JP2005125840A - 燃料電池搭載鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い外観品質を維持しながら安定した走行性能、高い信頼性を備えるように燃料電池およびその関連部品を配置した燃料電池搭載鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】足元部22の下側に燃料電池100を配置し、燃料電池100近傍からフロントフォーク5の上方まで立ち上がるように延出するダウンチューブ104の途中に二次電池102を配置し、シート15の下側にエアポンプ143を設け、車両の重量バランスを良好にし、重心を低くしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばスクータ型車両や自動二輪車等の鞍乗型車両に燃料電池を搭載しながらも外観などの全体の構成をすっきりし高い信頼性を有する燃料電池搭載鞍乗り型車両に関し、更に詳しくは、搭載した燃料電池における電気化学反応により生成される水素イオンとの電気化学反応により電気エネルギを発生するための酸素を含む電気を供給するエアポンプおよび前記電気エネルギを蓄積する二次電池を備え、電気エネルギで作動する燃料電池搭載鞍乗型車両に関する。
燃料電池を搭載した燃料電池搭載鞍乗型車両は、燃料電池に加えて、エアポンプ、二次電池などのような比較的大きな部品を搭載しているため、これらの部品間の相互の機能や大きさを考慮して機能、外観、信頼性などの観点から鞍乗型車両という比較的限られたスペース内において最適な場所に配置するように設計することが重要である。
燃料電池を搭載した従来の二輪車においては、例えばコンパク化のために各部品を床下に集中して配置したり(例えば、特許文献1参照)、またはメンテナンス性の向上のために、二次電池をシートの下方である後輪の上方に配置している(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−354179号公報 特開2002−46679号公報
従来は、上述したように、燃料電池およびその関連する部品を床下などに集中して配置しているが、このような配置では外観や足元の収まりが悪いという問題があるとともに、また燃料電池に使用される液体や気体の流れによりエアが溜まったり、水滴が溜まるなどで信頼性に問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、高い外観品質を維持しながら安定した走行性能、高い信頼性を備えるように燃料電池およびその関連部品を配置した燃料電池搭載鞍乗型車両を提供することにある。
請求項1記載の本発明は、燃料電池から発生する電気エネルギで作動する燃料電池搭載鞍乗型車両であって、前記燃料電池を鞍乗型車両の搭乗者が着座するシートの下側に設けることを要旨とする。
請求項2記載の本発明は、燃料電池から発生する電気エネルギで作動する燃料電池搭載鞍乗型車両であって、前記燃料電池を鞍乗型車両の搭乗者が足を置く足元部の下側に設けることを要旨とする。
請求項3記載の本発明は、燃料電池から発生する電気エネルギで作動する燃料電池搭載鞍乗型車両であって、前記燃料電池をステアリングシャフトが回転自在に嵌挿支持されるヘッドパイプに上端部が取り付けられているダウンチューブの途中に設けることを要旨とする。
請求項4記載の本発明は、燃料電池から発生する電気エネルギで作動する燃料電池搭載鞍乗型車両であって、前記燃料電池を鞍乗型車両の搭乗者が着座するシートの後部に設けることを要旨とする。
請求項5記載の本発明は、燃料電池から発生する電気エネルギで作動する燃料電池搭載鞍乗型車両であって、前記燃料電池をステアリングシャフトが回転自在に嵌挿支持されるヘッドパイプの前側に設けることを要旨とする。
請求項6記載の本発明は、前記燃料電池から生成される電気エネルギを蓄積する二次電池を鞍乗型車両の搭乗者が着座するシートの下側に設けることを要旨とする。
請求項7記載の本発明は、前記燃料電池から発生される電気エネルギを蓄積する二次電池を鞍乗型車両の搭乗者が足を置く足元部の下側に設けることを要旨とする。
請求項8記載の本発明は、前記燃料電池から生成される電気エネルギを蓄積する二次電池をステアリングシャフトが回転自在に嵌挿支持されるヘッドパイプに上端部が取り付けられているダウンチューブの途中に設けることを要旨とする。
請求項9記載の本発明は、前記燃料電池から生成される電気エネルギを蓄積する二次電池を鞍乗型車両の搭乗者が着座するシートの後部に設けることを要旨とする。
請求項10記載の本発明は、前記燃料電池から生成される電気エネルギを蓄積する二次電池をステアリングシャフトが回転自在に嵌挿支持されるヘッドパイプの前側に設けることを要旨とする。
請求項11記載の本発明は、前記燃料電池における第1の電気化学反応により生成される水素イオンとの第2の電気化学反応により電気エネルギを生成するための酸素を含む空気を供給するエアポンプを搭乗者が着座するシートの下側に設けることを要旨とする。
請求項12記載の本発明は、前記燃料電池における第1の電気化学反応により生成される水素イオンとの第2の電気化学反応により電気エネルギを生成するための酸素を含む空気を供給するエアポンプを搭乗者の足を置く足元部の下側に設けることを要旨とする。
請求項13記載の本発明は、前記燃料電池における電気化学反応により生成される水素イオンとの電気化学反応により電気エネルギを生成するための酸素を含む空気を供給するエアポンプをステアリングシャフトが回転自在に嵌挿支持されるヘッドパイプに上端部が取り付けられているダウンチューブの途中に設けることを要旨とする。
請求項14記載の本発明は、前記燃料電池における第1の電気化学反応により生成される水素イオンとの第2の電気化学反応により電気エネルギを生成するための酸素を含む空気を供給するエアポンプを鞍乗型車両の搭乗者が着座するシートの後部に設けることを要旨とする。
請求項15記載の本発明は、前記燃料電池における第1の電気化学反応により生成される水素イオンとの第2の電気化学反応により電気エネルギを生成するための酸素を含む空気を供給するエアポンプをステアリングシャフトが回転自在に嵌挿支持されるヘッドパイプの前側に設けることを要旨とする。
本発明によれば、燃料電池をシートの下側に設けた場合には、足元のレイアウトの自由度が増すことができるとともに、ほぼ車両中央部に対してバランス良く設けられるということで、車両における重量配分が良好であり、走行性能が向上する。この場合に燃料電池を例えばほぼ垂直に設けることにより、車両の停止時に水溶液に含まれる気泡が自然と上に抜け、またエアに含まれる水滴が自然と下に抜け、気泡や水滴が燃料電池内に溜まることを防止することができる。
本発明によれば、燃料電池を足元部の下側に設けた場合には、車両前後の重量バランスが良好であるとともに、重心が低くなり、走行性能が向上する。
本発明によれば、燃料電池をダウンチューブの途中に設けた場合には、比較的重い燃料電池の位置はほぼ車両中央部の前寄りになり、車両における重量配分が良好であり、走行性能が向上する。
本発明によれば、燃料電池およびエアポンプをそれぞれ足元部およびシートの下側に設ける場合にも、車両重量バランスが良好であるとともに、重心が低くなり、走行性能が向上する。
本発明によれば、燃料電池をシートの後部またはヘッドパイプの前側に設ける場合には、足元部のレイアウトの自由度が増すことができるとともに、リアキャリアまたはフロントキャリアのスペースを利用して燃料電池を効率的に設けることができる。
本発明によれば、燃料電池をシートの下側に設け、二次電池をダウンチューブの途中に設けた場合には、比較的重い燃料電池および二次電池がほぼ車両中央部に対してバランス良く設けられるということで、車両における重量配分が良好であり、走行性能が向上するとともに、足元部のレイアウトの自由度が増すことができる。
本発明によれば、燃料電池をダウンチューブの途中に設け、二次電池をシートの下側に設けた場合には、比較的重い燃料電池の位置はほぼ車両中央部の前寄りになり、車両における重量配分が良好であり、走行性能が向上するとともに、足元部のレイアウトの自由度が増すことができる。
本発明によれば、燃料電池を足元部の下側に設け、二次電池をダウンチューブの途中に設けた場合には、比較的重い燃料電池および二次電池がほぼ車両中央部に対してバランス良く設けられるということで、車両における重量配分が良好であり、走行性能が向上する。
本発明によれば、燃料電池を足元部の下側に設け、二次電池をシートの下側に設けた場合には、比較的重い燃料電池および二次電池がほぼ車両中央部に対してバランス良く設けられるということで、車両における重量配分が良好であり、重心が低くなり、走行性能が向上する。
本発明によれば、燃料電池をシートの下側のエアポンプの下側に設けるとともに、二次電池をダウンチューブの途中に設けた場合には、エアポンプと燃料電池との間が近くなるため、その間の配管が短くなり、作業性が良くなるとともに、効率的であることに加えて、重い燃料電池と二次電池がほぼ車両中央部にバランス良く存在するため、車両における重量配分が良好であり、走行性能が向上する。
本発明によれば、燃料電池を足元部の下側に設け、二次電池をダウンチューブの途中に設け、エアポンプをシートの下側に設けた場合には、比較的重い燃料電池および二次電池がほぼ車両中央部に対してバランス良く設けられるということで、車両における重量配分が良好であるとともに、重心が低くなり、走行性能が向上する。
本発明によれば、燃料電池をシートの下側に設けるとともに、二次電池をダウンチューブの途中にエアポンプと並べて設けた場合には、重い燃料電池と二次電池がほぼ車両中央部にバランス良く存在するため、車両における重量配分が良好であり、走行性能が向上する。
本発明によれば、燃料電池をダウンチューブの途中に設け、二次電池をシートの下側のエアポンプの下側に設けた場合には、比較的重い燃料電池の位置はほぼ車両中央部の前寄りになり、車両における重量配分が良好であり、走行性能が向上するとともに、足元部のレイアウトの自由度が増すことができる。
本発明によれば、燃料電池をシートの後部に設け、二次電池をシートの下側のエアポンプの下側に設けた場合には、リアキャリアのスペースを利用して燃料電池を効率的に設けることができ、足元部のレイアウトの自由度が増すことができる。
本発明によれば、燃料電池をヘッドパイプの前側に設け、二次電池をシートの下側のエアポンプの下側に設けた場合には、フロントキャリアのスペースを利用して燃料電池を効率的に設けることができ、足元部のレイアウトの自由度が増すことができる。
本発明によれば、燃料電池を足元部の下側に設け、二次電池をシートの下側のエアポンプの下側に設けた場合には、比較的重い燃料電池および二次電池がほぼ車両中央部に対してバランス良く設けられるということで、車両における重量配分が良好であり、重心が低くなり、走行性能が向上する。
本発明によれば、燃料電池を足元部の下側に設け、二次電池をシートの下側に設け、エアポンプをダウンチューブの途中に設けた場合には、比較的重い燃料電池および二次電池がほぼ車両中央部に対してバランス良く設けられるということで、車両における重量配分が良好であり、重心が低くなり、走行性能が向上する。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池搭載鞍乗型車両の全体的構成を示す側面図である。同図に示す燃料電池搭載鞍乗型車両は、図示しないステアリング軸の上端にハンドル3が取り付けられており、ステアリングシャフトの下部には左右一対のフロントフォーク5が取り付けられている。各フロントフォーク5の下端には前輪7が回転可能に軸支されている。ハンドル3の中央部にはメータ9が配置され、該メータ9の前方には、ヘッドランプ11が配置され、その両側にはフラッシャランプ13がそれぞれ設けられている。
燃料電池搭載鞍乗型車両1では、上方に開いた円弧状の図示しない車体フレームがハンドルの下方から後方に設けられ、その後端部上方にはシート(座席)15が配置されている。このシート15の下側には燃料電池に酸素を含んだ空気を供給するエアポンプ143が設けられている。また、車体フレームにはリヤアーム17の前端部が支持されてその後端部が上下揺動自在に綯っている。この後端部には駆動輪である後輪19が回転自在に軸支されている。
また、車体フレームで囲まれた空間内の搭乗者が足を置く足元部22の下側には燃料電池100が配置されている車体フレームに囲まれた空間とは、例えば、車体フレームが、水平方向に配置された複数の棒材(パイプなど)を含む場合は、棒材の端部同士を結ぶことで形成される面の上方または下方の空間である。また、当該面の上端部と下端部とがはっきりしている場合は、さらに限定して当該上端部と下端部の間の空間としてもよい。また、例えば、車体フレームが、3本の棒材を含んでなる場合は、当該3本の棒材で囲まれた空間としてもよい。また、車体フレームが、それ自体で区間を形成している場合、例えばモノコック型のフレームの場合は、その内部空間を車体フレームに囲まれた空間としてもよい。
燃料電池搭載鞍乗型車両1では、上記した車体フレームのほぼ中央に燃料電池100が配置されている。一方、前記リヤアーム17内には、電動モータ、モータコントローラ及び駆動機構(共に図示せず)が設けられ、モータコントローラが燃料電池100で発生した電気エネルギーを電動モータに供給して当該電動モータを回転させ、電動モータの回転力を駆動機構が後輪19に伝達することで、燃料電池搭載鞍乗型車両が走行するようになっている。
この燃料電池100を上方からしかもハンドル近傍まで円弧状の上カバー21が覆っている。上カバー21の前部には、乗員の足を保護するレッグシールド(泥よけ)23が取り付けられ、この円弧状の上カバー21の底部が前記足元部22となり、この足元部22の下側に燃料電池100が設けられている。
上カバー21の両側端面にはそれぞれ左カバー25と右カバー27が連なっている。この左カバー25と右カバー27は共に透明な部材で構成されて、燃料電池100を視認できるようになっている。左カバー25と右カバー27の双方に下カバー29が連なっている。この下カバー29は、リヤアーム17が突出するように切り欠かれている。下カバー29の前端部は、前輪7の上方まで延びてフロントキャリア31を構成している。また、下カバー29の後端部は、後輪19の上方まで延びてリアキャリア33を構成している。
車体フレームは、下カバー29と上カバー21の間には燃料電池100近傍からフロントフォーク5の上方まで立ち上がるように延出するダウンチューブ104を有し、このダウンチューブ104の上端部には、ヘッドパイプ106が取り付けられ、このヘッドパイプ106内にはハンドル3が上端に固定されているステアリングシャフトが回転自在に嵌挿支持されている。そして、このヘッドパイプ106から下方に延出するダウンチューブ104の途中には燃料電池100から発生する電気エネルギを蓄積する二次電池102が設けられている。
また、燃料電池搭載鞍乗型車両1にあっては、フロントキャリア31からヘッドランプ11へとフロントカバー35が設けられている。フロントカバー35は、左カバー25と右カバー27の双方に連なっている。
次に、燃料電池100の構成に図2を参照して説明する。燃料電池100は、ダイレクトメタノール型燃料電池システムであり、アノード電極とカソード電極とで電解質を挟んでなる単電池セルが積層された燃料電池セルスタック101を備えている。この燃料電池セルスタック101で発生した電気エネルギーが電気配線1010を介して二次電池102に伝達され蓄積される。
燃料電池100では、燃料タンク103に対しパイプを介して燃料ポンプ107が連通され、燃料ポンプ107は図示しないパイプを介して水溶液109に連通されている。燃料タンク103は、高濃度(約50%程度)の液体メタノール(燃料という)を充填された燃料カートリッジ200から燃料が供給されるようにこの燃料カートリッジ200を取り付け可能でかつ取り外し可能になっている。具体的には、燃料タンク103に燃料カートリッジホルダー220が設けられ、この燃料カートリッジホルダー220が燃料カートリッジ200を着脱可能にホールドする。かかる構成を有するので、燃料電池搭載鞍乗型車両1は、複雑な燃料配管が不要でかつ供給所での燃料供給が不要である。なお、燃料カートリッジ200以外からも燃料供給が可能なように、燃料タンク103に燃料供給口を設けてもよい。
水溶液タンク109は、図示しない水供給口を備えている。また水溶液タンク109は、パイプ111を介して、電動ファン113を備えたラジエター115に連通されている。ラジエター115は、パイプ117を介してラジエター119に連通されている。ラジエター119は、パイプ121を介して水溶液ポンプ123に連通されている。水溶液ポンプ123は、パイプ125及びパイプ127を介して、フィルタ129に連通されている。フィルタ129は、パイプ131を介して燃料電池セルスタック101のアノード側に連通されている。
一方、エアフィルタ141とエアポンプ143とがパイプで連通され、エアポンプ143がパイプ145を介して燃料電池セルスタック101のカソード側に連通されている。
燃料電池セルスタック101は、図ではパイプ145に隠れているパイプを介して水溶液タンク109に連通されている。また、燃料電池セルスタック101は、パイプ151を介してラジエター153に連通されている。ラジエター153は、パイプ155を介してドレイン157を備えた水タンク159に連通されている。水タンク159は、パイプ161を介して、水ポンプ163に連通され、水ポンプ163は、パイプ105を介して、水溶液タンク109に連通されている。水溶液タンク109と水タンク159とはパイプ167を介して連通されている。
次に、燃料電池100の動作を説明する。燃料カートリッジ200を燃料カートリッジホルダー220に装着して燃料タンク103に燃料を供給する。また、水溶液タンク109に水を供給する。そして、燃料ポンプ107、水溶液ポンプ123及び水ポンプ163を駆動する。燃料ポンプ107が燃料タンク103から水溶液タンク109に燃料を供給し、水溶液タンク109に約3%のメタノール水溶液が生成される。
そして水溶液ポンプ123の駆動により、水溶液タンク109のメタノール水溶液がフィルタ129で浄化されて燃料電池セルスタック101のアノード側に供給される。このとき、ラジエター115と119がメタノール水溶液を冷却するが、電動ファン113の回転数調整により、その温度は60度〜70度になる。一方、エアポンプ143を駆動することで、エアフィルタ141が周囲のエアを浄化し、浄化されたエアが燃料電池セルスタック101のカソード側に供給される。
燃料電池セルスタック101のアノード側では、メタノール水溶液のメタノールと水とが電気化学反応して二酸化炭素と水素イオンが生成され、生成された水素イオンは、単電池セルのカソード側に流入する。この水素イオンは、カソード側に供給されたエア中の酸素と電気化学反応し、水蒸気と電気エネルギーが生成され、生成された電気エネルギーは、二次電池102に供給されて蓄積される。
燃料電池セルスタック101のアノード側で生成された二酸化炭素は水溶液タンク109からパイプ167、水タンク159を通り、ドレイン157から排出される。一方、燃料電池セルスタック101のカソード側で生成された水蒸気は気液分離器であるラジエター153で気液分離される。この気液分離で生成された乾いた空気は水タンク159を通り、ドレイン157から排出される。また、気液分離で生成された水は、水タンク159に回収され、水ポンプ163の駆動力により、水溶液タンク109に供給される。
ラジエター153は、液体の温度管理のためのラジエター115や119とは異なり、水蒸気を、より多くの空気と水に分離することを目的とした部品である。燃料電池搭載鞍乗型車両1では、ラジエター153を、車体フレームで囲まれた空間の後方に位置するリアキャリア33内に配置したので、燃料電池セルスタック101などの発熱によって気液分離能力が低下することを防止できる。また、リアキャリア33の周囲には部品がないので、多量の走行風を当てることができ、気液分離をより促進できる。また、リアキャリア33から熱が逃げることによっても気液分離を促進できる。また、ラジエター153のラジエターフィン以外の部分はステンレスで構成されているので高い強度が得られる。
なお、リアキャリア33とラジエター153とを一体化すれば、ラジエター153の熱がリアキャリア33に逃げるので、さらに気液分離を促進できる。また、一体化により構造材料を削減でき、それにより軽量化とコストダウンが図れる。
燃料電池100は車両が停止中のときにも発電しており、そのときには走行風による気液分離が行えないが、リアキャリア33と後輪19の間に空間が存在するので、停止中に多量の自然対流をラジエター153に当てることができ、よって気液分離が促進できる。また、リアキャリア33内にラジエター153を配置したので、不意の外力が加わったときに、リアキャリア33でラジエター153を保護できる。
上述したように構成され作用する第1の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両は、燃料電池100が足元部22の下側に設けられ、二次電池102がダウンチューブ104の途中に設けられ、エアポンプ143がシート15の下側に設けられている。この燃料電池100、二次電池およびシート15からなる3つの構成要素のみを抜き出すと、図3のように示すことができる。
この第1の実施形態においては、図3に示すように燃料電池100、二次電池およびエアポンプ143を設けているが、特に重い部品である燃料電池100およびエアポンプ143をそれぞれ足元部22およびシート15の下側に設けているため、車両の重量バランスが良好であるとともに、重心が低くなり、走行性能が向上する。
図4を参照して、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池搭載鞍乗型車両について説明する。
図4に示す第2の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両は、図1および図2に示した構成において燃料電池100の位置を変更した点が異なるものであり、その他の構成および作用は図1および図2に示すものと同じである。
すなわち、図4に示す第2の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両では、燃料電池100をシート15の下側のエアポンプ143の下側に設けたものであり、二次電池102およびエアポンプ143の位置は図1に示す第1の実施形態と同じように二次電池102がダウンチューブ104の途中に設けられ、エアポンプ143がシート15の下側に設けられたままである。
燃料電池100は、燃料電池搭載鞍乗型車両において最も大きいものであるため、鞍乗型車両のレイアウトの中でも比較的スペースの稼げるシート15の下側にほぼ垂直に設けることにより、足元のレイアウトの自由度が増すことができる。
図4に示す第2の実施形態のように燃料電池100をシート15の下側のエアポンプ143の下側に設けることにより、エアポンプ143と燃料電池100との間が近くなるため、その間の配管が短くなり、圧損を低減できるとともに作業性が良くなるとともに効率的である。また、燃料電池100をシート15の下側にほぼ垂直に設けることにより、燃料電池搭載鞍乗型車両の停止時に水溶液に含まれる気泡が自然と上に抜けるとともに、またエアに含まれる水滴が自然と下に抜け、気泡や水滴が燃料電池100内に溜まることを防止することができる。
更に、重い燃料電池100と二次電池102がほぼ車両中央部にバランス良く存在するため、車両における重量配分が良好であり、走行性能が向上する。
図5を参照して、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池搭載鞍乗型車両について説明する。
図5に示す第3の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両は、図1および図2に示した構成において燃料電池100およびエアポンプ143の位置を変更した点が異なるものであり、その他の構成および作用は図1および図2に示すものと同じである。
すなわち、図5に示す第3の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両では、燃料電池100をシート15の下側に設けるとともに、エアポンプ143をダウンチューブ104の途中に二次電池102にエアポンプ143に並んで設けたものであり、二次電池102は図1に示す第1の実施形態と同じくダウンチューブ104の途中に設けられたままである。
図5に示すように、重い燃料電池100及び二次電池102をほぼ車両中央部にバランス良く設けることにより、車両における重量配分が良好であり、走行性能が向上する。
なお、二次電池102とエアポンプ143をダウンチューブ104の途中に並べて設けることは、例えば二次電池102として最近開発された炭素を利用して著しく小型化されたコンデンサを利用することにより容易なことである。
図6を参照して、本発明の第4の実施形態に係る燃料電池搭載鞍乗型車両について説明する。
図6に示す第4の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両は、図1および図2に示した構成において燃料電池100および二次電池102の位置を変更した点が異なるものであり、その他の構成および作用は図1および図2に示すものと同じである。
すなわち、図6に示す第4の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両では、燃料電池100をダウンチューブ104の途中に設けるとともに、二次電池102をシート15の下側のエアポンプ143の下側に設けたものであり、エアポンプ143は図1に示す第1の実施形態と同じくシート15の下側に設けられたままである。
図6に示すように、重い燃料電池100をダウンチューブ104の途中に設けるということで、その位置はほぼ車両中央部の前寄りになり、車両における重量配分が良好であり、走行性能が向上する。
図7を参照して、本発明の第5の実施形態に係る燃料電池搭載鞍乗型車両について説明する。
図7に示す第5の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両は、図1および図2に示した構成において燃料電池100および二次電池102の位置を変更した点が異なるものであり、その他の構成および作用は図1および図2に示すものと同じである。
すなわち、図7に示す第5の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両では、燃料電池100をシート15の後部に設けるとともに、二次電池102をシート15の下側のエアポンプ143の下側に設けたものであり、エアポンプ143は図1に示す第1の実施形態と同じくシート15の下側に設けられたままである。
図7に示すように、燃料電池100をシート15の後部に設けるということにより、例えば燃料電池100をシート15の後部のリアキャリア33の内部の例えば底部またはリアキャリア33の下側に設けるというようにリアキャリアのスペースを利用して燃料電池を効率的に設けることができ、足元部22のレイアウトの自由度が増すことができる。
図8を参照して、本発明の第6の実施形態に係る燃料電池搭載鞍乗型車両について説明する。
図8に示す第6の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両では、図1および図2に示した構成において燃料電池100および二次電池102の位置を変更した点が異なるものであり、その他の構成および作用は図1および図2に示すものと同じである。
すなわち、図8に示す第6の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両では、燃料電池100をヘッドパイプ106の前側に設けるとともに、二次電池102をシート15の下側のエアポンプ143の下側に設けたものであり、エアポンプ143は図1に示す第1の実施形態と同じくシート15の下側に設けられたままである。
図8に示すように、燃料電池100をヘッドパイプ106の前側に設けるということにより、例えばヘッドパイプ106の前側のフロントキャリア31の内部の例えば底部またはフロントキャリア31の下側に設けるというようにフロントキャリアのスペースを利用して燃料電池を効率的に設けることができ、足元部22のレイアウトの自由度が増すことができる。
図9を参照して、本発明の第7の実施形態に係る燃料電池搭載鞍乗型車両について説明する。
図9に示す第7の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両は、図1および図2に示した構成において二次電池102の位置を変更した点が異なるものであり、その他の構成および作用は図1および図2に示すものと同じである。
すなわち、図9に示す第7の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両では、二次電池102をシート15の下側のエアポンプ143の下側に設けたものであり、燃料電池100およびエアポンプ143は図1に示す第1の実施形態と同じように燃料電池100が足元部22の下側に設けられ、エアポンプ143がシート15の下側に設けられたままである。
図9に示すように、燃料電池100を足元部22の下側に設けた場合には、車両の重量バランスが良好であるとともに、重心が低くなり、走行性能が向上する。
図10を参照して、本発明の第8の実施形態に係る燃料電池搭載鞍乗型車両について説明する。
図10に示す第8の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両は、図1および図2に示した構成において二次電池102およびエアポンプ143の位置を変更した点が異なるものであり、その他の構成および作用は図1および図2に示すものと同じである。
すなわち、図10に示す第8の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両では、二次電池102をシート15の下側に設けるとともに、エアポンプ143をダウンチューブ104の途中に設けたものであり、燃料電池100は図1に示す第1の実施形態と同じく足元部22の下側に設けたままである。
図10に示すように、燃料電池100を足元部22の下側に設けた場合には、車両の重量バランスが良好であるとともに、重心が低くなり、走行性能が向上する。
上述した第1〜第8の実施形態は、燃料電池100、二次電池102およびエアポンプ143を足元部22の下側、ダウンチューブ104の途中、シート15の下側、ヘッドパイプ106の前側、シート15の後部の5箇所に設ける場合について説明したものであるが、燃料電池100、二次電池102およびエアポンプ143を上記した5箇所に任意の組み合わせで設けることができる配置は、上述した第1〜第8の実施形態における配置に限定されるものでなく、種々のものが考えられるものである。特に、最近開発された炭素を利用して著しく小型化されたコンデンサを例えば二次電池102に使用することにより、二次電池102が著しく小型化されることになるので、このような場合には、例えば二次電池102と燃料電池100を並べてシート15の下側に配置することも容易であるし、二次電池102をヘッドパイプ106の前側のフロントキャリア31またはシート15の後部のリアキャリア33の下側や内部の底部などに容易に設けることができるようになるものである。
なお、上述した各実施形態のうち燃料電池100をシート15の下側に設けた場合において、燃料電池100よりも下方に水タンクを設けることも可能であるが、このように構成することにより、燃料電池100から排出された水滴を水タンクに自然に溜まるようにすることができる。
また、燃料電池、気液分離器を構成するラジエター、水タンクを例えば縦方向に並べて配置することができる場合には、燃料電池やラジエターで発生する水滴が自然落下により水タンクに溜まるようにすることが可能である。更に、燃料電池をヘッドパイプ106とピボット部の間に斜めに設けることも可能であるが、このように設けることにより、車両の前後重量バランスを向上することができる。
また、図1では燃料タンク103水溶液タンク109が縦方向に並べて設けられているが、燃料タンク内の燃料を自然落下により水溶液タンクに供給することができる。なお、この場合の燃料の供給量の制御は例えば電磁バルブで行なうことが可能である。また更に、エアポンプを吸込み側で使用するようにすると、燃料電池の下側に重いエアポンプを設けることができる。水タンクからの水やエアポンプからの空気用の配管をハーネス類とは反対側である鞍乗型車両の片側に集中的に設けることにより、メンテナンスを効率化することができるとともに、水漏れ時にもハーネスに水がかからないようにすることができる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池搭載鞍乗型車両の全体的構成を示す側面図である。 図1に示す実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両に使用されている燃料電池の構成を示す図である。 図1に示す第1の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両における燃料電池、二次電池、エアポンプの配置のみを抜き出して示す説明図である。 本発明の第2の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両における燃料電池、二次電池、エアポンプの配置のみを抜き出して示す説明図である。 本発明の第3の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両における燃料電池、二次電池、エアポンプの配置のみを抜き出して示す説明図である。 本発明の第4の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両における燃料電池、二次電池、エアポンプの配置のみを抜き出して示す説明図である。 本発明の第5の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両における燃料電池、二次電池、エアポンプの配置のみを抜き出して示す説明図である。 本発明の第6の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両における燃料電池、二次電池、エアポンプの配置のみを抜き出して示す説明図である。 本発明の第7の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両における燃料電池、二次電池、エアポンプの配置のみを抜き出して示す説明図である。 本発明の第8の実施形態の燃料電池搭載鞍乗型車両における燃料電池、二次電池、エアポンプの配置のみを抜き出して示す説明図である。
符号の説明
1 燃料電池搭載鞍乗型車両
15 シート
22 足元部
31 フロントキャリア
33 リアキャリア
100 燃料電池
101 燃料電池セルスタック
104 ダウンチューブ
106 ヘッドパイプ
143 エアポンプ

Claims (15)

  1. 燃料電池から発生する電気エネルギで作動する燃料電池搭載鞍乗型車両であって、
    前記燃料電池を鞍乗型車両の搭乗者が着座するシートの下側に設けることを特徴とする燃料電池搭載鞍乗型車両。
  2. 燃料電池から発生する電気エネルギで作動する燃料電池搭載鞍乗型車両であって、
    前記燃料電池を鞍乗型車両の搭乗者が足を置く足元部の下側に設けることを特徴とする燃料電池搭載鞍乗型車両。
  3. 燃料電池から発生する電気エネルギで作動する燃料電池搭載鞍乗型車両であって、
    前記燃料電池をステアリングシャフトが回転自在に嵌挿支持されるヘッドパイプに上端部が取り付けられているダウンチューブの途中に設けることを特徴とする燃料電池搭載鞍乗型車両。
  4. 燃料電池から発生する電気エネルギで作動する燃料電池搭載鞍乗型車両であって、
    前記燃料電池を鞍乗型車両の搭乗者が着座するシートの後部に設けることを特徴とする燃料電池搭載鞍乗型車両。
  5. 燃料電池から発生する電気エネルギで作動する燃料電池搭載鞍乗型車両であって、
    前記燃料電池をステアリングシャフトが回転自在に嵌挿支持されるヘッドパイプの前側に設けることを特徴とする燃料電池搭載鞍乗型車両。
  6. 前記燃料電池から生成される電気エネルギを蓄積する二次電池を鞍乗型車両の搭乗者が着座するシートの下側に設けることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃料電池搭載鞍乗型車両。
  7. 前記燃料電池から発生される電気エネルギを蓄積する二次電池を鞍乗型車両の搭乗者が足を置く足元部の下側に設けることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の燃料電池搭載鞍乗型車両。
  8. 前記燃料電池から生成される電気エネルギを蓄積する二次電池をステアリングシャフトが回転自在に嵌挿支持されるヘッドパイプに上端部が取り付けられているダウンチューブの途中に設けることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の燃料電池搭載鞍乗型車両。
  9. 前記燃料電池から生成される電気エネルギを蓄積する二次電池を鞍乗型車両の搭乗者が着座するシートの後部に設けることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の燃料電池搭載鞍乗型車両。
  10. 前記燃料電池から生成される電気エネルギを蓄積する二次電池をステアリングシャフトが回転自在に嵌挿支持されるヘッドパイプの前側に設けることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の燃料電池搭載鞍乗型車両。
  11. 前記燃料電池における第1の電気化学反応により生成される水素イオンとの第2の電気化学反応により電気エネルギを生成するための酸素を含む空気を供給するエアポンプを搭乗者が着座するシートの下側に設けることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の燃料電池搭載鞍乗型車両。
  12. 前記燃料電池における第1の電気化学反応により生成される水素イオンとの第2の電気化学反応により電気エネルギを生成するための酸素を含む空気を供給するエアポンプを搭乗者の足を置く足元部の下側に設けることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の燃料電池搭載鞍乗型車両。
  13. 前記燃料電池における電気化学反応により生成される水素イオンとの電気化学反応により電気エネルギを生成するための酸素を含む空気を供給するエアポンプをステアリングシャフトが回転自在に嵌挿支持されるヘッドパイプに上端部が取り付けられているダウンチューブの途中に設けることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の燃料電池搭載鞍乗型車両。
  14. 前記燃料電池における第1の電気化学反応により生成される水素イオンとの第2の電気化学反応により電気エネルギを生成するための酸素を含む空気を供給するエアポンプを鞍乗型車両の搭乗者が着座するシートの後部に設けることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の燃料電池搭載鞍乗型車両。
  15. 前記燃料電池における第1の電気化学反応により生成される水素イオンとの第2の電気化学反応により電気エネルギを生成するための酸素を含む空気を供給するエアポンプをステアリングシャフトが回転自在に嵌挿支持されるヘッドパイプの前側に設けることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の燃料電池搭載鞍乗型車両。
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