JP2005150986A - 映像信号補正装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像内それぞれの位置において、周波数特性に応じて補正処理を行うことができる映像信号補正装置を提供する。
【解決手段】撮影レンズ11を介して被写体hを撮像して映像信号S12を生成する撮像回路12と、撮像回路12が生成した映像信号S12のうちの映像内それぞれの位置での撮影レンズ11の周波数特性に応じた輪郭補正信号S15を生成し、当該輪郭補正信号S15を基に撮像回路12が生成した映像信号S12を補正する信号生成回路15および加算回路17とを設けたので、映像内それぞれの位置において、周波数特性に応じて補正処理を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば映像信号の補正を行う映像信号補正装置に関する。
例えばビデオカメラにおいて、光学系(レンズ)の小型化や、コストダウンを図ろうとすれば、その各種性能が不十分になりがちであり、それを画像処理により補正処理を行う技術が開示されている。
例えば、撮影画面全体で一様な解像度を得ることを目的とするビデオカメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このビデオカメラにおいては、映像信号の輪郭成分を抽出して輪郭補正信号を形成する輪郭補正信号発生部と、撮影映像信号に同期したパラボラ波信号の利得制御により撮影画面の周辺部程大きな利得で輪郭補正信号を可変増幅して出力する補正量調整部と、撮影映像信号に補正量調整部の出力信号を加算して撮影映像信号を輪郭補正する補正加算部とが備えられている。
また、レスポンス関数に基づく重み付けを行い、解像度を向上させる映像信号補正装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
この映像信号補正装置においては、撮影レンズを介して被写体を撮像して映像信号を生成する撮像回路と、映像信号から輪郭補正信号を生成する信号生成回路と、撮影レンズのレスポンス関数に基づく重み付け係数により、輪郭補正信号に対して重み付けを行って出力する調整回路と、調整回路から出力された輪郭補正信号と映像信号とを加算する加算回路が備えられている。
特開平7−74987号公報 特開2002−77722号公報
しかし、上述した特許文献1に開示されているビデオカメラは、撮影レンズの位置による解像度の周波数特性を考慮せず、ある特定の周波数特性を持つ輪郭補正信号をレンズの周辺部程大きな利得で輪郭補正信号を付加しているため、撮影画面全体で、高周波までフラットな解像度感を得ることができないという問題点がある。
また、特許文献2に開示されている映像信号補正装置では、撮影レンズのMTFに基づく値で、画像中心からの距離により、1を基準とする相対的な値であり、ある特定の周波数に関するレスポンス関数に基づいて解像度を向上させているが、レンズを介して結像した映像内の位置による解像度の周波数特性は考慮されていないため、例えば映像内それぞれの位置において、高周波まで高解像度な映像を得ることができないという問題点がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、映像内それぞれの位置において、周波数特性に応じて補正処理を行うことができる映像信号補正装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の映像信号補正装置は、撮影レンズを介して被写体を撮像して映像信号を生成する撮像手段と、前記撮像手段が生成した映像信号のうちの映像内それぞれの位置での前記撮影レンズの周波数特性に応じた輪郭補正信号を生成し、当該輪郭補正信号を基に前記撮像手段が生成した映像信号を補正する補正手段とを有する。
本発明の映像信号補正装置によれば、撮像手段では撮影レンズを介して被写体を撮像して映像信号を生成する。
補正手段では、撮像手段が生成した映像信号のうちの映像内それぞれの位置での撮影レンズの周波数特性に応じた輪郭補正信号を生成し、当該輪郭補正信号を基に撮像手段が生成した映像信号を補正する。
本発明によれば、映像内それぞれの位置において、周波数特性に応じて補正処理を行うことができる映像信号補正装置を提供することができる。
図1は、本発明の映像信号補正装置に係る一実施形態の機能ブロック図である。
本実施形態に係る映像信号補正装置1は、例えば図1に示すように、撮影レンズ11、撮像回路12、測定回路13、メモリ14、信号生成回路15、遅延回路16、および加算回路17を有する。
撮像回路12は本発明に係る撮像手段に相当し、メモリ14、信号生成回路15、遅延回路16、および加算回路17は本発明に係る補正手段に相当する。
撮影レンズ11は、例えば、ガラスやプラスチック等により形成された光学レンズである。
撮像回路12は、例えば電荷結合素子(CCD:Charge Coupled Device )や、金属酸化膜半導体(MOS:Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ等の固体撮像素子を有し、撮影レンズ11を介して被写体hを撮像して映像信号S12を生成する。
詳細には、撮像回路12は、例えば、撮影レンズ11により被写体hからの光S11が固体撮像素子上に結像された映像に応じた映像信号S12を生成する。
測定回路13は、映像信号S12が供給され、この映像信号S12に基づいて撮影レンズ11のレスポンス関数(OTF:Optical Transfer Function )や、OTFの絶対値(MTF:Modulation Transfer Function)を測定し、当該レスポンス関数(OTF)またはその絶対値(MTF)に基づいて重み付け係数S13を生成する。
図2は、図1に示した映像信号補正装置のMTFおよび重み付け係数を説明するための撮影レンズと固体撮像素子上に結像された映像の斜視図である。
例えば重み付け係数S13は、撮影レンズ11のMTFに基づく値とし、映像中心からの距離と空間周波数をパラメータとし、1を基準とする相対的な値である。
具体的には、例えば図2に示すように、被写体hからの光が撮影レンズ11を介して撮像回路12の固体撮像素子121上に映像v1として結像される。本実施形態では、撮影レンズ11の光軸laが映像v1の中心Oを通るとする。具体的には、映像v1内のx軸、y軸、および光軸laそれぞれは直交する。
映像v1内のそれぞれの位置における解像度は、例えば撮影レンズ11の周波数特性等に起因する要因により異なった値をとる。
具体的には映像v1の中心Oからの距離rが大きくなるほど、解像度が低下する傾向を示す。
図3は、図1に示した映像信号補正装置におけるレンズのMTFを説明するための図である。
図3において、横軸rを映像v1内の中心Oからの距離r、横軸rと直交する軸sfを空間周波数、横軸rおよび空間周波数軸sfと直交する軸LをMTFとする。ここでMTFとしてコントラスト(振幅)を示す。
解像度を示す指標となる、OTFの絶対値であるMTFは、例えば図3に示すように、空間周波数sfと、撮影レンズ11の光軸laを通る映像v1の中心Oからの距離rによって規定される。本実施形態では図3に示すように、MTFは空間周波数が高周波側では低下する傾向を示す。また、MTFは距離rが大きくなるほど低下する傾向を示す。
このため実施形態では、映像v1内のそれぞれの位置それぞれについて、具体的には映像v1内の中心Oからの距離rに応じて、レスポンス関数(OTF)の絶対値MTFの補正処理を行う。
このMTFは、撮影レンズ11の実物を用いて光学的に測定を行ってもよいし、撮影レンズ11の設計仕様に基づいてシミュレーションにより算出してもよい。例えばMTFは単位長さ(mm)あたり何本の線が読み取れるかを百分率で表したものが一般的である。
メモリ14は、撮影レンズ11のレスポンス関数(OTF)に基づく重み付け係数S13を記憶する。メモリ14は、例えば1フレーム分(1ライン分の画素数×ライン数)の各画素の重み付け係数S13を記憶する。例えばメモリ14は測定回路13が生成した重み付け係数S13を記憶する。
信号生成回路15は、撮像回路12が生成した映像信号S12のうちの映像内それぞれの位置での撮影レンズ11の周波数特性に応じた輪郭補正信号S15を生成する。
具体的には、信号生成回路15は、例えば撮像回路12が生成した映像信号S12から輪郭信号を抽出し、メモリ14が記憶する重み付け係数S13による重み付けを行うことにより、所望の周波数特性と信号レベルを所望の画像位置で実現できる輪郭補正信号S15を生成する。
図4は、図1に示した映像信号補正装置の信号生成回路の一実施形態を示す機能ブロック図である。
信号生成回路15は、例えば図4に示すように、制御回路151、遅延素子152、遅延素子153、加算回路154、係数回路(1/2回路)155、引算回路156、および調整回路157を有する。
制御回路151は、デジタル信号処理を行うことにより、信号S12、垂直同期信号、水平同期信号、およびラインクロック等に基づいて、撮像回路12の固体撮像素子における各画素の位置を特定する。ラインクロックは、例えばNTSC方式(National Television System Committee)やPAL方式(Phase Alternation by Line )等の規格や、撮像回路12等の各種信号処理体系のディジタル標本化周波数により決定される。
制御回路151は、例えば積和演算を行うDSP(Digital Signal Processor)を有し、ラインクロックに同期してメモリ14から重み付け係数S13を読み出し、読み出した重み付け係数S13を用いて積和演算を行う。
図5は、図1に示した信号生成回路の動作を説明するための図である。
制御回路151は、例えば、メモリ14から各映像内それぞれの位置における重み付け係数S13を読み出し、重み付け係数S13に基づいて、遅延素子152,153の遅延時間を制御する制御信号CTL151を遅延素子152,153に出力する。
遅延素子152は、制御回路151からの制御信号CTL151に基づいて、例えば図5(a)に示す信号S12を所定の時間wだけ遅延させ、例えば図5(b)に示すように信号S152として出力する。
遅延素子153は、制御回路151からの制御信号CTL151に基づいて、例えば図5(b)に示す遅延素子152からの信号S152を所定の時間wだけ遅延させ、例えば図5(c)に示すようなS153として出力する。
加算回路154は、遅延素子153から出力された信号S153と、信号S12を加算演算処理を行い、処理結果を信号S154として出力する。
係数回路(1/2回路)155は、加算回路154から出力された信号S154に所定の係数、例えば1/2の乗算処理を行い、処理結果を例えば図5(d)に示すような信号S155として出力する。
引算回路156は、例えば図5(b)に示すように遅延素子152から出力された信号S152から、図5(d)に示す係数回路155から出力された信号S155を減算処理(引算演算処理)を行い、処理結果を例えば図5(e)に示すような信号S156として調整回路157に出力する。
調整回路157は、例えば制御回路151の処理と同期して、信号S156を基に、メモリ14が記憶する重み付け係数S13に対応する各映像内それぞれの位置の輪郭補正信号S15を出力する。
遅延回路16は、図1に示すように、撮像回路12が生成した映像信号S12と、信号生成回路15が生成する信号S14とが同期するようにタイミング調整を行う回路であり、所定時間だけ映像信号S12を遅延させて、信号S16として加算回路17に出力する。
加算回路17は、信号生成回路15により、映像内それぞれの位置の周波数特性に応じた重み付け処理が行われた信号S15と、遅延回路16から出力された信号S16を加算演算処理を行い、輪郭補正処理が行われた信号S17を出力する。
図6は、図1に示した映像信号補正装置の動作を説明するための図である。図6(a)は映像内の所定位置におけるMTFの空間周波数特性を示す図、図6(b)は映像内の所定位置における映像補正信号S15の空間周波数特性を示す図、図6(c)は映像内の所定位置における補正処理後の信号S17のMTFの空間周波数特性を示す図である。
以上、説明した構成の映像信号補正装置1の動作を図6を参照しながら説明する。
本実施形態では、例えば予め撮影レンズ11の周波数特性、具体的には撮影レンズ11による、撮像回路12の固体撮像素子121上に結像される映像内それぞれの位置におけるOTF(MTF)の空間周波数特性を測定回路13により測定し、測定結果に応じた重み付け係数S13が、映像内それぞれの位置に対応付けられてメモリ14に記憶する。
この撮影レンズ11の周波数特性に応じた重み付け係数S13は、レンズ11の交換等を行う場合以外は継続して使用されるが、必要に応じて撮影毎に生成してもよい。
まず、例えば被写体hからの光は、撮影レンズ11を介して撮像回路12の固体撮像素子121上に映像v1として結像する。
撮像回路12は、固体撮像素子121上の結像に応じた映像信号S12を生成し、信号生成回路15および遅延回路16に出力する。例えば信号S12は図6(a)に示すようなMTFの空間周波数特性を示す。図6(a)では空間周波数sfが高周波領域ではMTFが低下する傾向を示す。本実施形態に係る映像信号補正装置1では、MTFの高周波領域の低下を補正して、略一定となるように補正処理を行う。
信号生成回路15は、撮像回路12が生成した映像信号S12のうちの映像内それぞれの位置での撮影レンズ11の周波数特性に応じた輪郭補正信号S15を生成する。
具体的には、制御回路151は、例えば信号S12、垂直同期信号、水平同期信号、およびラインクロック等に基づいて、撮像回路12の固体撮像素子における各画素の位置を特定し、ラインクロックに同期してメモリ14から重み付け係数S13を読み出し、読み出した重み付け係数S13を用いて積和演算を行う。
具体的には、制御回路151は、遅延素子152,153に、信号S12の所望の遅延、例えば図5(b),(c)に示すように、映像内それぞれの位置に対応する重み付け係数S13に応じた遅延wを生じさせる。
加算回路154は、遅延素子153から出力された信号S153と、信号S12を加算演算処理を行い、処理結果を信号S154として出力する。係数回路(1/2回路)155は、加算回路154から出力された信号S154に所定の係数、例えば1/2の乗算処理を行い、処理結果を例えば図5(d)に示すような信号S155として出力する。
引算回路156は、例えば図5(b)に示すように遅延素子152から出力された信号S152から、図5(d)に示す係数回路155から出力された信号S155を減算処理を行い、処理結果を例えば図5(e)に示すような信号S156として調整回路157に出力する。
調整回路157は、例えば制御回路151の処理と同期して、信号S156を基に、メモリ14が記憶する重み付け係数S13に対応する映像内それぞれの位置の輪郭補正信号S15を加算回路17に出力する。
例えば信号生成回路15は、信号S15として図6(b)に示す空間周波数特性の輪郭補正信号S15を生成する。図6(b)に示すように、本実施形態に係る映像信号補正装置1は、空間周波数sfの高周波領域において、補正レベルが他のレベルよりも大きい信号S15を生成する。
加算回路17は、信号生成回路15により、映像内それぞれの位置の周波数特性に応じた重み付け処理が行われた信号S15と、遅延回路16から出力された信号S16を加算演算処理し、例えば図6(c)に示すようなMTFの空間周波数特性を有する信号S17を出力する。図6(c)に示すように、空間周波数sfが低周波領域や高周波領域であっても、MTFが略一定となる信号S17を出力する。
図7は、図1に示した映像信号補正装置の動作を説明するための図である。
また、本実施形態に係る映像信号補正装置1は、例えば映像内それぞれの位置での周波数特性に応じた重み付け係数S13に基づいて、補正処理を行ったので、例えば図7に示すように、MTF,コントラストが、映像v1の中心Oからの距離rや、空間周波数sfが変化しても一定であるような空間周波数特性の信号S17を生成する。
以上説明したように、撮影レンズ11を介して被写体hを撮像して映像信号S12を生成する撮像回路12と、撮像回路12が生成した映像信号S12のうちの映像内それぞれの位置での撮影レンズ11の周波数特性に応じた輪郭補正信号S15を生成し、当該輪郭補正信号S15を基に撮像回路12が生成した映像信号S12を補正する信号生成回路15および加算回路17とを設けたので、映像内それぞれの位置において、周波数特性に応じて補正処理を行うことができる。
また、映像全体において一様な解像度を得るように補正処理を行うことができる。
また、信号生成回路15は、撮像回路12が生成した映像信号S12のうちの、撮影レンズ11の光軸laを通る映像v1の中心Oからの距離rに応じた撮影レンズ11のMTFの空間周波数特性に基づく重み付け係数S13により、輪郭補正信号S15を生成し、その輪郭補正信号S15を基に映像信号S12の補正処理を行うので、撮影レンズ11の周辺部や各部位による解像度の相違を補償することができる。
映像信号S12のうちの映像v1それぞれの位置と、映像v11それぞれの位置における撮影レンズ11のMTFの空間周波数特性に応じた重み付け係数S13とを関連付けて記憶するメモリ14を設け、信号生成回路15は、メモリ14が記憶する、映像v1内それぞれの位置に対応する重み付け係数S13に基づいて輪郭補正信号S15を生成し、当該輪郭補正信号S15を基に撮像回路12が生成した映像信号S12を補正して信号S17を生成するので、例えば予め測定回路13等が生成した映像v11内それぞれの位置における重み付け係数S13を関連付けてメモリ14が記憶しておけば、レンズ11を交換しない限りは継続して、映像信号の補正処理を行うことができる。
また、信号生成回路15は、少なくとも映像信号S12を、映像v1内それぞれの位置に対応する重み付け係数S13に応じた遅延処理、および加減演算を行い輪郭補正信号S15を生成し、当該輪郭補正信号S15を基に撮像回路12が生成した映像信号S12を補正するので、簡単な回路、例えば制御回路151、遅延素子152,153、加算回路154、係数回路155、引算回路156、および調整回路157により、本発明に係る機能を実現することができる。
なお、本発明は本実施形態に限られるものではなく、任意好適な改変が可能である。
信号生成回路15が生成する補正信号S15の特性は、この形態に限られるものではない。例えば、映像内の特定の位置や、全面に対して所定の解像度になるように遅延wを制御することで、所望の周波数特性やレベル(強度)の補正信号S15を生成してもよい。
こうすることにより、映像内のそれぞれの位置で、フラットなMTFの空間周波数特性や、所望の解像度の映像を生成することができる。
また、信号生成回路15において、積和演算の速度が充分でない場合は、1ライン分または1フレーム分の積和演算結果を保持するラインメモリまたはフレームメモリを、信号生成回路15と加算回路17との間に設け、当該ラインメモリまたはフレームメモリから、同期するように所定時間遅延させて積和演算結果を加算回路17に出力させることで、高精度に同期した処理を行うことができる。
本発明の映像信号補正装置に係る一実施形態の機能ブロック図である。 図1に示した映像信号補正装置のMTFおよび重み付け係数を説明するための撮影レンズと固体撮像素子上に結像された映像の斜視図である。 図1に示した映像信号補正装置におけるレンズのMTFを説明するための図である。 図1に示した映像信号補正装置の信号生成回路の一実施形態を示す機能ブロック図である。 図1に示した信号生成回路の動作を説明するための図である。 図1に示した映像信号補正装置の動作を説明するための図である。(a)は映像内の所定位置におけるMTFの空間周波数特性を示す図、(b)は映像内の所定位置における映像補正信号S15の空間周波数特性を示す図、(c)は映像内の所定位置における補正処理後の信号S17のMTFの空間周波数特性を示す図である。 図1に示した映像信号補正装置の動作を説明するための図である。
符号の説明
1…映像信号補正装置、11…撮影レンズ、12…撮像回路、13…測定回路、14…メモリ、15…信号生成回路、16…遅延回路、17…加算回路、121…固体撮像素子、151…制御回路、152,153…遅延素子、154…加算回路、155…係数回路(1/2回路)、156…引算回路、157…調整回路、h…被写体。

Claims (4)

  1. 撮影レンズを介して被写体を撮像して映像信号を生成する撮像手段と、
    前記撮像手段が生成した映像信号のうちの映像内それぞれの位置での前記撮影レンズの周波数特性に応じた輪郭補正信号を生成し、当該輪郭補正信号を基に前記撮像手段が生成した映像信号を補正する補正手段と
    を有する映像信号補正装置。
  2. 前記補正手段は、前記撮像手段が生成した映像信号のうちの映像の中心からの距離に応じた前記撮影レンズの空間周波数特性に基づいて、前記輪郭補正信号を生成し、当該輪郭補正信号を基に前記撮像手段が生成した映像信号を補正する
    請求項1に記載の映像信号補正装置。
  3. 前記映像信号のうちの前記映像それぞれの位置と、前記映像それぞれの位置における前記撮影レンズの空間周波数特性に応じた重み付け係数とを関連付けて記憶する記憶手段を有し、
    前記補正手段は、前記記憶手段が記憶する、前記映像内それぞれの位置に対応する重み付け係数に基づいて前記輪郭補正信号を生成し、当該輪郭補正信号を基に前記撮像手段が生成した映像信号を補正する
    請求項1に記載の映像信号補正装置。
  4. 前記補正手段は、少なくとも、前記映像信号を、前記映像内それぞれの位置に対応する重み付け係数に基づいて遅延処理、および加減演算を行い前記輪郭補正信号を生成し、当該輪郭補正信号を基に前記撮像手段が生成した映像信号を補正する
    請求項1に記載の映像信号補正装置。
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