JP2005133578A - 拡張型消音装置 - Google Patents

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Kinichi Sakamoto
欽市 坂本
Masayuki Kobayashi
昌之 小林
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Marelli Corp
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Calsonic Kansei Corp
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Abstract

【課題】 断面形状が扁平の消音器本体における効率的な消音効果が得られない非効率空間をなくすことによりミニマムサイズ化することができる拡張型消音装置の提供。
【解決手段】 上流側排気管2および下流側排気管3の内面直径φ1を1とし、該内面直径φ1と上流側排気管2が接続された位置における消音器本体1の内部の高さH1との寸法比率が1:1.5である場合において、上流側排気管2の内面と上流側排気管2から近い方の消音器本体1の側壁内面までの長さwに上流側排気管2の内面直径φ1である1を加算した長さWが、1.25の寸法比率となるように各部の寸法が設定されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、拡張型消音装置に関し、特に、断面形状が扁平の消音器本体部をミニマムサイズ化するための技術に関する。
従来、消音器本体部の断面形状が楕円等のように扁平に形成された拡張型消音装置としては、例えば、図4に示すように、断面形状が横長の扁平に形成された消音器本体101に接続される上流側排気管102および下流側排気管103が、消音器本体101の軸心部Qより横方向に偏心した位置に接続されたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−207837号公報 (明細書(4)頁、図2)
しかしながら、扁平に形成された拡張型消音装置においては、消音器本体101に対する上流側排気管102および下流側排気管103の接続位置によっては、効率的な消音効果が得られない非効率空間Dが形成され、これにより、消音器本体101の断面積が有効に活用されておらず、消音器本体101が無駄に大型化していることが実験の結果判明した。
本発明の解決しようとする課題は、断面形状が扁平の消音器本体における効率的な消音効果が得られない非効率空間をなくすことによりミニマムサイズ化することができる拡張型消音装置を提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載の拡張型消音装置は、断面形状が横長の扁平に形成された消音器本体に接続される上流側排気管または下流側排気管が、前記消音器本体の軸心部より横方向に偏心した位置に接続される拡張型消音装置であって、前記上流側排気管または下流側排気管の内面直径を1とし、該内面直径と前記上流側排気管または下流側排気管が接続された位置における前記消音器本体の内部の高さとの寸法比率が1:1.5である場合において、前記上流側排気管または下流側排気管の内面と上流側排気管または下流側排気管からそれぞれ近い方の消音器本体側壁までの長さに上流側排気管または下流側排気管の内面直径1を加算した長さが、1〜1.5の寸法比率の範囲内となるように各部の寸法が設定されていることを特徴とする手段とした。
請求項1記載の拡張型消音装置では、上述のように、上流側排気管または下流側排気管の内面と上流側排気管または下流側排気管からそれぞれ近い方の消音器本体側壁までの長さに上流側排気管または下流側排気管の内面直径1を加算した長さが、1〜1.5の寸法比率の範囲内となるように各部の寸法が設定されることにより、断面形状が扁平の消音器本体における効率的な消音効果が得られない非効率空間がなくなり、これにより、消音器本体をミニマムサイズ化することができるようになるという効果が得られる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例の拡張型消音装置は、請求項1、2に記載の発明に対応する。
まず、この実施例の拡張型消音装置を図面に基づいて説明する。
図1はこの実施例の拡張型消音装置を示す一部切欠平面図、図2は図1のII−II線における縦断面図、図3は図1の III−III 線における縦断面図である。
この実施例の拡張型消音装置は、消音器本体1と、上流側排気管2と、下流側排気管3とを主な構成として備えている。
前記消音器本体1は、図2、3に示すように、その断面形状が横長扁平の略楕円形状に形成されている。
そして、前記上流側排気管2と下流側排気管3は、図1に示すように、消音器本体1の軸心部Qより互いに逆の横方向に偏心させた位置にそれぞれ接続配置されることにより、両排気管2、3の軸線が横方向に互いにずれた状態となっている。
さらに詳述すると、図2、3に示すように、前記上流側排気管2および下流側排気管3の内面直径φ1、φ2を1とし、該内面直径φ1、φ2と上流側排気管2および下流側排気管3が接続された位置における消音器本体1の内部の高さH1、H2との寸法比率がそれぞれ1:1.5に設定されている。
以上のように構成された拡張型消音装置において、上流側排気管2または下流側排気管3の内面と上流側排気管2または下流側排気管3からそれぞれ近い方の消音器本体1の側壁内面までの長さwに上流側排気管2または下流側排気管3の内面直径φ1、φ2である1を加算した長さWが、1.25の寸法比率となるように各部の寸法が設定されている。(請求項2に対応)。
次に、この実施例の作用・効果を説明する。
この実施例では、断面形状が扁平の消音器本体1における各部の寸法比率が上述のように設定されることにより、最も少ない消音器本体1の断面積にて、最も効率的な拡張による消音効果が得られるようになる。
即ち、拡張による消音効果の基準となる拡張比が、排気管2、3の内部断面積と、消音器本体1の内部空間における排気管2、3と同心円内の範囲の断面積との比率であるため、以上のような寸法比率が最も効率的な拡張による消音効果が得られるももと考えられる。
従って、この実施例の拡張型消音装置にあっては、断面形状が扁平の消音器本体1における効率的な消音効果が得られない非効率空間がなくなり、これにより、消音器本体1をミニマムサイズ化することができるようになるという効果が得られる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、上流側排気管2および下流側排気管3の内面直径φ1、φ2を1とし、該内面直径φ1、φ2と上流側排気管2および下流側排気管3が接続された位置における消音器本体1の内部の高さH1、H2との寸法比率がそれぞれ1:1.5に設定された場合において、上流側排気管2または下流側排気管3の内面と上流側排気管2または下流側排気管3からそれぞれ近い方の消音器本体1の側壁内面までの長さwに上流側排気管2または下流側排気管3の内面直径φ1、φ2である1を加算した長さWが、1.25の寸法比率となるように各部の寸法を設定した最良の形態を示した、前記長さWが、1〜1.25の寸法比率の範囲内であれば、少なくとも断面形状が扁平の消音器本体1における効率的な消音効果が得られない非効率空間をなくすことができ、また、1.25〜1.5の寸法比率の範囲内であれば、幾分拡張比を稼ぐことができるため、消音器本体1のミニマムサイズ化を大きく害することなしに効率的な消音効果を得ることができる。(請求項1に対応)。
実施例の拡張型消音装置を示す一部切欠平面図である。 図1のII−II線における縦断面図である。 図1の III−III 線における縦断面図である。 従来例の拡張型消音装置を示す平面図である。
符号の説明
1 消音器本体
2 上流側排気管
3 下流側排気管

Claims (2)

  1. 断面形状が横長の扁平に形成された消音器本体に接続される上流側排気管または下流側排気管が、前記消音器本体の軸心部より横方向に偏心した位置に接続される拡張型消音装置であって、
    前記上流側排気管または下流側排気管の内面直径を1とし、該内面直径と前記上流側排気管または下流側排気管が接続された位置における前記消音器本体の内部の高さとの寸法比率が1:1.5である場合において、
    前記上流側排気管または下流側排気管の内面と上流側排気管または下流側排気管からそれぞれ近い方の消音器本体側壁までの長さに上流側排気管または下流側排気管の内面直径1を加算した長さが、1〜1.5の寸法比率の範囲内となるように各部の寸法が設定されていることを特徴とする拡張型消音装置。
  2. 請求項1に記載の拡張型消音装置において、前記上流側排気管または下流側排気管の内面と上流側排気管または下流側排気管からそれぞれ近い方の消音器本体側壁までの長さに上流側排気管または下流側排気管の内面直径1を加算した長さが、1.25の寸法比率となるように各部の寸法が設定されていることを特徴とする拡張型消音装置。
    を特徴とする拡張型消音装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012145097A (ja) * 2010-12-24 2012-08-02 Toyota Motor Corp 車両の消音装置

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