JP2001010448A - 車両用盗難防止無線方法及び装置 - Google Patents
車両用盗難防止無線方法及び装置Info
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- JP2001010448A JP2001010448A JP18078399A JP18078399A JP2001010448A JP 2001010448 A JP2001010448 A JP 2001010448A JP 18078399 A JP18078399 A JP 18078399A JP 18078399 A JP18078399 A JP 18078399A JP 2001010448 A JP2001010448 A JP 2001010448A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 駐車中の車両から大きく離れた場所にいても
車両状況を無線で確認し、車両の盗難等を未然に防ぐこ
とができるようにした車両盗難防止無線方法及び装置を
提供するものである。 【解決手段】 車両１に車載無線機４を設置させ、駐車
中において異常を検出した際、予め設定した無線機８に
無線通信にて自動的に通報する構成にした。また、駐車
中の車両状況を無線にて確認することができるようにす
るとともに、カーナビゲーションシステム５と連動させ
ることによって、盗難時の車両の位置と時間を双方向無
線で得ることができるようにした。
車両状況を無線で確認し、車両の盗難等を未然に防ぐこ
とができるようにした車両盗難防止無線方法及び装置を
提供するものである。 【解決手段】 車両１に車載無線機４を設置させ、駐車
中において異常を検出した際、予め設定した無線機８に
無線通信にて自動的に通報する構成にした。また、駐車
中の車両状況を無線にて確認することができるようにす
るとともに、カーナビゲーションシステム５と連動させ
ることによって、盗難時の車両の位置と時間を双方向無
線で得ることができるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
搭載され、駐車場等に停めている車両の異常を検知して
盗難を防止するための車両盗難防止無線方法及び装置に
関するものである。
搭載され、駐車場等に停めている車両の異常を検知して
盗難を防止するための車両盗難防止無線方法及び装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来における車両盗難防止システ
ムの一例を示す構成模式図である。図２に示す車両５１
の盗難防止装置５３は、一般的には外部より見えない位
置に設置されている。そして、駐車中における車両５１
のドア５２が意図的に開けられると、盗難防止装置５３
が異常を検知し、ブザー等の音声にて外部に通報するこ
とによって盗難が防止できるようになっている。
ムの一例を示す構成模式図である。図２に示す車両５１
の盗難防止装置５３は、一般的には外部より見えない位
置に設置されている。そして、駐車中における車両５１
のドア５２が意図的に開けられると、盗難防止装置５３
が異常を検知し、ブザー等の音声にて外部に通報するこ
とによって盗難が防止できるようになっている。
【０００３】このように上記従来の盗難防止装置５３を
用いた車両盗難防止システムにおいても、車両５１のド
ア５２が意図的に開けられるとその異常を検知し、音声
等にて外部に通報することができるようになっている。
用いた車両盗難防止システムにおいても、車両５１のド
ア５２が意図的に開けられるとその異常を検知し、音声
等にて外部に通報することができるようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の盗難防止システムにおいては、例えば自宅４から駐
車場までが離れている場合には、盗難防止装置５３が異
常を検知してブザー等を鳴らしても確認ができない。ま
た、聞こえる程に大きな音で通報するようにした場合に
は、近隣への騒音公害となる問題点もあった。
来の盗難防止システムにおいては、例えば自宅４から駐
車場までが離れている場合には、盗難防止装置５３が異
常を検知してブザー等を鳴らしても確認ができない。ま
た、聞こえる程に大きな音で通報するようにした場合に
は、近隣への騒音公害となる問題点もあった。
【０００５】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、その目的は駐車中の車両から大きく離
れた場所にいても車両状況を無線で確認し、車両の盗難
等を未然に防ぐことができるようにした車両盗難防止無
線方法及び装置を提供するものである。
なされたもので、その目的は駐車中の車両から大きく離
れた場所にいても車両状況を無線で確認し、車両の盗難
等を未然に防ぐことができるようにした車両盗難防止無
線方法及び装置を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項１記載の車両盗難防止無線方法の発明では、駐
車中にセンサにより異常を検知し、所定の時間経過後、
車両に搭載された車載無線機から指定された無線機へ、
無線通信にて自動的に異常メッセージを通報するように
したものである。この方法によれば、車載無線機から出
力される盗難信号を、駐車場から離れた位置に設置され
た無線機に無線通信で異常メッセージを通知することが
できることとなる。
に請求項１記載の車両盗難防止無線方法の発明では、駐
車中にセンサにより異常を検知し、所定の時間経過後、
車両に搭載された車載無線機から指定された無線機へ、
無線通信にて自動的に異常メッセージを通報するように
したものである。この方法によれば、車載無線機から出
力される盗難信号を、駐車場から離れた位置に設置され
た無線機に無線通信で異常メッセージを通知することが
できることとなる。
【０００７】請求項２に記載の発明では、請求項１記載
の車両盗難防止無線方法において、前記車載無線機に電
話機を用いることによって電話回線を使用し、予め指定
した電話番号に自動的に前記異常メッセージを通報する
ようにしたものである。この方法によれば、車載無線機
に自動車電話を用いることで、電話回線を利用し、予め
指定した電話機に盗難メッセージを通知することができ
ることとなる。
の車両盗難防止無線方法において、前記車載無線機に電
話機を用いることによって電話回線を使用し、予め指定
した電話番号に自動的に前記異常メッセージを通報する
ようにしたものである。この方法によれば、車載無線機
に自動車電話を用いることで、電話回線を利用し、予め
指定した電話機に盗難メッセージを通知することができ
ることとなる。
【０００８】請求項３に記載の発明では、請求項１また
は２記載の車両盗難防止無線方法において、前記車載無
線機の無線通信とカーナビゲーションシステムを連動さ
せることによって、盗難時に前記車両の位置と時間情報
とのうち少なくともいずれか一方を検索し、双方向通信
によりこれらの情報を指定された前記無線機で得ること
ができるようにしたものである。この方法によれば、車
載無線機の通信手段とカーナビゲーションを連動させる
ことで、車両盗難時に盗難車両の位置と時間情報等を正
確にメッセージで車載無線機より得ることができること
となる。
は２記載の車両盗難防止無線方法において、前記車載無
線機の無線通信とカーナビゲーションシステムを連動さ
せることによって、盗難時に前記車両の位置と時間情報
とのうち少なくともいずれか一方を検索し、双方向通信
によりこれらの情報を指定された前記無線機で得ること
ができるようにしたものである。この方法によれば、車
載無線機の通信手段とカーナビゲーションを連動させる
ことで、車両盗難時に盗難車両の位置と時間情報等を正
確にメッセージで車載無線機より得ることができること
となる。
【０００９】請求項４に記載の発明では、請求項１乃至
３のいずれかに記載の車両盗難防止無線方法において、
予め指定した前記無線機から前記車両用に搭載された前
記車載無線機の車両状況を確認し制御することができる
ようにしたものである。この方法によれば、車載無線機
を用いることで、駐車中の車両状況を離れた場所より確
認することができ、また無線にて制御することが可能と
なる。
３のいずれかに記載の車両盗難防止無線方法において、
予め指定した前記無線機から前記車両用に搭載された前
記車載無線機の車両状況を確認し制御することができる
ようにしたものである。この方法によれば、車載無線機
を用いることで、駐車中の車両状況を離れた場所より確
認することができ、また無線にて制御することが可能と
なる。
【００１０】請求項５に記載の発明では、請求項１乃至
４のいずれかに記載の車両盗難防止無線方法において、
前記車載無線機と前記カーナビゲーションシステムに前
記車両のバッテリーとは別に独立したバッテリーを設
け、前記車両のバッテリーが外されても前記車載無線機
の動作を可能としたものである。この方法によれば、車
載無線機と前記カーナビゲーションシステムに独立した
バッテリーを設けることによって、車両のバッテリーを
取り外された場合でも、無線通信が可能となる。
４のいずれかに記載の車両盗難防止無線方法において、
前記車載無線機と前記カーナビゲーションシステムに前
記車両のバッテリーとは別に独立したバッテリーを設
け、前記車両のバッテリーが外されても前記車載無線機
の動作を可能としたものである。この方法によれば、車
載無線機と前記カーナビゲーションシステムに独立した
バッテリーを設けることによって、車両のバッテリーを
取り外された場合でも、無線通信が可能となる。
【００１１】請求項６に記載の発明では、請求項１乃至
５のいずれかに記載の車両盗難防止無線方法において、
前記車載無線機に暗証番号を設け、前記暗証番号を入力
することによって動作及び設定が可能となるようにした
ものである。この方法によれば、車載無線機の設定及び
動作時を、正しい暗証番号を入力して許可された者だけ
が操作可能となるので、第三者に情報が漏れることなく
使用者のプライバシーを確保することができることとな
る。
５のいずれかに記載の車両盗難防止無線方法において、
前記車載無線機に暗証番号を設け、前記暗証番号を入力
することによって動作及び設定が可能となるようにした
ものである。この方法によれば、車載無線機の設定及び
動作時を、正しい暗証番号を入力して許可された者だけ
が操作可能となるので、第三者に情報が漏れることなく
使用者のプライバシーを確保することができることとな
る。
【００１２】請求項７に記載の車両盗難防止無線装置で
は、車両に搭載された車載無線機と、駐車中における前
記車両の異常を検知するセンサと、前記センサにより異
常が検知されてから所定の時間経過後前記車載無線機か
ら指定された無線機へ、異常メッセージを通報する動作
を制御する制御手段を備えてなる構成を有している。こ
の構成により、車載無線機から出力される盗難信号を、
駐車場から離れた位置に設置された無線機に無線通信に
て異常メッセージを通知することができることとなる。
は、車両に搭載された車載無線機と、駐車中における前
記車両の異常を検知するセンサと、前記センサにより異
常が検知されてから所定の時間経過後前記車載無線機か
ら指定された無線機へ、異常メッセージを通報する動作
を制御する制御手段を備えてなる構成を有している。こ
の構成により、車載無線機から出力される盗難信号を、
駐車場から離れた位置に設置された無線機に無線通信に
て異常メッセージを通知することができることとなる。
【００１３】請求項８に記載の発明では、請求項７に記
載の車両盗難防止無線装置において、前記車載無線機に
カーナビゲーションを接続させて設け、前記車両の位置
と時間情報とのうち少なくともいずれか一方を前記指定
された無線機へ送信できるようにした構成を有してい
る。この構成により、車載無線機の通信手段とカーナビ
ゲーションを連動させることで、車両盗難時に盗難車両
の位置と時間情報等を正確にメッセージで車載無線機よ
り得ることができることとなる。
載の車両盗難防止無線装置において、前記車載無線機に
カーナビゲーションを接続させて設け、前記車両の位置
と時間情報とのうち少なくともいずれか一方を前記指定
された無線機へ送信できるようにした構成を有してい
る。この構成により、車載無線機の通信手段とカーナビ
ゲーションを連動させることで、車両盗難時に盗難車両
の位置と時間情報等を正確にメッセージで車載無線機よ
り得ることができることとなる。
【００１４】請求項９に記載の発明では、請求項７また
は８に記載の車両盗難防止無線装置において、前記車載
無線機及び前記カーナビゲーションシステム用として前
記車両のバッテリーとは別に独立したバッテリーを設け
た構成を有している。この構成により、車載無線機と前
記カーナビゲーションシステムに独立したバッテリーを
設けることによって、車両のバッテリーを取り外された
場合でも、無線通信が可能となる。
は８に記載の車両盗難防止無線装置において、前記車載
無線機及び前記カーナビゲーションシステム用として前
記車両のバッテリーとは別に独立したバッテリーを設け
た構成を有している。この構成により、車載無線機と前
記カーナビゲーションシステムに独立したバッテリーを
設けることによって、車両のバッテリーを取り外された
場合でも、無線通信が可能となる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。図１は本発明の実施の形態
として示す車両盗難防止システムの構成模式図である。
図１に示すように、本発明の実施の形態における車両盗
難防止システムの盗難防止装置３は、一般的な自家用車
や商業車等に搭載される。また、その盗難防止装置３
は、一般的には外部より見えない位置に設置され、自動
車電話や携帯端末を含む車載無線機４と、ＧＰＳ（グロ
ーバル・ポジショニング・システム：人工衛星を使った
位置検索システム）や自己誘導システムを使用して車両
の走行を誘導するカーナビゲーションシステム５と、車
両のバッテリーとは別に設けられ車載無線機４或いはカ
ーナビゲーションシステムに電力を供給する車載無線機
用バッテリー６と、盗難防止のための各種動作を制御す
る盗難防止装置制御部９と、駐車中における前記車両の
異常を検知するセンサ１０と、センサ１０により異常が
検知されたとき異常の発生を報知する報知器１１と、盗
難防止装置制御部９の処理動作用のクロックを生成する
カウンタ１２等で構成されており、これらは車両全体を
コントロールしている中央制御部１３で制御される。な
お、車載無線機用バッテリー６は、車両のバッテリーが
取り外されても車載無線機４及びカーナビゲーションシ
ステム５を独自に動作させることができるようにする目
的で、独立した状態にして設けられている。一方、車両
を管理する例えば自宅側には、電話機や携帯端末を含む
予め指定された自宅用無線機及び電話８（以下「無線機
８」という）が設置されており、無線機８と車載無線機
４との間は直接または基地局７を介して交信される。
て、図面を用いて説明する。図１は本発明の実施の形態
として示す車両盗難防止システムの構成模式図である。
図１に示すように、本発明の実施の形態における車両盗
難防止システムの盗難防止装置３は、一般的な自家用車
や商業車等に搭載される。また、その盗難防止装置３
は、一般的には外部より見えない位置に設置され、自動
車電話や携帯端末を含む車載無線機４と、ＧＰＳ（グロ
ーバル・ポジショニング・システム：人工衛星を使った
位置検索システム）や自己誘導システムを使用して車両
の走行を誘導するカーナビゲーションシステム５と、車
両のバッテリーとは別に設けられ車載無線機４或いはカ
ーナビゲーションシステムに電力を供給する車載無線機
用バッテリー６と、盗難防止のための各種動作を制御す
る盗難防止装置制御部９と、駐車中における前記車両の
異常を検知するセンサ１０と、センサ１０により異常が
検知されたとき異常の発生を報知する報知器１１と、盗
難防止装置制御部９の処理動作用のクロックを生成する
カウンタ１２等で構成されており、これらは車両全体を
コントロールしている中央制御部１３で制御される。な
お、車載無線機用バッテリー６は、車両のバッテリーが
取り外されても車載無線機４及びカーナビゲーションシ
ステム５を独自に動作させることができるようにする目
的で、独立した状態にして設けられている。一方、車両
を管理する例えば自宅側には、電話機や携帯端末を含む
予め指定された自宅用無線機及び電話８（以下「無線機
８」という）が設置されており、無線機８と車載無線機
４との間は直接または基地局７を介して交信される。
【００１６】そして、本実施の形態では、上記交信を介
して次の（１）〜（４）に述べる機能が実現できるよう
に構成している。 （１）車両盗難防止装置３をセットした状態において、
車両１のドア２やボンネット等が鍵を使用せずに意図的
に開かれると、センサ１０により速やかに異常が検知さ
れると同時にカウンタ１２がカウントを開始し、その数
秒後に車両１内に設置してある車載無線機４から異常情
報を自宅等の予め指定された場所に通知する。その通知
をする方法としては、車載無線機４から無線機８に直接
無線通信にて自動的に異常メッセージを音声で通知する
方法と、電話回線を使用して通知する方法とがあり、こ
れは車両が置かれている場所と自宅等を結ぶ通信環境に
よってそのセット時に選択される。そして、自動車電話
や携帯端末等の車載無線機４を使用した場合は、基地局
７を経由して車両１の異常情報を自宅等の予め指定され
た電話番号の電話機８に自動的に異常メッセージを音声
で通報する。この通信では、例えば自宅と駐車場が離れ
ている場合でも車両の異常を確認できる。なお、異常が
検知されてから通知するまでに数秒の時間を設けている
理由は、正当な管理者が間違えて車両盗難防止機能を解
除しないで操作をしてしまったときに、それを取り消す
ための時間として設けている。したがって、この時間は
必ず設けなくてもよいものであり、その時間も装置によ
ってそれぞれ適切な時間が設定される。 （２）車載無線機４の通信手段とカーナビゲーションシ
ステム５を接続して連動する状態にし、盗難時の車両の
位置と時間とのうち少なくともいずれか一方の情報等を
双方向通信にて確認することができるようにする。 （３）車両１にライトの消し忘れや鍵の掛け忘れ等の情
報を確認できる手段を設けるとともに、その確認を電話
機８及び車載無線機４を介して通信で出来るようにし、
さらにライトの消し忘れや鍵の掛け忘れ等があった場合
は、その自宅等の離れた場所から無線にてライトを消し
たり鍵を掛けたりすることができる手段を設ける。こう
することによって、ライトの消し忘れや鍵の掛け忘れ等
を自宅等の離れた場所で確認し、その後の処理も自宅に
いて行うことができる。 （４）盗難防止装置３に暗証番号を記憶させておき、自
宅等の無線機８等から車載無線機４を介して車両１を制
御する場合、正しい暗証番号が入力されたときだけ動作
及び設定が可能となるようにする。このように暗証番号
を入力できるようにすることでプライバシーを保護する
ことができる。
して次の（１）〜（４）に述べる機能が実現できるよう
に構成している。 （１）車両盗難防止装置３をセットした状態において、
車両１のドア２やボンネット等が鍵を使用せずに意図的
に開かれると、センサ１０により速やかに異常が検知さ
れると同時にカウンタ１２がカウントを開始し、その数
秒後に車両１内に設置してある車載無線機４から異常情
報を自宅等の予め指定された場所に通知する。その通知
をする方法としては、車載無線機４から無線機８に直接
無線通信にて自動的に異常メッセージを音声で通知する
方法と、電話回線を使用して通知する方法とがあり、こ
れは車両が置かれている場所と自宅等を結ぶ通信環境に
よってそのセット時に選択される。そして、自動車電話
や携帯端末等の車載無線機４を使用した場合は、基地局
７を経由して車両１の異常情報を自宅等の予め指定され
た電話番号の電話機８に自動的に異常メッセージを音声
で通報する。この通信では、例えば自宅と駐車場が離れ
ている場合でも車両の異常を確認できる。なお、異常が
検知されてから通知するまでに数秒の時間を設けている
理由は、正当な管理者が間違えて車両盗難防止機能を解
除しないで操作をしてしまったときに、それを取り消す
ための時間として設けている。したがって、この時間は
必ず設けなくてもよいものであり、その時間も装置によ
ってそれぞれ適切な時間が設定される。 （２）車載無線機４の通信手段とカーナビゲーションシ
ステム５を接続して連動する状態にし、盗難時の車両の
位置と時間とのうち少なくともいずれか一方の情報等を
双方向通信にて確認することができるようにする。 （３）車両１にライトの消し忘れや鍵の掛け忘れ等の情
報を確認できる手段を設けるとともに、その確認を電話
機８及び車載無線機４を介して通信で出来るようにし、
さらにライトの消し忘れや鍵の掛け忘れ等があった場合
は、その自宅等の離れた場所から無線にてライトを消し
たり鍵を掛けたりすることができる手段を設ける。こう
することによって、ライトの消し忘れや鍵の掛け忘れ等
を自宅等の離れた場所で確認し、その後の処理も自宅に
いて行うことができる。 （４）盗難防止装置３に暗証番号を記憶させておき、自
宅等の無線機８等から車載無線機４を介して車両１を制
御する場合、正しい暗証番号が入力されたときだけ動作
及び設定が可能となるようにする。このように暗証番号
を入力できるようにすることでプライバシーを保護する
ことができる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駐車中にセンサにより異常が検知され、検知されてから
所定の時間経過後、車両に搭載された車載無線機から指
定された無線機へ、無線通信にて自動的に異常メッセー
ジを通報するようにしているので、車両状況を駐車場か
ら離れた位置で確認することができる。また、通報もそ
の車両の持ち主等だけに知らせて周囲に大きな音等を鳴
らさずに行うこともできる。
駐車中にセンサにより異常が検知され、検知されてから
所定の時間経過後、車両に搭載された車載無線機から指
定された無線機へ、無線通信にて自動的に異常メッセー
ジを通報するようにしているので、車両状況を駐車場か
ら離れた位置で確認することができる。また、通報もそ
の車両の持ち主等だけに知らせて周囲に大きな音等を鳴
らさずに行うこともできる。
【図１】本発明の実施の形態として示す車両盗難防止シ
ステムの構成模式図
ステムの構成模式図
【図２】従来の車両盗難防止システムの構成模式図
１ 車両 ２ ドア ３ 盗難防止装置 ４ 車載無線機 ５ カーナビゲーションシステム ６ 車載無線用バッテリー ７ 基地局 ８ 自宅用無線機及び電話 ９ 盗難防止装置制御部 １０ センサ １１ 報知器 １２ カウンタ １３ 中央制御部
Claims (9)
- 【請求項１】 駐車中にセンサにより異常を検知し、所
定の時間経過後、車両に搭載された車載無線機から指定
された無線機へ自動的に異常メッセージを通報するよう
にしたことを特徴とする車両盗難防止無線方法。 - 【請求項２】 前記車載無線機に電話機を用いることに
よって電話回線を使用し、予め指定した電話番号に自動
的に前記異常メッセージを通報するようにしたことを特
徴とする請求項１記載の車両盗難防止無線方法。 - 【請求項３】 前記車載無線機の無線通信とカーナビゲ
ーションシステムを連動させることによって、盗難時に
前記車両の位置と時間情報とのうち少なくともいずれか
一方を検索し、双方向通信によりこれらの情報を指定さ
れた前記無線機で得ることができるようにしたことを特
徴とする請求項１または２記載の車両盗難防止無線方
法。 - 【請求項４】 予め指定した前記無線機から前記車両用
に搭載された前記車載無線機の車両状況を確認し制御す
ることができるようにしたことを特徴とする請求項１乃
至３のいずれかに記載の車両盗難防止無線方法。 - 【請求項５】 前記車載無線機と前記カーナビゲーショ
ンシステムに前記車両のバッテリーとは別に独立したバ
ッテリーを設け、前記車両のバッテリーが外されても前
記車載無線機の動作を可能としたことを特徴とする請求
項１乃至４のいずれかに記載の車両盗難防止無線方法。 - 【請求項６】 前記車載無線機に暗証番号を設け、前記
暗証番号を入力することによって動作及び設定が可能と
なるようにしたことを特徴とする請求項１乃至５のいず
れかに記載の車両盗難防止無線方法。 - 【請求項７】 車両に搭載された車載無線機と、 駐車中における前記車両の異常を検知するセンサと、 前記センサにより異常が検知されてから所定の時間経過
後、前記車載無線機から指定された無線機へ、異常メッ
セージを通報する動作を制御する制御手段、 とを備えたことを特徴とする車両盗難防止無線装置。 - 【請求項８】 前記車載無線機にカーナビゲーションを
接続させて設け、前記車両の位置と時間情報とのうち少
なくともいずれか一方を前記指定された無線機へ送信で
きるようにしたことを特徴とする請求項７記載の車両用
盗難防止装置。 - 【請求項９】 前記車載無線機及び前記カーナビゲーシ
ョンシステム用として前記車両のバッテリーとは別に独
立したバッテリーを設けたことを特徴とする請求項７ま
たは８記載の車両盗難防止無線装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18078399A JP2001010448A (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | 車両用盗難防止無線方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18078399A JP2001010448A (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | 車両用盗難防止無線方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001010448A true JP2001010448A (ja) | 2001-01-16 |
Family
ID=16089260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18078399A Pending JP2001010448A (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | 車両用盗難防止無線方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001010448A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002269663A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-20 | Denso Corp | 車両用セキュリティシステム |
| US6810325B2 (en) | 2002-01-30 | 2004-10-26 | Pioneer Corporation | Position locating system, server, position locating method, and program |
| KR100494774B1 (ko) * | 2002-07-23 | 2005-06-13 | 현대자동차주식회사 | 주차 위치 표시 장치 및 그 방법 |
| US7142089B2 (en) | 2001-03-13 | 2006-11-28 | Junichi Yamagishi | Vehicle management system |
| CN106164398A (zh) * | 2014-04-10 | 2016-11-23 | 三菱电机株式会社 | 移动设备、车辆远程操作***、车辆远程操作方法以及程序 |
-
1999
- 1999-06-25 JP JP18078399A patent/JP2001010448A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
| JP2002269663A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-20 | Denso Corp | 車両用セキュリティシステム |
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