JP2005113637A - 警報装置付錠 - Google Patents

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【課題】ガラス等の板状体を具備する窓やドアに装着されたクレセント錠、ハンドル錠、ラッチ錠等の操作部を有する錠に対してなされる不正行為を検知して警報が可能であると共に、誤作動による警報動作を行うことのない警報装置付錠を提供すること。
【解決手段】窓やドア用のクレセント錠、ハンドル錠、ラッチ錠等の錠であって、施錠開錠を行う操作部が回動部分に支持された構成の錠において、窓やドア、または窓枠やドア枠に加えられた異常振動や異常音を検知する異常検知センサを具備する異常検知手段と、異常検知手段からの出力信号に基づいて所定の時間が経過するまで警報待機モードにセットしておくと共に、この警報待機モード中に上記操作部を介して錠の開放動作がなされた場合に警報を行う警報手段と、誤動作によって上記警報待機モードにセットされた時に当該警報手段の警報待機モードを解除可能な誤作動防止手段とを具備すること。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ガラス、その他の破壊可能な素材からなる板状体が嵌め込まれた引き戸や開き戸形状の窓やドアに装着される錠であって、板状体を破壊してなされる不正解錠を検知して警報することができる警報装置付錠に関する。
従来、家屋の窓やリビング、勝手口、排煙口等に取付けられている引き戸や開き戸形態の窓やドアは、ガラスや、その他の破壊可能な素材からなる板状体が嵌め込まれていると共に、これらの窓やドアの施錠を行うためにクレセント錠、ハンドル錠、ラッチ錠等の錠(面付け錠)が取付けられて、窓やドアを施錠することができるよう構成されている。
上記クレセント錠、ハンドル錠、ラッチ錠等の錠は、操作部としての操作レバーと、操作レバーによって作動する施錠部としての作用部とを有するもので、引き戸等に設けられた係止部に上記作用部を係止させて窓やドアを施錠する構成態様のものである。
そして、近年、このようなクレセント錠やハンドル錠等の錠を具備するガラス窓に対して、ガラスを部分的に破壊したり、局部加熱して破損させたりした後、この破損部分を通して解錠して不法侵入する犯罪が発生している。
このような不正解錠を防ぐ構成を有する錠のうち、例えばクレセント錠は、特許文献1または2に開示されたように、クレセント錠の操作部を覆うガードカバーを設けたものや、操作部が解錠方向に回転されないようにする解錠防止機構を具備するものが提案されている。
特開平9−78901号公報 特開平11−101038号公報
しかしながら、ガラスを破損させる方法が巧妙になってガラスに比較的大きな孔を開けることができるため、上記ガードカバーを装着する錠や、解錠防止機構を具備するクレセント錠であっても、腕を差し込んで簡単に不正解錠を行うことができるようになり、さらに有効に不正を防止できる防犯装置が切望されていた。
また、ガラスの振動を検知する警報装置としてガラスに貼り付けて装着する警報器も出現しているが、この警報器は、振動を検知すると直ちに警報音が発生するよう構成されており、強風等によるガラスの振動等にも検知して当該警報器が誤作動して警報が発せられてしまうので、検知または報知精度の高い警報装置の出現が切望されていた。
そこで、この発明は、ガラス等の板状体を具備する窓やドアに装着されたクレセント錠、ハンドル錠、ラッチ錠等の操作部を有する錠に対してなされる不正行為を検知して警報が可能であると共に、誤作動による警報動作を行うことのない警報装置付錠を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、この発明の警報装置付錠は、窓やドア用のクレセント錠、ハンドル錠、ラッチ錠等の錠であって、施錠開錠を行う操作部が回動部分に支持された構成の錠において、窓やドア、または窓枠やドア枠に加えられた異常振動や異常音を検知する異常検知センサを具備する異常検知手段と、異常検知手段からの出力信号に基づいて所定の時間が経過するまで警報待機モードにセットしておくと共に、この警報待機モード中に上記操作部を介して錠の開放動作がなされた場合に警報を行う警報手段と、誤動作によって上記警報待機モードにセットされた時に当該警報手段の警報待機モードを解除可能な誤作動防止手段とを具備することを特徴としている。
上記構成の警報装置付錠では、異常検知手段と、異常検知手段からの出力信号に基づいて動作する警報手段を具備するので、ガラス等の破壊可能な素材の板状体から発せられる異常振動または異常音を検知すると異常検知信号が出力され、この異常検知信号に基づいて警報装置を警報待機モードにセットしておくと共に、このモードで所定の時間が経過する間に、錠の開放動作がなされると不正解錠と判断して警報を発することができる。これにより、異常検知手段によって異常が発生したかどうかを判断する待機モードに一旦セットされ、その待機モード中に次の動作がなられた場合に不正解錠と判断して警告することができるので、より確実に不正解錠かどうかを判断することができる。
そして、上記警報手段が振動等を検知して警報待機モードにセットされたけれども、誤ってセットされた場合には、誤動作防止手段により上記警報待機モードを解除して警報手段の作動を解除することができ、不正解錠の監視が必要な時だけ当該警報装置を確実に作動させることができ、誤作動の無いより正確な警報装置付錠を提供することができる。
また、この発明の請求項2記載の警報装置付錠では、操作部が所定の角度に回動されるまで開放動作を行わないようにする遅延手段を具備しているので、警報待機モードに誤ってセットされた場合において、当該モードを解除する時に操作部に触れたとしても警報装置が作動することなく、当該警報待機モードの解除を行うことができる。
さらに、この発明の請求項3記載の警報装置付錠では、上記警報待機モードにセットされたとき、操作部が解錠操作不能となるよう構成しているので、操作部を操作しても解錠されることなく、確実に施錠状態を維持することができる。
また、この発明の請求項4記載の警報装置付錠は、誤作動防止手段は、警報待機モードの解除を所定時間経過後に自動的に行う構成か、手動操作によって当該モードを解除可能な構成の何れか、または両方を具備しているので、例え誤作動によって警報待機モードにセットされても、次の動作である錠の開放動作がなされない限り、自動的にこのモードが解除されると共に、錠の施錠時等において振動が検知されて警報待機モードにセットされてしまった場合であっても手動操作にて解除を行うことによって、誤作動を確実に防止することができる。
上記のように自動的に警報待機モードにセットされた場合においては、さらに元の警報監視モードに戻って不正解錠を監視するので、より確実に警報監視を行うことができる。
次いで、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1はこの発明の実施態様を示すクレセント錠の斜視図、図2は操作部の分解斜視図、図3は警報装置の正面図、図4は断面図である。
この発明の実施の形態の警報装置付錠1は、この例ではクレセント錠10を示しており、クレセント錠10は、概略構成として取付ベースとなる錠基部11と、錠基部11に回動可能に軸支された操作部12と、他方のガラス戸側に装着するクレセント受具13とからなり、警報手段としての警報装置20を錠基部11内に具備するものである。
クレセント錠10は、操作部12の回動部分としての軸支部に支持されており、操作部12が所定の角度回動されるまで開放動作に入らないようにする遅延手段としての遅延機構12aを内装している。この遅延機構12aは、操作部を操作側12mと被駆動側12nとに分割して構成していると共に、両者を遊嵌させて取付けており、操作部12m側の回動が被駆動側12nに遅延して伝達されるように構成している。両者の構成は、例えばこの実施の態様では、操作部12m側に凸部12xを設け、被駆動側12nには上記凸部12xと遊嵌する凹部12yを設けており、操作部12mが所定の角度に回動されるまで、被駆動側が動作しないように構成している。
そして、錠基部11は、ケース状に構成しており、上記操作部12を軸支すると共に、ケース内に警報装置20を装備している。警報装置20は図3に示すように、クレセント錠10部分と別体に構成して、既存のクレセント錠10に対して後付けで装着することもできるように構成している。なお、この実施の態様の操作部12は、キー付クレセントにおける構成例を示している。
図5は、解錠動作不能となるように構成した例を示した要部の分解斜視図、図6は一部の拡大平面図である。
この操作部12は、解錠動作不能とする構成としてロック機構15を具備するものであり、このロック機構15は、操作部12の軸部の周面に設けた凹部15aに対して、凸部15bを嵌合させる構成としたものである。この凸部15bは、ベース15cの端部に取付けられており、ベース15cは操作部12に対して近接・離反する方向(A←→Bで示す)に摺動可能に構成しており、さらに、ベース15cは電磁石15dによって、作動時にのみ操作部12側へスライドするようになっている。そして、ベース15c内には、ラックアンドピニオン構造15e,fを形成し、凸部15bが凹部15aに嵌合した状態では逆戻りしないように構成しており、ピニオン15fの支軸15gを偏心させて設けると共に、嵌合した状態で凸部15b側に位置するように配置している。なお、ベース15cは、非動作時には凸部15bが凹部15aと嵌合しないように、バネ15hによって電磁石15d側へ付勢している。
また、解錠動作不能とする構成の他の例として、操作部12がフリーとなるようにした例を図7に示すものであり、このフリー機構16は、操作部12の被駆動側の周面に設けた凹部16aに対して、操作部12の把手部12h内に設けた凸部16bを通常時には嵌合状態としておき、異常検知時にのみ両者の嵌合を解除させるように電磁石16cを設けた構成のものであり、上記電磁石16cが作動した状態では、操作部12の把手部12hがフリーに回動するよう構成している。
次いで、図8は警報装置の電気的な概略構成を示すブロック図であり、上記警報装置20は、電源部21、異常検知センサ22、マイコン23、警報部24、マグネットセンサ25、電圧監視部26、2つの表示ランプ27,28、並びに上記の電磁石15d,16cを具備するものである。電源部21は、例えば、公知のボタン型リチウム電池を備え、定電圧発生回路を介してマイコン23に給電する。
異常検知センサ22は、ガラス戸に付加された振動や異常音を検知してマイコン23に検知信号を送る。そして、マイコン23は、異常検知センサ22から検出信号に基づいて、警報待機モードにセットしておくと共に、電磁石15d,16cに出力して解錠動作不能にする。
マグネットセンサ25は、操作部12の動作を監視するもので、操作部12側に設けた永久磁石からの磁気変化を検出するものであり、操作部12を回動させると磁気的な変化があらわれるので、これをマグネットセンサ25が検知してマイコン23へ検知信号を出力するものである。
そして、警報待機モード中に、マグネットセンサ25からの信号を受信した場合にはマイコン23は、警報部24に警報動作を行うための信号を出力する。警報部24は、90デシベル以上の警報音を鳴動させたり、警報ランプを発光させたりすることができるよう構成している。
なお、電圧監視部26は、内蔵電池が規定電圧を保持しているかどうかを監視するものであり、規定より低電圧になった場合に検出信号を出力する。そして、2つの表示ランプ27,28は、一つは警報用のランプで、警報動作の段階に応じて点滅または点灯状態となるものであり、他の一つは上記規定電圧より低下した場合に点灯する注意喚起用のものであり、いずれも赤色のLED(液半導体発光素子)にて構成しているが、発光色は任意に選択可能である。なお、電圧監視用のランプとしては、正常作動時にグリーン色の発光色となり、電圧が低下してきたらオレンジに変わり、作動不能状態になると消灯する構成のものを採用することもできる。
次に、この警報装置付錠1の作用を詳細に説明する。クレセント錠10は、通常2枚以上の引き戸の施錠用に使用されるものであり、錠基部11をガラス戸の窓枠や窓枠等に装着すると共に、クレセント受具13を他方の窓枠に装着する。
そして、クレセント錠10を施錠した状態でスイッチ(図示せず)を入れて警報装置を作動状態(検知待機モード)とする。このモード時においてガラスや窓枠に対して異常振動や異常音が発生すると、錠基部11内の異常検知センサ22がその振動や音を検知して検出信号をマイコン23へ出力する。マイコン23は、この信号を受信して警報待機モードに切り換える。
警報待機モードでは、マイコン23は警報用の表示ランプ27を警報待機モードとして点滅状態とすると共に、警報待機モードにセットされた経過時間のカウントを開始する。
この時間のカウントは、上記ガラス戸への振動が不審者によるものか、または不審者以外の理由による揺れかを判断するために行うものであり、不審者がガラスを破損させて侵入する場合には、ガラス戸に対する振動が発生した後、すなわちガラスを破損させることによって振動が発生した後、比較的短時間の間に操作部12の開放動作を行おうとするので、それらの一連の動作を監視しようとするものである。
上記警報待機モードにセットされると、まず、マイコン23は電磁石15dまたは16cへ信号を出力して操作部12の解錠が不能となるようにセットする。そして、同時に、マグネットセンサ25の検出状態を監視しておき、この警報待機モード中に、操作部12が回動されるかどうかを判断する。このモード中は上記のように操作部12は解錠不能状態となっていて、不正解錠はできないのであるが、操作部12の解錠操作が行われることにより、不審者の検知が可能となる。したがって、この状態で操作部12の操作が行われると、マグネットセンサ25から検知信号が出力される。このため、マイコン23は不審者による不法侵入と判断して警報装置20から警報音を鳴動させ、表示ランプ27を点灯させたり素早い点滅状態で表示させるようにしている。
上記警報待機モードにセットしておく時間としては任意に設定可能に構成しており、ドアや窓の設置条件等、種々の要件を加味して最適な時間に設定するもので初期設定としては1分としている。これは、不審者がこの待機モードのセット時間中にガラスを破損させた後比較的短時間に操作部12を回動させる行動を起こすものと推測されるので、それらの条件等を勘案して設定するものである。
他方、ガラスや窓枠への振動を検知して警報装置20が警報待機モードにセットされたが、不審者に起因する振動や音の発生でない場合には、上記モードを解除可能に構成しているもので、上記設定した時間が経過したら当該モードを自動的に解除して、検知待機モードに戻るように構成している。
警報待機モードを手動で解除する態様としては、この実施の態様のようにキー付クレセント錠の場合であれば、このキーを解除キー用孔29に差し込んで解除する構成とすることもできる。このように構成しておくことにより、誤作動を任意に解除することができるので、警報待機モードのセット時間をより自由な設定とすることが可能となる。また、クレセント錠に付属しているキーを使用できるので、キーの管理も容易となる。キーによって解除する構成を採用することにより、スイッチ等による構成よりセキュリティ面でより安全な錠を提供することができる。
そして、この実施の態様では、遅延装置12aを具備しており、操作部12の回動角度が所定の角度以下の場合には被駆動側12nが回動しない構成としているので、操作部12に誤って触れた程度では警報装置20が警報を発することはなく、誤作動を確実に防止することができる。解錠可能な操作部12の回動角度としては、約30度程度を設定しているものであるが、クレセント錠の形態やガラス戸等の形態によって設定すれば良く、角度調整機構を設けて任意の角度に設定することもできる。
誤作動による警報待機モードが解除された場合には、再び当初の警報監視モードに戻るが、キー付クレセント錠による場合にはクレセントキーを抜いた後、所定の時間をおいて警報監視モードに入るように設定することもできる。クレセントキーの操作者が誤ってガラス戸等へ接触して振動させてしまうケースがあるので、クレセントキーの操作の後、一定の時間経過した後に警報監視モードになるようにすることで、更なる誤作動を確実に防止することができる。
なお、上記警報装置20の動作を開始させる構成としては、ON−OFFスイッチを装備する構成の他、操作部12の回動監視用の上記マグネットセンサ25を利用して操作部12が施錠されるのを検知する構成、または、キー付クレセント錠の場合には、キーによって開始、終了を任意に設定する構成等も採用でき、不審者による警報待機モードの解除を防止する構成とすることができる。
電圧監視部26は、内蔵電源の電圧を監視するもので、例えば3.0Vのボタン型リチウム電池の場合には、2.7V程度に電圧が降下した際に表示ランプ28を点滅若しくは変色させたり、それ以下の電圧に低下した場合には表示ランプ28を点灯若しくは消灯させたりすることができる。電圧の監視方法としては、警報装置20をON−OFF可能な構成としている場合には、電池の消耗度を考慮して、電源をONにしたときにのみ、電圧が正常であればグリーン色ランプを短時間点灯させるようにしても良い。
また、異常検知センサとしては、異常振動を検知するセンサの他、異常音を検知するコンデンサマイク等を用いても良く、2種以上のセンサの組合せによってもよい。特に、ガラスを加熱して破損させる手口では、異常振動が発生しにくいので、感度のよいコンデンサマイク等を併用して検出精度を向上させることもできる。
さらに、警報手段としては、無線信号を発するように構成して、受信部を離れたところに設置しブザー等の警報手段を作動させることができると共に、受信部は、警備会社への通報手段や、携帯電話等への通報手段も内蔵する構成とすることもできる。通報手段の他の例としては、受信部を電源のコンセントに直接装着する構成のものとすることもできる。また、ビデオカメラ、スチールカメラと連動させておくこともできる他、受信部と連動して蛍光塗料等の犯人識別部材を噴出させる構成等、種々の警報手段を採用することができる。
さらに、操作部12の回動を検出するセンサとしては、上記したようなマグネットセンサ25の他、赤外線を利用したフォトセンサ等も使用することができる。また、操作部12の軸芯に装着して回動を検知する構成のセンサ等も採用することができる。
警報装置付錠の構成としては、上記したクレセント錠の他、図9および図10に示すように、ラッチ錠30であっても良い。このラッチ錠30は、錠本体31内に警報装置32を内蔵可能な構成とすることもできるものであり、ラッチの突出部分の両側に例えばフォトセンサ33を装備する構成として、図9および図10に示すように、フォトセンサ33の検出方向を水平方向または垂直方向の何れかの構成を選択できるものである。このラッチ錠30の他の構成は上記の実施の態様のものとほぼ同様に形成してあり、さらにキー付ラッチ錠を採用する構成も選択可能である。このラッチ錠30は、解錠操作不能とする機構を組み込むことは可能であると共に、操作部としてはサムターンを用いる態様のもので、取り外し可能な操作部として構成している。
また、図11に示すように、ハンドル型錠40についても警報装置41を具備する構成を採用することができる。さらに、上記したクレセント錠、ラッチ錠、ハンドル錠の他、窓やドアに装着する錠に対して採用可能であり、例えばドア錠等に装備されたサムターンに対する警報装置としてもこの発明を実施できるものである。
そして、ガラス付の窓やドアとしては、引き戸、開き戸の他、家屋の窓やリビング、勝手口、排煙口等に装着される構成であっても良く、特に不法侵入されやすいガラスやパネル等の板状体が嵌め込まれた窓や戸類に適応可能であり、把手等の操作部が装備されたドア等に取付けられた錠等に対しても本発明は好適に適用できるものである。
なお、電源装置としては、上記した内蔵電源の他、太陽電池を内蔵若しくは別体にて装備する構成、さらに別途設置した電源装置等にて構成することも可能である。
この発明の実施態様を示すクレセント錠の斜視図である。 操作部の分解斜視図である。 警報装置の正面図である。 断面図である。 解錠動作不能な構成を示した要部の分解斜視図である。 図5に示す構成の部分拡大平面図である。 解錠動作不能な構成を示す他の例の要部の分解斜視図である。 警報装置のブロック図である。 この発明の他の実施の態様としてのラッチ錠の斜視図である。 この発明のさらに他の実施の態様としてのラッチ錠の斜視図である。 この発明の他の実施の態様としてのハンドル錠の斜視図である。
符号の説明
1 警報装置付錠
10 クレセント錠
12 操作部
12a 遅延装置
15 ロック機構
16 フリー機構
20,32,41 警報装置
22,33 異常検知センサ
23 マイコン
26,27 表示ランプ
G ガラス

Claims (5)

  1. 窓やドア用のクレセント錠、ハンドル錠、ラッチ錠等の錠であって、施錠開錠を行う操作部が回動部分に支持された構成の錠において、窓やドア、または窓枠やドア枠に加えられた異常振動や異常音を検知する異常検知センサを具備する異常検知手段と、異常検知手段からの出力信号に基づいて所定の時間が経過するまで警報待機モードにセットしておくと共に、この警報待機モード中に上記操作部を介して錠の開放動作がなされた場合に警報を行う警報手段と、誤動作によって上記警報待機モードにセットされた時に当該警報手段の警報待機モードを解除可能な誤作動防止手段とを具備することを特徴とする警報装置付錠。
  2. 操作部が所定の角度に回動されるまで開放動作を行わないようにする遅延手段を具備している請求項1記載の警報装置付錠。
  3. 上記警報待機モードにセットされたとき、操作部が解錠操作不能となるよう構成している請求項1または2記載の警報装置付錠。
  4. 誤作動防止手段は、警報待機モードの解除を所定時間経過後に自動的に行う構成か、手動操作によって当該モードを解除可能な構成の何れか、または両方を具備している請求項1ないし3記載の警報装置付錠。
  5. 誤作動防止手段は、警報待機モードを自動的に解除した際に、所定の時間経過後、再び検知待機モードにセットされるよう構成した請求項4記載の警報装置付錠。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008269497A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Matsushita Electric Works Ltd 防犯システム
CN107339023A (zh) * 2017-04-14 2017-11-10 宁波方太厨具有限公司 一种童锁及使用该童锁的烤箱
CN111526215A (zh) * 2020-05-29 2020-08-11 德施曼机电(中国)有限公司 智能门锁及其故障自检方法

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