JP2005153950A - スリット式逆止弁付き容器 - Google Patents

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淳治 松村
Akio Fukuhara
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Abstract

【課題】 本発明の目的は、開封する時に逆止弁を容器から取り外す必要が無く、使用中に内容物が漏れ出てしまう恐れの無いスリット式逆止弁付き容器を提供することにある。
【解決手段】 胴部を押圧することで変形可能な容器12と、該容器12の注出口22を覆う耐気体透過性を持ったシール材24と、容器12内の圧力に応じて開閉するスリット20が形成されたスリット式逆止弁14と、前記容器12に装着するためのキャップ18と、を備え、前記スリット式逆止弁14は、前記シール材24の外側を覆うように前記容器12の注出口22に固着され、前記キャップ18の天板部の容器装着側の逆側の面に、前記逆止弁14のスリット20を通って前記シール材24を破断するための突起部26が設けられたことを特徴とするスリット式逆止弁付き容器10。
【選択図】 図1

Description

本発明は、チューブ容器等の様に、容器の注出口を耐気体透過性に優れたアルミ箔で覆っていると共に、容器の胴部を押圧して内容物を注出するスクイズ式注出容器に於けるエアーバックを防止するためのスリット式逆止弁を備えた容器の改良に関するものである。
容器の胴部を押圧してその内容物を注出するスクイズ式注出容器では、内容物を押し出したあとに、胴部の復元力により注出口から空気が入り込んでしまう、いわゆるエアーバックという現象が起きるという問題があった。容器の内容物が空気によって変性を引き起こし易いものである場合には、このエアーバックの問題は深刻なものであった。
そのため、例えば特許文献1に示されるような、エアーバックを防止するためのスリット式逆止弁を備えた容器が一般に用いられている。さらに、このような容器では使用前の容器の内容物を保護するために、注出口を耐気体透過性に優れたアルミ箔等のシール材で覆っている。
特開2003−11995号公報
しかしながら、特許文献1に記載された逆止弁付プラスチック製チューブ容器は、内容物を注出させるため、開封する時に、必ず、逆止弁を容器から取り外し、しかる後に、シール材を取り除くか、若しくは、シール材に穴を開けなければならない。
これは、使用者にとって面倒なことであり、逆止弁を容器に再装着させるときも、誤った装着をさせたり、緩い状態で装着を終えてしまうと、使用している間に、装着部分から内容物が漏れ出てしまう恐れも有る。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、開封する時に逆止弁を容器から取り外す必要が無く、使用中に内容物が漏れ出てしまう恐れの無いスリット式逆止弁付き容器を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明のスリット式逆止弁容器は、胴部を押圧することで変形可能な容器と、該容器の注出口を覆う耐気体透過性を持ったシール材と、容器内の圧力に応じて開閉するスリットが形成されたスリット式逆止弁と、前記容器に装着するためのキャップと、を備え、前記スリット式逆止弁は、前記シール材の外側を覆うように前記容器の注出口に固着され、前記キャップの天板部の容器装着側の逆側の面に、前記逆止弁のスリットを通って前記シール材を破断するための突起部が設けられたことを特徴とする。
上記のスリット式逆止弁付き容器において、前記突起部の水平断面形状が横一文字もしくは前記スリットの平面形状に対応した形状であり、前記キャップの天板部に、前記突起部の周りを取り囲むように前記突起部の高さよりも高い保護壁が形成されていることが好適である。
本発明のスリット式逆止弁付き容器によれば、キャップにシール材を破断するための突起部が設けられているため、開封する時に、キャップを外してキャップの突起部をスリットから差し込むだけで開封でき、従来品の様に、逆止弁を取り外す必要が無く、逆止弁を強固に固着させておくことが出来るので、使用中に内容物が逆止弁の装着部から漏れ出ることも無い。
以下に図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1は、本実施形態のスリット式逆止弁付き容器10の要部を示した断面図であり、本実施形態のスリット式逆止弁付き容器10は、容器本体12と、スリット式逆止弁14を備えた中蓋16と、容器本体12に装着するためのキャップ18とから構成されている。容器本体12の注出口22は、耐気体通過性を持つシール材24によって密閉され、さらにシール材は中蓋16によって覆われている。そして、中蓋16のスリット式逆止弁14には、容器本体12内の圧力に応じて開閉するスリット20が形成されている。
キャップ18の天板部28の容器装着側の逆側面には、スリット20を通ることのできる厚みと幅を持った突起部26が設けられている。そして、開封するときには使用者は、図2に示すように、キャップ18を容器本体12から外し、突起部26を中蓋16のスリット式逆止弁のスリットから差し込むことにより、注出口22を覆っていたシール材24を破断し、開封することができる。開封後は従来のものと同様に、容器本体12が押圧されると逆止弁14のスリット20を通して容器の内容物が注出され、内容物注出後には逆止弁14の持つ弾性により速やかにスリット20が閉じられ、空気が流入することを防いでいる。
このように、使用者はスリット式逆止弁14を取り外すことなく、シール材24を開封することができる。また、従来品の様に、逆止弁を取り外す必要が無いため、逆止弁付き中蓋16を容器本体12の注出口22に強固に固着させておくことが出来るため、使用中に内容物が逆止弁付き中蓋16の装着部から漏れ出る恐れも無い。
また、本実施形態では、突起部26の水平断面形状が横一文字もしくはスリット20の平面形状に対応した形状で、スリット20の隙間の間から突起部26を差し込み易くしており、キャップ18の天板部28には、突起部26の周りを取り囲むように保護壁30を設けている。この保護壁30は、突起部26よりも高く形成されており、突起部26を保護すると同時に、使用者が誤って突起部26に触れることを防いでいる。
以上が本実施形態のスリット式逆止弁付き容器10の概略構成であり、次に各部の説明を行う。
容器本体12は、円筒形の胴部32を備えていて、内容物を充填後、図示していないが、下方端部を合掌させてヒートシールさせ、密封している。
胴部32は、耐気体透過性に優れたエチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂等を芯材にして、内外にオレフィン樹脂等を同時に押出し機で共に押出しして三層の円筒形にしたものや、耐気体透過性に優れたアルミ箔等の金属箔の表裏にオレフィン樹脂等のフィルムを積層させて多層フィルムとし、該多層フィルムを円筒形に丸め、繋ぎ目をヒートシールしたものが一般的に使用されている。
該胴部32の上方端部には、オレフィン樹脂等で予め作られた口部材34が固設されていて、該口部材34は、肩部36と口頸部38と注出口22を形成させていて、該口部材34の内側には、肩部36と口頸部38と注出口22を覆って、シール材24が接着されている。本実施形態では、シール材24として耐気体透過性に優れたアルミ箔を使用している。
また、口部材34は、胴部32とシール材24を予め設置した金型内へ樹脂を射出し、胴部32の端部内側に成型させる場合も有る。
口頸部38の外側には、キャップ18を螺着させるネジ部40が有り、口頸部38の上端部には、スリット式の逆止弁付き中蓋16を装着させており、該装着部は、口頸部38を全周に亘って逆U字型部42で保持し、外端の突起44を口頸部38に嵌入させて液密に固着させている。
該中蓋16の中央は、変形可能な厚さを有したスリット式逆止弁14が設けられている。スリット式逆止弁14には、図3に示した様に、十字型のスリット20が、注出口22の直径とほぼ同じか、より大きな長さを有して設けられている。
尚、スリット20の形状は、横一文字形でも*の様な米印の形であっても良いことは言うまでもない。
さらに、該中蓋16を覆って、キャップ18が口部材34のネジ部40に螺着されている。
該キャップ18は、円筒壁46の内側に、口部材34のネジ部40に螺着するねじ部48を持ち、円筒壁46に続いている天板部28の内側には、中蓋16の逆U字形部42に当接して密封を得るための突起50を有している。
天板部28の外面には、逆止弁14のスリット20を通ってシール材24を破断させるための突起部26が有り、突起部26の水平断面形状は、横一文字もしくはスリット20の平面形状に対応した形状であることが望ましく、スリット20の隙間の間から突起部26を差し込み易くしており、シール材24をできるだけ広範囲に破断できる形状と長さを備えている。
また、キャップ18の円筒壁46を外方且つ上方へ延長させて、突起部26を保護し、また逆に、突起部26が、不用意に、指等に当たらないようにするための保護壁30が設けられている。
本実施形態のスリット式逆止弁付き容器の要部を示した断面図。 本実施形態の容器のシール材を破断した状況を示した要部の断面図。 本実施形態の容器の逆止弁付き中蓋を示した平面図。
符号の説明
10 スリット式逆止弁付き容器
12 容器本体
14 スリット式逆止弁
16 中蓋
18 キャップ
20 スリット
22 流出口
24 シール材
26 突起部
28 キャップの天板部
30 保護壁

Claims (2)

  1. 胴部を押圧することで変形可能な容器と、該容器の注出口を覆う耐気体透過性を持ったシール材と、容器内の圧力に応じて開閉するスリットが形成されたスリット式逆止弁と、前記容器に装着するためのキャップと、を備え、
    前記スリット式逆止弁は、前記シール材の外側を覆うように前記容器の注出口に固着され、
    前記キャップの天板部の容器装着側の逆側の面に、前記逆止弁のスリットを通って前記シール材を破断するための突起部が設けられたことを特徴とするスリット式逆止弁付き容器。
  2. 請求項1のスリット式逆止弁付き容器において、
    前記突起部の水平断面形状が横一文字もしくは前記スリットの平面形状に対応した形状であり、前記キャップの天板部に、前記突起部の周りを取り囲むように前記突起部の高さよりも高い保護壁が形成されていることを特徴とするスリット式逆止弁付き容器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009078852A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Toppan Printing Co Ltd チューブ容器及びチューブ容器体
JP2009196672A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Takeuchi Press Ind Co Ltd 閉鎖膜付きチューブ容器およびその容器に内容物が充填されたチューブ
US7874466B2 (en) 2006-11-07 2011-01-25 The Procter & Gamble Company Package comprising push-pull closure and slit valve
JP2015054697A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 武内プレス工業株式会社 閉鎖膜付きチューブ容器
JP2018030607A (ja) * 2016-08-24 2018-03-01 竹本容器株式会社 キャップ

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