JP2005121990A - クリーニング装置及びクリーニング装置の組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】特に、使用初期のクリーニング部材のめくれを防止することができ、且つ、クリーニング容器内に廃トナーを確実に保持するためのシール性を備えたクリーニング装置、及びこのクリーニング装置の組立方法を提供する。
【解決手段】 クリーニング装置1は、像担持体101の表面移動方向と交差する軸線に沿って配置されて、先端面32と、厚み方向において先端面32の一端側に位置する、像担持体101に当接する第一の角部34と、厚み方向において先端面32の他端側に位置する第二の角部35と、を備えたクリーニング部材3と、像担持体101から除去される付着物を受容するための上記軸線方向に沿って延在する開口部21を有する枠体2と、開口部21の上記軸線方向の端部に設けられたシール部材7と、を有し、クリーニング部材3が像担持体101に当接していない状態において、クリーニング部材3の第二の角部35とシール部材7との間には、隙間gが設けられている構成とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、例えば、電子写真方式、静電気録方式を用いて画像を形成するプリンター、複写機などの画像形成装置或いはこの画像形成装置に対し着脱可能なプロセスカートリッジにおいて使用されるクリーニング装置及びクリーニング装置の組立方法に関するものである。
従来、例えば、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置(電子写真画像形成装置)は、像担持体としての一般にドラム型とされる電子写真感光体(感光体ドラム)を帯電させた後露光して静電像を形成し、この静電像に現像手段によって現像剤(トナー)を供給してトナー像として現像する。そして、このトナー像を記録材に転写し、定着させた後記録画像を出力する。そして、トナー像を記録材等に転写した後の感光体ドラムの表面に残留したトナーなどの付着物(残留トナー)は、クリーニング装置によって除去され、クリーニング容器などに回収される。
例えば、電子写真画像形成装置においては、感光体ドラムと、この感光体ドラムに作用するプロセス手段とを一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンに依らずにユーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができる。そこで、プロセスカートリッジ方式は広く用いられている。
又、感光体ドラムの寿命が延び、プリント可能枚数が増えたことにより、現像剤の供給能力に制限の生じる現像手段を独立なユニット(現像ユニット)とし、一方、感光体ドラム、帯電手段及びクリーニング装置などを一体としたプロセスカートリッジとして分け、装置本体への着脱とメンテナンスを容易にし、且つ、それぞれ主要部品の寿命に則した使い方がなされたものもある。
例えば、上述のようなプロセスカートリッジにおいて、画像形成に伴い感光体ドラムのクリーニングによって発生した廃トナーは、感光体ドラムの寿命に見合って十分に収納しうる容積のクリーニング容器内に蓄えられ、プロセスカートリッジ交換時に取り除かれる。更に、クリーニング容器内に、クリーニング容器を感光体ドラム側(容器前方側)と容器後方側とに略二分する仕切壁と、仕切壁に設けられた開口部と、感光体ドラム側のクリーニング室内で回転し、回収したトナーを容器後方側の回収室に送る送り部材で構成されるトナー搬送手段と、を有した構成とされているものもある。
クリーニング装置は、一般に、クリーニング容器(枠体)の感光体ドラム側の開口部(容器開口部)のうち、感光体ドラムの表面移動方向下流側にクリーニング部材を配置し、これを感光体ドラムの表面に当接させて感光体ドラム上の残留トナーをクリーニング容器内に回収する。クリーニング部材は、一般にはブレード形状のもの(クリーニングブレード)が用いられ、良好なクリーニング性能を得るため、感光体ドラムの走行方向に対してカウンター方向、即ち、感光体ドラムの表面移動方向上流側にクリーニングブレードの自由端を向けて当接するようにクリーニング装置に組み付ける。
又、容器開口部の長手方向両端部の感光体ドラム円周方向全域には、廃トナーがクリーニング容器の外へ漏れるのを防止のため、端部シール部材を配置し、これを感光体ドラムに当接させている。
更に、クリーニングブレードの長手方向両端部の裏側には、補助的にクリーニング容器からのトナー漏れを防止するための補助シール部材を設けている。
そして、従来、アルコール等の液体にフッ化カーボン等を成分とする潤滑剤粉末を分散させた潤滑剤塗布液を用いて、クリーニングブレードの当接エッジ部に潤滑剤を塗布することが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
ところで、近年、高画質化のためにトナー粒子が小粒径化したことや、感光体ドラムの長寿命化に伴って収納しなければならない残留トナー量が増加したことなどから、クリーニング容器の容器開口部近傍に廃トナーがとどまることがある。このため、クリーニング容器の開口部の長手方向端部からの廃トナーの漏れを厳に防止することが求められる。
一方、非磁性の球形トナーを用いる場合などには、トナー同士の静電気的反発力や流動性のために、クリーニングブレードの当接圧を大きくするなどして、感光体ドラム上の残留トナーをクリーニングブレードがかきとる能力を上げる必要がある。そのため、感光体ドラムとの摩擦力が大きくなる傾向にある。
加えて、感光体ドラムの長寿命化を図るために、材料の分子量を大きくするなどにより表層を硬くした感光体ドラムを用いる方法があるが、この方法を用いる場合、感光体ドラムの表面でのクリーニングブレードの滑り性が低くなる。
画像形成動作に伴って感光体ドラムからクリーニングされた廃トナーは、クリーニングブレードと感光体ドラムの表層との摩擦力を小さくする潤滑材として働くが、画像形成装置或いはプロセスカートリッジの寿命の初期においては、クリーニング容器に収納されている廃トナー量が少ないため、上述のようにクリーニングブレードの滑り性が悪くなると、更にクリーニングブレードがめくれる可能性が高まる。
このように、近年、廃トナーを確実にクリーニング容器内に保持するシール性を有すると共に、特に画像形成装置或いはプロセスカートリッジの使用初期、即ち、クリーニング装置の使用初期におけるクリーニングブレードの滑り性を増し、めくれを防止することが益々重要となってきている。
しかしながら、従来、クリーニングブレードへの潤滑剤塗布は上述のような補助シール部材を組み付けた状態で行うため、上記のようにアルコール等の媒体に潤滑剤粉末を分散した潤滑剤塗布液を用いてクリーニングブレードの当接エッジ部に潤滑剤を塗布する場合に、クリーニングブレードの両端部裏側に設けられる補助シール部材に潤滑剤が吸収されてしまい、クリーニングブレードへの付着量が減少することがあることが分かった。又、めくれ防止に必要な潤滑性を付与するための多量の潤滑剤を塗布することで、剥がれた潤滑剤が画像形成装置内の他の部材に付着することにより画像劣化が発生することがあることが分かった。
特開平2−82283号公報 特開平11−47658号公報
従って、本発明の目的は、特に、使用初期のクリーニング部材のめくれを防止することができ、且つ、クリーニング容器内に廃トナーを確実に保持するためのシール性を備えたクリーニング装置、及びこのクリーニング装置の組立方法を提供することである。
又、本発明の他の目的は、めくれ防止のためにクリーニング部材に多量の潤滑剤を塗布する必要がなく、剥がれた潤滑剤が画像形成装置内の他の部材に付着して画像劣化の原因となるのを防止することのできるクリーニング装置、及びこのクリーニング装置の組立方法を提供することである。
上記目的は本発明に係るクリーニング装置及びクリーニング装置の組立方法にて達成される。要約すれば、第一の本発明は、像担持体上の付着物を除去するためのクリーニング装置において、前記像担持体の表面移動方向と交差する軸線に沿って配置されて、先端面と、厚み方向において前記先端面の一端側に位置する、前記像担持体に当接する第一の角部と、厚み方向において前記先端面の他端側に位置する第二の角部と、を備えたクリーニング部材と;前記像担持体から除去される付着物を受容するための前記軸線方向に沿って延在する開口部を有する枠体と;前記開口部の前記軸線方向の端部に設けられたシール部材と;を有し、前記クリーニング部材が前記像担持体に当接していない状態において、前記クリーニング部材の前記第二の角部と前記シール部材との間には、隙間が設けられていることを特徴とするクリーニング装置である。
上記第一の本発明の一実施態様によると、前記シール部材は、前記第二の角部との隙間を有するための面取り部を備えている。一実施態様では、前記クリーニング部材は、前記シール部材を前記枠体との間で圧縮する方向と交差する方向において、相対的に厚みが厚い厚肉領域と、前記先端面を含む相対的に厚みが薄い薄肉領域とを有し、前記クリーニング部材が前記枠体に取り付けられ、前記クリーニング部材が前記像担持体に当接していない状態において、前記枠体の前記シール部材が固定される座面と前記クリーニング部材との間隔は、前記厚肉領域に対して前記薄肉領域で広い。他の実施態様によると、前記枠体の前記シール部材が固定される座面は、前記シール部材が前記第二の角部との隙間を有するための凹部を有する。又、上記第一の本発明の一実施態様によると、前記クリーニング部材が前記像担持体に当接していない状態において、前記第一の角部に液体に粉体潤滑剤を分散させた潤滑剤塗布液が塗布される。
第二の本発明によると、像担持体上の付着物を除去するためのクリーニング装置であって、前記像担持体の表面移動方向と交差する軸線に沿って配置されて、先端面と、厚み方向において前記先端面の一端側に位置する、前記像担持体に当接する第一の角部と、厚み方向において前記先端面の他端側に位置する第二の角部と、を備えたクリーニング部材と、前記像担持体から除去される付着物を受容するための前記軸線方向に沿って延在する開口部を有する枠体と、前記開口部の前記軸線方向の端部に設けられたシール部材と、を有するクリーニング装置の組立方法において、前記枠体の前記開口部の前記軸線方向端部に設けられた座面に前記シール部材を取り付けるシール部材取り付け工程と;前記クリーニング部材の前記第二の角部と、前記シール部材との間に隙間を設けて、前記クリーニング部材を前記枠体に取り付けるクリーニング部材取り付け工程と;を有することを特徴とするクリーニング装置の組立方法が提供される。
上記第二の本発明の一実施態様によると、クリーニング装置の組立方法は更に、前記クリーニング部材の前記第一の角部に、液体に粉体潤滑剤を分散させた潤滑剤塗布液を塗布する塗布工程を含む。一実施態様では、前記塗布工程は、前記クリーニング部材の前記第一の角部に近接させたノズルから前記潤滑剤塗布液を排出して塗布する。他の実施態様では、前記クリーニング部材の前記端面が前記シール部材に向かって鉛直方向と成す角度が40度〜70度となる配置にて前記塗布工程を実施する。又、第二の本発明の一実施態様によると、前記シール部材は、前記第二の角部との隙間を有するための面取り部を備えている。
本発明によれば、潤滑剤がシール部材に吸い込まないように潤滑剤塗布液をクリーニング部材の当接エッジ部に塗布できるため、適切な厚みで潤滑剤を塗布することが可能となり、特に、使用初期におけるクリーニング部材の長手方向端部からのめくれを防止することができる。又、多量の潤滑剤を必要としなくなったため、剥がれた潤滑剤による画質劣化を防止することができる。つまり、本発明によれば、クリーニング装置は、特に、使用初期のクリーニング部材のめくれを防止することができ、且つ、クリーニング容器内に廃トナーを確実に保持するためのシール性を備えることができ、又、めくれ防止のためにクリーニング部材に多量の潤滑剤を塗布する必要がなく、剥がれた潤滑剤が画像形成装置内の他の部材に付着して画像劣化の原因となるのを防止することができる、といった効果を奏し得る。
以下、本発明に係るクリーニング装置及びクリーニング装置の組立方法を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
[画像形成装置全体構成]
先ず、本発明のクリーニング装置が適用される画像形成装置の一実施例の全体構成について説明する。
図1は、本発明を適用するのに適した、電子写真方式を利用した画像形成装置の概略構成を示す。画像形成装置100は、例えば装置本体に対して通信可能に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部機器からの画像情報信号に応じて、或いは装置本体に設けられた原稿読み取り部にて読み取った原稿画像の情報に従って、記録材、例えば、記録用紙、OHPシート、布などに画像を形成して出力するレーザビームプリンタ、複写機などとされる。
画像形成装置100は、図示矢印A方向に回転される像担持体としてのドラム型の電子写真感光体(感光体ドラム)101を備えている。感光体ドラム101は、外径30mm、肉厚0.5mmのアルミシリンダーに感光層を形成したものを使用し、60rpmで回転(周速は94.2mm/sec)させる。
この感光体ドラム101に当接して、帯電手段としての帯電ローラ102が、図示矢印E方向に回転可能に配置されており、この帯電ローラ102にバイアスを印加することで、当接ニップ近傍で感光体ドラム101は一様に帯電される。一様に帯電された感光体ドラム101に、露光手段としてのレーザスキャナなど(図示せず)により画像の情報に応じた露光Iが照射されて、感光体ドラム101に静電像が形成される。
又、感光体ドラム101の回転方向下流側には現像手段たる現像器103が配置されている。この現像器103は、図示矢印B方向に回転する現像剤担持体としての現像ローラ103aを有しており、この現像ローラ103aから感光体ドラム101にトナーが供給される。本実施例では、現像剤として一成分現像剤である非磁性の球形トナーを使用した。感光体ドラム101に形成された静電像が現像ローラ103aに対向する位置にくると、この静電像に現像ローラ103aからトナーが供給され、感光体ドラム101上にトナー像が形成される。
感光体ドラム101に形成されたトナー像の移動速度に同期したタイミングでレジストローラ106a、106bが図示矢印C1、C2方向に回転し、記録材Pが転写領域Tに向けて搬送される。レジストローラ106a、106bから送り出された記録材Pは、転写上ガイド板107aと転写下ガイド板107bとの間を通過して感光体ドラム101に到達する。感光体ドラム101に到達した記録材Pは転写領域Tに搬送される。転写領域Tでは、転写手段としての転写ローラ104によって、感光体ドラム101上のトナー像が記録材Pに静電的に転写される。転写ローラ104は、図示矢印F方向に回転して感光体ドラム101との間で記録材Pを挟持搬送する。その後、感光体ドラム101の曲率と記録材Pのコシの強さによって、記録材Pは感光体ドラム101から分離(曲率分離)され、除電器105によって記録材Pの裏の電荷が適正化される。
詳しくは後述するように、転写領域Tよりも感光体ドラム101の回転方向下流側には、クリーニング部材たるブレード形状の弾性部材(クリーニングブレード)3を備えたクリーニング装置(クリーナー)1が配置されている。このクリーニングブレード3によって転写工程後に感光体ドラム1に残留したトナーなどの付着物(残留トナー)が掻き落とされる。又、感光体ドラム101から掻き落とした残留トナーは可撓性シート部材(すくいシート)5により、廃トナー収納部たるクリーニング容器2に送り込まれる。
クリーニング装置1よりも感光体ドラム101の回転方向下流側には、除電装置108が配置されており、この除電装置108により感光体ドラム101の残電位が除電される。
一方、トナー像が転写された記録材Pは、記録材Pを矢印D方向に搬送する搬送手段109によって定着器110に搬送される。この定着器110によって記録材Pにトナー像が定着され、その後、記録材Pが機外に排出されて画像形成が終了する。
[クリーニング装置]
次に、図2〜図4をも参照して、クリーニング装置1について更に説明する。
クリーニング装置1は、クリーニング容器(枠体)2の感光体ドラム101側の開口部(容器開口部)21のうち、感光体ドラム101の表面移動方向下流側にクリーニングブレード3を配置し、これを感光体ドラム101の表面に当接させて感光体ドラム101上の残留トナーをクリーニング容器2内に収納する。
クリーニングブレード3は、感光体ドラム101の回転軸方向に延びるブレード形状の弾性部材であり、これは装置の小型化や駆動源が不要であるといった利点から広く利用されている。クリーニングブレード3は、感光体ドラム10の走行方向に対してカウンター方向、即ち、感光体ドラム101の表面移動方向上流側にクリーニングブレード3の自由端を向けて当接するように、クリーニング装置1に組み付ける。クリーニングブレード3の感光体ドラム101側の面(以下「表面」という。)31の感光ドラム101の表面移動方向上流側の先端部(当接エッジ部)34が、感光体ドラム101を押圧することにより、転写工程後に感光体ドラム101上に残存する残留トナーが掻き落とされる。当接エッジ部34を形成する面のうち感光体ドラム101の表面移動方向上流側の面(クリーニングブレード3の自由端側の端面)32を以下「先端面」と呼ぶ。
つまり、クリーニングブレード3は、感光体ドラム101の表面移動方向と交差する軸線方向に沿って配置され、先端面32と、厚み方向において先端面32の一端側(表面31側)に位置する、感光体ドラム101に当接する第一の角部である当接エッジ部34と、厚み方向において先端面32の他端側(裏面33側)に位置する第二の角部であるシールエッジ部35を備える。そして、このクリーニングブレード3は、感光体ドラム101から除去される残留トナーなどの付着物を受容するための、クリーニングブレード3の上記軸線方向(長手方向)に沿って延在する開口部(容器開口部)21を有する枠体2へと、残留トナーなどの付着物を回収する。
本実施例では、クリーニングブレード3は保持部材4と一体で成形されており、クリーニングブレード3と保持部材4との連結部37(図7参照)における接着強度を上げている。クリーニングブレード3は、保持部材4をビス止めなどにより枠体2に固定することで組み付けられる。
又、クリーニングブレード3は、先端部、即ち、先端面32側の厚みを、保持部材4との連結部37側と比較して薄くすることで、適正な当接圧及び当接角を得られるようにしている。本実施例では、感光体ドラム101側の表面31を略平坦として、クリーニングブレード3の感光体ドラム101とは反対側の面(以下「裏面」という。)33に、表面31側に向けて傾斜し厚みが漸減する遷移部36(図7参照)を設けることによって、先端面32側を連結部37側に対して薄くしている。又、本実施例では、クリーニングブレード3の材質として、感光体ドラム101に傷などをつけないようにウレタンゴムを用いた。
一方、クリーニング容器2の容器開口部21のうち、クリーニングブレード3に対して感光体ドラム101の表面移動方向上流側には、クリーニングブレード3でクリーニングされた廃トナーをクリーニング容器2の外に出さないために、容器開口部21の長手方向全域にわたって可撓性シート部材(すくいシート)5が、感光体ドラム101に当接して配置される。本実施例では、可撓性シート部材5として、ポリエチレンテレフタレートにて形成されたシートを用いた。又、本実施例では、可撓性シート部材5は、容器開口部21の感光体ドラム101の回転方向上流側の枠体2のエッジ部23に、接着手段として両面テープで着した。
又、クリーニング装置1は、クリーニング容器2に回収したトナーがクリーニングブレード3の長手方向両端部から外に漏れるのを防止するために以下のシール構成を有する。尚、以下の説明において、クリーニング装置1の長手方向両端部側に実質的に対称に設けられ、同じ作用を成す要素については、特に区別を要しない場合は、図中符号に与えた添え字a、bは省略して総括的に説明する。
廃トナーがクリーニング容器2外へ排出するのを防止のために、容器開口部21の長手方向両端部の感光体ドラム101の円周方向全域に、端部シール部材6(6a、6b)を配置し、これを感光体ドラム101に当接させる。図2中拡大して示すように、本実施例では、端部シール部材6は、クリーニングブレード3の長手方向端部側面36に対し縦シール面61で当接する縦シール部63と、クリーニングブレード3の先端面32に対し横シール面62で当接する横シール部64を有する略L字形状の弾性部材を用いた。そして、この端部シール部材6を容器開口部21の長手方向端部に隣接する枠体2上の端部シール接着表面24に、接着手段として両面テープ65で固定した。
更に、補助的にクリーニング容器2からのトナー漏れを防止するために、クリーニングブレード3の長手方向(軸線方向)両端部の裏側に補助シール部材7(7a、7b)を設ける。図3は、クリーニング装置1から、クリーニングブレード3、端部シール7及び可撓性シート部材5を取り除いた状態を示す。補助シール部材7は、容器開口部21の長手方向両端部の枠体2に凹状に形成した貼り付け座面(座面)22に、クリーニングブレード3の裏面33を押すように、接着手段としての両面テープで接着した。クリーニング容器2内に一旦回収した廃トナーが漏れないように、補助シール部材7のつぶし量を設定している。補助シール部材7としては、弾性部材として、特に発泡弾性部材(スポンジ)を好適に用いることができ、本実施例では、モルトプレンで形成されたスポンジを用いた。このようなスポンジであれば、そのつぶし量により比較的容易に圧力を管理することができる。
図4はクリーニング装置1の概略分解斜視図である。又、図5は本実施例のクリーニング装置1に感光体ドラム101が組み付けられた状態における、容器開口部21の長手方向端部において枠体2に設けられた座面22の位置での断面図(図2中A−A線断面)である。
そして、特に初動時における感光体ドラム101との摩擦によるクリーニングブレード3のめくれを防止するために、クリーニングブレード3の当接エッジ部34に潤滑材を塗布する。潤滑剤は、液体にフッ化カーボン等を成分とする粉体潤滑剤を分散させた潤滑剤塗布液を塗布し、次いで液体を揮発させることにより、均一に安定して塗布することができる。又、このような潤滑剤塗布液を均一濃度にて作業性よく塗布するために、上記特許文献2に記載される塗布装置を好適に用い得る。
図16及び図17を参照して、本発明にて好適に用い得る潤滑剤の塗布装置について説明する。斯かる塗布装置は、基本的に上記特許文献2に記載のものに準じる。図16は、潤滑剤塗布液をクリーニングブレード3に塗布する塗布装置120の概略構成を示す。又、図17は、塗布装置120をロボットアーム140に取り付けてクリーニング装置1のクリーニングブレード2に塗布する様子を示す。
塗布装置120は、下部先端にノズル122が形成されたシリンジ121を有する。シリンジ121内に設けられたピストン123は、スライダ124に連結され、モータ125で上下方向に駆動される。一方、潤滑剤塗布液収容部130は、容器131内に潤滑剤塗布液Lを収容しており、この潤滑剤塗布液Lは、マグネットミキサー133により磁気撹拌子132を回転させることで攪拌している。
塗布装置120は、図17に示すようにロボットアーム140により上下左右前後に動かすことができるようになっており、潤滑剤塗布液収容部130の位置で下方に移動されて、ノズル122を容器131内の潤滑剤塗布液Lに浸してピストン123を上方に移動させるとにより、シリンジ121内に必要な量の潤滑剤塗布液を吸引する。次いで、ロボットアーム140により、塗布装置120を、クリーニングブレード3の当接エッジ部34を上方に向けてクリーニング装置1が支持台上に位置決めされた位置まで移動させる。そして、ノズル122をクリーニングブレード3の当接エッジ部34に近接させる。次いで、ピストン123を所定速度で下降させてシリンジ121内に吸引した潤滑剤塗布液Lを吐出しながら、ノズル122をクリーニングブレード3上を走査させて塗布していく。
潤滑剤としては、フッ化カーボン、シリコーン樹脂などの粉末、例えば、セフボン(商品名)、トスパール(商品名)などを好適に用い得る。又、潤滑剤を分散させる液体としては、例えば、イソプロピルアルコールを含むアルコールなどの揮発性液体を好適に用い得る。
クリーニング装置1の組立は、補助シール部材7、クリーニングブレード3、端部シール部材6、可撓性シート部材5、クリーニングブレード3への潤滑剤塗布の順番に行う。
[クリーニング装置の組立]
次に、図6〜図10をも参照して、本実施例のクリーニング装置1の組立方法について説明する。
前述のように、本発明者の検討により、従来、クリーニンブレード3の両端部裏側に設けられる補助シール部材7に潤滑剤が吸収されてしまい、クリーニングブレード3への付着量が減少することで、使用初期のクリーニングブレード3のめくれを有効に防止できない虞があるか、或いは有効量の潤滑剤を塗布するために多量の潤滑剤を必要とし、これが画像形成装置内の他の部材に付着して画像劣化の原因となる虞があることが分かった。
そこで、本発明では、クリーニングブレード3の当接エッジ34を形成する面のうち感光体ドラム101の表面移動方向上流方向側の面、即ち、補助シール部材7に隣接する先端面32の第二の角部であるシールエッジ部35が補助シール部材7に接触しないようにしてクリーニングブレード3を組み付けた後に塗布剤を塗布し、その後感光体ドラム101をクリーニングブレード3に当接させる。以下、更に詳しく説明する。
クリーニング装置1の組立においては、先ず、枠体2の容器開口部21の長手方向端部に設けられた座面22に補助シール部材7を取り付ける。図6(a)は、座面22に補助シール部材7を貼り付ける様子を示す。
図6(b)に示すように、本実施例では、補助シール部材7は、全体として幅(クリーニングブレード3の長手方向)W7、厚さT7、長さ(クリーニングブレード3の短手方向)L7の角柱状のスポンジである。但し、本実施例では、補助シール部材7は、クリーニングブレード3の第二の角部であるシールエッジ部35との間に、後述の隙間g(図8参照)を有するための傾斜面(面取り部)71を備えている。更に説明すると、補助シール部材7は、クリーニングブレード3が圧接される側の表面72の、感光体ドラム101の表面移動方向上流側の端縁、即ち、クリーニングブレード3の先端面32に隣接して配置される端縁を、厚さ方向幅m7、長さ方向幅n7にて面取りして傾斜面71を設けている。これにより、クリーニングブレード3の先端面32に隣接して配置される位置に向けて補助シール部材7の厚みを小さくしている。一具体例として、ここでは幅W7=5mm、厚さT7=4mm、長さL7=10mm、厚さ方向面取り幅m7=1.6mm、長さ方向面取り幅n7=2.0mmに設定した。
次いで、枠体2の座面22に補助シール部材7を取り付けた後に、これをクリーニングブレード3の裏面33と枠体2との間で挟むように、クリーニングブレード3を枠体2に取り付ける。図7は、座面22に補助シール部材7のみを貼り付けた状態であり、その上にクリーニングブレード3を取り付ける様子を示す。
ここで、上述のように、クリーニングブレード3は、裏面33に先端面32側に向かって厚みが漸減する遷移部36を設けることで、先端面32側の厚みを、連結部37側の厚みよりも薄くしている。又、連結部37の終端部も、保持部材4に向けて厚みが漸減されている。ここでは、厚みが薄くされた先端面32側の領域を薄肉領域3A、遷移部36に相当する領域を遷移領域3B、厚みが厚くされた連結部37の領域を厚肉領域3C、連結部37の終端における厚みが漸減する領域を連結部終端領域3Dと呼ぶ。一具体例として、ここでは薄肉領域3Aの厚さT31=1.6mm、長さ(クリーニングブレード3の短手方向)L31=2.0mm;遷移領域3Bの長さL32=5.0mm;厚肉領域3Cの厚さT32=2.7mm、長さL33=3.0mm;連結部終端領域3Dの長さL34=1.0mmに設定し、厚肉領域3Cと薄肉領域3Aとを略線形に厚みが変化する遷移領域3Bで連続させる。
図7から分かるように、本実施例では、座面22は、保持部材4の一部から先端面32までの範囲に凹状に枠体2に形成される。そして、略角柱形状の補助シール部材7は、その裏面73を座面22の形状に沿わせて貼着することで変形される。本実施例では、座面22の断面形状は、保持部材4、連結部終端領域3D及び厚肉領域3Cに相当する領域で、ほぼクリーニングブレード3の裏面33の断面形状に適合する形状とされている。一方、遷移領域3B、薄肉領域3Aに相当する領域では、クリーニングブレード3の裏面33の断面形状に適合する形状とはなっておらず、ほぼ平坦になっている。
つまり、クリーニングブレード3及び保持部材4の厚みの中心を通り、補助シール部材7を圧縮する方向に対し交差する(略垂直)方向に沿う基準面Xを想定した場合に、クリーニングブレード3の裏面33の基準面Xに対する相対距離の増減態様と、座面22の同増減態様とは、保持部材4に相当する領域、連結部終端領域3D及び厚肉領域3Cではほぼ同一とされている。一方、遷移領域3B、薄肉領域3Aにおいては、基準面Xに対する相対距離は、クリーニングブレード3の裏面33では厚肉領域3Cに対して減少するのに対して、座面22では変化しない。一具体例として、ここでは、保持部材4が当接される枠体2の面からの深さで見て、クリーニングブレード3の薄肉領域3A、遷移領域3B及び厚肉領域3Cに相当する領域の深さD21を2.6mm、保持部材4に相当する領域の深さD22を2.0mmに設定し、それぞれの深さの領域同士はほぼ直線的に深さが変化する面で連続させた。これにより、クリーニングブレード3を取り付けたときにクリーニングブレード3の裏面33と座面22との間隔(圧縮された補助シール部材7の厚さ)は、厚肉領域3Cに対して、薄肉領域3Aの端面(先端面)32に向けて広くなる。
図8は、補助シール部材7を座面22に貼り付けた枠体2に対してクリーニングブレード3を取り付けた状態であって、感光体ドラム101を組み付ける前の状態(クリーニングブレード3が感光体ドラム101に当接していない状態)を示す。図8から分かるように、感光体ドラム101を組み付ける前の状態で、先端面32の一方の角部(第二の角部)であるシールエッジ部35と補助シール部材7との間には隙間gが形成され、先端面32が補助シール部材7に接触しないようになっている。本実施例では、補助シール部材7の厚み方向の幅α=0.2mm、長さ方向の幅β=0.3mmの隙間gを設けることができた。
本実施例では、隙間gは、主に、補助シール部材7に上記傾斜面71を設けることによって得られる。そして、更に座面22の形状、即ち、少なくともクリーニングブレード3の薄肉領域3Aにおいて座面22の形状をクリーニングブレード3の裏面33の形状に適合した形状とはせずにほぼ平坦とし、これにより、クリーニングブレード3を取り付けた際のクリーニングブレード3の裏面33と座面22との間隔を厚肉領域3Cに対して、薄肉領域3Aの端面(先端面)32に向けて広くなるようにすることが、隙間gの形成に寄与している。
以上のようにして、枠体2に補助シール部材7とクリーニングブレード3とを組み付けた後、続いて端部シール部材6、可撓性シート部材5をこの順番で枠体2に組み付ける。図8は、補助シール部材7、クリーニングブレード3に加えて、更に端部シール部材6、可撓性シート部材5をも取り付けた状態を示している。
その後、クリーニングブレード3の当接エッジ部34に、上述のような塗布装置120(図16及び図17参照。)により潤滑剤を塗布する。図9は、塗布装置120のノズル122をクリーニングブレード3の当接エッジ部34に近接させて、潤滑剤塗布液Lを塗布する際の配置を示す。
図示の通り、クリーニング装置1は、クリーニングブレード3の当接エッジ部34を鉛直方向上方に向けて、支持台にセットされる。好ましくは、潤滑剤塗布液Lが先端面32を重力の作用で下方に流動して、補助シール部材7に染み込む懸念を排除するべく、クリーニングブレード3の先端面32が補助シール部材7に向かって鉛直方向と成す角度θが40度〜70度、より好ましくは45度〜55度となる配置にて、略鉛直方向下方にノズル122の先端排出口から滴下して潤滑剤塗布液Lを塗布する。通常、先端面32は、保持部材4の中心線とほぼ垂直に形成されているので、本実施例では、保持部材4の中心線を鉛直方向に対して45度として配置することで、角度θを45度に設定した。
図10は、クリーニングブレード3の当接エッジ部34への潤滑剤の塗布後に、クリーニングブレード3の表面31と先端面32との2つの面に潤滑剤塗布液Lが塗布されている様子を示す。本発明に従えば、隙間gの存在により、先端面32に塗布された潤滑剤塗布液Lが乾燥前に補助シール部材7に染み込むことを防止することができ、潤滑剤塗布液Lは、先端面32上で乾燥した。
以上のようにして、クリーニングブレード3の当接エッジ部34に潤滑剤を塗布した後、感光体ドラム101がクリーニング装置1に組み付けられる。図5に示すように、感光体ドラム101を組み付けた状態(クリーニングブレード3が感光体ドラム101に当接している状態)においては、先端面32は、端部シール部材6に当接され、又、先端面32の感光体ドラム101とは反対側の端縁、即ち、補助シール部材7側の第二の角部である端縁(シールエッジ部)35は、補助シール部材7に当接する。これにより、容器開口部21の長手方向端部からのトナーのシール効果を得ている。
つまり、本発明に従えば、感光体ドラム101を組み付ける前には、クリーニングブレード3の先端面32は、補助シール部材7と接触せず、感光体ドラム101を組み付けることで先端面32のシールエッジ部35が補助シール部材7と当接してシール効果を得ることができる。
以下、比較例をも参照して、本発明の効果を更に説明する。
(比較例)
図13(a)は、比較例のクリーニング装置における枠体2の座面近傍の断面であって、補助シール部材のみを枠体に取り付けた様子を示す。上記実施例のクリーニング装置と同一構成の要素には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
本比較例では、枠体2に形成された座面222の断面形状は、これに圧接されるクリーニングブレード3の裏面33の全域にわたり、即ち、保持部材4、連結部終端領域3D、厚肉領域3C、遷移領域3B及び薄肉領域3Aに相当する領域で、ほぼクリーニングブレード3の断面形状に適合する形状とされている。
つまり、上記同様の基準面Xを想定した場合に、クリーニングブレード3の裏面33の基準面Xに対する相対距離の増減態様と、座面22の同増減態様とは、保持部材4に相当する領域、連結部終端領域3D、厚肉領域3C、遷移領域3B及び薄肉領域3Aの全域でほぼ同一とされている。一具体例として、ここでは、保持部材4が当接される枠体2の面からの深さで見て、クリーニングブレード3の薄肉領域3Aに相当する領域の深さD23を2.1mm、厚肉領域3Cに相当する領域の深さD24を2.6mm、保持部材4に相当する領域の同深さD25=2.0mmに設定し、それぞれの深さの領域同士はほぼ直線的に深さが変化する面で連続させた。これにより、クリーニングブレード3を取り付けたときにクリーニングブレード3の裏面33と座面22との間隔(圧縮された補助シール部材7の厚さ)は、厚肉領域3Cから薄肉領域3Aの端面(先端面)32に向けてほぼ一定となる。
又、補助シール部材207は、全体として上記実施例のものと同じ厚さ4mm、長さ10mm、幅5mmのスポンジであるが、上記実施例における図6に示すような傾斜部(面取り部)71は設けていない。
図13(b)に示すように、本比較例の構成では、感光体ドラム101を取り付けていない状態でも、クリーニングブレード3のシールエッジ部35が補助シール部材207に接触する。つまり、図13(b)に示すようにクリーニングブレード3の先端面32に隣接する補助シール部材207の端縁271が先端面32側にせり出して先端面32に接触するか、或いは先端面32に接触して連続した状態となってしまう。
図14は、本比較例において、クリーニングブレード3の当接エッジ部34に上記実施例と同様にして潤滑剤塗布液Lを塗布する様子を示す。図示の通り、本比較例では、塗布装置120で潤滑剤塗布液Lを塗布すると、クリーニングブレード3の当接エッジ部34に吐出された潤滑剤塗布液Lが、先端面32を介して図示矢印Gにて示す方向に吸い込まれ、補助シール部材207に染み込む。その結果、当接エッジ部34、特に、当接エッジ部34を形成する面のうち先端面32への潤滑剤の塗布厚みが小さくなってしまった。図15は、比較例のクリーニング装置に感光体ドラムが組み付けられた様子を示す。
(比較例と実施例の比較)
上記実施例の構成では、比較例と比較すると、当接エッジ部34、特に、当接エッジ部34を形成する面のうち先端面32に十分な潤滑剤の塗布が行われた。
潤滑剤の塗布後に感光体ドラム101を組み付けた後に、空回転によりクリーニングブレード3のめくれの試験を、特に、めくれの問題が顕著となる高温高湿環境(35℃、95%RH)で行ったところ、本実施例のクリーニング装置1に感光体ドラム101を組み付けたユニットでは、初期のクリーニングブレード3のめくれの発生は皆無であった。又、このクリーニング装置1を組み込んだ画像形成装置にて画像を形成したが、潤滑剤が剥がれて例えば、帯電ローラ102に付着して発生する帯電不良、現像器103に混入して発生するスジなどの画像劣化等の問題は発生しなかった。
一方、比較例のクリーニング装置に感光体ドラム101を組み付けたユニットにて同様のテストを行ったところ、クリーニングブレード3のめくれが発生することがあった。更に、比較例のクリーニング装置に対して、本実施例と同様にめくれが発生しなくなるまで潤滑剤量を増加して塗布したものを組み込んだ画像形成装置では、めくれ防止のために当接エッジ部34に多量の潤滑剤を塗布するため、潤滑剤が剥がれ他の部品に付着したことに起因すると考えられる上記のような画像の劣化が発生することがあった。
実施例2
次に、本発明の他の実施例について説明する。実施例1のものに相当する機能を有する要素には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。実施例1では、枠体2に組み付けたクリーニングブレード3の先端面32と補助シール部材7との間の隙間gは、補助シール部材7の先端面32に隣接する端縁を面取りして傾斜部71を設け、更に枠体2の座面22の形状を少なくともクリーニングブレード3の薄肉領域3Aにおいてクリーニングブレード3の裏面33の形状に沿わせず、深くすることで設けた。
しかし、本発明は斯かる態様に限定されるものではなく、例えば、図11(a)に示すように、実施例1におけるクリーニングブレード3の第二の角部であるシールエッジ部35(図7参照)、即ち、クリーニングブレード3の先端面32の補助シール部材7に隣接する端縁を面取りして、シールエッジ部傾斜面38を形成し、薄肉領域3Aの厚みを先端面32に向けて更に薄くすることによっても同様の効果を達成することができる。本実施例では、シールエッジ部傾斜面38と先端面32とで形成される端縁が、先端面32の一方の角部(第二の角部)であるシールエッジ部35を形成する。
ここでは、枠体2に設ける座面22の構成は実施例1と同じとした。又、補助シール部材7は、全体として実施例1のものと同じ厚さ4mm、長さ10mm、幅5mmのスポンジであるが、上記比較例と同様に実施例1における図6に示すような傾斜部(面取り部)71は設けていない。更に、クリーニングブレード3は、先端面32の補助シール部材7に隣接する端縁を、厚み方向幅m3=0.5mm、長さ方向幅n3=0.8mmで面取りした以外は実施例1のものと同じ構成である。
これにより、図11(b)に示すように、補助シール部材7を取り付けた枠体2にクリーニングブレード3を取り付けると、クリーニングブレード3のシールエッジ部傾斜面38に部分的に補助シール部材7がせり出すが、先端面32の一方の角部(第二の角部)であるシールエッジ部35と補助シール部材7との間には、補助シール部材7の厚み方向の幅α=0.2mm、長さ方向の幅β=0.3mmの隙間gを設けることができた。そして、本実施例においても、感光体ドラム101を組み付けた状態で、クリーニングブレード3の先端面32が補助シール部材7に接触してシール効果を得ることができた。
尚、感光体ドラム101を組み付けた状態で、クリーニングブレード3の先端面32が補助シール部材7に接触してシール効果を発揮し得るのであれば、本実施例と実施例1とを組み合わせて適用することもできる。
実施例3
次に、本発明の更に他の実施例について説明する。実施例1のものに相当する機能を有する要素には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。本実施例では、枠体2に組み付けたクリーニングブレード3の先端面32と補助シール部材7との間の隙間gを得るために、枠体2の座面22の形状を変更する。つまり、本実施例では、枠体2の補助シール部材7が固定される座面22は、補助シール部材7がクリーニングブレード3の第二の角部であるシールエッジ部35との間に隙間gを有するための凹部25を有する。
更に説明すると、図12(a)に示すように、本実施例では、補助シール部材7は、全体として実施例1のものと同じ厚さ4mm、長さ10mm、幅5mmのスポンジであるが、上記比較例と同様に実施例1における図6に示すような傾斜部71は設けていない。又、クリーニングブレード3は実施例1のものと同じ構成である。
そして、本実施例では、補助シール部材7を枠体2の座面22に取り付けた状態で、クリーニングブレード3の先端面32に隣接する補助シール部材7の端縁に実施例1における補助シール部材7の傾斜面(面取り部)71と同様の作用を成す傾斜面74が形成されるように、クリーニングブレード3の先端面32に隣接配置される補助シール部材7の端面に相当する位置に向けて深さが深くされた凹部25を設ける。一具体例として、ここでは、実施例1と同様の構成の座面22に対して、更に、先端面32に隣接配置される補助シール部材7の端面に相当する位置に向けて長さv=2.0mmで、深さu=1.6mmまで深くなる凹部25を設けた。
本実施例では、枠体2に形成された座面22の形状は、保持部材4、連結部終端領域3D及び厚肉領域3Cに相当する領域で、ほぼクリーニングブレード3の裏面33の断面形状に適合する形状とするが、遷移領域3Bに相当する領域では適合した形状とはせずに平坦とし、更に、薄肉領域3Aに相当する領域においてクリーニングブレード3の裏面33から離れる方向にほぼ線形に深さを深くする。
つまり、上記同様の基準面Xを想定した場合に、クリーニングブレード3の裏面33の基準面Xに対する相対距離の増減態様と、座面22の同増減態様とは、保持部材4に相当する領域、連結部終端領域3D及び厚肉領域3Cでほぼ同一とする。これに対して、遷移領域3Bにおいては、基準面Xに対する相対距離は、クリーニングブレード3の裏面33では厚肉領域3Cに対して減少するのに対して、座面22では変化しない。更に、薄肉領域3Aにおいては、上記凹部25により、基準面Xに対する相対距離はクリーニングブレード3の裏面33では厚肉領域3Cに対して減少するのに対して、座面22では増加する。
これにより、補助シール部材7を座面22に取り付けた状態で、クリーニングブレード3の先端面32に隣接する補助シール部材7の端縁に、厚さ方向幅r=1.6mm、長さ方向幅s=2.0mmの傾斜面74が形成された。
上述のような構成とすることで、図12(b)に示すように、補助シール部材7を取り付けた枠体2にクリーニングブレード3を取り付けると、先端面32と補助シール部材7との間には、補助シール部材7の厚み方向の幅α=0.2mm、長さ方向の幅β=0.3mmの隙間gを設けることができた。そして、本実施例においても、感光体ドラム101を組み付けた状態で、クリーニングブレード3の先端面32が補助シール部材7に接触してシール効果を得ることができた。
尚、感光体ドラム101を組み付けた状態で、クリーニングブレード3の先端面32が補助シール部材7に接触してシール効果を発揮し得るのであれば、本実施例と実施例1及び/又は実施例2とを組み合わせて適用することもできる。
尚、以上説明した各実施例において、クリーニング装置1は、クリーニング装置1と感光体ドラム101とを、画像形成装置本体(装置本体)が備えるそれぞれの支持部に適正に装着することで、装置本体内で感光体ドラム101に組み付けられるものであってよい。又、クリーニング装置1の枠体2に形成されているか或いは適当な結合手段によって一体的に設けられている支持部材に感光体ドラム101を装着することで、クリーニング装置1に感光体ドラム101を組み付け、その後、装置本体内に装着してもよい。
更に、クリーニング装置1は、例えば、図15に示すように、プロセスカートリッジ111として一体的にカートリッジ化する際に感光体ドラム101が組み付けられるものであってもよい。図示の例では、プロセスカートリッジ111は、感光体ドラム101と、これに作用するプロセス手段として帯電手段102、現像手段103、クリーニング手段(クリーニング装置)1が一体的にカートリッジ化されて装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジ111を形成している。プロセスカートリッジ111は、装置本体に設けられた装着手段112を介して、取り外し可能に装置本体に装着される。斯かる構成のプロセスカートリッジ111は、一般に、クリーニング装置1、帯電手段102及び感光体ドラム101を枠体でユニット化した感光体ドラムユニット111Aと、現像ユニット111Bとから構成され、これらを連結することで一体的にカートリッジ化している。このような場合、感光体ドラムユニット111Aを組み立てる際に、クリーニング装置1に感光体ドラム101が組み付けられる。プロセスカートリッジとしては、図示の態様に限定されるものでなく、上記感光体ドラムユニット111Aが単独で装置本体に着脱可能とされたものであってもよく、少なくとも感光体ドラム111と、これに作用するプロセス手段としてのクリーニング手段(クリーニング装置)1とを有している任意の態様であってよい。
又、上記説明では、像担持体は感光体ドラムであるとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、像担持体(第一の像担持体)として感光体ドラムに形成したトナー像が一旦転写されて、そのトナー像を更に記録材等に転写するための、斯界にて周知の中間転写体(第二の像担持体)のクリーニング手段にも適用し得るものである。
本発明に係るクリーニング装置を適用し得る画像形成装置の一例の概略構成図である。 本発明を適用し得るクリーニング装置の概略斜視図である。 図2のクリーニング装置からクリーニングブレード、端部シール部材、可撓性シート部材を除いた様子を示す概略斜視図である。 図2のクリーニング装置の概略分解斜視図である。 図2のA−A線断面部位におけるクリーニング装置と感光体ドラムとの関係を示す概略断面図である。 本発明の一実施例において(a)枠体に補助シール部材を取り付ける様子を示す図2のA−A線断面部位における概略断面図、(b)補助シール部材の概略斜視図である。 本発明の一実施例において補助シール部材が取り付けられた枠体にクリーニングブレードを取り付ける様子を示す図2のA−A線断面部位における概略断面図である。 本発明の一実施例における感光体ドラムが組み付けられる前のクリーニング装置の図2のA−A線断面部位における概略断面図である。 本発明の一実施例におけるクリーニングブレードの当接エッジ部に潤滑剤塗布液を塗布する際の配置を示す図2のA−A線断面部位における概略断面図である。 本発明の一実施例においてクリーニンブレードの当接エッジ部に潤滑剤塗布液を塗布した様子を示す図2のA−A線断面部位における概略断面図である。 本発明の他の実施態様における(a)補助シール部材が取り付けられた枠体にクリーニングブレードを取り付ける様子を示す図2のA−A線断面部位における概略断面図、(b)補助シール部材とクリーニングブレードが取り付けられた枠体の図2のA−A線断面部位における概略断面図である。 本発明の更に他の実施態様における(a)補助シール部材が取り付けられた枠体にクリーニングブレードを取り付ける様子を示す図2のA−A線断面部位における概略断面図、(b)補助シール部材とクリーニングブレードが取り付けられた枠体の図2のA−A線断面部位における断面図である。 比較例における(a)補助シール部材が取り付けられた枠体にクリーニングブレードを取り付ける様子を示す図2のA−A線断面部位における概略断面図、(b)補助シール部材とクリーニングブレードが取り付けられた枠体の図2のA−A線断面部位における断面図である。 比較例においてクリーニンブレードの当接エッジ部に潤滑剤塗布液を塗布した様子を示す図2のA−A線断面部位における概略断面図である。 本発明のクリーニング装置を適用し得るプロセスカートリッジの一例の概略構成図である。 潤滑剤塗布液を塗布するための塗布装置の一例を示す概略構成図である。 潤滑剤塗布液を塗布するための塗布装置の一例を示す概略構成図である。
符号の説明
1 クリーニング装置
2 クリーニング容器(枠体)
3 クリーニングブレード(クリーニング部材)
4 保持部材
5 可撓性シート部材(すくいシート)
6 端部シール部材
7 補助シール部材(シール部材)
34 当接エッジ部(第一の角部)
35 シールエッジ部(第二の角部)
g 隙間

Claims (10)

  1. 像担持体上の付着物を除去するためのクリーニング装置において、
    前記像担持体の表面移動方向と交差する軸線に沿って配置されて、先端面と、厚み方向において前記先端面の一端側に位置する、前記像担持体に当接する第一の角部と、厚み方向において前記先端面の他端側に位置する第二の角部と、を備えたクリーニング部材と、
    前記像担持体から除去される付着物を受容するための前記軸線方向に沿って延在する開口部を有する枠体と、
    前記開口部の前記軸線方向の端部に設けられたシール部材と、
    を有し、
    前記クリーニング部材が前記像担持体に当接していない状態において、前記クリーニング部材の前記第二の角部と前記シール部材との間には、隙間が設けられていることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記シール部材は、前記第二の角部との隙間を有するための面取り部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 前記クリーニング部材は、前記シール部材を前記枠体との間で圧縮する方向と交差する方向において、相対的に厚みが厚い厚肉領域と、前記先端面を含む相対的に厚みが薄い薄肉領域とを有し、前記クリーニング部材が前記枠体に取り付けられ、前記クリーニング部材が前記像担持体に当接していない状態において、前記枠体の前記シール部材が固定される座面と前記クリーニング部材との間隔は、前記厚肉領域に対して前記薄肉領域で広いことを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニング装置。
  4. 前記枠体の前記シール部材が固定される座面は、前記シール部材が前記第二の角部との隙間を有するための凹部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のクリーニング装置。
  5. 前記クリーニング部材が前記像担持体に当接していない状態において、前記第一の角部に液体に粉体潤滑剤を分散させた潤滑剤塗布液が塗布されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載のクリーニング装置。
  6. 像担持体上の付着物を除去するためのクリーニング装置であって、前記像担持体の表面移動方向と交差する軸線に沿って配置されて、先端面と、厚み方向において前記先端面の一端側に位置する、前記像担持体に当接する第一の角部と、厚み方向において前記先端面の他端側に位置する第二の角部と、を備えたクリーニング部材と、前記像担持体から除去される付着物を受容するための前記軸線方向に沿って延在する開口部を有する枠体と、前記開口部の前記軸線方向の端部に設けられたシール部材と、を有するクリーニング装置の組立方法において、
    前記枠体の前記開口部の前記軸線方向端部に設けられた座面に前記シール部材を取り付けるシール部材取り付け工程と、
    前記クリーニング部材の前記第二の角部と、前記シール部材との間に隙間を設けて、前記クリーニング部材を前記枠体に取り付けるクリーニング部材取り付け工程と、
    を有することを特徴とするクリーニング装置の組立方法。
  7. 更に、前記クリーニング部材の前記第一の角部に、液体に粉体潤滑剤を分散させた潤滑剤塗布液を塗布する塗布工程を含むことを特徴とする請求項6に記載のクリーニング装置の組立方法。
  8. 前記塗布工程は、前記クリーニング部材の前記第一の角部に近接させたノズルから前記潤滑剤塗布液を排出して塗布することを特徴とする請求項7に記載のクリーニング装置の組立方法。
  9. 前記クリーニング部材の前記端面が前記シール部材に向かって鉛直方向と成す角度が40度〜70度となる配置にて前記塗布工程を実施することを特徴とする請求項7又は8に記載のクリーニング装置の組立方法。
  10. 前記シール部材は、前記第二の角部との隙間を有するための面取り部を備えていることを特徴とする請求項6〜9のいずれかの項に記載のクリーニング装置の組立方法。
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