JP2005131645A - レーザ加工方法及び加工状態判断方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レーザ光照射による金属材料の加工部の溶融状態のばらつきや角度・位置のわずかな違いにより、加工後に照射したレーザ光の照射光が変化して、加工状態を誤判断するおそれの少ないレーザ加工の加工状態判断方法を提供する。
【解決手段】 金属材料のレーザ加工の加工状態判断方法であって、加工用の第1次レーザ光の照射した後に、前記第1次レーザ光よりもエネルギー密度の低い第2次レーザ光を加工部に照射して、前記第2次レーザ光の反射光を計測することにより加工状態を判定するレーザ加工の加工状態判断方法において、前記第2次レーザ光の反射光を第1の所定時間計測して、この後に前記第2次レーザ光の反射光を第2の所定時間計測することにより加工状態を判定する。
【選択図】図7

Description

本発明は、金属材料にレーザを照射するレーザ加工方法、レーザ加工の加工状態判断方法、レーザ加工状態判断装置及びレーザ加工装置に関するものである。
従来、金属材料にレーザを照射することにより、溶接や切断等をするレーザ加工は、非接触加工であるので、加工後の状態の良否を判断するには、加工後に目視等による外観検査が必要となっていた。これに対して、レーザ加工において、加工後に測定光を照射して反射光から加工の良否を判断する装置が特開平4―182085号公報(特許文献1)に開示されている。また、レーザ加工後に、弱いパワーのレーザ光を照射して、反射光のパワーを測定することにより、加工の良否を判断する加工方法が特開平4―33786号公報(特許文献2)に開示されている。また、これらの方法を用いてインラインで検査を行うレーザ加工装置が特開2001―121279号公報(特許文献3)に開示されている。
特開平4―182085号公報 特開平4―33786号公報 特開2001―121279号公報
しかしながら、特許文献1〜3の検査方法では、レーザ光照射による金属材料の加工部の溶融状態のばらつきや角度・位置のわずかな違いにより、加工後に照射したレーザ光の照射光が変化して、加工状態を誤判断するおそれがあった。特に、2枚の金属板を重ねて溶接することにより接合した場合に、上方からの目視や特許文献1〜3に記載の方法では、確実に接合されたかどうかを判定することが容易ではなかった。
本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、レーザ光照射による金属材料の加工部の溶融状態のばらつきや角度・位置のわずかな違いにより、加工後に照射したレーザ光の照射光が変化して、加工状態を誤判断するおそれの少ないレーザ加工の加工状態判断方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本願発明のレーザ加工の加工状態判断方法は、加工用の第1次レーザ光の照射した後に、前記第1次レーザ光よりもエネルギー密度の低い第2次レーザ光を加工部に照射して、前記第2次レーザ光の反射光を計測することにより加工状態を判定するレーザ加工の加工状態判断方法において、前記第2次レーザ光の反射光を第1の所定時間計測して、この後に前記第2次レーザ光の反射光を第2の所定時間計測することにより加工状態を判定する。
本願発明のレーザ加工の加工状態判断方法は、第2次レーザ光の反射光を第1の所定時間計測して、この後に前記第2次レーザ光の反射光を第2の所定時間計測することにより加工状態を判定しているので、前記第1の所定時間計測により溶融状態を評価することができて、第2の所定時間計測により凝固状態を評価することができる。このために、レーザ光照射による金属材料の加工部の溶融状態のばらつきや角度・位置のわずかな違いにより、加工後に照射したレーザ光が変化して、加工状態を誤判断するおそれが少なくなる。
(実施形態1)
本実施形態のレーザ加工の加工状態判断方法を図1〜10に基づいて説明する。本実施形態のレーザ加工の加工状態判断方法は、図1に示すように、加工用のレーザ光照射後に、加工用レーザ光(第1次レーザ光)のエネルギー密度より低く、レーザ光照射部が加工されないレベルの所定のエネルギー密度の第2次レーザ光を加工部に照射し、第2次レーザ光の反射光強度を計測することで、加工部の溶融凝固状態(溶融有無および溶融形状)を検出し加工状態を判定する。図1(a)に示すように、第2次レーザ光は第1次レーザ光に連続させてもよく、図1(b)に示すように、第1次レーザ光照射後、所定の時間経過後に照射させてもよい。
被加工金属材料としては、鉄、銅、アルミニウムおよびその合金等の金属材料の2枚の板材(第1金属板1及び第2金属板2)に第1次レーザ光を照射することにより、溶接加工を実施する。具体的な、溶接構造としては、図2に示す重ね継手溶接、図3に示す突合せ継手溶接、図4に示すみ肉継手溶接等の種々の継手溶接に適用される。いずれの溶接においても、第1金属板1及び第2金属板2に第1次レーザ光を照射させて、両方の金属板を溶融させる。この場合、溶融部3が形成されることにより、第1金属板1及び第2金属板2が接合する。また、第2次レーザ光4を照射させているときには、反射光5が、照射部から照射される。ここで、図2〜4で、それぞれ(a)は、溶融部3が良好に形成されて、第1金属板1及び第2金属板2が接合された状態を示し、それぞれ(b)は、溶融部3の形成状態が不良であり、第1金属板1及び第2金属板2が接合されていない状態を示している。
また、2枚の金属材料を重ね合わせたものに第1次レーザ光を照射する重ね継手溶接においては、レーザ光照射側である金属板1にレーザ吸収率の大きい金属板を配置して、レーザ未照射側である金属板2にレーザ吸収率の小さい金属材料を配置する。
図5に計測された反射光の波形の模式図を示す。判定区間1(第1次レーザ光終了から第1の所定時間までの区間t1)の第2次レーザ光の反射光強度の振幅W1を、あらかじめ設定しておいた閾値と比較することにより第1の欠陥(穴あき不良)の判定が可能となる。また、判定区間2(第1の所定時間から第2の所定時間までの区間t2)の第2次レーザ光の反射光強度の振幅W2を、あらかじめ設定した閾値と比較することにより第2の欠陥(金属板1のみ溶融不良)の判定が可能となる。
ここで、加工状態の判定のフローチャートを図6に示す。つまりあらかじめ判定区間1での閾値振幅Wth1と、判定区間2での閾値振幅Wth2とを設定しておく。そして、計測された反射光の判定区間1での振幅W1がWth1よりも大きくて、判定区間2での振幅W2がWth2よりも小さい場合に良品と判断する。図7〜9に重ね継手溶接の断面図とそれぞれに対応する反射光の計測波形の模式図を示す。まず、図7(a)に示すように金属板1と金属板2とに良好に溶融部3が形成されている場合、反射光の波形の模式図は図7(b)に示すように、最初に判定区間1では第1次レーザ光照射直後は照射部が溶融し揺動しているために、大きな振幅W1で振動する。したがって、振幅W1がWth1よりも大きくなる。次に、判定区間2では、時間経過とともに凝固が進行し振動が減衰するために、小さい振幅W2で振動する。したがって、振幅W2がWth2よりも小さくなる。
また、図8(a)に示すように金属板1のみに溶融部3が形成されている場合、判定区間1では図8(b)に示すように第1次レーザ光照射直後は良品時と同様に大きな振幅W1で振動した第2次レーザ光の反射光が計測される。このため、良品と同様に振幅W1がWth1よりも大きくなる。しかしながら、金属板1から金属板2への熱伝導が発生しないために金属板1のレーザ光照射部の溶融状態が継続し、時間経過とともに振動が減衰することがないので、判定区間2でも同様に大きな振幅W2で振動した第2次レーザ光の反射光が計測される。したがって、振幅W2がWth2よりも大きくなる。
さらに、図9(a)に示すように穴あき不良の場合、レーザ光照射部に穴が開いて溶融部3がほとんど存在しない。このため、図9(b)に示すように第1次レーザ光照射直後から小さい振動の第2次レーザ光の反射光が計測される。このため、振幅W1がWth1よりも小さくなる。
ここで、第1の所定時間は第1次レーザ光終了後から少なくとも5m秒以下として、第2の所定時間は10m秒以下とする。こうすることにより、第1次レーザ光終了直後のレーザ光照射部の溶融部の凝固する前の状態で評価することができ、第2次レーザ光の反射光強度により加工状態を判断することが容易となる。
また、本実施形態のレーザ加工の加工状態判断方法に用いるレーザ加工装置の構造を図10に示す。このものは、金属板1にレーザ光4を照射するレーザ光出射部と反射光5、プラズマ光6を計測する光計測部とを具備している。また、レーザ光出射部は、第1次レーザ光を発振するレーザ発振部10a、第2次レーザ光を発振するレーザ発振部10b、これらのYAGレーザ光を導光する光ファイバー17、17、所定の方向に反射するミラー16、16、集光するレンズ15を備えている。また、光計測部は、前面にYAGレーザ光のみを透すバンドパスフィルター11を配置されて反射光5を検出するPDセンサ13と、前面にYAGレーザ光を遮光するカットフィルター12が配置されていてプラズマ光6を検出するPDセンサ14とを備えている。ここで、反射光5を検出するPDセンサ13の素子としては、Siフォトダイオード、InGaAsフォトダイオードなどが挙げられる。一方、プラズマ光6を検出するPDセンサ14としては、プラズマ光が紫外光〜可視光の場合はマイクロチャンネルプレート、フォトマルチプレーヤーなどがあり、波長190nm〜1100nmの場合ではSiフォトダイオードがあり、波長700nm〜2600nmの場合ではInGaAsフォトダイオードがあり、赤外線領域の場合ではPbSe光導電素子、InAs光起電力素子、InSb光起電力素子、MCT光導電素子などが挙げられる。
以上より、本実施形態のレーザ加工の加工状態判断方法は、第2次レーザ光の反射光を第1の所定時間計測して、この後に第2次レーザ光の反射光を第2の所定時間計測することにより加工状態を判定することを特徴としている。つまり、この溶接状態の判定方法は、レーザ光照射直後の溶融金属の溶融から凝固に至るまでの過程が加工状態に密接に関係していることを利用し、加工用レーザ光照射直後にそれ以上照射部が加工されないエネルギー密度の検査用レーザを加工部に照射し、その反射光の状態により溶融金属材料の溶融凝固状態を検出することにより行っている。このため、溶融現象(キーホール形成状態)の違いやレーザ散乱光による溶接部周辺部の加工状態(周辺樹脂部の熱影響状態)のばらつき等の外乱がなく加工状態の判定が確実に行える。
また、2枚の金属板を重ね合わせたものに前記第1次レーザ光を照射することにより、前記2枚の金属材料を溶接する場合には、他の方法では検出しにくい欠陥についての溶接状態の判定が可能となり、特に効果が有効となる。
また、2枚の金属板を、レーザ光照射側にレーザ吸収率の大きい金属板を配置して、レーザ未照射側にレーザ吸収率の小さい金属板を配置することにより、レーザ未照射側の金属材料の溶融が発生しにくくなり、特に効果が有効となる。
加えて、第1の所定時間を5m秒以下として、第2の所定時間が10m秒以下とすることにより、溶融状態でレーザを照射することで、欠陥検出しにくい重ね溶接の状態の判定において、判定精度が向上する。
なお、本実施形態のレーザ加工の加工状態判断方法は、溶接加工について記載しているが、これに限ることはなく、穴あけや切断等の加工にもにも適用可能である。
(実施形態2)
実施形態2のレーザ加工の加工状態判断方法に用いるレーザ加工装置の構造を図11に示す。本実施形態の加工状態判断方法は実施形態1と略同じであるが、光計測部の構造が異なっている。本実施形態のレーザ加工装置は、レーザ光出射部に波形制御機能を用いることにより第1次レーザ光と第2次レーザ光とを同一の光源であるレーザ発振部10から発振することができる構造になっている。
本実施形態のレーザ光出射部を用いたのレーザ加工の加工状態判断方法は、第1次レーザ光と第2次レーザ光を同一の光源から照射できるので、レーザ加工装置が簡略化し、設備コストダウンおよび省スペース化となる。
(実施形態3)
実施形態3のレーザ加工の加工状態判断方法に用いるレーザ加工装置の構造を図12に示す。本実施形態の加工状態判断方法は実施形態1と略同じであるが、光計測部の構造が異なっている。本実施形態のレーザ加工装置は、第1次レーザ光を照射する光学系と同一の光学系により反射光5の計測をする。レーザ加工装置のミラーとして、プラズマ光6は透過し、レーザ光の一部を反射することができる部分反射鏡18を使用することにより、加工部から発せられたプラズマ光6や反射光5は部分反射鏡18を透過させる。そして、ミラー16によりこれらの光の方向を変化させて平凸レンズ19を通過した後、ダイクロイックミラー20によりプラズマ光6と反射光5を分離し、PDセンサ13、14により計測する。また、プラズマ光6を検出するPDセンサ14の前面にはYAGレーザ光を遮光するカットフィルター12、反射光5を検出するPDセンサ13の前面にはYAGレーザ光のみを透すバンドパスフィルター11を配置している。また、プラズマ光6を検出する部分にカメラなどの画像計測装置を配置することで溶接部分の画像認識による判定を行うことも可能である。これらは全てレーザ光と同軸で計測することが可能であり、ガルバノミラーを用いた加工機においても使用することが可能である。
本実施形態のレーザ加工の加工状態判断方法は、第1次レーザ光を照射する光学系と同一の光学系により反射光の計測をすることができるので、レーザ加工装置がより簡略化し、装置のコストダウンおよび省スペース化をさらにはかることができる。
(実施形態4)
本実施形態のレーザ加工の加工状態判断方法を図13、14に基づいて説明する。本実施形態の加工状態判断方法は、実施形態1と略同じであるが、加工部から発せられるプラズマ光の強度を計測することにより加工状態を判定することを特徴としている。プラズマ光は、図13に示すように、第1次レーザ光のプラズマ光と、第2次レーザ光のプラズマ光とからなる。
加工部から発するプラズマ光強度は溶融池面積すなわち溶込み深さに比例するため、プラズマ光強度のピーク値Pを検出し、あらかじめ設定しておいた閾値Pthと比較することにより溶込み深さの判定が可能となる。つまり、溶込み量(深さ)は溶接強度に比例するため、新たに溶接強度欠陥も判定することが可能となる。具体的には、図14(a)に示すように、ピーク値Pが閾値Pthよりも大きければ、溶接状態は良好と判定し、図14(b)に示すように、ピーク値Pが閾値Pthよりも小さければ、溶接状態は不良と判定する。
溶接加工において、第2次レーザ光の反射光強度を計測することでレーザ溶接時の欠陥(穴あき、部分溶接、未溶接)を判定することは可能であるが、溶込み量(深さ)を判定することは困難である。これに対して、加工部から発せられるプラズマ光を計測すれば、溶込み量(深さ)を判定することが可能となる。
本実施形態のレーザ加工の加工状態判断方法は、第1次レーザ光を照射する時に、第1次レーザ光のプラズマ光の強度を計測することにより加工状態を判定することを特徴としているので、溶接状態の判定精度の向上や検出可能欠陥数の増加をはかることができる。
(実施形態5)
実施形態5のレーザ加工方法は、実施形態1〜4のいずれかに記載のレーザ加工の加工状態判断方法の結果を図15に示すフローチャートに従って、フィードバックしながらリペア加工をするレーザ加工方法である。
例えば、溶接加工において、第1次レーザ光を照射して溶接をした後に、第2次レーザ光を照射して、実施形態1〜4のいずれかに記載の方法で加工状態の良否を判定する。そして、加工状態が良であれば加工を完了し、加工状態が不良の場合、レーザ光出射部を第1回目レーザ光照射部分近傍に移動させて、再度レーザ光を照射し、リペア加工を行う。
本実施形態のレーザ加工方法は、レーザ加工の加工状態判断方法の結果をフィードバックしながらリペア加工をすることを特徴としているので、不良品の発生しにくい生産ラインの構築ができて、生産性が向上する。
(実施形態6)
実施形態6のレーザ加工装置を図16に基づいて説明する。本実施形態のレーザ加工装置は、実施形態3のレーザ加工装置と略同じであるが、加工状態判定処理部25が追加されている。
つまり、本実施形態のレーザ加工装置は、レーザ光を発振させるレーザ発振部10と、レーザ光を照射するレーザ光出射部21と、レーザ光照射時に加工部から放出されるプラズマ光および反射光の強度を計測する光計測部22と、光計測部22で計測されたプラズマ光6および反射光5の強度から所定の判断基準により加工状態を判定する加工状態判定処理部25とを有している。
本実施形態のレーザ加工装置は、レーザ光を発振するレーザ発振部と、レーザ光を加工部に照射するレーザ光照射部と、レーザ光を加工部に照射する時に加工部から放出されるプラズマ光と反射光を計測する光計測部と、前記光計測部で計測される光強度から加工状態を判断する判断部と、を有しているので、検査自動化および検査時間短縮により生産性が向上する。
(実施形態7)
実施形態7のレーザ加工装置を図17に基づいて説明する。本実施形態のレーザ加工装置は、実施形態6のレーザ加工装置と略同じであるが、レーザ光照射制御部26が追加されている。つまり、本実施形態のレーザ加工装置は、レーザ光を発振させるレーザ発振部10と、レーザ光を照射するレーザ光出射部21と、レーザ光照射時に金属材料から放出されるプラズマ光および反射光の強度を計測する光計測部22と、光計測部22で計測されたプラズマ光6および反射光5の強度から所定の判断基準により加工状態を判定する加工状態判定処理部25と、加工状態判定処理部25での判定結果をレーザ光出射部21とレーザ発振部10にフィードバックし、欠陥がある場合は第1回目レーザ光照射部分近傍に再度レーザ光照射させるレーザ光照射制御部26とを有している。そして、実施形態1〜5記載の方法にて加工状態の判定を行い、その判定結果をもとにリペア加工を行う。
本実施形態のレーザ加工装置は、加工状態判断装置によりレーザ加工の加工状態判断方法の結果をフィードバックしながらリペア加工をすることを特徴としているので、不良品の発生しにくい生産ラインの構築ができて、生産性が向上する。
実施形態1のレーザ光照射を示す図である。 実施形態1の重ね継手溶接を示す断面図であり、(a)は良品、(b)は不良品を示している。 実施形態1の突合せ継手溶接を示す断面図であり、(a)は良品、(b)は不良品を示している。 実施形態1の肉継手溶接を示す断面図であり、(a)は良品、(b)は不良品を示している。 実施形態1の反射光を示す模式図である。 実施形態1の加工状態を判断するフローチャートである。 実施形態1の重ね継手溶接の状態判断を示す面図であり、(a)は溶接状態(良品)の断面図、(b)はこのときの反射光を示す模式図である。 実施形態1の重ね継手溶接の状態判断を示す面図であり、(a)は溶接状態(一部のみ溶融)の断面図、(b)はこのときの反射光を示す模式図である。 実施形態1の重ね継手溶接の状態判断を示す面図であり、(a)は溶接状態(穴あき)の断面図、(b)はこのときの反射光を示す模式図である。 実施形態1のレーザ加工装置を示す断面図である。 実施形態2のレーザ加工装置を示す断面図である。 実施形態3のレーザ加工装置を示す断面図である。 実施形態4のプラズマ光を示す模式図である。 実施形態4のプラズマ光を示す模式図であり、(a)は良品のプラズマ光、(b)は不良品のプラズマ光を示している。 実施形態5のレーザ加工方法を判断するフローチャートである。 実施形態6のレーザ加工装置を示す断面図である。 実施形態7のレーザ加工装置を示す断面図である。
符号の説明
1 第1金属板
2 第2金属板
3 溶融部
4 レーザ光
5 反射光
6 プラズマ光
10 レーザ発振部
10a 第1次レーザ光レーザ発振部
10b 第2次レーザ光レーザ発振部
11 フィルタバンドパス
12 IRカットフィルタ
13 反射光用PDセンサ
14 プラズマ光用PDセンサ
15 レーザ集光レンズ
16 反射鏡
17 光ファイバ
18 部分反射鏡
19 平凸レンズ
20 ダイクロイックミラー
21 レーザ光出射部
22 光計測部
25 加工状態判定処理部
26 レーザ光照射制御部

Claims (11)

  1. 金属材料のレーザ加工の加工状態判断方法であって、加工用の第1次レーザ光を照射した後に、前記第1次レーザ光よりもエネルギー密度の低い第2次レーザ光を加工部に照射して、前記第2次レーザ光の反射光を計測することにより加工状態を判定するレーザ加工の加工状態判断方法において、
    前記第2次レーザ光の反射光を第1の所定時間計測して、この後に前記第2次レーザ光の反射光を第2の所定時間計測することにより加工状態を判定することを特徴とするレーザ加工の加工状態判断方法。
  2. 前記第1次レーザ光と前記第2次レーザ光を同一の光源から照射することを特徴とする請求項1記載のレーザ加工の加工状態判断方法。
  3. 前記第1次レーザ光を照射する光学系と同一の光学系により前記第2次レーザ光の反射光の計測をすることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工の加工状態判断方法。
  4. 前記第1次レーザ光を照射する時に、前記第1次レーザ光のプラズマ光の強度を計測することにより加工状態を判定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のレーザ加工の加工状態判断方法。
  5. 2枚の金属材料を重ね合わせたものに前記第1次レーザ光を照射することにより、前記2枚の金属材料を溶接することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のレーザ加工の加工状態判断方法。
  6. 前記2枚の金属材料は、レーザ光照射側にレーザ吸収率の大きい金属材料を配置して、レーザ未照射側にレーザ吸収率の小さい金属材料を配置することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のレーザ加工の加工状態判断方法。
  7. 前記第1の所定時間が5m秒以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のレーザ加工の加工状態判断方法。
  8. 前記第2の所定時間が10m秒以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のレーザ加工の加工状態判断方法。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のレーザ加工の加工状態判断方法の結果をフィードバックしながらリペア加工をすることを特徴とするレーザ加工方法。
  10. レーザ光を発振するレーザ発振部と、前記レーザ光を加工部に照射するレーザ光照射部と、前記レーザ光を前記加工部に照射する時に前記加工部から放出されるプラズマ光と反射光を計測する光計測部と、前記光計測部で計測される光強度から加工状態を判断する判断部と、を有してなり、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のレーザ加工の加工状態判断方法により加工状態を判断することを特徴とするレーザ加工状態判断装置。
  11. 請求項10記載の加工状態判断装置によりレーザ加工の加工状態判断方法の結果をフィードバックしながらリペア加工をすることを特徴とするレーザ加工装置。

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