCに音声信号電流が流れると、この電流と磁気回路から生成される磁束との相互作用により振動系に駆動力を生ずる。
上述の構成では、図3の曲線25に示すように、第2層目の第2のマグネット11Cの部分に強力な磁場が生じ、第1層目の第1のマグネット11Cと第3層目の第3のマグネット13C部分には逆向きの磁場が発生しているので図4示す実施例では、各ボイスコイル19CA,19CB,19CCには同じ方向の駆動力が生じることになる。
本発明は3枚のマグネットの極性を利用して磁気回路を構成しているので、極めて薄型で軽量に形成し得る効果がある。さらに、ボイスコイルボビンの外周のほぼ中央部にボイスコイルを巻回して形成し、このボイスコイルの両端に対称な振動系を結合しているので、高音質が得られる効果もある。また、ボイスコイルボビンに、各マグネットと対向する位置に第1,第2,第3のコイルを巻回し、かつ第2層目の第2のマグネットに対応する位置に巻回された第2のコイルの巻回方向に対して、第1層目、第3層目の第1、第3のマグネットに対向する位置に巻回された第1,第3のコイルの巻回方向を逆向きにしてボイスコイルを形成しているので第2層目の第2のマグネットからは第2のコイルは駆動力を得、逆向きの磁場が発生する第1層目、第3層目の第1、第3のマグネットの周辺部分からは第1,第3のコイルが駆動力を得るようにしているので、薄型で軽量にも拘わらず、大きな駆動力を得ることができるという効果がある。また、スピーカの入力インピーダンスのインダクタンス成分を減少させることが可能になり、高域改善に有効である。さらに、磁束密度飽和特性を有する強磁性体を磁気回路の一部として用いていないことから、非常に磁気エネルギーの大きなマグネットを使っても磁束密度の飽和現象が生じないといった特徴を有する。
本発明の磁気回路はスピーカだけでなくヘッドホン、イヤーホン、補聴器等の電気音響変換装置の動電型、電磁型の磁気回路およびマイクロホン、送話器、送受話器等の音響電気変換装置の動電型、電磁型の磁気回路ならびに電動機、発電機等の回転子、固定子に利用可能である。また、マグネットの外形をリング状とした場合を説明したが例えば、多角形状の外形および内径を有する枠型形状とすることも出来る。
本発明のスピーカの1形態例の一部を断面とする斜視図である。 図1に示した磁気回路の磁束分布図である。 本発明1形態例を示す磁気回路およびスピーカの磁束分布の計算結果を示すグラフである。 本発明の本発明の他の構成を示すスピーカの一部を断面とする斜視図である。 従来の図7および図8で説明した磁気回路の磁束分布図である。 従来の磁気回路およびスピーカの磁束分布の計算結果を示すグラフである。 従来のスピーカの側断面図である。 従来のスピーカの磁気回路近傍のボイスコイルの巻回方法を示す略線図である。
符号の説明
10、20 スピーカ
11、11A、11B、11C 第1のマグネット
12、12A、12B、12C 第2のマグネット
13、13A、13B、13C 第3のマグネット
14、14C、16、16C 上下側振動板
15、15C、17、17C 上下側スピーカエッジ
18 ボイスコイルボビン
19、19CA、19CB、19CC 第1乃至第3のボイスコイル

Claims (5)

  1. 積層された少なくとも3個のマグネットを有する磁気回路において、
    1層目の第1のマグネットと3層目の第3マグネットを互いに反撥する磁気方向に配置するとともに、2層目の第2のマグネットの極性方向を、該1層目の第1のマグネットと3層目の第3のマグネットの極性方向と直交するように配置することを特徴とする磁気回路。
  2. 積層された少なくとも3個のマグネットから成る磁気回路で構成したスピーカにおいて、
    1層目の第1のマグネットと3層目の第3のマグネットを互いに反撥する磁気方向に配置するとともに、2層目の第2のマグネットの極性方向を、該1層目の第1のマグネットと3層目の第3のマグネットの極性方向と直交するように配置した磁気回路を有することを特徴とするスピーカ。
  3. 前記磁気回路を構成する第1乃至第3のマグネットはリング状または多角形の枠状に形成され、前記2層目の第2のマグネットに対向するように、ボビンに巻回したボイスコイルあるいはボビンレスボイスコイルを配置したことを特徴とする請求項2記載のスピーカ。
  4. 前記2層目のリング状または多角形の枠状に形成された第2のマグネットの内径に対向するように配設したボビンの中央付近にボイスコイルを巻回し、該ボビンの上下両端に振動板およびエッジから構成される略同一の振動系を結合し、該ボイスコイルの中心軸方向に対し直交する中心軸に対称な該振動系を設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のスピーカ。
  5. 前記2層目の第2のマグネットに対向するように前記ボビンに巻回した第2ボイスコイルの巻回方向と、前記1層目と3層目の第1のマグネットと第3のマグネットに対向するよう該ボビンに巻回した第1のボイスコイルと第3のボイスコイルの巻回方向を逆向きに成したことを特徴とする請求項2乃至請求項4記載のいずれか1項記載のスピーカ。
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