JP2005168523A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005168523A
JP2005168523A JP2003408212A JP2003408212A JP2005168523A JP 2005168523 A JP2005168523 A JP 2005168523A JP 2003408212 A JP2003408212 A JP 2003408212A JP 2003408212 A JP2003408212 A JP 2003408212A JP 2005168523 A JP2005168523 A JP 2005168523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rinse
tank
amount
time
remaining amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003408212A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4133780B2 (ja
Inventor
Toshimitsu Mizuno
利光 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP2003408212A priority Critical patent/JP4133780B2/ja
Publication of JP2005168523A publication Critical patent/JP2005168523A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4133780B2 publication Critical patent/JP4133780B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

【課題】 リンス補給時期を正しく報知する技術を提供する。また、補給時期を指示するのに要するエネルギーを節約する。さらに、補給時期の報知が見落とされないようにする技術を提供する。そして、簡単な構成で1回あたりのリンス投入量を均質化する。
【解決手段】 リンスタンク本体68内にフロート77が配設され、リンス液面の水位が監視されている。リンス残量が所定量以下となるとLED74が点灯する。LED74は引出しを引出したときのみ点灯する。リンス補給口蓋65に組み込まれた導光柱体66を介してLED74の点灯を視認することができる。
また、リンスタンク本体68内のリンスの残量が所定量以下となると、リンス投入弁69の開放時間を長くする。
【選択図】 図3

Description

本発明は食器洗浄機に関し、詳しくはリンスを自動投入することができる食器洗浄機に関する。
食器洗浄機では、食器類を洗浄するための洗剤の他に、洗い上がりの食器類の良好な光沢を得るために、あるいは水きりをよくして食器類の乾燥を早めるために、洗浄仕上げ剤であるリンスを使用することが好ましい。食器洗浄機には、予めプログラムされた工程に従って、洗剤とリンスを自動投入する投入装置を備えたものが開発されている。
洗剤については、投入装置に1回分の洗剤を入れてから食器洗浄機の運転を開始する構成となっており、洗浄工程中の適切なタイミングで洗剤投入口が開放され、1回分の洗剤が投入される構成が採用されている。リンスについては、1回あたりのリンス使用量が微量であることから、複数回分のリンスを貯留しておくことができるリンスタンクを利用する。洗浄工程中の適切なタイミングでリンス投入弁が作動してリンス投入口を開き、1回分のリンスが投入される構成が採用されている。
洗剤については、1回分の洗剤を毎回補給する構成となっているために、入れ忘れることはほとんど無い。それに対してリンスは、複数回分のリンスをリンスタンクに一度に補給してしまうため、リンスタンク内のリンス残量が少なくなっていることに気づかずに食器洗浄機を運転させてしまいがちである。
特許文献1の食器洗浄機では、洗浄工程が完了する度に1ずつ増やすカウンタを設け、カウント値が設定値になるとリンスの補給時期となったことを報知する技術を採用している。
特開平6−327608号公報
上記特許文献1の食器洗浄機では、リンスタンク内のリンス残量が所定量に減少するであろう洗浄回数だけ洗浄したときにリンスの補給時期となったことを報知する。
1回あたりのリンス投入量は一定に維持されることが好ましい。理想どおりであれば、リンス使用量と洗浄回数は比例する。しかしながら、実際には1回あたりのリンス投入量を一定に維持することは難しい。もともと微量な1回あたりのリンス投入量を正確に制御することは難しい。時間の経過とともにリンスの粘性が徐々に高まってリンスの流動性が変化する現象も生じることから、1回あたりのリンス投入量を一定に維持することは難しい。洗浄回数からリンス使用量を推定してリンス補給時期を報知する技術には、不安が残されている。
本発明の1つの目的は、リンス補給時期を正しく報知する技術を提供することである。他の1つの目的は、補給時期を指示するのに要するエネルギーを節約することである。さらに他の1つの目的は、補給時期の報知が見落とされないようにする技術を提供することである。本発明はまた、簡単な構成で1回あたりのリンス投入量を均質化することをも目的とする。
本発明の食器洗浄機は、複数回分のリンスを貯留可能なリンスタンクと、リンスタンクから洗浄槽内にリンスを投入するリンス投入口と、リンス投入口を開閉するリンス投入弁と、リンス投入弁の開閉を制御する制御部と、リンスタンク内のリンス残量を検出する手段と、残量検出手段が検出するリンス残量が所定量以下となったことを表示する表示器を備えている。
本発明の食器洗浄機は、リンスタンク内のリンス残量を検出する手段と、残量検出手段が検出した残量が所定量以下となったことを表示する表示器を備えていることから、リンス残量が少なくなってリンスを補給するべき時期となったことを直接的に検出して表示することができる。洗浄回数から間接的にリンス残量を検出する技術に比して、補給するべき時期を正確に検出して表示することができる。
リンス残量検出手段が所定量以下のリンス残量を検出したとき、リンス投入弁の制御部が1回あたりのリンス投入弁の開放時間を長くすることが好ましい。
タンク内のリンス残量が減少して液位が低下すると、単位時間あたりにリンス投入口を通過するリンス量は低下する。タンク内のリンス残量が減少して液位が低下したときにも1回あたりのリンス投入弁の開放時間を一定にしていると、1回あたりのリンス投入量は減少してしまう。それを補償して1回あたりのリンス投入量が減少しないようにするためには、1回あたりのリンス投入弁の開放時間を長くする必要がある。
リンス残量検出手段が所定量以下のリンス残量を検出したときにリンス投入弁の制御部が1回あたりのリンス投入弁の開放時間を長くすると、単位時間あたりのリンス投入量の低下が補償され、1回あたりのリンス投入量が均質化される。
洗浄槽が引出式である場合、洗浄槽内側で点灯する表示ランプを設け、その表示ランプが、リンス残量が所定量以下でありしかも洗浄槽が引出されたときのみ点灯するように構成することが好ましい。
洗浄槽が引出式であれば、その引出しを引出して食器を収容する。このときに表示ランプが点灯していれば、リンスを補給する必要があることが直ちに認識される。表示ランプを洗浄槽内側に設けておけば、引出しを引出したときにのみ点灯させればよく、洗浄機表面に表示ランプを設けるのに比して点灯時間を短くすることができ、消費電力を抑えることができる。
リンス残量の不足を知らせる表示ランプが点灯したことが、リンスタンクにリンスを補給する補給口を覆うキャップに設けられた窓から観測されることが好ましい。
この場合、リンス残量の不足のみならず、リンス補給口の存在位置までをもついでに表示することができる。操作者は、容易に補給口の位置を知り、リンスを補給することができる。またランプの点灯を観測した者は、その位置がリンス補給口であることから、点灯の意味を直ちに理解することができる。
以下に説明する実施例の主要な特徴を最初に列記する。
(形態1) リンスタンクは、食器洗浄機本体の前部開口を塞ぐ、洗浄槽の扉に内蔵されており、リンス補給口やリンス投入口は扉の内面に形成されている。
(形態2) リンスタンク内にフロートとフロート高さセンサが配設されており、リンスの液面高さを検出することによってリンス残量を検出する。
(形態3) 洗浄槽が引出されており、しかもリンス残量が所定量以下であるときにのみLEDが点灯する。
(形態4) LEDは透明または半透明のリンスタンクの外面に装着されている。リンス補給口の蓋に透明な導光柱体が組込まれている。LEDが点灯すると、操作者は、リンスタンクの壁と導光柱体を介してLEDの点灯を視認することができる。
図1は、本実施例の食器洗浄機の概略断面図を示す。なおこの図では、通常において食器洗浄機が有する部品が適宜省略されている。
食器洗浄機2は、洗浄機本体10によって外枠が構成されている。洗浄機本体10の内部には、洗浄槽12が収容されている。洗浄槽12の前側(図1では左側)には、扉34が取付けられている。扉34の上部には、操作パネル28が設けられている。操作パネル28には、電源スイッチ、スタート/一時停止スイッチ、コース(「標準コース」「念入りコース」等)選択スイッチ等の各種操作スイッチや、報知ランプが備えられており、制御部32に電気的に接続されている。制御部32は、食器洗浄機2の各部品の動作を制御する。
洗浄槽12の背面の中間部の開口12aは、給水管11の一端と繋がっている。給水管11の途中には、給水弁84が設けられており、給水管11の他端11aから給水される。
洗浄槽12の底部には、開口部49が形成されている。開口部49の下方には、水溜め部52が設けられている。
水溜め部52には、洗浄水循環管54、排水管56の一端が接続されている。洗浄水循環管54は、洗浄水が循環する管であり、その途中には、洗浄ポンプ59が設けられている。洗浄水循環管54の他端54aは、洗浄槽12の内部に達している。洗浄水循環管54の他端54aは、回転ノズル58に接続されている。
排水管56の途中には、排水ポンプ76が設けられている。排水管56の他端56aから洗浄機本体10の外部に排水される。
洗浄槽12の背面の下部の開口12bは、空気通路44の一端と繋がっている。空気通路44の他端は乾燥ファン46に連通している。乾燥ファン46が回転すると、洗浄槽12の外部の空気が空気通路44を通って洗浄槽12内に導入される。洗浄槽12の開口12bの近傍にヒーター42が配設されている。洗浄槽12内に導入された空気は、ヒーター42によって温められる。
扉34にはリンス投入装置60が内蔵されている。図2は、扉34に内蔵されたリンス投入装置60を扉34の内側から見た図である。扉34内部に配設された部材については破線によって模式的に示してある。なお、以降では、扉34の内側をリンス投入装置60の前方とし、扉34の外側をリンス投入装置60の後方とする。リンス投入装置60の前面の基板62は略矩形状であり、扉34の内面の開口部34aに後方からパッキン(図示省略)を介して嵌め込まれ、前方からビス止めされている。基板62の右側上部に、上部に向かうほど前方に突出した突出部62aが形成されている。突出部62aの上面にはリンス補給口64が形成されている。リンス補給口蓋65がリンス補給口64に脱着可能とされており、捻ることで固定され、反対方向に捻ることで緩められる。リンス補給口蓋65は略円盤形状であり、軸部に樹脂製であって透明な導光柱体66が組込まれている。
基板62の下部にはリンス投入口67が設けられている。リンス投入口67は横長の矩形状である。
基板62の後方側にはリンスタンク本体68と、リンク部材70と、駆動部材72が配設されている。リンスタンク本体68は透明または半透明な樹脂製であって、基板62の裏面に固定される側が開放されており、基板62の裏面に固定することによって基板62とあいまって密封空間を形成する。リンスタンク本体68は、図2中向かって右側から左側へ伸びる逆L字形状を呈している。
図3は、図2のIII−III線縦断面図である。図3に示すように、リンスタンク本体68の後面上部からは、後方に向かってLED座68aが突設されている。LED座68aにはLED74が装着されている。また、リンスタンク本体68の底部からは下方に向かって底部ボス68bが突設されており、底部ボス68bの内側には穴68cが形成されている。
底部ボス68bの内側には、筒状のセンサホルダ75が挿入され、センサホルダ75の内部に非接触式センサ(近接スイッチ)71が挿入されている。筒状のセンサホルダ75の上面にはフロート77の上下動を案内するロッド75bが固定されている。案内ロッド75bの回りにリング状のフロート77が環装されている。フロート77の内面にはマグネット77aが固定されている。マグネット77aはリンス液面のレベルに応じて浮沈する。案内ロッド75bの上端近傍には、フロート77がそれ以上に上昇して案内ロッド75bから抜け出すのを禁止するストッパ75cが固定されている。底部ボス68bとセンサホルダ75は溶着されて液密が確保されている。
本実施例のリンスタンク本体68の容量は90gである。リンス残量が30g以上であると、フロート77は上昇しており、非接触式センサ(近接スイッチ)71からマグネット77aまでの距離が遠く、非接触式センサ71はオフされている。リンス残量が30g以下に減少すると、フロート77は下降し、非接触式センサ71からマグネット77aまでの距離が近接し、非接触式センサ71はオンする。
リンス液面が所定レベル以下になると、非接触式センサ71がオンする。その信号は制御部32に送られ、制御部32は、洗浄槽12が洗浄機本体10から引出され、しかも、非接触式センサ71がオンしている場合にLED74を点灯させる。
前述のように、リンスタンク本体68は透明または半透明であり、また、リンス補給口蓋65に透明な導光柱体66が組込まれている。このため、LED74の点灯は、リンスタンク本体68の壁と導光柱体66を介して、操作者に視認される。扉34が締められれば、LED74は消灯する。
図2に示すように、リンスタンク本体68の左下部のL字端に、リンス投入弁69が配設されている。図4は図2のIV−IV線横断面図である。リンス投入弁69が開けられたときを図5に示す。図4と図5に示すように、リンス投入弁69は、弁座69aと、弁体69bと、弁体付勢ばね69cと、押え部材69dを備えている。弁座69aはリンスタンク本体68に固定されている。弁体69bは、シール部69eとシャフト部69fを備えている。シール部69eは、ゴム製であってダイアフラム状の略円板状を呈している。シャフト部69fは樹脂製であって図中左右方向に長尺な矩形板形状を呈している。シール部69eはシャフト部69fの右端部に固定されている。シャフト部69fの左端部には切欠き状のフック69gが形成されている。弁体付勢ばね69cはシャフト部69fに環装されている。押え部材69dは樹脂製であって右側に開口する有底円筒形状を呈している。押え部材69dは弁座69aに固定されている。押え部材69dと弁座69aとによって区画されるスペースには、弁体付勢ばね69cが環装された弁体69bが収容されている。押え部材69dの左底壁にはシャフト貫通孔69hが形成されている。シャフト部69fのフック69gは、シャフト貫通孔69hから外部(図中左側)に突出している。弁体付勢ばね69cは、シール部69eと押え部材69dとの間で圧縮されている。換言すれば、弁体付勢ばね69cは、シール部69eを弁座69aの方向に付勢している。
図2に示すように、駆動部材72は、突起部72aと、釘部72bを備えている。突起部72aはソレノイドの電磁力によって図中右方向に引込まれる。突起部72aは、図示しないばねが環装されており、ばねによって図中左方向に付勢されている。
リンク部材70は、樹脂製であり、上下方向に長尺な板部材である。リンク部材70は、第1アーム部70aと第2アーム部70bを備えている。第1アーム部70aと第2アーム部70bは、前後方向に水平に伸びる軸70cを中心として揺動する。第1アーム部70aの下部には前方に伸びるリブ70a1が形成されている。第2アーム部70bの上部後側には係合部70b1が形成されている。駆動部材72の釘部72bは、リンク部材70の第2アーム部70bの係合部70b1と係合している。一方リンク部材70の第1アーム部70aのリブ70a1は、リンス投入弁69のフック69gと係合している。
リンス投入弁69の開閉動作について図2と図4と図5を用いて説明する。図2に示す駆動部材72に通電されると、突起部72aと釘部72bが図中右方向に引込まれる。釘部72bはリンク部材70の第2アーム部70bの係合部70b1と係合しており、釘部72bが図2中右方向に移動するのに伴って、第2アーム部70bが軸部70cを中心として時計回りに揺動する。第2アーム部70bが揺動すると、第1アーム部70aも一体となって揺動するため、第1アーム部70aも軸部70cを中心として時計回りに揺動する。第1アーム部70aのリブ70a1は図4に示すリンス投入弁69のフック69gと係合しており、第1アーム部70aが時計回りに揺動するのに伴って、フック69g即ち弁体69bが図中左方向へ引っ張られる。このため、図5に示すように、シール部69eは弁体付勢ばね69cの付勢力に抗して弁座69aから離座する。このときできるシール部69eと弁座69aとの隙間を介して、リンスタンク本体68内に貯留されていたリンスが図中矢印で示すようにリンス投入口67を介して洗浄槽12内に投入される。
駆動部材72への通電が遮断されると、突起部72aと釘部72bは突起部72aに環装されているばねの付勢力によって図中左方向に復元する。これに伴って、第2アーム70bと第1アーム70aは元の位置(図2に示す位置)に戻る。そして、弁体69bは弁体付勢ばね69cの付勢力によって図中右方向に移動し、図4に示すようにシール部69eは弁座69aに着座する。これによって、リンスの投入が終了する。
図6はリンスの積算流出量と、一定量(0.5g)のリンスを投入するのに必要な時間の関係を示すグラフである。図6に示されているように、リンスタンク本体68内にリンスが多量に貯留されているときから残量が徐々に減少していくのに従って、一定量のリンスを投入するのに必要な時間は長くなる。これは、リンスタンク本体68内の水圧の変化による。リンスタンク本体68内のリンスの残量が減少して液位が低下すると、単位時間あたりにリンス投入口67を通過するリンス量は低下する。リンスタンク本体68内のリンス残量が減少して液位が低下したときにも1回あたりのリンス投入弁の開放時間を一定にしていると、1回あたりのリンス投入量は減少してしまう。
本実施例の食器洗浄機2では、リンスの残量が30gに達する時をフロート77によって検知する。リンスが30g以下になったことが検知されると、制御部32においてフロートスイッチがオンされる。フロートスイッチがオンされると、先述のようにLED74が点灯する。そしてこれに加え、駆動部材72への通電時間が2倍時間となる。即ち、フロートスイッチがオフの間は、駆動部材72への通電時間が0.2秒間であるのに対し、フロートスイッチがオンとなると、駆動部材72への通電時間が0.4秒間となる。このように駆動部材72への通電時間が制御されることによって、シール部69eが弁座69aから離座している時間が制御され、つまりはリンス投入弁69の開放時間が制御されることとなる。このことによって、リンス残量が減少して液位が低下したときであっても、単位時間あたりのリンス投入量の低下が補償され、1回あたりのリンス投入量が均質化される。
図7は本実施例の食器洗浄機2の動作を示すフローチャートである。
操作者は、まず図1の操作パネル28を操作する前に、扉34とともに洗浄槽12を手前に引出して、食器かご14に食器類16を並べる。次に食器洗浄機用の専用洗剤を適切量投入する。このとき、先述のリンス補給口蓋65に組込まれた導光柱体66が点灯していれば、操作者は、リンス補給口蓋65を開け、リンスを補給する。扉34とともに洗浄槽12を洗浄機本体10内に押戻し、操作パネル28を操作して運転を開始させる。
運転の開始によってステップS10で排水される。ステップS12に進み、給水されて予洗い洗浄が行われる。所定時間経過後、排水されて予洗い洗浄が終了する。
ステップS14に進み、給水されて加熱洗浄(本洗浄)が行われる。所定時間経過後、排水されて加熱洗浄が終了する。
ステップS16に進み、給水されて非加熱すすぎが行なわれ、所定時間経過後、排水される。これが3回繰り返された後、排水されて非加熱すすぎが終了する。
ステップS18に進み、給水されて加熱すすぎが行われる。所定温度まで上昇すると(ステップS20でYESとなると)、リンスを投入するのに先立って、ステップS22に進んで排水ポンプ76が一時停止される。排水ポンプ76を停止することなくリンス投入弁69を開放すると、リンス投入口67から洗浄槽12内の洗浄水がリンスタンク本体68内に逆流してしまうためである。さらに、ステップS24に進み、先述のフロートスイッチがオフであるか否かが判別される。フロートスイッチがオフであるとき(ステップS24でYESのとき)は、リンス残量が30g以上あるとみなされて、ステップS26に進んで駆動部材72への通電が0.2秒間なされる。一方、フロートスイッチがオンであるとき(ステップS24でNOのとき)は、リンス残量が30g未満であるとみなされて、ステップS28に進んで駆動部材72への通電が0.4秒間なされ、同時にLED74を点灯させる。駆動部材72への通電が行われることによって、リンス投入弁69が開放され、リンス投入口67からリンスが流入する(ステップS30)。所定時間(0.2秒間、または0.4秒間)経過後は、弁体付勢ばね69cの付勢力によってリンス投入弁69は閉じられ、リンスの投入が終了する。ステップS32に進み、再び洗浄ポンプ59が駆動すると、リンスの混入した温水によって加熱すすぎが再開される。所定時間経過後、排水されて加熱すすぎが終了する。
ステップS34に進み、乾燥ファン46が駆動して洗浄槽12内に空気が取り込まれる。この空気はヒーター42に加熱されて温風となって洗浄槽12内の食器類16に吹き付けられる。所定時間経過後、乾燥ファン46を停止し、乾燥運転が終了する。ステップS36に進んで全ての運転動作が終了したことをブザーによって報知し、本実施例の食器洗浄機2は自動停止する。
本実施例の食器洗浄機2では、リンスタンク本体68内にフロート77が配設され、リンス液面の水位が監視されている。そして、リンス残量が所定量(30g)以下となると、LED74が点灯する。LED74はエンプティランプとして機能し、操作者は、リンス補給口蓋65に組み込まれた導光柱体66を介してLED74の点灯を視認し、リンスを補給する必要があることを直ちに認識することができる。LED74や導光柱体66は洗浄槽12内側に設けられているため、引出しを引出したときにのみ点灯させればよく、食器洗浄機表面に表示ランプを設けるのに比して点灯時間を短くすることができ、消費電力を抑えることができる。
また、リンスタンク本体68のリンス補給口蓋65に組み込まれた導光柱体66を介してLED74の点灯が観測できることから、リンス残量の不足のみならず、リンス補給口蓋65の存在位置までをもついでに表示することができる。操作者は、容易にリンス補給口蓋65の位置を知り、リンスを補給することができる。またランプの点灯を観測した者は、その位置がリンス補給口蓋65であることから、点灯の意味を直ちに理解することができる。
また、リンスタンク本体68内のリンスの残量が減少して液位が低下すると、単位時間あたりにリンス投入口67を通過するリンス量は低下する。リンスタンク本体68内のリンス残量が減少して液位が低下したときにも1回あたりのリンス投入弁69の開放時間を一定にしていると、1回あたりのリンス投入量は減少してしまう。しかし、本実施例では、リンスタンク本体68内のリンスの残量が所定量(30g)以下となると、リンス投入弁69の開放時間を長く(2倍時間に)する。このことによって、リンス残量が減少して液位が低下したときであっても、単位時間あたりのリンス投入量の低下が補償され、1回あたりのリンス投入量が均質化される。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
本実施例の食器洗浄機の概略断面図。 リンス投入装置を扉の内側から見た図。 図2のIII−III線縦断面図。 図2のIV−IV線横断面図(リンス投入弁閉)。 図2のIV−IV線横断面図(リンス投入弁開)。 リンスの積算流出量と、一定量のリンスを投入するのに必要な時間の関係を示すグラフ。 本実施例の食器洗浄機の動作を示すフローチャート。
符号の説明
2:食器洗浄機
10:洗浄機本体
12:洗浄槽
34:扉
60:リンス投入装置
62:基板
64:リンス補給口
65:リンス補給口蓋
66:導光柱体
67:リンス投入口
68:リンスタンク本体
69:リンス投入弁、69a:弁座、69b:弁体、69c:弁体付勢ばね、69d:押え部材、69e:シール部、69f:シャフト部、69g:フック、69h:シャフト貫通孔
70:リンク部材、70a:第1アーム部、70a1:リブ、70b:第2アーム部、70b1:係合部、70c:軸
71:非接触式センサ
72:駆動部材、突起部72a、釘部72b
74:LED
75:センサホルダ、75a:、75b:ロッド、75c:ストッパ
77:フロート

Claims (4)

  1. 複数回分のリンスを貯留可能なリンスタンクと、
    そのリンスタンクから洗浄槽内にリンスを投入するリンス投入口と、
    そのリンス投入口を開閉するリンス投入弁と、
    そのリンス投入弁の開閉を制御する制御部と、
    前記リンスタンク内のリンス残量を検出する手段と、
    前記検出手段が検出するリンス残量が所定量以下となったことを表示する表示器と
    を備えたことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 前記検出手段が所定量以下のリンス残量を検出したとき、前記制御部が1回あたりのリンス投入弁の開放時間を長くすることを特徴とする請求項1の食器洗浄機。
  3. 前記洗浄槽は引出式であり、前記表示器は洗浄槽内側で点灯する表示ランプを備え、その表示ランプは、リンス残量が所定量以下でありしかも洗浄槽が引出されたときのみ点灯することを特徴とする請求項1又は2の食器洗浄機。
  4. 前記表示ランプが点灯したことが、前記リンスタンクにリンスを補給する補給口を覆うキャップに設けられた窓から観測されることを特徴とする請求項3の食器洗浄機。
JP2003408212A 2003-12-05 2003-12-05 食器洗浄機 Expired - Fee Related JP4133780B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003408212A JP4133780B2 (ja) 2003-12-05 2003-12-05 食器洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003408212A JP4133780B2 (ja) 2003-12-05 2003-12-05 食器洗浄機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005168523A true JP2005168523A (ja) 2005-06-30
JP4133780B2 JP4133780B2 (ja) 2008-08-13

Family

ID=34729974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003408212A Expired - Fee Related JP4133780B2 (ja) 2003-12-05 2003-12-05 食器洗浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4133780B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019166125A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 三菱電機株式会社 食器洗浄機
JP2020078389A (ja) * 2018-11-12 2020-05-28 三菱電機株式会社 食器洗浄機
CN111839395A (zh) * 2019-04-25 2020-10-30 松下知识产权经营株式会社 餐具清洗机
CN113475995A (zh) * 2019-12-31 2021-10-08 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 用于洗碗机的投放器、用于洗碗机的门组件和洗碗机

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6105683B2 (ja) 2014-07-21 2017-03-29 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 食器洗い機
KR101615258B1 (ko) * 2014-07-21 2016-04-25 엘지전자 주식회사 식기세척기

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019166125A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 三菱電機株式会社 食器洗浄機
JP2020078389A (ja) * 2018-11-12 2020-05-28 三菱電機株式会社 食器洗浄機
JP7065750B2 (ja) 2018-11-12 2022-05-12 三菱電機株式会社 食器洗浄機
CN111839395A (zh) * 2019-04-25 2020-10-30 松下知识产权经营株式会社 餐具清洗机
JP2020178864A (ja) * 2019-04-25 2020-11-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 食器洗い機
JP7257600B2 (ja) 2019-04-25 2023-04-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 食器洗い機
CN113475995A (zh) * 2019-12-31 2021-10-08 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 用于洗碗机的投放器、用于洗碗机的门组件和洗碗机
CN113475995B (zh) * 2019-12-31 2023-09-26 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 用于洗碗机的投放器、用于洗碗机的门组件和洗碗机

Also Published As

Publication number Publication date
JP4133780B2 (ja) 2008-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101466521B1 (ko) 자동 계량공급 시스템을 구비한 물 사용 가전 기기 및 자동 계량공급 방법
KR100781274B1 (ko) 세탁기의 제어방법
JP6917547B2 (ja) 洗濯機
JP2022190019A (ja) 洗濯機
JP4133780B2 (ja) 食器洗浄機
KR20080092197A (ko) 세탁기
JP2020185473A (ja) 洗濯機
JP2008104714A (ja) 洗濯機
CN110714305B (zh) 洗衣机
CN112301673A (zh) 洗衣机
JP6757888B2 (ja) 洗濯機
JP4881909B2 (ja) 食器洗浄機
JP7349606B2 (ja) 洗濯機
JP2020192099A (ja) 洗濯機
CN116058762A (zh) 餐具清洗机
CN114159001A (zh) 餐具清洗机
JP3207467B2 (ja) 浴槽洗浄の洗剤投入装置並びにその装置を使用した洗剤投入方法および洗剤投入状態検知方法
JP7498095B2 (ja) 洗濯機
JP2005329068A (ja) 食器洗い機
JP6735450B2 (ja) 洗濯機
JP2002035469A (ja) 洗濯機
JP4357390B2 (ja) 洗濯機
JP2022160166A (ja) 洗濯機
CN116421116A (zh) 清洗装置
JP2022049057A (ja) 食器洗浄機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071030

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080507

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080602

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4133780

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees