JP2005112378A - ブリスタ包装機 - Google Patents

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Abstract

【課題】タグ付与機能を備え、かつ、ブリスタシート製造に際してのタグの損傷を抑制可能なブリスタ包装機を提供する。
【解決手段】ポケット部形成装置14によって、包装用フィルム3にポケット部2が形成され、錠剤投入装置16により、錠剤がポケット部2に充填される。次に、シール手段18によって、包装用フィルム3とカバーフィルム4とが加熱圧接されて貼着されPTPフィルム6とされた後に、タグ印刷手段22によって、包装用フィルム3側にプリンタブルタグ8が印刷され、シール貼付手段23によって、プリンタブルタグ8の上から保護シール9が貼付けられる。そして、情報記録手段25によって、プリンタブルタグ8毎に情報を記録させた後、シート打抜装置26によって、PTPフィルム6はPTPシート1に打ち抜かれる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ブリスタシートの製造に際して用いられるブリスタ包装機を含む技術分野に属するものである。
医薬品の包装体の分野において、誤投薬を防止するために、タグを個包装ごとに取り付けてなるものが考案されている(例えば、特許文献1参照。)。タグは、非接触で情報の書き込み及び読み込みがなされるメモリを有し、包装材料に直接印刷成形することも可能である。
前記タグの付与は、PTPシートにも適用可能である。一般に、PTPシート(いわゆるブリスタシート)は、錠剤等が投入されるポケット部が形成された包装用フィルムと、その包装用フィルムにポケット部の開口側を密封するように前記包装用フィルムに固着されるカバーフィルムとから構成されている。そして、包装用フィルムとカバーフィルムとを固着する前段階において、ポケット部に錠剤等が充填される。このようなPTPシートにあっては、シート単位にタグを取付けることが考えられる。
特開2002−172150
しかしながら、ブリスタ包装機によるブリスタシートの製造過程には、加熱、加圧、打ち抜き等の工程があり、単にタグ付与させる装置をやみくもに設けるだけでは、タグが破損してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、タグ付与機能を備え、かつ、ブリスタシート製造に際してのタグの損傷を抑制可能なブリスタ包装機を提供することを目的とする。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.包装用フィルムに形成されたポケット部に被充填物が収容され、前記ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムが取着され、少なくとも所定の情報を電気的に記憶可能なタグが付与されたブリスタシートを製造するためのブリスタ包装機であって、前記ポケット部を成形するためのポケット部形成装置と、該ポケット部形成装置の下流側に設けられ、前記被充填物を前記ポケット部へと充填するための充填手段と、該充填手段の下流側に設けられ、前記包装用フィルムと前記カバーフィルムとを圧接して貼着し、帯状のブリスタフィルムとするためのシール手段と、該シール手段の下流側に設けられ、前記ブリスタフィルムをシート単位に打ち抜くためのシート打抜装置とを備え、前記シール手段の下流側に、前記ブリスタフィルムまたはブリスタシートに前記タグを付与するためのタグ付与装置を備えることを特徴とするブリスタ包装機。
上記手段1によれば、ブリスタ包装機では、ポケット部形成装置によって、包装用フィルムにポケット部が形成され、充填手段によって、ポケット部に被充填物が充填される。次に、シール手段によって、包装用フィルムとカバーフィルムとが圧接され貼着されて、帯状のブリスタフィルムとされた後に、シート打抜装置によって、シート単位に打ち抜かれることで、ブリスタシートが製造される。また、タグ付与装置によって、ブリスタフィルムまたはブリスタシートに、少なくとも所定の情報を電気的に記憶可能なタグが付与される。前記タグ付与装置は、ブリスタ包装機のシール手段の下流側に設けられている。このため、シール手段によって、タグが圧接されることがない。従って、タグの破損の抑制を図ることができる。なお、各手段において、特に記載がない場合のタグ付与は、ブリスタフィルムやブリスタシート上に直接形成したり、予め形成されたタグを貼付したり、載置したりすること等を含む趣旨である。
手段2.包装用フィルムに形成されたポケット部に被充填物が収容され、前記ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムが取着され、少なくとも所定の情報を電気的に記憶可能なタグが付与されたブリスタシートを製造するためのブリスタ包装機であって、前記ポケット部を成形するためのポケット部形成装置と、該ポケット部形成装置の下流側に設けられ、前記被充填物を前記ポケット部へと充填するための充填手段と、該充填手段の下流側に設けられ、前記包装用フィルムと前記カバーフィルムとを圧接して貼着し、帯状のブリスタフィルムとするためのシール手段と、該シール手段の下流側に設けられ、前記ブリスタフィルムをシート単位に打ち抜くためのシート打抜装置とを備え、前記シール手段の下流側、かつ、前記シート打抜装置の上流側に、前記ブリスタフィルムに前記タグを付与するためのタグ付与装置を備えることを特徴とするブリスタ包装機。
上記手段2によれば、ブリスタ包装機では、ポケット部形成装置によって、包装用フィルムにポケット部が形成され、充填手段によって、ポケット部に被充填物が充填される。次に、シール手段によって、包装用フィルムとカバーフィルムとが圧接され貼着されて、帯状のブリスタフィルムとされた後に、シート打抜装置によって、シート単位に打ち抜かれることで、ブリスタシートが製造される。また、タグ付与装置によって、ブリスタフィルムに、少なくとも所定の情報を電気的に記憶可能なタグが付与される。前記タグ付与装置は、ブリスタ包装機のシール手段の下流側、かつ、シート打抜装置の上流側に設けられている。このため、シール手段によって、タグが圧接されることがない。従って、タグの破損の抑制を図ることができる。加えて、タグ付与装置は、帯状のブリスタフィルムにタグを付与することとなる。このため、シート単位に打ち抜かれ、ばらばらとなった後に個別にタグを付与する場合よりも、位置決めが著しく容易である。従って、正確な位置にタグを付与できると共に、タグ付与装置の構成の複雑化を抑制することができる。
手段3.前記タグの外表面側に、タグ保護用の保護シールを貼付けるためのシール貼付手段を備えることを特徴とする手段1または2に記載のブリスタ包装機。
上記手段3によれば、シール貼付手段によって、ブリスタフィルムやブリスタシートに付与されたタグの外表面側に、保護シールが貼付けられる。このため、タグは、露出させられることなく、被覆されることとなる。従って、ブリスタシート製造の際や、ブリスタシート完成後のタグの破損を抑制できる。
手段4.前記タグ付与装置の下流側、かつ、前記シート打抜装置の上流側に、タグ保護用の保護シールを前記タグの外表面側に貼付けるためのシール貼付手段を備えることを特徴とする手段2に記載のブリスタ包装機。
上記手段4によれば、タグ付与装置によって、タグが付与された後、シール貼付手段によって、ブリスタフィルムの外側に付与されたタグに、保護シールが貼付けられる。このため、タグは、露出させられることなく、被覆されることとなる。従って、ブリスタシート製造の際や、ブリスタシート完成後のタグの破損を抑制できる。また、シール貼付手段は、前記シート打抜装置の上流側に設けられる。このため、帯状に連続したブリスタフィルムに保護シールが貼付けられる。従って、シート単位に打ち抜かれ、ばらばらとなった後に個別に保護シールを貼付ける場合よりも、位置決めが著しく容易である。ひいては、正確な位置にタグを付与できると共に、タグ付与装置の構成の複雑化を抑制することができる。また、保護シールが、隣り合うブリスタシートにまたがって張付けられている場合であっても、シート打抜装置によって、保護フィルムごとブリスタシートを打ち抜くことができる。このため、保護シールによって、隣り合うブリスタシート同士が繋がってしまうといった不具合を抑制できる。さらに、保護シールによって、タグが外されにくくなり、誤飲されるといった事態の抑制をも図ることができる。
手段5.前記シール貼付手段は、帯状の前記保護シールを前記ブリスタフィルムに連続的に貼付けることを特徴とする手段4に記載のブリスタ包装機。
上記手段5によれば、保護シールは帯状であり、シール貼付手段によって、帯状のブリスタフィルムに連続的に張付けられる。このため、タグに応じて個別にカットされた保護シールを張付ける場合よりも、位置決めが容易である。従って、正確な位置にタグを付与できると共に、タグ付与装置の構成の複雑化を抑制することができる。
手段6.前記タグ付与装置は、前記包装用フィルム側の前記ポケット部を避けた部分にタグを付与することを特徴とする手段1乃至5に記載のブリスタ包装機。
上記手段6によれば、タグ付与装置によって、包装用フィルム側のポケット部を避けた部分にタグが付与される。ポケット部やカバーフィルム側にタグが張付けられた場合には、ブリスタシートとしての厚みがタグを付与しない場合よりも増加するおそれがある。この点手段6では、ポケット部を避けて、該ポケット部ほど突出していない位置、例えば、裏面にカバーフィルムを貼着させるような平坦な部分に、タグを付与させることにより、タグ付与部分がポケット部高さを超過するといった事態を抑制できる。その結果、ブリスタシートとしての厚みの増加の抑制を図ることができる。
手段7.前記タグ付与装置は、前記カバーフィルム側にタグを付与し、前記タグ付与装置の上流側において、前記カバーフィルム側の少なくとも前記タグを付与する位置に前記カバーフィルムに対して絶縁性を有する下地を付与するための下地付与手段を備えることを特徴とする手段1乃至6のいずれかに記載のブリスタ包装機。
上記手段7によれば、下地付与手段によって、予め、タグ付与位置に、絶縁性を有する下地が付与される。次に、タグ付与装置によって、下地の上に、タグが付与される。このため、カバーフィルムの外面が伝導性を有していても、下地によって、タグのショートの防止を図ることができる。なお、各手段において、下地の付与は、フィルムを貼着するものであってもよいし、液体を塗布するものであってもよい。
手段8.前記タグ付与装置は、前記カバーフィルム側に前記タグを付与し、前記シール手段の下流側、かつ、前記タグ付与装置の上流側において、前記カバーフィルム側の少なくともタグを付与する位置に平坦面を形成するため下地を付与する下地付与手段を備えることを特徴とする手段1乃至7のいずれかに記載のブリスタ包装機。
上記手段8によれば、下地付与手段によって、予め、タグ付与位置に、下地が付与されることで、平坦面が形成される。次に、タグ付与装置によって、下地の上に、タグが付与される。このため、カバーフィルムの外面に凹凸が形成されている場合でも、平坦面を確保でき、タグを確実に付与させることができる。
手段9.包装用フィルムに形成されたポケット部に被充填物が収容され、前記ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムが取着され、少なくとも所定の情報を電気的に記憶可能なタグが付与されたブリスタシートを製造するためのブリスタ包装機であって、前記ポケット部を成形するためのポケット部形成装置と、該ポケット部形成装置の下流側に設けられ、前記被充填物を前記ポケット部へと充填するための充填手段と、該充填手段の下流側に設けられ、前記包装用フィルムと前記カバーフィルムとを圧接して貼着し、帯状のブリスタフィルムとするためのシール手段と、該シール手段の下流側に設けられ、前記ブリスタフィルムをシート単位に打ち抜くためのシート打抜装置と、前記シール手段の上流側に設けられ、前記包装用フィルムまたはカバーフィルムに前記タグを付与するためのタグ付与装置を備え、前記シール手段は、少なくとも前記タグの付与された部分を圧接しないよう構成されていることを特徴とするブリスタ包装機。
上記手段9によれば、ブリスタ包装機では、ポケット部形成装置によって、包装用フィルムにポケット部が形成され、充填手段によって、ポケット部に被充填物が充填される。また、タグ付与装置によって、包装用フィルムまたはカバーフィルムに、少なくとも所定の情報を電気的に記憶可能なタグが付与される。次に、シール手段によって、包装用フィルムとカバーフィルムとが圧接され貼着されて、帯状のブリスタフィルムとされる。この際、タグの付与された部分は、圧接されない。このため、タグが圧接されて損傷させられるといった不具合を抑制できる。その後、シート打抜装置によって、シート単位に打ち抜かれることで、ブリスタシートが製造される。すなわち、タグは、シート打抜装置によって打ち抜かれる前に、タグ付与装置によって、帯状のブリスタフィルムに付与されることとなる。このため、シート単位に打ち抜かれ、ばらばらとなった後に個別にタグを付与する場合よりも、位置決めが著しく容易である。従って、正確な位置にタグを付与できると共に、タグ付与装置の構成の複雑化を抑制することができる。
手段10.包装用フィルムに形成されたポケット部に被充填物が収容され、前記ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムが取着され、少なくとも所定の情報を電気的に記憶可能なタグが付与されたブリスタシートを製造するためのブリスタ包装機であって、前記ポケット部を成形するためのポケット部形成装置と、該ポケット部形成装置の下流側に設けられ、前記被充填物を前記ポケット部へと充填するための充填手段と、該充填手段の下流側に設けられ、前記包装用フィルムと前記カバーフィルムとを圧接して貼着し、帯状のブリスタフィルムとするためのシール手段と、該シール手段の下流側に設けられ、前記ブリスタフィルムをシート単位に打ち抜くためのシート打抜装置と、前記シール手段の上流側に設けられ、前記包装用フィルムの前記カバーフィルム貼着面側、または、前記カバーフィルムの前記包装用フィルムの貼着面側に前記タグを付与するためのタグ付与装置を備え、前記シール手段は、少なくとも前記タグの付与された部分を圧接しないよう構成されていることを特徴とするブリスタ包装機。
上記手段10によれば、ブリスタ包装機では、ポケット部形成装置によって、包装用フィルムにポケット部が形成され、充填手段によって、ポケット部に被充填物が充填される。また、タグ付与装置によって、包装用フィルムのカバーフィルム貼着面側、または、カバーフィルムの包装用フィルムの貼着面側に、少なくとも所定の情報を電気的に記憶可能なタグが付与される。次に、シール手段によって、包装用フィルムとカバーフィルムとが圧接され貼付けられて、帯状のブリスタフィルムとされる。このため、タグは両フィルムによって覆われることとなる。従って、タグが露出していないため、その後の工程やブリスタシート完成後に、タグが外れたり、損傷させられたりするといった不具合を抑制できる。加えて、タグがブリスタシートの外面に付与されている場合よりも、タグを取り外しにくく、誤飲といった事態の抑制を図ることができる。さらに、タグの付与された部分は、圧接されない。このため、タグが圧接されて損傷させられるといった不具合を抑制できる。その後、シート打抜装置によって、シート単位に打ち抜かれることで、ブリスタシートが製造される。すなわち、シート打抜装置によって打ち抜かれる前に、タグ付与装置は、帯状のフィルムにタグを付与することとなる。このため、シート単位に打ち抜かれ、ばらばらとなった後に個別にタグを付与する場合よりも、位置決めが著しく容易である。従って、正確な位置にタグを付与できると共に、タグ付与装置の構成の複雑化を抑制することができる。
手段11.前記カバーフィルムの外面のタグに対応する部分に保護シールを貼付けるためのシール貼付手段を備えることを特徴とする手段9に記載のブリスタ包装機。
上記手段11によれば、シール貼付手段によって、カバーフィルムの外面、すなわち、包装用フィルム張着面に対して反対側のタグに対応する部分に、保護シールが張付けられる。このため、カバーフィルムが補強され、カバーフィルムが破れを抑制できる。その結果、内面に付与されたタグが取り出されて誤飲されるといった事態の一層の抑制を図ることができる。
手段12.前記包装用フィルムに対して、前記ポケット部と同じ側に開口するタグ収容用の凹部を形成するための凹部成形手段を備え、前記タグ付与装置は、前記凹部内、または、前記凹部に対応するカバーフィルム側に前記タグを付与することを特徴とする手段10または11に記載のブリスタ包装機。
上記手段12によれば、凹部成形手段によって、包装用フィルムに、ポケット部と同じ側に開口する凹部が形成される。そして、タグ付与装置によって、凹部内、または、凹部に対応するカバーフィルム側にタグが付与される。このため、タグが厚い場合であっても前記凹部内に収容させることで、PTPシート内に封入させることができる。
手段13.前記ポケット部形成装置は、前記凹部成形手段を具備しており、前記ポケット部の形成に併せて、前記凹部を形成することを特徴とする手段12に記載のブリスタ包装機。
上記手段13によれば、凹部成形手段はポケット部形成装置に具備されており、ポケット部形成装置によって、ポケット部が形成されると共に、凹部も形成される。このため、効率よく、凹部を形成することができる。なお、凹部成形手段は、ポケット部と同様の手法で凹部を形成するものであってもよいし、装置の一部(例えば、加熱手段や駆動手段等)をポケット部の成形と兼ねるものであってもよいし、ポケット部の成形と同じタイミングで凹部を成形するものであってもよい。
手段14.前記シール手段は、一対のロールを備え、該一対のロールによって前記包装用フィルムと前記カバーフィルムとを圧接するように構成され、前記一対のロールのうち、前記包装用フィルムに接するロールの外周面には、前記ポケット部に対応する窪みと、前記タグに対応する窪みとが設けられていることを特徴とする手段9乃至13のいずれかに記載のブリスタ包装機。
上記手段14によれば、包装用フィルムとカバーフィルムとは、シール手段に設けられた一対のロールによって、圧接される。この際、ポケット部やタグは、包装用フィルムに接するロールの外周面に設けられた窪みに位置するため、圧接されることがない。従って、ポケット部の潰れや、タグの損傷の抑制を図ることができる。
手段15.前記シール手段は、一対のロールを備え、該一対のロールによって前記包装用フィルムと前記カバーフィルムとを圧接するように構成され、前記一対のロールのうち、前記カバーフィルムに接するロールの外周面の少なくとも前記タグに対応する部分が平滑面であることを特徴とする手段9乃至14いずれかに記載のブリスタ包装機。
上記手段15によれば、包装用フィルムとカバーフィルムとは、シール手段に設けられた一対のロールによって、圧接される。この際、タグは、カバーフィルムに接するロールの外周面に設けられた平坦部に位置する。ロール外周面に凹凸が設けられている場合には、凸部に応力が集中し、タグ付与部分が圧接され損傷するおそれがあるのに対し、手段15では、平坦部であるため、圧接されにくく、タグの損傷を抑制することができる。
手段16.前記シール手段は、一対のロールを備え、該一対のロールによって前記包装用フィルムと前記カバーフィルムとを圧接するように構成され、前記一対のロールのうち、前記カバーフィルムに接するロールの外周面の少なくとも前記タグに対応する部分に窪みが設けられていることを特徴とする手段9乃至15のいずれかに記載のブリスタ包装機。
上記手段16によれば、包装用フィルムとカバーフィルムとは、シール手段に設けられた一対のロールによって、圧接される。この際、タグは、カバーフィルムに接するロールの外周面に設けられた窪みに位置するため、圧接されることがない。従って、タグの損傷の抑制を図ることができる。
手段17.前記タグは、導電性を有するインクにより印刷形成され、前記タグ付与装置は、付与位置に前記タグを直接印刷することを特徴とする手段1乃至16のいずれかに記載のブリスタ包装機。
上記手段17によれば、タグは、導電性を有するインクによって印刷形成されるものである。タグ付与装置では、フィルムやシートにタグ直接を印刷させることができる。このため、別途のタグを付与させるための装置や接着剤等を必要としない。なお、導電性を有するインクは、有機材料からなる導電性高分子等を含む趣旨である。
手段18.前記タグは、ICタグであることを特徴とする手段1乃至16のいずれかに記載のブリスタ包装機。
上記手段18によれば、タグは、ICタグである。ICタグは、タグ付与装置によって、貼付けられたり、載置されたり、凹部へと投入されたりすることで、フィルムに付与されることとなる。また、ブリスタ包装機内で、タグの形成と付与とを同時に行う場合には、付与後にしかタグの異常を判別できないのに対し、予め異常のあるタグを除いて、正常なタグだけを付与させることができる。その結果、ブリスタシートの製造効率の向上を図ることができる。
手段19.前記タグは、その形成後に情報を記録可能であり、前記タグに情報を記録させるための情報記録手段を備えることを特徴とする手段1乃至18のいずれかに記載のブリスタ包装機。
上記手段19によれば、タグは、その形成後に情報を記録可能なものであって、ブリスタ包装機に設けられた情報記録手段によって、ブリスタシート製造時に情報を記録させることができる。このため、予め記録情報異なるタグを複数種類用意する必要なく、同一種類のタグに異なる情報を記録させることができる。従って、タグの管理が容易になる。また、製造時やその後の情報をも記録させることができる。このため、情報の管理が一層容易になる。
手段20.前記情報記録手段は、前記タグ付与装置よりも下流側に設けられていることを特徴とする手段19に記載のブリスタ包装機。
上記手段20によれば、タグ付与装置によってタグを付与された後に、情報記録手段によって、タグに情報が記録される。このため、ブリスタシート、タグ及び情報の各対応付けが容易となり、誤った情報の記録を抑制できる。
手段21.前記情報記録手段よりも上流側に、前記被充填物の充填された包装用フィルムまたは前記ブリスタフィルムを検査するための検査装置を備え、前記情報記録手段は、前記検査装置の検査情報を記録可能であることを特徴とする手段19または20に記載のブリスタ包装機。
上記手段21によれば、検査装置によって、被充填物の充填された包装用フィルムまたはブリスタフィルムが検査される。その後、情報記録手段によって、前記検査装置によって得た検査情報がタグに記録される。このため、例えば、タグ毎に個別の検査情報を記録させることで、タグに記録された情報を確認するだけで、そのタグに確実に対応した検査結果を製造後に容易に確認することができる。
手段22.前記情報記録手段は、前記タグ毎に情報を記録させることを特徴とする手段19乃至21のいずれかに記載のブリスタ包装機。
上記手段22によれば、情報記録手段によって、タグ毎に情報が記録される。このため、タグ単位に異なる情報を記録させることができる。従って、タグに対応するブリスタシート毎や被充填物毎に異なる情報をも記録させることができる。
手段23.前記情報記録手段は、前記シート打抜装置よりも上流側に設けられていることを特徴とする手段19乃至22のいずれかに記載のブリスタ包装機。
上記手段23によれば、情報記録手段によって、帯状のブリスタフィルムに付与されたタグに情報が記録され、その後、ブリスタフィルムがシート打抜装置によってシート単位に打ち抜かれる。このため、例えば、タグ毎に情報を記録させたい場合には、打ち抜き後にばらばらとなったブリスタシートに付与されたタグに情報を記録させるよりも、ブリスタシート、タグ及び情報の各対応付けが容易となる。その結果、誤った情報の記録を抑制できる。
手段24.前記情報記録手段は、前記タグに接触することなく情報を記録可能であることを特徴とする手段19乃至21のいずれかに記載のブリスタ包装機。
上記手段24によれば、タグに情報記録手段が接触することなく、情報の記録ができる。このため、タグが被覆されているような場合にも情報を記録可能である。
手段25.前記タグは、その形成時に、情報が記録可能であることを特徴とする手段1乃至24のいずれかに記載のブリスタ包装機。
上記手段25によれば、タグの形成時に情報が記録可能である。このため、別途の装置を設けずとも、タグに情報を記録させることができる。
手段26.前記タグは、情報を書き換え可能であることを特徴とする手段1乃至25のいずれかに記載のブリスタ包装機。
上記手段26によれば、タグに記録された情報を書き換えることができる。このため、誤った情報を記録した場合にも、情報を訂正することができる。
手段27.前記タグは、一旦記録した情報を書き換え不能である、または、書き換え不能にさせることが可能であることを特徴とする手段1乃至26のいずれかに記載のブリスタ包装機。
上記手段27によれば、タグに記録された情報が書き換え不能であることで、情報が誤って書き換えられてしまうといったおそれを払拭することができる。
以下、一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施の形態:包装用フィルムの外側にプリンタブルタグを印刷させる場合)
図2(a),(b)に示すように、シートとしてのPTPシート(ブリスタシート)1は、複数のポケット部2を備えた包装用フィルム3と、ポケット部2を塞ぐようにして包装用フィルム3に取着されたカバーフィルム4とを有している。各ポケット部2には、被充填物としての医薬品の錠剤5が1つずつ収容されている。包装用フィルム3は、PP(ポリプロピレン)等の比較的硬質で所定の剛性を有する合成樹脂によって構成され(PVC等の他の熱可塑性樹脂材料により構成してもよい)、透明又は半透明を呈している。カバーフィルム4は、PP等よりなるシーラントが塗布されたアルミニウム箔である。
また、各PTPシート1には、包装用フィルム3の外側(カバーフィルム4の貼着面側に対して反対側)における平坦な位置に、タグとしてのプリンタブルタグ8が付与されている。さらに、プリンタブルタグ8の外側には、該プリンタブルタグ8を外的応力から保護し破損を防止するための保護シール9が貼付けられている。保護シール9の少なくともプリンタブルタグ8貼付面は、プリンタブルタグ8のショートを防止すべく絶縁性を有している。
プリンタブルタグ8は、情報の記憶と、非接触で電磁波等を用いて情報の書き込み及び読み出しが可能なタグであり、書き換え不能で読み出し専用の情報を記憶する固定情報回路と記憶した情報を書き換え可能な変動情報回路とを備えた集積回路、アンテナ等によって構成されている。これら構成要素が、包装用フィルム3に直接印刷されることで、プリンタブルタグ8が形成される。その印刷には、例えば、インクとして有機材料からなる導電性高分子等が用いられている。プリンタブルタグ8に記憶される情報としては、医薬品の固有情報と、医薬品の製造の伴う変動情報とに大別される。医薬品の固有情報の例としては、製薬会社名、医薬品名、型式、有効成分等が挙げられる。医薬品の製造に伴う変動情報の例としては、工場、ライン番号、製造日、ロット番号、有効期限、検査結果等が挙げられる。本実施の形態では、例えば、前記固定情報回路に、固有情報が記録され、前記変動情報回路に、前記変動情報が記録される。
次に、図1に基づき、上記PTPシート1を製造するためのPTP包装機(ブリスタ包装機)10について説明する。PTP包装機10の最上流側では、帯状の包装用フィルム3がロール状に巻回されている。ロール状に巻回された包装用フィルム3は、間欠的に搬送されるようになっており、包装用フィルム3の搬送経路に沿って、加熱手段12とポケット成形手段13とが順に並設されている。これら加熱手段12及びポケット成形手段13によってポケット部形成装置14が構成されている。そして、加熱装置12によって包装用フィルム3が部分的に加熱され、該包装用フィルム3が比較的柔軟になった状態において、ポケット成形手段13によって包装用フィルム3にポケット部2が成形される。なお、このポケット部2の成形は、包装用フィルム3の搬送動作間のインターバルの際に行われる。
ポケット部2が形成された包装用フィルム3の移送経路に沿って、ポケット部2に錠剤5を自動的に充填する錠剤投入装置16、検査装置17、シール手段18が配設されている。錠剤投入装置16は、所定間隔毎にシャッタを開くことで錠剤5を落下させるものであり、このシャッタ開放動作に伴って各ポケット部2に錠剤5が投入される。検査装置17は、錠剤5が各ポケット部2に確実に充填されているか否か、また錠剤5の異常の有無、異物混入の有無等の検査を行うためのものである。該検査装置17は、ポケット部2の開口側からの検査を行う。
一方、帯状に形成されたカバーフィルム4は、最上流側においてロール状に巻回されている。ロール状に巻回されたカバーフィルム4の引出し端は、シール手段18の方へと案内されている。シール手段18は、フィルム受けロール19と加熱ロール20とを備えており、フィルム受けロール19に加熱ロール20が圧接可能に構成されている。両ロール19,20間に包装用フィルム3及びカバーフィルム4が送り込まれるようになっている。そして、包装用フィルム3及びカバーフィルム4が、両ロール19,20間を加熱圧接状態で通過することで、包装用フィルム3にカバーフィルム4が貼着され、これにより、錠剤5が各ポケット部2に充填された帯状のブリスタフィルムとしてのPTPフィルム6が製造される。なお、フィルム受けロール19には、ポケット部2の形状に対応する窪みKが刻設され、ポケット部2が潰れないように構成されている。また、加熱ロール20の外周面には、その外周面に対して僅かに突設された図示しない網目状の凸部が設けられている。該網目状の凸部により、カバーフィルム4には僅かにへこんだ網目状の凹部が形成されると共に、カバーフィルム4の包装用フィルム3への貼着が、より確実なものとなる。
シール手段18の下流には、錠剤等の異常の有無、異物混入の有無等の検査を行うための検査装置21が配設されている。この検査装置21はポケット部2の突出面側からの検査を行うものである。従って、前記検査装置21による検査と相俟って、PTPフィルム6aの表裏両面側からの検査を実行することができるようになっている。なお、各検査装置17,21からの検査結果信号は、図示しない情報制御装置に送られるようになっている。該情報制御装置は、錠剤5の品種別に固有情報、変動情報及び検査結果を管理したり、錠剤5の良否判定を行なったり、情報信号を出力したりするものである。そして、情報制御装置によって不良品判定された場合、図示しない不良シート排出機構に不良品信号が送られ、その不良品判定となったPTPシートは、不良シート排出機構によって別途排出され、図示しない不良品ホッパに移送される。
検査装置21の下流ではPTPフィルム6移送経路に沿って、タグ印刷手段22及びシール貼付手段23が順に配設されている。タグ印刷手段22は、プリンタブルタグ8を包装用フィルム3に印刷すると、同時に、固定情報回路に情報制御装置から得た錠剤5に関する固定情報を記録させるものである。ここでは、シート状に打ち抜かれる際のPTPシート1毎に、1つのプリンタブルタグ8が印刷されるようになっている。また、プリンタブルタグ8は、ポケット部2の形成されていない平坦部に印刷される。印刷部分が平坦であるため、容易に印刷でき、確実に回路を形成することができる。
続くシール貼付手段23では、帯状の保護シール9がロール状に巻回されている。シール貼付手段23は、プリンタブルタグ8を覆うように、保護シール9をPTPフィルム6の包装用フィルム3側に連続的に貼付けるものである。これにより、プリンタブルタグ8が保護シール9で被覆されることとなり、外的応力から保護される。
さらに、シール貼付手段23の下流ではPTPフィルム6移送経路に沿って、スリット成形装置24、情報記録手段25及びシート打抜装置26が順に配設されている。スリット成形装置24は、PTPフィルム6の所定位置にスリットを形成する機能を有する。情報記録手段25では、情報制御装置から出力された錠剤5の変動情報がプリンタブルタグ8毎に記録される。なお、変動情報は、検査装置17,21による検査結果から得た良否判別結果や不良原因等の検査情報を含んでいる。そして、シート打抜装置26は、PTPフィルム6をPTPシート1単位に保護シール9ごと打抜く機能を有する。前記シート打抜装置26の下流側には、シート打抜装置26から落下する端材27を貯留するためのスクラップ用ホッパ28が設けられている。また、シート打抜装置26の下側には、打抜かれたPTPシート1を移送するためのコンベア29が設けられており、該PTPシート1は完成品用ホッパ30に移送されるようになっている。
(第2の実施の形態:包装用フィルムの内側にプリンタブルタグを印刷させる場合)
第2の実施の形態について、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。本第2の実施の形態では、PTPシート1bにおけるプリンタブルタグ8が、包装用フィルム3の内側(カバーフィルム4貼着面側)に付与されている。詳しくは、図3(a)に示すように、包装用フィルム3が、ポケット部2と同一面に開口部を備えた凹部51を具備し、該凹部51は、ポケット部2よりも浅く、かつ、プリンタブルタグ8の厚みと同等以上の深さに形成されている。そして、凹部51の内側底面に、プリンタブルタグ8が直接印刷されている。なお、本第2の実施の形態のPTPシート1bでは、保護シール9が貼付けられていない。
次に、図3(b)に基づき、上記PTPシート1bを製造するためのPTP包装機10bについて説明する。第2の実施の形態におけるポケット部形成装置14bでは、ポケット部2の形成に併せて、凹部51が形成される。該凹部51は、シート状に打ち抜かれた際のPTPシート1b毎に、1ヶ所ずつ形成されるようになっている。
また、第1の実施の形態のPTP包装機10では、検査装置21とスリット成形装置23との間のPTPフィルム6移送経路に沿って、タグ印刷手段22、シール貼付手段23が設けられている。これに対し、第2の実施の形態のPTP包装機10bでは、シール貼付手段が設置されておらず、ポケット部形成装置14bと錠剤投入装置16との間にタグ印刷手段22bが設けられている。該タグ印刷手段22bは、前記凹部51の内側底面にプリンタブルタグ8を印刷すると同時に、固定情報回路に情報制御装置から得た錠剤5に関する固定情報を記録させるものである。
さらに、シール手段18bのフィルム受けロール19bには、ポケット部2及び凹部51が潰れを防止するため、ポケット部2に対応する窪みKだけでなく、凹部51に対応する図示しない窪みが刻設されている。そして、シール手段18bでは、包装用フィルム3にカバーフィルム4が貼着されることで、ポケット部2と凹部51との開口部が封鎖される。これにより、プリンタブルタグ8が、カバーフィルム4で被覆されることになり、外的応力から保護できるようになっている。
(第3の実施の形態:カバーフィルムの外側にプリンタブルタグを印刷させる場合)
第3の実施の形態について、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。本第3の実施の形態では、PTPシート1cにおけるプリンタブルタグ8が、カバーフィルム4の外側(包装用フィルム3貼着面側に対して反対側)に付与されている。詳しくは、図4(a)に示すように、カバーフィルム4の外側に下地としての下地フィルム61が貼り付けられ、該下地フィルム61の上に、プリンタブルタグ8が印刷形成されている。さらに、プリンタブルタグ8の上には、該プリンタブルタグ8を外的応力から保護し破損を防止するための保護シール9が貼付けられている。
前記下地フィルム61は、カバーフィルム4に対して、プリンタブルタブ8の回路のショートを防止するための絶縁性を有する。また、下地フィルム61を貼り付けることで、カバーフィルム4に形成された網目部による凹凸の有無に関わらず、プリンタブルタグ8の印刷に適した平坦面を形成することができる。
次に、図4(b)に基づき、上記PTPシート1cを製造するためのPTP包装機10cについて説明する。第3の実施の形態のPTP包装機10cでは、タグ印刷手段22cとシール貼付手段23cとによって、PTPフィルム6の包装用フィルム3側ではなく、カバーフィルム4側に、プリンタブルタグ8が付与され、保護シール9が貼付けられるように構成されている。
また、前記タグ印刷手段22cと検査装置21との間のPTPフィルム6移送経路に沿って、下地付与手段62が設けられている。該下地付与手段62は、帯状の下地フィルム61がロール状に巻回されて載置されており、下地フィルム61をPTPフィルム6のカバーフィルム4側に連続的に貼付けるものである。
(第4の実施の形態:カバーフィルムの内側にプリンタブルタグを印刷させる場合)
第4の実施の形態について、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。本第4の実施の形態では、PTPシート1dにおけるプリンタブルタグ8が、カバーフィルム4の内側(包装用フィルム3貼着面側)に付与されている。詳しくは、図5(a)に示すように、包装用フィルム3は、第2の実施の形態と同様に、ポケット部2と同一面に開口部を備えた凹部51を具備し、該凹部51は、ポケット部2よりも浅く、かつ、プリンタブルタグ8の厚みと同等以上の深さに形成されている。そして、凹部51に対応するカバーフィルム8の内側に、プリンタブルタグ8が直接印刷されている。なお、本第4の実施の形態のPTPシート1dでは、保護シールが貼付けられていない。
次に、図5(b)に基づき、上記PTPシート1dを製造するためのPTP包装機10dについて説明する。第4の実施の形態では、第2の実施の形態と同様に、ポケット部形成装置14bによって、ポケット部2と凹部51とが形成される。凹部51は、シート状に打ち抜かれた際のPTPシート1d毎に、1ヶ所ずつ形成されるようになっている。
また、第1の実施の形態のPTP包装機10では、検査装置21とスリット成形装置23との間のPTPフィルム6移送経路に沿って、タグ印刷手段22、シール貼付手段23が設けられている。これに対し、第4の実施の形態のPTP包装機10dでは、シール貼付手段が省略されており、シール手段18の上流側のカバーフィルム4の移送経路に沿って、タグ印刷手段22dが設けられている。該タグ印刷手段22dは、カバーフィルム4の前記凹部51に対応する位置にプリンタブルタグ8を印刷すると同時に、固定情報回路に情報制御装置から得た錠剤5に関する固定情報を記録させるものである。
さらに、シール手段18dでは、包装用フィルム3にカバーフィルム4が貼着されることで、ポケット部2と凹部51との開口部が封鎖される。これにより、プリンタブルタグ8が、凹部51によって閉塞されることとなり、外的応力から保護できるようになっている。
(第5の実施の形態:ICタグを封入させる場合)
第5の実施の形態について、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。第5の実施の形態におけるPTPシート1eには、プリンタブルタグ8の代わりに、図6(a),(b)に示すように、ICタグ81が封入されている。詳しくは、包装用フィルム3は、ポケット部2と同一面に開口部を備えた凹部82を具備し、該凹部82は、ポケット部2よりも充分に浅く、かつ、ICタグ81の厚みと同等深さに、または、若干深く形成されている。そして、凹部82にICタグ81が収容された状態で、カバーフィルム4が取着されている。さらに、凹部82に対応してカバーフィルム4の外側に保護シール9eが貼付けられている。該保護シール9eは、凹部82の開口部よりも大きく、カバーフィルム4側からのICタグ81の取出しを抑制するためのものである。
ICタグ81は、プリンタブルタグ8と同様に、非接触で電磁波等を用いて情報の書き込み及び読み出しが可能なタグであり、書き換え不能で読み出し専用の情報を記憶する固定情報回路と記憶した情報を書き換え可能な変動情報回路とを備えた集積回路、アンテナ等によって構成されている。ICタグ81に記憶される情報は、プリンタブルタグ8と同様である。
次に、図7に基づき、上記PTPシート1eを製造するためのPTP包装機10eについて説明する。第5の実施の形態のポケット部形成装置14eでは、ポケット部2に加えて、凹部82が形成される。少なくとも、凹部82に関しては、例えばプラグ成形によって、底部肉厚がそれほど薄くならないように形成されている。なお、凹部82は、シート状に打ち抜かれた際のPTPシート1e毎に、1ヶ所ずつ形成される。
また、第1の実施の形態のPTP包装機10では、タグ印刷手段22が設けられている。これに対し、第5の実施の形態のPTP包装機10eでは、タグ印刷手段が省略されている代わりに、ポケット部形成装置14とシール手段18との間(図では、錠剤投入装置16の上流側)の包装用フィルム3移送経路に沿って、タグ付与装置としてのICタグ投入手段83が設けられている。該ICタグ投入手段83は、前記凹部51にICタグ81を投入する。なお、投入されるICタグ81には、予め固定情報回路に錠剤5に関する固定情報が記録されている。
さらに、シール手段18eでは、包装用フィルム3にカバーフィルム4が貼着されることで、ポケット部2と凹部82との開口部が封鎖される。これにより、ICタグ81が、PTPフィルム6内に封入されることとなる。
加えて、シール貼付手段23eでは、凹部82の開口部形成位置に対応して、PTPフィルム6の包装用フィルム3側でなく、カバーフィルム4側に保護シール9eが貼付けられる。
(第6の実施の形態:ICタグを貼着させる場合)
第6の実施の形態について、第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。本第6の実施の形態におけるPTPシート1fでは、図8(a)に示すように、第5の実施の形態と同様のICタグ81が、包装用フィルム3の外側(カバーフィルム4の貼着面側に対して反対側)における平坦な位置に貼着されている。さらに、ICタグ81の外側には、該ICタグ81を被覆するように保護シール9fが貼付けられている。該保護シール9fは、PTPシート1fからICタグ81の取り外しを抑制するためのものである。
次に、図8(b)に基づき、上記PTPシート1fを製造するためのPTP包装機10fについて説明する。第6の実施の形態のPTP包装機10fでは、タグ印刷手段22に代えて、タグ付与装置としてのICタグ貼着手段91が設けられている。該ICタグ貼付手段91は、ICタグ81をPTPフィルム6の包装用フィルム3側に貼着するものであり、貼着には、例えば接着剤が用いられる。
ICタグ貼付手段91の下流側のシール貼付手段23fは、ICタグ81を覆うように、保護シール9fをPTPフィルム6の包装用フィルム3側に連続的に貼付けるものである。
以上詳述したように、PTP包装機10,10b,10c,10d,10e,10fによって、シート単位にプリンタブルタグ8またはICタグ81を確実に付与させることができると共に、該プリンタブルタグ8またはICタグ81の付与されたPTPシート1,1b,1c,1d,1e,1fを製造することができる。
また、情報記録手段25によって、個別にプリンタブルタグ8及びICタグ81に情報を記録できる。PTPシート1,1b,1c,1d,1e,1fを完成品用ホッパ30に収容した後に、まとめて情報を記録させる場合には、複数のPTPシート1,1b,1c,1d,1e,1fに同じ情報が記録されるため、個別の情報、例えば、検査情報を記録させる意義がさほどない。この点、上記実施の形態では、検査情報を個々のPTPシート1,1b,1c,1d,1e,1f毎に記録できるため、不良品判定されたPTPシート1,1b,1c,1d,1e,1fであっても、PTPシート1,1b,1c,1d,1e,1fとして問題がない場合や、正常な錠剤5が含まれている場合には、必ずしも廃棄する必要はない。例えば、別途のタグ読取装置によって、PTPシート1,1b,1c,1d,1e,1fについて、個別にプリンタブルタグ8及びICタグ81から検査情報を読み取り、目視等によって不良原因を再確認し、問題がなければ良品として扱うこともできる。この場合、検査情報は変動情報回路に記憶されているため、別途の情報記録手段によって不良としての情報を良品としての情報へ書き換えることも可能である。また、PTPシート1,1b,1c,1d,1e,1fとして不良であることが目視により再確認された場合にも、錠剤5aについても個別に異常の有無を再確認し、異常がない錠剤5をPTPシート1,1b,1c,1d,1e,1fから取り出して、正常な錠剤5として再度充填させることができる。
さらに、タグ印刷手段22,22b、IC、タグ投入手段83及びICタグ貼着手段91が、シート打抜装置26の上流に設けられており、帯状かつ所定位置を搬送されている包装用フィルム3やカバーフィルム4にプリンタブルタグ8やICタグ81を付与する。このため、シート打抜装置26の下流にタグ印刷手段22,22b、ICタグ投入手段83及びICタグ貼着手段91を設けて、シート状にばらばらとなってから個別にプリンタブルタグ8やICチップ81を付与する場合よりも、位置決めが著しく容易である。従って、正確な位置にタグを付与することができる共に、タグ印刷手段22,22b、IC、タグ投入手段83及びICタグ貼着手段91の構成の複雑化を抑制することができる。
加えて、第1、第2、第3、第4の実施の形態では、プリンタブルタグ8が直接印刷されるため、PTPシート1,1b,1c,1dからプリンタブルタグ8が外れて、誤飲されるといった不具合が抑制される。
加えて、第1、第3、第5、第6の実施の形態では、シール貼付手段23,23e,23f及び下地付与手段62をシート打抜装置26の上流に設け、シート打抜装置26によって、PTPフィルム6がPTPシート1,1c,1e,1f状に打抜かれる際に、同時に保護シール9,9e,9f及び下地フィルム61も打抜かれる。このため、保護シール9,9e,9f及び下地フィルム61を個別にカットし、PTPシート1,1c,1e,1f毎に貼り付けるといった複雑な装置を必要とせず、PTP包装機10,10c,10e,10fの簡素化を図ることができる。
併せて、第1、第3、第6の実施の形態では、プリンタブルタグ8を印刷するためのタグ印刷手段22やICタグ貼付手段91をシール手段18の下流に設けている。このため、シール手段18の圧力や熱によるプリンタブルタグ8及びICタグ81の損傷を抑制することができる。また、シール手段18より上流側に、プリンタブルタグ8及びICタグ81の付与に関する工程がなく、従来のプリンタブルタグ8及びICタグ81を付与しない場合と同様である。このため、プリンタブルタグ8及びICタグ81に関わらず、従来と同様のPTPフィルム6の包装品質を保つことができる。
また、第1、第3、第5、第6の実施の形態では、シール貼付手段23,23c,23e,23f及び下地付与手段62をスリット成形装置24の上流に設けている。このため、保護シール9及び下地フィルム61がスリットを成形する位置に貼り付けられていても、保護シール9及び下地フィルム61ごとPTPフィルム6にスリットを形成することができる。従って、PTPシート1,1cとしてスリット部でシートを分割する際に支障をきたさない。
さらに、第1及び第3の実施の形態では、プリンタブルタグ8は、保護シール9によって被覆されることで、外的応力から保護されることとなる。このため、PTP包装機10の搬送経路におけるシート打抜装置26による打ち抜きの際やスリット成形装置24によるスリット形成の際等、完成品ホッパ30収容後の工程及び流通過程においても、プリンタブルタグ8の損傷の抑制を図ることができる。
さらに、第1、第6の実施の形態では、ポケット部2の突出側の平坦部にプリンタブルタグ8と保護シール9、ICタグ81と保護シール9fが貼り付けられているため、PTPシート1、1f全体としての厚みを増加させることがない。同様に、第2及び第4の実施の形態では、凹部51がポケット部2の突出側に突出しているため、PTPシート1b,1d全体としての厚みを増加させることがない。
加えて、第2、第4、第5の実施の形態では、ポケット部形成装置14b,14eによって、凹部51,82が形成され、該凹部51内及びカバーフィルム4の凹部51に対応する位置にプリンタブルタグ8が印刷、または、凹部82内にICタグ81が封入されるようになっている。このため、シール手段18b,18d,18eによる圧力からプリンタブルタグ8及びICタグ81を保護し、その損傷を抑制することができる。
また、第2及び第4の実施の形態では、プリンタブルタブ8は、印刷後にカバーフィルム4または包装用フィルム3によって被覆されるため、別途の保護シール等を貼付することなく、外的応力による損傷の抑制を図ることができる。このため、PTP包装機10b,10dにおける搬送途中、シート打抜装置26による打ち抜きの際やスリット成形装置24によるスリット形成の際等、完成品ホッパ30収容後の工程及び流通過程においても、プリンタブルタグ8の損傷の抑制を図ることができる。
さらに、第3の実施の形態では、下地フィルム61を貼付けた上でプリンタブルタグ8を印刷しているため、カバーフィルム4に対するプリンタブルタブ8の回路のショートの防止を図ることができる。そのうえ、カバーフィルム4に形成された凹凸の影響を受けることなく、確実に印刷を施すことができる。
加えて、第4の実施の形態では、カバーフィルム4の内側(包装用フィルム3の貼着面側)にプリンタブルタグ8を印刷するため、カバーフィルム4に塗布されたシーラントによって、カバーフィルム4に対するプリンタブルタグ8の回路のショートが抑制される。従って、絶縁性を確保するための別途の下地フィルム等を要しない。
併せて、第5の実施の形態では、凹部82が浅く、かつ、凹部82の底部肉厚が比較的厚く成形されている。このため、凹部82側を押しても、ICタグ81をカバーフィルム4側から取り出されにくい。その結果、ICタグ81の誤飲を抑制することができる。
また、保護シール9eが凹部82の開口部形成位置に対応してカバーフィルム4側に貼付けられている。このため、ICタグ81がより一層取り出されにくくなり、その結果、ICタグ81の誤飲を一層抑制することができる。
さらにまた、第6の実施の形態では、貼着したICタグ81の上から保護シール9fが貼付けられているため、ICタグ81が取り外されにくい。その結果、ICタグ81の誤飲を抑制することができる。
以上説明した実施の形態において、例えば、次のように構成の一部を適宜変更して実施することも可能である。勿論、以下において例示しない他の変更例も当然可能である。
(a)上記実施の形態では、情報記録手段25によって、変動情報が記録されるようになっているが、情報記録手段25によって、変動情報の一部のみを記録するようにしてもよい。さらに、別途の情報記録手段を設けて、情報記録手段25で記憶させない情報を、印刷時や、別途の情報記録手段を設け完成品ホッパ30内、出荷時等にまとめて記録するようにしてもよい。この場合、情報記録手段25を省略してもよい。
(b)上記実施の形態では、タグ印刷手段22によって固有情報が記録されるようになっているが、タグ印刷手段22では、情報を記録させず、情報記録手段25によって固有情報及び変動情報を記録させるようにしてもよい。または、タグ印刷手段22によって、固有情報だけでなく、変動情報をも記録されるように構成してもよい。この場合、情報記録手段25を省略してもよい。
(c)また、固有情報は、書き換え不能な固定情報回路に記録されるようになっているが、書き換え可能な回路に記録した後に、レーザー照射等によって回路を変更して書き換え不能な読み取り専用回路にしてもよい。
(d)第1及び第3の実施の形態において、タグ印刷手段22,22cは、スリット形成装置24及びシート打抜装置26の上流に設けられているが、必ずしも上流でなくともよい。例えば、スリット形成装置24とシート打抜装置26との間でもよいし、シート打抜装置26の下流側でもよい。この場合、スリット形成装置24やシート打抜装置26によって生じる応力によるプリンタブルタグ8の損傷を抑制できる。
(e)第1、第3、第5、第6の実施の形態において、シール貼付手段23,23c,23e,23fは、保護シール9,9e,9fをPTPフィルム6に連続的に貼り付けるように構成されているが、プリンタブルタブ8またはICタグ81に応じて個別にカットされた保護シールを貼り付けるように構成してもよい。
(f)上記第2及び第4の実施の形態では、プリンタブルタグ8に応じて包装用フィルム3に凹部51を形成しているが、シール手段18b,18dの熱や圧力によってプリンタブルタグ8の損傷が生じなければ、必ずしも凹部51を形成しなくてもよい。例えば、シール手段18b,18dの加圧ロール20b、20dの外周面にプリンタブルタグ8に対応する凹部を刻設し、プリンタブルタグ8部分が加熱圧接されないようにした場合には、凹部51を省略可能である。
(g)第3の実施の形態において、下地付与手段62は、下地フィルム61をPTPフィルム6に連続的に貼り付けるように構成されているが、プリンタブルタブ8に応じて個別にカットされた下地フィルムを貼り付けるように構成してもよい。
(h)さらに、下地フィルム61の貼付に代えて、下地塗布手段によって下地塗膜を形成することとしてもよい。
(i)上記第3の実施の形態では、シール手段18c,18dによってカバーフィルム4側には網目状の凹凸が形成されるが、加圧ロール20c、20dの網目状の凸部をプリンタブルタグ8印刷領域のみ部分的に省略、または、設けないこととしてもよい。これにより、第3の実施の形態においては、カバーフィルム4cに凹凸が形成されることなく、プリンタブルタグ8cの印刷に適した平坦な領域を確保することができる。
(j)また、上記第4の実施の形態においても、加圧ロール20dの網目状の凸部をプリンタブルタグ8印刷領域のみ部分的に省略、または、設けないこととしてもよいし、プリンタブルタグ8の印刷領域のみシールしないようにしてもよい。これにより、シール手段18dにおける圧力によるプリンタブルタグ8の損傷の抑制を一層確実に図ることができる。なおこの場合、包装用フィルム3の凹部51の形成を省略しても差し支えない。
(k)上記第5及び第6の実施の形態における保護シール9e,9fの貼付を省略してもよい。
(l)また、上記第5の実施の形態では、ICチップ81を接着剤やテープ等によって包装用フィルム3に貼付けてもよい。これにより、ICチップ81がPTPシート1eから一層取り出しにくくなり、その結果、誤飲をより確実に抑制することができる。
(m)PTPシート1,1b,1c,1d,1e,1fには、医薬品の錠剤5を充填させているが、被充填物は医薬品の錠剤に限定されることなく、ポケット部2に充填可能なものであればよい。
(n)プリンタブルタグ8及びICタグ81は、PTPシート1,1b,1c,1d,1e,1f毎に1つずつ付与されるようになっているが、PTPシート1,1b,1c,1d,1e,1f内のスリットに区分けされたエリア毎や、各ポケット部に対応するエリア毎にプリンタブルタグ8及びICタグ81を付与するようにしてもよい。プリンタブルタグ8及びICタグ81が、錠剤5よりも非常に小さい場合には、PTPシート1,1b,1c,1d,1e,1fの大きさを拡大させることなく、付与可能である。これにより、例えば、錠剤5が使用される段階のようなPTPシート1,1b,1c,1d,1e,1fがバラバラに切り離された状態においても、記録された情報を確認可能となる。
第1の実施の形態におけるPTP包装機の全体構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるPTPシートを示す図であって、(a)は斜視図であり、(b)は(a)のB−B断面を示す断面図である。 第2の実施の形態における(a)はPTPシートの断面図であり、(b)はPTP包装機の全体構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態における(a)はPTPシートの断面図であり、(b)はPTP包装機の全体構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態における(a)はPTPシートの断面図であり、(b)はPTP包装機の全体構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態におけるPTPシートを示す図であって、(a)は斜視図であり、(b)は(a)のC−C断面を示す断面図である。 第5の実施の形態におけるPTP包装機の全体構成を示すブロック図である。 第6の実施の形態における(a)はPTPシートの断面図であり、(b)はPTP包装機の全体構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,1b,1c,1d,1e,1f…ブリスタシートとしてのPTPシート、2…ポケット部、3…包装用フィルム、4…カバーフィルム、5…被充填物としての錠剤、6…ブリスタフィルムとしてのPTPフィルム、8…タグとしてのプリンタブルタグ、9,9e,9f…保護シール、10,10b,10c,10d,10e,10f…ブリスタ包装機としてのPTP包装機、14,14b,14e…ポケット部形成装置、17,21…検査装置、18,18b…シール手段、19…一対のロールを構成するフィルム受けロール、20…一対のロールを構成する加熱ロール、22,22b,22c…タグ付与装置としてのタグ印刷手段、23,23c,23e,23f…シール貼付手段、25…情報記録手段、26…シート打抜装置、51…凹部、61…下地としての下地フィルム、62…下地付与手段、81…タグとしてのICタグ、82…凹部、83…タグ付与装置としてのICタグ投入手段、91…タグ付与装置としてのICタグ貼付手段、K…窪み。

Claims (21)

  1. 包装用フィルムに形成されたポケット部に被充填物が収容され、前記ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムが取着され、
    少なくとも所定の情報を電気的に記憶可能なタグが付与された
    ブリスタシートを製造するためのブリスタ包装機であって、
    前記ポケット部を成形するためのポケット部形成装置と、
    該ポケット部形成装置の下流側に設けられ、前記被充填物を前記ポケット部へと充填するための充填手段と、
    該充填手段の下流側に設けられ、前記包装用フィルムと前記カバーフィルムとを圧接して貼着し、帯状のブリスタフィルムとするためのシール手段と、
    該シール手段の下流側に設けられ、前記ブリスタフィルムをシート単位に打ち抜くためのシート打抜装置とを備え、
    前記シール手段の下流側に、前記ブリスタフィルムまたはブリスタシートに前記タグを付与するためのタグ付与装置を備えることを特徴とするブリスタ包装機。
  2. 包装用フィルムに形成されたポケット部に被充填物が収容され、前記ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムが取着され、
    少なくとも所定の情報を電気的に記憶可能なタグが付与された
    ブリスタシートを製造するためのブリスタ包装機であって、
    前記ポケット部を成形するためのポケット部形成装置と、
    該ポケット部形成装置の下流側に設けられ、前記被充填物を前記ポケット部へと充填するための充填手段と、
    該充填手段の下流側に設けられ、前記包装用フィルムと前記カバーフィルムとを圧接して貼着し、帯状のブリスタフィルムとするためのシール手段と、
    該シール手段の下流側に設けられ、前記ブリスタフィルムをシート単位に打ち抜くためのシート打抜装置とを備え、
    前記シール手段の下流側、かつ、前記シート打抜装置の上流側に、前記ブリスタフィルムに前記タグを付与するためのタグ付与装置を備えることを特徴とするブリスタ包装機。
  3. 前記タグの外表面側に、タグ保護用の保護シールを貼付けるためのシール貼付手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のブリスタ包装機。
  4. 前記タグ付与装置の下流側、かつ、前記シート打抜装置の上流側に、タグ保護用の保護シールを前記タグの外表面側に貼付けるためのシール貼付手段を備えることを特徴とする請求項2に記載のブリスタ包装機。
  5. 前記シール貼付手段は、帯状の前記保護シールを前記ブリスタフィルムに連続的に貼付けることを特徴とする請求項4に記載のブリスタ包装機。
  6. 前記タグ付与装置は、前記包装用フィルム側の前記ポケット部を避けた部分にタグを付与することを特徴とする請求項1乃至5に記載のブリスタ包装機。
  7. 前記タグ付与装置は、前記カバーフィルム側にタグを付与し、
    前記タグ付与装置の上流側において、前記カバーフィルム側の少なくとも前記タグを付与する位置に前記カバーフィルムに対して絶縁性を有する下地を付与するための下地付与手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のブリスタ包装機。
  8. 前記タグ付与装置は、前記カバーフィルム側に前記タグを付与し、
    前記シール手段の下流側、かつ、前記タグ付与装置の上流側において、前記カバーフィルム側の少なくともタグを付与する位置に平坦面を形成するため下地を付与する下地付与手段を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のブリスタ包装機。
  9. 包装用フィルムに形成されたポケット部に被充填物が収容され、前記ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムが取着され、
    少なくとも所定の情報を電気的に記憶可能なタグが付与された
    ブリスタシートを製造するためのブリスタ包装機であって、
    前記ポケット部を成形するためのポケット部形成装置と、
    該ポケット部形成装置の下流側に設けられ、前記被充填物を前記ポケット部へと充填するための充填手段と、
    該充填手段の下流側に設けられ、前記包装用フィルムと前記カバーフィルムとを圧接して貼着し、帯状のブリスタフィルムとするためのシール手段と、
    該シール手段の下流側に設けられ、前記ブリスタフィルムをシート単位に打ち抜くためのシート打抜装置と、
    前記シール手段の上流側に設けられ、前記包装用フィルムまたはカバーフィルムに前記タグを付与するためのタグ付与装置を備え、
    前記シール手段は、少なくとも前記タグの付与された部分を圧接しないよう構成されていることを特徴とするブリスタ包装機。
  10. 包装用フィルムに形成されたポケット部に被充填物が収容され、前記ポケット部を塞ぐようにカバーフィルムが取着され、
    少なくとも所定の情報を電気的に記憶可能なタグが付与された
    ブリスタシートを製造するためのブリスタ包装機であって、
    前記ポケット部を成形するためのポケット部形成装置と、
    該ポケット部形成装置の下流側に設けられ、前記被充填物を前記ポケット部へと充填するための充填手段と、
    該充填手段の下流側に設けられ、前記包装用フィルムと前記カバーフィルムとを圧接して貼着し、帯状のブリスタフィルムとするためのシール手段と、
    該シール手段の下流側に設けられ、前記ブリスタフィルムをシート単位に打ち抜くためのシート打抜装置と、
    前記シール手段の上流側に設けられ、前記包装用フィルムの前記カバーフィルム貼着面側、または、前記カバーフィルムの前記包装用フィルムの貼着面側に前記タグを付与するためのタグ付与装置を備え、
    前記シール手段は、少なくとも前記タグの付与された部分を圧接しないよう構成されていることを特徴とするブリスタ包装機。
  11. 前記カバーフィルム外面のタグに対応する部分に保護シールを貼付けるためのシール貼付手段を備えることを特徴とする請求項10に記載のブリスタ包装機。
  12. 前記包装用フィルムに対して、前記ポケット部と同じ側に開口するタグ収容用の凹部を形成するための凹部成形手段を備え、
    前記タグ付与装置は、前記凹部内、または、前記凹部に対応するカバーフィルム側に前記タグを付与することを特徴とする請求項10または11に記載のブリスタ包装機。
  13. 前記ポケット部形成装置は、前記凹部成形手段を具備しており、前記ポケット部の形成に併せて、前記凹部を形成することを特徴とする請求項12に記載のブリスタ包装機。
  14. 前記シール手段は、一対のロールを備え、該一対のロールによって前記包装用フィルムと前記カバーフィルムとを圧接するように構成され、
    前記一対のロールのうち、前記包装用フィルムに接するロールの外周面には、前記ポケット部に対応する窪みと、前記タグに対応する窪みとが設けられていることを特徴とする請求項9乃至13のいずれかに記載のブリスタ包装機。
  15. 前記シール手段は、一対のロールを備え、該一対のロールによって前記包装用フィルムと前記カバーフィルムとを圧接するように構成され、
    前記一対のロールのうち、前記カバーフィルムに接するロールの外周面の少なくとも前記タグに対応する部分が平滑面であることを特徴とする請求項9乃至14いずれかに記載のブリスタ包装機。
  16. 前記シール手段は、一対のロールを備え、該一対のロールによって前記包装用フィルムと前記カバーフィルムとを圧接するように構成され、
    前記一対のロールのうち、前記カバーフィルムに接するロールの外周面の少なくとも前記タグに対応する部分に窪みが設けられていることを特徴とする請求項9乃至15のいずれかに記載のブリスタ包装機。
  17. 前記タグは、導電性を有するインクにより印刷形成され、
    前記タグ付与装置は、付与位置に前記タグを直接印刷することを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載のブリスタ包装機。
  18. 前記タグは、ICタグであることを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載のブリスタ包装機。
  19. 前記タグは、その形成後に情報を記録可能であり、
    前記タグに情報を記録させるための情報記録手段を備えることを特徴とする請求項1乃至18のいずれかに記載のブリスタ包装機。
  20. 前記情報記録手段は、前記タグ付与装置よりも下流側に設けられていることを特徴とする請求項19に記載のブリスタ包装機。
  21. 前記情報記録手段よりも上流側に、前記被充填物の充填された包装用フィルムまたは前記ブリスタフィルムを検査するための検査装置を備え、
    前記情報記録手段は、前記検査装置の検査情報を記録可能であることを特徴とする請求項19または20に記載のブリスタ包装機。
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