JP2005110369A - リップルコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】使用時に追加される出力コンデンサの種類や容量値によらず安定した発振状態を維持できるリップルコンバータを提供することを目的とする。
【解決手段】直流入力電圧をスイッチングするトランジスタQ1と、スイッチングされた直流電圧を平滑化するチョークコイルL1および平滑コンデンサC1と、トランジスタQ1のオフ時にチョークコイルL1に電流を流すフライホイールダイオードD1と、出力電圧のリップルに応じてトランジスタQ1のオン・オフを制御する比較手段2とを備えたリップルコンバータにおいて、出力端子Voutと比較手段2におけるコンパレータ3の非反転入力端子との接続経路に波形変換手段11を設け、出力電圧を波形変換したものを基準電圧と比較してトランジスタQ1にフィードバックする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リップルコンバータ、特に外部付加される出力平滑用のコンデンサの種類や容量値によらず安定なスイッチング用の発振をさせることのできるリップルコンバータに関するものである。
直流入力電圧をスイッチングするスイッチング素子と、スイッチングされた直流電圧を平滑化するチョークコイルおよび平滑コンデンサと、スイッチング素子のオフ時にチョークコイルに電流を流すフライホイールダイオードと、出力電圧のリップルの大きさに応じてスイッチング素子のオン・オフを制御する制御回路とを備えたDC−DCコンバータを一般的にリップルコンバータと呼ぶ。このようなリップルコンバータの回路は、例えば非特許文献1にも記載されているように公知技術である。
図14(a)に、非特許文献1にも記載されている従来から公知のリップルコンバータの回路図を示す。また、図14(b)にスイッチング素子の出力端子の電圧および出力電圧の波形(出力端子Voutの電圧波形)を示す。
従来のリップルコンバータ1は、スイッチング素子であるPNP型のトランジスタQ1、フライホイールダイオードD1、チョークコイルL1、平滑コンデンサC1、および比較手段2を備えている。トランジスタQ1のエミッタは入力端子Vinに接続され、コレクタはチョークコイルL1を介して出力端子Voutに接続されている。トランジスタQ1のコレクタはフライホイールダイオードD1を介してグランドに接続されている。出力端子Voutは平滑コンデンサC1を介してグランドに接続されている。比較手段2はコンパレータ3と一端がグランドに接続された基準電圧源Vrefからなる。コンパレータ3の非反転入力端子は出力端子Voutに接続され、反転入力端子は基準電圧源Vrefに接続されており、その出力はトランジスタQ1のベースに接続されている。このうち、比較手段2が出力電圧のリップルに応じてスイッチング素子のオン・オフをフィードバック制御する制御回路の機能を果たしている。
このように構成されたリップルコンバータ1においては、コンパレータ3の出力がローレベル(以下、Lと略す)でトランジスタQ1がオンの時には出力端子Voutの電圧(出力電圧)voが上昇する。出力電圧voが基準電圧源Vrefの電圧(基準電圧)vrefを超えるとコンパレータ3の出力がハイレベル(以下、Hと略す)になってトランジスタQ1がオフになる。出力電圧voが基準電圧vrefを超えてからトランジスタQ1がオフになるまでには、コンパレータ3の遅れとトランジスタQ1のスイッチング時間による遅れなどの遅延時間t1が存在する。そのため、遅延時間t1の間は出力電圧voは上昇を続ける。
トランジスタQ1がオフになると出力電圧voは下降を始める。出力電圧voが基準電圧vrefを下回るとコンパレータ3の出力がLになってトランジスタQ1がオンになる。出力電圧voが基準電圧vrefを下回ってからトランジスタQ1がオンになるまでには、コンパレータ3の遅れとトランジスタQ1のスイッチング時間による遅れなどの遅延時間t2が存在する。そのため、遅延時間t2の間は出力電圧voは下降を続ける。遅延時間t2が経過してトランジスタQ1がオンになると最初の状態に戻り、これが継続的に繰り返される。この結果、出力電圧voは略三角波となり、その平均値はほぼ基準電圧vrefに維持されると説明されている。
トランジスタ技術スペシャル No.28 特集 最新・電源回路設計技術のすべて CQ出版社 1991年7月1日発行
非特許文献1においては、上述のように出力端子Voutの電圧は略三角波になると記載されている。しかしながらこの記載は必ずしも正確ではなく、この場合は平滑用コンデンサC1としてアルミ電解コンデンサのような等価直列抵抗(ESR、Equivalent Series Resistance)の大きいものを利用することを前提としているものと思われる。実際には平滑用コンデンサC1の特性によって、上述のように略三角波になることもあるが、後述のように三角波の頂点付近(スイッチング素子のオン・オフの切り替わりのタイミング)でひげを有する波形になったり、あるいは2次曲線を交互に折り返したような波形になることもある。
すなわち、例えば平滑用コンデンサとしてリード付の低インピーダンス電解コンデンサのような等価直列インダクタンス(ESL、Equivalent Series Inductance)の比較的大きいコンデンサを用いた場合には、図15に示すように、スイッチング素子のオン・オフの切り替わりのタイミングでひげ状の電圧が付いたような波形になる。
あるいは、平滑コンデンサが理想的なコンデンサであって、ESRやESLが十分小さい場合を考えてみる。このときはチョークコイルに流れる電流はスイッチング素子がオンの時には直線的に上昇し、オフの時には直線的に下降する。すなわち、チョークコイルに流れる電流の波形は三角波になる。平滑コンデンサが理想的な場合には平滑コンデンサの両端電圧はコンデンサ電流の積分値になるため、三角波状のチョークコイル電流を平滑した平滑コンデンサの両端電圧(すなわち出力端子の電圧波形)は図16に示すような2つの2次曲線を交互につないだような波形となる。この場合のピーク点は、スイッチング素子のオン期間あるいはオフ期間の中間付近に位置する。
このように、リップルコンバータの出力電圧の波形は系の応答遅れ(遅延時間t1、t2)だけでなく平滑コンデンサの特性によっても変化する。
一般に、モジュールとして構成されたDC−DCコンバータにおいては、使用時に出力端子に出力用のコンデンサ(平滑用コンデンサ)が外部付加されることが多い。そして、この付加されるコンデンサの特性がどのようなものになるかはモジュール設計の段階では必ずしも予想できない。そのため、場合によってはリップルコンバータの使用時において駆動周波数を所望の値に設定できなくなるという問題がある。特に、出力コンデンサとしてESRやESLの小さいセラミックコンデンサを用いた場合にこの問題が顕著になる。すなわち、図16と図14(b)を比べると分かるように、セラミックコンデンサを用いると出力電圧voが基準電圧vrefを横切る時期が遅くなり、結果的に駆動周波数が低くなってします。そのため、チョークコイルL1のインダクタンス値を大きくする必要が生じ、リップルも大きくなる。そのため、従来は出力コンデンサとしてセラミックコンデンサを使うのは困難であった。
一方、系の応答遅れは、主としてコンパレータでの遅延が原因である。コンパレータでの遅延はオーバードライブ量(両入力端子の電圧差、図14(b)で言えば出力電圧voの最大値v1と基準電圧vrefの電圧差)に影響され、オーバードライブ量が小さいほど遅延が大きくなる傾向がある。すなわち、出力電圧の変化が速いほど遅延が小さく、変化が遅いほど遅延が大きくなる。
例えば図14(a)に示したリップルコンバータ1において出力電圧のリップルを小さくするために出力コンデンサの容量を大きくすると、出力電圧の時間変化量が小さくなるため、出力電圧が基準電圧vrefを越えた時点からt1だけ時間経過したときのオーバードライブ量はv1より小さくなる。そのため、実際の遅延時間はt1よりも大きくなってしまい、駆動周波数は出力コンデンサの容量を大きくする前よりも低下する。駆動周波数が低下すると出力電圧のリップルは大きくなる。そのため、出力コンデンサの容量を大きくしても出力電圧のリップルはあまり小さくならない。すなわち、リップルの改善ができないのに駆動周波数だけが低下してしまうという問題が発生する。
本発明は上記の問題点を解決することを目的とするもので、使用時に外部付加される出力コンデンサの種類や容量値によらず安定した発振状態を維持できるリップルコンバータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のリップルコンバータは、直流入力電圧をスイッチングするスイッチング素子と、スイッチングされた直流電圧を平滑化するチョークコイルおよび平滑コンデンサと、前記スイッチング素子のオフ時に前記チョークコイルに電流を流すフライホイールダイオードと、出力電圧のリップルに応じて前記スイッチング素子のオン・オフをフィードバック制御する制御回路とを備えたリップルコンバータにおいて、前記制御回路が、出力電圧に比例する信号を波形変換して出力する波形変換手段と、該波形変換手段の出力を基準電圧と比較してその比較結果を出力する比較手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明のリップルコンバータは、前記波形変換手段が、出力電圧に比例する信号の位相を変換した信号を出力する位相変換手段を備えることを特徴とする。さらに、前記位相変換手段が、入力された信号を微分して出力する微分手段もしくは積分して出力する積分手段を備えることを特徴とする。
また、本発明のリップルコンバータは、前記位相変換手段が、前記チョークコイルに流れる電流波形を検出して出力する電流検出手段と、出力電圧に比例する信号を前記電流検出手段の出力信号で加工する信号加工手段を備えることを特徴とする。また、前記電流検出手段が、前記チョークコイルに直列に設けられた電流検出抵抗を備えることを特徴とする。あるいは、前記電流検出手段が、前記チョークコイルの抵抗成分を利用することを特徴とする。
本発明のリップルコンバータによれば、使用時に外部付加される出力コンデンサの種類や容量値によらず安定した発振状態を維持できる。
(実施例1)
図1に、本発明のリップルコンバータの一実施例の回路図を示す。図1において、図14と同一もしくは同等の部分には同じ記号を付し、その説明を省略する。
図1に示したリップルコンバータ10においては、出力端子Voutとコンパレータ3の非反転入力端子との接続経路に波形変換手段11が挿入されている。この点以外は図14に示した従来のリップルコンバータ1と同じである。なお、リップルコンバータ10においては、波形変換手段11と比較手段2で出力電圧のリップルに応じてスイッチング素子のオン・オフをフィードバック制御する制御回路を構成することになる。
リップルコンバータ10においては、出力電圧voは波形変換手段11で波形変換された後で基準電圧vrefと比較されている。波形変換手段11は後述のように出力電圧voの波形を異なる波形に変換することができるので、どのような出力コンデンサが付加されてもそれに応じて波形変換手段11の特性を変えることによって駆動周波数の設定可能な範囲を拡大し、所望の発振状態を維持することができる。以下、波形変換手段について実施例に基づいて具体的に示す。
(実施例2)
図2に、本発明のリップルコンバータの別の実施例の回路図を示す。図2において、図1と同一の部分には同じ記号を付し、説明を省略する。
図2に示したリップルコンバータ15においては、出力端子Voutとグランドとを抵抗R1およびR2を直列に介して接続している。また、コンデンサC2と抵抗R3を直列接続したものを抵抗R1に並列に接続している。そして、抵抗R1とR2の接続点をコンパレータ3の非反転入力端子に接続している。すなわち、抵抗R1、R2、R3およびコンデンサC2で波形変換手段16を構成している。
波形変換手段16を構成する要素のうち、抵抗R1とR2は出力電圧voに比例した電圧ver1をコンパレータ3の非反転入力端子に入力するための回路である。また、コンデンサC2と抵抗R3、R2は出力電圧voを微分した値ver2をコンパレータ3の非反転入力端子に入力するための回路(微分手段)である。そのため、実際にコンパレータ3の非反転入力端子に入力される電圧verは両者を足し合わせたものとなる。なお、抵抗R3はリップル電圧のフィードバック量を調整するために設けられたものであり、不要な場合には削除(短絡)しても構わない。
ここで、平滑コンデンサC1として、セラミックコンデンサのようなESR、ESLの小さいものが使われていると仮定する。その場合、電圧ver1、電圧ver2、電圧verは図3に示すようになる。すなわち、コンパレータ3の非反転入力端子に入力される電圧verは出力電圧voよりもさらに位相が少し進んだ波形になる。そのため、この電圧verが基準電圧verを横切ってからトランジスタQ1のオン・オフが切り替わるまでの遅延時間t1’、t2’を、波形変換手段16を使わない場合(実質的に出力電圧voそのものがコンパレータ3の非反転入力端子に入力される)に比べて大きくすることができる。
ところが、遅延時間は本来コンパレータなどの特性で決まる一定値であるため、実際には電圧verが基準電圧verを横切ってから所定の遅延時間t1、t2後にトランジスタQ1のオン・オフが切り替わる。そして、所定の遅延時間t1、t2は上記の遅延時間t1’、t2’より短い。その結果として、図3に示した波形よりも速くトランジスタQ1のオン・オフが切り替わることになる。これは駆動周波数が高くなることを意味する。そのため、チョークコイルL1に小型のものを使うことができるようになり、リップルコンバータ15の小型化を図ることができる。また、平滑コンデンサC1としてセラミックコンデンサを用いると同じ遅れ時間(t1、r2)であっても電解コンデンサを用いる場合に比べて駆動周波数が低くなると言う課題があったが、リップルコンバータ15においてはこの課題が解決される。
逆に、平滑コンデンサC1として、低インピーダンス電解コンデンサのようなESLの大きなものが使われていると仮定する。その場合、電圧ver1、電圧ver2、電圧verは図4に示すようになる。すなわち、コンパレータ3の非反転入力端子に入力される電圧verは出力電圧voよりもさらに位相が少し進んだ波形になる。そのため、平滑コンデンサC1として、セラミックコンデンサのようなESR、ESLの小さいものが使われている場合と同様に駆動周波数の高速化が可能になり、リップルコンバータの小型化を図ることができる。
なお、コンパレータ3の非反転入力端子に入力される電圧verが出力電圧voよりも位相が進んだ波形になることから分かるように、波形変換手段16は実質的に位相変換手段を備えている。
(実施例3)
図5に、本発明のリップルコンバータのさらに別の実施例の回路図を示す。図5において、図2と同一の部分には同じ記号を付し、説明を省略する。
図5に示したリップルコンバータ18においては、図2におけるコンデンサC2、抵抗R3に代えて、抵抗R4とコンデンサC3を直列接続したものを抵抗R2に並列に接続している。その結果、抵抗R1、R2、R4およびコンデンサC3で波形変換手段19を構成している。
波形変換手段19を構成する要素のうち、抵抗R1とR2は出力電圧voに比例した値ver1をコンパレータ3の非反転入力端子に入力するための回路である。また、抵抗R1、R4とコンデンサC3は出力電圧voを積分した値ver2をコンパレータ3の非反転入力端子に入力するための回路(積分手段)である。そのため、実際にコンパレータ3の非反転入力端子に入力される電圧verは両者を足し合わせたものとなる。
ここで、平滑コンデンサC1として、通常の電解コンデンサのようなESRの大きいものが使われていると仮定する。その場合、電圧ver1、電圧ver2、電圧verは図6に示すようになる。すなわち、コンパレータ3の非反転入力端子に入力される電圧verは出力電圧voよりも位相が少し遅れた波形になる。そのため、この電圧verが基準電圧verを横切ってからトランジスタQ1のオン・オフが切り替わるまでの遅延時間t1’、t2’を、波形変換手段16を使わない場合(実質的に出力電圧voそのものがコンパレータ3の非反転入力端子に入力される)に比べて小さくすることができる。
ところが、遅延時間は本来コンパレータなどの特性で決まる一定値であるため、実際には電圧verが基準電圧verを横切ってから所定の遅延時間t1、t2後にトランジスタQ1のオン・オフが切り替わる。そして、所定の遅延時間t1、t2は上記の遅延時間t1’、t2’より長い。その結果として、図6に示した波形よりも遅くトランジスタQ1のオン・オフが切り替わることになる。これは駆動周波数が低くなることを意味する。波形変換手段を使わないと系の遅延時間が小さく駆動周波数が高くなり、その結果としてスイッチング損失が大きくなるような場合には、このような波形変換手段として出力電圧の積分値を利用することによって駆動周波数を下げてスイッチング損失の低減を図ることができる。
なお、コンパレータ3の非反転入力端子に入力される電圧verが出力電圧voよりも位相が遅れた波形になることから分かるように、波形変換手段16は実質的に位相変換手段を備えている。
(実施例4)
図7に、本発明のリップルコンバータの一実施例の回路図を示す。図7において、図1と同一もしくは同等の部分には同じ記号を付し、その説明を省略する。
図7に示したリップルコンバータ20においては、波形変換手段21のみが図1のリップルコンバータ10と異なっている。波形変換手段21は、出力電圧voを検出してそれに比例した信号を出力する電圧検出手段22とチョークコイルL1に流れる電流を検出してそれに対応した信号を出力する電流検出手段23と信号加工手段24を備えている。出力端子Voutは電圧検出手段22を介して信号加工手段24の1つの入力端子に接続されている。電流検出手段23はチョークコイルL1と出力端子Voutを接続する配線に流れる電流を検出するように設けられるとともに信号加工手段24のもう1つの入力端子に接続されている。そして、信号加工手段24の出力端子はコンパレータ3の非反転入力端子に接続されている。以下、電流変換手段とその役割について具体的に示す。
(実施例5)
図8に、本発明のリップルコンバータのさらに別の実施例の回路図を示す。図8において、図14と同一の部分には同じ記号を付し、説明を省略する。
図8に示したリップルコンバータ30においては、チョークコイルL1と出力端子Voutの間に抵抗値の小さい電流検出抵抗R5を挿入し、チョークコイルL1と抵抗R5の接続点とグランドとの間に2つの抵抗R1、R2を直列に接続し、両者の接続点をコンパレータ3の非反転入力端子に接続している。この場合、抵抗R1、R2、電流検出抵抗R5で波形変換手段31を構成しており、その中でも電流検出抵抗R5が電流検出手段として機能している。
このように構成されたリップルコンバータ30においては、電流検出抵抗R5の両端電圧がチョークコイルL1を流れる電流に比例する。そのため、チョークコイルL1と電流検出抵抗R5の接続点の電圧(電圧vrとする)は出力電圧voに対してチョークコイルL1を流れる電流に応じた波形変換がなされたものとなる。そして、この点の電圧をさらに抵抗R1、R2で分圧したものがコンパレータ3の非反転入力端子に入力されるので、結果的に電流検出手段と電圧検出手段で検出した信号を加算したものをコンパレータ3の非反転入力端子に入力することになる。したがって、波形変換手段31は実質的に出力電圧に比例する信号を電流検出手段の出力信号で加工する信号加工手段を備えることになる。
ここで、リップルコンバータ30において、平滑コンデンサC1として、セラミックコンデンサのようなESR、ESLの小さいものが使われていると仮定する。その場合、電圧vo、電圧vr、電圧verは図9に示すようになる。電圧voについては図2に示したリップルコンバータ15の場合と同様である。電圧vrについてはトランジスタQ1のオン期間に直線的に増加し、オフ期間に直線的に減少する、チョークコイルL1を流れる電流に比例する波形になっている。そして、これらを加算したものが電圧verとなっている。
図9より分かるように、この電圧verが基準電圧vrefを横切ってからトランジスタQ1のオン・オフが切り替わるまでの遅延時間t1’、t2’は、波形変換手段31を使わない場合(実質的に出力電圧voそのものがコンパレータ3の非反転入力端子に入力される)に比べて大きくなっている。そのため、図2に示したリップルコンバータ15の場合と同様に駆動周波数を高くすることができる。
さらに、リップルコンバータ30の場合には、リップル電圧の大小によらず電流検出抵抗R5の値を変えることによって直列接続された抵抗R1、R2の両端電圧を変えることができる。そのため、リップルコンバータ15の場合よりも波形変換手段の設計自由度を大きくすることができ、さらに安定した動作をさせることができる。また、リップルコンバータ30においては、モジュールに対する外付けの形で出力コンデンサが増やされた場合にも、出力電圧voの振幅が小さくなっても電圧verが電圧vrに近づくだけなので、駆動周波数がほとんど変化しないという利点もある。
(実施例6)
図10に、本発明のリップルコンバータのさらに別の実施例の回路図を示す。図10において、図2と同一の部分には同じ記号を付し、説明を省略する。
図2に示したリップルコンバータ15においては、波形変換手段16においてコンデンサC2と抵抗R3を直列接続したものを抵抗R1に並列に接続していた。そのため、コンデンサC2の一端は出力端子Voutに接続されていた。それに対して、図10に示したリップルコンバータ40においては、波形変換手段41において、チョークコイルL1と出力端子Voutの間に電流検出抵抗R6を設け、チョークコイルL1と電流検出抵抗R6の接続点にコンデンサC2の一端を接続している。ここでの抵抗R6は、図8に示したリップルコンバータ30における電流検出抵抗R5と同様に電流検出手段として機能する抵抗値の小さいものである。なお、抵抗R3についてはリップルコンバータ15の場合と同様に不要な場合は削除(短絡)しても構わない。
このように構成されたリップルコンバータ40においては、抵抗R1、R2によってその接続点に得られる信号波形はリップルコンバータ15の場合と同様に出力電圧voに比例したものとなる。それに対して、コンデンサC2と抵抗R3、R2によって抵抗R3とR2の接続点に得られる信号波形は、出力電圧voに抵抗R6によるチョークコイルL1に流れる電流の成分が加算された電圧を微分した値になる。したがって、波形変換手段41は実質的に出力電圧に比例する信号を電流検出手段の出力信号で加工する信号加工手段を備えることになる。
リップルコンバータ40とリップルコンバータ30を比較すると、リップルコンバータ30においては抵抗R1、R2で検出する電圧が出力電圧voではない。この場合、チョークコイルL1と抵抗R5の接続点の電圧を一定にするように制御されることになる。そのため、出力電流が増えた場合などに抵抗R5での電圧降下が大きくなり、負荷レギュレーションが悪くなる(負荷電流を大きくしていくとリップルコンバータの出力電圧が変化する)可能性がある。
それに対して、リップルコンバータ40においては、抵抗R1、R2によるDC的なフィードバックには出力電圧voそのものを用いているため負荷レギュレーションが悪くなることはない。しかも、リップル電圧の交流成分はコンデンサC2、抵抗R3を介してコンパレータ3に入力されるため、コンパレータ3の非反転入力の波形はリップルコンバータ30の場合と同様に略三角波に維持される。その結果、リップルコンバータ30の特徴を残したままでさらに出力電圧の精度を向上させることができる。
さらに、リップルコンバータ30の場合と同様に、リップル電圧の大小によらず抵抗R6の値を変えることによってコンデンサC2と抵抗R3を介してコンパレータ3に入力される電圧の大きさを変えることができる。これは、波形変換手段の設計自由度を大きくできることを意味し、さらに安定した動作をさせることができる。
(実施例7)
図11に、本発明のリップルコンバータのさらに別の実施例の回路図を示す。図11において、図10と同一の部分には同じ記号を付し、説明を省略する。
図10に示したリップルコンバータ40においては、波形変換手段41においてチョークコイルL1と出力端子Voutの間に電流検出用の抵抗R6を電流の流れる経路に直列に設けているために、電流検出抵抗R6での電力損失を無視できない。そこで、チョークコイルL1が実質的に持っている抵抗成分(以下、抵抗Riとする)を利用することによって、この直列に挿入する抵抗を省くことを意図したのがリップルコンバータ50の構成である。
リップルコンバータ50においては、抵抗R7とコンデンサC4からなる直列回路をチョークコイルL1に並列に接続している。そして、抵抗R7とコンデンサC4の接続点にコンデンサC2の一端を接続することによって波形変換手段51を構成している。すなわち、波形変換手段51は、抵抗R1、R2、R3、R7およびコンデンサC2、C4で構成されている。
このように構成されたリップルコンバータ50において、チョークコイルL1(インダクタンス値l1、抵抗成分ri)、抵抗R7(抵抗値r7)、コンデンサC4(容量値c4)の関係を考える。このとき、c4=l1/(ri・r7)となるように各値を選ぶと、コンデンサC4の両端電圧がチョークコイルL1に流れる電流値と比例することが一般に知られている。そのため、抵抗R7とコンデンサC4の接続点の電圧は、リップルコンバータ40におけるチョークコイルL1と電流検出抵抗R6の接続点の電圧と実質的に同じ意味を持つ。その結果としてリップルコンバータ50においては電流検出抵抗を追加することによる不必要な電力損失を無くした上でリップルコンバータ40と同様の作用効果を奏することができる。
また、c4<l1/(ri・r7)となるように各値を選んだ場合には、コンデンサC4の両端のリップル電圧を大きくすることができるので、コンパレータ3のオーバードライブ電圧が大きくなり、駆動周波数をより高くすることができる。逆に、c4>l1/(ri・r7)となるように各値を選んだ場合には、コンデンサC4の両端のリップル電圧を小さくすることができるので、駆動周波数をより低くすることができる。すなわち、リップルコンバータ40において抵抗R6の値を大きくしたり小さくしたりするのと同等の効果を得ることも可能である。
(実施例8)
図12に、本発明のリップルコンバータのさらに別の実施例の回路図を示す。図8において、図2と同一の部分には同じ記号を付し、説明を省略する。
図12に示したリップルコンバータ60においては、波形変換手段61における電流検出手段としてチョークコイルL1と出力端子Voutを結ぶ配線に設けられたカレントトランスCTを備えている。カレントトランスCTの一方の端子は抵抗R1、R2の接続点に接続されており、他方の端子はコンパレータ3の非反転入力端子に接続されている。このように接続することによって実質的に信号加算手段すなわち信号加工手段が実現されている。
このように構成されたリップルコンバータ60においては、カレントトランスCTにはチョークコイルL1に流れる電流に比例した電圧が発生する。そして、その電圧が2つの抵抗R1、R2の接続点に現れる出力電圧voに比例した電圧ver1に加算され、コンパレータ3の非反転入力端子に入力される。
このように、リップルコンバータ60においては、チョークコイルL1を流れる電流に比例した電圧を出力電圧voに比例した電圧に加算する形で波形変換を行うことができる。チョークコイルL1を流れる電流は出力コンデンサの種類によらず入出力の電圧差とチョークコイルL1のインダクタンス値に依存する。そのため、出力コンデンサの種類や容量値によらず安定した制御動作が可能になる。
この場合も、リップルコンバータ50の場合と同様に、大きな負荷電流の時でも精度の高い出力電圧制御が可能になる。
なお、図13に示すようにカレントトランスCTに代えて、チョークコイルL1の近傍に配置された配線電極61を用いても構わない。図13において、(a)はチョークコイルL1と配線電極61の位置関係を示す斜視図で、(b)はその断面図である。
このように配置することによって、チョークコイルL1を流れる電流によって発生する磁束(漏れ磁束)が配線電極61と交鎖する。それによって、カレントトランスを用いる場合のような大きな値は期待できないものの、配線電極61にはチョークコイルL1に流れる電流に比例した電圧が発生する。そのため、カレントトランスを別途も受ける必要がないという利点がある。
本発明のリップルコンバータの一実施例を示す回路図である。 本発明のリップルコンバータの別の実施例を示す回路図である。 図2のリップルコンバータのある条件での各部の電圧波形を示す波形図である。 図2のリップルコンバータの別の条件での各部の電圧波形を示す波形図である。 本発明のリップルコンバータのさらに別の実施例を示す回路図である。 図5のリップルコンバータの各部の電圧波形を示す波形図である。 本発明のリップルコンバータのさらに別の実施例を示す回路図である。 本発明のリップルコンバータのさらに別の実施例を示す回路図である。 図8のリップルコンバータの各部の電圧波形を示す波形図である。 本発明のリップルコンバータのさらに別の実施例を示す回路図である。 本発明のリップルコンバータのさらに別の実施例を示す回路図である。 本発明のリップルコンバータのさらに別の実施例を示す回路図である。 図12のリップルコンバータにおけるカレントトランスの例を示す(a)斜視図および(b)断面図である。 従来のリップルコンバータの例を示す(a)回路図および(b)ある条件での各部の電圧波形を示す波形図である。 図14(a)のリップルコンバータの別の条件での各部の電圧波形を示す波形図である。 図14(a)のリップルコンバータのさらに別の条件での各部の電圧波形を示す波形図である。
符号の説明
10、15、18、20、30、40、50、60…リップルコンバータ
2…比較手段
3…コンパレータ
11、16、19、21、31、41、51、61…波形変換手段
22…電圧検出手段
23…電流検出手段
24…信号加工手段
61…配線電極(カレントトランス)
Q1…トランジスタ(スイッチング素子)
D1…フライホイールダイオード
L1…チョークコイル
C1…平滑コンデンサ
Vin…入力端子
Vout…出力端子
R1、R2、R3、R4、R7…抵抗
R5、R6…電流検出抵抗
C2、C3、C4…コンデンサ
CT…カレントトランス

Claims (6)

  1. 直流入力電圧をスイッチングするスイッチング素子と、スイッチングされた直流電圧を平滑化するチョークコイルおよび平滑コンデンサと、前記スイッチング素子のオフ時に前記チョークコイルに電流を流すフライホイールダイオードと、出力電圧のリップルに応じて前記スイッチング素子のオン・オフをフィードバック制御する制御回路とを備えたリップルコンバータにおいて、
    前記制御回路は、出力電圧に比例する信号を波形変換して出力する波形変換手段と、該波形変換手段の出力を基準電圧と比較してその比較結果を出力する比較手段とを備えることを特徴とするリップルコンバータ。
  2. 前記波形変換手段は、出力電圧に比例する信号の位相を変換した信号を出力する位相変換手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載のリップルコンバータ。
  3. 前記位相変換手段は、入力された信号を微分して出力する微分手段もしくは積分して出力する積分手段を備えることを特徴とする、請求項2に記載のリップルコンバータ。
  4. 前記位相変換手段は、前記チョークコイルに流れる電流波形を検出して出力する電流検出手段と、出力電圧に比例する信号を前記電流検出手段の出力信号で加工する信号加工手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載のリップルコンバータ。
  5. 前記電流検出手段は、前記チョークコイルに直列に設けられた電流検出抵抗を備えることを特徴とする、請求項4に記載のリップルコンバータ。
  6. 前記電流検出手段は、前記チョークコイルの抵抗成分を利用することを特徴とする、請求項4に記載のリップルコンバータ。
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