JP2005186507A - 液体小袋用積層シート、それを用いた液体小袋、及び液体小袋包装体の製造方法 - Google Patents

液体小袋用積層シート、それを用いた液体小袋、及び液体小袋包装体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 液体小袋のヒートシール部以外の領域に印字可能で、読み取りやすく、多くの情報量を印字可能で、包装袋の内容物由来の油脂分により印字されたインキを溶解させることなく、衛生性に優れ、印字後の表示を偽造防止でき、高速シール性等の高速充填適性に優れる液体小袋用積層シート及びそれを用いた液体小袋、及び液体小袋包装体の製造方法、を提供する。
【解決手段】 基材フィルム層である延伸フィルムと、Tダイ共押出成形による多層積層樹脂層とをアンカーコート剤層を介して積層する構成で、前記の多層積層樹脂層のうち内容物に接する層以外の少なくとも一層が、レーザー光線照射により発色する発色剤を含む樹脂からなり、前記の積層シートの表面からレーザー光線を照射することにより可変情報を印字可能なことを特徴とする液体小袋用積層シート、それを用いた液体小袋、及び液体小袋包装体の製造方法。
【選択図】 図6

Description

本発明は、特に、液体調味料、ス−プ、果汁飲料、その他等の飲食品を充填包装するための液体小袋用積層シ−ト、それを用いた液体小袋、及び液体小袋包装体の製造方法に関する。
さらに詳しくは、レーザー光線により、例えば、製造年月日等の可変情報を印字可能で、印字によって内容物を汚染することなく、衛生的に高速充填可能ある液体小袋用積層シート、それを用いた液体小袋、及び液体小袋包装体の製造方法に関する。
従来、缶、瓶、プラスティックボトル等の包装容器の表面に予め文字、記号、図等の絵柄を印刷インキ層で形成する以外に、例えば、製造年月日、メーカー、品名、消費期限等の可変情報を後からインク等で印字する方法が広く知られている。
包装袋の表面に可変情報を後からインク等で形成された包装袋として、例えば、包装用積層フィルムの一方の表面に位置するヒートシール層を相互にヒートシールしてなる包装袋であって、この包装袋の、少なくとも一のヒートシール部分で、両ヒートシール層間に、所要の文字, 記号等を表示する、インクジェットプリンターにより形成されたインク層を介在させるとともに、このインク層のバインダ−をヒートシール層と同系の材料にて構成してなる包装袋が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、その包装袋の製造方法として、例えば、ヒートシール層を有する可撓性の包装用フィルムを連続的に繰出し走行させながら、縦および横のそれぞれのヒートシールによって、その包装用フィルムをヒートシールして包装袋を製造するに当たり、繰出し走行中の包装用フィルムのヒートシール層の、縦シールが施される部分に、所要の文字, 記号等を表示する、バインダをヒートシール層と同系の材料としたインク層を、ガイドロールの近傍部分に静止保持した、インクジェットプリンターのプリントヘッドにより形成することを特徴とする包装袋の製造方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、レーザー光線により印字することができる熱可塑性プラスチックとして、例えばドープされた二酸化錫の被膜を有する顔料を含む熱可塑性プラスチックであることを特徴とするレーザーマーク可能なプラスチック(例えば、特許文献3参照)や、珪素化合物を、ポリオレフィン樹脂に対して、0.005重量%以上で0.5重量%未満含有するマーキング用ポリオレフィン樹脂組成物が提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特許第3319504号公報 特許第2820373号公報 特表平10−500149号公報 特開平7−286074号公報
しかしながら、特許文献1で提案されているインクジェットプリンターにより形成されたインキ層を形成する包装袋、および特許文献2で提案されている包装袋の製造方法において、インクジェットプリンターによりインキを形成できる範囲が、ヒートシール部分に限定されてしまうため、例えば、液体用小袋のようなヒートシール幅が狭い場合に可変情報を印字するスペースが狭く、また読み取りにくいという問題点がある。
液体用小袋とは、醤油、ソ−ス、ドレッシング、ラ−メンス−プ、麺汁、ケチャップ、タバスコ、わさび、からし、その他等の液体調味料、ス−プ、果汁飲料、その他等の液体や粘調体の飲食品等を充填包装するために、その合掌重合縁部をヒートシールして筒状袋体とすると共に、当該袋体内に内容物を充填し、続いて横方向をヒ−トシ−ルして充填包装する内容物、充填条件、その他等に合わせて、任意に選択し、組み合わせて積層し、種々の形態からなる包装用袋をいう。
また、特許文献1および2で提案されている包装袋、およびその製造方法において、ヒートシール部分からはみ出した部分にインクジェットプリンターによるインキが形成された場合や、インキ形成部分において完全にヒートシールされていない場合等に、内容物由来の油脂分によってその部分のインキが溶け出す恐れがあり、衛生上問題点ある。
また、特許文献3および4で提案されているレーザー光線により印字することができるプラスチックでは、プラスチック部材の表面部分に印字形成されるため、その表面を溶剤等で拭き取ることができるため、印字による表示内容が容易に改変され得る恐れがあり、偽造防止の点から問題がある。
本発明の課題は、液体小袋のヒートシール部分以外の範囲にも可変情報を印字可能であり、長尺状シートの状態または包装体の状態で、積層フィルムの表面または裏面に印字可能であり、従来のインクジェットプリンターと比べて、表面に接触することなく印字可能で、内容物由来の油脂分によりインキが溶解することなく、衛生性に優れ、印字後の表示を改変することが困難であるので偽造を防止することができ、また、高速シール性(ホットタック性)、液中シール性、シール強度、耐衝撃性、耐熱性等に優れる液体小袋用積層シート、それを用いた液体小袋、および液体小袋包装体の製造方法を提供する事である。
そこで、上記課題を解決すべく、本発明の液体小袋用積層シートでは、基材フィルム層である延伸フィルムと、Tダイ共押出成形による多層積層樹脂層とをアンカーコート剤層を介して積層する構成からなる液体小袋用積層シートであって、かつ、前記の多層積層樹脂層のうち内容物に接する層以外の少なくとも一層が、レーザー光線照射により発色する発色剤を含む樹脂からなり、前記の液体小袋用積層シートの表面からレーザー光線を照射することにより可変情報を印字可能なことを特徴とする。
また、本発明の液体小袋用積層シートでは、レーザー光線照射により発色する発色剤を含む樹脂層が、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層からなり、その他の層が、メタロセン系シングルサイト触媒を使用して重合した直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層からなることを特徴とする。
また、本発明の液体小袋用積層シートにおいて、前記のレーザー光線照射により発色する発色剤を含む直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層が、メタロセン系シングルサイト触媒を使用して重合した直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層であることを特徴とする。
また、本発明の液体小袋は、上記の液体小袋用積層シートからなり、前記の多層積層樹脂層側の面を対向させて折り曲げ、前記の折り曲げられたシートにおいて、長手方向の端縁部をヒートシールすると共に、長手方向と直交する方向に所定間隔でヒートシールして、複数の包袋が一方向に連設されることを特徴とする。
また、上記の液体小袋包装体の製造方法は、長尺状シートを定速連続走行または定速間欠走行させて連続供給する長尺状シート供給工程と、前記の長尺状シートの表側または裏側からレーザー光線を照射し印字する工程と、その長手方向に沿って折り曲げ部において二つ折りして重ね合わせる折返し工程と、前記の長尺シートの折り曲げ部に対向する側縁部を長手方向にヒートシールする縦シール工程と、前記の重ね合わせた積層シートを長手方向と直交する方向に底辺に相当する位置でヒートシールする横シール工程と、上辺に相当する位置を開口部とする袋体に液体または粘調体の内容物を充填する充填工程と、前記の開口部をヒートシールして上辺を密封する横シール工程とを順次行うことを特徴とする。
本発明の液体小袋用積層シート、およびそれを用いた包装袋によれば、液体小袋のヒートシールされる部分以外の領域にも可変情報を形成することができるため、例えば、製造年月日、メーカー、品名、賞味期限、生産地等の可変情報を従来のインクジェットプリンターによる印字と比べて読み取りやすく、かつ多くの情報量を印字することができる。
また、本発明の液体小袋用積層シートを構成するTダイ共押出成形による多層積層樹脂層のうち内容物に接する層以外の少なくとも一層が、レーザー光線照射により発色する発色剤を含む樹脂層からなることにより、液体小袋用積層シートの表面にインキを接触させることなく印字可能で、また包装袋の内容物由来の油脂分により印字されたインキを溶解させることなく、衛生性に優れ、また、印字後の表示を改変することが困難であるので偽造を防止することができる。
更に、前記の多層積層樹脂層が、レーザー光線照射により発色する発色剤を含む直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層と、メタロセン系シングルサイト触媒を使用して重合した直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層とからなり、外側から基材フィルム層に、前記の多層積層樹脂層をTダイ共押出成形により積層する構成をとることによって、本発明の液体小袋は、高速シール性(ホットタック性)、液中シール性、シール強度、耐衝撃性、耐熱性等に優れるものである。
また、本発明の液体小袋包装体の製造方法によれば、包装体の段階だけでなく、長尺状シートの段階で印字可能であるため、積層シートの表面だけでなく裏面にも印字可能である。
また、本発明の液体小袋包装体の製造方法によれば、レーザー光線照射による印字する方法であるため、インクジェットプリンターによる印字方法より高速で印字できるので、生産性に優れ、かつ、インキ汚れ等もなく、可変情報の印字画像が鮮明に刻印できる。
上記の本発明に係る液体小袋用積層シート及びそれを用いた液体小袋、及び液体小袋包装体の製造方法について、以下に図面を参照しながら、実施の形態を詳述する。
まず、本発明にかかる積層シートを構成する層構成についてその二三を例示して図面を用いて説明すると、図1、図2は、本発明にかかる液体小袋用積層シートについてその二三例の層構成を示す概略的断面図であり、図3は、上記の図1または図2に示す本発明に係る積層シートを使用し、これにレーザー光線を照射してレーザー印字画像を形成した層構成を示す概略的断面図であり、図4は、上記の図3に示す液体小袋用積層シートを使用し、これを製袋してなる液体小袋を示す概略的斜視図であり、図5は、上記の図4に示す液体小袋を使用し、これに内容物を充填してなる液体小袋包装体を示す概略的斜視図であり、図6は、図5の液体小袋包装体の製造例を示す概略的斜視図である。
本発明に係る液体小袋用積層シート10は、図1に示すように、透明または半透明の延伸フィルムからなる基材フィルム2と、Tダイ共押出成形による多層積層樹脂層7とを、アンカーコート剤層4を介して積層する層構成であり、多層積層樹脂層のうち内容物に接する層以外の少なくとも一層が、レーザー光線照射により発色する発色剤を含む1層以上の樹脂層6からなり、内容物に接する層が、ヒートシール性樹脂層8からなる層構成を基本構造とするものである。
上記の構成を採ることによって、液体小袋用積層シート10の表面にインキを接触させることなく可変情報を印字可能で、また液体小袋に収納される内容物由来の油脂分により印字されたインキを溶解させることなく、衛生性に優れ、印字後の表示を改変することが困難であるので偽造を防止することができるものである。
本発明に係る液体小袋用積層シート10の実施例としては、図2に示すように、図1を基本構造として、延伸基材フィルム層として二軸延伸ポリアミド樹脂フィルム層2aにアンカーコート層4を形成し、前記のアンカーコート層面側に多層積層樹脂層7をTダイ共押出成形により積層する層構成とするものである。
そして、前記のTダイ共押出成形による多層積層樹脂層7は、レーザー光線照射により発色する発色剤を含む1層以上の樹脂層6aと、メタロセン系シングルサイト触媒を使用して重合した直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層8aとからなる。
更に、前記のレーザー光線照射により発色する発色剤を含む樹脂層6aと、前記のヒートシール樹脂層8aとが、同種類の樹脂を使用することによって、層間密着性に優れるためより好ましい。
図2の構成を採ることによって、図1の層構成による作用効果に加えて、耐熱性、耐ピンホール性、耐衝撃性、低温ヒートシール性、高速シール性(ホットタック性)、液中シール性、シール強度、耐熱性等に優れるものである。
図示しないが、更に、延伸基材フィルム層2とTダイ共押出成形による多層積層樹脂層7との層間に設ける層構成とすることもできる。
上記の例示は、本発明にかかる液体小袋用積層シート10についてその二三例を例示したものであり、本発明は、これに限定されるものではない。
図3は、本発明にかかる液体小袋用積層シート10の表面から、レーザー光線32を照射することにより、液体小袋用積層シート10を構成するレーザー光線照射により発色する発色剤を含む樹脂層6aが、発色して可変情報をレーザー印字画像5で形成する層を構成するものである。
上記において、液体小袋用積層シート10の延伸基材フィルム層2の面側とヒートシール樹脂層8の面側のいずれの面からレーザー光線を照射しても、レーザー印字画像5を形成することができる。
ところで、本発明に係る液体小袋用積層シート10において、レーザー光線照射による発色剤を含有する樹脂層6が、基本的に樹脂をビヒクルの主成分とし、更に、レーザー光線照射により発色する発色剤を含み、かつ、そのレーザー光線照射により発色する発色剤の含有量が、0.01重量%〜10.0重量%からなる樹脂組成物による樹脂層からなることによって、レーザー光線によるエネルギーを吸収し、その部分において、炭化、発色することにより、例えば、文字、記号、数字、図等のレーザー印字画像を極めて鮮明に形成し得ると共に、そのレーザー印字画像5の両側に位置する延伸基材フィルム層2とヒートシール性樹脂層8とが、流通過程においてそのレーザー印字画像5を保護し、また可変情報の改変、変造等を防止しうるものである。
更に、本発明に係る液体小袋20では、図4に示すように、本発明に係る液体小袋用積層シート10を用い、ヒートシール性樹脂層8を対向させて重ね合わせ、しかる後その外周周辺の端部の二方をヒ−トシ−ルして縦シ−ル部22a、横シール部22bを形成して、本発明にかかる液体小袋20を製造することができる。
なお、図示しないが、本発明にかかる液体小袋20は、上記に図示した例示の液体小袋20に限定されるものでないことは言うまでもないことであり、その目的、用途等により、例えば、上記の三方シ−ル型包装袋の他に、四方シ−ル型包装袋、自立性包装袋、ガセット型包装袋、その他等、また、その形態としては、小袋、中袋、大袋、その他等の形態を取り得るものである。
そして、本発明に係る液体小袋の包装体30は、図5に示すように、上記の液体小袋20を使用して、その上方の開口部から液体または粘稠体の内容物28を高速充填し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして上辺シール部26を形成し、本発明に係る液体小袋の包装体30を製造することができる。
これにより、内容物の高速充填適性、保存適性を有し、更に、使用後に焼却廃棄処理する際に有害物質を発生することなく、廃棄処理適性、環境適性等に極めて優れていると共に(異物)金属探知機等に反応しないという利点を有するものである。
次に、本発明において、上記のような本発明にかかる液体小袋用積層シート10を使用して、これにレーザー光線で照射してレーザー印字画像として可変情報を包装体30に印字する方法について、図6を用いて説明すると、個包装化のために、小袋形態とし、かつ、内容物28として、ソ−ス、醤油等の液状飲食品を充填包装する充填包装装置についてその一例を例示すると、まず、本発明にかかる液体小袋用積層シート(長尺状シートA)を巻き取りロ−ル11から給紙し、更に、前記の長尺状シートAを段差ロ−ル12、12等を介してその供給を調整しながら、ガイドロ−ル13に案内する。
次に、ガイドロ−ル13の部分で、前記の長尺状シートAの表側からレーザー光線を照射し、レーザー印字画像を長尺状シートAの中間層(レーザー光線照射により発色する発色剤を含む樹脂層6)に形成して可変情報を印字する。
必要に応じて、段差ロ−ル12の部分で、前記の長尺状シートAの裏側からレーザー光線を照射し、レーザー印字画像を長尺状シートAの中間層に形成して可変情報を印字することもできる。
次に、ガイドロ−ル13に案内された長尺状シートAを、通常の三角板(図示せず)等を通して、そのシーラント層の面を対向させるべく、二つ折りし、更に、二つ折りした長尺状シートAを案内するガイド枠14を通って、一対の縦シ−ル用ロ−ル15、15に給紙する。次いで、上記の一対の縦シ−ル用ロ−ル15、15により、二つ折りした長尺状シートAの外側辺の端部を縦シ−ルして外側辺の縦シ−ル部22aを形成する。
更に、二つ折りした長尺状シートAを、一対の第1の横シ−ル用ロ−ル16、16に給紙し、その一対の横シ−ル用ロ−ル16、16により、上辺と底辺に相当する横シ−ル22bを形成する。
他方、上方に配置されているソ−ス、醤油等の液状飲食品を充填する充填ノズル17から、ソ−ス、醤油等の液状飲食品を連続的に供給して充填し、併せて、外側辺の縦シ−ル部22aと横シ−ル部22bとを同期して順次に繰り返して形成し、しかる後、一対の第2の横シ−ル用ロ−ル18、18にて安定したシ−ル強度を得るために、上記の横シ−ル部22bの部分に、もう一度熱と圧力を加え、更に、冷却し、次に、光電管装置を配置して上記の横シ−ル部22bの中心線を見地し、しかる後、カッタ−装置20、20で、上記の横シ−ル部22bの中心線を切断して底辺のシ−ル部24と上辺のシ−ル部26とを形成し、内容物28が充填包装され、表面および/または裏面に可変情報を読み取り可能な3方シ−ル型の小袋形態からなる包装製品30を製造することができる。
上記の製造方法を採ることによって、簡易に生産性よく製造でき、可変情報を印字できる範囲を液体小袋のヒートシール部分に限定することなく、袋の全体部分に広く印字でき、需要者にとっても印字情報を読み取りやすいという利点を有する。
また、インキを使用せずに可変情報を印字しているため、印字形成部分における層間の密着性、ヒートシール層同士の接着強度に優れ、外側からの擦過の影響なく、偽造防止可能で、内容物由来の油脂分によってその部分のインキが溶け出すこともなく、衛生面に優れるという利点を有する。
また、本発明において上記のような本発明にかかる液体小袋用積層シート10を使用して、これにレーザー光線で照射してレーザー印字画像として可変情報を包装体30に印字する他の方法としては、本発明にかかる液体小袋用積層シート(長尺状シートA)を巻き取りロ−ル11から給紙し、更に、前記の長尺状シートAを段差ロ−ル12、12等を介してその供給を調整しながら、ガイドロ−ル13に案内する。
次に、ガイドロ−ル13に案内された長尺状シートAを、通常の三角板(図示せず)等を通して、そのシーラント層の面を対向させるべく、二つ折りし、更に、二つ折りした長尺状シートAを案内するガイド枠14を通って、一対の縦シ−ル用ロ−ル15、15に給紙する。次いで、上記の一対の縦シ−ル用ロ−ル15、15により、二つ折りした長尺状シートAの外側辺の端部を縦シ−ルして外側辺の縦シ−ル部22aを形成し、更に、二つ折りした長尺状シートAを、一対の第1の横シ−ル用ロ−ル16、16に給紙し、その一対の横シ−ル用ロ−ル16、16により、上辺と底辺に相当する横シ−ルして上辺シール部26と底辺シール部24を形成する。
他方、充填ノズル17から、ソ−ス、醤油等の液状飲食品を連続的に供給して充填し、併せて、外側辺の縦シ−ル部22aと横シ−ル部22bとを同期して順次に繰り返して形成し、しかる後、一対の第2の横シ−ル用ロ−ル18、18にて安定したシ−ル強度を得るために、上記の横シ−ル部22bの部分に、もう一度熱と圧力を加え、しかる後、前記の包装体30の表側から縦シール部または横シール部にレーザー光線を照射し、表面に可変情報を印字し、しかる後に冷却して、次に、光電管装置を配置して上記の横シ−ル部22bの中心線を見地し、しかる後、カッタ−装置20、20で、上記の横シ−ル部22bの中心線を切断して底辺のシ−ル部24と上辺のシ−ル部26とを形成し、表面側から読み取り可能な3方シ−ル型の小袋形態からなる包装製品30を製造することができる。
上記の製造方法を採る場合、内容物を充填後であっても、可変情報をレーザー照射で印字可能であり、簡易に生産性よく製造でき、インキを使用せずに可変情報を印字しているため、印字形成部分における層間の密着性、ヒートシール層同士の接着強度に優れ、外側からの損傷を受けにくく、偽造防止可能で、内容物由来の油脂分によってその部分のインキが溶け出すこともなく、衛生面に優れるという利点を有する。
上記において、レーザー照射で可変情報を印字できる範囲を液体小袋のヒートシール部分に限定することなく、液体小袋の全体部分に広く印字でき、需要者にとっても印字情報を読み取りやすいという利点を有する。
上記の内容物を充填後に可変情報を印字する製造方法において、可変情報を印字する範囲としては、内容物を充填して袋の表面に凹凸を形成していない、シール部分等の平滑な部分に印字することが、鮮明な印字画像を形成できるので好ましい。
レーザー光線としては、通常、レーザー印字で多く用いられている炭酸ガスレーザー(波長10.6μm)を用いる場合には、炭酸ガスレーザー光線を照射して表面を切削、炭化させることによりレーザー印字を行うものであり、照射中に煙を発すること、あるいは薄膜フィルムへの作業性に劣ることから好ましくなく、更に、レーザー印字画像の部分に穴開きが容易に発生すること等の問題点があるので好ましくないものである。
本発明において、レーザー光線としては、YAG〔イットリウム(Y)・アルミニウム(A)・ガーネット(G)〕レーザー光線(波長1.064μm)を用いてレーザー印字を行うことが煙、穴開き等の発生を防止できるので好ましいものである。
そして、本発明において、上記のYAGレーザー光線は、透明体を透過してしまう性質を有し、その性質を利用し、更に、レーザー光線照射発色フィルム層を透明ないし半透明の樹脂層等からなる他の樹脂フィルム等で挟み込むことにより煙等の発生を抑え、また、液体小袋用積層フィルムを構成するレーザー光線照射により発色する発色剤を含む樹脂層中に存在するレーザー光線照射により発色する発色剤の添加量、液体小袋用積層フィルムの膜厚等を調整して、発色濃度、液体小袋用積層フィルムに与える影響を考慮し、レーザー印字画像を形成しても穴開き等がなく極めて鮮明なレーザー印字画像を形成し得るものである。
また、上記において、レーザーの照射位置としては、レーザー光をガイドロール上の長尺シートの位置に照射することにより、走行中の長尺シートのばたつきが抑えられるので、鮮明な印字画像を形成することができるため好ましい。
次に本発明において、上記の本発明にかかる液体小袋用積層シート10、液体小袋20等を構成する材料、その製造方法等について説明すると、まず、本発明に係る延伸基材フィルム層2としては、これが積層シート、包装袋を構成する基本素材となることから、強度を有し、機械的、物理的、化学的、その他等において優れた性質を有し、特に、強度を
具体的には、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアラミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂あるいはポリプロピレン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、フッ素系樹脂、その他等の強靱な樹脂のフィルムないしシ−ト、その他等を使用することができる。
なお、本発明においては、特に、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂のフィルムないしシ−トを使用することが好ましい。
本発明において、上記の各種の樹脂フィルムないしシートとしては、例えば、上記の各種の樹脂1種類ないしそれ以上を使用し、押出法、キャスト成形法、Tダイ法、切削法、インフレーション法等の製膜法を用いて、上記の各種の樹脂を単独で製膜化する方法、更には2種以上の樹脂を使用し、製膜化する前に混合して製膜化する方法により、各種の樹脂のフィルムないしシートを製造し、更に、例えば、テンター方式、あるいは、チューブラー方式等を利用して一軸方向または二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれのものでも使用することができる。
そのフィルムの厚さとしては、5μm〜100μm位が好ましく、30μm〜70μm位がより好ましい。
なお、上記の各種の樹脂1種ないしそれ以上を使用し、製膜化に際して、例えば、フィルムの加工性、耐熱性、耐候性、機械的性質、寸法安定性、抗酸化性、滑り性、離型性、難燃性、抗菌性、電機的特性、強度、その他等を改良、改質する目的で、種々のプラスティック配合剤や添加剤等を添加することができ、その添加量としては、極微量から数十%まで、その目的の応じて、任意に添加することができる。
上記において、一般的な添加剤としては、例えば、滑剤、架橋剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、充填剤、補強剤、帯電防止剤、顔料、その他等を使用することができ、更に、改質用樹脂等も使用することができる。
また、本発明において、各種の樹脂フィルムないしシートの表面は、中間層との密着性等を向上させるため、必要に応じて、予め、所望の表面処理層を設けることができるものである。
本発明において、上記の表面処理層としては、例えば、コロナ処理、オゾン処理、低温プラズマ処理、グロー放電処理、酸化処理、その他等の前処理を施し、例えば、コロナ処理層、オゾン処理層、プラズマ処理層、酸化処理層、その他等を形成することができる。
本発明においては、上記のような基材フィルム2には、例えば、文字、図形、記号、絵柄、模様等の所望の印刷絵柄を通常の印刷法で表刷り印刷あるいは裏刷り印刷等が施されていてもよい。
次に、本発明の液体小袋用積層シート10を構成する中間層6としては、レーザー光線照射により発色する発色剤を含む樹脂層を少なくとも一層含む構成からなる透明ないし半透明の樹脂層を形成する樹脂としては、例えば、熱によって溶融し、押出機等の押出ダイ等から押出可能であり、更に、相互に熱融着し得る熱接着性樹脂の1種ないし2種以上の混合物を使用することができ、具体的には、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、メタロセン系シングルサイト触媒を使用して重合した直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−α・オレフィン共重合体、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリブテンポリマー、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、熱可塑性ポリエステル系樹脂、熱可塑性ポリアミド系樹脂、その他等の熱可塑性樹脂の1種ないし2種以上を使用することができる。
次に、本発明にかかる液体小袋用積層シート10を構成する共押出多層樹脂層7において、レーザー光線照射により発色する発色剤としては、例えば、染料、顔料等の着色剤、粘土類等を使用することができ、具体的には、黄色酸化鉄、無機鉛化合物、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット、水銀、コバルト、銅、ビスマス、ニッケル等の金属化合物、真珠光沢顔料、珪素化合物、雲母類、カオリン類、珪砂、硅藻土、タルク、酸化チタン被覆雲母類、二酸化錫被覆雲母類、アンチモン被覆雲母類、スズ+アンチモン被覆雲母類、スズ+アンチモン+酸化チタン被覆雲母類等の1種ないし2種以上を使用することができる。
その添加量としては、上記の樹脂に対して、0.01重量%〜10重量%位、好ましくは、0.05重量%〜5重量%位添加して使用することができる。
次に、本発明にかかる液体小袋用積層シート10において、共押出多層樹脂層7を構成するヒートシール性樹脂層8に使用するヒ−トシ−ル性樹脂のフィルムないしシ−トは、具体的には、熱によって溶融し相互に融着し得る樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができ、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、メタロセン系触媒を使用して重合した直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、メタロセン系触媒を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリブテンポリマ−、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、その他等の樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。
上記のヒートシール樹脂層8を構成するヒ−トシ−ル性樹脂の中でも、特に、直鎖状(線状)低密度ポリエチレンをメタロセン系触媒などシングルサイト触媒を用いて重合したものは、分子量分布の幅が狭く、共重合比も安定しているため、ヒートシールの安定性のほか、耐内容物性、耐ストレスクラッキング性、低温ヒートシール性、熱間シール性に優れており、本発明の液体用小袋のシーラント層に好適に使用することができるものである。
また、上記のヒートシール樹脂層8には、上記の直鎖状(線状)低密度ポリエチレンのほか、充填される内容物や、充填後の加熱処理、流通条件などにより、CPP(無延伸ポリプロピレン)、LDPE、エチレン・αオレフィン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、ポリエステル系樹脂などのフィルムまたは押し出しコート層を適宜選択して使用することができる。
そして、本発明においては、上記のようなヒ−トシ−ル性樹脂等を使用し、押し出しラミネ−ト法等により押し出しラミネ−トして、ヒ−トシ−ル性樹脂層を形成することができる。
本発明において、上記のヒートシール性樹脂層8の厚さとしては、5μm〜300μm位が好ましくは、10μm〜100μm位がより好ましい。
また、本発明においては、その他、例えば、バリアー層として、延伸基材フィルム層2の上に無機酸化物の蒸着膜を形成することが好ましいものである。
必要に応じて、延伸基材フィルム2の上に塩化ビニリデン樹脂、エチレンビニルアルコール共重合樹脂のバリア性樹脂コーティング膜を使用することができる。
前記の無機酸化物の蒸着膜としては、基本的に金属の酸化物をアモルファス(非晶質)化した薄膜であれば使用可能であり、例えば、ケイ素(Si)、アルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、カリウム(K)、スズ(Sn)、ナトリウム(Na)、ホウ素(B)、チタン(Ti)、鉛(Pb)、ジルコニウム(Zr)、イットリウム(Y)等の金属の酸化物をアモルファス(非晶質)化した薄膜を使用することができる。
そして、包装用材料等に適するものとしては、ケイ素(Si)、アルミニウム(Al)等の金属の酸化物をアモルファス(非晶質)化した薄膜を挙げることができる。
そして、上記の金属の酸化物をアモルファス(非晶質)化した薄膜は、ケイ素酸化物、アルミニウム酸化物等のように金属酸化物として呼ぶことができ、その表記は、例えば、SiOX 、AlOX 、MgOX 等のようにMOX(ただし、式中、Mは、金属元素を表し、Xの値は、金属元素によってそれぞれ範囲がことなる。)で表される。
本発明において、上記のような無機酸化物の蒸着膜の膜厚としては、使用する金属の酸化物の種類等によって異なるが、例えば、50〜3000Å位が好ましく、100〜1000Å位の範囲内で任意に選択して形成することがより好ましい。
また、本発明においては、無機酸化物の蒸着膜としては、無機酸化物の薄膜の1層だけではなく2層あるいはそれ以上を積層した積層体の状態でもよく、また、使用する金属の酸化物としては、1種または2種以上の混合物で使用し、異種の材質で混合した無機酸化物の薄膜を構成することもできる。
次に、上記の本発明において、積層体を構成する延伸基材フィルム層2と共押出多層樹脂層7とを積層する方法について説明すると、延伸基材フィルム層2と共押出多層樹脂層7との層間は、押出しラミネーション法、共押出しラミネーション法、ドライラミネーション法、無溶剤型ラミネーション法、ウェットラミネーション法、その他等で行うことができる。
上記の積層を行う際、ラミネート面側に、必要ならば、例えば、コロナ処理、オゾン処理等の前処理を共押出多層樹脂層7に施すことができる。
次に、本発明の液体小袋用積層シート10を構成するアンカーコート剤層4としては、、溶剤型、水性型のいずれも使用できる。
従って、(塩素化)ポリプロピレン系、変性ポリオレフィン系、エチルビニルアルコール系、ポリエチレンイミン系、ポリブタジエン系、ポリウレタン系、ポリエステル系ポリウレタンエマルジョン、ポリ塩化ビニルエマルジョン、ウレタンアクリルエマルジョン、シリコンアクリルエマルジョン、酢酸ビニルアクリルエマルジョン、アクリルエマルジョン、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス、アクリルニトリル−ブタジエン共重合体ラテックス、メチルメタアクリレート−ブタジエン共重合体ラテックス、クロロプレンラテックス、ポリブタジェンラテックスのゴム系ラテックス、ポリアクリル酸エステルラテックス、ポリ塩化ビニリデンラテックス、ポリブタジエンラテックス、あるいはこれらのラテックスのカルボキシル変性物や水溶性物質、例えば、ポリビニルアルコール、水溶性エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレンオキサイド、水性アクリル樹脂、水性アポキシ樹脂、水性セルロース誘導体、水性ポリエステルおよび水性リグニン誘導体等水性イソシアネート等の水性若しくは水分散型エマルジョン若しくはディスパージョンのアンカーコート剤が用いられる。
例えば、最外層がポリプロピレン系の溶融押出し樹脂層の場合、基材との接着性を考慮すると、ポリプロピレン系や変性ポリオレフィン系のエマルジョン若しくはディスパージョンが好ましい。
上記のアンカ−コ−ト剤の塗布法としては、例えば、グラビアコ−ト法、リバ−スロ−ルコ−ト法、ナイフコ−ト法、キスコ−ト法、その他等の方法で塗布することができ、その塗布量としては、乾燥状態で、0.1g/m2〜5g/m2が好ましい。
本発明の液体小袋用積層シート10は、上記に説明した各層を用いて、外側から延伸基材フィルム層と、Tダイ共押出成形による共押出多層樹脂層7とをアンカーコート剤層4を介して積層して製造することができる。
そして、前記の共押出多層樹脂層7のうち、内容物に接する層以外の少なくとも一層がレーザー光線照射により発色する発色剤を含む直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層からなり、その他の層を構成する樹脂が、メタロセン系シングルサイト触媒を使用して重合した直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層(内容物に接する側)とからなる。
そして、上記で得られた液体小袋用積層シート10の共押出多層樹脂層7側を対向するようにして重ね合わせて折り曲げ、前記の折り曲げられたシートにおける長手方向の端縁部をヒートシールし、長手方向と直交する方向に所定間隔でヒートシールすると共に、内部に液状の内容物を充填し、複数の包袋が一方向に連設される液体小袋包装体30を製造することができる。
本発明において、上記のようにして製造した液体小袋包装体30には、具体的に、ソ−ス、シロップ、ポン酢、醤油、ドレッシング、ラ−メンス−プ、麺汁、ケチャップ、タバスコ、わさび、からし、その他等の液状調味料、ス−プ、その他等の液状飲食品等の充填包装されるものである。
そして、本発明において、上記で製造される液体小袋包装体30は、前述のように本発明の液体小袋用積層シートを構成する中間層にレーザー光線照射により発色する発色剤を含む樹脂層からなるため、積層フィルムの基材フィルム層2側またはヒートシール層8側からレーザー光線照射により、レーザー光線の照射部分において、炭化、発色して、例えば、製造年月日等の数字、文字、記号、図柄等の可変情報を印字可能であり、従来のインクジェットプリンターと比べて、表面に接触することなく印字可能で、内容物由来の油脂分によりインキが溶解することなく、衛生性に優れ、印字後の表示を改変することが困難であるので偽造を防止でき、また、高速シール性(ホットタック性)、液中シール性、シール強度、耐衝撃性、耐熱性等の液状飲食品等の高速充填適性に優れる。
次に、実施例により本発明を更に詳述する。
図2の断面図に示す液体小袋用積層シート10を次の様にして作製した。
まず、基材フィルム層2aとして、15μmの2軸延伸ナイロンフィルムを使用し、コロナ処理面に、グラビアインキ組成物を使用し、グラビア印刷法で絵柄印刷層を形成し、前記の絵柄印刷面に、イソシアネート系アンカ−コ−ト剤4をグラビアロ−ルコ−ト法でコ−ティングして厚さ0.5g/m2 (乾燥状態)からなるアンカーコート剤層4aを形成した。
他方、中間層(レーザー光線照射による発色剤を含有する樹脂層6a)として、メタロセン触媒を使用して重合した直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層(宇部興産製、商品名ユメリット021GT)98重量部と、YAGレーザー発色顔料(メルクジャパン株式会社製、商品名、イリオジンLS−825)2重量部とを十分混練して樹脂組成物を調整した。
次いで、ヒートシール層8aとして、メタロセン触媒を使用して重合した直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層(宇部興産社製、商品名ユメリット022GS)100重量部と、エルカ酸アミド0.1重量部とを十分混練して樹脂組成物を調整した。
次いで、上記で形成したアンカーコート剤層4aの面に、レーザー光線照射による発色剤を含有する樹脂層6aの樹脂組成物と、ヒートシール樹脂層8aの樹脂組成物を、Tダイ共押出機にて、共押し出しし、厚さ25μmのレーザー光線照射による発色剤を含有する樹脂層6aと、厚さ25μmのヒートシール層8aからなる全体の厚さ50μmの共押し出しコートにより形成し、層構成、基材フィルム層2a/絵柄印刷層/アンカーコート剤層4a/レーザー光線照射による発色剤を含有する樹脂層6a/ヒートシール層8aからなる本発明に係る液体小袋用積層シート10を製造した。
次に、上記で製造した液体小袋用積層シート10を使用し、更に、図6に示すような3方シ−ル型の小袋充填包装機を使用した。
まず、本発明にかかる液体小袋用積層シート10の長尺状シートAを巻き取りロ−ル11から給紙し、段差ロール12の部分で、前記の長尺状シートAの表側からレーザー光線を照射し、レーザー印字画像を長尺状シートAの中間層(レーザー光線照射による発色剤を含有する樹脂層6a)に形成することにより可変情報を印字した。
その後、長尺状シートAの長手方向に沿って折り曲げ部において二つ折りして重ね合わせ、縦シール部を形成し、底辺に相当する横シ−ルして底辺シール部24を形成すると共に、上辺の開口部から内容物として液体スープを充填し、前記の開口部をヒートシールして上辺を密封して上辺シール部26を形成し、本発明に係る液体小袋包装体30を製造した。
なお、印字において、レーザー照射によって、煙、穴開きは発生せずに、非接触で可変情報を鮮明に印字することができ、内容物由来の油脂分によりインキが溶解することなく、衛生性に優れ、印字後の表示を改変することが困難であるため偽造を防止でき、また、高速シール性、液中シール性、シール強度、耐衝撃性、耐熱性等の高速充填適性に優れるものであった。
また、上記の製造方法において、前記の長尺状シートAの表側からレーザー光線を照射せず、裏面からレーザー光線を照射して可変情報を印字した場合も、長尺状シートAの表側からレーザー光線を照射した場合と同様の効果が得られ、煙、穴開きは発生せず、内容物由来の油脂分によりインキが溶解することなく、可変情報を鮮明に印字することができ衛生性、偽造防止、高速充填適性に優れるものであった。
また、上記の製造方法において、内容物を充填して開口部である上部シール部26を密封後、縦シール部分または横シール部分に外側からレーザー光線を照射して印字した場合も、長尺状シートでレーザー光線を照射する場合と同様に可変情報を鮮明に印字することができ、衛生性、偽造防止、高速充填適性に優れるものであった。
図3の断面図に示す液体小袋用積層フィルム10を次の様にして作製した。
まず、延伸基材フィルム層2aとして、15μmの2軸延伸ナイロンフィルムを使用し、コロナ処理面に、グラビアインキ組成物を使用し、グラビア印刷法で絵柄印刷層を形成した。
他方、レーザー光線照射による発色剤を含有する樹脂層6aとして、メタロセン触媒を使用して重合した直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層(宇部興産製、商品名ユメリット021GT)95重量部と、YAGレーザー発色顔料(メルクジャパン株式会社製、商品名、イリオジンLS−825)5.0重量部とを十分混練して樹脂組成物を調整した。
次いで、ヒートシール樹脂層8aとして、メタロセン触媒を使用して重合した直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層(宇部興産製、商品名ユメリット022GS)100重量部と、エルカ酸アミド0.1重量部とを十分混練して樹脂組成物を調整した。
次いで、上記で形成したアンカーコート剤層4aの面に、レーザー光線照射による発色剤を含有する樹脂層6aの樹脂組成物と、ヒートシール層8aの樹脂組成物を、Tダイ共押出機にて、共押し出しし、厚さ25μmの中間層6aと、厚さ25μmのヒートシール層8aからなる全体の厚さ50μmの共押し出しコートにより形成し、層構成、基材フィルム層2a/絵柄印刷層/アンカーコート剤層4a/レーザー光線照射による発色剤を含有する樹脂層6a/ヒートシール樹脂層8aからなる本発明に係る液体小袋用積層フィルム10を製造した。
次に、上記で製造した液体小袋用積層フィルム10を使用し、更に、図6に示すような3方シ−ル型の小袋充填包装機を使用した。
まず、本発明にかかる液体小袋用積層体10の長尺状シートAを巻き取りロ−ル11から給紙し、段差ロール12の部分で、前記の長尺状シートAの表側からレーザー光線を照射し、レーザー印字画像を長尺状シートAの中間層(レーザー光線照射による発色剤を含有する樹脂層6a)に形成することにより可変情報を印字した。
その後、長尺状シートAの長手方向に沿って折り曲げ部において二つ折りして重ね合わせ、縦シール部を形成し、底辺に相当する横シ−ルして底辺シール部24を形成すると共に、上辺の開口部から内容物として液体スープを充填し、前記の開口部をヒートシールして上辺を密封して上辺シール部26を形成し、本発明に係る液体小袋包装体30を製造した。
なお、印字において、レーザー照射によって、煙、穴開きは発生せずに、非接触で可変情報を鮮明に印字することができ、内容物由来の油脂分によりインキが溶解することなく、衛生性に優れ、印字後の表示を改変することが困難であるので偽造を防止でき、また、高速シール性、液中シール性、シール強度、耐衝撃性、耐熱性等の高速充填適性に優れるものであった。
また、上記の製造方法において、前記の長尺状シートAの表側からレーザー光線を照射せず、裏面からレーザー光線を照射して可変情報を印字した場合も、長尺状シートAの表側からレーザー光線を照射した場合と同様の効果が得られ、煙、穴開きは発生せず、内容物由来の油脂分によりインキが溶解することなく、可変情報を鮮明に印字することができ衛生性、偽造防止、高速充填適性に優れるものであった。
また、上記の製造方法において、内容物を充填して開口部である上部シール部26を密封後、縦シール部分または横シール部分に外側からレーザー光線を照射して印字した場合も、長尺状シートでレーザー光線を照射する場合と同様に可変情報を鮮明に印字することができ、衛生性、偽造防止、高速充填適性に優れるものであった。
図3の断面図に示す液体小袋用積層シート10を次の様にして作製した。
まず、延伸基材フィルム層2aとして、15μmの2軸延伸ナイロンフィルムを使用し、コロナ処理面に、グラビアインキ組成物を使用し、グラビア印刷法で絵柄印刷層を形成した。
他方、中間層6aの第1層として、メタロセン触媒を使用して重合した直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層(宇部興産製、商品名ユメリット021GT)98重量部と、YAGレーザー発色顔料(メルクジャパン株式会社製、商品名、イリオジンLS−825)2.0重量部とを十分混練して樹脂組成物を調整した。
次いで、中間層6bの第2層として、メタロセン触媒を使用して重合した直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層(宇部興産製、商品名ユメリット021GT)100重量部を調整した。
次いで、ヒートシール層8aとして、メタロセン触媒を使用して重合した直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層(宇部興産製、商品名ユメリット022GS)100重量部と、エルカ酸アミド0.1重量部とを十分混練して樹脂組成物を調整した。
次いで、上記で形成したアンカーコート剤層4の面に、レーザー光線照射による発色剤を含有する樹脂層6aと、熱可塑性樹脂層6bの樹脂組成物と、ヒートシール樹脂層8aの樹脂組成物とを、Tダイ共押出機にて共押し出しし、厚さ20μmのレーザー光線照射による発色剤を含有する樹脂層6aと、厚さ10μmの熱可塑性樹脂層6bと、厚さ20μmのヒートシール層8aからなる全体の厚さ50μmの共押し出しコートにより形成し、層構成、延伸基材フィルム層2a/絵柄印刷層/アンカーコート剤層4a/レーザー光線照射による発色剤を含有する樹脂層6a/熱可塑性樹脂層6b/ヒートシール樹脂層8aからなる本発明に係る液体小袋用積層シート10を製造した。
次に、上記で製造した液体小袋用積層シート10を使用し、更に、図6に示すような3方シ−ル型の小袋充填包装機を使用した。
まず、本発明にかかる液体小袋用シート10の長尺状シートAを巻き取りロ−ル11から給紙し、段差ロール12の部分で、前記の長尺状シートAの表側からレーザー光線を照射し、レーザー印字画像を長尺状シートAの中間層に形成することにより可変情報を印字した。
その後、長尺状シートAの長手方向に沿って折り曲げ部において二つ折りして重ね合わせ、縦シール部を形成し、底辺に相当する横シ−ルして底辺シール部24を形成すると共に、上辺の開口部から内容物として液体スープを充填し、前記の開口部をヒートシールして上辺を密封して上辺シール部26を形成し、本発明に係る液体小袋包装体30を製造した。
なお、印字において、レーザー照射によって、煙、穴開きは発生せずに、非接触で可変情報を鮮明に印字することができ、内容物由来の油脂分によりインキが溶解することなく、衛生性に優れ、印字後の表示を改変することが困難であるので偽造を防止でき、また、高速シール性、液中シール性、シール強度、耐衝撃性、耐熱性等の高速充填適性に優れるものであった。
また、上記の製造方法において、内容物を充填して開口部である上部シール部26を密封後、縦シール部分または横シール部分に外側からレーザー光線を照射して印字した場合も、長尺状シートでレーザー光線を照射する場合と同様に可変情報を鮮明に印字することができ、衛生性、偽造防止、高速充填適性に優れるものであった。
本発明にかかる液体小袋用積層シート10の層構成を示す概略的断面図である。 本発明にかかる液体小袋用積層シート10の層構成を示す概略的断面図である。 上記の図1に示す本発明に係る液体小袋用積層シート10を使用し、これにレーザー光線32を照射してレーザー印字画像5を形成した層構成を示す概略的断面図である。 上記の図1または図2に示す液体小袋用積層シート10を使用し、これを製袋してなる液体小袋20を示す概略的斜視図である。 上記の図4に示す液体小袋を使用し、これに内容物を充填してなる液体小袋包装体30を示す概略的斜視図である。 上記の図5の液体小袋包装体30の本発明にかかる製造例を示す概略的斜視図である。
符号の説明
2 延伸基材フィルム層
2a 二軸延伸ポリアミド樹脂フィルム層
4 アンカーコート剤層
5 レーザー印字画像
6、6a レーザー光線照射による発色剤を含有する樹脂層
6b 熱可塑性樹脂層
7 Tダイ共押出成形による共押出多層樹脂層
8 ヒートシール性樹脂層
8a メタロセン系シングルサイト触媒を使用して重合した直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層
10 液体小袋用積層シート
11 巻取りロール
12 段差ロール
13 ガイドロール
14 ガイド枠
15 縦シール用ロール
16 第1横シール用ロール
17 充填ノズル
18 第2横シール用ロール
20 カッター装置
22 側辺シール部
22a縦シール部
22b横シール部
23 開口部
24 底辺シール部
26 上辺シール部
28 内容物
30 液体小袋包装体
32 レーザー光線
34 レーザー照射装置
36 レーザー制御装置
40 レーザー照射手段
A 長尺シート

Claims (5)

  1. 基材フィルム層である延伸フィルムと、Tダイ共押出成形による多層積層樹脂層とをアンカーコート剤層を介して積層する構成からなる液体小袋用積層シートであって、かつ、前記の多層積層樹脂層のうち内容物に接する層以外の少なくとも一層が、レーザー光線照射により発色する発色剤を含む樹脂からなり、前記の液体小袋用積層シートの表面からレーザー光線を照射することにより可変情報を印字可能なことを特徴とする液体小袋用積層シート。
  2. 前記のTダイ共押出成形による多層積層樹脂層において、レーザー光線照射により発色する発色剤を含む樹脂層が、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層からなり、その他の層が、メタロセン系シングルサイト触媒を使用して重合した直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層からなることを特徴とする請求項1に記載の液体小袋用積層シート。
  3. 前記のレーザー光線照射により発色する発色剤を含む直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層が、メタロセン系シングルサイト触媒を使用して重合した直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層であることを特徴とする請求項2に記載の液体小袋用積層シート。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載する液体小袋用積層シートからなり、前記の多層積層樹脂層側の面を対向させて折り曲げ、前記の折り曲げられたシートにおける長手方向の端縁部をヒートシールすると共に、長手方向と直交する方向に所定間隔でヒートシールして、複数の包袋が一方向に連設されることを特徴とする液体小袋。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載する液体小袋用積層シートを用い、前記の多層積層樹脂層側の面を対向させて折り曲げ、長手方向の端縁部をヒートシールすると共に、長手方向と直交する方向に所定間隔でヒートシールして、複数の包袋が一方向に連設される液体小袋に内容物を充填する液体小袋包装体の製造方法であって、
    長尺状シートを定速連続走行または定速間欠走行させて連続供給する長尺状シート供給工程と、
    前記の長尺状シートの表側または裏側からレーザー光線を照射し印字する工程と、
    その長手方向に沿って折り曲げ部において二つ折りして重ね合わせる折返し工程と、
    前記の長尺シートの折り曲げ部に対向する側縁部を長手方向にヒートシールする縦シール工程と、
    前記の重ね合わせた積層シートを長手方向と直交する方向に底辺に相当する位置でヒートシールする横シール工程と、
    上辺に相当する位置を開口部とする袋体に液体または粘調体の内容物を充填する充填工程と、
    前記の開口部をヒートシールして上辺を密封する横シール工程とを順次行うことを特徴とする液体小袋包装体の製造方法。
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