JP2005193313A - チャック装置 - Google Patents

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隆 坂詰
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Abstract

【課題】 本発明は、従来にない作用効果を発揮する画期的なチャック装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 筒状ワーク1を挟持して保持するチャック装置であって、前記筒状ワーク1を外方から挟持して保持するチャック部2を有し、このチャック部2は、筒状ワーク1の外方に挟持体3が環状にして等間隔で配設された構成であり、また、該挟持体3は、各挟持体3が互いに対向位置に配設され、更に、各挟持体3は筒状ワーク1の外周面を直角方向から挟持するように構成されたものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、チャック装置に関するものである。
従来から、例えば切削加工機に具備せしめられるものであって、クラッチハブやブレーキドラムなどの筒状ワークを挟持して保持するチャック装置(以下、従来装置)が提案されている。
この従来装置は、図9に図示したように筒状ワーク31を外方から挟持して保持するチャック部32を有しており、このチャック部32は、前記筒状ワーク31の外周面を直角方向から挟持する挟持体33を、円周方向に3箇所に配設した構造が一般的である。
ところが、この従来装置は、薄板で形成される筒状ワーク33を挟持した際、図10に図示したように筒状ワーク33が歪んでしまうことがあり、よって、例えば筒状ワーク33の切削加工が良好に行われない場合があるなどの問題点がある。
本出願人は、前述した問題点に着目し、種々の実験・研究を繰り返し行った結果、従来にない作用効果を発揮する画期的なチャック装置を開発した。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
筒状ワーク1を挟持して保持するチャック装置であって、前記筒状ワーク1を外方から挟持して保持するチャック部2を有し、このチャック部2は、筒状ワーク1の外方に挟持体3が環状にして等間隔で配設された構成であり、また、該挟持体3は、各挟持体3が互いに対向位置に配設され、更に、各挟持体3は筒状ワーク1の外周面を直角方向から挟持するように構成されていることを特徴とするチャック装置に係るものである。
また、請求項1記載のチャック装置において、前記挟持体3は6個以上であることを特徴とするチャック装置に係るものである。
また、請求項1,2いずれか1項に記載のチャック装置において、前記筒状ワーク1は径の異なる筒状ワーク1が採用されていることを特徴とするチャック装置に係るものである。
また、請求項1〜3いずれか1項に記載のチャック装置において、前記挟持体3は、筒状ワーク1の外周面に対して直角方向に接離移動する移動部材5と、該移動部材5に着脱自在に設けられ筒状ワーク1の外周面に当接する当接部材6とで構成されていることを特徴とするチャック装置に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、筒状ワークを良好に挟持して保持することができるなど従来にない作用効果を発揮する画期的なチャック装置となる。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明は、筒状ワーク1をチャック部2で挟持して保持する場合、該チャック部2を構成する複数の挟持体3によって挟持して保持することになる。
具体的には、この複数の挟持体3は、各挟持体3が互いに対向位置に配設され、各挟持体3を筒状ワーク1の外周面を直角方向から挟持して保持することになる。
また、この挟持体3は、環状にして等間隔で配設されており、挟持して保持した際、筒状ワーク1に対してバランス良く力を分散させて押圧させることになる。
従って、前述した従来装置で筒状ワークを挟持した際に該筒状ワークが歪む原因としては、筒状ワークの全体にバランス良く挟持力が作用しておらず、片寄って強い挟持力が作用しているからであるが、この点、本発明はこのような問題が生じることは無く、筒状ワーク1の全体にバランス良く挟持力を分散させて作用させることができ、よって、良好な挟持且つ保持状態が得られることになり、しかも、挟持体3同志には間隔が設けられているから、互いに干渉し合わない状態で筒状ワーク1に対する放射方向へ接離移動でき、よって、種々の径寸法の筒状ワーク1を良好に挟持して保持することができる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、クラッチハブやブレーキドラムなどの筒状ワーク1を挟持して保持するものであり、図1に図示したように筒状ワーク1を切削加工する数種類の切削工具7(切削刃)が突設された切削加工機M(マシニングセンタ)に具備せしめられている。
具体的には、本実施例は、図1〜3に図示したように円柱状基体8の先端部に筒状ワーク1に被嵌され該筒状ワーク1を挟持して保持するチャック部2を有するもので、このチャック部2は、筒状ワーク1の外方に挟持体3が環状にして等間隔で配設された構成であり、また、該挟持体3は、各挟持体3が互いに対向位置に配設され、更に、各挟持体3は筒状ワーク1の外周面を直角方向から挟持するように構成されている。
具体的には、チャック部2は、断面コ字状の外筒体9内に、同様な断面の内筒体4が設けられ、この外筒体9と内筒体4との間には後述する摺動体10が設けられたものである。
外筒体9は、図3に図示したように適宜な金属製の部材で形成したものであり、この外筒体9の底部には前記円柱状基体8が連設されている。
また、内筒体4は、図3に図示したように適宜な金属製の部材で形成したものであり、その先端が前記外筒体9の先端部と連設されており、該外筒体9と内筒体4との間の空間Sには後述する摺動体10が摺動可能に配設され、更に、この内筒体4の内方空間に筒状ワーク1が配設される。
また、内筒体4は、その周面にして円周方向に複数(16個)の貫通部11が形成されており、この各貫通部11は後述する挟持体3を配設するための部位である。
この各貫通部11は、互いに等間隔を介して16個(偶数個)形成され、この貫通部11のうち、一の貫通部11の対向位置には必ず他の貫通部11が位置するように設けられており、この対向する貫通部11には挟持体3が配設され、この対向する挟持体3同志で筒状ワーク1を挟持して保持する。
摺動体10は、図3に図示したように適宜な金属製の部材で形成したものであり、円盤状の基板部10aの表面周縁部に複数(16本)のアーム部10bを突設して構成されている。
また、摺動体10は、その円盤部10aの裏面中央位置に進退装置12が接続されており、この進退装置12は、駆動部12aと、該駆動部12aから突設され外筒体9の底部に貫通して摺動体10に連設される進退長尺部12bとからなり、よって、この進退装置12の作動により摺動体10は空間S内を摺動進退することになる。
また、摺動体10は、各アーム部10bの先端内側面に先端程拡開する傾斜部13が形成されており、この傾斜部13には凹溝13aが設けられ、一方、外筒体9の貫通部11に設けられた挟持体3の外側面には前記傾斜部13と合致する傾斜部15が形成され、この傾斜部15には前記凹溝13aをスライド移動するスライド体14が突設されている。尚、このスライド体14の先端はネジ部14aに構成され、該ネジ部14aによりスライド体14は前記挟持体3と螺合されている。
挟持体3は、図4,5に図示したように各アーム部10bの先端部に設けた傾斜部13に当接して筒状ワーク1の外周面に対して直交方向に接離移動する移動部材5と、該移動部材5に着脱自在に設けられ、筒状ワーク1の外周面に当接する当接部材6とで構成されている。
移動部材5は、適宜な金属製の部材で形成したものであり、前述した内筒体9に設けた断面方形状の貫通部11内をスライド移動自在に配設されている。
また、移動部材5の外端部にはアーム部10bの傾斜部13と合致してテーパー作用を発揮する傾斜部15が設けられており、この傾斜部15には前記スライド体14のネジ部14aが螺着されるネジ孔15aが設けられている。
従って、アーム部10bの進退移動に伴い、アーム部10bの傾斜部13と移動部材5の傾斜部15とのテーパー作用により、移動部材5及び当接部材6は貫通部11内をスライド移動し、よって、挟持体3は内筒体9から突没する(図6,7参照)。
また、移動部材5は、その内端部に当接部材6を着脱自在に連結する連結部16が設けられており、この連結部16は、左右両端部に逆ネジ17a,17bが形成された回動軸17と、この回動軸17の左右両端部に螺着される螺着体18とで構成されており、この左右の螺着体18は回動軸17を一方に回動させることで内方へ移動し、他方に回動させることで外方へ移動する。符号5aは係合突部6aと嵌合する凹部である。
この左右の螺着体18は、夫々その端部に係止爪部18aが形成されており、互いに内方へ移動した際、当接部材6の外端部に形成される係合突部6aを挟み込んで係止するように構成されている。
また、当接部材6は、図4,5に図示したように適宜な金属製の部材で形成されたものであり、その内端部には筒状ワーク1に当接する湾曲面からなる当接面6bが形成され、外端部には前述した移動部材5の螺着体18が係止する係合突部6aが設けられている。
従って、この回動軸17及び螺着体18を移動部材5に装着し、この状態で移動部材5の外端部に設けた凹部5aと当接部材6の内端部に設けた係合突部6aとを嵌合させて該移動部材5と当接部材6とを連結し、前記回動軸17を回動させると移動部材5と当接部材6とは連結若しくは分離されることになる。
以上の構成から成るチャック部2は、筒状ワーク1の外方に挟持体3が環状にして等間隔Hで配設された構成であり、また、該挟持体3は、各挟持体3が互いに対向位置に配設され、更に、各挟持体3は筒状ワーク1の外周面を直角方向から挟持するように構成されている。
また、本発明者は、筒状ワーク1の良好な挟持及び種々の径寸法の筒状ワーク1への対応を考慮すると、挟持体3の数として計6個以上(計16個が最適)であって、対象となる筒状ワーク1の円周70〜80%を挟持して保持するように挟持体3の数及び大きさ、挟持体3同志の間隔を設定することが良いことを確認している。
符号19は薄板状の筒状ワーク1の加工時に該筒状ワーク1の震動(ビビリ)を防止するワーク支持部、20は筒状ワーク1が適正位置に配設されたことを検知する適正位置検知装置であり、この適正位置検知装置20で筒状ワーク1が適正位置に配設されたことを検知するとチャック部2が挟持作動するように構成されている。
本実施例は上述のように構成したから、チャック部2で筒状ワーク1を挟持保持する際、進退装置12の前進作動に伴い摺動体10が前方へ移動すると、摺動体10に係るアーム部10bに連設される挟持体3が、該筒状ワーク1の円弧外周面に対して放射方向から接近移動して押圧し、筒状ワーク1を挟持して保持することになる。この状態で、切削工具7により筒状ワーク1の切削加工が行われる。
続いて、切削加工が終了した後、進退装置12を後退作動させて挟持体3を外側へ移動させることで筒状ワーク1に対する挟持保持は解除されることになる。
よって、本実施例によれば、筒状ワーク1の全体にバランス良く力を分散させて加えることができて良好な挟持且つ保持状態が得られることになり、しかも、挟持体3同士には間隔が設けられているから、互いに干渉し合わない状態で放射方向へある程度の距離を移動することができることになり、よって、種々の径寸法の筒状ワーク1に対応して良好に挟持して保持することができる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例を具備した切削加工機の説明図である。 本実施例に係る要部の説明正面図である。 本実施例に係る要部の説明側断面図である。 本実施例に係る要部の分解斜視図である。 本実施例に係る要部の説明断面図である。 本実施例に係る要部の概略動作説明断面図である。 本実施例に係る要部の概略動作説明断面図である。 本実施例の使用状態説明図である。 従来装置の説明図である。 従来装置の説明図である。
符号の説明
1 筒状ワーク
2 チャック部
3 挟持体
5 移動部材
6 当接部材

Claims (4)

  1. 筒状ワークを挟持して保持するチャック装置であって、前記筒状ワークを外方から挟持して保持するチャック部を有し、このチャック部は、筒状ワークの外方に挟持体が環状にして等間隔で配設された構成であり、また、該挟持体は、各挟持体が互いに対向位置に配設され、更に、各挟持体は筒状ワークの外周面を直角方向から挟持するように構成されていることを特徴とするチャック装置。
  2. 請求項1記載のチャック装置において、前記挟持体は6個以上であることを特徴とするチャック装置。
  3. 請求項1,2いずれか1項に記載のチャック装置において、前記筒状ワークは径の異なる筒状ワークが採用されていることを特徴とするチャック装置。
  4. 請求項1〜3いずれか1項に記載のチャック装置において、前記挟持体は、筒状ワークの外周面に対して直角方向に接離移動する移動部材と、該移動部材に着脱自在に設けられ筒状ワークの外周面に当接する当接部材とで構成されていることを特徴とするチャック装置。
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CN107790743A (zh) * 2017-12-05 2018-03-13 江西久旺汽车配件制造有限公司 一种用于加工汽车制动鼓的定位防下沉装置及其加工方法
CN108188423A (zh) * 2018-03-30 2018-06-22 安徽合众智信科技咨询有限公司 一种汽车后制动鼓的车削加工专用夹具

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