JP2005128771A - データファイルシステム、データアクセスサーバ、およびデータアクセスプログラム - Google Patents

データファイルシステム、データアクセスサーバ、およびデータアクセスプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005128771A
JP2005128771A JP2003363395A JP2003363395A JP2005128771A JP 2005128771 A JP2005128771 A JP 2005128771A JP 2003363395 A JP2003363395 A JP 2003363395A JP 2003363395 A JP2003363395 A JP 2003363395A JP 2005128771 A JP2005128771 A JP 2005128771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
physical
data
access
data file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003363395A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Hasegawa
孝弘 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2003363395A priority Critical patent/JP2005128771A/ja
Priority to US10/816,916 priority patent/US20050091266A1/en
Publication of JP2005128771A publication Critical patent/JP2005128771A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/10File systems; File servers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、データを記憶する物理ストレージを有しアクセス要求を受けてその物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバと、そのデータアクセスサーバにアクセス要求を送りデータアクセスサーバをデータ保存のために利用してデータファイリングを行なうデータファイルサーバとを備えたデータファイルシステム等に関し、論理ブロックが不使用になったときに物理ブロックを有効に解放する。
【解決手段】 利用している物理ブロック全てを所定期間内にアクセスする、例えばデータバックアップソフトウェアを起動し、物理ブロックが割り当てられている論理ブロックのうち、そのデータバックアップソフトウェアが動作している所定期間内にアクセス要求がなかった論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含める。
【選択図】 図8

Description

本発明は、データを記憶する物理ストレージを有しアクセス要求を受けてその物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバと、そのデータアクセスサーバにアクセス要求を送りデータアクセスサーバをデータ保存のために利用してデータファイリングを行なうデータファイルサーバとを備えたデータファイルシステム、そのデータファイルシステムを構成するデータアクセスサーバ、および情報処理装置をそのようなデータアクセスサーバとして動作させるデータアクセスプログラムに関する。
仮想ストレージシステム(仮想ディスク)の実現方式の1つとして、データファイリングを行なうデータファイルサーバに物理ストレージの実体が無い仮想的なディスクを認識させ、データファイルサーバからアクセスのあった、仮想的なディスク上の箇所(領域)に対して、その都度物理ストレージ領域を割り当てる方式がある。この方式を採用すると、実際に必要な量の物理ストレージを必要な時に用意すれば足りることになり、無駄なストレージの投資を削減できるというメリットがある。
図1は、上記の仮想ストレージシステムの実現方式の説明図である。
図1(A)は、データファイリングを行なうデータファイルサーバ上の状態を示すものであり、図1(B),(C)は、そのデータファイルサーバからのアクセス要求を受けて物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバ上の状態を示すものである。
データアクセスサーバには、ここに示す例では、10GBの記憶容量を持つ物理ストレージが備えられている。この物理ストレージは、所定の記憶容量ごとに複数の記憶ブロックに分けられている。ここでは、この物理ストレージ上の記憶ブロックを物理ブロックと称する。
そのデータアクセスサーバには、図1(B)に示す仮想ストレージシステムが搭載されており、その仮想ストレージシステムには、仮想の500GBもの大容量のディスクと、図1(C)に示す10GBの記憶容量の物理ストレージとの間の記憶ブロックどうしのアドレスを変換するアドレス変換テーブルが設けられている。
データファイルサーバは、図1(A)に示すように、データアクセスサーバに500GBもの大容量の記憶容量のディスク(仮想ディスク)が存在するものと認識している。ここではデータファイルサーバが認識している記憶ブロックを論理ブロックと称する。
このような状況下において、データファイルサーバがデータアクセスサーバに500GBの記憶容量のディスク(仮想ディスク)の所定の記憶ブロックへの書き込みを要求すると、データアクセスサーバの仮想ストレージシステム(図1(B))では、アドレス変換テーブルが参照され、データファイルサーバから書込み要求のあった記憶ブロック(論理ブロック)のアドレスを物理ストレージ上の記憶ブロック(物理ブロック)のアドレスに変換する。もし書込み要求のあった論理ブロックに物理ブロックが未だ割り当てられていなかったときは、未使用の物理ブロックが新たに割り当てられる。仮想ストレージシステムでは、このようにしてアドレス変換により物理ブロックのアドレスが求められ、そのデータアクセスサーバは、物理ストレージの、上記のようにして求められた物理ブロックにデータを書き込む。物理ストレージからのデータ読出しの場合も同様である。
このような仮想ストレージシステムを採用すると、実在する物理ストレージの記憶容量を越える大記憶容量のディスクを仮想的に作成することができる。データファイルサーバに物理ストレージの記憶容量である10GBをそのまま認識させておくと、その10GBの物理ストレージが満杯となって物理ストレージを増設した場合に、データファイルサーバの記憶容量の認識を変更し、それに応じてファイル構造等を変更する必要を生じるなど、物理ストレージの増設に伴い厄介な問題が生じる可能性があるが、データファイルサーバに当初から大容量(ここでは500GBの記憶容量)を認識させておくことにより、物理ストレージの記憶容量(ここでは10GBの記憶容量)が足らなくなったときは物理ストレージを単に増設すればよく、データファイルサーバ側には何らの変更、修正も必要がないというメリットがある。
このような仮想ストレージシステムを採用すると、実際に必要になった時に物理ストレージを割り当てることにより、初期の無駄な投資を抑えることができるが、一旦、物理ストレージを割り当てた後は、データファイルサーバ上でファイル/データの削除が行われても、仮想ストレージシステムにおける物理ストレージは解放されないという問題がある。
仮想ディスクを提供する仮想ストレージシステムは、ディスク装置のコントローラに相当し、このコントローラレベル(仮想ストレージシステム)では、ディスク上のファイルシステムの種類や、どの領域が有効な部分であるか否かは、関知しない。ディスクをどのように使用するかはデータファイルサーバ側の自由であり、ディスクコントローラは、要求のあったアクセス要求を処理するだけである。
データファイルサーバで動作しているファイルシステム上でファイルが削除されても、そのファイルを管理するデータファイルサーバの管理情報が変更になるだけである。すなわち、データの完全消去等の機能を使用しても、実際にはデータを消去したことを示すデータの書き込み要求が行われるだけであり、ディスクコントローラデータアクセスサーバ上で動作している仮想ストレージシステムでは、有効なデータの書き込みであるかデータ消去の書き込みであるかの区別はつかない。
このため、データ量が増加一方の運用の場合は、当該方式の仮想ディスクは有効であるが、増減のある運用での当該方式の仮想ディスクの使用は、データファイルサーバ上動作しているファイルシステム上では使用量は少ないにも係わらず、データアクセスサーバ側の仮想ストレージシステムにおける物理ストレージは大量に使用(割り当て)している状態となる場合があり、当該方式の仮想ディスクを設けるメリットが少なくなる。
物理ストレージの未使用領域を解放する方法として、他の仮想ディスクへ使用領域を複写し、複写元の全領域を解放して複写先を使用する方法が考えられるが、この場合、複写先の容量を別途用意しなければならず、また、データ複写中は、複写元へのアクセスを抑止(運用停止)しなければならないという問題が発生する。
図2は、データファイルサーバ上でファイル/データの削除が行なわれたときの状況の説明図である。
ここでは、データアクセスサーバ上の仮想ストレージシステムに設けられたアドレス変換テーブルが図示のとおりであったとする。
すなわち、論理ブロック1,2,3,4,5,8,9に、物理ブロック1,5,8,6,7,4,15がそれぞれ割り当てられているものとする。ここで、データファイルサーバ上で、論理ブロック4,5からなるファイルBが削除されたものとする。このファイルBの削除は、データファイルサーバ上で動作するファイルシステムが管理するファイル管理情報が変更になるだけであり、そのファイル管理情報はデータアクセスサーバ上の仮想ストレージシステムの関知するところではなく、したがってアドレス変換テーブルには何らの変更も加えられず、論理ブロック4,5と物理ブロック6,7があい変わらず対応づけられたままとなる。したがって、論理ブロック4,5がデータファイルサーバ上で不使用状態となっていても、それらの論理ブロック4,5に対応づけられた物理ブロック6,7は他の論理ブロックに再度対応づけられることはなく、物理ブロック6,7は無駄に使用状態のままとなってしまうことになる。
ここで、特許文献1には、不要になった論理削除データを物理削除する場合、データベース管理システム側で、物理削除してもかまわない不要な論理削除データであるかどうかを判断させて物理削除対象のデータレコードより抽出し、物理削除させる手段を組み込む事により、データベースの再編成処理をなくすと同時にアプリケーションプログラムへの依存度を少なくするという技術が提案されている。しかしこの特許文献1の技術は、上記のような、データファイルサーバとデータアクセスサーバとを有するデータファイルシステムにはうまく適合する技術ではない。
また、上記特許文献1以外にも未使用領域の削除、開放に関し様々な技術が提案されているが(特許文献2,3,4,5,6,7,8)、やはり、データファイルサーバとデータアクセスサーバとを有するデータファイルシステムにおける、上記の問題の解決に結びつく技術ではない。
特許第2624170号公報 特開2003−85027号公報 特開平2−141841号公報 特開平7−153284号公報 特開2000−47891号公報 特開2003−58417号公報 特開2001−101050号公報 特開昭63−61346号公報
本発明は、上記事情に鑑み、データを記憶する物理ストレージを有しアクセス要求を受けてその物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバと、そのデータアクセスサーバにアクセス要求を送りデータアクセスサーバをデータ保存のために利用してデータファイリングを行なうデータファイルサーバとを備えたデータファイルシステムにおいて、論理ブロックが不使用になったときに物理ブロックを有効に解放する構成を備えたデータファイルシステムを提供することを目的とする。また、本発明は、さらに、そのようなデータファイルシステムを構成するのに好適なデータアクセスサーバ、および情報処理装置をそのようなデータアクセスサーバとして動作させるデータアクセスプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のデータファイルシステムのうちの第1のデータファイルシステムは、データを記憶する物理ストレージを有しアクセス要求を受けて該物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバと、そのデータアクセスサーバにアクセス要求を送りデータアクセスサーバをデータ保存のために利用してデータファイリングを行なうデータファイルサーバとを備えたデータファイルシステムであって、
上記データアクセスサーバが、データファイルサーバからのアクセス要求を受信する要求受信部と、
物理ストレージを複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、データファイルサーバが記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応表を有し、データファイルサーバからのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックを該アクセス対象の論理ブロックに割り当てる対応表管理部と、
データファイルサーバからのアクセス要求があったときに、対応表を参照して、アクセス対象の論理ブロックを物理ブロックに変換するブロック変換部と、
物理ストレージのブロック変換部により得られた物理ブロックをアクセスするアクセス部と、
アクセス部によるアクセス結果をデータファイルサーバに送信する結果送信部とを有し、
対応表管理部が、物理ブロックが割り当てられた論理ブロックのうち所定期間内にアクセス要求がなかった論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めるものであることを特徴とする。
本発明の第1のデータファイルシステムは、対応表管理部が、物理ブロックが割り当てられた論理ブロックのうち所定期間内にアクセス要求がなかった論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めるものであるため、不使用の論理ブロックに対応づけられた物理ブロックをその対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めることができる。
ここで、上記第1のデータファイルシステムにおいて、上記データファイルサーバが、データアクセスサーバに対し、そのデータファイルサーバが利用している全ての論理ブロックに対するアクセス要求を所定期間内に行なう全利用ブロックアクセス要求部を有することが好ましい。
データファイルサーバが利用している全ての論理ブロックに対するアクセス要求を行なうこととすることにより、不使用の論理ブロックを確実に知ることができ、その不使用の論理ブロックに対応づけられている物理ブロックをその対応づけから解放することができる。
また、上記目的を達成する本発明のデータファイルシステムのうちの第2のデータファイルシステムは、データを記憶する物理ストレージを有しアクセス要求を受けて該物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバと、そのデータアクセスサーバにアクセス要求を送りデータアクセスサーバをデータ保存のために利用してデータファイリングを行なうデータファイルサーバとを備えたデータファイルシステムであって、
上記データアクセスサーバが、
データファイルサーバからのアクセス要求を受信する要求受信部と、
物理ストレージを複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、データファイルサーバが記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応表を有し、データファイルサーバからのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックを該アクセス対象の論理ブロックに割り当てる対応表管理部と、
データファイルサーバからのアクセス要求があったときに、対応表を参照して、アクセス対象の論理ブロックを物理ブロックに変換するブロック変換部と、
物理ストレージのブロック変換部により得られた物理ブロックをアクセスするアクセス部と、
アクセス部によるアクセス結果をデータファイルサーバに送信する結果送信部とを有し、
データファイルサーバが、
データアクセスサーバに対し、全ての論理ブロックのうちデータファイルサーバが利用中の論理ブロックと未利用の論理ブロックとを識別した識別情報を送信する識別情報送信部を備え、さらに、
上記対応表管理部が、データファイルサーバから送信されてきた識別情報に基づいて、物理ブロックが割り当てられている論理ブロックのうちの未利用の論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めるものであることを特徴とする。
本発明の第2のデータファイルシステムは、データファイルサーバが、データアクセスサーバに対し、全ての論理ブロックのうちデータファイルサーバが利用中の論理ブロックと未利用の論理ブロックとを識別した識別情報を送信する識別情報送信部を備え、さらに、データアクセスサーバに備えられた対応表管理部が、データファイルサーバが送信されてきた識別情報に基づいて、物理ブロックが割り当てられている論理ブロックのうちの未利用の論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めるものであるため、不使用の論理ブロックを確実に知ることができ、その不使用のブロックに対応づけられた物理ブロックをその対応づけから解放することができる。
また、本発明のデータアクセスサーバのうちの第1のデータアクセスサーバは、データを記憶する物理ストレージを有しアクセス要求を受けてその物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバにおいて、
データファイリングを行なうデータファイルサーバからのアクセス要求を受信する要求受信部と、
物理ストレージを複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、データファイルサーバが記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応表を有し、データファイルサーバからのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックを該アクセス対象の論理ブロックに割り当てる対応表管理部と、
データファイルサーバからのアクセス要求があったときに、上記対応表を参照して、アクセス対象の論理ブロックを物理ブロックに変換するブロック変換部と、
物理ストレージのブロック変換部により得られた物理ブロックをアクセスするアクセス部と、
アクセス部によるアクセス結果をデータファイルサーバに送信する結果送信部とを有し、上記対応表管理部が、物理ブロックが割り当てられた論理ブロックのうち所定期間内にアクセス要求がなかった論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めるものであることを特徴とする。
また、本発明のデータアクセスサーバのうちの第2のデータアクセスサーバは、データを記憶する物理ストレージを有しアクセス要求を受けてその物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバにおいて、データファイリングを行なうデータファイルサーバからのアクセス要求を受信する要求受信部と、物理ストレージを複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、データファイルサーバが記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応表を有し、データファイルサーバからのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックをアクセス対象の論理ブロックに割り当てる対応表管理部と、データファイルサーバからのアクセス要求があったときに、上記対応表を参照して、アクセス対象の論理ブロックを物理ブロックに変換するブロック変換部と、物理ストレージの、ブロック変換部により得られた物理ブロックをアクセスするアクセス部と、アクセス部によるアクセス結果をデータファイルサーバに送信する結果送信部とを備え、上記対応表管理部が、前記データファイルサーバから送信されてきた、全ての論理ブロックのうち該データファイルサーバが利用中の論理ブロックと未利用の論理ブロックとを識別した識別情報に基づいて、物理ブロックが割り当てられている論理ブロックのうちの未利用の論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めるものであることを特徴とする。
また、上記目的を達成する本発明のデータアクセスプログラムのうちの第1のデータアクセスプログラムは、データを記憶する物理ストレージを具備するとともにプログラムが動作する情報処理装置内で動作し、その情報処理装置を、アクセス要求を受けてその物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバとして動作させるデータアクセスプログラムであって、
上記情報処理装置を、
データファイリングを行なうデータファイルサーバからのアクセス要求を受信する要求受信部と、
物理ストレージを複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、
データファイルサーバが記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応表を有し、データファイルサーバからのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックを該アクセス対象の論理ブロックに割り当てる対応表管理部と、
データファイルサーバからのアクセス要求があったときに、上記対応表を参照して、アクセス対象の論理ブロックを物理ブロックに変換するブロック変換部と、
物理ストレージのブロック変換部により得られた物理ブロックをアクセスするアクセス部と、
アクセス部によるアクセス結果をデータファイルサーバに送信する結果送信部とを有し、
上記対応表管理部が、物理ブロックが割り当てられた論理ブロックのうち所定期間内にアクセス要求がなかった論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めるものであるデータアクセスサーバとして動作させることを特徴とする。
さらに、上記目的を達成する本発明のデータアクセスプログラムのうちの第2のデータアクセスプログラムは、データを記憶する物理ストレージを具備するとともにプログラムが動作する情報処理装置内で動作し、その情報処理装置を、アクセス要求を受けてその物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバとして動作させるデータアクセスプログラムであって、
上記情報処理装置を、
データファイリングを行なうデータファイルサーバからのアクセス要求を受信する要求受信部と、
物理ストレージを複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、データファイルサーバが記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応表を有し、データファイルサーバからのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックを該アクセス対象の論理ブロックに割り当てる対応表管理部と、
データファイルサーバからのアクセス要求があったときに、上記対応表を参照してアクセス対象の論理ブロックを物理ブロックに変換するブロック変換部と、
物理ストレージの、ブロック変換部により得られた物理ブロックをアクセスするアクセス部と、
アクセス部によるアクセス結果をデータファイルサーバに送信する結果送信部とを備え、
上記対応表管理部がデータファイルサーバから送信されてきた、全ての論理ブロックのうちそのデータファイルサーバが利用中の論理ブロックと未利用の論理ブロックとを識別した識別情報に基づいて、物理ブロックが割り当てられている論理ブロックのうちの未利用の論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めるものであるデータアクセスサーバとして動作させることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、データを記憶する物理ストレージを有しアクセス要求を受けてその物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバと、そのデータアクセスサーバにアクセス要求を送りデータアクセスサーバをデータ保存のために利用してデータファイリングを行なうデータファイルサーバとを備えたデータファイルシステムにおいて、データファイルサーバ上で未使用の論理ブロックに対応する物理ブロックをデータアクセスサーバ側で解放し未使用の物理ブロックに含ませることができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図3は、本発明のデータファイルシステムの第1実施形態を示す概要図である。
尚、ここでは最小単位としてのデータファイルシステムについて説明する。
この図1には、2台のコンピュータ100,200が示されており、それらのコンピュータ100,200は、通信回線300を介して接続されている。これらのコンピュータ100,200としては、一般にワークステーションまたはパーソナルコンピュータと呼ばれるコンピュータを用いることができる。ここでは、通信回線300は、仮想ディスクをデータファイルサーバ(コンピュータ100)に提供しているアクセスパス(I/Oパス)、およびLAN(Local Area Network)から構成されている。
これら2台のコンピュータ100,200のうちの1台のコンピュータ100は、このデータファイルシステムにおけるデータファイルサーバとしての役割りを担っており、もう一方のコンピュータ200は、このデータファイルシステムにおけるデータアクセスサーバとしての役割りを担っている。すなわち、データファイルサーバとしての役割りを担うコンピュータ100では、データファイリングを行なうためのデータファイルプログラムがインストールされて実行される。データファイルサーバでは、データアクセスサーバとしての役割りを担うもう1台のコンピュータ200に対し通信回線300を介してアクセス要求を送り、そのデータアクセスサーバとしてのコンピュータ200をデータ保存のために利用してデータファイリングが行なわれる。一方、データアクセスサーバとしての役割りを担うコンピュータ200は、本発明にいう物理ストレージに相当する大容量のハードディスクが備えられており、そのコンピュータ200ではデータアクセスプログラムがインストールされて実行され、データファイルサーバ(コンピュータ100)からのアクセス要求を受けてそのハードディスクのアクセスが行なわれる。
以下、先ずこれらのコンピュータのハードウェア構成について説明する。
これらの各コンピュータ100,200は、CPU(中央処理装置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ハードディスク、通信用ボード等が内蔵された本体部101,201、本体部101,201からの指示により表示画面102a,202a上に画像や文字列を表示する表示部102,202、各コンピュータ100,200に利用者の指示を入力するためのキーボード103,203、表示画面102a,202a上の任意の位置を指定することにより、その指定時にその位置に表示されていたアイコン等に応じた指示を入力するマウス104,204を備えている。
本体部101,201は、さらに外観上、フレキシブルディスク(図示せず)、CD−ROM500が装填されるフレキシブルディスク装填口101a,201a、CD−ROM装填口101b,201bを有しており、それらの内部には、それらの装填口101a,201a,101b,201bから装填されたフレキシブルディスク(以下、FDと称する)やCD−ROM500をドライブしてアクセスするFDドライブやCD−ROMドライブも内蔵されている。
また、データアクセスサーバとしての役割を担うコンピュータ200には本体部201に内蔵されたハードディスクとは別に、大容量のハードディスクを内蔵したハードディスク装置205が備えられている。このハードディスク装置205に内蔵された大容量のハードディスクは、データファイルサーバとしてのコンピュータ100からのアクセス要求に応じてアクセスされるものであり、本発明にいう物理ストレージに相当する。
図4は、図3に示した外観を有するコンピュータのハードウェア構成図である。ここでは代表的にコンピュータ100を取り上げて説明するが、コンピュータ200も、大容量のハードディスクを内蔵したハードディスク装置を備えていること以外、同様の構成を有する。
図4のハードウェア構成図には、CPU111、RAM112、ハードディスクコントローラ113、FDドライブ114、CD−ROMドライブ115、マウスコントローラ116、キーボードコントローラ117、ディスプレイコントローラ118、および通信用ボード119が示されており、それらはバス110で相互に接続されている。
FDドライブ114、CD−ROMドライブ115は、図3を参照して説明したように、それぞれFD装填口101aおよびCD−ROM装填口101bから装填されたフレキシブルディスク410、CD−ROM400をアクセスするものである。通信用ボード119はI/OパスまたはLANとからなる通信回線300に接続される。
また、図3には、ハードディスクコントローラ113によりアクセスされるハードディスク120、マウスコントローラ116により制御されるマウス104、キーボードコントローラ117により制御されるキーボード103、およびディスクプレイコントローラ118により制御されるCRTディスプレイ102も示されている。
図5は、データファイルプログラムの概念図である。
この図5に示すデータファイルプログラム410は、アクセス要求部411と結果受信部412とで構成されており、図3にも示すCD−ROM400に格納されている。
このデータファイルプログラム410が格納されているCD−ROM400が、図3に示す2台のコンピュータ100,200のうちの1台のコンピュータ100のCD−ROM装填口101aから装填されて図4に示すCD−ROMドライブ115によりアクセスされることにより、そのCD−ROM400に格納されているデータファイルプログラム410がコンピュータ100にアップロードされてハードディスク120に格納される。このハードディスク120に格納されたデータファイルプログラムが読み出されてRAM112に展開されCPU111で実行されることにより、そのコンピュータ100が、データファイルサーバとして動作する。
図5に示すデータファイルプログラム410を構成する各部411,412の作用については後述する。
図6は、データアクセスプログラムの概念図である。
この図6に示すデータアクセスプログラム510は、要求受信部511と、対応表管理部512と、ブロック変換部513と、アクセス部514と、結果送信部515とにより構成されている。この図6に示すデータアクセスプログラム510はCD−ROM500に格納されており、そのCD−ROM500が、図3に示す2台のコンピュータ100,200のうちの1台のコンピュータ200のCD−ROM装填口201aから装填されてそのコンピュータ200のCD−ROMドライブ(図4のCD−ROMドライブ115参照)によりアクセスされることにより、そのCD−ROM500に格納されているデータアクセスプログラム510がコンピュータ200にアップロードされてそのコンピュータ200のハードディスク(図4のハードディスク120参照)に格納され、そのハードディスクに格納されたデータアクセスプログラムが読み出されてRAM(図4のRAM112参照)に展開されたCPU(図4のCPU111参照)で実行されることにより、そのコンピュータ200がデータアクセスサーバとして動作する。
図6に示すデータアクセスプログラム510を構成する各部511〜515の作用についても後述する。
図7は、本実施形態のデータファイルシステムの機能構成図である。
この図7に示すデータファイルシステムは、データファイルサーバ420とデータアクセスサーバ520とで構成されており、それらは通信回線300を介して相互に接続されている。
ここで、データファイルサーバ420には、アクセス要求部421と結果受信部422が備えられている。ここで、このデータファイルサーバ420は、これらアクセス要求部421と結果受信部422のほかに、演算処理等を行なう部分を備えていてもよいが、ここには、データアクセスサーバ520との通信に関する部分のみ図示されている。
このデータアクセスサーバ420は、図3に示す2台のコンピュータ100,200のうちの1台のコンピュータ100に図5に示すデータファイルプログラム410がインストールされて実行されることにより実現するものであり、アクセス要求部421および結果受信部422は、図5に示すデータファイルプログラム410の、それぞれアクセス要求部411および結果受信部412の実行により実現する。
すなわち、図7に示すデータファイルサーバ420のアクセス要求部421および結果受信部422は、図5に示すデータファイルプログラム410のアクセス要求部411および結果受信部412と、図3,図4に示すコンピュータ100のハードウェアと、さらにOS(オペレーティングシステム)等との複合で構成されるものである。図5のデータファイルプログラム410のアクセス要求部421および結果受信部412がコンピュータ100内で実行されたときの作用は、図7に示すデータファイルサーバ420のアクセス要求部421および結果受信部422の作用そのものであり、図7のデータファイルサーバ420を構成するアクセス要求部421および結果受信部422の作用を説明することで、図5に示すデータファイルプログラム410を構成するアクセス要求部411および結果受信部412の作用の説明を兼ねるものとする。
また、図7に示すデータファイルシステムを構成するデータアクセスサーバ520は、要求受信部521と、対応表管理部522と、ブロック変換部523と、アクセス部524と、結果送信部525と、さらに物理ストレージ530とで構成されている。ここで、物理ストレージ530は、図3に示す大容量のハードディスクを内蔵したハードディスク装置205の機能を表現したものである。
この図7に示すデータアクセスサーバ520は、図3に示す2台のコンピュータ100,200のうちの1台のコンピュータ200に図6に示すデータアクセスプログラム510がインストールされて実行されることにより実現するものであり、図7に示すデータアクセスサーバ520を構成する、物理ストレージ530を除く各部521〜525は、図6に示すデータアクセスプログラム510の対応する各部511〜515の実行により実現する機能部分である。
すなわち、図7に示すデータアクセスサーバ520を構成する、物理ストレージ530を除く各部521〜525は、図6に示すデータアクセスプログラム510の各部511〜515と、図3に示すコンピュータ200のハードウェアと、さらにそのコンピュータ200で実行されるOS(オペレーティングシステム)等との複合で構成されるものである。図6に示すデータアクセスプログラム510を構成する各部511〜515がコンピュータ200内で実行されたときの作用は、図7に示すデータアクセスサーバ520の、対応する各部521〜525の作用そのものであり、図7のデータアクセスサーバ520を構成する各部の作用を説明することで、図6に示すデータアクセスプログラム510を構成する各コアの作用の説明を兼ねるものとする。
以下、図7のデータファイルシステムの各部の作用について説明する。
図7に示すデータファイルシステムを構成するデータファイルサーバ420は、データアクセスサーバ520にアクセス要求を送りそのデータアクセスサーバ520をデータ保存のために利用してデータファイリングを行なうものである。ここで、このデータファイルサーバ420を構成するアクセス要求部421は、データアクセスサーバ520へのデータの書込みのため、およびデータアクセスサーバ520からのデータ読出しのためのアクセス要求をデータアクセスサーバ520に送信する役割りを担っている。ここで、このアクセス要求部421は、例えば一日一回など定期的にそのデータファイルサーバ420で使用している全ての論理ブロック(後述する)について読出すためのアクセス要求をデータアクセスサーバ520に送信する役割りも担っている。すなわち、このアクセス要求部421は、本発明にいう全利用ブロックアクセス要求部にも相当する。
また、図7に示すデータファイルサーバ420を構成する結果受信部422はアクセス要求部421がアクセス要求をデータアクセスサーバ520に送信し、データアクセスサーバ520がそのアクセス要求を受けて物理ストレージ530をアクセスしたときの、そのアクセスした結果の報告を受信する役割りを担っている。このアクセスした結果とは、例えば、データ書込要求を行なったときの、データが正常に書き込まれた、あるいはエラーにより書込みが行なわれなかったことの報告や、データ読出要求を行なったときの、その読み出したデータそのもの等をいう。
一方、データアクセスサーバ520を構成する要求受信部521は、データファイルサーバ420からのアクセス要求を受信する役割りを担っており、この要求受信部521で受信されたアクセス要求はブロック変換部523に送られる。
ここでは、ブロック変換部523の説明に先立ち、対応表管理部522について説明する。
この対応表管理部522は対応表522aを有する。この対応表522aは、物理ストレージ530を複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、データファイルサーバ420が記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応関係を表わし、論理ブロックを物理ブロックに変換するときに参照されるアドレス変換テーブルである。この対応表管理部522は、データファイルサーバ420からのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックをそのアクセス対象の論理ブロックに割り当てる。
また、対応表管理部422は、後述するようにして、物理ブロックが割り当てられた論理ブロックのうち所定期間内にアクセス要求がなかった論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含める処理も担当している。
ブロック変換部523は、データファイルサーバ420からのアクセス要求があったときに、対応表(アドレス変換テーブル)522aを参照して、アクセス対象の論理ブロックのアドレスを物理ブロックのアドレスに変換し、そのアクセスすべき物理ブロックをアクセス部524に通知する。
アクセス部524は、ブロック変換部523からの、アクセスすべき物理ブロックの通知を受け、物理ストレージ530の、そのアクセスすべき物理ブロックをアクセスする。
このアクセス部524で物理ストレージ530をアクセスした結果は結果送信部525に渡され、その結果送信部525は、アクセス部524によるアクセス結果(例えば今回のアクセス要求がデータ書込み要求であったときは書込みが正常に行なわれたか否かのレポート、あるいは今回のアクセス要求がデータ読出し要求であったときは読出したデータ自体など)をデータファイルサーバ420に送信する。
この結果送信部525が送信したアクセス結果は、データファイルサーバ420の結果受信部422で受信される。
ここで、データファイバサーバ420により、一旦は使用したもののその後不使用となった物理ブロックが存在する場合には、以下のようにして、対応表522aの整理が行なわれる。
データファイルサーバ420は、データアクセスサーバ520に対し、そのデータファイルサーバ420が利用している全ての論理ブロックに対するアクセス要求を、例えば一日一回、かつ所定時間内に行なう。対応表管理部522では、その所定時間の間、どの論理アドレスのアクセス要求があったかを全てチェックし、物理ブロックが割り当てられている論理ブロックのうちその所定時間内にアクセス要求がなかった論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含める。こうすることにより、一旦使用されその後不使用となった論理ブロックに対応づけられた物理ブロックが、その対応づけから解放される。こうすることにより、不使用となった論理ブロックに物理ブロックがいつまでも拘束され続けることが防止され、物理ブロックが対応づけられていない新たな論理ブロックのアクセス要求があったときに、その解放された物理ブロックをその新たな論理ブロックに再度対応づけることができる。
データファイルサーバ420では、例えば一日一回、従来のデータバックアップソフトウェアが起動され、データバックアップを行なうべく、そのデータファイルサーバで現在有効に利用している全てのファイル(論理ブロック)についてデータアクセスサーバに向けてアクセス要求を行なう。
このデータバックアップソフトウェアの起動は、実際にデータバックアップを行なう目的のものであってもよいが、それには限られず、単に不使用の論理ブロックに対応づけられている物理ブロックをその対応づけから解放する目的のみをもつものであってもよい。その場合、物理ストレージ530から読み出されてデータファイルサーバに送られたデータはバックアップのために別な場所に格納しておく必要はなく、実体のない仮想のディスクに格納するよう処理されて実際はそのデータはバックアップのためには格納されないまま失なわれてもよい。ただし、その仮想のディスクへのI/O要求については全て正常終了を通知するようにする。
また、この場合、バックアップが目的ではないため、バックアップ中(実際はバックアップではなくバックアップソフトウェアが動作している架空のバックアップ中)であってもデータアクセスサーバに対しバックアップソフトウェア以外からアクセス要求を行なうことが可能(システムの運用が可能)である。
図8は、図7に示すデータファイルシステムにおける、物理ブロック解放の作用説明図である。
データファイルサーバでは、データバックアップソフトウェアが実行され、そのデータファイルサーバで利用している全てのファイルの全ての物理ブロックを読出し対象とするアクセス要求が行なわれる。
データアクセスサーバ側(図7に示す対応表管理部522)では、そのアクセス要求を受けて論理ブロックと物理ブロックとの対応関係を表わす対応表であるアドレス変換テーブルの、どの論理ブロックがアクセスされたかを監視しておき、物理ブロックが対応づけられている論理ブロック(図8に示す例では物理ブロック1,2,3,4,5,8,9)のうち、今回アクセス要求が一回もなかった論理ブロックが存在する場合に、その論理ブロック(図8に示す例では、論理ブロック4,5)に対応づけられた物理ブロック(図8に示す例では物理ブロック6,7)を論理ブロックとの対応づけから解放し、未使用の物理ブロックに含ませる。そうすることにより、論理ブロックとの対応づけから解放された物理ブロックと、新たな論理ブロックと対応づけることができ、物理ストレージの資源が有効利用される。ここで、その所定期間内にアクセスがなかった論理ブロックに対応する物理ブロックを直ちに削除する代わりに、データファイルサーバ側に削除してよいかどうか問い合わせ、ユーザの判断に委ね、削除する旨の指示を待って削除するようにしてもよい。
次に本発明のデータファイルシステムの第2実施形態について説明する。
ここで説明する第2実施形態のデータファイルシステムは、これまで説明してきた第1実施形態と比べソフトウェアの一部分が異なるだけであり、図3,図4に示すコンピュータのハードウェアシステムについては同一である。したがって、以下に説明する第2実施形態においてもコンピュータハードウェアの概念はそれら図3,図4、およびそれらの図の説明をそのまま流用するものとする。
図9は、第2実施形態におけるデータファイルプログラムの概念図である。
この図9に示すデータファイルプログラム430は、図5に示す第1実施形態のデータファイルプログラム410におけるアクセス要求部421および結果受信部422にそれぞれ対応するアクセス要求部431および結果受信部432に加え、さらに識別情報送信部433を有する。
この図9に示すデータファイルプログラム430を構成する各部431〜433の作用については後述する。
また、この図9に示すデータファイルプログラム430が図3に示すコンピュータ100にアップロードされて実行される過程については、前述の第1実施形態における、図5に示すデータファイルプログラム410の場合と同様であり、説明を省略する。
また、この第2実施形態における、データアクセスプログラムについては、概念的な表記上は、図6に示す第1実施形態におけるデータアクセスプログラム510と同じであり、ここでは、データファイルプログラムについては、各部の名称や符号を含め、図6をそのまま参照することとする。第1実施形態と比べたときの作用の相違点については後述する。
また、この第2実施形態においても、図6に示すデータファイルプログラム510が図3に示すコンピュータ200にアップロードされて実行される過程については、前述の第1実施形態の場合と同一であり、説明を省略する。
図10は、本第2実施形態のデータファイルシステムの機能構成図である。
この図10に示すデータファイルシステムは、データファイルサーバ450とデータアクセスサーバ550とで構成されており、それらはI/OパスおよびLANからなる通信回線300を介して相互に接続されている。
ここで、データファイルサーバ450には、アクセス要求部451と結果受信部452と識別情報送信部453とが備えられている。ここで、このデータファイルサーバ450は、前述の第1実施形態の場合と同様、これらアクセス要求部451と、結果受信部452、および識別送信部453のほかに、演算処理等を行なう部分を備えていてもよいが、ここには、データアクセスサーバ520との通信に関する部分のみ図示されている。
このデータアクセスサーバ450は、図3に示す2台のコンピュータ100,200のうちの1台のコンピュータ100に図9に示すデータファイルプログラム430がインストールされて実行されることにより実現するものであり、アクセス要求部451、結果受信部422、および識別情報送信部453は、図9に示すデータファイルプログラム430の、それぞれアクセス要求部431、結果受信部432、および識別情報送信部433の実行により実現する。
すなわち、図10に示すデータファイルサーバ450のアクセス要求部451、結果受信部452、および識別情報送信部453は、図9に示すデータファイルプログラム430のアクセス要求部431、結果受信部432、および識別情報送信部433と、図3,図4に示すコンピュータ100のハードウェアと、さらにOS(オペレーティングシステム)等との複合で構成されるものである。図9のデータファイルプログラム430のアクセス要求部431、結果受信部432、および識別情報送信部433がコンピュータ100内で実行されたときの作用は、図10に示すデータファイルサーバ450のアクセス要求部451、結果受信部452、および識別情報送信部453の作用そのものであり、図10のデータファイルサーバ450を構成するアクセス要求部451、結果受信部452、および識別情報送信部453の作用を説明することで、図9に示すデータファイルプログラム430を構成するアクセス要求部431、結果受信部432、および識別情報送信部433の作用の説明を兼ねるものとする。ただし、図10のデータファイルサーバ450の各部451〜453の説明にあたっても、前述の第1実施形態における、図7のデータファイルサーバ420の各部421〜422の作用との相違点のみについて説明する。
また、図10に示すデータファイルシステムを構成するデータアクセスサーバ550は、要求受信部551と、対応表管理部552と、ブロック変換部553と、アクセス部554と、結果送信部555と、さらに物理ストレージ560とで構成されている。ここで、物理ストレージ560は、図7に示す第1実施形態における物理ストレージ530と同様、図3に示す、大容量のハードディスクを内蔵したハードディスク装置205の機能を表現したものである。
この図10に示すデータアクセスサーバ550は、図3に示す2台のコンピュータ100,200のうちの1台のコンピュータ200に図6に示すデータアクセスプログラム510(ただし、ここでは、図6に示すデータアクセスプログラム510はこの第2実施形態における作用を成すデータアクセスプログラムである。)がインストールされて実行されることにより実現するものであり、図10に示すデータアクセスサーバ550を構成する、物理ストレージ560を除く各部551〜555は、図6に示すデータアクセスプログラム510の対応する各部511〜515の実行により実現する機能部分である。
すなわち、図10に示すデータアクセスサーバ550を構成する、物理ストレージ560を除く各部551〜555は、図6に示すデータアクセスプログラム510の各部511〜515と、図3に示すコンピュータ200のハードウェアと、さらにそのコンピュータ200で実行されるOS(オペレーティングシステム)等との複合で構成されるものである。図6に示すデータアクセスプログラム510を構成する各部511〜515がコンピュータ200内で実行されたときの作用は、図10に示すデータアクセスサーバ550の、対応する各部551〜555の作用そのものであり、図10のデータアクセスサーバ550を構成する各部の作用を説明することで、図6に示す、この第2実施形態に適合するデータアクセスプログラム510を構成する各部の作用の説明を兼ねるものとする。
ただし、図10のデータアクセスサーバ550の説明においても、図7に示す第1実施形態におけるデータアクセスサーバ520と共通の作用についての説明は省略し、その第1実施形態のデータアクセスサーバ520との相違点のみについて説明する。
データファイルサーバ450を構成するアクセス要求部451は、データアクセスサーバ520へのデータの書込み、データアクセスサーバ550からのデータ読出しのためのアクセス要求をデータアクセスサーバ550に送信する役割りを担っている。
ここで、図7に示す第1実施形態におけるデータファイルサーバ420のアクセス要求部421は、例えば一日一回など定期的にそのデータファイルサーバ420で使用している全ての論理ブロックについて読出すためのアクセス要求をその第1実施形態のデータアクセスサーバ520に送信する役割りも担っているが、この図10に示す第2実施形態におけるデータファイルサーバ450のアクセス要求部451には、そのような定期的に全ての論理ブロックを読出す作用は不要である。
図10に示すデータファイルサーバ450を構成する結果受信部452は、図7に示す第1実施形態におけるデータファイルサーバ420の結果受信部421と同じであり、説明は省略する。
図10に示すデータファイルサーバ450を構成する識別情報送信部453は、全ての論理ブロックのうちデータファイルサーバ450が利用中の論理ブロックと未利用の論理ブロックとを識別した識別情報をデータアクセスサーバ550に送信する役割りを担っている。
また、図10に示すデータファイルシステムを構成するデータアクセスサーバ550の各部551〜555のうち、対応表管理部552を除く各部551,553〜555は、図7に示す第1実施形態のデータファイルシステムを構成するデータアクセスサーバ520の、対応する各部521,523〜525とそれぞれ同一の作用を成すものであり、ここでの重複説明は省略する。また、この図10のデータアクセスサーバ550に備えられている物理ストレージ560も、前述のとおり図7のデータアクセスサーバ520に備えられている物理ストレージ530と同一である。
また、対応表管理部552においても、その対応表管理部552に設けられている対応表(アドレス変換テーブル)552a自体は、図7のデータアクセスサーバ520の対応表管理部522に設けられている対応表と同じである。
図10のデータアクセスサーバ550を構成する対応表管理部552は、データファイルサーバ450から送信されてきた、データファイルサーバ450が利用中の論理ブロックと未利用の論理ブロックとを識別した識別情報に基づいて、物理ブロックが割り当てられている論理ブロックのうちの未利用の論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含める。
こうすることにより、前述の第1実施形態の場合と同様、データファイルサーバ450により一旦使用されその後不使用となった論理ブロックに対応づけられた物理ブロックがその対応づけから解放され、物理ブロックが対応づけられていない新たな論理ブロックのアクセス要求があったときに、その解放された物理ブロックをその新たな論理ブロックに再度対応づけることができ、物理ブロックの有効利用が図られる。
図11,図12は、図10に示すデータファイルシステムにおける、物理ブロック解放の動作説明図である。
図11,図12のいずれにおいても、(A)はデータファイルサーバ側、(B)はデータアクセスサーバ側の動作である。
ここでは、データファイルサーバに、そのデータファイルサーバ上で動作するファイルシステムと連携するプログラム(ドライバ)を用意し、ファイルシステム上で不要となった領域(論理ブロック)の情報を、データアクセスサーバ上の仮想ストレージシステムへ通知することにより、不要となった物理ブロックを削除(解放)する仕組みを設ける。
ファイルシステムと連携および不要領域(不要な論理ブロック)を通知する方法として、同期型と非同期型がある。同期型は、ファイルシステムと同期的に連携し、ファイルの削除が行なわれてファイルシステムの管理情報が変更になった時に、ドライバが仮想ストレージシステムへ通知する方法であり、非同期型は、定期的にファイルシステムの管理情報をチェックし、不要領域の情報(または実使用領域の情報)を、仮想ストレージシステムへ通知する方式である。
また、不要領域または実使用領域の情報を仮想ストレージシステムへ通知する方法としては、LAN経由方式とI/Oパス方式がある。LAN経由方式は、データアクセスサーバ上で動作する仮想ストレージシステムと仮想ディスクを利用するデータファイルサーバ間をLANで接続し、不要領域情報をLAN経由で仮想ストレージシステムへ通知する方式であり、I/Oパス方式は、仮想ディスクをデータファイルサーバに提供しているアクセスパス(I/Oパス)を使用して、特殊I/Oコマンドを、当該仮想ディスクに発行することで、仮想ストレージシステムで認識する方式である。
図11は、同期型のシステムの説明図である。データファイルサーバ側では、ユーザによりファイル削除指示(ここではファイルBの削除)がなされる(ステップa)。すると、OS/ファイルシステムにより、データファイルサーバ上の、例えば500GBの仮想ディスクの管理情報が書き換えられ、これによりデータファイルサーバ上ではフアイルBが削除される(ステップb)。
OS/フアイルシステムにより仮想ディスクの管理情報が書き換えられると、不要領域通知ドライバは、その書換え後の管理情報(識別情報)をデータアクセスサーバ上の仮想ストレージシステムに通知する(ステップc)。この通知には、I/Oパス方式とLAN経由方式とがあり、I/Oパス方式の場合は仮想ディスクをデータファイルサーバに提供しているアクセスパス(I/Oパス)を経由して行なわれ、LAN経由方式の場合は、LAN(Local Area Network)経由で行なわれる。
データアクセスサーバ上の仮想ストレージシステムでは、その通知されてきた管理情報に基づいて、物理ブロックが対応づけられている論理ブロックの中にデータファイルサーバ側で不使用の論理ブロックがないかどうか調べられ、物理ブロックが対応づけられているにもかかわらず不使用の論理ブロックが存在するときは、アドレス変換テーブルの対応づけを変更することにより、その不使用の論理ブロックに対応する物理ブロックを、その対応づけから解放する(ステップd)。これにより物理ストレージの不要領域が削除される。
図12は、非同期型のシステムの説明である。
図11の場合と同様、データファイルサーバ側では、ユーザによりファイルの削除指示(ここではファイルBの削除指示)が行なわれる(ステップa)。するとOS/ファイルシステムにより、データファイルサーバ上の、例えば500GBの仮想ディスクの管理情報が置き換えられ、これにより、データファイルサーバ上では、ファイルBが削除される(ステップb)。不要領域通知ドライバは、OS/ファイルシステムによる仮想ディスクの管理情報の書換えタイミングとは無関係に、その仮想ディスクの管理情報を定期的に取り出してデータアクセスサーバ上の仮想ストレージシステムに通知する(ステップc)。この通知には、図11の場合と同様、I/Oパス方式とLAN経由方式とがある。
データアクセスサーバ上の仮想ストレージシステムは、通知されてきた管理情報に基づいて、物理ブロックが対応づけられている論理ブロックの中にデータファイルサーバ側で不使用の論理ブロックがないかどうか調べられ、物理ブロックが対応づけられているにもかかわらず不使用の論理ブロックが存在するときは、アドレス変換テーブルの対応づけを変更することにより、その不使用の論理ブロックに対応する物理ブロックを、その対応づけから解放する(ステップd)。これにより物理ストレージの不要領域が削除される。
以下、本発明の各種形態について付記する。
(付記1)
データを記憶する物理ストレージを有しアクセス要求を受けて該物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバと、
前記データアクセスサーバにアクセス要求を送り該データアクセスサーバをデータ保存のために利用してデータファイリングを行なうデータファイルサーバとを備えたデータファイルシステムであって、
前記データアクセスサーバが、
前記データファイルサーバからのアクセス要求を受信する要求受信部と、
前記物理ストレージを複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、前記データファイルサーバが記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応表を有し、前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックを該アクセス対象の論理ブロックに割り当てる対応表管理部と、
前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときに、前記対応表を参照して、アクセス対象の論理ブロックを物理ブロックに変換するブロック変換部と、
前記物理ストレージの、前記ブロック変換部により得られた物理ブロックをアクセスするアクセス部と、
前記アクセス部によるアクセス結果を前記データファイルサーバに送信する結果送信部とを有し、
前記対応表管理部が、物理ブロックが割り当てられた論理ブロックのうち所定期間内にアクセス要求がなかった論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めるものであることを特徴とするデータファイルシステム。
(付記2)
前記データファイルサーバが、前記データアクセスサーバに対し、該データファイルサーバが利用している全ての論理ブロックに対するアクセス要求を前記所定期間内に行なう全利用ブロックアクセス要求部を有することを特徴とする付記1記載のデータファイルシステム。
(付記3)
データを記憶する物理ストレージを有しアクセス要求を受けて該物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバと、
前記データアクセスサーバにアクセス要求を送り該データアクセスサーバをデータ保存のために利用してデータファイリングを行なうデータファイルサーバとを備えたデータファイルシステムであって、
前記データアクセスサーバが、
前記データファイルサーバからのアクセス要求を受信する要求受信部と、
前記物理ストレージを複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、前記データファイルサーバが記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応表を有し、前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックを該アクセス対象の論理ブロックに割り当てる対応表管理部と、
前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときに、前記対応表を参照して、アクセス対象の論理ブロックを物理ブロックに変換するブロック変換部と、
前記物理ストレージの、前記ブロック変換部により得られた物理ブロックをアクセスするアクセス部と、
前記アクセス部によるアクセス結果を前記データファイルサーバに送信する結果送信部とを有し、
前記データファイルサーバが、前記データアクセスサーバに対し、全ての論理ブロックのうち該データファイルサーバが利用中の論理ブロックと未利用の論理ブロックとを識別した識別情報を送信する識別情報送信部を備え、さらに、
前記対応表管理部が、前記データファイルサーバから送信されてきた識別情報に基づいて、物理ブロックが割り当てられている論理ブロックのうちの未利用の論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めるものであることを特徴とするデータファイルシステム。
(付記4)
データを記憶する物理ストレージを有しアクセス要求を受けて該物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバにおいて、
データファイリングを行なうデータファイルサーバからのアクセス要求を受信する要求受信部と、
前記物理ストレージを複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、前記データファイルサーバが記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応表を有し、前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックを該アクセス対象の論理ブロックに割り当てる対応表管理部と、
前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときに、前記対応表を参照して、アクセス対象の論理ブロックを物理ブロックに変換するブロック変換部と、
前記物理ストレージの、前記ブロック変換部により得られた物理ブロックをアクセスするアクセス部と、
前記アクセス部によるアクセス結果を前記データファイルサーバに送信する結果送信部とを有し、
前記対応表管理部が、物理ブロックが割り当てられた論理ブロックのうち所定期間内にアクセス要求がなかった論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めるものであることを特徴とするデータアクセスサーバ。
(付記5)
データを記憶する物理ストレージを有しアクセス要求を受けて該物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバにおいて、
データファイリングを行なうデータファイルサーバからのアクセス要求を受信する要求受信部と、
前記物理ストレージを複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、前記データファイルサーバが記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応表を有し、前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックを該アクセス対象の論理ブロックに割り当てる対応表管理部と、
前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときに、前記対応表を参照して、アクセス対象の論理ブロックを物理ブロックに変換するブロック変換部と、
前記物理ストレージの、前記ブロック変換部により得られた物理ブロックをアクセスするアクセス部と、
前記アクセス部によるアクセス結果を前記データファイルサーバに送信する結果送信部とを備え、
前記対応表管理部が、前記データファイルサーバから送信されてきた、全ての論理ブロックのうち該データファイルサーバが利用中の論理ブロックと未利用の論理ブロックとを識別した識別情報に基づいて、物理ブロックが割り当てられている論理ブロックのうちの未利用の論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めるものであることを特徴とするデータアクセスサーバ。
(付記6)
データを記憶する物理ストレージを具備するとともにプログラムが動作する情報処理装置内で動作し、該情報処理装置を、アクセス要求を受けて該物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバとして動作させるデータアクセスプログラムであって、
前記情報処理装置を、
データファイリングを行なうデータファイルサーバからのアクセス要求を受信する要求受信部と、
前記物理ストレージを複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、前記データファイルサーバが記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応表を有し、前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックを該アクセス対象の論理ブロックに割り当てる対応表管理部と、
前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときに、前記対応表を参照して、アクセス対象の論理ブロックを物理ブロックに変換するブロック変換部と、
前記物理ストレージの、前記ブロック変換部により得られた物理ブロックをアクセスするアクセス部と、
前記アクセス部によるアクセス結果を前記データファイルサーバに送信する結果送信部とを有し、
前記対応表管理部が、物理ブロックが割り当てられた論理ブロックのうち所定期間内にアクセス要求がなかった論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけからを解放して未使用の物理ブロックに含めるものであるデータアクセスサーバとして動作させることを特徴とするデータアクセスプログラム。
(付記7)
データを記憶する物理ストレージを具備するとともにプログラムが動作する情報処理装置内で動作し、該情報処理装置を、アクセス要求を受けて該物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバとして動作させるデータアクセスプログラムであって、
前記情報処理装置を、
データファイリングを行なうデータファイルサーバからのアクセス要求を受信する要求受信部と、
前記物理ストレージを複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、前記データファイルサーバが記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応表を有し、前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックを該アクセス対象の論理ブロックに割り当てる対応表管理部と、
前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときに、前記対応表を参照して、アクセス対象の論理ブロックを物理ブロックに変換するブロック変換部と、
前記物理ストレージの、前記ブロック変換部により得られた物理ブロックをアクセスするアクセス部と、
前記アクセス部によるアクセス結果を前記データファイルサーバに送信する結果送信部とを有し、
前記対応表管理部が、前記データファイルサーバから送信されてきた、全ての論理ブロックのうち該データファイルサーバが利用中の論理ブロックと未利用の論理ブロックとを識別した識別情報に基づいて、物理ブロックが割り当てられている論理ブロックのうちの未利用の論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めるものであるデータアクセスサーバとして動作させることを特徴とするデータアクセスプログラム。
上記の仮想ストレージシステムの実現方式の説明図である。 データファイルサーバ上でファイル/データの削除が行なわれたときの状況の説明図である。 本発明のデータファイルシステムの第1実施形態を示す概要図である。 図3に示した外観を有するコンピュータのハードウェア構成図である。 データファイルプログラムの概念図である。 データアクセスプログラムの概念図である。 本実施形態のデータファイルシステムの機能構成図である。 図7に示すデータファイルシステムにおける、物理ブロック解放の作用説明図である。 第2実施形態におけるデータファイルプログラムの概念図である。 本第2実施形態のデータファイルシステムの機能構成図である。 同期型のシステムの説明図である。 非同期型のシステムの説明図である。
符号の説明
100,200 コンピュータ
101,201 本体部
102,202 表示部
103,203 キーボード
104,204 マウス
205 ハードディスク装置
400,500 CD−ROM
410,430 データファイルプログラム
411,431 アクセス要求部
412,432 結果受信部
420,450 データファイルサーバ
421,451 アクセス要求部
422,452 結果受信部
433,453 識別情報送信部
510 データアクセスプログラム
511 要求受信部
512 対応表管理部
513 ブロック変換部
514 アクセス部
515 結果送信部
520,550 データアクセスサーバ
521,551 要求受信部
522,552 対応表管理部
522a,552a 対応表
523,553 ブロック変換部
524,554 アクセス部
525,555 結果送信部
530,560 物理ストレージ

Claims (5)

  1. データを記憶する物理ストレージを有しアクセス要求を受けて該物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバと、
    前記データアクセスサーバにアクセス要求を送り該データアクセスサーバをデータ保存のために利用してデータファイリングを行なうデータファイルサーバとを備えたデータファイルシステムであって、
    前記データアクセスサーバが、
    前記データファイルサーバからのアクセス要求を受信する要求受信部と、
    前記物理ストレージを複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、前記データファイルサーバが記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応表を有し、前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックを該アクセス対象の論理ブロックに割り当てる対応表管理部と、
    前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときに、前記対応表を参照して、アクセス対象の論理ブロックを物理ブロックに変換するブロック変換部と、
    前記物理ストレージの、前記ブロック変換部により得られた物理ブロックをアクセスするアクセス部と、
    前記アクセス部によるアクセス結果を前記データファイルサーバに送信する結果送信部とを有し、
    前記対応表管理部が、物理ブロックが割り当てられた論理ブロックのうち所定期間内にアクセス要求がなかった論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めるものであることを特徴とするデータファイルシステム。
  2. データを記憶する物理ストレージを有しアクセス要求を受けて該物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバと、
    前記データアクセスサーバにアクセス要求を送り該データアクセスサーバをデータ保存のために利用してデータファイリングを行なうデータファイルサーバとを備えたデータファイルシステムであって、
    前記データアクセスサーバが、
    前記データファイルサーバからのアクセス要求を受信する要求受信部と、
    前記物理ストレージを複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、前記データファイルサーバが記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応表を有し、前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックを該アクセス対象の論理ブロックに割り当てる対応表管理部と、
    前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときに、前記対応表を参照して、アクセス対象の論理ブロックを物理ブロックに変換するブロック変換部と、
    前記物理ストレージの、前記ブロック変換部により得られた物理ブロックをアクセスするアクセス部と、
    前記アクセス部によるアクセス結果を前記データファイルサーバに送信する結果送信部とを有し、
    前記データファイルサーバが、前記データアクセスサーバに対し、全ての論理ブロックのうち該データファイルサーバが利用中の論理ブロックと未利用の論理ブロックとを識別した識別情報を送信する識別情報送信部を備え、さらに、
    前記対応表管理部が、前記データファイルサーバから送信されてきた識別情報に基づいて、物理ブロックが割り当てられている論理ブロックのうちの未利用の論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めるものであることを特徴とするデータファイルシステム。
  3. データを記憶する物理ストレージを有しアクセス要求を受けて該物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバにおいて、
    データファイリングを行なうデータファイルサーバからのアクセス要求を受信する要求受信部と、
    前記物理ストレージを複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、前記データファイルサーバが記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応表を有し、前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックを該アクセス対象の論理ブロックに割り当てる対応表管理部と、
    前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときに、前記対応表を参照して、アクセス対象の論理ブロックを物理ブロックに変換するブロック変換部と、
    前記物理ストレージの、前記ブロック変換部により得られた物理ブロックをアクセスするアクセス部と、
    前記アクセス部によるアクセス結果を前記データファイルサーバに送信する結果送信部とを有し、
    前記対応表管理部が、物理ブロックが割り当てられた論理ブロックのうち所定期間内にアクセス要求がなかった論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めるものであることを特徴とするデータアクセスサーバ。
  4. データを記憶する物理ストレージを有しアクセス要求を受けて該物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバにおいて、
    データファイリングを行なうデータファイルサーバからのアクセス要求を受信する要求受信部と、
    前記物理ストレージを複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、前記データファイルサーバが記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応表を有し、前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックを該アクセス対象の論理ブロックに割り当てる対応表管理部と、
    前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときに、前記対応表を参照して、アクセス対象の論理ブロックを物理ブロックに変換するブロック変換部と、
    前記物理ストレージの、前記ブロック変換部により得られた物理ブロックをアクセスするアクセス部と、
    前記アクセス部によるアクセス結果を前記データファイルサーバに送信する結果送信部とを備え、
    前記対応表管理部が、前記データファイルサーバから送信されてきた、全ての論理ブロックのうち該データファイルサーバが利用中の論理ブロックと未利用の論理ブロックとを識別した識別情報に基づいて、物理ブロックが割り当てられている論理ブロックのうちの未利用の論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけから解放して未使用の物理ブロックに含めるものであることを特徴とするデータアクセスサーバ。
  5. データを記憶する物理ストレージを具備するとともにプログラムが動作する情報処理装置内で動作し、該情報処理装置を、アクセス要求を受けて該物理ストレージをアクセスするデータアクセスサーバとして動作させるデータアクセスプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    データファイリングを行なうデータファイルサーバからのアクセス要求を受信する要求受信部と、
    前記物理ストレージを複数の記憶ブロックに分割したときの各記憶ブロックである物理ブロックと、前記データファイルサーバが記憶ブロックとして認識する論理ブロックとの対応表を有し、前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときにアクセス対象の論理ブロックに対応する物理ブロックが未割当ての場合に未使用の物理ブロックのうちの1つの物理ブロックを該アクセス対象の論理ブロックに割り当てる対応表管理部と、
    前記データファイルサーバからのアクセス要求があったときに、前記対応表を参照して、アクセス対象の論理ブロックを物理ブロックに変換するブロック変換部と、
    前記物理ストレージの、前記ブロック変換部により得られた物理ブロックをアクセスするアクセス部と、
    前記アクセス部によるアクセス結果を前記データファイルサーバに送信する結果送信部とを有し、
    前記対応表管理部が、物理ブロックが割り当てられた論理ブロックのうち所定期間内にアクセス要求がなかった論理ブロックに対応する物理ブロックを、論理ブロックとの対応づけからを解放して未使用の物理ブロックに含めるものであるデータアクセスサーバとして動作させることを特徴とするデータアクセスプログラム。
JP2003363395A 2003-10-23 2003-10-23 データファイルシステム、データアクセスサーバ、およびデータアクセスプログラム Withdrawn JP2005128771A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003363395A JP2005128771A (ja) 2003-10-23 2003-10-23 データファイルシステム、データアクセスサーバ、およびデータアクセスプログラム
US10/816,916 US20050091266A1 (en) 2003-10-23 2004-04-05 Data file system, data access server and data access program storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003363395A JP2005128771A (ja) 2003-10-23 2003-10-23 データファイルシステム、データアクセスサーバ、およびデータアクセスプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005128771A true JP2005128771A (ja) 2005-05-19

Family

ID=34510037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003363395A Withdrawn JP2005128771A (ja) 2003-10-23 2003-10-23 データファイルシステム、データアクセスサーバ、およびデータアクセスプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20050091266A1 (ja)
JP (1) JP2005128771A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7681002B2 (en) 2006-12-13 2010-03-16 Hitachi, Ltd. Storage controller and storage control method
US7680984B2 (en) 2006-04-18 2010-03-16 Hitachi, Ltd. Storage system and control method for managing use of physical storage areas
US7970991B2 (en) 2006-08-24 2011-06-28 Hitachi, Ltd. Storage control apparatus and storage control method
JP2011164868A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Fujitsu Ltd ストレージ装置、パトロール方法、パトロールプログラム及びストレージシステム

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4283004B2 (ja) * 2003-02-04 2009-06-24 株式会社日立製作所 ディスク制御装置およびディスク制御装置の制御方法
JP2009134397A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Hitachi Ltd 仮想ボリュームに割り当て済みの全ての実記憶領域を解放するか否かを制御する計算機及び方法
US9087066B2 (en) * 2009-04-24 2015-07-21 Swish Data Corporation Virtual disk from network shares and file servers
US9239840B1 (en) 2009-04-24 2016-01-19 Swish Data Corporation Backup media conversion via intelligent virtual appliance adapter
CN101859279B (zh) * 2010-05-21 2012-05-09 北京星网锐捷网络技术有限公司 一种内存分配、释放方法及装置
US8904136B2 (en) * 2011-03-15 2014-12-02 Symantec Corporation Optimized shrinking of virtual disks
US8909877B2 (en) * 2012-02-02 2014-12-09 International Business Machines Corporation Dynamic real storage usage control
US11307940B2 (en) 2019-08-13 2022-04-19 Kyndryl, Inc. Cognitive data backup

Family Cites Families (97)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3739770A (en) * 1970-10-09 1973-06-19 Olympus Optical Co Bendable tube of an endoscope
US3946727A (en) * 1971-06-15 1976-03-30 Olympus Optical Co., Ltd. Flexible tube assembly for an endoscope
US3901741A (en) * 1973-08-23 1975-08-26 Gen Electric Permanent magnets of cobalt, samarium, gadolinium alloy
US4169998A (en) * 1977-10-03 1979-10-02 Hitachi Metals, Ltd. Iron core assembly for magnetizing columnar permanent magnets for use in electrostatic developing apparatus
US4166263A (en) * 1977-10-03 1979-08-28 Hitachi Metals, Ltd. Magnetic core assembly for magnetizing columnar permanent magnet for use in electrostatic developing apparatus
US4246585A (en) * 1979-09-07 1981-01-20 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Subarray pattern control and null steering for subarray antenna systems
JPS606652B2 (ja) * 1979-11-16 1985-02-19 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用可撓管
US4705353A (en) * 1983-03-28 1987-11-10 Schlumberger Technology Corporation Optical fiber cable construction
JPS6142513U (ja) * 1984-08-23 1986-03-19 富士写真光機株式会社 内視鏡
US4641914A (en) * 1984-11-05 1987-02-10 Rockwell International Corporation Single mode operation with non-single mode optical fiber transmission cable
US4641917A (en) * 1985-02-08 1987-02-10 At&T Bell Laboratories Single mode optical fiber
JPS61213147A (ja) * 1985-03-18 1986-09-22 鐘淵化学工業株式会社 芳香族ポリエステル系積層体及び液晶表示部品
JPS61214223A (ja) * 1985-03-20 1986-09-24 Hitachi Maxell Ltd 磁気記録媒体
US4671292A (en) * 1985-04-30 1987-06-09 Dymax Corporation Concentric biopsy probe
US4778714A (en) * 1985-10-11 1988-10-18 Minnesota Mining And Manufacturing Company Nonabrasive magnetic recording tape
JPS63277031A (ja) * 1987-05-09 1988-11-15 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡挿入部の指標成形方法
US5211183A (en) * 1987-05-13 1993-05-18 Wilson Bruce C Steerable memory alloy guide wires
US5178803A (en) * 1987-06-25 1993-01-12 Terumo Kabushiki Kaisha Method of manufacturing a multi-luminal catheter, and multi-luminal catheter assembly
DE3852882T2 (de) * 1987-06-25 1995-05-18 Terumo Corp Herstellungsverfahren von einer baueinheit mit einem multiluminalen katheter.
US4944287A (en) * 1988-03-29 1990-07-31 Asahi Kogaku Kogyo K.K. Flexible tube of endoscope
US5098737A (en) * 1988-04-18 1992-03-24 Board Of Regents The University Of Texas System Amorphic diamond material produced by laser plasma deposition
US4901741A (en) * 1988-06-20 1990-02-20 Uptown Products, Inc. Hair waving device
US4935833A (en) * 1988-10-28 1990-06-19 Tdk Corporation Guide members for magnetic tape cassette
US5006402A (en) * 1989-04-28 1991-04-09 The University Of Akron Wholly aromatic polyester fiber-reinforced high performance thermoplastic and process for preparing same
JP2830118B2 (ja) * 1989-07-25 1998-12-02 住友化学工業株式会社 芳香族ポリエステル及びその製造方法
US5213851A (en) * 1990-04-17 1993-05-25 Alfred University Process for preparing ferrite films by radio-frequency generated aerosol plasma deposition in atmosphere
CA2068584C (en) * 1991-06-18 1997-04-22 Paul H. Burmeister Intravascular guide wire and method for manufacture thereof
US5876445A (en) * 1991-10-09 1999-03-02 Boston Scientific Corporation Medical stents for body lumens exhibiting peristaltic motion
DE69209767T2 (de) * 1991-10-22 1996-10-17 Kao Corp Haarkosmetikum
CA2079417C (en) * 1991-10-28 2003-01-07 Lilip Lau Expandable stents and method of making same
CA2080177C (en) * 1992-01-02 1997-02-25 Edward Allan Highum Electro-magnetic shield and method for making the same
US5282823A (en) * 1992-03-19 1994-02-01 Medtronic, Inc. Intravascular radially expandable stent
US5315365A (en) * 1992-06-17 1994-05-24 Laser Precision Corp. Macrobend splice loss tester for fiber optic splices with silicon gel cushion on optical coupling blocks
US5335663A (en) * 1992-12-11 1994-08-09 Tetrad Corporation Laparoscopic probes and probe sheaths useful in ultrasonic imaging applications
US5494039A (en) * 1993-07-16 1996-02-27 Cryomedical Sciences, Inc. Biopsy needle insertion guide and method of use in prostate cryosurgery
JP3099606B2 (ja) * 1993-10-07 2000-10-16 株式会社村田製作所 チョークコイル
US5462521A (en) * 1993-12-21 1995-10-31 Angeion Corporation Fluid cooled and perfused tip for a catheter
JPH0737199U (ja) * 1993-12-24 1995-07-11 テルモ株式会社 ガイドワイヤー
FI117224B (fi) * 1994-01-20 2006-07-31 Nec Tokin Corp Sähkömagneettinen häiriönpoistokappale, ja sitä soveltavat elektroninen laite ja hybridimikropiirielementti
US5731045A (en) * 1996-01-26 1998-03-24 Southwest Research Institute Application of diamond-like carbon coatings to cobalt-cemented tungsten carbide components
US6087025A (en) * 1994-03-29 2000-07-11 Southwest Research Institute Application of diamond-like carbon coatings to cutting surfaces of metal cutting tools
JP3013691B2 (ja) * 1994-03-31 2000-02-28 三菱マテリアル株式会社 高い飽和磁化を有する低キュリー点磁気記録粉末
US5817017A (en) * 1994-04-12 1998-10-06 Pharmacyclics, Inc. Medical devices and materials having enhanced magnetic images visibility
JPH10503673A (ja) * 1994-06-24 1998-04-07 アドバンスト・カーディオバスキュラー・システムズ・インコーポレイテッド 再使用できる近位体を有するカテーテル
US5460187A (en) * 1994-07-01 1995-10-24 Boston Scientific Corp. Fluoroscopically viewable guidewire
US5398690A (en) * 1994-08-03 1995-03-21 Batten; Bobby G. Slaved biopsy device, analysis apparatus, and process
GB2293056B (en) * 1994-09-08 1999-08-18 Nokia Mobile Phones Ltd A holder for charging a radio telephone battery
US5827997A (en) * 1994-09-30 1998-10-27 Chung; Deborah D. L. Metal filaments for electromagnetic interference shielding
US5938623A (en) * 1994-10-28 1999-08-17 Intella Interventional Systems Guide wire with adjustable stiffness
US5967229A (en) * 1994-12-19 1999-10-19 Basso; Antonio Carlos Device for plugging horizontal or vertical wells in oil or similar drillings
US5540959A (en) * 1995-02-21 1996-07-30 Howard J. Greenwald Process for preparing a coated substrate
US6190379B1 (en) * 1995-06-06 2001-02-20 Sun Star Technology, Inc. Hot tip catheter
JPH0944381A (ja) * 1995-07-31 1997-02-14 Toshiba Corp データ格納方法およびデータ格納装置
US6168604B1 (en) * 1995-10-06 2001-01-02 Metamorphic Surgical Devices, Llc Guide wire device for removing solid objects from body canals
US6019736A (en) * 1995-11-06 2000-02-01 Francisco J. Avellanet Guidewire for catheter
DE19543020A1 (de) * 1995-11-18 1997-05-22 Boehringer Mannheim Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Bestimmung von analytischen Daten über das Innere einer streuenden Matrix
CA2239014C (en) * 1995-12-01 2007-07-10 E.I. Du Pont De Nemours And Company Capacitively coupled rf diamond-like-carbon reactor
US5658470A (en) * 1995-12-13 1997-08-19 Seagate Technology, Inc. Diamond-like carbon for ion milling magnetic material
US6445006B1 (en) * 1995-12-20 2002-09-03 Advanced Technology Materials, Inc. Microelectronic and microelectromechanical devices comprising carbon nanotube components, and methods of making same
US5714536A (en) * 1996-01-11 1998-02-03 Xerox Corporation Magnetic nanocompass compositions and processes for making and using
US5667924A (en) * 1996-02-14 1997-09-16 Xerox Corporation Superparamagnetic image character recognition compositions and processes of making and using
CA2199890C (en) * 1996-03-26 2002-02-05 Leonard Pinchuk Stents and stent-grafts having enhanced hoop strength and methods of making the same
JP3641872B2 (ja) * 1996-04-08 2005-04-27 株式会社日立製作所 記憶装置システム
US6270477B1 (en) * 1996-05-20 2001-08-07 Percusurge, Inc. Catheter for emboli containment
US5868707A (en) * 1996-08-15 1999-02-09 Advanced Cardiovascular Systems, Inc. Protective sheath for catheter balloons
JP3608063B2 (ja) * 1996-08-23 2005-01-05 Necトーキン株式会社 Emi対策部品及びそれを備えた能動素子
ZA9711125B (en) * 1996-12-12 1998-09-22 Sumitomo Electric Industries Single-mode optical fiber
US6117064A (en) * 1997-01-06 2000-09-12 Apple; Marc G. Catheter system
CN1146926C (zh) * 1997-01-20 2004-04-21 大同特殊钢株式会社 电磁和磁屏蔽用软磁合金粉末,包含该粉末的屏蔽部件
JPH10274720A (ja) * 1997-01-29 1998-10-13 Sumitomo Electric Ind Ltd シングルモード光ファイバ
DE69839412T2 (de) * 1997-03-31 2009-05-07 Terumo K.K. Führungsdraht
US6082760A (en) * 1997-04-18 2000-07-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Air bag apparatus for passenger seat
JPH10295801A (ja) * 1997-04-25 1998-11-10 Nippon Zeon Co Ltd バルーンカテーテル
US6451207B1 (en) * 1997-06-04 2002-09-17 Dexter Magnetic Technologies, Inc. Magnetic cell separation device
JP3615024B2 (ja) * 1997-08-04 2005-01-26 株式会社村田製作所 コイル部品
US5964757A (en) * 1997-09-05 1999-10-12 Cordis Webster, Inc. Steerable direct myocardial revascularization catheter
US5903693A (en) * 1997-09-30 1999-05-11 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Fiber optic cable furcation unit
US6130220A (en) * 1997-10-16 2000-10-10 Syntex (Usa) Inc. Sulfamide-metalloprotease inhibitors
US6093157A (en) * 1997-10-22 2000-07-25 Scimed Life Systems, Inc. Radiopaque guide wire
JP4172912B2 (ja) * 1997-11-07 2008-10-29 エクスパンダブル・グラフツ・パートナーシツプ 脈管内ステント及び脈管内ステントの製造方法
US6203864B1 (en) * 1998-06-08 2001-03-20 Nec Corporation Method of forming a heterojunction of a carbon nanotube and a different material, method of working a filament of a nanotube
US6141773A (en) * 1998-06-30 2000-10-31 Emc Corporation Method and apparatus for undoing changes to computer memory
JP4085478B2 (ja) * 1998-07-28 2008-05-14 ソニー株式会社 記憶媒体及び電子機器システム
US6915375B2 (en) * 1998-08-31 2005-07-05 Sony Corporation Memory apparatus and a data-processing apparatus, and method for using the memory apparatus
US6055714A (en) * 1998-09-30 2000-05-02 Sproul; Ted K. Method of renewing decorative tassels
US6208881B1 (en) * 1998-10-20 2001-03-27 Micropure Medical, Inc. Catheter with thin film electrodes and method for making same
US6072930A (en) * 1998-11-04 2000-06-06 Syracuse University Method of fabricating a cylindrical optical fiber containing a particulate optically active film
US6245053B1 (en) * 1998-11-09 2001-06-12 Medtronic, Inc. Soft tip guiding catheter and method of fabrication
US6385626B1 (en) * 1998-11-19 2002-05-07 Emc Corporation Method and apparatus for identifying changes to a logical object based on changes to the logical object at physical level
US6257512B1 (en) * 1998-12-16 2001-07-10 Fil-Tec, Inc. Magnetized pre-wound sideless bobbins
US6171295B1 (en) * 1999-01-20 2001-01-09 Scimed Life Systems, Inc. Intravascular catheter with composite reinforcement
US6235024B1 (en) * 1999-06-21 2001-05-22 Hosheng Tu Catheters system having dual ablation capability
US6283959B1 (en) * 1999-08-23 2001-09-04 Cyrocath Technologies, Inc. Endovascular cryotreatment catheter
US6457350B1 (en) * 2000-09-08 2002-10-01 Fei Company Carbon nanotube probe tip grown on a small probe
US6763424B2 (en) * 2001-01-19 2004-07-13 Sandisk Corporation Partial block data programming and reading operations in a non-volatile memory
US6506972B1 (en) * 2002-01-22 2003-01-14 Nanoset, Llc Magnetically shielded conductor
US20040109376A1 (en) * 2002-12-09 2004-06-10 Jin-Shin Lin Method for detecting logical address of flash memory

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8195913B2 (en) 2006-04-18 2012-06-05 Hitachi, Ltd. Data storage control on storage devices
US7680984B2 (en) 2006-04-18 2010-03-16 Hitachi, Ltd. Storage system and control method for managing use of physical storage areas
US8635427B2 (en) 2006-04-18 2014-01-21 Hitachi, Ltd. Data storage control on storage devices
US7949828B2 (en) 2006-04-18 2011-05-24 Hitachi, Ltd. Data storage control on storage devices
US7970991B2 (en) 2006-08-24 2011-06-28 Hitachi, Ltd. Storage control apparatus and storage control method
US8180989B2 (en) 2006-12-13 2012-05-15 Hitachi, Ltd. Storage controller and storage control method
US7681002B2 (en) 2006-12-13 2010-03-16 Hitachi, Ltd. Storage controller and storage control method
US8219774B2 (en) 2006-12-13 2012-07-10 Hitachi, Ltd. Storage controller and storage control method
EP2562636A2 (en) 2006-12-13 2013-02-27 Hitachi Ltd. Storage controller and storage control method
US8627038B2 (en) 2006-12-13 2014-01-07 Hitachi, Ltd. Storage controller and storage control method
EP2239655A2 (en) 2006-12-13 2010-10-13 Hitachi Ltd. Storage controller and storage control method
JP2011164868A (ja) * 2010-02-08 2011-08-25 Fujitsu Ltd ストレージ装置、パトロール方法、パトロールプログラム及びストレージシステム
US8788752B2 (en) 2010-02-08 2014-07-22 Fujitsu Limited Storage apparatus, patrolling method and storage system

Also Published As

Publication number Publication date
US20050091266A1 (en) 2005-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7765189B2 (en) Data migration apparatus, method, and program for data stored in a distributed manner
US7257694B2 (en) Method for allocating storage area to virtual volume
US8028127B2 (en) Automated on-line capacity expansion method for storage device
US5404478A (en) Method of managing a virtual storage for a multi-processor system
KR100404555B1 (ko) 데이터 프로세서 제어형 데이터 저장 시스템, 동적 재동기화 방법, 및 컴퓨터 프로그램을 포함하는 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
JP4884041B2 (ja) 自動拡張可能なボリュームに対して最適なi/oコマンドを発行するストレージシステム及びその制御方法
US7743209B2 (en) Storage system for virtualizing control memory
JP4464378B2 (ja) 同一データを纏める事で格納領域を節約する計算機システム、ストレージシステム及びそれらの制御方法
JP4886866B2 (ja) 主記憶装置へのアクセスを高速化する方法および記憶装置システム
JP2002268933A (ja) クラスタシステム
JP3872968B2 (ja) コンピュータ・システムにおいてメモリを動的に再割当てするシステムおよび方法
JP2005128771A (ja) データファイルシステム、データアクセスサーバ、およびデータアクセスプログラム
US7032093B1 (en) On-demand allocation of physical storage for virtual volumes using a zero logical disk
US8335903B2 (en) Method and system for processing access to disk block
US7676644B2 (en) Data processing system, storage apparatus and management console
JP2005321913A (ja) ファイル共有装置を有する計算機システム、および、ファイル共有装置の移行方法
US6629199B1 (en) Digital data storage system including directory for efficiently providing formatting information for stored records and utilization of a check value for verifying that a record is from a particular storage location
JP2015170271A (ja) 記憶領域管理装置、記憶領域管理方法及び記憶領域管理プログラム
JP4714291B2 (ja) 情報記録装置、情報記録方法及び情報記録用プログラム
US20050223180A1 (en) Accelerating the execution of I/O operations in a storage system
JP4060890B2 (ja) 階層化ドライバ入出力システム内の複数ドライバによる入出力要求の再処理を可能にするファイル・システム・プリミティブ
JP2009037564A (ja) ディスク管理プログラム、ディスク管理方法及びディスク管理装置
JP2007272579A (ja) ソフトウェア検証方法、システム及びプログラム
JP2022086569A (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP2011118953A (ja) 情報記録装置、情報記録方法及び情報記録用プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070109