JP2005121393A - 測定方法及び測定システム - Google Patents

測定方法及び測定システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005121393A
JP2005121393A JP2003354168A JP2003354168A JP2005121393A JP 2005121393 A JP2005121393 A JP 2005121393A JP 2003354168 A JP2003354168 A JP 2003354168A JP 2003354168 A JP2003354168 A JP 2003354168A JP 2005121393 A JP2005121393 A JP 2005121393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light receiving
laser
light emitting
fan
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003354168A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4279111B2 (ja
Inventor
Fumio Otomo
文夫 大友
Kunihiro Hayashi
邦広 林
Makoto Omori
誠 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
Priority to JP2003354168A priority Critical patent/JP4279111B2/ja
Priority to US10/963,099 priority patent/US7148958B2/en
Priority to EP04090394A priority patent/EP1524497B1/en
Publication of JP2005121393A publication Critical patent/JP2005121393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4279111B2 publication Critical patent/JP4279111B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C15/00Surveying instruments or accessories not provided for in groups G01C1/00 - G01C13/00
    • G01C15/002Active optical surveying means
    • G01C15/004Reference lines, planes or sectors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S11/00Systems for determining distance or velocity not using reflection or reradiation
    • G01S11/12Systems for determining distance or velocity not using reflection or reradiation using electromagnetic waves other than radio waves

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】 容易に正確な高さ測定を可能とする測定方法及び測定システムを提供する。
【解決手段】 互いに軸線Cを一致させて上下方向に間隔をおいて配置される一対の回転レーザ装置151a、151bのそれぞれの発光部131a、131bから少なくとも2つの扇状レーザ光152a、152b、153を放射し、両発光部131a、131bからのレーザ光を互いに時間的なずれを以て受光センサ装置154の受光部156で検出し、発光部131a、131b毎における各扇状レーザ光152a、152b、153の検出時間間隔tに基づいて、各発光部131a、131b及び受光部156を結ぶ各線17、19と、受光センサ154の水平基準線との各交角α、βを求め、さらに各交角α、βと、両発光部131a、131bの回転レーザ装置151a、151bが設置されたグランドレベルGL1からの高さ情報(A、L)を用いて受光部156のグランドレベルGL1からの高さHを求める。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザ光源を回転させながらレーザ光を放射し、このレーザ光を検出する受光センサ装置の高さ位置を測定できる測定方法及び測定システムに関する。
本願出願人は、先に、回転レーザ装置の発光部から該発光部の回転軸線を含む平面に関して傾斜する平面内に広がる少なくとも1つの扇状レーザ光を含む複数の扇状レーザ光を放射し、前記発光部からの各扇状レーザ光を受光センサ装置の受光部で検出し、この各扇状レーザ光の検出時間間隔に基づいて、前記発光部及び前記受光部を結ぶ線と、水平基準線との交角である高低角を求める測定システムを提案した(例えば、特許文献1参照)。
この測定システムによれば、発光部となるレーザ投光器を傾斜させることなく、また受光センサ装置の受光部である受光器の精密な位置決め操作の必要なく、任意の傾斜面及び任意の高さの水平基準面を形成することができるので、例えば、建築物の内装工事における窓枠の位置出しのための基準水平ラインの形成、あるいは土木工事における盛土後の切土面の形成のための基準水平面の形成等に適用することができ、これらの作業を容易且つ効率的に行うことができる。
特開2002−39755号公報(第4−6頁、図1−4)
本発明の目的は、回転レーザ装置の発光部から少なくとも2つの扇状レーザ光を放射し、該発光部からの各扇状レーザ光を受光センサ装置の受光部で検出し、この各扇状レーザ光の検出時間間隔に基づいて、前記発光部及び前記受光部を結ぶ線と、水平基準線との交角である高低角を求める技術を利用して、さらに、容易に正確な高さ測定を可能とする測定方法及び測定システムを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、測定方法であって、互いに1軸線を一致させて上下方向に所定の間隔をおいて配置される一対の回転レーザ装置から、前記軸線を含む平面に関して傾斜する平面内に少なくとも1つの扇状レーザ光線を含む複数の扇状レーザ光を前記軸線の回りに回転放射し、その扇状レーザ光を受光センサ装置が受光して検出する時間間隔に基づいて、前記回転レーザ装置に対するそれぞれの傾きを検出して前記回転レーザ装置に対する軸線方向の相対的な位置を検出することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、互いに軸線を一致させて上下方向に間隔をおいて配置される一対の回転レーザ装置のそれぞれの発光部から前記軸線を含む平面に関して傾斜する平面内に広がる少なくとも1つの扇状レーザ光を含む複数の扇状レーザ光で前記軸線の回りの所定の角度範囲を走査すべく前記レーザ光を放射し、前記両発光部からの前記レーザ光を互いに時間的なずれを以て受光センサ装置の受光部で検出し、前記発光部毎における前記各扇状レーザ光の検出時間間隔に基づいて、前記各発光部及び前記受光部を結ぶ各線と、水平基準線との各交角を求め、さらに該各交角と、前記両発光部の前記回転レーザ装置が設置されたグランドレベルからの高さ情報とを用いて前記受光部の前記グランドレベルからの高さを求めることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記受光センサ装置は支柱上に設けられ、該支柱が設置された地盤からの前記受光部の既知の高さ情報と、前記回転レーザ装置が設置された前記グランドレベルからの前記受光部の求められた高さ情報とから、前記グランドレベルと前記支柱が設置された前記地盤とのレベル差を算出することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記支柱には、該支柱と前記回転レーザ装置とを含む平面上での傾きを検出する傾斜検出器が設けられ、前記傾斜検出器からの検出信号に基づいて、前記回転レーザ装置が設置された前記グランドレベルからの前記高さまたは前記レベル差を補正することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4のいずれか一項に記載の発明において、前記両発光部からの前記レーザ光は、相互の識別を可能とすべく、偏光方向を相互に異にすることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項2乃至4のいずれか一項に記載の発明において、前記両発光部からの前記レーザ光は、相互の識別を可能とすべく、少なくとも一方が変調を受けていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項2乃至4のいずれか一項に記載の発明において、前記両発光部からの前記レーザ光は、相互の識別を可能とすべく、波長を相互に異にすることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、測定システムであって、互いに1軸線を一致させて上下方向に所定の間隔をおいて配置される一対の回転レーザ装置から、前記軸線を含む平面に関して傾斜する平面内に少なくとも1つの扇状レーザ光線を含む複数の扇状レーザ光を前記軸線の回りに回転放射し、その扇状レーザ光を受光センサ装置が受光して検出する時間間隔に基づいて、前記回転レーザ装置に対するそれぞれの傾きを検出して前記回転レーザ装置に対する軸線方向の相対的な位置を検出することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、回転レーザ装置に対するそれぞれの傾きの検出から、前記回転レーザ装置に対する軸線方向の相対的な位置と共に、前記回転レーザ装置から受光センサまでの距離が算出可能なことを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、互いに軸線を一致させて配置される一対の回転レーザ装置であってそれぞれが前記軸線を含む平面に関して傾斜する平面内に広がる少なくとも1つの扇状レーザ光を含む複数の扇状レーザ光で前記軸線の回りの所定の角度範囲を走査すべく前記レーザ光を放射する発光部を有する一対の回転レーザ装置と、該両回転レーザ装置の前記両発光部からの前記レーザ光を時間的なずれを以て受光する受光部が設けられた受光センサ装置とを含み、前記回転レーザ装置が設置されたグランドレベルからの前記両発光部のそれぞれの高さが相互に異なり、また該両発光部からの前記レーザ光は相互に識別可能であり、前記受光センサ装置は、前記両回転レーザ装置から放射される相互に識別可能な前記レーザ光の検出情報に基づいて、前記各発光部及び前記受光部を結ぶ各線と、水平基準線との各交角を求め、さらに、該各交角と前記両発光部のそれぞれの既知の高さ情報とから、前記受光部の前記グランドレベルからの高さを求める演算部を有することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、前記受光センサ装置が、所望の高さを設定する設定手段と、該設定手段により設定された所望の値が求められた前記グランドレベルからの高さに一致したときその旨を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項10または11に記載の発明において、前記受光センサ装置は支柱上に設けられ、前記演算部は、前記支柱が設置された地盤からの前記受光部の既知の高さ情報と、前記回転レーザ装置が設置された前記グランドレベルからの前記受光部の求められた高さ情報とから、前記グランドレベルと前記支柱が設置された前記地盤とのレベル差を算出することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の発明において、前記支柱には、該支柱と前記回転レーザ装置とを含む平面上での傾きを検出する傾斜検出器が設けられ、前記演算部は前記傾斜検出器からの検出信号に基づいて、前記回転レーザ装置が設置された前記グランドレベルからの前記受光部の前記高さまたは前記レベル差を補正することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の発明において、前記受光センサ装置には、該受光センサ装置の絶対位置を検出するためのGPS (Global Positioning System) が搭載されており、前記GPSにより求められた絶対位置が表示されることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項10乃至14のいずれか一項に記載の発明において、前記両発光部からの前記レーザ光は、相互の識別を可能とすべく、偏光方向を相互に異にすることを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項10乃至14のいずれか一項に記載の発明において、前記両発光部からの前記レーザ光は、相互の識別を可能とすべく、少なくとも一方が変調を受けていることを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、請求項10乃至14のいずれか一項に記載の発明において、前記両発光部からの前記レーザ光は、相互の識別を可能とすべく、波長を相互に異にすることを特徴とする。
請求項1、2、8、9及び10に記載の発明によれば、両回転レーザ装置の発光部からの扇状レーザ光を検出する受光センサ装置により、各発光部からの複数の扇状レーザ光の検出情報すなわち検出時間間隔に基づいて、各発光部及び受光センサ装置の受光部を結ぶ各線と、水平基準線との各交角が求められ、さらに、該各交角と両発光部のそれぞれの既知の高さ情報とから、前記受光部の前記グランドレベルからの高さが求められることから、前記受光センサ装置を垂直線に沿って上下動することにより、その上下動に応じた前記グランドレベルからの前記受光部の高さ位置を容易に知ることができる。
請求項3及び12に記載の発明によれば、支柱に設けられた受光センサ装置の受光部の前記支柱が設置された地盤からの既知の高さ情報と、回転レーザ装置が設置されたグランドレベルからの前記受光部の求められた高さ情報とから、前記グランドレベルと前記支柱が設置された前記地盤とのレベル差を求めることができるので、地盤の高低差を容易且つ正確に測定することができる。
請求項3及び10に記載の発明によれば、受光センサ装置が設けられる支柱の傾きに依る誤差を補正することができるので、高精度での高さ測定が可能となる。
請求項5乃至7及び15乃至17に記載の発明によれば、両発光部からのレーザ光を確実に識別することができるので、両発光部からの各レーザ光の誤判定による誤動作を確実に防止することができる。
請求項11に記載の発明によれば、受光センサ装置の受光部の高さが設定された所望の高さに一致したとき、表示手段による視覚あるいは聴覚等によってその旨を表示させることができるので、受光センサ装置を垂直方向へ上下動させながら、表示手段の表示の有無を確認することにより、正確な所望の高さ位置を容易に得ることができる。
請求項14に記載の発明によれば、高精度での高さ測定に加えて、GPSでの高精度での絶対位置の測定が可能となる。
本発明によれば、発光部となるレーザ投光器を傾斜させることなく、また受光センサ装置の受光部である受光器の精密な位置決め操作の必要なく、正確な高さ測定が可能となるので、例えば、建築物の内装工事における窓枠の位置出しのための基準水平ラインの形成、あるいは土木工事における盛土後の切土面の形成のための基準水平面の形成等に適用することができ、これらの作業を容易且つ効率的に行うことができる。
本発明が特徴とするところは、図示の実施例に沿っての以下の説明により、さらに明らかとなろう。
〈実施例1〉
本発明に係る測定方法を実施する測定システム100は、図1に示すように、一対の回転レーザ装置151a、151bと、該両回転レーザ装置からのレーザ光を受ける受光センサ装置154とを含む。一方の回転レーザ装置151aは、グランドレベルGL1の地盤11上に設置された三脚12のベース13に設けられている。また、他方の回転レーザ装置151bは、コの字状のステー14を介してベース13の上方に保持されたベース15上に設けられている。各回転レーザ装置151a、151bは、それぞれの発光部となる各透光窓131a、131bから後述する扇状のレーザ光を一方向に回転しながら360度の角度範囲で放射するが、前記回転軸線が互いに一致して垂直線C上に位置するように、相互に上下方向に間隔をおいて配置される。
受光センサ装置154は、高さを測定しようとする地点上でその受光部156に両回転レーザ装置151a、151bの各発光部131a、131bからのレーザ光を受けるように、受光部156を回転レーザ装置151a、151bに向けられる。
前記測定システム100では、地盤11のグランドレベルGL1から一方の回転レーザ装置151aの発光部131aまでの距離すなわちグランドレベルGL1からの発光部131aの高さAは既知であり、また両回転レーザ装置151a、151bの発光部131a、131b間の距離Lは既知であり、これにより、他方の回転レーザ装置151bの発光部131bの高さ(A+L)も既知である。
本発明は、各発光部131a、131bと受光センサ装置154の受光部156とを結ぶ線と水平基準線との交角、すなわち、一方の回転レーザ装置151aの発光部131aを通る水平基準線18と発光部131a及び受光部156を通る線19とで構成される仰角β、他方の回転レーザ装置151bの発光部131bを通る水平基準線16と発光部131b及び受光部156を通る線17とで構成される俯角αを測定し、これら交角α、βと既知の高さA、Lとから受光センサ装置154の受光部156の高さを求める。
その詳細を説明するに先立って、各回転レーザ装置151(151a、151b)及び受光センサ装置154の基本構成に関連して、各交角α、βを求める原理を図2及び図3に沿って概略的に説明する。図2及び図3では、両回転レーザ装置151a、151bの代表として回転レーザ装置151が示されている。
回転レーザ装置151は、図2及び図3に示すように、3つの扇状のレーザ光である扇状レーザ152a、152b及び153を射出しながら軸線Cを中心にそれらの扇状レーザを回転させる。図2及び図3(iii)に明確に示されているように、扇状レーザ152a、152bは水平面に対して垂直な方向で射出され、扇状レーザ153は軸線Cを含む垂直面に関して(π/2−θ)で傾斜し、これにより扇状レーザ153は、水平面に対して角度θをなして射出される。また、図3(i)に示すように、扇状レーザ153と水平面との交線は、扇状レーザ152aと扇状レーザ152bがなす角を2等分する。即ち、前記交線と扇状レーザ152aとのなす角、及び前記交線と扇状152bとのなす角は夫々等しく、δである。3つ扇状レーザ152a、152b、153はこのような関係を保ちながら一方向に回転するので、扇状152a、152b、153は時間差をもって受光センサ装置154を横切る。この時間差を基に、受光センサ装置154と軸線Cとを結ぶ直線と、水平面とのなす角度γ(図3(ii)参照)が、後述するように求められる。この角度すなわち高低角度γは、一方の回転レーザ装置151aと受光センサ装置154との関係で求められる場合は、仰角βに相当し、他方の回転レーザ装置151bと受光センサ装置154との関係で求められる場合は、俯角αに相当する。
次に、それぞれが3つの扇状レーザ光を発しながら垂直な軸線Cを中心に回転する回転レーザ装置を説明する。図4には、両回転レーザ装置151a、151bの代表として、回転レーザ装置151が示されている。回転レーザ装置151は、ケーシング101と、レーザ投光器103とを有する。切頭円錐形の凹部102がケーシング101の上面中央に形成されている。レーザ投光器103が凹部102の中央を上下方向に貫通する。レーザ投光器103は傾斜することができるように、球面座104を介して凹部102に支持されている。ペンタプリズム109を有する回転自在な回転部105がレーザ投光器103の頭部に設けられている。回転部105は走査モータ106によって駆動ギア107、走査ギア108を介して回転駆動される。
回転レーザ装置151は、レーザ投光器103の周囲に設けられた2組の傾斜機構を有する(一方のみ図示する)。一方の傾斜機構110は、傾斜用モータ111と、傾斜用スクリュー112と、傾斜ナット113とを有する。傾斜用モータ111が駆動ギア114、傾斜用ギア115を介して傾斜用スクリュー112を回転させると、傾斜用スクリュー112の回転により、傾斜ナット113が上下に移動する。傾斜ナット113は、傾斜用アーム116を介してレーザ投光器103に連結されている。従って、傾斜ナット113が上下動すると、これに応じてレーザ投光器103が傾斜する。また、図示していない他方の傾斜機構は、傾斜機構110と同様の機構によって、上記の傾斜機構110が傾斜する方向に直交する方向へ投光器103を傾斜させる。
傾斜用アーム116に平行な固定傾斜センサ118と、傾斜用アーム116に対して直角方向の固定傾斜センサ119がレーザ投光器103の中間部に設けられている。傾斜機構110により傾斜用アーム116を傾斜させ、固定傾斜センサ118が常に水平になるように制御を行なうことができる。また、同時に、前記した他方の傾斜機構によって固定傾斜センサ119が常に水平になるように制御を行なうことができる。この調整によって、回転部105の回転軸線を垂直な軸線Cに一致させることができる。なお、軸線Cに正確に一致させるには、なるべく回転レーザ装置本体を水平に設置して傾斜機構を作動させたほうがよい。
レーザ投光器103及びそれに取付けられた回転部105について説明する。図5に示すように、レーザ光線投光器132、及びレーザ光線投光器132から発せられるレーザ光線を平行光線にするコリメートレンズ133等を含む投光光学系が、レーザ投光器103に内蔵されている。投光光学系からのレーザ光線は回転部105の回折格子(BOE)134によって、図2及び図3(i)乃至図3(iii)に示したように、3つの扇状レーザ152a、152b、153に形成される。扇状レーザ152a、152b、153は、ペンタプリズム109によって水平方向に偏向され、回転レーザ装置151の発光部として作用する投光窓131から照射される。
各回転レーザ装置151a、151bからそれぞれ3つの扇状レーザ152a、152b、153が受光センサ装置154により検出されるが、該受光センサ装置が両回転レーザ装置151a、151bからのレーザ光を時間的に重複して受光することを防止するために、例えば各回転レーザ装置151a、151bからのレーザが軸線Cの直径方向に整列した状態で回転するように、有線、無線、光通信等で両回転レーザ装置151a、151bが同期的に回転される。
各回転レーザ装置151a、151bからのレーザ光を時間的なずれを以て受光する受光センサ装置154について説明する。図6に示すように、受光センサ装置154の筐体164には、各回転レーザ装置151a、151bからの扇状レーザ152a、152b、153を検出するための受光部156が取付けられている。筐体164は、表示部157と、例えばブザーからなる警告部161と、入力キー162と、指標163と、目盛160が付された標尺159とを有する。更に筐体164には記憶部165、演算部166が内蔵されている。筐体164は、固定ノブ158により、標尺159上に調整可能に位置決められる。
表示部157には、例えば、レーザ光の回転軸線Cと受光部156とを結ぶ直線と水平基準面とのなす角度α、βが表示され、また、入力キー162の操作によって入力される所望の高さデータ値が表示され、この入力データ値は記憶部165に記憶される。
前述のように、各回転レーザ装置151(151a、151b)は、共通の軸線Cを中心に回転するように扇状レーザ152a、152b、153を射出する。図3(iii)に示したように、扇状レーザ153は水平面に対して角度θをなして射出される。更に、図3(i)に示したように、扇状レーザ152aと水平面が交わる交線と、扇状レーザ152bと水平面が交わる交線は角度2δをなしている。3つ扇状レーザ152a、152b、153はこのような関係を保ちながら回転するので、各回転レーザ装置151(151a、151b)からのレーザは、扇状レーザ152a、扇状レーザ153、扇状レーザ152bの順に時間差をもって受光センサ装置154の受光部156を横切る。
図2に示すように、受光センサ装置154の受光部156が回転レーザ装置151を通る水平面内の位置Aにある場合には、受光センサ装置154が検出する光は図7(a)に示すようになる。これに対して、受光部156が、図2に示すAの鉛直上方Bの位置にある場合には、検出される扇状レーザは図7(b)に示すようになる。ここで、図7(a)に示すように、2つの扇状レーザ152a、152bの検出時間間隔をt0とする。また、扇状レーザ152aを検出してから、扇状レーザ153を検出するまでの時間間隔をtとする。受光部156が水平面内の位置Aにある場合には、時間間隔tは時間間隔t0の半分である。即ち、式(1)の関係が成り立つ。なお、回転レーザ装置151が扇状レーザを回転させる回転周期をTとする。
0=2t …(1)
又、図2に示すように、受光部156が前記水平面よりも上の位置Bにある場合には、検出時間間隔tは図7(b)に示すようにt0の半分よりも短くなる。受光部156が水平面から上方に離れるにつれて検出時間間隔tは短くなり、図3(ii)に明確に示されているように、受光部156の位置Bと扇状レーザ光の射出点(C)とを結んだ直線と、水平面とのなす角度∠BCA=γである高低角度は検出時間間隔tから式2によって求めることができる。
γ=δ(1−2t/t0)tanθ … (2)
受光部156が点Aを含む前記水平面よりも下の位置にある場合には、時間間隔tは時間間隔t0の半分よりも長くなる。これにより、受光部156が点Aを含む前記水平面の上にあるのか下にあるのかを判別することができる。また、式(2)は受光部156が水平面よりも下にある場合にも適用することができる。
前記したところにより、受光センサ装置154が一方の回転レーザ装置151aからの扇状レーザ光152a、152b、153を検出すると、演算部166は、式(2)に従い、それらの検出時間間隔tから図1に示した俯角αを算出する。また、受光センサ装置154が他方の回転レーザ装置151bからの扇状レーザ光152a、152b、153を検出すると、演算部166は、式(2)に従い、それらの検出時間間隔tから図1に示した仰角βを算出する。
また、演算部166は、求められた俯角α、仰角βと、図1に示した既知の寸法A、Lとから、受光センサ装置154の受光部156の高さを求める。
すなわち、一方の回転レーザ装置151aの発光部131aを通る水平基準線18から受光部156までの距離をBとし、回転軸Cと受光部156との距離をXとすると、次式(3)、(4)が成り立つ。
tanα=(L−B)/X … (3)
tanβ= B/X … (4)
例えば、式(3)のXに、式(4)から求められるXを代入することにより、式(3)から距離Xを削除することができ、式(3)は次式(5)に書き換えることができる。
tanα=(L/B−1)/tanβ … (5)
式(5)でα、βが既に演算部166で求められており、Lが既知であることから、演算部166は、式(5)より、回転レーザ装置151aの発光部131aを通る水平基準線18から受光部156までの距離Bを算出する。必要に応じて、この値Bは表示部157であるディスプレイに表示される。また演算部166は、グランドレベルGL1からの発光部131aの既知の高さAと求めた値Bとを加算することにより、グランドレベルGL1から受光センサ装置154の受光部156迄の高さH(A+B)を求め、この高さHを表示部157に測定値として表示する。
前記したように、所望の値Hを入力キー162の操作によって記憶部165に入力しておき、受光センサ装置154を垂直方向へ上下動させたときの測定値と、記憶された所望値Hとを演算部166により比較し、測定値と設定値Hとが一致したとき、表示手段の一つであるブザー161を動作させることができる。この場合、ブザー161の発音動作によって受光センサ装置154の受光部156が所望の高さHにあることを容易に知ることができる。
また、算出された距離Bを式(3)または式(4)に代入する演算部166での演算によって、回転軸Cと受光部156との距離Xを求めることができ、この測定値Xをも表示手段を構成するディスプレイ157に表示させることができる。
〈実施例2〉
図8に示す測定システム110では、地盤11′に支柱20が垂直に設置されており、この支柱20に受光センサ装置154の筐体164(図6参照)が上下方向へ移動可能に保持されている。受光センサ装置154は、図6に示したと同様な固定ノブ158の締め付け操作によって、支柱20上の所望の高さ位置に位置決め可能である。支柱20には、図6に示した指標163の指示によって地盤11′からの高さH′を示す目盛160(図6参照)が付されている。
受光センサ装置154の演算部166は、指標163の指示値H′を読み取り、前記したと同様な記憶部165に格納する。
演算部166は、回転レーザ装置151a、151bが設置された地盤11上から受光部156までの高さHを算出すると、この高さHから記憶部165に格納された指示値H′を差し引く。この減算(H−H′)により、回転レーザ装置151a、151bが設置された地盤11のグランドレベルGL1と、受光センサ装置154が設けられる支柱20が設置された地盤11′のグランドレベルGL2とのレベル差ΔHが算出される。このレベル差ΔHをディスプレイ157に表示させることができる。
〈実施例3〉
図9の測定システム120に示すように、支柱20に傾斜検出器21を設けることができる。この傾斜検出器21が設けられた測定システム120では、受光センサ装置154を取り付けた支柱20が、地盤11′の垂直線に関して傾斜を生じていると、支柱20と回転レーザ装置151a、151bの軸線Cとを含む平面上での垂直線に関する傾きρに対応する電気信号を演算部166に出力する。
傾きρが生じると、演算部166によって算出される回転レーザ装置151aの発光部131aを通る水平基準線18から受光部156までの距離(B)は、この傾きρに対応した誤差Dを含むことになる。しかしながら、演算部166は、傾きρに応じた誤差信号を傾斜検出器21から受信すると、この誤差Dを補正すべく算出された値Bに傾きρに応じた補正値Dを加算することにより、補正された適正な値Bを算出する。また、この補正により、地盤11′上からの受光部156の高さH′が補正される。従って、この補正された適正な値B、H′を用いて、支持柱20の傾きρに拘わらず、地盤11のグランドレベルGL1からの受光部156の正確な高さH及び地盤11のグランドレベルGL1と地盤11′のグランドレベルGL2との正確なレベル差(H−H′)を求めることができる。
〈実施例4〉
また、図10の測定システム130に示すように、支持柱20の絶対位置すなわち受光センサ装置154の絶対位置を求めるために、GPS(Global Positioning System)を利用することができる。支柱20の頂部には、GPSアンテナ21が設けられ、このGPSアンテナ21によって受信される衛星からのGPS信号から絶対位置を算出するGPS本体(図示せず)が図6に示した受信センサ装置154の筐体164内に設けられている。このGPSによって得られた位置情報は、表示手段であるディスプレイ157に表示することができる。
回転レーザ装置の位置とレーザ光の射出方向のデータとを傾斜検出器21の傾斜方向と関連付けることにより、GPSによる絶対位置の補正ができると共に、例えば直角座標系とすることができる。データは光通信等で行う。
このように、受光センサ装置154の絶対値の測定にGPSを利用することにより、高精度での絶対値測定が可能となり、前記した受光センサ装置154による高さ測定H、ΔHと組み合わせによって高精度での測定作業を容易に実行することができる。
受光センサ装置154は、俯角αを求めるための回転レーザ装置151bからのレーザ光と、仰角βを求めるための回転レーザ装置151aからのレーザ光とを、時間的なずれをもって受光することから、両レーザ光が受光センサ装置154の受光部156で同時的にすなわち重複して検出されることはなく、この重複による誤動作あるいは誤測定が防止されるが、この誤動作等を確実に防止する上で、両回転レーザ装置151a、151bからのレーザ光として、相互に識別可能のレーザ光を採用することが望ましい。
このため、両回転レーザ装置151a、151bからのレーザ光に相互に偏光方向が異なることによって偏光面が異なる偏光を用いることができる。また、偏光方向を異にするレーザ光を用いることに代えて、その一方のレーザ光に変調を加えることができ、あるいは両レーザ光の波長を相互に異ならせることができる。
また、前記したところでは、両回転レーザ装置151a、151bを360度の角度範囲で一方向に回転させる例を示したが、これに代えて、受光センサ装置154を照射する所定の角度範囲を往復するように、走査させることができる。
さらに、各扇状レーザを一対の垂直な扇状レーザ152a、152b及び傾斜する扇状レーザ153で構成した例を示したが、例えば一方の垂直レーザ152aまたは152bを不要とすることができ、さらに、特開2002−39755号公報の図23に示すような種々の形態の組み合わせの扇状レーザ光を採用することができる。
本発明に係る高さ測定システムの実施例(1)の外観を示す説明図である。 本発明に係る高さ測定システムの角度測定原理を説明する斜視図である。 図3(i)、図3(ii)及び図3(iii)はそれぞれ図2の平面図、正面図及び側面図である。 図1に示した高さ測定システムの回転レーザ装置の断面図である。 図4に示した回転レーザ装置の光学系を示す断面図である。 図1に示した高さ測定システムの受光センサ装置を示す外観図である。 受光センサ装置により検出される信号を示すグラフである。 本発明に係る高さ測定システムの他の実施例(2)を示す図1と同様な図面である。 本発明に係る高さ測定システムのさらに他の実施例(3)を示す図1と同様な図面である。 本発明に係る高さ測定システムのさらに他の実施例(4)を示す図1と同様な図面である。
符号の説明
11、11′ 地盤
17、19 発光部及び受光部を結ぶ線
20 支柱
21 GPSアンテナ
100、110、120、130 高さ測定システム
131a、131b 発光部
151a、151b 回転レーザ装置
152a、152b、153 扇状レーザ
154 受光センサ装置
156 受光部
157、161 表示手段(ディスプレイ、ブザー)
166 演算部

Claims (17)

  1. 互いに1軸線を一致させて上下方向に所定の間隔をおいて配置される一対の回転レーザ装置から、前記軸線を含む平面に関して傾斜する平面内に少なくとも1つの扇状レーザ光線を含む複数の扇状レーザ光を前記軸線の回りに回転放射し、その扇状レーザ光を受光センサ装置が受光して検出する時間間隔に基づいて、前記回転レーザ装置に対するそれぞれの傾きを検出して前記回転レーザ装置に対する軸線方向の相対的な位置を検出する測定方法。
  2. 互いに軸線を一致させて上下方向に間隔をおいて配置される一対の回転レーザ装置のそれぞれの発光部から前記軸線を含む平面に関して傾斜する平面内に広がる少なくとも1つの扇状レーザ光を含む複数の扇状レーザ光で前記軸線の回りの所定の角度範囲を走査すべく前記レーザ光を放射し、前記両発光部からの前記レーザ光を互いに時間的なずれを以て受光センサ装置の受光部で検出し、前記発光部毎における前記各扇状レーザ光の検出時間間隔に基づいて、前記各発光部及び前記受光部を結ぶ各線と、水平基準線との各交角を求め、さらに該各交角と、前記両発光部の前記回転レーザ装置が設置されたグランドレベルからの高さ情報とを用いて前記受光部の前記グランドレベルからの高さを求めることを特徴とする測定方法。
  3. 前記受光センサ装置は支柱上に設けられ、該支柱が設置された地盤からの前記受光部の既知の高さ情報と、前記回転レーザ装置が設置された前記グランドレベルからの前記受光部の求められた高さ情報とから、前記グランドレベルと前記支柱が設置された前記地盤とのレベル差を算出することを特徴とする請求項2に記載の測定方法。
  4. 前記支柱には、該支柱と前記回転レーザ装置とを含む平面上での傾きを検出する傾斜検出器が設けられ、前記傾斜検出器からの検出信号に基づいて、前記回転レーザ装置が設置された前記グランドレベルからの前記高さまたは前記レベル差を補正することを特徴とする請求項3に記載の測定方法。
  5. 前記両発光部からの前記レーザ光は、相互の識別を可能とすべく、偏光方向を相互に異にする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の測定方法。
  6. 前記両発光部からの前記レーザ光は、相互の識別を可能とすべく、少なくとも一方が変調を受けている請求項2乃至4のいずれか一項に記載の測定方法。
  7. 前記両発光部からの前記レーザ光は、相互の識別を可能とすべく、波長を相互に異にする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の測定方法。
  8. 互いに1軸線を一致させて上下方向に所定の間隔をおいて配置される一対の回転レーザ装置から、前記軸線を含む平面に関して傾斜する平面内に少なくとも1つの扇状レーザ光線を含む複数の扇状レーザ光を前記軸線の回りに回転放射し、その扇状レーザ光を受光センサ装置が受光して検出する時間間隔に基づいて、前記回転レーザ装置に対するそれぞれの傾きを検出して前記回転レーザ装置に対する軸線方向の相対的な位置を検出する測定システム。
  9. 回転レーザ装置に対するそれぞれの傾きの検出から、前記回転レーザ装置に対する軸線方向の相対的な位置と共に、前記回転レーザ装置から受光センサまでの距離が算出可能な請求項8に記載の測定システム。
  10. 互いに軸線を一致させて配置される一対の回転レーザ装置であってそれぞれが前記軸線を含む平面に関して傾斜する平面内に広がる少なくとも1つの扇状レーザ光を含む複数の扇状レーザ光で前記軸線の回りの所定の角度範囲を走査すべく前記レーザ光を放射する発光部を有する一対の回転レーザ装置と、該両回転レーザ装置の前記両発光部からの前記レーザ光を時間的なずれを以て受光する受光部が設けられた受光センサ装置とを含み、前記回転レーザ装置が設置されたグランドレベルからの前記両発光部のそれぞれの高さが相互に異なり、また該両発光部からの前記レーザ光は相互に識別可能であり、
    前記受光センサ装置は、前記両回転レーザ装置から放射される相互に識別可能な前記レーザ光の検出情報に基づいて、前記各発光部及び前記受光部を結ぶ各線と、水平基準線との各交角を求め、さらに、該各交角と前記両発光部のそれぞれの既知の高さ情報とから、前記受光部の前記グランドレベルからの高さを求める演算部を有することを特徴とする測定システム。
  11. 前記受光センサ装置は、所望の高さを設定する設定手段と、該設定手段により設定された所望の値が求められた前記グランドレベルからの高さに一致したとき、その旨を表示する表示手段とを備える請求項10に記載の測定システム。
  12. 前記受光センサ装置は支柱上に設けられ、前記演算部は、前記支柱が設置された地盤からの前記受光部の既知の高さ情報と、前記回転レーザ装置が設置された前記グランドレベルからの前記受光部の求められた高さ情報とから、前記グランドレベルと前記支柱が設置された前記地盤とのレベル差を算出することを特徴とする請求項10または11に記載の測定システム。
  13. 前記支柱には、該支柱と前記回転レーザ装置とを含む平面上での傾きを検出する傾斜検出器が設けられ、前記演算部は前記傾斜検出器からの検出信号に基づいて、前記回転レーザ装置が設置された前記グランドレベルからの前記受光部の前記高さまたは前記レベル差を補正することを特徴とする請求項12に記載の測定システム。
  14. 前記受光センサ装置には、該受光センサ装置の絶対位置を検出するためのGPS (Global Positioning System) が搭載されており、前記GPSにより求められた絶対位置が表示されることを特徴とする請求項13に記載の測定システム。
  15. 前記両発光部からの前記レーザ光は、相互の識別を可能とすべく、偏光方向を相互に異にする請求項10乃至14のいずれか一項に記載の測定システム。
  16. 前記両発光部からの前記レーザ光は、相互の識別を可能とすべく、少なくとも一方が変調を受けている請求項10乃至14のいずれか一項に記載の測定システム。
  17. 前記両発光部からの前記レーザ光は、相互の識別を可能とすべく、波長を相互に異にする請求項10乃至14のいずれか一項に記載の測定システム。
JP2003354168A 2003-10-14 2003-10-14 測定方法及び測定システム Expired - Fee Related JP4279111B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003354168A JP4279111B2 (ja) 2003-10-14 2003-10-14 測定方法及び測定システム
US10/963,099 US7148958B2 (en) 2003-10-14 2004-10-12 Method and system for measuring height or relatively axial position
EP04090394A EP1524497B1 (en) 2003-10-14 2004-10-13 Method and system for measuring height or relative axial position

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003354168A JP4279111B2 (ja) 2003-10-14 2003-10-14 測定方法及び測定システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005121393A true JP2005121393A (ja) 2005-05-12
JP4279111B2 JP4279111B2 (ja) 2009-06-17

Family

ID=34373556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003354168A Expired - Fee Related JP4279111B2 (ja) 2003-10-14 2003-10-14 測定方法及び測定システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7148958B2 (ja)
EP (1) EP1524497B1 (ja)
JP (1) JP4279111B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112713728A (zh) * 2020-12-30 2021-04-27 广西桂冠电力股份有限公司 一种悬吊式机组三部轴承主轴对线校正方法
CN114413775A (zh) * 2022-03-28 2022-04-29 天津恒度量子精密仪器技术有限公司 一种基于双线激光视觉的盾构机盾尾间隙测量方法及***

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7764365B2 (en) 2004-07-23 2010-07-27 Trimble Navigation Limited Combination laser detector and global navigation satellite receiver system
US7808626B2 (en) * 2004-12-11 2010-10-05 Trimble Navigation Ltd. Method of mobile radio positioning aided by single fan self-surveying laser transmitter
US7310138B2 (en) 2005-08-27 2007-12-18 Trimble Navigation, Ltd Method for augmenting radio positioning system using single fan laser
US7787134B2 (en) * 2005-11-09 2010-08-31 The Boeing Company Multiple fanned laser beam metrology system
US7450251B2 (en) 2005-11-09 2008-11-11 The Boeing Company Fanned laser beam metrology system
US7547870B2 (en) 2006-03-09 2009-06-16 The Boeing Company Precision spacecraft payload platforms
JP4229208B1 (ja) * 2007-10-31 2009-02-25 トヨタ自動車株式会社 取り付け角度測定装置および取り付け角度測定方法
KR100837264B1 (ko) 2008-02-19 2008-06-11 주식회사 미래지중정보 기준점 확인을 통한 지리정보 편차 확인시스템
KR100836643B1 (ko) 2008-02-19 2008-06-10 이경주 지피에스를 이용한 기준점 위치결정시스템
US8526014B2 (en) 2008-06-19 2013-09-03 Trimble Navigation Limited Positioning device and method for detecting a laser beam
US8943701B2 (en) 2010-06-28 2015-02-03 Trimble Navigation Limited Automated layout and point transfer system
DE102010030861A1 (de) * 2010-07-02 2012-01-05 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung zum Erzeugen einer Lasermarkierung
US9671094B2 (en) 2010-07-22 2017-06-06 Renishaw Plc Laser scanning apparatus and method of use
CN102032897B (zh) * 2010-11-03 2011-12-07 电子科技大学 一种基于双目测距原理的强夯工程自动监测方法
EP2453204A1 (de) * 2010-11-10 2012-05-16 Leica Geosystems AG Konstruktionslasersystem und Verfahren
DE102011001713B3 (de) * 2011-03-31 2012-04-19 Esw Gmbh Einrichtung zur Ortsbestimmung eines Objektes in einem Raumwinkelbereich und Informationsübertragung
DE102012223924A1 (de) * 2012-12-20 2014-06-26 Hilti Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zum Bestimmen der Ortskoordinaten eines Zielobjektes
NO335488B1 (no) * 2013-03-22 2014-12-22 Kongsberg Seatex As Posisjonsreferansesystem og fremgangsmåte for posisjonering og sporing av ett eller flere objekter
CN104390119B (zh) * 2014-11-19 2016-06-08 河南省第二建设集团有限公司 一种建筑物测量仪器的支撑装置
CN105091851B (zh) * 2015-04-24 2018-07-17 广东小天才科技有限公司 一种测量高度的方法及装置
CN107064873B (zh) * 2016-03-16 2019-02-15 北京国承万通信息科技有限公司 定位光束发射***、方法及室内定位***
US9880022B1 (en) 2016-11-14 2018-01-30 Trimble Navigation Limited Point layout system with third transmitter
US11226199B2 (en) 2017-01-17 2022-01-18 Trimble Navigation Limited Point layout system using single laser transmitter
CN107272009B (zh) * 2017-05-09 2019-08-02 北京新立机械有限责任公司 一种激光定位测量***及方法
US10690498B2 (en) 2017-05-10 2020-06-23 Trimble, Inc. Automatic point layout and staking system
CN107356235B (zh) * 2017-07-11 2019-01-29 武汉大学 一种双曲面建筑物的红外线三维定位装置及方法
CN107389040B (zh) * 2017-07-11 2019-02-12 武汉大学 一种椭圆曲面建筑物的红外线三维定位装置及方法
CN107390228B (zh) * 2017-07-11 2019-04-12 武汉大学 一种椭圆曲面建筑物的激光三维定位装置及方法
CN107270830B (zh) * 2017-07-11 2019-02-12 武汉大学 一种曲面建筑物的红外线三维定位装置及方法
CN107402376B (zh) * 2017-07-11 2019-02-12 武汉大学 一种双曲面建筑物的激光三维定位装置及方法
CN107192383B (zh) * 2017-07-11 2019-02-12 武汉大学 一种曲面建筑物的激光三维定位装置及方法
US11435182B2 (en) 2019-12-20 2022-09-06 Trimble, Inc. Laser receiver and target with lighted indicators
US11435445B2 (en) 2019-12-20 2022-09-06 Trimble, Inc. Laser receiver and target with lighted indicators
EP4237794A1 (en) 2020-11-02 2023-09-06 Milwaukee Electric Tool Corporation Laser level alignment tool
CN114485550B (zh) * 2022-04-01 2022-06-17 中国建筑第五工程局有限公司 一种工程施工用远距离测量计量装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07190772A (ja) * 1993-12-24 1995-07-28 Mitsui Constr Co Ltd 測量装置
JP2002116025A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Topcon Corp 位置測定設定システム
JP2003214850A (ja) * 2002-01-21 2003-07-30 Topcon Corp 建設機械制御システム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE464782B (sv) * 1987-12-22 1991-06-10 Geotronics Ab Anordning vid ett avstaandsmaetningsinstrument saasom hjaelpmedel vid utsaettning
US5100229A (en) * 1990-08-17 1992-03-31 Spatial Positioning Systems, Inc. Spatial positioning system
DE69131837T2 (de) 1990-08-17 2000-06-29 Arc Second, Inc. Räumliche Positionierungsvorrichtung
US5579102A (en) * 1991-06-17 1996-11-26 Spatial Positioning Systems, Inc. Transmitter and receiver units for spatial position measurement system
JP4033966B2 (ja) 1998-03-06 2008-01-16 株式会社トプコン 建設機械制御システム
US6712249B2 (en) * 2000-02-05 2004-03-30 California Board Sports, Inc. Backpack entertainment system with detachable pockets for speakers
JP4416925B2 (ja) 2000-07-19 2010-02-17 株式会社トプコン 位置測定設定システム及びそれに使用する受光センサ装置
EP1192898B1 (en) * 2000-10-02 2006-02-15 Tanita Corporation Apparatus for managing female physical condition
JP4356050B2 (ja) * 2000-12-28 2009-11-04 株式会社トプコン 測量装置と電子的記憶媒体
US6473167B1 (en) * 2001-06-14 2002-10-29 Ascension Technology Corporation Position and orientation determination using stationary fan beam sources and rotating mirrors to sweep fan beams
US6608261B2 (en) * 2001-06-20 2003-08-19 Mohan Thadani Fishing scale with retractable handle and built-in mechanical thermometer
US7281615B2 (en) * 2002-12-16 2007-10-16 Trg Accessories, L.L.C. Weight determining mechanism for a backpack or other luggage

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07190772A (ja) * 1993-12-24 1995-07-28 Mitsui Constr Co Ltd 測量装置
JP2002116025A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Topcon Corp 位置測定設定システム
JP2003214850A (ja) * 2002-01-21 2003-07-30 Topcon Corp 建設機械制御システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112713728A (zh) * 2020-12-30 2021-04-27 广西桂冠电力股份有限公司 一种悬吊式机组三部轴承主轴对线校正方法
CN114413775A (zh) * 2022-03-28 2022-04-29 天津恒度量子精密仪器技术有限公司 一种基于双线激光视觉的盾构机盾尾间隙测量方法及***

Also Published As

Publication number Publication date
EP1524497A1 (en) 2005-04-20
US7148958B2 (en) 2006-12-12
EP1524497B1 (en) 2011-06-15
JP4279111B2 (ja) 2009-06-17
US20050099617A1 (en) 2005-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4279111B2 (ja) 測定方法及び測定システム
JP4328654B2 (ja) レーザ測定方法及びレーザ測定システム
JP6560596B2 (ja) 測量装置
EP0797073B1 (en) Guide beam direction setting apparatus
JP4416925B2 (ja) 位置測定設定システム及びそれに使用する受光センサ装置
US7081606B2 (en) Position measuring system
EP1434029B1 (en) Position measuring system comprising a rotary laser
JP3582918B2 (ja) レーザ測量機
US7841094B2 (en) Optical instrument with angle indicator and method for operating the same
CA2817240C (en) Device for measuring and marking space points along horizontally running contour lines
JP4282432B2 (ja) 回転レーザ装置の受光装置
WO2012013280A1 (en) Device for optically scanning and measuring an environment
US11500096B2 (en) Surveying instrument
JPH09257478A (ja) レーザ測量機
JP2007132716A (ja) レーザ測量装置
JP7378545B2 (ja) ターゲット装置および測量方法
JP6173067B2 (ja) レーザ測量機
JP2007271627A (ja) 作業位置測定装置
JP4315860B2 (ja) 建設機械制御システム
JP7289252B2 (ja) スキャナシステムおよびスキャン方法
JP4376401B2 (ja) レーザ基準面形成装置及び建設機械制御システム
JP4328653B2 (ja) レーザ測定システム
WO2024071287A1 (ja) ツイストリングポリゴンミラー、送光器、および測量システム
JP2005265832A (ja) 座標測定システム
JPH09257479A (ja) ガイド光方向設定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060721

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090311

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4279111

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees