JP2005197923A - 情報提示方法および情報提示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザインタフェース表示や管理レポートの印刷出力などを行なう場合における複数の言語体系への対応を、より使い勝手が良くなるようにする。
【解決手段】通常言語設定記憶部110にデフォルト用の言語情報を記憶する。一般言語設定記憶部120に一般ユーザ設定用の言語情報を圧縮して記憶する。一般ユーザにより何れかの言語設定が選択されるとRAM124に展開して使う。機械管理者による言語設定の切替可能範囲と一般ユーザによる言語設定の切替可能範囲とは、個別に設定可能にしておく。デフォルト設定とするべきメジャー言語と、自由な切替えを可能にするべきマイナー言語の関係のバランスを加味して、それぞれの切替可能範囲を設定する。制御部100の言語設定切替部140は、動作管理部130からの情報に従って言語設定を切り替える。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置に使用される情報提示方法および情報提示装置に関する。より詳細には、オペレータの操作を円滑にしたり処理内容を明示したりするためのユーザインタフェース表示や、処理結果や管理レポートなどの印刷出力などを行なう場合における、複数の言語体系への対応技術に関する。
情報処理装置(以下デバイスともいう)においては、異なる言語背景のユーザが各人の言語で確認しながらデバイスの操作を行なうために、同じ記憶手段で複数の言語メッセージとフォントを実装したり、多言語による画面表示と切り替えが便利に行なったり、多言語による文字入力を可能とする言語設定機能が知られている(たとえば特許文献1〜6を参照)。
特開平03−013163号公報 特開平05−336279号公報 特開平06−075732号公報 特開2000−305690号公報 特開平11−052937号公報 特開2002−328671号公報
この言語設定機能は、日本語、英語、あるいは仏語など、予め用意されている複数種類の言語のうち、オペレータなどが選択する言語により、オペレータの操作を円滑にしたり、処理内容を明示したりするための文字列をユーザインタフェース表示画面に表示したり、装置における処理結果や管理レポートなどをプリンタなどにて印刷出力したり、1つの記憶手段でなるべく多い数の言語に対応しようとする技術である。
たとえば、特許文献1には、ファクシミリ装置において、装置の設置される地域別に各地域の言語による各種情報をメモリに用意し、装置の設置地域に対応する地域選択情報を別のメモリに格納して、地域選択情報で指定された地域の言語またはオペレータ言語選択による言語の各種情報を表示あるいは記録出力する仕組みが提案されている。
この仕組みに依れば、他の言語圏の地域のオペレータであっても、オペレータ言語選択により異なる言語を簡単に選択することができ、また操作終了後に言語設定が元の地域設定に復帰し、ファクシミリ装置の利用性と便宜性を向上させることができる。また、地域ごとに装置を製造することなく、設置地域の言語で各種情報を出力できるようにして、装置の設計や製造管理を簡単かつ容易なものとし、装置のコストを低減することができる。
また、特許文献2には、各国言語の文字フォントを有するファクシミリ装置において、送受信の操作や入力指示のような固定メッセージを表示するための言語種別選択手段と、任意の文字を入力するための言語種別選択手段とがそれぞれ別に設ける仕組みが提案されている。この仕組みに依れば、文字入力の言語種別は、予め用意されている固定メッセージ表示と、異なるメッセージ表示の何れかを操作者の希望により切替選択でき、文字入力は固定メッセージ表示と異なる言語で入力可能となる。
また、特許文献3には、言語切替のメニュー画面において、言語選択肢の選択に関わらず、言語選択肢を選択される言語(ネイティブ言語)で表示することで、いかなる言語を表示に用いると設定されていても、容易に表示言語の選択を可能にする方法が提案されている。
また、特許文献4には、言語切替のメニューにおける選択肢については、予め決められた言語(固定言語)で表示することで、表示言語としていかなる言語が設定されていても、言語変更画面へ移行するための選択肢を、たとえば、多くの人が理解することのできる言語とすることで、数多くのユーザが言語変更画面への移行を容易に行なうことを可能にする方法が提案されている。
また、特許文献5には、画像表示システムにおいて、入力した表示内容データが示す各表示項目の内容が表示画面上で互いに重ならないように、各表示項目の内容の表示位置を調整して表示することで、表示する言語などが変更されても、各表示項目の表示位置が重なることを回避する仕組みが提案されている。
また、特許文献6には、複数言語に対応する各言語データを圧縮して第1記憶手段に格納し、ユーザの所望する言語の選択設定操作に基づき選択された何れかの圧縮言語データを伸長した言語データとして第2記憶手段に格納し、伸張された言語データに基づいて表示画面の表示情報とするように制御することで、記憶手段の容量を増加させることなく、サポート言語数を増加させるとともに、言語切替も可能とする技術が提案されている。
しかしながら、上記特許文献1〜6に記載の言語設定機能では、ユーザが自由に言語設定を切り替えられる半面、本来切り替えられるべきではない部分に関してまで切り替えられてしまう可能性がある。
たとえば、デバイスのデフォルト言語にしておくことが望ましい部分まで、一般ユーザによって自由に言語設定を切り替えられるようにすると、その一般ユーザとは異なる言語圏の他のユーザにとっては、装置を利用する際に不都合が生じ得る。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、あるユーザによって言語設定がデフォルト設定から切り替えられても、他のユーザの装置使用に支障を来すことを防止することのできる仕組みを提供することを目的とする。
本発明に係る情報提示方法は、クライアントより指示された情報処理をする機能部分を備えた情報処理装置における、所定の情報を所定の言語設定に基づいて所定の出力媒体上に可視情報として提示する情報提示方法であって、情報処理装置を管理する機械管理者による言語設定範囲と、情報処理装置が持つ情報処理機能を利用する利用者である一般ユーザによる言語設定範囲とを、個別に設定可能にした。
本発明に係る情報提示装置は、上記本発明に係る情報提示方法を実施するのに好適な装置であって、機械管理者による言語設定範囲と一般ユーザによる言語設定範囲とを個別に設定可能にするとともに、設定された言語設定に基づいて所定の情報を提示させる制御部を備えるものとした。
また従属項に記載された発明は、本発明に係る情報提示方法や情報提示装置のさらなる有利な具体例を規定する。なお、本発明に係る情報提示方法や情報提示装置は、電子計算機(コンピュータ)を用いてソフトウェアで実現することもでき、このためのプログラムやこのプログラムを格納した記録媒体を発明として抽出することも可能である。なお、プログラムは、コンピュータ読取り可能な記憶媒体に格納されて提供されてもよいし、有線あるいは無線による通信手段を介して配信されてもよい。
本発明に依れば、機械管理者による言語設定範囲と一般ユーザによる言語設定範囲とを個別に設定可能にしたので、デフォルト設定とするべきメジャー言語と、自由な切替えを可能にするべきマイナー言語の関係のバランスを加味して、それぞれの言語設定範囲を自由に決めることができる。
これにより、機械管理者の望んでいる安定の言語処理動作と一般ユーザの望んでいる言語切替えの自由さや便利さを両立させることができる。大多数の人間が使う言語または共通言語をデバイスのデフォルト言語として保つことができるとともに、装置の持つ機能を使う際には、ユーザは各自の言語環境に合わせて、ユーザの言語(ネイティブ言語)の表示メニューに切り替えることで、ユーザが装置を利用しようとする場合に最適の使い方を選択することで不都合が生じないようにすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
<情報処理装置の構成>
図1は、本発明に係る情報提示装置の一実施形態を備えた情報処理装置を示す概略図である。この情報処理装置1は、たとえば複写機能、ページプリンタ機能、およびファクシミリ送受信機能を備えたいわゆる複合機(マルチファンクション機)で、デジタルプリント装置として構成されている。
情報処理装置1は、大まかに、原稿を読み取る画像読取部10、所定の画像処理を行なう画像処理部20、画像処理部20による処理済の画像データに基づいて可視画像を所定の記録媒体に形成して出力する画像出力部30、および複数(たとえばA4,B4,A3の各サイズや、裏面紙や色紙など;図では3つ)の給紙トレイ82の内の何れかから記録媒体としての印刷用紙を画像出力部30に搬送する給紙部80を備える。画像処理部20は、画像読取部10と画像出力部30との境界部分に配された処理基板38上に設けられている。
また情報処理装置1は、接続ケーブル90を介してネットワークに接続可能になっている。たとえば、図示しない画像入力端末から、接続ケーブル90を介して、ページ記述言語(PDL:Page Description Language )で記載された印刷データを受け取る。あるいは一般加入電話網(PSTN:Public Switched Telephone Network )を介してFAX装置などの画像入力端末に接続される。なお、一般加入電話網PSTNに代えて、ISDN(Integrated Switched Digital Network )またはインターネットを含む他の通信媒体を利用してファクシミリをやり取りするようにしてもよい。画像読取部10と画像出力部30と図示しない通信処理部とでファックス送受信手段が構成される。
このような構成により、情報処理装置1は、前述のように、画像読取部10にて読み取った画像の印刷機能すなわち複写機能に限らず、接続ケーブル90を介してパソコンなどの画像入力端末から取得した文書データや画像ファイルなどに基づいて画像を印刷するいわゆるプリント機能や、電話回線および接続ケーブル90を介して受信したFAXデータに基づいて印刷出力するFAX機能も備えるようになる。
あるいは、画像出力部30を利用することで、多言語のレポート出力機能を持たせるようにしてもよい。また、図示しない通信処理部を利用することで、電子メール送受信手段を構成することもできる。また、電子メールなどで受信した文字情報やユーザインタフェース部15を介して入力された文字情報を、画像出力部30を利用して印刷する手段を構成することもできる。
画像読取装置10は、プラテンカバーの機能も備え、原稿を図示しない読取台(プラテンガラス)上の読取位置まで搬送し排紙する循環機能のないドキュメントフィーダ(ADF(自動原稿搬送)装置)12と、装置使用のためのガイダンス情報や所定の情報処理結果や管理情報などを表示する操作パネル部15aやオペレータからの装置に対する種々の指示入力を受け付けるための操作キー部15bを有するユーザインタフェース部15とを有している。なお、操作パネル部15aや操作キー部15bに代えて、あるいはこれらとともに使用される大型ユーザインタフェースあるいはメンテナンス画面を備えたユーザインタフェース装置16を設けてもよい。
ここで、本実施形態の情報処理装置1におけるユーザインタフェース機能としては、複数の言語情報を持っており、これら複数言語のうちの何れかに基づいてガイダンス情報や処理内容などを表示し、また処理結果や管理レポートなどの印刷を行なえるようになっている。加えて、カジュアルオペレータによる言語切替がなされたときには、一定時間放置または省エネモードへの遷移により、自動的にクリアされて、デフォルト設定に戻るようになっている。
画像読取部10は、画像入力端末の機能を備えており、たとえばCCD固体撮像素子の全幅アレイを使用して、読取位置へ送られた原稿に光を照射することで、原稿上の画像を読み取り、この読み取った画像を表す赤、緑、青のアナログビデオ信号をデジタル信号へ変換し、画像処理部20へ送る。
このようにして、読取りが完了すると、画像処理部20は、画像読取部10からの赤、緑、青の画像データR,G,Bに基づいて、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)のオンオフ2値化トナー信号を得、各トナー信号を画像出力部30に出力する。
画像出力部30は、画像形成ユニット32と、両面複写ユニット34と、排紙ユニット36と、1枚もしくは複数枚(図は複数枚で例示)の処理基板38とを含む。画像形成ユニット32は、画像読取装置10にて得られた画像信号により表される画像を、電子写真式、感熱式、熱転写式、インクジェット式、あるいは同様な従来の画像形成処理を利用して、普通紙や感熱紙上に可視画像を形成する(印刷する)すなわち複写する。このため、画像形成ユニット32は、たとえば情報処理装置1をデジタル印刷システムとして稼働させるためのラスタ出力スキャン(ROS)ベースのプリントエンジンを備える。
処理基板38には、画像出力部30用の処理部(特に画像処理部)だけでなく、画像処理部20や情報処理装置1全体の種々の処理をするための回路が搭載される。たとえば、情報処理装置1内に構築された資源であるドキュメントフィーダ12、操作パネル部15a、画像読取部10の図示しない画像読取ユニット(スキャナ部)、画像形成ユニット32、両面複写ユニット34、排紙ユニット36、あるいは給紙トレイ82など制御する回路が搭載される。この処理基板38には、半導体製の記憶媒体が搭載され、たとえば、複写アプリケーション、プリンタアプリケーション、ファクシミリ(FAX)アプリケーション、あるいは他のアプリケーション用の処理プログラムが格納される。
たとえば、画像読取装置10は、画像入力端末の機能を備えており、たとえばCCD固体撮像素子の全幅アレイを使用して、読取位置へ送られた原稿に光を照射することで、原稿上の画像を読み取り、この読み取った画像を表すアナログビデオ信号をデジタル信号へ変換し、画像処理部20へ送る。この画像読取装置10の読み取りに同期して、用紙が複数(A4,B4,A3)の給紙トレイ82の内の何れかから画像出力部30へ給紙されると、画像出力部30の画像形成ユニット32は、その用紙の一方の面に、画像処理部20から送られたK,Y,M,Cのトナー信号に基づいて可視画像を形成する。
両面複写ユニット34は、一方の面に画像が形成された用紙を裏返し、再び画像形成ユニット32にその用紙を給紙する。これにより、画像読取装置10が読み取った画像が用紙の他方の面に形成され、両面複写が完了される。画像形成ユニット32から排出される用紙あるいは両面複写済み用紙は、排紙ユニット36により、ページ順に連続的に、あるいは1ページごとにソートされる。
<情報提示装置の機能ブロック図>
図2は、上記構成の情報処理装置1における情報提示装置2の言語設定機能に関わる機能ブロック図である。図示するように、情報処理装置1は、デフォルトの言語情報を記憶する通常言語設定記憶部110と、一般ユーザの言語情報を記憶する一般言語設定記憶部120と、装置の動作を管理する動作管理部130と、通常言語設定記憶部110と一般言語設定記憶部120の何れか一方の設定を選択する言語設定切替部140とを備える。
言語設定切替部140は、ローカルの多言語入力手段として機能するユーザインタフェース部15やネットワーク上のクライアントから多言語文字入力を受ける手段として機能する。
また、情報処理装置1は、機械管理者言語設定に関して、所定の認証処理を経た後に言語切替を許可するための認証処理部認証処理部150を有している。機械管理者は、予め、自身の認証番号を、認証処理部150の図示しない登録部(記憶部の一例)に登録しておく。
また、情報処理装置1は、言語設定切替部140の選択に従った言語に基づいて、ガイダンス表示や管理情報などの所定の情報を操作パネル部15aなどに表示し、あるいは管理情報などを画像出力部30にて印刷出力させる、あるいはネットワーク上のクライアント端末の表示画面に、多言語のメッセージを表示出力させる出力処理部160を備えている。
動作管理部130と、言語設定切替部140と、認証処理部150と、出力処理部160とにより言語設定に関する制御機能を持つ制御部100が構成される。言語設定は、言語データの設定に限らず、設定された言語に関するフォントデータの設定も含む意味である。
たとえば、通常言語設定記憶部110には、この情報処理装置1の標準の言語設定(デフォルト言語設定)のための言語情報が記憶されている。デフォルトの言語としては、たとえば装置の仕向地に対応した言語や、情報処理装置1を管理する管理者が設定した言語などを使用できる。一方、一般言語設定記憶部120には、情報処理装置1にて対応可能な全ての言語設定(一般言語設定)のための言語情報が記憶されている。
一般言語としては、全ての情報処理装置1に想定されている全ての仕向地に対応した言語が使用できる。なお、通常言語設定記憶部110は、図示するように、デフォルト言語設定のための言語情報として、一般言語設定記憶部120に記憶されている言語情報を利用することとしてもよい。
各記憶部110,120には、装置使用時の操作用のガイダンス情報などを各言語に従って操作パネル部15a上に表示するための表示メニューデータや、管理情報などを印刷出力するためのフォントデータなどが、異なる言語体系の情報(言語情報)として記憶される。なお、複数の言語情報をそのままROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)に入れると、記憶容量サイズが増えるため、図示するように、言語情報をROM122に圧縮して格納しておき、ある時点で実際に使う1言語の情報のみをRAM124にロードして使用する構成とするのがよい。
動作管理部130は、装置動作に関する時間管理をする時間管理部132と、複写や印刷あるいはFAXなどの情報処理装置1における基本動作モードや装置を使用していない待機モードなどの動作モードを管理する動作モード管理部134とを有する。
ユーザインタフェース部15は、上述したように、装置使用のためのガイダンス情報や所定の情報処理結果や管理情報などを表示する操作パネル部15aと、テンキー602やクリア620、あるいはリセット622やスタート630やストップ632、その他の各種キーを有し、オペレータ(一般ユーザおよび管理者)からの装置に対する種々の指示入力を受け付けるための操作キー部15bとを有する。たとえば、ユーザインタフェース部15は、一般ユーザなどが、後述する言語指示や装置動作を指示入力するために用いられ、それらの入力された情報は、図示しない装置全体を制御する制御部や、動作管理部130などに伝達される。
また、言語設定の設定指示や切替指示は、操作キー部15bの一部として設けられたデフォルト設定用のハードウェアキー(デフォルト言語640)や操作パネル部15aへの表示によるソフトウェアキーの何れかを任意に組み合わせて使用できるようになっている。ハードウェアキーを使用すると好ましいのは、ソフトウェアキーの場合、操作パネル部15aに表示されている言語設定では、表示言語と異なる言語圏のユーザには読み取れない場合があるが、ハードウェアキーを設けることで、このようなユーザでも、そのハードウェアキーを押下することで、少なくともデフォルトの言語設定に強制的に戻すことができる。
画像形成ユニット32は、画像処理部327およびラスタスキャンユニット328を有し、情報処理装置1本来の印刷機能を果たす。この印刷機能の中には、先にも述べたように、画像読取部10にて読み取った画像に基づく印刷を行なう複写機能の他に、外部から入力された文書データや画像データなどに基づいて印刷するいわゆるプリント機能やFAXデータに基づいて印刷出力するFAX機能、さらには、情報処理装置1における処理結果や管理レポートなどを印刷出力するレポート出力機能も含んでいる。
情報処理装置1としては、通常言語設定記憶部110と一般言語設定記憶部120とで複数の言語情報を持つようになっており、言語設定切替部140による何れかの言語への切替設定に基づいて、ユーザインタフェース表示を操作パネル部15a上にし、また画像出力部30にて、管理レポート出力機能や、ファックス受信データの出力機能や、電子メールにて受信した文字情報やユーザインタフェース部15を介して入力された文字情報を印刷する機能を実現できる。これら表示出力や印刷出力は、多言語に対応している。
<電子計算機による構成例>
図2に示した言語設定切替処理を行なう仕組みは、専用のハードウェアにより構成することに限らず、その機能を実現するプログラムコードに基づいて電子計算機(コンピュータ)を用いてソフトウェア的に実現することも可能である。
よって、後述する言語設定切替手法を適用した本発明に係る情報提示方法や情報提示装置を、電子計算機(コンピュータ)を用いてソフトウェアで実現するために好適なプログラムあるいはこのプログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体を発明として抽出することもできる。ソフトウェアにより実行させる仕組みとすることで、ハードウェアの変更を伴うことなく、処理手順などを容易に変更できる利点を享受できるようになる。
電子計算機に一連の言語設定切替処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ(組込マイコンなど)、あるいは、CPU(Central Processing Unit )、論理回路、記憶装置などの機能を1つのチップ上に搭載して所望のシステムを実現するSOC(System On a Chip:システムオンチップ)、または、各種のプログラムをインストールすることで各種の機能を実行することが可能な汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
記録媒体は、コンピュータのハードウェア資源に備えられている読取装置に対して、プログラムの記述内容に応じて、磁気、光、電気などのエネルギの変化状態を引き起こして、それに対応する信号の形式で、読取装置にプログラムの記述内容を伝達できるものである。
たとえば、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory )、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini Disc )を含む)、または半導体メモリなどよりなるパッケージメディア(可搬型の記憶媒体)により構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROMやハードディスクなどで構成されてもよい。または、ソフトウェアを構成するプログラムが、有線あるいは無線などの通信網を介して提供されてもよい。
たとえば、言語設定を切り替える機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、ハードウェアにて構成する場合と同様の効果は達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が言語設定切替処理の機能を実現する。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することで、言語設定切替処理を行なう機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム;基本ソフト)などが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって言語設定切替処理を行なう機能が実現される場合であってもよい。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって言語設定切替処理を行なう機能が実現される場合であってもよい。
なお、言語設定切替処理を行なう機能を実現するプログラムコードを記述したファイルとしてプログラムが提供されるが、この場合、一括のプログラムファイルとして提供されることに限らず、コンピュータで構成されるシステムのハードウェア構成に応じて、個別のプログラムモジュールとして提供されてもよい。たとえば、既存の複写装置制御ソフトやプリンタ制御ソフト(プリンタドライバ)に組み込まれるアドインソフトとして提供されてもよい。
図3は、CPUやメモリを利用してソフトウェア的に情報処理装置1を構成する、すなわちパーソナルコンピュータなどの電子計算機の機能を利用して情報処理装置1を構築する場合のハードウェア構成の一例を示した図である。ソフトウェアとしては、たとえば、複写アプリケーションやプリンタアプリケーション、ファクシミリ(FAX)アプリケーション、あるいは他のアプリケーション用の処理プログラムなど、従来の画像形成装置(複合機)におけるものと同様のものが組み込まれる。また、通信網9を介して外部とのデータを送受信したりするための制御プログラムも組み込まれる。
情報処理装置1を構成するコンピュータシステム900は、CPU(Central Processing Unit )902、読出専用の記憶部であるROM(Read Only Memory)903、随時書込みおよび読出しが可能な記憶部であるRAM(Random Access Memory)やROMなどを利用したフォント格納部904、揮発性の記憶部の一例であるRAM905、および不揮発性の記憶部の一例であるRAM(NVRAMと記述する)906を有してなるコントローラ部901と、インターネットなどの通信網9との間の通信データの受け渡しを仲介する通信I/F(インタフェース)908と、キーボードやマウスなどの入力装置912(図1の操作キー部15bに相当)とを有する。
情報処理装置1をコンピュータシステム900により構成する場合、表示制御部919が、CRTやLCD(液晶)などのディスプレイ926(図1の操作パネル部15aに相当)上に、ガイダンス情報や管理レポートなどを表示させる。なお、表示制御部919とディスプレイ926によってローカル表示装置が構成される。
上記において“揮発性の記憶部”とは、情報処理装置1の電源がオフされた場合には、記憶内容を消滅してしまう形態の記憶部を意味する。一方、“不揮発性の記憶部”とは、情報処理装置1のメイン電源がオフされた場合でも、記憶内容を保持し続ける形態の記憶部を意味する。記憶内容を保持し続けることができるものであればよく、半導体製のメモリ素子自体が不揮発性を有するものに限らず、バックアップ電源を備えることで、揮発性のメモリ素子を“不揮発性”を呈するように構成するものであってもよい。また、半導体製のメモリ素子により構成することに限らず、磁気ディスクや光ディスクなどの媒体を利用して構成してもよい。
また、情報処理装置1を構成するコンピュータシステム900は、図1に示した画像読取部10に相当するスキャナ部960とのインタフェース機能をなすスキャナI/F部950と、ファクシミリ機能をなすFAXユニット964とのインタフェース機能をなすファクシミリIF部954と、表示出力部342を制御する表示制御部919と、画像処理部967およびラスタスキャンユニット968を有する印刷出力部344との間のインタフェース機能をなすプリンタI/F部952とを備える。
また、たとえばメモリ読出部907、ハードディスク装置914、フレキシブルディスク(FD)ドライブ916、あるいはCD−ROM(Compact Disk ROM)ドライブ918などの、記憶媒体からデータを読み出したり記録したりするための記録・読取装置を備えてもよい。データは、システムバス909を通じて各ハードウェア間をやり取りされる。
CPU902は、システムバス909を介してシステム全体の制御を行なう。ROM903は、CPU902の制御プログラムなどを格納する。RAM905は、SRAM(Static Random Access Memory)などで構成され、プログラム制御変数や各種処理のためのデータなどを格納する。また、RAM905は、所定のアプリケーションプログラムによって取得した電子ドキュメント(文字データのみに限らず画像データを含んでよい)や自装置に備えられているスキャナ部960で取得した画像データ、さらには外部から取得した電子データなどを一時的に格納する領域を含んでいる。
たとえば上述した言語設定切替処理をコンピュータに実行させるプログラムは、CD−ROM922などの記録媒体を通じて配布される。あるいは、このプログラムは、CD−ROM922ではなくFD920に格納されてもよい。また、MOドライブを設け、MOに前記プログラムを格納してもよく、またフラッシュメモリなどの不揮発性の半導体メモリカード924など、その他の記録媒体に前記プログラムを格納してもよい。さらに、他のサーバなどからインターネットなどの通信網を経由して前記プログラムをダウンロードして取得したり、あるいは更新したりしてもよい。
なお、記録媒体としては、FD920やCD−ROM922などの他にも、DVDなどの光学記録媒体、MDなどの磁気記録媒体、PDなどの光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、ICカードやミニチュアカードなどの半導体メモリを用いることができる。記録媒体の一例としてのFD920やCD−ROM922などには、後で説明する情報処理装置1における言語設定切替処理の一部または全ての機能を格納することができる。
たとえば、ハードディスク装置914は、制御プログラムによる各種処理のためのデータを格納したり、スキャナ部960で取得した撮像画像データや外部から取得した印刷データなどを大量に一時的に格納したりする領域を含んでいる。また、ハードディスク装置914、FDドライブ916、あるいはCD−ROMドライブ918は、たとえば、CPU902にコンテンツ取得やアドレス取得あるいはアドレス設定などの処理をソフトウェアにて実行させるためのプログラムデータを登録するなどのために利用される。
CPU902、ROM903、RAM905、その他の記憶媒体用のドライブ(907,914,916,918)によって、図2に示した通常言語設定記憶部110、一般言語設定記憶部120、動作管理部130、言語設定切替部140、および出力処理部160などが構成される。なお、情報処理装置1の各機能部分の全ての処理をソフトウェアで行なうのではなく、これら機能部分の一部をハードウェアにて行なう処理回路940を設けてもよい。
たとえば情報処理装置1をコンピュータにより構成する場合、CD−ROMドライブ918は、CD−ROM922からデータまたはプログラムを読み取ってCPU902に渡す。そしてソフトウェアはCD−ROM922からハードディスク装置914にインストールされる。ハードディスク装置914は、FDドライブ916またはCD−ROMドライブ918によって読み出されたデータまたはプログラムや、CPU902がプログラムを実行することにより作成されたデータを記憶するとともに、記憶したデータまたはプログラムを読み取ってCPU902に渡す。
ハードディスク装置914に格納されたソフトウェアは、RAM905に読み出された後にCPU902により実行される。たとえばCPU902は、記録媒体の一例であるROM903およびRAM905に格納されたプログラムに基づいて言語設定切替処理を実行するようになる。
たとえば、情報処理装置1を構成するコンピュータシステム900は、情報処理装置1本来の印刷出力機能の他に、ガイダンス情報や管理レポートなどをオペレータに提示する際、それらの内容がオペレータに理解し易いように、所定の言語にて提示されるように言語を切り替える機能を果たす。
図4は、通常言語設定記憶部110や一般言語設定記憶部120に言語情報を記憶させる場合の記憶手法を説明する図である。図示するように、通常言語設定記憶部110や一般言語設定記憶部120は、それぞれ異なる言語体系の情報(多言語データ)を、ROM903と、RAM905あるいは初期言語設定記憶部110に相当するNVRAM906とに格納する。なお、この図4では、フォント格納部904をROM903にて構成するようにしている。
このとき、ROM903には、圧縮したデータとして格納するようにしてもよい。この場合、全ての言語データを圧縮して格納するのではなく、たとえば英語やフランス語などのユーザにより利用される利用率(利用頻度)の高い言語については圧縮しない状態で格納し、利用率の低い言語であるその他の各言語については圧縮した状態で格納するようにしてもよい。
圧縮言語データをROM903に格納する際の圧縮処理は、ハードウェア的な処理、ROM903あるいはNVRAM906などに格納された圧縮プログラムによるソフトウェア的な処理、ハードウェアおよびソフトウェアの組合せによる処理などを用いて行なうことができる。
なお、実際のアプリケーションにおいては、たとえば表示や印刷に際して、フォントデータも必要になる。このフォントデータについても、フォント格納部904には、多言語のフォントを、圧縮したデータとして格納するようにしてもよい。また、この場合、全てのフォントデータを圧縮して格納するのではなく、たとえば英語ゴシック体や英語明朝体などのユーザにより利用される利用率(利用頻度)の高いフォントについては圧縮しない状態で格納し、利用率の低いフォントであるその他の各フォント(たとえば太字体や斜体など)については圧縮した状態で格納するようにしてもよい。
また、機械管理者言語設定により選択される言語の符号化方式は、言語設定により一意的に決めるすなわち予め定めておいた固定の符号化方式にするか、もしくは、別の設定により設定可能とするとよい。たとえば、言語設定が日本語場合は、符号化方式をS(シフト)−JIS方式またはユニコード(Unicode )固定にするか、または符号化方式を別に設定可能に構成する。
複数言語に対応する場合、別々のROMに言語データやフォントデータを格納してもよいし、1つの大容量ROMを用いて、領域を区分けして、複数言語分を格納するようにしてもよい。
ここで、メモリが高い時代では、少しでもROM容量を下げるために、日本語市場に日本語のROM、アメリカの市場に英語のROMなどというように、別々のシングル言語しか必要としない市場に別々のROMを提供している。ただしこの場合、実装とテストと生産は別々に行なう必要がある。しかしながら、別々のROMを利用する場合、その個別のROMを利用することができる。
一方、今日ではメモリの値段が下がっているため、日本語と英語など、複数言語用のデータを同じROMで実装し、生産とテストは同じ工程で行なうようにしてもよい。開発や生産の人件費を下げることができ、アメリカ市場と日本語市場向けは、設定の切替えのみで対応することができるようになる。
たとえば、図4(A)に示すように、ROM903には、プログラムデータを格納するプログラム格納領域と表示メッセージやフォントデータを格納する表示メッセージ&フォント格納領域を用意しておく。表示メッセージ&フォント格納領域には、表示メッセージやフォントデータを圧縮して格納しておく。
スタンバイ状態からのブート後もしくは電源オン後に、ROM903に圧縮して格納しておいた表示メッセージやフォントデータを伸張してRAM905やNVRAM906に展開する。このとき、全てのデータを一度に伸張・展開するのではなく、言語選択画面にて所望の言語の選択指示をユーザから受け、選択された分について伸張・展開を行なう。
このような言語設定機能を持つことで、情報処理装置1自身のローカルの表示画面や、ネットワーク上のクライアント端末の表示画面に、多言語のメッセージを表示したり、印刷出力したりすることができるようになる。
ここで、多国語項目データのうちの機械管理者の言語設定分やユーザ登録データ分については、情報処理装置1のメイン電源がオフされても、記憶内容を保持可能なNVRAM906(初期言語設定記憶部110に相当)に格納し、多国語項目データのうちの一時的な装置利用者(普通ユーザ)であるカジュアルオペレータについての言語設定(カジュアルオペレータ言語設定)については、情報処理装置1のメイン電源がオフされると記憶内容を保持できないRAM905(一般言語設定記憶部120に相当)に格納しておく。
また、本実施形態特有の構成として、機械管理者とカジュアルオペレータの各言語設定の言語切替の有効範囲はある程度任意であるが、少なくとも、機械管理者による言語設定の切替可能範囲と一般ユーザによる言語設定の切替可能範囲とを個別に設定可能にしておく。
メジャー言語である機械管理者言語とマイナー言語であるカジュアルオペレータ言語といった2つの言語設定で各種手段の言語処理をそれぞれ制御することで、言語設定の切替えに伴う不都合が生じることを防止するとともに、装置利用上他の言語圏のユーザの装置利用に不都合を与えないようにする。
基本的な考え方としては、機械管理者言語設定分は、一般ユーザに勝手に設定を弄られると困る部分とすればよく、典型的には、装置の言語種別を選択する部分については機械管理者言語設定とすればよい。
一方、マイナー言語であるカジュアルオペレータ言語設定分は、複写機能やFAX機能などとの関わりで、ユーザが自由に設定を切り替えて使うことができるべき範囲とすればよく、典型例としては、ローカル画面表示とローカル言語入力の言語種別を選択する部分についてはカジュアルオペレータ言語設定とすればよい。
たとえば、画像形成装置としての情報処理装置1が置かれるローカルな言語環境としては、たとえば会社のオフィスや公共の場が考えられる。この場合、複数言語が使用されるようにする場合でも、各言語の重要度は同じではない。殆どの場合、ユーザの言語環境 (会社のオフィスや公共の場)は1つのメジャーな言語とそれ以外の言語に分けて考えることができる。デバイスのデフォルトの言語処理はメジャー言語で行ない、一般ユーザの画面表示言語の切り替えに影響されないのが望ましい。
たとえば、ネットワーク上のクライアントからアクセスされるネットワークのプロファイルまたは環境設定(Config)ファイルの言語種別は、ローカル画面の言語の切り替えにより変わらないのが望ましい。機械管理者に定期的にメール送信されるデバイスの状態報告メールの言語もローカル画面の切り替えにより変わるべきではない。
さらに、メジャー言語設定はユーザが選択できることが望ましいが安定な設定となることが望ましい。さらに、メジャー言語による文字入出力の制限があるべきではないし、文字化けはあってはならない。
よって、これらについての言語設定は、機械管理者言語設定分としておき、パスワード入力などの認証を経てから言語切替を許可するなど、機械管理者言語設定は機械管理者のみが変更する権限を持つように、言語設定に制限を課すようにすることが望ましい。
また、機械管理者言語設定により設定される言語に関しては、デバイスのデフォルト言語として一般ユーザの言語切替えに影響されることがないようにしておき、ネットワーク上における装置の言語種別や、文字データ入力の許可言語種別や、装置が自動的に起動する画像処理ジョブにおける言語処理の言語種別として参照されるようにするとよい。
一方、情報処理装置1を複写装置やFAX装置などとして一般ユーザが使用する場合、これらの機能を利用するに際して必要となる情報、たとえば原稿サイズや出力サイズあるいは電話番号入力欄などの設定項目など、一般ユーザが使う機能に関係する言語表示に関しては、一般ユーザは異なる言語を使う可能性があり、簡単かつ自由に切り替えられるべきである。
よって、これらについての言語設定は、カジュアルオペレータ言語設定分としておき、パスワード入力などの認証を経ることなく、一般ユーザのだれに対しても自由に言語切替を許可するようにすることが望ましい。
たとえば、カジュアルオペレータ言語設定は、ローカル表示画面の表示とローカル文字入力の言語選択や、オペレータがローカルに起動する画像処理ジョブにおける言語処理の言語種別として参照されるようにするのがよい。
また、ユーザインタフェース部15などを利用したローカル文字入力手段やネットワーク上のクライアント端末より文字データが機械管理者言語設定として設定されるメジャー言語の入出力に際しては、所定の言語に基づく文字符号化方式に従って所定の情報の提示を行なうとともに、所定の情報の入力方式を、予め定められている共通符号化方式か共通符号化方式を除く一般的な符号化形式かに限定するのがよい。
たとえば、入力データの言語の符号化方式は、機械管理者言語設定と同じか、もしくは同じ符号化方式に変換できる場合には、入力データを受け付けるようにするのがよい。一方、それ以外の場合には、入力エラーとするのがよい。なお、入力データがASCII文字の場合には、エラー処理とせずに入力を受け付けるようにしてもよい。こうすることで、一定の範囲で、文字入力が機械管理者言語設定として自由に行なうことができるようになる。
そして、装置利用に際しては、初期言語設定記憶部110や一般言語設定記憶部120(たとえばコントローラ部901で実装する)は、言語選択画面において、複数の言語のうち特定の言語が選択されたか否かを判断し、さらに選択された言語に関する言語データがROM903内にて圧縮されているか否かを判断し、選択された言語に関する言語データがROM903内で圧縮されているものである場合には、伸張処理を行なう。
ROM903の圧縮言語データが伸張されて言語データとしてRAM905に展開されると、所定の処理に従って、この選択された言語での画面が表示画面上に表示されるように制御する。これによって、今まで設定されていた言語(第1言語)の表示画面から、新たに設定された言語(第2言語)の表示画面に切り替えることができる。ROM内の使用可能な空き容量に基づいてサポートできる言語数が制限されるような事態が生じず、ROMの容量を増加させることなく、サポート言語数を増加させるとともに、言語切替も可能になる。
また、機械管理者言語設定分やユーザ登録データ分を不揮発性のNVRAM906に格納してあるので、メイン電源がオフされても、電源の再投入後には、これらの情報を確実に再度表示することができる。
さらに、メジャー言語とマイナー言語への対応に際しては、機械管理者とカジュアルオペレータの各言語設定の切替可能な範囲を異なるようにしておくことで、一般ユーザに勝手に設定を弄られると困る部分と、一般ユーザが使う機能に関係する言語表示などの部分との取扱いに不都合が生じないようにすることができる。
機械管理者言語設定は、機械管理者がメジャー言語を決めるための設定であり、ユーザのローカル環境に合わせて機械管理者が自由に設定できる。一方、カジュアルオペレータ言語設定は、自由に変更でき、全てのユーザが自由に切り替えることができる。
全ての表示機能や印刷機能に対してカジュアルオペレータの言語設定を許容するのではなく、カジュアルオペレータと機械管理者の切替えの有効範囲が異なるようにすることで、装置利用上他のユーザについて不都合を与えない範囲で言語設定を許可することで、他の言語圏のユーザの使用に支障を来すことを防止することができる。
このように、メジャー言語とマイナー言語の関係のバランスを加味して、機械管理者の望んでいる安定の言語処理動作と一般ユーザの望んでいる言語切替えの自由さや便利さを両立させ、複写機能やFAX機能などの複合機能をもつ画像形成装置のそれぞれの機能の言語処理の特殊性を考慮して最適化した言語制御を行なうことで、世界の異なる言語のユーザが自分の環境に合わせて最適な言語設定と運用を行なうことができるようになる。
<言語設定切替機能>
図5は、本実施形態の情報処理装置1における言語切替機能の一例を説明するフローチャートである。ここで、本実施形態の情報処理装置1における言語切替機能としては、機械管理者用の言語設定(S110)とカジュアルオペレータ(一般ユーザ)用の言語設定(S120)の2種類のうちの何れかを指定する機能となっている。
機械管理者の言語設定(S110)は、情報処理装置1のデフォルト設定であり、設定された言語データを不揮発性のNVRAM906へ格納することで(S112)、電源オフでは消滅せずその後も有効であるようになっている。よって、再度電源をオンさせると(S100−YES)、機械管理者による言語設定で起動する(S102)。
また、カジュアルオペレータ用の言語設定(S120,S122)に関しては、設定された言語データを揮発性のRAM905へ格納することで(S124)、言語を切り替えた後、一定時間放置(S130−YES)または省エネモードへの遷移(S140−YES)あるいは電源オフ/オン(S150−YES,S100−YES)すると、動作管理部130は言語設定切替部140にその旨を通知する(S160)。これにより、言語モードは自動的にデフォルト設定にクリア(復帰)されるようになっている(S102)。
たとえば、言語設定切替部140は、ユーザインタフェース部15を介してオペレータから指示される言語設定に従って、通常言語設定記憶部110と一般言語設定記憶部120にて選択可能な何れか1つの言語を選択し、その選択結果を出力処理部160に通知する(S112,S122)。
また、言語設定切替部140は、動作管理部130から一定時間放置(S130−YES)または省エネモードへの遷移(S140−YES)の通知を受けると(S160)、カジュアルオペレータにより設定されている言語設定をデフォルト設定に戻す(S102)。たとえば、時間管理部132は、オペレータが任意の言語に指定して情報処理装置1に対して所定の処理をさせた後、予め定められている時間何らの操作が行なわれないことを検知すると、一定時間放置されたことを言語設定切替部140に通知する。
また、動作モード管理部134は、オペレータより強制的に省エネモード(あるいは待機モード)への遷移が指示されたことや予め定められている条件に合致した(たとえば装置放置後所定時間経過を含む)ことを条件として自動的に省エネモードへ移行するように指示されたことを検知すると、その旨を言語設定切替部140に通知する。
言語設定切替部140は、これらの通知を受け取ると、言語モードを、カジュアルオペレータ用の一般言語設定からデフォルト設定に戻す。
つまり、機械管理者言語設定は電源オフでも保持されるようにし、カジュアルオペレータ言語設定は電源オフのタイミングで消失し、再度の電源オンのタイミングで機械管理者言語設定に初期設定されるようにする。
このように、カジュアルオペレータによる言語切替設定を、一定時間放置や省エネモードへの遷移があると自動クリアしデフォルト設定に戻すようにすることで、大多数の人間が使う言語または共通言語を情報処理装置1のデフォルト言語として一旦設定すると、人手の介在なしで、汎用的な言語設定を自動的に保つことができる。
これにより、従来の言語設定機能よりも使い勝手がよくなる。たとえば、カジュアルオペレータの言語設定の戻し忘れが生じないので、異なる言語圏(言語環境)のユーザが使用する際に文字判別ができず、キー操作ができない、あるいは管理レポートを理解できないなどと言った問題を解決することができる。
図6および図7は、カジュアルオペレータ言語設定画面や機械管理者言語設定画面への遷移過程を説明する図である。本実施形態においては、機械管理者言語設定は、機械管理者のみが変更する権限を持ち、機械管理者言語設定を変更する前には、機械管理者のパスワードを入力など所定の認証処理を必要とするようにしておく。一方、カジュアルオペレータ言語設定は、簡単かつ自由に切り替えられるようにしておく。
たとえば、情報処理装置1は、コピー(複写)機能、FAX機能、スキャン機能の何れかを利用可能になっており、制御部100は、図6(A)および図7(A)に示すように、何れの機能として情報処理装置1を動作させるかの選択画面を、ローカル表示装置として機能する操作パネル部15aにて先ずユーザに提示する。
この選択画面には、それぞれの機能を選択するためのボタンBT10,BT12,BT14の他、言語設定を切り替えるためのスイッチボタン(Language Switch)SW10とが設けられる。スイッチボタンSW10を押下することで、機械管理者言語設定用のスイッチボタンSW12と表示されるようになる。
ここで、スイッチボタンSW12を押下することなく、再度スイッチボタンSW10を押下することで、図6(B)に示すように、カジュアルオペレータ言語設定画面に切り替わる。この画面では、機械管理者言語設定用のスイッチボタンSW12の表示が消えるようにする。
なお、スイッチボタンSW10をカジュアルオペレータ言語設定用のボタンとして割り付けるとともに、これとは別に、機械管理者言語設定用のスイッチボタンSW12とを表示するようにしてもよい。
また、この画面では、選択可能な言語メニューを指示するためのボタンBT20が言語メニューごとに設けられる。また、一般ユーザにより選択された言語メニューを確定するためのボタン(“する”)BT22と、一般ユーザにより選択された言語メニューをキャンセルするためのボタン(“しない”)BT24とが設けられる。
なお、選択可能な全ての言語メニューを1つの画面で表示しきれないときには、複数画面で提示するか、もしくは図6(B)に示すように、スクロールバーBT28を利用する。
また、スイッチボタンSW12が表示された状態でスイッチボタンSW12を押下することで、図7(B)に示すように、機械管理者の認証画面に切り替わる。この認証画面には、認証が必要である旨のメッセージ(図では“機械管理者暗証番号を入力して下さい”)と、たとえば認証用の暗証番号を入力する欄BX30と、暗証番号を確定するための決定ボタンBT32と、入力された暗証番号をキャンセルするための取消ボタンBT34とが設けられる。
機械管理者は、この認証画面にて、暗証番号を入力欄BX30に入力して決定ボタンBT32を押下する。制御部100は、認証機能を持っており、予め登録されている認証番号と入力された認証番号との照合を行なう。認証に成功した場合、すなわち正しい認証番号が入力された場合、制御部100は、図7(C)に示すように、機械管理者言語切替画面に切り替える。これにより、機械管理者言語設定分については、正規の機械管理者のみが変更する権限を持つように言語設定に制限を課すことができる。
この機械管理者言語設定画面では、選択可能な言語メニューを指示するためのボタンBT40が言語メニューごとに設けられる。また、機械管理者により選択された言語メニューを確定するための決定ボタンBT42と、機械管理者により選択された言語メニューをキャンセルするための取消ボタンT44とが設けられる。
なお、選択可能な全ての言語メニューを1つの画面で表示しきれないときには、複数画面で提示するか、もしくは図7(C)に示すように、スクロールバーBT48を利用する。
ここで、図6(B)および図7(C)の何れにおいても、初期言語設定記憶部110や一般言語設定記憶部120に用意されている言語の種類が多数ある場合、選択メニューが複数ページに跨る、あるいはスクロールバーBT28の範囲が広くなるなど、それら全ての言語の中から1つの言語を選択する操作が煩わしくなる場合があり得る。
たとえば、情報処理装置1としては20種類の言語に対応できるようにすることができるが、通常はその内の数種類の中からの選択で十分であり、残りの言語は事実上殆ど使用しない言語となるケースがある。
このような場合、言語設定切替部140としては、複数種類の中から何れか1つの言語を選択する言語選択メニューとして、事実上殆ど使用しない言語を無効化(ディセーブル;Disable )できるようにする切替メニューと、一旦無効化した言語を再度選択可能にする切替メニューとを用意する。つまり、複数の実装している言語について、言語ごとに無効設定を可能にする。
事実上殆ど使用しない言語を無効化するメニューを設け、無効設定されている言語は存在しないと見なされ、使用することができないようにすることで、言語設定の切替えを簡単にすることができるようになる。また、日本語と英語を同じROMで実装し、生産とテストを同じ工程で行ない、英語市場と日本語市場などの言語圏に関しては、設定の切替えのみで対応するようにすることで、開発や生産の人件費を下げるとともに市場対応も簡単にすることができる。
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記の実施形態は、クレーム(請求項)にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組合せにより種々の発明を抽出できる。実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
たとえば、上記実施形態では、可視画像を所定の記録媒体上に形成する複写装置、印刷装置(プリンタ)、ファクシミリ装置などの画像形成装置を情報処理装置の一例として言語設定機能を適用する例で説明したが、上記実施形態で説明した言語設定機能を適用する装置は、画像形成装置に限らず、パソコンをはじめとする他の情報処理装置(電子機器)にも同様に適用可能である。
本発明に係る情報提示装置を備えた情報処理装置の一実施形態を示す概略図である。 図1に示した構成の情報処理装置における情報提示装置の言語設定機能に関わる機能ブロック図である。 電子計算機の機能を利用して情報処理装置を構築する場合のハードウェア構成の一例を示した図である。 通常言語設定記憶部や一般言語設定記憶部に言語情報を記憶させる場合の記憶手法を説明する図である。 本実施形態の情報処理装置における言語切替機能の一例を説明するフローチャートである。 カジュアルオペレータ言語設定画面への遷移過程を説明する図である。 機械管理者言語設定画面への遷移過程を説明する図である。
符号の説明
1…情報処理装置、2…情報提示装置10…画像読取部10、15…ユーザインタフェース部、15b…操作キー部、15a…操作パネル部、20…画像処理部、30…画像出力部、32…画像形成ユニット、34…両面複写ユニット、36…排紙ユニット、80…給紙部、82…給紙トレイ、90…接続ケーブル110…通常言語設定記憶部、120…一般言語設定記憶部、122…ROM、124…RAM、130…動作管理部、132…時間管理部、134…動作モード管理部、140…言語設定切替部、150…認証処理部、160…出力処理部

Claims (15)

  1. クライアントより指示された情報処理をする機能部分を備えた情報処理装置における、所定の情報を所定の言語設定に基づいて所定の出力媒体上に可視情報として提示する情報提示方法であって、
    前記情報処理装置を管理する機械管理者による言語設定範囲と、前記情報処理装置が持つ情報処理機能を利用する利用者である一般ユーザによる言語設定範囲とを、個別に設定可能にする
    ことを特徴とする情報提示方法。
  2. 前記機械管理者による言語設定の切替えは、所定の認証処理に成功したことを条件として許可する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提示方法。
  3. クライアントより指示された情報処理をする機能部分を備えた情報処理装置に使用される、所定の情報を所定の言語設定に基づいて所定の出力媒体上に可視情報として提示する情報提示装置であって、
    前記情報処理装置を管理する機械管理者による言語設定範囲と、前記情報処理装置が持つ情報処理機能を利用する利用者である一般ユーザによる言語設定範囲とを、個別に設定可能にするとともに、設定された言語設定に基づいて前記所定の情報を提示させる制御部
    を備えたことを特徴とする情報提示装置。
  4. 前記機械管理者による言語設定の切替えに関しての認証処理を行なう認証処理部を有し、
    前記制御部は、前記認証処理部における前記認証処理に成功したことを条件として、前記機械管理者による言語設定の切替えを許可する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報提示装置。
  5. 前記制御部は、前記一般ユーザによる言語設定に従って前記所定の情報の提示を行なった後に所定の条件に合致したときには、前記機械管理者による言語設定に従ったデフォルトの言語設定により前記所定の情報の提示を行なうように切り替える
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の情報提示装置。
  6. 前記制御部は、前記一般ユーザによる言語設定に従って前記所定の情報の提示を行なった後に一定時間放置されたこと、省エネモードへの移行指示を受け付けたこと、の何れかを前記所定の条件とする
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報提示装置。
  7. 前記制御部は、予め用意されている複数種類の言語の中から選択することで、前記機械管理者もしくは前記一般ユーザによる言語設定を行なう
    ことを特徴とする請求項3から6のうちの何れか1項に記載の情報提示装置。
  8. 前記制御部は、前記複数種類の言語のうち、前記機械管理者もしくは前記一般ユーザによる言語設定として選択可能なものを制限する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報提示装置。
  9. 前記制御部は、前記所定の情報を前記所定の言語に基づく文字符号化方式に従って前記所定の情報の提示を行なうとともに、前記所定の情報の入力方式を、予め定められている共通符号化方式か前記共通符号化方式を除く一般的な符号化形式かに限定する
    ことを特徴とする請求項3から7のうちの何れか1項に記載の情報提示装置。
  10. 前記制御部は、前記機械管理者による言語設定の範囲を、ネットワークに接続された前記情報処理装置におけるデフォルトの言語種別、文字データ入力の許可言語種別、前記情報処理装置が自動的に起動する処理ジョブにおける言語処理の言語種別、のうちの何れかとする
    ことを特徴とする請求項3から9のうちの何れか1項に記載の情報提示装置。
  11. 前記制御部は、前記一般ユーザによる言語設定の範囲を、前記情報処理装置に備えられた表示画面の表示メニュー、当該表示画面を参照した文字入力の言語選択、前記情報処理装置が前記一般ユーザにより起動する処理ジョブにおける言語処理の言語種別、のうちの何れかとする
    ことを特徴とする請求項3から10のうちの何れか1項に記載の情報提示装置。
  12. 前記制御部は、入力データの言語の符号化方式が、前記機械管理者による言語設定が使用する符号化方式と同じ場合、もしくは前記機械管理者による言語設定が使用する符号化方式と同じに変換できる場合には、入力データの受け付けを許可する
    ことを特徴とする請求項3から11のうちの何れか1項に記載の情報提示装置。
  13. 前記制御部は、入力データの言語の符号化方式が、前記入力データの受け付けを許可する条件に合致しない場合には、所定のエラー処理を行なう
    ことを特徴とする請求項12に記載の情報提示装置。
  14. 前記制御部は、入力データの言語の符号化方式が、前記入力データの受け付けを許可する条件に合致しない場合であっても、入力データがASCII文字の場合には、入力データの受け付けを許可する
    ことを特徴とする請求項12に記載の情報提示装置。
  15. 前記機械管理者の言語設定および前記一般ユーザによる言語設定に応じた複数の言語情報を圧縮して記憶する読出専用の記憶部と、
    前記読出専用の記憶部から何れか1つの言語情報を読み出して伸張した後に格納する随時書込みおよび読出しが可能な記憶部と
    を備え、
    前記制御部は、前記随時書込みおよび読出しが可能な記憶部に格納すべき前記1つの言語情報を設定することで、前記機械管理者による言語設定および前記一般ユーザによる言語設定の何れかに従って前記所定の情報の提示を行なう
    ことを特徴とする請求項3から14のうちの何れか1項に記載の情報提示装置。
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