JP2005178089A - 積層体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 感光性物質や腐食性物質の包装材等に好適に用いられ、廃棄物としての処理が容易であり、自然環境下で分解可能な積層体を提供すること。
【解決手段】 パルプを主成分とする基紙の少なくとも一方の面に、顔料とバインダーとを主成分とする白色塗工層と、生分解性樹脂層とを設け、波長200〜800nmの光に対する透過率を10%以下としたことを特徴とする積層体。
【選択図】 図1

Description

この発明は、遮光性、ガスバリア性、防湿性、耐熱性を有し、且つ自然環境下で分解可能なシート状積層体に関する。
従前より、感光性物質や腐食性物質の包装材等に用いられる積層体は数多く知られている。これらの積層体は遮光性、ガスバリア性、防湿性、耐油性、耐薬品性、防水性、保香性、耐熱性など各種用途適性を満足するため、アルミニウム等の金属や、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等のフィルム層を設けたものが多く知られている。
このような積層体として、実用新案登録第3015297号(特許文献1)には、遮光層としてアルミニウム等の金属シートを用いた包装体が示されている。実開昭62−043356号(特許文献2)には、基紙にアルミニウム等の金属粉末を噴霧した包装体が示されている。実開平07−011554号(特許文献3)には、遮光層として着色フィルムを用いた包装体が示されている。特開2003−276132号(特許文献4)にはアルミニウム蒸着層とフィルム層を積層した積層体が示されている。
実用新案登録第3015297号(請求項1、図2参照) 実開昭62−043356号(請求項1、第1図〜第10図参照) 実開平07−011554号(請求項1、図2参照) 特開2003−276132号(請求項1参照)
しかしながら、これら従前の積層体を廃棄物として処理する場合、アルミニウム等の金属部やフィルム部を分離し分別回収することができない問題点がある。さらに、廃棄物を焼却処理する場合、金属を用いたものでは焼却灰が多量に発生するため、焼却炉を傷めたり焼却効率を低下させる問題があり、フィルムを用いたものでは有毒ガスが発生するなどの問題がある。また、自然環境下に放置されてもほとんど分解されることなく残留、蓄積されるため、地球環境に悪影響を与えるなどの問題があり、埋め立て処理をする場合でも埋立地の寿命を短くするという問題がある。
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、感光性物質や腐食性物質の包装材等に好適に用いられ、廃棄物としての処理が容易であり、自然環境下で分解可能な積層体を提供することにある。
本発明の他の目的とするところは、印刷適性に優れた積層体を提供することにある。
本発明の他の目的とするところは、白色塗工層と生分解性樹脂層の接着強度が強く、塗工もしくはラミネート適性に優れた積層体を提供することにある。
本発明のさらに他の目的並びに作用効果については、以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解されるであろう。
上記の目的を達成するために、本発明の積層体は、パルプを主成分とする基紙の少なくとも一方の面に、顔料とバインダーとを主成分とする白色塗工層と、生分解性樹脂層とを設け、波長200〜800nmの光に対する透過率を10%以下としたものである。
このような構成によれば、感光性物質や腐食性物質等の包装材等に好適に用いられ、廃棄物としての処理が容易であり、自然環境下で分解可能な積層体を得ることができる。ここで言う「感光性物質」とは、光で酸化、感光等の変質を起こしやすい物質のことを指す。例えば、食品、薬剤、紙、粘着テープ、フィルム、などの光により変質を起こしやすい物質がここで言う「感光性物質」に当たる。また、「腐食性物質」とは空気中の酸素や水分により腐食、変質を起こしやすい物質のことを言う。例えば、食品、薬剤、紙、粘着テープ、ICやLSI等の電子部品、などの空気中の酸素や水分により変質しやすい物質がここで言う「腐食性物質」に当たる。
また、基紙の少なくとも一方の表面に白色塗工層を設けたことにより、積層体の少なくとも一方の表面の白色度が比較的高く、記録画像が鮮明であるなど印刷適性に優れ、加えて、バーコード印刷などの読み取りの際に重要な要素となる印刷及び印字部と非印刷及び非印字部とのコントラストを満足できるため、バーコード印刷などの精密情報を印刷及び印字した場合でも好適に利用することができる積層体を得ることができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基紙が着色紙であって、波長200〜800nmの光に対する透過率が10%以下であることが望ましい。このような構成によれば、基紙の厚みが比較的薄くとも容易に遮光性を確保することができ、結果的に積層体全体の厚みを比較的薄くすることができる。
ここで「着色紙」とは、JIS Z 8721に規定される表示方法で、明度Vが9.0以下である無彩色紙或いは有彩色紙のことを言う。
本発明の好ましい実施の形態においては前記白色塗工層に用いる顔料とバインダーの配合比率が、固形分換算で顔料:バインダー=50:50〜85:15であることが望ましい。このような構成によれば、白色塗工層の塗工量が比較的少なくても、白色塗工層で基紙を十分に隠蔽することが可能であり、且つ白色塗工層上に積層する生分解性樹脂層との接着強度を強くすることができるため、塗工若しくはラミネート適性に優れた積層体を提供することが可能である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記白色塗工層に使用するバインダーは生分解性樹脂であってもよい。このような構成によれば、自然環境下での分解性がより高い積層体が得られる。
本発明の好ましい実施の形態においては前記生分解性樹脂が、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネートアジペート、ポリエチレンサクシネート、ポリブチレンアジペートテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートサクシネート、ポリエチレンテレフタレートアジペート、より選ばれる生分解性樹脂であることが望ましい。このような構成によれば酸素ガスバリア性に優れた積層体を得ることができる。
本発明の好ましい実施の形態においては前記生分解性樹脂が、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネートアジペート、ポリブチレンサクシネートカーボネート、ポリエチレンサクシネート、ポリエチレンテレフタレートサクシネート、ポリエチレンテレフタレートアジペート、ポリテトラメチレンアジペートコテレフタレート、より選ばれる生分解性樹脂であることが望ましい。このような構成によれば水蒸気に対する防湿性に優れた積層体を得ることができる。
本発明の好ましい実施の形態においては前記生分解性樹脂が、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート、ポリブチレンアジペートテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートサクシネート、ポリエチレンテレフタレートアジペート、若しくはポリ乳酸に無機充填剤を添加したもの、より選ばれる生分解性樹脂であることが望ましい。このような構成によれば、耐熱性に優れる為、熱処理を行った際にも変形しにくい積層体を得ることができる。
本発明の好ましい実施の形態においては前記生分解性樹脂が、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート、ポリエチレンテレフタレートサクシネート、ポリエチレンテレフタレートアジペート、より選ばれる生分解性樹脂であることが望ましい。このような構成によれば酸素ガスバリア性、水蒸気に対する防湿性に優れ、且つ耐熱性に優れる為、熱処理を行った際にも変形しにくい積層体を得ることができる。
以上の説明より明らかなように、本発明の積層体は感光性物質や腐食性物質等の包装材等に好適に用いられ、廃棄物としての処理が容易であり、自然環境下で分解可能な積層体を得ることができる。
また、基紙の少なくとも一方の表面に白色塗工層を設けたことにより、積層体の少なくとも一方の表面の白色度が比較的高く、記録画像が鮮明であるなど印刷適性に優れ、加えて、バーコード印刷などの読み取りの際に重要な要素となる印刷及び印字部と非印刷及び非印字部とのコントラストを満足できるため、バーコード印刷などの精密情報を印刷及び印字した場合でも好適に利用することができる積層体を得ることができる。
さらに、基紙に着色紙を用い、波長200〜800nmの光に対する透過率を10%以下とすることにより、基紙の厚みが比較的薄くとも容易に遮光性を確保することができ、結果的に積層体全体の厚みを比較的薄くすることができる。
さらに、白色塗工層に用いる顔料とバインダーの配合比率を、顔料:バインダー=50:50〜85:15としたことにより、白色塗工層の塗工量が比較的少なくても、白色塗工層で基紙を十分に隠蔽することが可能であり、且つ白色塗工層上に積層する生分解性樹脂層との接着強度を強くすることができるため、塗工若しくはラミネート適性に優れた積層体を提供することが可能である。
さらに、生分解性樹脂層に、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネートアジペート、ポリエチレンサクシネート、ポリブチレンアジペートテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートサクシネート、ポリエチレンテレフタレートアジペート、より選ばれる生分解性樹脂を用いることで、酸素ガスバリア性に優れた積層体を得ることができる。
さらに、生分解性樹脂層に、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネートアジペート、ポリブチレンサクシネートカーボネート、ポリエチレンサクシネート、ポリエチレンテレフタレートサクシネート、ポリエチレンテレフタレートアジペート、ポリテトラメチレンアジペートコテレフタレート、より選ばれる生分解性樹脂を用いることで水蒸気に対する防湿性に優れた積層体を得ることができる。
さらに、生分解性樹脂層に、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート、ポリブチレンアジペートテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートサクシネート、ポリエチレンテレフタレートアジペート、若しくはポリ乳酸に無機充填剤を添加したもの、より選ばれる生分解性樹脂を用いることにより、耐熱性に優れ、熱処理を行った際にも変形しにくい積層体を得ることができる。
さらに、生分解性樹脂層に、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート、ポリエチレンテレフタレートサクシネート、ポリエチレンテレフタレートアジペート、より選ばれる生分解性樹脂を用いることにより、酸素ガスバリア性、水蒸気に対する防湿性に優れ、且つ耐熱性に優れる為、熱処理を行った際にも変形しにくい積層体を得ることができる。
以下において、本発明の好適な実施の形態について述べるが、本発明は以下の記述で限定されるものではない。
先に述べたように、本発明の積層体は、パルプを主成分とする基紙の少なくとも一方の面に、顔料とバインダーとを主成分とする白色塗工層と、生分解性樹脂層とを設け、波長200〜800nmの光に対する透過率を10%以下としたものである。このような構成を採用したことにより、本発明に係る積層体は、感光性物質や腐食性物質等の包装材等に好適に用いられ、廃棄物としての処理が容易であり、自然環境下で分解可能な積層体を得ることができる。さらには、基紙の表面に白色塗工層を設けたことにより、積層体の少なくとも一方の表面の白色度が比較的高く、記録画像が鮮明であるなど印刷適性に優れ、加えて、バーコード印刷などの読み取りの際に重要な要素となる印刷及び印字部と非印刷及び非印字部とのコントラストを満足できるため、バーコード印刷などの精密情報を印刷及び印字した場合でも好適に利用することができる積層体を得ることができる。以下にこのような本発明に係る積層体の具体的構成の一例について説明する。
[基紙について]
本発明に係る積層体は廃棄物としての処理が容易であるように基紙はパルプを主成分とする。パルプを主成分とすることにより、廃棄物として焼却される際も有害ガス等を発生させ難く、また埋め立処理された場合でも天然分解するため、環境汚染等の地球環境への悪影響を抑制できる。基紙に用いるパルプとしては、公知の木材パルプ及び非木材パルプを1種又は2種以上適宜選択して使用することができる。木材パルプとしては、化学パルプのNBKP、LBKP、SCP等、機械パルプのGP、CGP、RGP、TMP等、脱墨パルプ、再生パルプ、工程で発生する損紙を離解したパルプ等、さらに非木材パルプとしてはケナフ、竹、コットン、バガス等のパルプなどを用いても良い。
本発明の積層体は、波長200〜800nmの光に対する透過率を10%以下とするが、そのためには、基紙にも遮光性を保持させることが望ましい。基紙に遮光性を保持させるためには、基紙の厚みを大きくしてもよいが、基紙の厚みが大きくなると積層体の厚みも増し、結果的に積層体の用途が狭まる問題がある。また、基紙に遮光性の向上に効果のある酸化チタンやカオリンなどの無機顔料を添加しても良いが、使用量が多いと、廃棄物として焼却した場合の焼却灰の増加につながり好ましくない。また同様に中空ポリマーなどの有機顔料を用いることも可能であるが、コストが高くなるという問題点がある。
そこで、本発明の積層体においては、基紙に着色紙を用い、基紙の波長200〜800nmの光に対する透過率を10%以下とすることが望ましい。基紙に着色紙を用いることで、基紙の厚みが比較的薄くとも比較的容易に遮光性を確保できるため、比較的厚みの薄い積層体を得ることができる。基紙の厚みが50μmに満たない場合は、着色紙を用いても遮光性を確保することが難しく、190μmを超える場合には着色紙を用いずとも基紙の厚みで遮光性が確保できる場合があるが、厚みが50〜190μmの基紙を用いる場合には、基紙を着色紙とすることにより、容易に遮光性を確保できる。
また、ここで用いる着色紙については、目的とする遮光性を確保できるように適宜好適なものを選択すればよい。比較的厚みの薄い着色紙を用いる場合には、JIS Z 8721に規定される表示方法で、明度Vが7.0以下(N1.0〜N7.0)である無彩色紙(わずかに色みを感じる無彩色であってもかまわない)を用いることで、比較的容易に遮光性が確保できる。
本発明に用いる基紙においては、パルプに着色染料を添加・含浸してもよく、特に高い遮光性を保持させる場合には黒色染料や灰色染料を添加・含浸してもよい。ここで用いる染料については特に制限は無く、添加・含浸量についても目的とする遮光性が得られるよう適宜調整して添加・含浸すれば良い。
また、本発明においては、基紙の少なくとも一方の表面に遮光性を保持させる目的として抄紙機のサイズプレスにてカーボンブラックを塗布してもよい。カーボンブラックの塗布は抄紙後の別工程で行ってもよいが、抄紙機のサイズプレス工程で塗布することにより比較的安価に製造が可能である。
また、アニリンブラックなどの黒色顔料を用いても遮光性は確保できるが、アニリンブラックは比較的高価であり、有害な物質を含んでいることがあるため、包装材としての用途から考えれば、比較的無毒・安価であるカーボンブラックを用いることが望ましい。
[白色塗工層について]
前述のように基紙に遮光性を保持させた場合、基紙には着色紙を用いることが望ましいが、積層体に印刷及び印字を施す際には、積層体表面の白色度が高い方が鮮明な記録画像を得ることができる。特にバーコード印刷及び印字を施す場合には、バーコード印刷及び印字部と非印刷及び非印字部とのコントラストが必要となるため印刷及び印字を施す積層体表面は高い白色度を有する方が望ましい。そこで、本発明の積層体は基紙の少なくとも一方の面に顔料とバインダーを主成分とする白色塗工層を設ける。ここで積層体の構成としては、白色塗工層は基紙の上に設け、生分解性樹脂層は白色塗工層上に直接もしくは接着剤を介して設けることが望ましい。
本発明の積層体に用いる基紙としては、前述のように着色紙を用いることが望ましく、特に高い遮光性を保持させる場合は明度の低い濃色の着色紙を用いる事が望ましい。この場合、白色塗工層表面の白色度を比較的高くするには、基紙の濃色が白色塗工層表面に透けるなどして見えないように、白色塗工層で基紙を十分に隠蔽する必要がある。基紙を十分に隠蔽する方法としては、白色塗工層の塗工量を増加させる方法が考えられるが、この方法では積層体中の無機成分比率が上昇し、積層体を廃棄物として焼却処理した場合に焼却灰が多量に発生するため、焼却炉を傷めたり焼却効率を低下させる問題につながり、本発明の目的である廃棄物としての処理が容易である積層体としては不適である。
本発明に用いる白色塗工層の塗工量は、片面当たり固形分で10〜30g/m2の範囲で塗工することが好ましい。白色塗工層の塗工量が10g/m2より少ないと、十分な隠蔽性・白色度が得られない虞がある。逆に白色塗工層の塗工量が30g/m2より多いとコストが高くなる他に、前述の通り、積層体中の無機成分比率が上昇し、積層体を廃棄物として焼却処理した場合に焼却灰が多量に発生する虞がある。
また、基紙を十分に隠蔽する方法としては白色塗工層中の顔料比率を増加させる方法がある。白色塗工層中の顔料比率を増加させることで白色塗工層の隠蔽性が上昇し、比較的少ない塗工量でも基紙を十分に隠蔽することが可能である。しかし一方で、本発明の積層体は白色塗工層表面に生分解性樹脂層を積層するが、白色塗工層中の顔料比率が高すぎると白色塗工層と生分解性樹脂層との接着が困難となる問題がある。白色塗工層上に生分解性樹脂層を積層させる方法としては、白色塗工層と生分解性樹脂層との間に接着剤層を設け白色塗工層と生分解性樹脂層とを接着剤層を介し接着させる方法、白色塗工層と生分解性樹脂層とを直接接着させる方法、及び白色塗工層に生分解性樹脂エマルジョンを塗布する方法があるが、何れにおいても白色塗工層の顔料含有率が高くなるにつれ白色塗工層と生分解性樹脂層との接着強度は低下する。これは、顔料含有率が高くなるにつれ白色塗工層自体が脆くなるため、結果的に生分解性樹脂層が容易に剥がれてしまうことと、白色塗工層中のバインダー比率が小さくなることから白色塗工層中の樹脂と生分解性樹脂層に用いる樹脂の樹脂同士の接着が少なくなり、結果的に白色塗工層と生分解性樹脂層との接着強度が低下するためである。特に接着剤層を設けずに白色塗工層と生分解性樹脂層とを直接接着させる場合、生分解性樹脂層に用いる生分解性樹脂の種類によっては接着自体が困難となる場合がある。
そこで本発明においては、白色塗工層中の顔料とバインダーの配合比率を固形分換算で顔料:バインダー=50:50〜85:15とすることが望ましい。このような配合比率とすることで、白色塗工層の塗工量が前述のように片面当たり固形分で10〜30g/m2という比較的少ない塗工量であっても、基紙を十分に隠蔽し、且つ生分解性樹脂層との接着強度を高くすることができる。顔料の配合比率が50より小さくなると、生分解性樹脂層との接着性は強くなるが、基紙を白色塗工層で十分に隠蔽できなくなる虞がある。顔料の配合比率が85より大きくなると、基紙の隠蔽性は向上するが、生分解性樹脂層との接着強度が低下する虞がある。これらの範囲の中でも顔料:バインダー=60:40〜80:20の範囲がより好ましい。
ここで用いる顔料としては白色度と隠蔽性の向上に寄与する顔料が好ましく、カオリン、焼成カオリン、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、酸化チタン、タルク、シリカ、マイカ、アルミナ、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛、硫酸カルシウム、有機顔料、など一般的な顔料の中から1種又は2種以上を適宜選択することが可能である。これらの顔料の中でも、特に隠蔽性の向上に効果のあるカオリン、焼成カオリン、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、酸化チタン、有機顔料、の1種又は2種以上を用いれば、他の顔料を使用した場合に比べ、白色塗工層の隠蔽性が向上し、白色塗工層の塗工量が比較的少なくとも基紙を十分に隠蔽することができる。また、白色塗工層と生分解性樹脂層を直接接着して積層させる場合、基紙の隠蔽性を確保しつつ顔料の配合比率を上記の適性範囲の中で低くすることができるので、白色塗工層と生分解性樹脂層との接着性をより強くすることができる。
また、ここで用いるバインダーとしては、スチレンブタジエン系ラテックス、アクリル系ラテックス、アクリルブタジエン系ラテックス、アクリルニトリルブタジエン系ラテックス、酢酸ビニル系ラテックスなどのラテックス、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペート、ポリブチレンサクシネート・カーボネート、ポリエチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート・テレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリビニルアルコールなどの中から1種又は2種以上を用いる事ができる。特に、生分解性樹脂層に用いる生分解性樹脂と化学的に構造の類似した樹脂をバインダーに用いれば、白色塗工層と生分解性樹脂層との接着強度が向上しやすく、化学的に構造の類似した樹脂の中でも生分解性の樹脂をバインダーに用いれば積層体全体としての生分解機能も更に促進される。
また、本発明に用いる白色塗工層を形成する塗料中には、デンプン等の天然高分子、水溶性ポリマー、pH調整剤、消泡剤、耐水化剤、潤滑剤、分散剤、湿潤剤などの添加剤を適宜用いてもよい。更には白色塗工層の白色度を更に向上させる為、蛍光染料などの蛍光増白剤を添加するなどしてもよい。
[生分解性樹脂について]
本発明の生分解性樹脂層に用いる生分解性樹脂は、ポリヒドロキシアルカノエート類、ポリオキシカルボン酸類、ポリ乳酸類、ポリラクトン類、ポリエステルアミド共重合体類、ポリエステルウレア共重合体類、脂肪族ポリエステル類、脂肪族−芳香族ポリエステル共重合体類、ポリエステルウレタン共重合体類、ポリエステルエーテル共重合体類、生分解性樹脂及びその誘導体などを用いることができる。
これら生分解性樹脂及びその誘導体の中でも、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネートアジペート、ポリエチレンサクシネート、ポリブチレンアジペートテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートサクシネート、ポリエチレンテレフタレートアジペート、より選ばれる生分解性樹脂を用いることで酸素ガスバリア性に優れた積層体を得ることができる。ここで言う酸素ガスバリア性としては、酸素透過度が150ml/m2・day・atm以下であることを言う。また、生分解性樹脂層としてフィルムをラミネートする場合には、無延伸フィルムよりも延伸フィルムを使用したほうが、酸素ガスバリア性は向上する。
また、ポリ乳酸、ポリカプロラクトン、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネートアジペート、ポリブチレンサクシネートカーボネート、ポリエチレンサクシネート、ポリエチレンテレフタレートサクシネート、ポリエチレンテレフタレートアジペート、ポリテトラメチレンアジペートコテレフタレート、より選ばれる生分解性樹脂を用いることで水蒸気に対する防湿性に優れた積層体を得ることができる。ここで言う水蒸気に対する防湿性としては、40℃、90%RHで測定した透湿度が100g/m2・24hr以下程度であることを言う。また、生分解性樹脂層としてフィルムをラミネートする場合には、無延伸フィルムよりも延伸フィルムを使用したほうが、水蒸気に対する防湿性は向上する。
また、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート、ポリブチレンアジペートテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートサクシネート、ポリエチレンテレフタレートアジペート、より選ばれる生分解性樹脂を用いることにより、耐熱性に優れ、熱処理を行った際にも変形しにくい積層体を得ることができる。また、ポリ乳酸等の耐熱性に劣る生分解性樹脂でも、タルク、マイカ等の無機充填剤を添加して耐熱性を改善させたものを用いることもできる。
上記各種特性に優れた生分解性樹脂は積層体の用途によって適宜選択することが可能であるが、これら生分解性樹脂の中でも、ポリブチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート、ポリエチレンテレフタレートサクシネート、ポリエチレンテレフタレートアジペート、より選ばれる生分解性樹脂を用いることにより、上記の酸素ガスバリア性、水蒸気に対する防湿性、耐熱性の全てに優れた積層体を得ることができる。
生分解性樹脂層には、添加剤として可塑剤、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑剤、着色剤、発泡剤等の助剤を添加しても良い。
これら生分解性樹脂を用いた生分解性樹脂層を設ける方法としては、ウェットラミネーション、ホットメルトラミネーション、押出しコーティングラミネーション、共押出し成形ラミネーション、ドライラミネーション、ノンソルベントラミネーション、サーマルラミネーション、等の公知の方法を用いることができる。
また、生分解性樹脂のフィルムをラミネートする場合は、生分解性樹脂層と白色塗工層の接着強度を向上させるため、生分解性樹脂層と白色塗工層の間に接着剤層を設けてもよい。ここで用いる接着剤層は各種ラミネート方法に合わせ適宜選択すればよいが、生分解性を有する樹脂を用いることで、積層体全体の生分解機能を害することを防ぐことができる。特に熱可塑性の生分解性を有する接着剤を用い、サーマルラミネーションにて生分解性樹脂フィルムをラミネートすれば、比較的安易なラミネート方法で全体の生分解機能を害することの無い積層体を得ることができる。
また、上記の生分解性樹脂でエマルジョンとして使用できるものについてはコーティングにより生分解性樹脂層を設けてもよく、ブレードコーター、エアーナイフコーター、ロールコーター、リバースロールコーター、カーテンコーター、バーコーター、グラビアコーター、サイズプレスコーター、ビルブレードコーター、等の公知の塗工装置で塗工することが可能である。
本発明に係る積層体の具体的な構成例が図1及び図2に示されている。図1及び図2において、1は基紙、2は白色塗工層、3は生分解性樹脂層、4は接着剤層である。尚、図1及び図2においては2つの白色塗工層2をほぼ同じ厚さに表現しているが、2つの白色塗工層2の厚みが異なっても良い。また、基紙1、生分解性樹脂層3、接着剤層4の各層の厚みについても実際の厚みと両図に示される厚みとは必ずしも比例するものではない。
図1(a)には、基紙の片面に白色塗工層と生分解性樹脂層を順次積層した例が示されている。このような構成によれば、白色塗工層を設けた積層体表面の白色度が比較的高いため印刷適性に優れ、基紙1に着色紙を用いるなどして好適な遮光性を得ることができる。
図1(b)には、基紙の両面に白色塗工層と生分解性樹脂層を順次積層した例が示されている。このような構成によれば、基紙の両面を白色塗工層で覆うため、積層体の両面に好適に印刷が可能である。この例においては両面に生分解性樹脂層3が設けられているが、片面のみに生分解性樹脂層3を設けても良い。
図2には白色塗工層2と生分解性樹脂層3の間に接着剤層4を設けた例が示されている。この例のように、白色塗工層と生分解性樹脂層を積層するにあたっては、接着剤層を白色塗工層と生分解性樹脂層の間に設けても良い。また、この例においては基紙の片面のみに白色塗工層2と接着剤層4と生分解性樹脂層3を順次積層しているが、基紙の両面に白色塗工層2と接着剤層4と生分解性樹脂層3を順次積層しても良い。
以下に、本発明に係る積層体を実施例及び比較例にて具体的に説明するが、これによって本発明が限定されるものではない。なお実施例中の部及び%はすべて乾燥重量部及び重量%を示す。また、各表中の評価方法については以下の方法で行った。
[遮光性]
分光光度計(UV−3100S/株式会社島津製作所製)にてハロゲンランプ及び重水素ランプ及び積分球を用い、スリット幅を20nm、測定速度を中速に設定し、波長が200〜800nmの光に対する光透過率を測定した。
[層間剥離]
25mm幅に切り取ったサンプル片を90°(T型剥離)で剥離し、紙層間(紙層剥離)、或いは白色塗工層と生分解性樹脂層の界面(界面剥離)、の何れで剥離するかを確認した。
[隠蔽性]
白色塗工面を目視にて評価した。
◎:基紙が白色塗工層に完全に隠蔽されている。
○:基紙が白色塗工層にほぼ完全に隠蔽されている。
×:基紙が白色塗工層で隠蔽されておらず、基紙が透けて見える。
[生分解性]
5cm角に切り取ったサンプル片を堆肥混合土中に埋めて、6ヶ月後の掘り出したサンプル片について、下記の判定基準にて、生分解性を評価した。
○:土中にて、分解する。
×:土中にて、分解しない。
[基紙の作成]
LBKP90重量部、NBKP10重量部を用い、濾水度を300ml:CSFとした後、パルプ100重量部に対し、内添填料としてタルク(67タルク/株式会社勝光山鉱業所製)を10重量部、内添サイズ剤(サイズパインN−771/荒川化学工業株式会社製)を1重量部、硫酸バンドを2重量部、カチオン澱粉(アミロファックス00/AVEBEb.a.製)を0.5重量部、黒色染料(LFブラックG330/バイエル株式会社製)を3重量部を添加した。得られた原料を用い、厚みが95μmとなるよう抄紙した。尚、サイズプレス液として、酸化澱粉(コーンスターチ/日本コーンスターチ株式会社製)を2重量部、表面サイズ剤(ケイコートSA−901/近代化学工業株式会社製)を0.1重量部塗布した。得られた原紙の波長200〜800nmにおける光透過率は800nmで最大となり、5.2%であった。また、紙層間の剥離強度はT型剥離力で1.21N/25mmであった。
[白色塗工層用塗料の調製]
顔料として焼成カオリン(アルファテックス/株式会社イメリスミネラルズ・ジャパン製)40部、酸化チタン(SAホワイトNF−3769/御国色素株式会社製)60部を分散剤と消泡剤を加えた水中に分散し、バインダーとして生分解性のポリ乳酸エマルジョン(ランディCP−100/ミヨシ油脂株式会社製)を25部を加え、十分に攪拌し、さらに耐水化剤0.5部、潤滑剤0.7部を加え、混合し、塗工液を作成した。
<実施例1>
上記の基紙の両面に上記の白色塗工層用塗料を塗工量が固形分で15g/m2になるように塗工後、105℃で120秒間乾燥し、線圧100kg/cmにてカレンダー処理を行ない厚さ100μmの塗工紙を作成した。この塗工紙の片面に、厚さ30μmの生分解性ポリエチレンテレフタレートサクシネート樹脂フィルム(バイオマックス/デュポン社製)をポリ乳酸(ランディ/ミヨシ油脂株式会社製)を接着剤層として150℃でサーマルラミネーションを行ない、厚さ135μmの積層体を得た。
<実施例2>
白色塗工層用塗料調製時のポリ乳酸エマルジョン(ランディCP−100/ミヨシ油脂株式会社製)の配合部数を70部とした以外は、実施例1と同様にして、厚さ135μmの積層体を得た。
<実施例3>
実施例1と同様にして作成した塗工紙に、ポリ乳酸エマルジョン(TL−2000/ミヨシ油脂株式会社製)を塗工量が固形分で15g/m2になるように塗工後、120℃で120秒間乾燥し、厚さ115μmの積層体を得た。
<比較例1>
白色塗工層用塗料調製時のポリ乳酸エマルジョン(ランディCP−100/ミヨシ油脂株式会社製)の配合部数を15部とした以外は、実施例1と同様にして、厚さ135μmの積層体を得た。
<比較例2>
白色塗工層用塗料調製時のポリ乳酸エマルジョン(ランディCP−100/ミヨシ油脂株式会社製)の配合部数を110部とした以外は、実施例1と同様にして、厚さ135μmの積層体を得た。
上記の実施例1〜3、比較例1〜2で得られた積層体について、層間剥離、隠蔽性、生分解性を評価した結果を表1に示す。
Figure 2005178089
実施例1〜3、比較例1〜2で作成した積層体はいずれも生分解性を有する結果となった。また、実施例1〜3で作成した積層体は、何れも紙層間で剥離し、隠蔽性も良好な結果となった。比較例1で作成した積層体は、白色塗工層と生分解性樹脂層との接着強度が弱く、白色塗工層と生分解性樹脂層との界面で剥離する結果となった。比較例2で作成した積層体は、隠蔽性が悪い結果となった。
本発明に係る積層体の構成例(その1)である。 本発明に係る積層体の構成例(その2)である。
符号の説明
1 基紙
2 白色塗工層
3 生分解性樹脂層
4 接着剤層

Claims (5)

  1. パルプを主成分とする基紙の少なくとも一方の面に、顔料とバインダーとを主成分とする白色塗工層と、生分解性樹脂層とを設け、波長200〜800nmの光に対する透過率を10%以下としたことを特徴とする積層体。
  2. 前記基紙が着色紙であって、波長200〜800nmの光に対する透過率が10%以下であることを特徴とする請求項1に記載の積層体。
  3. 前記白色塗工層に用いる顔料とバインダーの配合比率が、固形分換算で顔料:バインダー=50:50〜85:15であることを特徴とする請求項1又は2に記載の積層体。
  4. 前記白色塗工層に使用するバインダーが生分解性樹脂であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の積層体。
  5. 前記生分解性樹脂層が、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネートアジペート、ポリエチレンサクシネート、ポリブチレンアジペートテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートサクシネート、ポリエチレンテレフタレートアジペート、ポリカプロラクトン、ポリブチレンサクシネートカーボネート、ポリテトラメチレンアジペートコテレフタレート、ポリ乳酸、からなる群の中から選ばれた生分解性樹脂であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の積層体。
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