JP2005127321A - 流体流れエンジン及び案内格子を製造する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体エネルギをタービンホイールの回転に高い効率で変換する流体流れエンジンに関する。
【解決手段】流体流れエンジンは、タービンハウジングと、タービンロータと、半径方向外側を包囲する案内格子とを備えている。案内格子は、羽根空間の一端限界を形成するノズルリングと、複数の案内羽根とを備えている。各案内羽根は、旋回軸の周りで旋回されかつノズルリングによって支持されて、供給流路からタービンロータに調節可能量の流体を供給する。少なくとも1つのスペーサが、羽根を自由に動かす軸方向距離を固定するノズルリング手段に接続される。スペーサは、ノズルリング内に貫通する少なくとも1つのボルト又はピンを含む。このボルト又はピンは、ノズルリングとタービンハウジングの一部との間にその一端を挿入することにより、スペーサを形成する。他方、ボルト又はピンは溶融状態で加えられ、温度耐性を有する接続材料により他端で固定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、タービン又は二次空気ポンプのような流体流れエンジンに関し、特にターボ過給機に関する。詳しくは、本発明は、燃焼原動機の廃ガスのような駆動流体を供給する少なくとも1つの供給流路を有するタービンハウジングを備えた流体流れエンジンに関する問題に関し、その燃焼原動機においては、少なくとも1つのタービンロータが回転軸線の周りで回転自在に支持され、流体は、タービンロータの外部を包囲する可変外形の案内格子を介してこのロータに供給される。この案内格子は、複数の案内羽根を支持するノズルリングを備えている。各案内羽根の位置は、旋回軸線の周りで調節可能であり、タービンロータの周りで軸方向に制限された羽根空間に配置される。このようにして、廃ガスの調節可能な量が案内羽根を介して供給される。ノズルリングは、羽根空間の一軸方向の限界を形成する。案内羽根の自由運動を可能にするように、軸方向距離を保証するスペーサ装置がある。スペーサ装置は、ノズルリングを貫通する少なくとも1つのボルト又はピン等を含む。
このようなターボ過給機及びこのようなノズルリングは、例えば、欧州特許EP−A−0226444号又は米国特許第5,146,752号から公知である。これらの構成においては、羽根空間の軸方向寸法は、ねじボルトを超えて過剰に引き出された間隔ソケットを隔てることによって保証される。もちろん、ソケットは、ボルトの外径を独特に超える外径を有する。本特許出願の譲受人に譲渡された古い特許出願においては、例えば、リングと一体となった、例えば、節状のスペーサを形成することを示唆している。各スペーサにはボルトが貫通している。
本発明は、第1段階で、流体流れエンジンの効率が、流体に含まれたエネルギをタービンホイールの回転にできるだけ高い効率で変換することに依存していることを認識することから始まる。したがって、流路内のどの乱れ又はどの抵抗も望ましくない仕方でかならず効率を低下する筈である。この認識に基づいて、本発明者はこのようなエンジンにおける流れがどのように改善され得るかを次の段階で研究した。これを行う際に、間隔ソケット又は節は、両者がボルトを超えて過剰に引き出され、タービンロータの周りで、特に供給流路とタービンロータとの間の接続路に置かれていて、効率低下を引き起こす比較的多量の乱流を発生させることが判明した。
本発明によれば、このように決定された問題点は、各ボルト又はピン等それ自体がノズルリングとタービンハウジングに設けられた部分との間に一端を挿入することによってスペーサ装置として形成され、他方、それが溶融状態で加えられるが温度抵抗性すなわち温度耐性がある接続材料によって他端において羽根空間の軸方向の遠隔位置に固定される点で解決される。このようにして、タービンロータに向かう流体の接続路にあるのはボルト又はピンの直径部分だけである、すなわち、従来技術と比較して流れ抵抗が相当に減少される。要するに、本発明は周囲の厚いケース無しに、スペーサ装置としてボルト又はピン自体を使用することである。「温度耐性」に関しては、材料が流体流れエンジン、特にターボ過給機の運転中に起こる温度における必要な強度を喪失しないことを、この発明の前後関係内で理解されるべきである。
溶融状態ではあるが温度抵抗がある状態で加えられるべき材料は、原理的には半田付け材料であってもよい。なぜならば、ターボ過給機の温度に抵抗性すなわち耐性を有する半田付け材料があるからである(もちろん、低運転温度において運転される流体流れエンジンでは問題がない。)。しかし、距離の固定が溶接によってなされるならば、それは一般に好ましい。
確かに、各ボルトをその2つの端で半田付け又は溶接することは可能であろう。しかし、ボルト又はピン等の一端がねじ込みのためにねじを備えている場合で、それが接続材料によって固定されている他端のみであるときにはそれは好ましい。溶融接続材料による片側接続は、各ボルトの回転を阻止する安全性を与えることに特に注目されたい。
原理的には、タービンハウジングに設けられた部分とは、タービンハウジングそれ自体の壁である。しかし、それがノズルリングの反対側に配置されかつ羽根空間の幅によってそこから軸方向に離間されている装着リングによって形成されている場合には好ましい。なぜならば、このような仕様においては、事前に装着された案内格子がタービンハウジングの内側で締め付けられる必要があるだけであるように、タービンハウジングの外側で案内格子の事前装着がなされ得るからである。
例えば、タービンハウジングの一部の側、すなわち、ハウジング壁又は装着リングの側からボルト又はピンを挿入し、次いでそれを接続材料によってノズルリングに固定すること(この場合、それは一般に半田付け材料である。)は、本発明の範囲内で可能である。しかし、ボルト又はピン等がノズルリングにねじ込まれ、かつ、溶融状態ではあるが温度耐性がある接続材料により反対端において固定される場合には、好ましい。
流れ抵抗をさらに低下させるために、ボルト又はピン等が羽根空間を少なくとも通過する長さにわたって、回転軸線にほぼ向かって形成する流れの断面、すなわち、例えば、航空機又は船舶の本体の流線形輪郭に類似した流線形輪郭を有することは、本発明の範囲内において可能である。
上述したように、本発明は、本発明に基づく流体流れエンジン用の案内格子を製造する方法にも関する。この方法は、選択的に取り除ける少なくとも1つのスペーサがノズルリングとタービンハウジングに設けられた一部との間に挿入され、スペーサの長さが所望の公称距離に対応すること、及びボルト又はピン等のみが所定の距離で固定され、それにより、スペーサは必用に応じて取り除かれること、に特徴を有する。
図1によれば、ターボ過給機1は、通常のタービンハウジング部2と、それに接続されたコンプレッサハウジング部3とを備えている。両ハウジング部は回転軸線Rに沿って配置される。タービンハウジング部2は、円周上に配分された案内羽根7によって半径方向外側の案内格子を形成するノズルリング6が示されるように、一部断面で示されている。これらの案内羽根7は、案内羽根がノズル断面を形成するように、ノズルリング6によって支持された旋回軸8の周りに旋回される。そのノズル断面は、案内羽根7の旋回位置に基づいて、すなわち、より半径方向に(図示)又は接線方向に、燃焼原動機の多量又は少量の廃ガスを回転軸線Rにおいて中央に配置されたタービンロータ4に供給するように、大きく又は小さくなる。廃ガスは、供給流路9を介して供給され、中央流路10を介して排気されて同じ軸上に共に装着されたタービンロータ4によってコンプレッサロータ21を駆動する。異なる流体流れエンジンの場合には、その他の流体が使用されてもよいことを理解されたい。
案内羽根7の旋回運動及び位置を制御するために、作動装置11が設けられている。この装置は、任意の特性のものでよいが、それが従来のように、ノズルリング6の背後(図1の左背後)に位置するそれ自体公知の同調リング5のわずかな回転運動に変換されるタペット要素14の制御運動を制御する制御ハウジング12を備えているのが好ましい。この回転運動によって、案内羽根7の軸8の旋回位置は、案内羽根7がおよそ接線方向に延びる極端位置からおよそ半径方向に延びる他の極端位置まで移動されるように、タービンロータ4に関して調節される。このようにして、供給流路9を介して供給される燃焼原動機の多量又は少量廃ガスが、回転軸線Rにそって延びる軸方向流路10を介して排気される以前に、タービンロータ4に送られる。スロット又は溝によって案内羽根7の旋回位置の調節をするために、トルクを伝達する軸8に代えて、単なるアクスルすなわち軸を設けることは公知である(米国特許第4,300,869号)。
羽根7の自由旋回運動を許すために、ノズルリング6とタービンハウジング部2の環状部分15との間に比較的狭い空間13がある。もちろん、この羽根空間13は羽根7の軸方向幅よりも実質的に大きくなってはならない(ほぼ等しくなければならない)。さもなければ、廃ガスエネルギが漏れ損失を受けるからである。他方、羽根空間13は、あまりにも狭く採寸されてはならない。さもなければ、羽根7は動かなくなるからである。このことは、まさにターボ過給機の場合に、材料の特定の熱膨張が起こることを考慮しなければならないので、特に重要である。
この羽根空間13とタービンハウジング部2の反対側軸受リング15からのノズルリング6の軸方向距離とが供給流路9からタービンロータ4まで流れる廃ガスの強力な乱れを強制的に受けずに維持されることを保証するために、比較的細い締付けボルト16がスペーサとして本発明にもとづいて用いられる。スペーサの装着仕様は、図2を参照して述べられる。
図2によれば、タービンハウジング部2は軸受ハウジングのフランジ17に接続されている。軸受ハウジングの円筒形部分40は、タービンハウジング部2内に突出しかつタービンロータ4の軸35を支持する。タービンハウジング部2は、上述したようにタービンロータ4を駆動する流体を供給するための供給流路9を備え、その供給流路はタービンロータ4、ロータ空間23及び軸方向流路10を包囲し、その軸方向通路を介して流体は最終的に放出される。
制御された量の流体をタービンロータ4に供給するために、供給流路9の出口側でロータ空間23の前側に、「可変構造の案内格子」の用語の下で当業者に公知の構造が設けられる。この案内格子は、タービンロータ4を同軸的に包囲するリング状に配置された可動案内羽7から実質的になる。羽根7は羽根空間13内に収容される。羽根7の旋回軸8は羽根7に固定され(図1参照)、タービンロータ4を同軸的に包囲するノズルリング6によって支持される。
旋回軸8を回転しかつ調節することは、タペット要素14(図2において一点鎖線で単に示されている)の制御運動を制御する制御ハウジング12を含む作動装置11(図1)によって、それ自体公知の方法で行われてもよい。タペット要素14の運動は、作動レバー18及びそれに締め付けられた作動軸19によって、また例えば、同調リング5の開口に係合する偏心輪20によって、回転軸線Rの周りでノズルリング6の背後に定置された同調リング5の小さな回転運動に変換される。旋回軸8に締め付けられたレバーの頭部又は自由端(図1において旋回軸8の左側)が同調リング5の半径方向溝に係合してもよい。
同調リング5のこの回転運動によって、タービンロータ4に関する羽根7の旋回位置は旋回軸8を介して調節されるので、羽根7はほぼ接線方向に延びる極端旋回位置から羽根がほぼ半径方向に延びる他の極端位置まで変位される。このようにして、供給流路9を介して供給される大量又は少量の廃ガスが、回転軸線Rに沿って延びる軸方向流路10を介して流出する以前に、タービンロータ4に送られる。これらすべての構成は、一般に公知である。同調リング5は、本特許出願人の同一譲受人に譲渡された古い特許出願に対応するように、ケージリング23に装着されたローラ22によってノズルリング6の肩32に支えられてもよい。
羽根空間13の軸方向寸法(軸線Rを基準にして)を固定するために、一方ではノズルリング6によって、そしてタービンハウジング部2の環状壁によって形成された軸受リング15によって羽根空間を制限する代わりに、装着リング29を間挿しかつ使用することが有利である。この装着リング29は、例えば、タービンハウジング部又は軸受壁15の環状肩部24に置かれてもよい。この仕様において、同調リング5が一方の側でノズルリング6に載置されかつそれに加えて他方の側で羽根7及び装着リング29がノズルリング6に載置された状態で、ノズルリング6を事前装着することが可能であり、また、(軸受リング及びその一部分40を装着する以前に)ノズルリング6をタービンハウジング部2及び環状肩24に挿入することも可能である。
羽根空間13の軸方向寸法(回転軸線Rに関して)を固定するために、事前装着期間中は適切に装着リング29の側からノズルリング6のねじ穴25にスペーサねじ16をねじ込むことが有利である。スペーサねじ16は、ウオームねじとしても公知でありかつ無頭部ねじ又はねじ切りピンを構成する両ねじボルト(double−end stud)が好ましい。スペーサねじ16の挿入深さは厳密ではない。両ねじボルト16は、できるだけ小さい流れ抵抗を与えるために、(羽根空間13内にいかなるねじもないように)ねじ切り部分26を結合する滑らかな外面を好ましくは有する。両ねじボルト16のこの外面に最大25、好ましくは16以上の粗さ数Rzの粗さを設けることが手頃である。
続いて、所望の寸法の着脱自在スペーサ、例えば、対応する厚みの木片又は任意の他の物体が羽根空間13に挿入されて、羽根空間13の公称幅がこのようにして決定される。次いで、この距離は、半田付け又は(好ましくは)溶接シーム30によるねじ16の溶接によって固定されるので、ねじ16は回転が防止され、同時に揺れ及び振動によるねじ穴25から望ましくないねじ外れを有効に回避する。木片又はその他の材料のスペーサが、案内格子及び案内羽根7が事前装着された後に、取り除かれてもよい。ちょうど案内格子が事前装着されかつそれをタービンハウジング部2に挿入する以前に、半田付け又は溶接自動機械が軟化された接続材料を加えるように容易に使用されて、本発明にもとづく方法が費用節減仕様で実行される。
本構成はねじ16を装着リング29にねじ込みかつそれを溶接するが、ねじ16をノズルリング6に半田付けすることによって逆さにされても良いことを理解されたい。さらに、ボルト16を完全無ねじにし、かつ、両端を半田付け又は溶接することが可能である。さらに、スペーサねじ16にソケットを使用することもできるが、この場合、ソケットは軸力を吸収する必要はない。なぜならば、ソケットはスペーサとしては使用されず、したがって本発明にもとづいて従来技術よりも薄くつくられ、すなわち、小さい流れ抵抗につくられるからである。この後者の場合、生産中に着脱自在スペーサを必要としない。しかし、外面の粗さに関して説明されたこと及び各粗さ数は好ましくはこのような場合において薄いソケットに適用される。
供給流路9からロータ空間23に向かう流れ条件を改善する追加の方策は、ボルト又はピン等が羽根空間13を少なくとも通過する長さにわたって流線形輪郭を有する。その流線形輪郭は、図3に示すように、回転軸線Rに少なくともほぼ向かってつくられる。ねじ16の円形ねじ切り部分26を結合した、回転軸線Rへの方向に下方指向するほぼ滴状流線形輪郭31がある(図2、3を参照)。この設計は、ボルト16の端部と装着リング29の穴(ボルトを受ける)の内面との間に溶接シーム30(図2)の部分的誘導を容易にする。流線形輪郭は、例えば、ボルト16の上側を多少鋭くすることによって、船舶構造又は航空機構造から公知のように、最適化される。
それぞれの場合、距離を固定するケースに代えて、ボルトのみ(ねじ又はピン等)を用いることによって、流れ抵抗が減少されることが理解されるであろう。原理的には、本発明にもとづく仕様で供給流路9のオリフィスの領域においてのみ距離を固定することが十分であり、他方、すべての他のスペーサは慣用のものであるが、前述した仕様でタービンハウジング部2(図1)の壁によって形成された装着リング29又は軸受リング15に反対側の全周を超えた距離を固定することが好ましいことが理解されるであろう。
図2において、両ねじボルト16は、ねじ込み溝33がねじ切り部分26の反対側のねじ端に設けられたスペーサボルトとして示されている。もちろん、これは必ずしもそのようでなく、ねじ溝33を同じ端に設けることも可能である。二重端スタッド16に代えて、キャップねじが用いられてもよいが、その場合には溶接シーム30がより困難又は非能率になる。
供給流路及び/又はタービンロータがそれ自体公知のものとして用いられることは明らかである。
本発明が適用されるターボ過給機の一部断面斜視図である。 本発明にもとづくスペーサ装置を示す拡大断面図である。 図2のIII−III線にもとづく拡大断面図であって、本発明にもとづくスペーサ・ボルトの特別の実施例を示す。
符号の説明
1 ターボ過給機 2 タービンハウジング部
3 コンプレッサハウジング 4 タービンロータ
5 同調リング 6 ノズルリング
7 案内羽根 8 旋回軸
9 供給通路 10 中央通路
11 作動装置 13 空間
14 タペット要素 15 環状部分
16 ボルト 23 ケージリング
25 ねじ穴 26 ねじ
29 装着リング

Claims (10)

  1. 流体流れエンジンであって、
    駆動流体を供給する少なくとも1つの供給流路を含むタービンハウジングを形成する手段と、
    回転軸線の周りで前記タービンハウジングに回転自在に支持された少なくとも1つのタービンロータと、
    前記タービンロータの半径方向外側で該タービンロータを包囲する可変タービン外形の案内格子とを備え、該案内格子は、
    羽根空間の一端限界を形成するノズルリング手段と、
    前記羽根空間内にある複数の案内羽根であって、各々が、前記供給流路から前記タービンロータまで調節可能量の流体を供給するように旋回軸線の周りで旋回されかつ前記ノズルリングによって支持されている案内羽根と、
    前記ノズルリング手段に接続されていて前記羽根を自由に動かす軸方向距離を固定するスペーサ手段であって、前記ノズルリングを貫通する少なくとも1つのボルト手段を含むスペーサ手段と、を含み、
    前記ボルト手段は、前記ノズルリングとタービンハウジングの一部との間にその一端を挿入することによって、それ自体がスペーサを形成し、一方、ボルト手段は溶融状態で加えられる温度耐性がある接続材料によって他端において前記羽根空間の軸方向距離で固定されることを特徴とした、流体流れエンジン。
  2. コンプレッサロータと、前記タービンロータと共通の軸とをさらに備えたターボ過給機として形成された、請求項1に記載の流体流れエンジン。
  3. 前記ボルト手段は溶接シームによって固定されている、請求項1に記載の流体流れエンジン。
  4. 前記ボルト手段は一端にねじ切り部分を備え、他端が前記接続材料によって固定されている、請求項1に記載の流体流れエンジン。
  5. 前記ボルト手段は両ねじボルトを備えている、請求項1に記載の流体流れエンジン。
  6. 前記タービンハウジングの一部は前記羽根空間の他端限界を形成するように前記ノズルリングの反対側に配置された装着リングを備えている、請求項1に記載の流体流れエンジン。
  7. 前記ボルト手段は前記ノズルリングにねじ込まれ、反対側端が前記接続材料によって固定される、請求項4に記載の流体流れエンジン。
  8. 前記ボルト手段は、前記羽根空間を少なくとも通過する長さにわたって滑らかな外面を有し、例えば、最大25の粗さ数Rz、より好ましくは最大16の粗さ及び/又は回転軸線に少なくともほぼ向かって形成する流線形輪郭を持つ、請求項1に記載の流体流れエンジン。
  9. 請求項1−8の任意の一項に記載の案内格子を製造する方法であって、少なくとも1つの選択的な着脱自在スペーサが前記ノズルリングと前記タービンハウジングに設けられた一部との間にまず挿入され、該スペーサの長さは所望の公称距離に対応し、次いでボルト又はピン等が所定の距離で固定されるだけであり、その結果、前記スペーサが選択的に取り除かれる、方法。
  10. 前記案内格子はそれを前記タービンハウジングに挿入する以前に最初に事前装着される、請求項9に記載の方法。
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