JP2005183972A - スピンコーティングによる積層セラミックキャパシタの製造方法及び積層セラミックキャパシタ - Google Patents

スピンコーティングによる積層セラミックキャパシタの製造方法及び積層セラミックキャパシタ Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明はスピンコーティング法による積層セラミックキャパシタの製造方法とこれから得られる積層セラミックキャパシタに関するものである。
【解決手段】 この製造方法はスピンコーティング方式により複数の誘電体層を形成するものとして、誘電体層コーティングと内部電極の印刷工程を単一化することができる。したがって、誘電体層の厚さを薄層としながら厚さ制御が容易で、また誘電体層を内部電極と連続して形成するので誘電体層の剥離と積層工程、そしてセラミック積層体の圧着工程を省略することができる。本発明によると、セラミック積層体を圧着しないので積層セラミックキャパシタにピローイング(pillowing)現象が発生しない。
【選択図】 図3

Description

本発明は、スピンコーティング法による積層セラミックキャパシタの製造方法と、これから得られる積層セラミックキャパシタに関するもので、誘電体層間に内部電極を形成しながら、連続して誘電体層をスピンコーティングにより形成する積層セラミックキャパシタの製造方法に関するものである。
積層セラミックキャパシタ(Multilayer Ceramic Capacitor)は、図1のように複数の誘電体層1と、この誘電体層1間に内部電極2が形成される積層セラミック焼結体3である。このセラミック焼結体3には、上記内部電極2と電気的に接続される外部電極4が形成され、外部電極4にはメッキ層5が形成される。
一般に、積層セラミックキャパシタにおいて誘電体層1は、テープキャスティング法により製造される。テープキャスティング法は、図2のようにセラミック粉末が均一に分散された液状のセラミックスラリー6を、キャリアフィルム7上にダイ8を通してコーティングし乾燥させて、セラミックグリーンシート9を製造する方法である。テープキャスティング法において、セラミックスラリー6は、BaTiO3のようなセラミック粉末と、溶剤、分散剤、バインダーなどとを混合して製造したもので、必要に応じて誘電体層1の特性を向上させるために様々な添加剤を添加する。
セラミックグリーンシート9には内部電極パターンを印刷するが、内部電極2の印刷にはスクリーン印刷法がよく用いられる。電極が印刷されたセラミックグリーンシート9を所定の数だけ積層し、加圧後切断して焼成し、積層セラミック焼結体3を製造する。
最近になって、超高容量の積層セラミックキャパシタ開発のために、誘電体層の薄層化が要望されている。しかし、テープキャスティング法による誘電体層の薄層化は、限界に到ったのが実状である。セラミックグリーンシート9を薄層にしてもキャリアフィルム7からの剥離が難しく、また積層セラミックキャパシタにおいて、内部電極2の印刷面と非印刷面の段差による不均一からピローイング(pillowing)現象が発生する。
したがって、テープキャスティング法に代わる新たな積層セラミックキャパシタの製造方法が要求されている。こうした産業的ニーズに応じるため様々な研究が行われているが、その解決案は未だ開示がない。
一方、基板(substrate)にセラミック厚膜(film)をコーティングして単一層に製造する技術においては、スピンコーティング法が用いられる。即ち、基板にセラミック粉末のゾルを5〜20μmの厚さにスピンコーティングして、PZT(PbZrTiO3)厚膜を製造するのである。
このように、基材上に単一層のセラミック厚膜をコーティングするにあたってスピンコーティング法を用いているが、積層セラミックキャパシタの製造に用いた例はない。なぜならば、複数の誘電体層をスピンコーティングにより形成しながら電極を印刷してバルク状態とさせ、これを基板から分離することは不可能に見えるからである。
したがって、本発明は、上述した従来の技術の限界を克服するために案出されたものとして、スピンコーティング方式を利用して誘電体層を形成し、この誘電体層と内部電極とが交互に積層されたセラミック積層体を提供することにより、ピローイング現象を防止できる積層セラミックキャパシタの製造方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、上記製造方法により製造された積層セラミックキャパシタを提供することを目的とする。
上記目的を成し遂げるための本発明は、基板上にスピンコーティングで誘電体層を形成する第1段階と、上記誘電体層上に内部電極を形成する第2段階と、上記内部電極上にスピンコーティングで誘電体層を形成する第3段階と、上記第2段階と第3段階とを繰り返し、所望の積層数のセラミック積層体を形成する第4段階と、上記セラミック積層体を上記基板から分離する第5段階と、上記分離されたセラミック積層体を焼成する第6段階と、上記セラミック焼結体に外部電極を形成する第7段階とを含む積層セラミックキャパシタの製造方法に関するものである。
また、本発明は、誘電体材料のセラミック粉末と有機溶剤とから成るパーティキュレートゾルと、誘電体材料の金属前駆体溶液と有機溶剤とから成るポリマリックゾルと、を用意してから、これらを混合してハイブリッドゾルを製造する第1段階と、上記ハイブリッドゾルからスピンコーティングで基板上に誘電体層を形成した後、乾燥させる第2段階と、上記誘電体層上に内部電極を形成する第3段階と、上記内部電極上にスピンコーティングで上記ハイブリッドゾルから誘電体層を形成した後、乾燥させる第4段階と、上記第3段階と第4段階とを繰り返し、所望の積層数のセラミック積層体を形成する第5段階と、上記セラミック積層体を上記基板から分離する第6段階と、上記分離されたセラミック積層体を切断し、焼成する第7段階と、上記セラミック焼結体に外部電極を形成する第8段階とを含む積層キャパシタの製造方法に関するものである。
さらに、本発明は、誘電体材料のセラミック粉末と有機溶剤とから成るパーティキュレートゾルと、誘電体材料の金属前駆体溶液と有機溶剤及び高分子物質とを含むポリマリックゾルと、を用意してから、これらを混合することによりハイブリッドゾルを製造する第1段階と、上記ハイブリッドゾルからスピンコーティングで基板上に誘電体層を形成した後、乾燥させる第2段階と、上記誘電体層上に内部電極を形成する第3段階と、上記内部電極上にスピンコーティングで上記ハイブリッドゾルから誘電体層を形成した後、乾燥させる第4段階と、上記第3段階と第4段階とを繰り返し所望の積層数のセラミック積層体を形成する第5段階と、上記セラミック積層体を上記基板から分離する第6段階と、上記分離されたセラミック積層体を切断し、焼成する第7段階と、上記セラミック焼結体に外部電極を形成する第8段階とを含む積層セラミックキャパシタの製造方法に関するものである。
さらに、本発明は、上記いずれかの工程により得られる積層セラミック焼結体であって、その内部に内部電極と、上記内部電極と電気的に接続される外部電極とを含む積層セラミックキャパシタに関するものである。
上述したように、本発明によると、スピンコーティング方式により薄層な誘電層を形成し、内部電極印刷を同時に施す単一工程により、積層セラミックキャパシタを製造することができる。こうすることで誘電体層の剥離積層工程、及び、圧着工程を省略でき、積層セラミックキャパシタのピローイング(pillowing)現象が発生しない。
以下、本発明について詳しく説明する。本発明は複数の誘電体層と該誘電体層間に内部電極が形成されたセラミック積層体を製造するにあたって、スピンコーティング方式を利用して誘電体層を形成することを特徴とし、こうした製造工程の一例が図3に示してある。こうしたスピンコーティング方式を用いることにより、後述するように、従来のテープキャスティング工程におけるセラミック積層体の圧着工程を省くことができ、こうして誘電体層において、内部電極の印刷面と非印刷面との段差により生じるピローイング現象を効果的に防止することができる。
本発明においては先ず、スピンコーティング方式で誘電体層を形成することのできる誘電体材料を含有する、スピンコーティング溶液を用意する。しかし、本発明はこうした具体的なスピンコーティング溶液組成に限定されるわけではなく、スピンコーティング方式により誘電体層を形成できる誘電体材料を含有した、様々な溶液組成を用いることができる。即ち、溶剤に誘電体材料であるBaTiO3、PZT、SrTiO3、BaSrTiO3などのようなセラミック粉末中の一種が、コロイダル状態で分散している多様な形態のゾルを用いることができる。
例えば、本発明においては、誘電体材料の金属前駆体溶液と、有機溶剤とから成るポリマリックゾルをスピンコーティング溶液として利用できる。
より好ましくは、(a)誘電体材料のセラミック粉末と、有機溶剤とから成るパーティキュレートゾルと、(b)誘電体材料の金属前駆体溶液と、有機溶剤とから成るポリマリックゾルと、を混合して設けたハイブリッドゾルをスピンコーティング溶液に利用する。上記ハイブリッドゾル10は、二種以上のコロイダル粒子が同時分散している状態のゾルを意味するもので、図4のように、パーティキュレートゾル11とポリマリックゾル12とが混合されたものである。
上記ポリマリックゾル12は、誘電体材料の金属前駆体溶液と、有機溶剤とが混合されたもので、分散しているコロイダルがポリマー形態を有するゾルである。こうしたポリマリックゾル12の製造方法としては、アセテート法、アルコキシド法、ヒドロキシド法などが知られている。
上記ポリマリックゾル12の製造方法について、誘電体材料がバリウムチタネート(BaTiO3)である場合を例に挙げて、簡単に説明する。
アセテート法では、バリウムアセテートとチタニウムイソプロポキシドとを混合する。即ち、アセテート酸にバリウムアセテートを溶解し攪拌した後、この溶液にチタニウムイソプロポキシドを添加して、BaTiO3ゾルを製造する。アセテート法は、材料単価が低く、水分調節が容易であるという利点がある。
アルコキシド法は、バリウムアルコキシドとチタニウムイソプロポキシドとを混合して、BaTiO3ゾルを製造するもので、熱分解温度が低いという利点がある。
ヒドロキシド法は、バリウムヒドロキシドとチタニウムイソプロポキシドとを混合して、BaTiO3ゾルを製造するもので、熱分解温度が低く、材料単価が低いという利点がある。
本発明においては、上記ポリマリックゾル12を、アセテート法、アルコキシド法、ヒドロキシド法などを利用して製造することができ、最も好ましいものは、アセテート法を利用するものである。
本発明において、上記誘電体材料がBaTiO3である場合、金属前駆体は、バリウムアセテート、バリウムアルコキシド、バリウムヒドロキシドの群から選択された1種と、チタニウムイソプロポキシドを含むチタニウムアルコキシド系とであることがより好ましい。
本発明のポリマリックゾル12は、誘電体材料の金属前駆体溶液と、溶剤とから成るが、上記溶剤はアルコール類溶剤が好ましい。かかるアルコール類溶剤としては、2-メトキシエタノール、または、エタノールが挙げられる。
また、本発明のポリマリックゾル12には、反応安定剤を添加することができる。反応安定剤はゾルがゲル化することを遅延させるもので、ポリマリックゾル12の長期間保存を可能にする。反応安定剤としては、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、または、アセチルアセトンが挙げられ、これらの中から選択された一種、または、二種以上を使用できる。
本発明のポリマリックゾル12の例としては、誘電体材料がBaTiO3である場合に、その組成は、バリウムアセテート5〜10重量%と、チタニウムイソプロポキシド5〜10重量%と、アルコール類溶剤40〜65重量%と、アセット酸(アセテート酸、アセテート酢酸)15〜30重量%と、反応安定剤3〜10重量%とから組成されるものを使用することができる。ここで、バリウムアセテートとチタニウムイソプロポキシドとを、バリウムチタネートの当量を合わせるために1:0.98〜1.02モル比、より好ましくは、1:1の等モル比で混合する。アセット酸は、重合を起こすための化学触媒に作用するものであるが、反応安定剤も同様に、その添加量の範囲が本発明の範囲を外れると重合が起こりにくくなるか、沈殿が起こらなくなる。
さらに、本発明のポリマリックゾル12には、高分子物質が添加されることが、より有利である。
高分子物質は、分子量5000〜1,500,000の高分子化合物を使用できる。その例としては、PVP(Poly Vinyl Pyrrolidone)、PAA(Poly Acrylic Acid)、ベンズアルデヒド、及び、P−ヒドロキシベンゾ酸が挙げられ、これらから選択された一種、または、二種以上を使用することができる。
この場合、本発明のポリマリックゾル12は、誘電体材料がBaTiO3である場合、バリウムアセテート5〜10重量%と、チタニウムイソプロポキシド5〜10重量%と、アルコール類溶剤40〜65重量%と、アセット酸15〜30重量%と、反応安定剤3〜10重量%と、高分子物質:3〜15重量%とで組成されるものを使用することができる。もし、高分子物質の添加量が3重量%未満であれば、分散剤、及び、結合剤として作用できる質量が足らず最適の効果を得ることができず、15重量%を超過すると、粘度の過多な増加を招きかねない。
一方、上記パーティキュレートゾル11は、誘電体材料のセラミック粉末と、有機溶剤とが混合されたもので、分散されたコロイダルが固体粒子状のゾルである。有機溶剤はアルコール類溶剤が好ましく、その例としては、2−メトキシエタノール、または、エタノールが挙げられる。この際、上記セラミック粉末と上記有機溶剤との混合比は、セラミック粉末20〜40重量%、有機溶剤60〜80重量%が好ましい。セラミック粉末の混合比が20重量%未満であると、1回のコーティングによる誘電体層の厚さが薄すぎ、40重量%を超過すると、数μm帯域の不均一な誘電体層が形成されかねない。
上記パーティキュレートゾル11においてセラミック粉末は、BaTiO3、PZT、SrTiO3、BaSrTiO3などから選択することができ、そのセラミック粉末の粒子の大きさは、0.05〜0.5μmが好ましい。セラミック粉末の粒子の大きさが0.05μm未満であると、高い表面積のため分散が困難で、0.5μmを超過すると、コーティング膜の均一性が劣り沈降効果により安定性が低下する。
本発明のハイブリッドゾルスピンコーティング溶液は、上記のように製造されたポリマリックゾル12とパーティキュレートゾル11とを混合した後、ボールミルにより解砕、混合する過程を経て製造することができる。好ましくは、上記パーティキュレートゾル11の製造時、粉末の解砕のためボールミル過程を進め、以後ポリマリックゾル12とパーティキュレートゾル11とをスターリング(stirring)により混合する分離解砕工程を利用する。
この際、本発明においては、上記パーティキュレートゾル12とポリマリックゾル11との混合比を、20〜40重量%:60〜80重量%に制限することが好ましい。もし、パーティキュレートゾル12の混合比が20%未満であると、焼結時所望の焼結密度を得られず、40%を超過すると、コーティング厚が厚くなりすぎるばかりでなく、ハイブリッドゾル10の安定性が悪くなりかねない。
続いて、本発明においては、図5のように、基板13上にスピンコーティング方式を利用して、上記ポリマリックゾル12、ハイブリッドゾル10のようなスピンコーティング溶液を第1誘電体層に形成することができる。上記基板13はスピンコーター機において誘電体層を支持するための支持体として、本発明においては特にこれを限定せず、その例として、ウェーハ、または、ガラス基板などを用いることができる。
好ましくは、上記基板13上に分離層14を積層した後、その分離層14上にスピンコーティング方式で誘電体層16を形成する。かかる分離層14は、後続するスピンコーティング方式を利用して製造されたセラミック積層体を、その基板から容易に分離するために用いられるもので、常温において接着性を有しながら加熱により分離が容易な、発泡テープを使用することが好ましい。
上記のように分離層14を形成する場合、上記スピンコーティングを常温において行うことが好ましい。高温においてスピンコーティングを行うと、分離層14が接着性を失ってしまうからである。
また、本発明においては、スピンコーティングの際、基板の回転数を500〜5000rpmに制御することが好ましい。そして、上記誘電体層16の厚さを、0.2〜3μmにすることが好ましい。
一方、本発明においては、上記誘電体層16の形成前に、必要に応じて、上記基板13、または、分離層14に、テープキャスティングにより製造された下部グリーンシート層15を積層することが好ましい。こうしたグリーンシート層15は、セラミック積層体の積層厚さを調節し、外部衝撃からセラミック積層体を保護する役目を果たす。
次いで、本発明においては図3のように回転する基板13を停止させ、高温において上記誘電体層16を乾燥させる。こうした乾燥過程において、ゾルがゲル化され、誘電体層16上に内部電極パターンの形成を可能にする。この際、乾燥温度は、約100〜500℃が好ましい。
次に、本発明においては、上記乾燥させた誘電体層16上に、第1内部電極パターン17を形成する。上記内部電極パターン17は、Ni、Cu、または、これらの合金から選択された一種から成ることが最も好ましい。また、上記内部電極パターン17は、スクリーン印刷方法を使用して形成することが好ましい。
一方、本発明においては、上記基板13、または、分離層14上に、内部電極パターン17を先ず形成した後、第1誘電体層16を形成することもでき、こうした具体的な積層順序に限定されるものではない。
上記第1内部電極パターン17を形成した後、上述した第1誘電体層16の形成方法と同一なスピンコーティング方式で、第2誘電体層18を形成する。
そして、上記第2誘電体層18上に、上記第1内部電極層17と第1誘電体層16の形成方法を繰り返すことにより、所望の積層数のセラミック積層体を製造する。本発明においては、上記積層数を少なくとも10層以上とすることが好ましい。
かかる積層が完了すると、その積層体の上部に上部グリーンシート層19を形成することが好ましい。先述したように、こうしたグリーンシート層19は、セラミック積層体の積層厚さを調節し、外部衝撃からその積層体を保護する利点がある。
さらに、本発明においては、上記のように形成されたセラミック積層体を、上記基板13、または、上記分離層14から分離させる。
次に、本発明は、上記スピンコーティング方式で製造されたセラミック積層体を、所望の大きさの積層セラミックキャパシタに切断した後、焼成する。本発明において、上記焼成は、900〜1250℃の温度範囲で行うことが好ましい。
上述したように、本発明はスピンコーティング方式を利用して誘電体層を形成することにより、従来のテープキャスティング法において切断、焼成工程前に要されるセラミック積層体の圧着工程を省略することができる。したがって、誘電体層において内部電極の印刷面と非印刷面との段差により生じるピローイング現象が発生しない。
一方、図6は、セラミック粉末の焼結反応図である。この図において、(a)は高分子添加ハイブリッドゾルにおける焼結反応で、(b)はテープキャスティング法におけるセラミック粉末同士の焼結反応である。そして、図7は、セラミック粉末の表面においてポリマリックゾルがキュービック構造を有するシェルに変化する模式図である。
次いで、上記積層セラミック焼結体には、内部電極と電気的に接続される外部電極を形成し、その外部電極上にはメッキ層を形成することにより、積層セラミックキャパシタを製造することができる。上記外部電極は、Cu、または、その合金から成ることが最も好ましい。また、上記電極は、スクリーン印刷方法により形成することが好ましい。
上述した方法により製造された本発明の積層セラミック焼結体は、その内部に内部電極と、その内部電極と電気的に接続される外部電極とを含む積層セラミックキャパシタを提供する。
上記焼結体において誘電体層は、その厚さが0.2〜3μmで、積層数は10層以上であることが最も好ましい。また、上記内部電極は、Ni、Cu、または、その合金中選択された一種で、上記外部電極は、Cu、または、その合金から成ることが最も好ましい。
以下、本発明を好ましい実施例を通して具体的に説明する。
パーティキュレートゾルの製造
平均粒径0.05〜0.5μmのBaTiO3粉末15〜40重量%と、2−メトキシエタノール60〜85重量%を混合して、パーティキュレートゾルを製造した。また、これらの一部は、混合後24時間ボールミル処理をした。
ポリマリックゾルの製造
15〜30重量%のアセテート酸に、5〜10重量%のバリウムアセテートを溶解して攪拌し、バリウムアセテート酸溶液を用意した。また、40〜65重量%の2−メトキシエタノールに、5〜10重量%のチタニウムイソプロポキシドを添加して、チタニウムイソプロポキシド溶液を製造した。この際、チタニウムイソプロポキシド溶液に、上記バリウムアセテート酸溶液を一滴ずつ加える方法で両溶液を混合し、その混合比は1:1のモル比とした。以降混合物を1時間ほどさらに混合し、その安定性を得るために、反応抑制剤としてアセチルアセトンを添加した。
ハイブリッドゾルの製造
上記のように製造されたパーティキュレートゾルとポリマリックゾルとを、各々、図8のような混合比で混合した後、これをボールジャーに入れ、200rpmで6時間ボールミルを行うことにより、ハイブリッドゾルを製造した。
一方、上記パーティキュレートゾルの製造工程において、混合した後24時間ボールミル処理をした一部のパーティキュレートゾルについては、上記ポリマリックゾルと約30分間スターラー(stirrer)を利用して混合することにより、ハイブリッドゾルを製造した(分離解砕工程を適用)。
セラミック積層体の製造
6インチウェーハに発泡テープを積層し、発泡テープ上にはテープキャスティングにより製造された誘電体層を積層した。ウェーハを3000rpmの速度で回転させ、上記誘電体層上に上記ハイブリッドゾルを、スピンコーティングを利用して誘電体層に形成した後、常温〜80℃で乾燥させた。
そして、上記スピンコーティングされた誘電体層上への電極印刷と、再びスピンコーティングによる誘電体層の形成、乾燥を繰り返し、10層厚さのセラミック積層体を製造した。次いで、100〜120℃の温度に加熱して、発泡シートからセラミック積層体を分離し、この際形成された誘電体層の厚さは約1μmであった。
一方、上記のように用意されたハイブリッドゾルにおけるゾル安定性を評価するために、ハイブリッドゾルの製造後80℃で熱処理する際、ゲル化にかかる時間を測定し、その結果を図8にまとめた。
また、上記ハイブリッドゾルを、スピンコーティング方式で誘電体層に形成する際、誘電体層の粗度を測定し、その結果を図8にまとめると共に、縞模様の発生当否も目視評価した。一方、図8において、パーティキュレートゾル/ポリマリックゾルの混合比である、30重量%/70重量%、24重量%/76重量%、及び、40重量%/60重量%を、Vol%で換算すれば、7Vol%/93Vol%、5Vol%/95Vol%、及び、10Vol%/90Vol%である。
図8から分かるように、本発明のハイブリッドゾルは、全てゲル化にかかる時間が3時間以上と、優れたゾル安定性を有することが分かる。
また、形成された誘電体層の粗度が、全て1.5μm以下であるばかりでなく、縞模様も発生せず、優れたコーティング性を有することが分かる。
一方、スピンコーティング溶液を用意する際、分離解砕工程を適用する場合の方が、そうでない場合より優れた結果を示すことが分かる。
パーティキュレートゾルの製造
平均粒径0.05〜0.5μmのBaTiO3粉末15〜40重量%と、2−メトキシエタノール(2−MOE)60〜85重量%とを混合して、パーティキュレートゾルを製造した。また、これらの中で一部は、混合後24時間ボールミル処理をした。
高分子添加ポリマリックゾルの製造
一方、15〜30重量%のアセテート酸に、5〜10重量%のバリウムアセテートを溶解して攪拌し、バリウムアセテート酸溶液を用意した。また、40〜65重量%の2−メトキシエタノールに、5〜10重量%のチタニウムイソプロポキシドを添加して、チタニウムイソプロポキシド溶液を製造した。
チタニウムイソプロポキシド溶液に、上記バリウムアセテート酸溶液を一滴ずつ加える方法で両溶液を混合し、その混合比は1:1のモル比とした。その後、混合物を1時間ほどさらに混合し、安定性を確保するために、反応抑制剤としてアセチルアセトンを添加した。次いで、これに高分子物質として、ポリビニルピロリドンを7重量%添加して、約45分間攪拌し、ポリマリックゾルを製造した。
ハイブリッドゾルの製造
上記製造されたパーティキュレートゾルとポリマリックゾルとを、図9の混合比で混合した後、これをボールジャーに入れ、200rpmで6時間に亘ってボールミルを行い、ハイブリッドゾルを製造した。
一方、上記パーティキュレートゾルの製造工程において、混合後24時間ボールミル処理をした一部のパーティキュレートゾルは、上記ポリマリックゾルと約30分間スターラーを利用して混合することにより、ハイブリッドゾルを製造した(分離解砕工程を適用)。
セラミック積層体の製造
6インチウェーハに発泡テープを積層し、発泡テープ上にはテープキャスティングにより製造された誘電体層を積層した。ウェーハを、2500〜4500rpmの速度で回転させながら、上記誘電体層上に上記ハイブリッドゾルを、スピンコーティングを利用して誘電体層に形成してから、常温〜80℃で乾燥させた。
上記スピンコーティングされた誘電体層上への電極印刷と、再びスピンコーティングによる誘電体層の形成、乾燥を繰り返して、10層厚さのセラミック積層体を製造した。次いで、100〜120℃の温度で加熱して、発泡シートからセラミック積層体を分離し、この際形成された誘電体層の厚さは約1μm内外であった。
一方、上記のように用意されたハイブリッドゾルにおいて、80℃で熱処理する際、ゲル化にかかった時間を測定して、その結果を図9にまとめた。また、上記ハイブリッドゾルを、スピンコーティング方式で誘電体層に形成する際、その誘電体層の粗度を測定し、その結果を図9にまとめると共に、縞模様の発生当否も目視で評価した。
図9のように、高分子物質(ポリビニルピロリドン)を含有するハイブリッドゾルを、スピンコーティング溶液に利用する場合、これを添加しない実施例1に比して、全般的に、ゾル安定性、及び、コーティング性が改善されることが分かる。
また、分離解砕工程を利用してハイブリッドゾルを製造する場合の方が、そうでない場合より、その結果が優れることが分かる。
一方、図10〜図12は、実施例2において、分離解砕工程を適用せずに用意されたスピンコーティング溶液を利用した、実験結果と資料の一部である。
具体的に、図10は、スピンコーティング方式により形成された誘電体層に、内部電極を印刷した写真である。実験に使用したNi内部電極ペーストの粘度は8,000で、スクリーンメッシュは500であった。写真から分かるように、内部電極の印刷が均一に形成された。
図11は、スピンコーティング方式により形成された誘電体層に、Ni内部電極ペーストをハンドプリントして、誘電体表面にある内部電極ペーストの濡れ性を調べたもので、濡れ性は良いことが分かる。
図12は、スピンコーティング方式により製造された、セラミック積層体の断面写真で、誘電体層を1μm以下の薄層に形成したものである。誘電体厚さが、薄層で均一に製造されることが分かる。
本発明の説明のために多くの事項を具体的に説明したが、これは本発明の例示に過ぎず、本発明がこれに限定されるわけではない。本発明の特許請求範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、類似する作用、及び、効果を提供するものは、本発明の技術的範囲に含まれる。例えば、誘電体材料として、バリウムチタネートばかりでなく、積層セラミックキャパシタにおいて使用する誘電体材料も、適用することができる。
積層セラミックキャパシタの断面図である。 従来のテープキャスティング工程図である。 本発明のスピンコーティングによる積層セラミックキャパシタの製造工程図である。 本発明のハイブリッドゾルの一例図である。 本発明の方法により製造されたセラミック積層体の側断面図である。 セラミック粉末の焼結反応図である。 ハイブリッドゾルの焼結においてポリマリックゾルの作用を示す模式図である。 実施例1におけるセラミック積層体の製造条件と、その結果を示す図である。 実施例2におけるセラミック積層体の製造条件と、その結果を示す図である。 スピンコーティング方式により製造された誘電体層に形成された内部電極の写真である。 スピンコーティング方式により製造された誘電体層と内部電極の濡れ性を示す写真である。 スピンコーティング方式により製造された積層セラミック成形体の断面写真である。
符号の説明
1 誘電体層
2 内部電極
3 セラミック焼結体
4 外部電極
5 メッキ層
6 セラミックスラリー
7 キャリアフィルム
8 ダイ
9 セラミックグリーンシート
10 ハイブリッドゾル
11 パーティキュレートゾル
12 ポリマリックゾル
13 基板
14 分離層
15 グリーンシート層
16 誘電体層
17 内部電極パターン
18 誘電体層
19 グリーンシート層

Claims (53)

  1. 基板上にスピンコーティングで誘電体層を形成する第1段階と、
    上記誘電体層上に、内部電極を形成する第2段階と、
    上記内部電極上にスピンコーティングで、誘電体層を形成する第3段階と、
    上記第2段階と第3段階とを繰り返し、所望の積層数のセラミック積層体を形成する第4段階と、
    上記セラミック積層体を、上記基板から分離する第5段階と、
    上記分離されたセラミック積層体を焼成する第6段階と、
    上記セラミック焼結体に外部電極を形成する第7段階とを含むこと、
    を特徴とするスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  2. 上記誘電体層の厚さは、0.2〜3μmであること、
    を特徴とする請求項1に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  3. 上記セラミック積層体において、誘電体層と内部電極との積層数は、10層以上であること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  4. 上記内部電極は、Ni、Cu、または、これらの合金から選択された一種であること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  5. 上記電極形成段階は、スクリーン印刷方法であること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  6. 上記焼成は、900〜1250℃の温度範囲において行われること、
    を特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  7. 上記誘電体層は、BaTiO3層と、PZT層とから選択されたものであること、
    を特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  8. 上記基板上に分離層を形成した後、スピンコーティングで誘電体層を形成すること、
    を特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  9. 上記スピンコーティングによる誘電体形成は、常温において行うこと、
    を特徴とする請求項8に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  10. 誘電体材料の金属前駆体溶液と、有機溶剤とから成るポリマリックゾルを利用して、上記基板上にスピンコーティングで誘電体層を形成すること、
    を特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  11. 上記誘電体材料がBaTiO3である場合に、金属前駆体はバリウムアセテート、バリウムアルコキシド、バリウムヒドロキシドの群から選択された一種と、チタニウムイソプロポキシドを含むチタニウムアルコキシド系とであること、
    を特徴とする請求項10に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  12. 上記有機溶剤は、2−メトキシエタノールとエタノールとのいずれかから選択されたアルコール類溶剤であること、
    を特徴とする請求項10又は11に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  13. 上記ポリマリックゾルには、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、または、アセチルアセトンの反応安定剤の群から選択された一種がさらに添加されること、
    を特徴とする請求項10から12のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  14. 誘電体材料のセラミック粉末と有機溶剤とから成るパーティキュレートゾルと、誘電体材料の金属前駆体溶液と有機溶剤とから成るポリマリックゾルと、を製造した後、これらを混合することによりハイブリッドゾルを製造する第1段階と、
    上記ハイブリッドゾルからスピンコーティングで、基板上に誘電体層を形成した後、乾燥させる第2段階と、
    上記誘電体層上に、内部電極を形成する第3段階と、
    上記内部電極上にスピンコーティングで、上記ハイブリッドゾルから誘電体層を形成した後、乾燥させる第4段階と、
    上記第3段階と第4段階とを繰り返し、所望の積層数のセラミック積層体を形成する第5段階と、
    上記セラミック積層体を、上記基板から分離する第6段階と、
    上記分離されたセラミック積層体を切断し、焼成する第7段階と、
    上記セラミック焼結体に外部電極を形成する第8段階とを含むこと、
    を特徴とするスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  15. 上記誘電体層の厚さは、0.2〜3μmであること、
    を特徴とする請求項14に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  16. 上記セラミック積層体において、誘電体層と内部電極との積層数は、10層以上であること、
    を特徴とする請求項14又は15に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  17. 上記内部電極は、Ni、Cu、または、これらの合金から選択された一種であること、
    を特徴とする請求項14から16のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  18. 上記電極は、スクリーン印刷方法により形成すること、
    を特徴とする請求項14から17のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  19. 上記焼成は、900〜1250℃の温度範囲において行われること、
    を特徴とする請求項14から18のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  20. 上記乾燥は、約100〜500℃の温度範囲において行われること、
    を特徴とする請求項14から19のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  21. 上記ハイブリッドゾルは、パーティキュレートゾル20〜40重量%と、ポリマリックゾル60〜80重量%とから成ること、
    を特徴とする請求項14から20のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  22. 上記誘電体材料はBaTiO3として、
    上記パーティキュレートゾルは、バリウムチタネート(BaTiO3)粉末とアルコール類溶剤が混合されたもので、
    上記ポリマリックゾルは、バリウムアセテート、バリウムアルコキシド、バリウムヒドロキシドの群から選択された一種と、チタニウムイソプロポキシドと、そして、アルコール類溶剤とを含むこと、
    を特徴とする請求項14から21のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  23. 上記ポリマリックゾルは、バリウムアセテート5〜10重量%と、チタニウムイソプロポキシド5〜10重量%と、アルコール類溶剤40〜65%と、アセット酸15〜30%と、反応安定剤3〜10重量%とから成ること、
    を特徴とする請求項21又は22に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  24. 上記パーティキュレートゾルは、バリウムチタネート粉末20〜40重量%と、アルコール類溶剤60〜80重量%とから成ること、
    を特徴とする請求項21から23のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  25. 上記バリウムチタネートは、平均粒径が0.05〜0.5μmであること、
    を特徴とする請求項24に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  26. 上記アルコール類溶剤は、2−メトキシエタノール、または、エタノールであること、
    を特徴とする請求項22から25のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  27. 上記ポリマリックゾルには、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、または、アセチルアセトンの反応安定剤の群から選択された一種がさらに添加されること、
    を特徴とする請求項14から26のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  28. 上記基板上に分離層を形成した後、スピンコーティングで誘電体層を形成すること、
    を特徴とする請求項14から27のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  29. 上記スピンコーティングによる誘電体形成は、常温において行うこと、
    を特徴とする請求項28に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  30. 上記パーティキュレートゾルの製造時、粉末の解砕のためのボールミル過程を進め、以後スターリング(stirring)を通して、上記ポリマリックゾルと上記パーティキュレートゾルとを混合し、上記ハイブリッドゾルを用意すること、
    を特徴とする請求項14から29のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  31. 上記ポリマリックゾルには、PVP(Poly Vinyl Pyrrolidone)、PAA(Poly Acrylic Acid)、ベンズアルデヒド、及び、P−ヒドロキシベンゾ酸の群から選択された一種の高分子物質を、さらに含んで成ること、
    を特徴とする請求項14から30のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  32. 誘電体材料のセラミック粉末と有機溶剤とから成るパーティキュレートゾルと、誘電体材料の金属前駆体溶液と有機溶剤及び高分子物質とを含むポリマリックゾルと、を用意してから、これらを混合することによりハイブリッドゾルを製造する第1段階と、
    上記ハイブリッドゾルからスピンコーティングで、基板上に誘電体層を形成した後、乾燥させる第2段階と、
    上記誘電体層上に、内部電極を形成する第3段階と、
    上記内部電極上にスピンコーティングで、上記ハイブリッドゾルから誘電体層を形成した後、乾燥させる第4段階と、
    上記第3段階と第4段階とを繰り返し、所望の積層数のセラミック積層体を形成する第5段階と、
    上記セラミック積層体を、上記基板から分離する第6段階と、
    上記分離されたセラミック積層体を切断し、焼成する第7段階と、
    上記セラミック焼結体に外部電極を形成する第8段階とを含むこと、
    を特徴とするスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  33. 上記誘電体層の厚さは、0.2〜3μmであること、
    を特徴とする請求項32に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  34. 上記セラミック積層体において、誘電体層と内部電極との積層数は、10層以上であること、
    を特徴とする請求項32又は33に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  35. 上記内部電極は、Ni、Cu、または、これらの合金から選択された一種であること、
    を特徴とする請求項32から34のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  36. 上記電極は、スクリーン印刷方法により形成すること、
    を特徴とする請求項32から35のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  37. 上記焼成は、900〜1250℃の温度範囲において行われること、
    を特徴とする請求項32から36のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  38. 上記乾燥は、約100〜500℃の温度範囲において行われること、
    を特徴とする請求項32から37のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  39. 上記ハイブリッドゾルは、パーティキュレートゾル20〜40重量%と、ポリマリックゾル60〜80重量%とから成ること、
    を特徴とする請求項32から38のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  40. 上記誘電体材料はBaTiO3として、
    上記パーティキュレートゾルは、バリウムチタネート(BaTiO3)粉末とアルコール類溶剤とが混合されたもので、
    上記ポリマリックゾルは、バリウムアセテート、バリウムアルコキシド、バリウムヒドロキシドの群から選択された一種と、チタニウムイソプロポキシドと、アルコール類溶剤と、そして、高分子物質とを含むこと、
    を特徴とする請求項32から39のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  41. 上記ポリマリックゾルは、バリウムアセテート5〜10重量%と、チタニウムイソプロポキシド5〜10重量%と、アルコール類溶剤40〜65重量%と、アセット酸15〜35重量%と、反応安定剤3〜10重量%と、高分子物質3〜15重量%とで組成されること、
    を特徴とする請求項39又は40に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  42. 上記高分子物質は、分子量が5000〜1,500,000であること、
    を特徴とする請求項32から41のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  43. 上記高分子物質は、PVP(Poly Vinyl Pyrrolidone)、PAA(Poly Acrylic Acid)、ベンズアルデヒド、及び、P−ヒドロキシベンゾ酸の群から選択された一種であること、
    を特徴とする請求項42に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  44. 上記パーティキュレートゾルは、バリウムチタネート粉末20〜40重量%と、アルコール類溶剤60〜80重量%とから成ること、
    を特徴とする請求項39から43のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  45. 上記バリウムチタネートは、平均粒径が0.05〜0.5μmであること、
    を特徴とする請求項44に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  46. 上記アルコール類溶剤は、2−メトキシエタノール、または、エタノールであること、
    を特徴とする請求項40から45のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  47. 上記ポリマリックゾルには、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、または、アセチルアセトンから選択された一種の反応安定剤がさらに含まれること、
    を特徴とする請求項32から46のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  48. 上記基板上に分離層を形成した後、スピンコーティングで誘電体層を形成すること、
    を特徴とする請求項32から47のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  49. 上記スピンコーティングによる誘電体形成は、常温において行われること、
    を特徴とする請求項48に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  50. 上記パーティキュレートゾルの製造時、粉末の解砕のためのボールミル過程を進め、以降スターリング(stirring)を通して、上記ポリマリックゾルと上記パーティキュレートゾルとを混合し、上記ハイブリッドゾルを用意すること、
    を特徴とする請求項32から49のいずれか一項に記載のスピンコーティングを利用した積層セラミックキャパシタの製造方法。
  51. 請求項1、請求項14、請求項32中いずれか一項から得られる積層セラミック焼結体であって、上記焼結体の内部電極と外部電極とが電気的に接続される積層セラミックキャパシタ。
  52. 上記焼結体において、誘電体層は、その厚さが0.2〜3μmで、積層数は10層以上であること、
    を特徴とする請求項51に記載の積層セラミックキャパシタ。
  53. 上記内部電極は、Ni、Cu、または、その合金から選択された一種で、上記外部電極は、Cu、または、その合金から成ること、
    を特徴とする請求項51又は52に記載の積層セラミックキャパシタ。
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