JP2005116228A - ラミネートフィルムの熱融着方法、フィルム外装電池の製造方法およびラミネートフィルム用熱融着装置 - Google Patents

ラミネートフィルムの熱融着方法、フィルム外装電池の製造方法およびラミネートフィルム用熱融着装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電池要素を熱融着性樹脂層と金属薄膜層とのラミネートフィルムで封止する際に、リード端子が延出する辺の熱融着時に与えられる熱で電池要素との接触部で熱融着性樹脂が融けることによる、電池要素と金属薄膜層とのショートを防止する。
【解決手段】電池要素をラミネートフィルム3,4によって封止したフィルム外装電池は、正極リード端子5aおよび負極リード端子5bがラミネートフィルム3,4から延出している。正極リード端子5aおよび負極リード端子5bが延出した辺でのラミネートフィルム3,4の熱融着に、ラミネートフィルム3,4を加圧および加熱するためのヘッド本体11a,12aと、ヘッド本体11a,12aのラミネートフィルム3,4を加圧する面の、熱融着時にラミネートフィルム3,4のみと対向する領域に取り付けられた断熱材11b,12bとを有する熱融着ヘッド11,12を用いる。
【選択図】図3

Description

本発明は、電池要素をラミネートフィルムからなる外装材で気密封止(以下、単に機密封止という)したフィルム外装電池の製造方法、特に、電池要素を封止する際の、リード端子が延出する辺でのラミネートフィルムの熱融着方法に関する。また本発明は、フィルム外装電池用のラミネートフィルムを熱融着するためのラミネートフィルム用熱融着装置に関する。
近年、携帯機器等の電源としての電池は、軽量化、薄型化が強く要求されている。そこで、電池の外装材に関しても、さらなる軽量化、薄型化が可能であり、自由な形状を採ることが可能な外装材として、金属薄膜フィルム、または金属薄膜と熱融着性樹脂フィルムとを積層したラミネートフィルムを用いたものが使用されるようになっている。
電池の外装材として用いられるラミネートフィルムの代表的な例としては、金属薄膜であるアルミニウム薄膜の片面にヒートシール層である熱融着性樹脂フィルムを積層するとともに、他方の面に保護フィルムを積層した3層ラミネートフィルムが挙げられる。
外装材にラミネートフィルムを用いたフィルム外装電池においては、一般的に、図5に示すように、正極、負極、および電解質等で構成される電池要素106を、熱融着性樹脂フィルムを互いに対向させて2枚のラミネートフィルム103,104で挟み、電池要素106の周囲(図中、斜線で示した領域)でラミネートフィルム103,104を熱融着することによって電池要素106を封止している。
電池要素106の正極および負極をラミネートフィルム103,104の外部へ引き出すために、正極および負極にはそれぞれ電極材料が塗布されていない金属箔からなる未塗布部が突出して設けられており、これら未塗布部をそれぞれの極ごとにまとめた集電部107a,107bに、リード端子105a,105bをラミネートフィルム103,104から延出させて接続している。また、ラミネートフィルム103,104は、電池要素106を収納し易いように、少なくとも一方が、深絞り成形によって鍔付きの容器状に形成されている。
ここで、ラミネートフィルムの熱融着は、図6に示すように、一対の熱融着ヘッド109a,109bでラミネートフィルム103,104を加圧しつつ加熱して行う。この際、熱融着ヘッド109a,109bにより与えられる熱は、ラミネートフィルム103,104の熱融着すべき部位の周囲にも伝わり、熱融着には必要ない領域でも熱融着性樹脂103d,104dが融けてしまうことがある。電池要素106と接触している部分A,Bで熱融着性樹脂103d,104dが融けると、電池要素106がラミネートフィルム103,104の金属薄膜103e,104eと接触し、両者間でショートが発生してしまうおそれがある。
そこで、特許文献1には、ラミネートフィルムの熱融着される部位およびその近傍に、熱融着性樹脂と同一材質の熱融着性樹脂フィルムを配設し、ショートが発生し得る箇所で実質的に熱融着性樹脂の層の厚みを厚くすることによって、ショートを防止するようにした電池が開示されている。
また、特許文献2には、ラミネートフィルムの耐熱性を向上させる技術として、電子要素をラミネートフィルムで封止した後に、ラミネートフィルムの熱融着された領域に電子線を照射することによって熱融着性樹脂に架橋構造を形成し、封止の信頼性を向上させることが開示されている。
特開2001−126678号公報 特開2001−6633号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたものでは、単に熱融着性樹脂の層の厚みを部分的に厚くするだけであり、電池要素の封止に際しては、熱融着される部位の近傍の、ショートが発生し得る領域においても熱融着性樹脂が融けることには何ら変わりはない。したがって、熱融着性樹脂の層の厚みに応じて熱融着条件を適切に設定しないと、熱融着が十分に行われなかったり、その逆に、熱融着性樹脂が融けすぎて結果的に金属薄膜とのショートが発生したりするおそれがある。
特に、リード端子が延出する辺においては、ラミネートフィルム同士が直接熱融着される領域と、ラミネートフィルムの間にリード端子が介在している領域とを有しており、各領域では全体の厚さが異なる。そこで従来は、各領域での熱融着条件を均一にするために、リード端子が介在している部分である導出部に対応する位置に凹部を形成した熱融着ヘッドを用い、ラミネートフィルムを均一な力で加圧するようにしている。
しかし、リード端子の導出部では、熱融着ヘッドから与えられた熱がリード端子を伝わって逃げ易く、ラミネートフィルムが十分に加熱されにくいので、リード端子が介在しない辺と比べて高い温度条件で熱融着する必要がある。そのため、リード端子が介在する辺の熱融着は、リード端子が介在する領域では適切に熱融着されるものの、リード端子が介在していない領域では、ラミネートフィルムが過剰に熱せられてしまう。従って、熱融着性樹脂も必要以上に溶融し、結果的には、図6に示した部分A,Bにおいてショートが発生してしまうおそれがあった。
一方、特許文献2に開示されたものは、ラミネートフィルムの熱融着性樹脂の耐熱性そのものを向上させるものであるが、熱融着後の熱融着部での封止信頼性を向上させるものであり、封止の際に生じる電池要素と金属薄膜とのショートを防止するものではない。
本発明は、電池要素を熱融着性樹脂層と金属薄膜層とのラミネートフィルムで封止する際に、特にリード端子が延出する辺の熱融着時に与えられる熱で電池要素との接触部で熱融着性樹脂が融けることによる電池要素と金属薄膜とのショートを防止することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のラミネートフィルムの熱融着方法は、少なくとも熱融着性樹脂層と金属薄膜層とが積層されたラミネートフィルムを用い、正極および負極のリード端子が接続された電池要素を、リード端子をラミネートフィルムの少なくとも1辺から延出させて封止する際の、リード端子が延出する辺でのラミネートフィルムの熱融着方法であって、
ラミネートフィルムを加圧および加熱するためのヘッド本体、およびヘッド本体のラミネートフィルムを加圧する面の、熱融着時にラミネートフィルムのみと対向する領域の少なくとも一部に取り付けられた断熱部材を有する熱融着ヘッドを用意する工程と、熱融着性樹脂層を内側にして、ラミネートフィルムで電池要素をリード端子が少なくとも1辺から延出した状態で包囲し、ラミネートフィルムの周縁部において熱融着性樹脂層同士を向き合わせる工程と、リード端子が延出した辺でのラミネートフィルムの周縁部を、熱融着ヘッドで加圧しつつ加熱する工程とを有することを特徴とする。
ラミネートフィルムのリード端子が延出した辺を熱融着する場合、ラミネートフィルム間にリード端子が介在している領域と、ラミネートフィルムのみの領域とが存在する。ラミネートフィルムのみの領域は、リード端子が介在している領域と比べて、熱融着ヘッドで加圧および加熱したとき、熱融着性樹脂層が溶融し易い。そこで、熱融着ヘッドをヘッド本体と断熱部材を含む構成とし、断熱部材を、ヘッド本体のラミネートフィルムを加圧する面の、熱融着時にラミネートフィルムのみと対向する領域の少なくとも一部に取り付けることで、ラミネートフィルムのみと対向する領域での熱融着性樹脂層の溶融が緩和される。これにより、熱融着性樹脂層が過剰に溶融することがなくなり、電池要素と金属薄膜層とのショートが防止される。
本発明のフィルム外装電池の製造方法は、正極および負極のリード端子が接続された電池要素を、少なくとも熱融着性樹脂層と金属薄膜層とが積層されたラミネートフィルムで、リード端子をラミネートフィルムの少なくとも1辺から延出させた状態で封止したフィルム外装電池の製造方法であって、電池要素を作製する工程と、電池要素をラミネートフィルムで封止する工程とを有し、電池要素を封止する工程は、上記本発明のラミネートフィルムの熱融着方法によってラミネートフィルムのリード端子が延出する辺を熱溶着することを含む。
本発明のフィルム外装電池の製造方法では、リード端子が延出する辺でのラミネートフィルムの熱融着に、上述した本発明のラミネートフィルムの熱融着方法を適用している。これにより、ラミネートフィルムの熱融着時の、電池要素とラミネートフィルムとの接触部での電池要素と金属薄膜層とのショートが防止され、フィルム外装電池の信頼性が向上する。
本発明のラミネートフィルム用熱融着装置は、正極および負極のリード端子が接続された電池要素が、少なくとも熱融着性樹脂層と金属薄膜層とが積層されたラミネートフィルムでリード端子をラミネートフィルムの少なくとも1辺から延出させた状態で封止されたフィルム外装電池の、ラミネートフィルムのリード端子が延出した辺を熱溶着するためのラミネートフィルム用熱融着装置であって、
ラミネートフィルムを加圧しつつ加熱するための一対の熱融着ヘッドを備え、熱融着ヘッドは、ラミネートフィルムを加圧および加熱するためのヘッド本体と、ヘッド本体のラミネートフィルムを加圧する面の、熱融着時にラミネートフィルムのみと対向する領域の少なくとも一部に取り付けられた断熱部材とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ラミネートフィルムのリード端子が延出した辺での熱融着時における、ラミネートフィルムの熱融着性樹脂層の過剰な溶融を防止することができる。その結果、電池要素とラミネートフィルムとの接触部での熱融着性樹脂層の溶融による電池要素と金属薄膜とのショートを有効に防止することができ、信頼性の高いフィルム外装電池を製造することができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるフィルム外装電池の分解斜視図である。本実施形態のフィルム外装電池1は、電池要素6と、電池要素6に設けられた正極集電部7aおよび負極集電部7bと、電池要素6を電解液とともに収納する外装体と、正極集電部7aに接続された正極リード端子5aと、負極集電部7bに接続された負極リード端子5bとを有する。
電池要素6は、それぞれ電極材料が両面に塗布された複数の正極板と複数の負極板とを、セパレータを介して交互に積層して構成されている。各正極板および各負極板の一辺からはそれぞれ電極材料が塗布されていない金属箔からなる未塗布部が突出して設けられており、正極板の未塗布部同士、および負極板の未塗布部同士がそれぞれ一括して超音波溶接されて、正極集電部7aおよび負極集電部7bが形成される。
リチウムイオン電池などの非水電解質電池の場合、正極リード端子5aとしてはアルミニウム板が用いられ、負極リード端子5bとしてはニッケル板または銅板が用いられる。負極リード端子5bを構成する銅板にはニッケルメッキを施してもよい。
正極リード端子5aおよび負極リード端子5bには、ラミネートフィルム3,4の熱融着に際し、金属板が介在することによる熱融着性の低下を防止するために、樹脂フィルム8が予め熱融着されている。樹脂フィルム8は、少なくとも正極リード端子5aおよび負極リード端子5bの、ラミネートフィルム3,4で挟まれる領域で、正極リード端子5aおよび負極リード端子5bの両面から熱融着される。
外装体は、電池要素6を上下から挟んで包囲する2枚のラミネートフィルム3,4からなり、これらラミネートフィルム3,4の周縁部を熱融着することで、電池要素6が封止される。図1には、ラミネートフィルム3,4の熱融着される領域を封止領域3a,4aとして斜線で示している。
一方のラミネートフィルム3には、電池要素6を収納する室を形成するために、電池要素6側から見て凹部が形成されるように、鍔付きの容器状に加工されている。この凹部は、例えば深絞り成形によって形成することができる。図1に示した例では一方のラミネートフィルム3に凹部が形成されているが、他方のラミネートフィルム4に形成してもよい。また、電池要素6の厚みによっては両方のラミネートフィルム3,4に凹部を形成してもよいし、凹部を形成せずにラミネートフィルム3,4自身の柔軟性を利用して電池要素6を封止してもよい。
ラミネートフィルム3,4としては、電解液が漏洩しないように電池要素6を封止できるものであれば、この種のフィルム外装電池に一般に用いられるフィルムを用いることができる。図2に、フィルム外装電池1の封止領域近傍での断面図を示す。
図2に示すように、ラミネートフィルム3,4は、それぞれ少なくとも金属薄膜層3e,4eと熱融着性樹脂層3d,4dとを積層した構造を有している。また、本実施形態では、金属薄膜層3e,4eの、熱融着性樹脂層3d,4dと反対側の面に、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルやナイロン等のフィルムからなる保護層3f,4fが積層されているが、この保護層3f,4fは、必要に応じて設けられる。
金属薄膜層3e,4eとしては、例えば、厚さ10μm〜100μmの、Al、Ti、Ti系合金、Fe、ステンレス、Mg系合金などの箔を用いることができる。熱融着性樹脂層3d,4dに用いられる樹脂としては、熱融着が可能な樹脂であれば特に制限はなく、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、これらの酸変成物、ポリフェニレンサルファイド、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル等、ポリアミド、エチレン−酢酸ビニル共重合体などが使用できる。
以上のように構成されたフィルム外装電池1は、以下のようにして作製される。
まず、複数の正極板と複数の負極板とを、セパレータを介して交互に積層し、さらに正極集電部7aおよび負極集電部7bを形成した電池要素6を作製する。正確には、この段階で得られた、正極板、セパレータ、および負極板からなる積層体は、電解液を染み込ませる前の段階では電池要素前駆体とも呼ばれるが、本明細書ではこれらを区別せず単に電池要素6と表す。
次いで、正極集電部7aに正極リード端子5aを接続するとともに、負極集電部7bに負極集電部5bを接続する。正極集電部7aへの正極リード端子5aの接続、および負極集電部7bへの負極リード端子の接続は、製造工程の簡略化のために正極集電部7aおよび負極集電部7bの形成と同時に行ってもよいが、別工程で行ってもよい。
次いで、2枚のラミネートフィルム3,4を、熱融着性樹脂層3d,4dが内側となるように向き合わせて、正極リード端子aおよび負極リード端子5bが接続された電池要素6を挟んで包囲する。この際、電池要素6を挟んだラミネートフィルム3,4の1辺からは、正極リード端子5aおよび負極リード端子5bが延出した状態となっている。これにより、ラミネートフィルム3,4の周縁部(封止領域3a,4a)では、熱融着性樹脂層3d,4d同士が直接向き合う。その後、封止領域3a,4aにおいてラミネートフィルム3,4を熱融着し、電池要素6を封止することによって、フィルム外装電池1が製造される。
封止に際しては、ラミネートフィルム3,4の3辺を先に熱融着して1辺が開放した袋状としておき、その袋状となったラミネートフィルム3,4の開放している残りの1辺から電解液を注入し、その後、残りの1辺を熱融着する。電解液を注入することによって、電池要素6に電解液が染み込む。電解液の注入前に行う3辺の熱融着は、3辺を一括して行ってもよいし、複数の工程に分けて(例えば1辺ずつ)行ってもよい。また、ラミネートフィルム3,4の熱融着に先立って電池要素6に電解液を含浸させておき、その後、4辺を一括して熱融着することもできる。
ここで、正極リード端子5aおよび負極リード端子5bが延出した辺でのラミネートフィルム3,4の熱融着について、図3を参照してさらに詳しく説明する。図3は、図1に示すフィルム外装電池のリード端子が介在する辺の熱融着時の、封止領域でのリード端子が介在する辺に沿った断面図である。
ラミネートフィルム3,4の熱融着は、一対の熱融着ヘッド11,12によってラミネートフィルム3,4を挟んで加圧しつつ加熱することで行う。熱融着ヘッド11,12のラミネートフィルム3,4を加圧する面である加圧面は、ラミネートフィルム3,4の間に正極リード端子5a、負極リード端子5bおよび樹脂フィルム8が介在している部分とこれらが介在していない部分があることに起因するラミネートフィルム3,4の表面の凹凸に対応した凹凸を有している。これによって、ラミネートフィルム3,4は、熱融着時にほぼ均一な力で加圧される。
熱融着ヘッド11,12は、ヘッド本体11a,12aと、断熱材11b,12bとを有している。ヘッド本体11a,12aは、ヒータ(不図示)を内蔵し、加圧面が平坦に形成されている。断熱材11b,12bは、熱融着ヘッド11,12の凸の部分を構成するものであり、ヘッド本体11a,12aの加圧面の、熱融着時に正極リード端子5a、負極リード端子5bおよび樹脂フィルム8のいずれも介在していないラミネートフィルム3,4のみと対向する領域に、ヘッド本体11a,12aの加圧面に対する凸状の構造部分として取り付けられている。
断熱材11b,12bは、板状の部材であり、ヘッド本体11a,12aよりも熱伝導率の低い材料で構成される。断熱材11b,12bとしては、セラミックや耐熱性樹脂などを用いることができる。また、ヘッド本体11a,12aがアルミニウムである場合には、断熱材11b,12bとして鉄やステンレスを用いることもできる。
正極リード端子5aおよび負極リード端子5bが介在する辺の熱融着に際しては、他の辺の熱融着の際の温度よりも高い温度で熱融着を行う。このため、ラミネートフィルム3,4が正極リード端子5aまたは負極リード端子5bを挟む領域においては、ヘッド本体11a,12aによる熱が正極リード端子5aおよび負極リード端子5bを伝わって逃げ、さらには樹脂フィルム8が介在していることによって溶融させるべき樹脂の層の厚みが厚くなる状況であっても、ラミネートフィルム3,4は樹脂フィルム8との熱融着に適した温度に加熱される。その結果、ラミネートフィルム3,4の熱融着性樹脂層3d,4dおよび樹脂フィルム8は、両者の熱融着に必要な程度に溶融される。
一方、ラミネートフィルム3,4の間に正極リード端子5aまたは負極リード端子5bが存在しない領域においては、上述したような樹脂が溶融しにくくなる要因がないので、ヘッド本体11a,12aから与えられる熱はラミネートフィルム3,4にとって過剰なものとなる。しかし、この領域ではヘッド本体11a,12aとラミネートフィルム3,4との間に断熱材11b,12bが存在しており、正極リード端子5aまたは負極リード端子5bが介在している領域と比べて、ラミネートフィルム3,4の温度は低くなる。その結果、この領域においては、ラミネートフィルム3,4同士を熱融着するのに適した温度に加熱され、ラミネートフィルム3,4は、ラミネートフィルム3,4同士の熱融着に必要な程度に溶融される。
以上のように、熱融着ヘッド11,12の一部を他の部分よりも熱伝導率の低い材料で構成し、熱融着する部分の層構造に応じて必要十分な熱量がラミネートフィルム3,4に与えられるようにすることで、熱融着ヘッド11,12により加熱される全ての領域において、熱融着性樹脂層3d,4dが過剰に加熱されることがなくなる。従って、正極リード端子5aおよび負極リード端子5bが介在する部分での熱融着を確実に行いつつ、熱融着性樹脂層3d,4dは必要以上に溶融せず、結果的に、電池要素6とラミネートフィルム3,4との接触部での電池要素6と金属薄膜層3e,4eとのショートを防止し、信頼性の高いフィルム外装電池1を製造することができる。
図4に、本発明の他の実施形態による、リード端子が介在する辺の熱融着時の、封止領域でのリード端子が介在する辺に沿った断面図を示す。図4において、フィルム外装電池は前述した実施形態と同様に構成されるので、図3と同じ構成については図3と同じ符号を付している。
図4に示す熱融着ヘッド21,22は、ヘッド本体21a,22aの加圧面自身が、熱融着時にラミネートフィルム3,4のみと対向する領域が凸部として形成されている。そして、この凸部の一部が断熱材21b,22bで置換されている。すなわち、ヘッド本体21a,22aの凸部には凹部が形成され、断熱材21b,22bは、この凹部に埋め込まれ表面を露出させた状態でヘッド本体21a,22aに保持されている。熱融着ヘッド21,22の凸部は、ラミネートフィルム3,4のみが存在する領域を加圧加熱するが、その一部は、断熱板21b,22bではなくヘッド本体21a,22aの一部がラミネートフィルム3,4を加圧加熱する。
例えば、ラミネートフィルム3,4同士が直接対向している部分と、ラミネートフィルム3,4の間に他の部材(樹脂フィルム8)が介在している部分との境界部では、ラミネートフィルム3,4を十分に加熱して溶融させないと、ラミネートフィルム3,4間に隙間が生じ、フィルム外装電池の内部と外部での気密性が損なわれるおそれがある。また、正極リード端子5aと負極リード端子5bとの間隔が大きく、ラミネートフィルム3,4同士が直接対向している部分の面積が大きい場合、断熱板21b,22bのみを介しての加熱では熱融着性樹脂層3d,4dを十分に溶融させることができないことがある。
そこで、断熱板21b,22bを熱融着ヘッド21,22の凸部に埋め込む構造とすることで、凸部の加圧面の表面積に対する断熱板21b,22bの表面積の割合を適宜設定することができる。これにより、図3に示した熱融着ヘッド11,12と比較して、凸部からラミネートフィルム3,4により多くの熱を伝え、上述したような場合でもラミネートフィルム3,4同士が直接対向する部分を確実に熱融着することができる。
凸部の加圧面の表面積に対する断熱板21b,22bの表面積の割合、および凸部の加圧面での断熱板21b,22bの位置(分布)は、熱融着する対象物の構造や材料等に応じて任意に設定することができる。図4に示す熱融着ヘッド21,22では、ラミネートフィルム3,4同士が直接対向している部分と、ラミネートフィルム3,4の間に樹脂フィルム8が介在している部分との境界部で熱融着性樹脂層3d,4dを良好に溶融させるために、凸部の側部でヘッド本体21a,22aがラミネートフィルム3,4を加圧するように、断熱板21b,22bを配置している。
また、断熱板21b,22bをヘッド本体21a,22aに埋め込んで保持することで、断熱板21b,22bの位置ずれを防止することもできる。
以上、本発明について代表的な幾つかの例を挙げて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内において適宜変更され得ることは明らかである。
例えば、上述した例では2枚のラミネートフィルムで電池要素をその厚み方向両側から挟んで周囲の4辺を熱融着したものを示したが、その他にも、1枚のラミネートフィルムを2つ折りにして電池要素を挟み、開放している3辺を熱融着することによって電池要素を封止してもよい。
また、電池要素としては、正極、負極および電解質を含むものであれば、通常の電池に用いられる任意の電池要素が適用可能である。一般的なリチウムイオン二次電池における電池要素は、リチウム・マンガン複合酸化物、コバルト酸リチウム等の正極活物質をアルミニウム箔などの両面に塗布した正極板と、リチウムをドープ・脱ドープ可能な炭素材料を銅箔などの両面に塗布した負極板とを、セパレータを介して対向させ、それにリチウム塩を含む電解液を含浸させて形成される。またこの他に、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、リチウムメタル一次電池あるいは二次電池、リチウムポリマー電池等、他の種類の化学電池の電池要素、さらにはキャパシタ要素等にも本発明は適用可能である。
電池要素の構造についても、上述した例では複数の正極板および負極板を交互に積層した積層型を示したが、正極板、負極板およびセパレータを帯状に形成し、セパレータを挟んで正極板および負極板を重ね合わせ、これを捲回した後、扁平状に圧縮することによって、正極と負極を交互に配置させた捲回型の電池要素であってもよい。
さらに、上述した例では正極リード端子5aおよび負極リード端子5bにそれぞれ樹脂フィルム8を予め溶着した例を示したが、熱融着性樹脂層3d,4dを金属との密着性に優れる材料で構成すれば、樹脂フィルム8を介さず正極リード端子5aおよび負極リード端子5bをラミネートフィルム3,4で直接挟み込む構造とすることもでき、この場合でも本発明は適用可能である。また、正極リード端子5aと負極リード端子5bをフィルム外装電池1の同じ辺から延出させたフィルム外装電池1に本発明を適用した例を示したが、これらリード端子がそれぞれ異なる辺、例えば互いに対向する辺から延出させたフィルム外装電池にも本発明は適用可能である。
本発明の一実施形態によるフィルム外装電池の分解斜視図である。 図1に示すフィルム外装電池の、封止領域近傍での断面図である。 図1に示すフィルム外装電池のリード端子が介在する辺の熱融着時の、封止領域でのリード端子が介在する辺に沿った断面図である。 本発明の他の実施形態による、リード端子が介在する辺の熱融着時の、封止領域でのリード端子が介在する辺に沿った断面図である。 従来のフィルム外装電池の分解斜視図である。 図5に示すフィルム外装電池における熱融着時のラミネートフィルムの封止領域近傍での断面図である。
符号の説明
1 フィルム外装電池
3,4 ラミネートフィルム
3a,4a 封止領域
3d,4d 熱融着性樹脂層
3e,4e 金属薄膜層
3f,4f 保護層
5a 正極リード端子
5b 負極リード端子
6 電池要素
7a 正極集電部
7b 負極集電部
11,12,21,22 熱融着ヘッド
11a,12a,21a,22a ヘッド本体
11b,12b,21b,22b 断熱材

Claims (9)

  1. 少なくとも熱融着性樹脂層と金属薄膜層とが積層されたラミネートフィルムを用い、正極および負極のリード端子が接続された電池要素を、前記リード端子を前記ラミネートフィルムの少なくとも1辺から延出させて封止する際の、前記リード端子が延出する辺での前記ラミネートフィルムの熱融着方法であって、
    前記ラミネートフィルムを加圧および加熱するためのヘッド本体、および該ヘッド本体の前記ラミネートフィルムを加圧する面の、熱融着時に前記ラミネートフィルムのみと対向する領域の少なくとも一部に取り付けられた断熱部材を有する熱融着ヘッドを用意する工程と、
    前記熱融着性樹脂層を内側にして、前記ラミネートフィルムで前記電池要素を前記リード端子が少なくとも1辺から延出した状態で包囲し、前記ラミネートフィルムの周縁部において前記熱融着性樹脂層同士を向き合わせる工程と、
    前記リード端子が延出した辺での前記ラミネートフィルムの周縁部を、前記熱融着ヘッドで加圧しつつ加熱する工程とを有することを特徴とするラミネートフィルムの熱融着方法。
  2. 前記断熱部材を前記ヘッド本体よりも熱伝導率の低い材料で構成する、請求項1に記載のラミネートフィルムの熱融着方法。
  3. 正極および負極のリード端子が接続された電池要素を、少なくとも熱融着性樹脂層と金属薄膜層とが積層されたラミネートフィルムで、前記リード端子を前記ラミネートフィルムの少なくとも1辺から延出させた状態で封止したフィルム外装電池の製造方法であって、
    前記電池要素を作製する工程と、
    前記電池要素を前記ラミネートフィルムで封止する工程とを有し、
    前記電池要素を封止する工程は、請求項1または2に記載の熱融着方法によって前記ラミネートフィルムの前記リード端子が延出する辺を熱溶着することを含むフィルム外装電池の製造方法。
  4. 前記電池要素は、化学電池要素またはキャパシタ要素である請求項3に記載のフィルム外装電池の製造方法。
  5. 正極および負極のリード端子が接続された電池要素が、少なくとも熱融着性樹脂層と金属薄膜層とが積層されたラミネートフィルムで前記リード端子を前記ラミネートフィルムの少なくとも1辺から延出させた状態で封止されたフィルム外装電池の、前記ラミネートフィルムの前記リード端子が延出した辺を熱溶着するためのラミネートフィルム用熱融着装置であって、
    前記ラミネートフィルムを加圧しつつ加熱するための一対の熱融着ヘッドを備え、
    前記熱融着ヘッドは、前記ラミネートフィルムを加圧および加熱するためのヘッド本体と、該ヘッド本体の前記ラミネートフィルムを加圧する面の、熱融着時に前記ラミネートフィルムのみと対向する領域の少なくとも一部に取り付けられた断熱部材とを有することを特徴とするラミネートフィルム用熱融着装置。
  6. 前記断熱部材は、前記ヘッド本体よりも熱伝導率の低い材料で構成される請求項5に記載のラミネートフィルム用熱融着装置。
  7. 前記ヘッド本体の前記ラミネートフィルムを加圧する加圧面は平坦な面であり、前記断熱部材は、前記ヘッド本体の加圧面の、熱融着時に前記ラミネートフィルムのみと対向する領域に、前記加圧面に対する凸状の構造部分として取り付けられている請求項5または6に記載のラミネートフィルム用熱融着装置。
  8. 前記ヘッド本体の前記ラミネートフィルムを加圧する加圧面は、熱融着時に前記ラミネートフィルムのみと対向する領域が凸部として形成されており、前記凸部の一部が前記断熱部材で置換されている請求項5または6に記載のラミネートフィルム用熱融着装置。
  9. 前記断熱部材は、前記ヘッド本体の前記凸部に表面を露出させて埋め込まれている請求項8に記載のラミネートフィルム用熱融着装置。
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