JP2005162078A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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道雄 大崎
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/12Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
    • B60C11/1204Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
    • B60C2011/1231Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe being shallow, i.e. sipe depth of less than 3 mm

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Abstract

【課題】 一般性能を低下させることなく、摩耗初期における氷上制動性能を向上することを可能にした空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 トレッド部1に縦溝2及び横溝3によって区画された複数のブロック4を有する空気入りタイヤにおいて、ブロック4の踏面に該ブロック4のエッジに沿って浅溝6を設け、該浅溝6の幅Wが1.0〜5.0mmの範囲にあり、該浅溝6の深さDが0.2〜2.0mmの範囲にあり、該浅溝6の1ブロック当たりの総エッジ長さLが該浅溝6を含むブロック4の周囲のエッジ長さの50〜300%の範囲にある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ブロックにサイプを設けた冬用の空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、一般性能を低下させることなく、摩耗初期における氷上制動性能を向上するようにした空気入りタイヤに関する。
一般にスタッドレスタイヤにおいては、ブロックの表層が剥けるまで十分な氷上制動性能を発揮できないことが指摘されており、特に降雪地域で積雪が始まった以降にスタッドレスタイヤを装着した場合、本来の氷上制動性能を発揮するのに多くの走行距離が必要とされている。
そこで、摩耗初期における氷上制動性能を改善するために、ブロックの踏面にリブレット加工を施すことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。ブロックの踏面にリブレット加工を施した場合、初期摩耗を促進し、排水性を高めることが可能になる。しかしながら、ブロックに掛かる面圧が高い重荷重用タイヤの場合、リブレット加工の影響により摩耗初期におけるドライ性能やウェット性能のような一般性能が大きく低下し、これら一般性能と氷上制動性能とを両立することが困難である。
特開平7−186633号公報
本発明の目的は、一般性能を低下させることなく、摩耗初期における氷上制動性能を向上することを可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、トレッド部に溝によって区画された複数のブロックを有する空気入りタイヤにおいて、前記ブロックの踏面に該ブロックのエッジに沿って浅溝を設け、該浅溝の幅Wが1.0〜5.0mmの範囲にあり、該浅溝の深さDが0.2〜2.0mmの範囲にあり、該浅溝の1ブロック当たりの総エッジ長さLが該浅溝を含むブロックの周囲のエッジ長さの50〜300%の範囲にあることを特徴とするものである。
特に、前記ブロックのエッジと前記浅溝のブロックエッジに沿う部分との間隔Pは2.5〜10.0mmの範囲にあることが好ましい。
本発明では、ブロックの踏面に該ブロックのエッジに沿って浅溝を設け、該浅溝の幅W及び深さDを規定すると共に、該浅溝の1ブロック当たりの総エッジ長さLを規定し、更に好ましくはブロックのエッジと浅溝のブロックエッジに沿う部分との間隔Pを規定し、その結果として、浅溝のエッジとブロックのエッジとを等高線状に配置することにより、一般性能の低下を最小限に抑制しながら、摩耗初期における氷上制動性能を向上することができる。
上記浅溝はブロックに掛かる面圧が高い場合に、より効果的に機能する。従って、本発明は重荷重用空気入りタイヤに適用した場合に、より高い効果を得ることができる。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態からなる冬用空気入りタイヤのトレッドパターンを示し、図2及び図3は上記空気入りタイヤのブロックを示すものである。
図1に示すように、トレッド部1には、タイヤ周方向に延びる複数本の縦溝2と、タイヤ幅方向に延びる複数本の横溝3とが形成され、これら縦溝2及び横溝3とによって複数のブロック4が区画されている。また、各ブロック4にはタイヤ幅方向に延びる複数本のサイプ5が形成されている。これらサイプ5はエッジ効果により氷上制動性能の向上に寄与するものである。
図2及び図3に示すように、ブロック4の踏面には、該ブロック4のエッジに沿って環状に延在する浅溝6が形成されている。浅溝6の幅Wは1.0〜5.0mmの範囲に設定され、浅溝6の深さDは0.2〜2.0mmの範囲に設定され、浅溝6の1ブロック当たりの総エッジ長さLは該浅溝6を含むブロック4の周囲のエッジ長さの50〜300%、好ましくは150〜250%の範囲に設定されている。但し、浅溝6の1ブロック当たりの総エッジ長さLとは、浅溝6の両溝壁が持つエッジの総長さであり、ブロック4の周囲のエッジ長さとは、踏面におけるブロック輪郭線の長さである。更に、ブロック4のエッジと浅溝4のブロックエッジに沿う部分(ブロックエッジに沿って環状に延在する部分)との間隔Pは2.5〜10.0mmの範囲にあることが望ましい。
このようにブロック4の踏面に該ブロック4のエッジに沿って浅溝6を設け、該浅溝6のエッジとブロック4のエッジとを等高線状に配置することにより、一般性能の低下を最小限に抑制しながら、摩耗初期における氷上制動性能を向上することができる。
ここで、浅溝6の幅Wが1.0mm未満であったり、その深さDが0.2mm未満であると、接地時に浅溝6が押し潰されてしまい、有効なエッジ効果が得られなくなる。また、浅溝6の幅Wが5.0mmを超える場合も、同様に浅溝6が押し潰されて有効なエッジ効果が得られなくなる。一方、浅溝6の深さDが2.0mmを超えると、一般路面における制動性や操縦安定性の低下を招くことになる。
更に、浅溝6の1ブロック当たりの総エッジ長さLがブロック4の周囲のエッジ長さの50%未満であると摩耗初期における氷上制動性能の改善効果が不十分になり、逆に300%を超えると一般路面における制動性や操縦安定性の低下を招くことになる。また、ブロック4のエッジと浅溝6のブロックエッジに沿う部分との間隔Pが2.5mm未満である場合、一般路面における制動性や操縦安定性が低下し、逆に10.0mmを超える場合、摩耗初期における氷上制動性能の改善効果が不十分になる。
なお、浅溝6の配置が縦方向及び横方向のいずれか一方だけであると、氷上制動性能の改善効果を十分に確保するに際して、一般路面における操縦安定性や制動性の低下を招くことになる。そのため、浅溝6は縦方向と横方向の延長成分を含むようにブロック4のエッジに沿った形で配置されることが必要ある。但し、浅溝6の配置形態は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の形態を採用することが可能である。
図4(a)〜(f)は浅溝の変形例を示すものである。図4(a),(b)において、浅溝6はブロック4のエッジに沿って延長し、縦方向と横方向の延長成分を含んでいるものの、その一部で途切れている。また、図4(c)〜(f)において、浅溝6はブロック4の側壁に開口する1箇所以上の開口部6aを備えている。浅溝6は開口部6aを持たない方が剛性面で有利であるが、路面から掻き取った水分を排出する目的で、縦溝2や横溝3に連通する開口部6aを持っていても良い。
タイヤサイズが195/85R16 114/112Lでブロックパターンを有し、各ブロックに複数本のサイプを設けた空気入りタイヤにおいて、ブロックの踏面に浅溝を設けていない従来例と、ブロックの踏面に該ブロックのエッジに沿って浅溝を設け、浅溝の幅W、浅溝の深さD、ブロックの周囲のエッジ長さに対する浅溝の1ブロック当たりの総エッジ長さLの比率、ブロックのエッジと浅溝のブロックエッジに沿う部分との間隔Pを種々異ならせた実施例1〜4及び比較例1〜4のタイヤをそれぞれ製作した。
これら試験タイヤについて、下記の試験方法により、氷上制動性能、乾燥路面での制動性能、乾燥路面での操縦安定性を評価し、その結果を表1に示した。
氷上制動性能:
試験タイヤをリムサイズ16×5 1/2K、空気圧600kPaの条件で小型トラックに装着し、凍結路面において速度40km/hの走行状態から制動を行い、その制動距離を測定した。制動距離の測定は、装着直後と1000km走行後にそれぞれ行った。評価結果は、測定値の逆数を用い、従来例の1000km走行後の測定結果を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど氷上制動性能が優れていることを意味する。
乾燥路面での制動性能:
試験タイヤをリムサイズ16×5 1/2K、空気圧600kPaの条件で小型トラックに装着し、乾燥路面において速度50km/hの走行状態から制動を行い、その制動距離を測定した。評価結果は、測定値の逆数を用い、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど乾燥路面での制動性能が優れていることを意味する。
乾燥路面での操縦安定性:
試験タイヤをリムサイズ16×5 1/2K、空気圧600kPaの条件で小型トラックに装着し、乾燥路面においてパネラーによるフィーリング評価を行った。評価結果は、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど乾燥路面での操縦安定性が優れていることを意味する。
Figure 2005162078
この表1から判るように、実施例1〜4のタイヤは装着直後の摩耗初期において1000km走行後の摩耗中期と同等の氷上制動性能を発揮することができ、しかも乾燥路面での制動性能や操縦安定性については従来と同等のレベルと確保することができた。一方、比較例1,2のタイヤは氷上制動性能の改善効果が不十分であり、比較例3,4のタイヤは乾燥路面での制動性能や操縦安定性が従来例に比べて大きく低下していた。
本発明の実施形態からなる冬用空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 図1の空気入りタイヤのブロックを示す斜視図である。 図1のX−X矢視断面図である。 (a)〜(f)は浅溝を設けたブロックの種々の形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 トレッド部
2 縦溝
3 横溝
4 ブロック
5 サイプ
6 浅溝

Claims (2)

  1. トレッド部に溝によって区画された複数のブロックを有する空気入りタイヤにおいて、前記ブロックの踏面に該ブロックのエッジに沿って浅溝を設け、該浅溝の幅Wが1.0〜5.0mmの範囲にあり、該浅溝の深さDが0.2〜2.0mmの範囲にあり、該浅溝の1ブロック当たりの総エッジ長さLが該浅溝を含むブロックの周囲のエッジ長さの50〜300%の範囲にある空気入りタイヤ。
  2. 前記ブロックのエッジと前記浅溝のブロックエッジに沿う部分との間隔Pが2.5〜10.0mmの範囲にある請求項1に記載の空気入りタイヤ。
JP2003405569A 2003-12-04 2003-12-04 空気入りタイヤ Pending JP2005162078A (ja)

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