JP2005168980A - 瘻孔カテーテルの抜去補助具及び瘻孔カテーテルセット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 瘻孔カテーテルの抜去補助具10は、円筒部材11を有する。この円筒部材11の内径は、瘻孔カテーテル1のチューブ2の外径よりも大きく、かつ瘻孔カテーテル1のバンパー3の外径よりも小さい。さらに、円筒部材11の外径は、瘻孔W3よりも小さい。円筒部材11の長さは、瘻孔W3よりも長く、円筒部材11を瘻孔W3に挿入したときには、基端部12側が体外に残る。円筒部材11の先端部14を胃内腔に挿入した状態でチューブ2を引っ張ると、先端部14によってバンパー3が縮径方向に変形させられる。
【選択図】 図4
Description
ここで、この種の瘻孔カテーテルは、使用によって劣化などが生じるために、所定の期間ごとに交換する必要がある。交換の際には、内視鏡を利用する場合もあるが、瘻孔カテーテルを経皮的に引き抜くことが多い。
「ナースのための消化器内視鏡マニュアル」、学研、2003年8月、p.192‐207
この発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、瘻孔カテーテルを簡単に抜去できるようにすることである。
この瘻孔カテーテルの抜去補助具を瘻孔に挿入して、瘻孔カテーテルのチューブを引っ張ると、体内に留置されているバンパーが、円筒部材によって縮径方向に変形させられる。したがって、バンパーを胃壁に押し当てることなく、瘻孔カテーテルを抜去できる。
この瘻孔カテーテルの抜去補助具によれば、面取りされている部分から瘻孔に挿入されるので、挿入がスムースになる。
この瘻孔カテーテルの抜去補助具は、測定手段を有するので、瘻孔への挿入量を瘻孔カテーテルの抜去に適した値に調整しやすくなる。
この瘻孔カテーテルの抜去補助具は、目盛を目視で確認しながら、瘻孔への挿入量を調整することが可能になる。
この瘻孔カテーテルの抜去補助具は、瘻孔に最初に挿入される部分が傾斜しているので、挿入しやすくなる。さらに、瘻孔カテーテルのバンパーを潰して縮径しやすくなる。
この瘻孔カテーテルの抜去補助具は、その内面に刃を備えるので、瘻孔カテーテルの抜去時に、その一部を切断することができる。特に、瘻孔よりも径の大きいバンパーの一部を切断することで、バンパーを縮径方向に変形させやすくなる。
この瘻孔カテーテルの抜去補助具は、把持しやすい部分を備えるので、瘻孔への挿入時や、瘻孔カテーテルの抜去時の保持を確実に行える。
この瘻孔カテーテルの抜去補助具は、2重管構造を有し、先端部が開くように成形されている内筒を外筒に対してスライドさせることで、体内において開閉動作を行うことができる。このため、拡開させた開閉片によって、バンパーを縮径方向に案内しつつ、変形させることが可能になる。
この瘻孔カテーテルセットは、患者の瘻孔に装着する瘻孔カテーテルと、抜去補助具とがセットになっている。このため、円筒部材によって、バンパーを胃壁に押し当てることなく、縮径させることができるので、瘻孔カテーテルを容易に抜去できる。
最初に、抜去対象となる瘻孔カテーテルの構成について説明する。
図1に示すように、瘻孔カテーテル1は、患者の腹壁W1と胃壁W2との間に形成した瘻孔(胃瘻)W3に装着される。その構成は、瘻孔W3を貫通する中空のチューブ2と、チューブ2の先端部の外周面に取り付けられ、胃内腔に留置されるバンパー3とを備えている。
チューブ2は、瘻孔W3よりも小さい外径を有し、その内部に栄養剤が通流するルーメンを備える。また、このチューブ2には、キャップを備えるアダプタ(不図示)などを装着することが可能である。
バンパー3は、チューブ2に接着されている部分を基端とし、そこから先端の開口部に向かって外径が広がるような略椀形状を有する中空の部材である。バンパー3の最大外径は、瘻孔W3よりも大きくなっており、通常の使用時において瘻孔カテーテル1が瘻孔W3から抜け出ることを防止している。このようなバンパー3は、シリコン樹脂などから製造されており、外力によって変形することが可能である。なお、図1に示すようなバンパー3の形状は、一例であり、他の形状であっても良い。
円筒部材11において、図2及び図3の上側に位置する基端部12は、体外側に配置される。さらに、下側に位置する先端部14が胃内腔に挿入される。円筒部材11の長さは、瘻孔W3の孔長よりも長く、瘻孔カテーテル1のチューブ2よりも短い。また、円筒部材11の内径は、瘻孔カテーテル1(図1参照)のチューブ2の外径より大きく、バンパー3の外径よりも小さい。さらに、円筒部材11の外径は、瘻孔W3の内径と同程度か、瘻孔W3の径よりも小さい。なお、瘻孔カテーテル1のチューブ2の外径が、例えば、直径7mm程度である場合に、瘻孔W3の内径は8mm程度となるので、円筒部材11の肉厚は、最大でも0.5mm程度になる。
また、図3に示すように、円筒部材11において、胃内腔に挿入される先端部14は、円筒部材11の長さ方向(軸線C1に平行な方向)の長さが、円筒部材11の円周方向に沿って略等しくなっている。さらに、先端部14は、面取り加工されている。このため、先端部14は、丸みを帯び、円筒部材11の半径に沿った断面は、曲線形状になっている。なお、円筒部材11は、例えば、シリコン樹脂や、ステンレスなどの金属から製造されている。ここにおいて、この円筒部材11は、バンパー3よりも剛性が高くなるように材質及び肉厚が設定される。
把持部13は、円筒部材11において、基端部12側に取り付けられている。この把持部13は、瘻孔カテーテル1を抜去する看護士や、介護者などが、手で把持しやすい部材から製造されている。なお、把持部13は、円筒部材11に巻き付けられたテープであっても良い。また、把持部13は、円筒部材11に一体に形成されても良い。
まず、瘻孔カテーテル1のチューブ2を胃内腔側に押し込んで、胃壁W2とバンパー3との間に隙間を形成させる。
その後、抜去補助具10の把持部13を掴んで、瘻孔カテーテル1のチューブ2を、円筒部材11の先端部14の開口14a(図2参照)から入れ、基端部12の開口12a(図2参照)から引き出す。そして、そのまま、チューブ2に沿って抜去補助具10を胃内腔に向けて送り出し、図4に示すように、抜去補助具10の先端部14を、チューブ2と瘻孔W3との間に押し込む。このときの抜去補助具10の挿入量は、円筒部材11の外周面の目盛15で確認できる。
また、円筒部材11の先端部14が面取りされているので、抜去補助具10を瘻孔W3に挿入する際に、挿入しやすい。ここで、面取りがされた先端部14は、瘻孔カテーテル1の抜去時にバンパー3の先端を縮径方向に向かわせるガイドとしても機能する。
さらに、円筒部材11の外周面に目盛15を設けたので、抜去補助具10の挿入量の調整が容易である。
そして、抜去補助具10は、把持部13を備えるので、抜去補助具10の挿入や、保持が容易になる。したがって、力の弱い介護者などでも、容易に抜去作業が行えるようになる。
また、円筒部材11の内周面に、微細な凹凸を設けて、例えば、梨地状にしたり、軸線C1に沿って複数の溝を形成したりしても良い。このような内面形状にすると、円筒部材11の内面と瘻孔カテーテル1との接触面積を減らすことができるので、円筒部材11内に、瘻孔カテーテル1を滑らかに通すことが可能になる。なお、内面形状によって抜去補助具10と瘻孔カテーテル1との接触抵抗を低減する代わりに、又はこれと併用して、オイルや、ジェルなどの潤滑剤を円筒部材11の内周面に塗っても良い。
さらに、抜去補助具10の挿入量を調整するために用いる測定手段は、円筒部材11に、その長さ方向に沿って所定の間隔で印刷したラインでも良い。また、先端部14からの距離に応じて円筒部材11を色分けしたり、先端部14からの距離を示す数字を円筒部材11に印字したりしても良い。
図6に示すように、この実施の形態における抜去補助具20は、把持部13と、円筒部材11とを有している。円筒部材11の先端部21は、円筒部材11の長さ方向の軸線C1に垂直な面に対して、所定の傾斜角度を有している。
瘻孔カテーテル1(図1参照)を抜去する際には、チューブ2を、先端部21の開口21bから入れて、基端部12の開口12a(図3参照)から引き出す。さらに、先端部21のうち、最も突出する部分21aから瘻孔W3に挿入し、先端部21のすべてが胃内腔に至るまで抜去補助具20を挿入する。このときの挿入量は、目盛15で確認する。そして、瘻孔カテーテル1のチューブ2を引っ張ると、先端部21によって、バンパー3が縮径方向に変形させられて、瘻孔カテーテル1が瘻孔W3から抜去される。
この抜去補助具20によれば、円筒部材11の先端部21が傾斜しているので、瘻孔W3に挿入しやすくなる。また、開口21bが傾斜しているため、開口面積が広く、バンパー3(図1参照)を引き込み易くなる。さらに、バンパー3の一部が開口21bの先端で押されるために、応力が一点に集中し、バンパー3がつぶれ易くなる。したがって、瘻孔カテーテル1を抜去しやすくなる。なお、傾斜する先端部21も、面取り加工を施して、図3に示すような曲面形状にすることが好ましい。
図7に示すように、この実施の形態における抜去補助具30は、把持部13と、円筒部材11とを有している。さらに、円筒部材11の内周面には、カッター31が2つ取り付けられている。
カッター31は、円筒部材11の先端部14の近傍に、軸線C1回りに約180°位相がずれた位置に、対向するように取り付けられている。カッター31は、その刃が下向き、つまり先端部14の開口14a側に向いている。なお、カッター31は、円筒部材11に直接取り付けられても良いし、円筒部材11の内周面に嵌合するリングに設けても良い。さらに、内周面に沿うように円筒部材11に取り付けられた金属製の板に設けても良い。
なお、カッター31の数は、1つでも良いし、3つ以上でも良い。3つ以上の場合は、円筒部材11の内周面に沿ってカッター31を等間隔に配置することが好ましい。
図8に示すように、この実施の形態の抜去補助具40は、円筒部材11と、把持部13と、瘻孔W3への挿入量を測定するセンサ41(測定手段)とを備えている。
センサ41は、円筒部材11をその軸線C1と平行に貫通するロッド42と、ロッド42の先端部42aに取り付けられた当接部43と、ロッド42の基端部42bに取り付けられた係合部44とを有している。
ロッド42の長さは、円筒部材11よりも長い。その先端部42aは、円筒部材11の先端部14よりも突出している。係合部44は、ロッド42の基端部42bから、円筒部材11の径方向と平行な方向に延設されている。さらに、係合部44の先端は、円筒部材11の基端部12に係合可能に屈曲している。抜去補助具40を瘻孔W3に挿入する前の状態では、係合部44は、円筒部材11の基端部12の上面に係合し、センサ41が円筒部材11から脱落することを防止する。
最初に、円筒部材11内にチューブ2を挿通させつつ、抜去補助具40を瘻孔W3に挿入する。このとき、円筒部材11が瘻孔W3に挿入するのに伴い、センサ41の当接部43も胃内腔に導入される。このとき、センサ41の当接部43が、体外側からバンパー3に当接すると、センサ41は、これ以上挿入することができなくなる。この位置から円筒部材11をさらに挿入すると、センサ41の位置は動かないので、センサ41の基端42b側が相対的に円筒部材11から突出する。
つまり、円筒部材11からロッド42が突出するときの抜去補助具40の挿入量が、抜去に適した挿入量になるように、予めロッド42の長さを設定しておけば、センサ41の動きによって抜去補助具40の挿入量を適切な値に調整することが可能になる。なお、円筒部材11に、軸線C1と平行に貫通孔(不図示)を設け、この貫通孔にロッド42を摺動自在に挿通させても良い。
図9に示すように、この実施の形態における抜去補助具50は、瘻孔カテーテル1のチューブ2(図1参照)の外径に略等しい内径を有する内筒51と、内筒51の外周面に摺接する外筒52と、外筒52の基端部53側に取り付けられた把持部54とを備えている。
内筒51の基端部には、内筒把持部55が形成されている。この内筒把持部55は、看護士などが把持するために用いるもので、その外径は、外筒52の外周面よりも大きい。また、内筒51の先端部56の周壁には、複数のスリット57が、軸線C1に平行に、かつ内筒51の周方向に沿って等間隔に設けられている。このスリット57によって、内筒51の先端部56は、複数の開閉片58に区画される。この開閉片58は、内筒51を外筒52から取り出した状態(自然状態)で、その先端が開くように弾性変形可能に製造されている。なお、図9においては、開閉片58は、外筒52内に収容されており、閉じた状態になっている。このような内筒51の製造方法の例としては、熱可塑性の樹脂を、先端が拡開した状態で加熱処理したり、先端が拡開した形状を有する金型を用いて成形したりすることがあげられる。さらに、ステンレスなどの金属材料で製造しても良い。
外筒52の内径は、内筒51の外径に略等しく、内筒51をスライド自在に収容する。さらに、外筒52の外径は、瘻孔W3の径と同程度か、瘻孔W3の径よりも小さい。そして、外筒52の外周面には、複数の突起からなる目盛15が設けられている。なお、外筒52の先端部59は、面取り加工されている。
内筒51の先端部56が、外筒52の先端部59よりも突出すると、図10に示すように、各開閉片58は、胃壁W2とバンパー3との間において、内筒51の径方向に平行な方向に向かって拡開するように開く。この状態で、チューブ2を引っ張ると、開いた開閉片58にバンパー3が当接し、開閉片58の傾斜に沿ってバンパー3が縮径方向に変形させられる。そして、縮径したバンパー3が、内筒51を通って体外に抜去される。なお、瘻孔カテーテル1を抜去したら、内筒51を引き戻して、開閉片58を外筒52内に収容する。その後に、抜去補助具50を瘻孔W3から引き抜く。
この実施の形態は、胃瘻造設時や、瘻孔カテーテルの交換時に用いられる瘻孔カテーテルセットに関する。
瘻孔カテーテルセットは、図1に示すような瘻孔カテーテル1と、前記各実施の形態のいずれかの抜去補助具10,20,30,40,50の少なくとも1つとを含む。瘻孔カテーテルセットの他の構成要素としては、ガイドワイヤ、スネア、シリンジ、メス、針などがあげられる。
この瘻孔カテーテルセットによれば、瘻孔カテーテル1を交換したり、瘻孔カテーテル1が不要になったりしたときに、抜去補助具10,20,30,40,50を用いて、患者に装着されている瘻孔カテーテル1を抜去することが可能になる。したがって、瘻孔カテーテル1の抜去が容易になる。
例えば、前記の各実施の形態では、胃瘻に装着される瘻孔カテーテルとして説明したが、腸などの臓器と他の臓器との間、又は臓器と体表との間に形成した瘻孔に装着されるカテーテルでも良い。
各実施の形態における抜去補助具10,20,30,40,50の特徴部分を組み合わせた抜去補助具や、そのような抜去補助具を含む瘻孔カテーテルセットにしても良い。具体例としては、図7に示すようなカッター31と、図6に示すような傾斜する先端部21とを備える抜去補助具や、図9に示すような2重管構造の内筒52に、カッター31を備えた抜去補助具などがあげられる。
また、抜去補助具10,20,30,40,50の先端部14,21,59は、その円周に沿って、軸線C1方向の長さが周期的に異なるような、なだらかな凹凸を2つ以上有しても良い。これによって、バンパー3に不均一な応力を加えられるため、バンパー3を折り畳み易くなる。
さらに、瘻孔カテーテル1のチューブ2に目盛が付されている場合には、抜去補助具10,20,30,40,50の円筒部材11,51,52を透明な部材から製造しても良い。このようにすると、円筒部材11,51,52の基端部12,53又は把持部13,54の位置で、チューブ2の目盛を読むによって、抜去補助具10,20,30,40,50の挿入量を測定することが可能になる。
2 チューブ
3 バンパー
10,20,30,40,50 抜去補助具
11 円筒部材
12,53 基端部
13,54 把持部
14,21,59 先端部
15 目盛(測定手段)
31 カッター(刃)
41 センサ(測定手段)
51 内筒
52 外筒
58 開閉片
W3 瘻孔
Claims (9)
- 瘻孔に装着された瘻孔カテーテルを抜去する際に用いられる抜去補助具であって、前記瘻孔に挿入される円筒部材を有し、前記円筒部材の内径は、前記瘻孔カテーテルにおいて前記瘻孔を貫通するチューブの外径よりも大きく、かつ前記円筒部材の外径は前記瘻孔の径よりも小さく、前記円筒部材の長さは、前記瘻孔の孔長よりも長く、前記チューブ全長よりも短いことを特徴とする瘻孔カテーテルの抜去補助具。
- 前記円筒部材は、前記瘻孔に挿入される先端が面取りされていることを特徴とする請求項1に記載の瘻孔カテーテルの抜去補助具。
- 前記瘻孔に対する前記円筒部材の挿入量を測定する測定手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の瘻孔カテーテルの抜去補助具。
- 前記測定手段は、前記円筒部材の長さ方向に沿って設けられた目盛であることを特徴とする請求項3に記載の瘻孔カテーテルの抜去補助具。
- 前記円筒部材は、前記瘻孔に挿入される先端の開口が、前記円筒部材の長さ方向に直交する平面に対して傾斜してことを特徴とする請求項1から請求項4に記載の瘻孔カテーテルの抜去補助具。
- 前記円筒部材は、その内面に、前記瘻孔カテーテルを抜去方向に沿って切断する刃を少なくとも1つ備えることを特徴とする請求項1から請求項5に記載の瘻孔カテーテルの抜去補助具。
- 前記円筒部材は、体外に配置される基端部側に、把持部を備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の瘻孔カテーテルの抜去補助具。
- 前記円筒部材は、外筒と、前記外筒内にスライド自在に設けられた内筒とを有し、前記内筒の先端部には、自身の弾性によって前記外筒の規制が解かれたときに拡径方向に変形する複数の開閉片を備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のカテーテルの抜去補助具。
- 腹壁と胃壁との間に形成した瘻孔を貫通するチューブと、前記チューブの先端部に設けられ、前記チューブよりも大径な部分を有するバンパーとを備える瘻孔カテーテルと、
前記チューブよりも大径、かつ前記瘻孔よりも小径で、前記瘻孔の孔長よりも長い円筒部材を有する瘻孔カテーテルの抜去補助具と、
を含むことを特徴とする瘻孔カテーテルセット。
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