JP2005106583A - 内径測定器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 内径の異なるワークであっても対応することができる内径測定器を提供する。
【解決手段】 ヘッド12を四つの可変ガイド31で構成し、各可変ガイド31を、円弧部32と側方へ延出する延出部33で構成する。各延出部33にガイドピン34を立設し、各延出部33の裏面に半径方向に延在するスライド溝42を形成する。各スライド溝42にリング板23のスライドピン24を挿入し、ヘッド12の周壁35を構成する各可変ガイド31を独立して半径方向へ移動できるように構成する。セレクタ41の対向面51にヘッド12が挿通する円形穴53を開設し、円形穴53の外周部に各ガイドピン34が挿入されるガイド溝61を凹設する。各ガイド溝61を、ヘッド12を中心とした螺線状に形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ヘッド12を四つの可変ガイド31で構成し、各可変ガイド31を、円弧部32と側方へ延出する延出部33で構成する。各延出部33にガイドピン34を立設し、各延出部33の裏面に半径方向に延在するスライド溝42を形成する。各スライド溝42にリング板23のスライドピン24を挿入し、ヘッド12の周壁35を構成する各可変ガイド31を独立して半径方向へ移動できるように構成する。セレクタ41の対向面51にヘッド12が挿通する円形穴53を開設し、円形穴53の外周部に各ガイドピン34が挿入されるガイド溝61を凹設する。各ガイド溝61を、ヘッド12を中心とした螺線状に形成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ワークの内径を測定する内径測定器に関する。
従来、ワークの内径を測定する際には、図4に示すように、内径測定器101が用いられていた。
この内径測定器101の測定器本体111には、ワークに挿入されるヘッド112が設けられており、該ヘッド112からは、測定子113,113が側方へ付勢された状態で突出している。この測定子113,113の内側には、可動部114が設けられており、該可動部114側面のテーパー面115が前記測定子113,113に摺接するように構成されている。この可動部114からはロッド116が延出しており、該ロッド116は、測定器本体111内に設けられたセンサ117に接続されている。
これにより、前記測定子113,113がワークの内壁面に当接して内側へ後退した際には、前記可動部114を基端側へ移動するとともに、その移動量を前記センサ117で計測されるように構成されており、これによって前記ワークの内径を測定できるように構成されている。
しかしながら、このような内径測定器101にあっては、内径の異なるワークを測定する際に、外径寸法の異なるヘッド112を備えた内径測定器101が別途必要となる。
このため、計測するワーク数分の内径測定器を用意しなければならないという問題があった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、内径の異なるワークであっても対応することができる内径測定器を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明の内径測定器においては、ヘッドより側方へ突出した測定子を前記ワークの内壁面に当接して内径を測定する内径測定器において、前記ヘッドの周壁を独立して径方向へ移動自在な複数の可変ガイドで構成し、各可変ガイドの基端部より側方へ延出した延出部にガイドピンを立設する一方、各可変ガイドの前記延出部を覆うセレクタを、前記ヘッドを中心に回転自在に設け、前記各延出部に対向する前記セレクタの対向面に、前記各ガイドピンをそれぞれ案内するガイド溝を設けるとともに、各ガイド溝を前記ヘッドを中心とした螺線状に形成した。
すなわち、この内径測定器で内径の異なるワークを測定する際には、ヘッドを中心にセレクタを回動する。すると、ヘッドの周壁を構成する各可変ガイドは、ガイドピンが前記セレクタに設けられた螺線状のガイド溝に沿って案内され径方向へ移動する。
これにより、各可変ガイドが構成するヘッドの直径が可変される。
以上説明したように本発明の内径測定器にあっては、セレクタを回動することにより、各可変ガイドが構成するヘッドの直径を任意に変更することができる。
したがって、外径寸法が固定された構造上、測定するワーク毎に内径測定器を用意しなければならなかった従来と比較して、内径の異なるワークであっても、一つの内径測定器で対応することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかる内径測定器1を示す図であり、該内径測定器1は、ワークに設けられた測定対象穴の内径寸法を計測する装置である。
この内径測定器1は、測定器本体11と、該測定器本体11より先端側へ延出したヘッド12とを備えており、該ヘッド12をワークの測定対象穴に挿入できるように構成されている。
前記測定器本体11は、円筒状に形成されており、先端には、大径部21が形成されている。該大径部21の先端には、固定リング22を介して、リング板23が固定されており、該リング板23には、半径方向に並設された対を成すスライドガイドピン24,24が、周方向の四箇所に等間隔をおいて立設されている。
前記ヘッド12は、四つの可変ガイド31,・・・で構成されている。各可変ガイド31,・・・は、横断面が円弧状に形成された円弧部32と、該円弧部32の基端より側方へ向けて延出する平板状の延出部33とからなり、各延出部33,・・・には、先端方向へ延出するガイドピン34が立設されている。前記ヘッド12の周壁35は、前記各可変ガイド31,・・・の円弧部32で形成されており、当該ヘッド12は、円筒状に形成されている。
前記各可変ガイド31,・・・の前記延出部33は、前記リング板23に積層された状態で配置されており、各延出部33,・・・が、セレクタ41で覆われた状態で半径方向へ移動自在に保持されている。前記各延出部33,・・・の裏面には、半径方向に延在するスライド溝42,・・・が形成されており、各スライド溝42,・・・には、前記リング板23に立設された前記スライドピン24,24が挿入されている。これにより、前記各可変ガイド31,・・・は、前記スライドピン24,24に案内されて半径方向へ移動できるように構成されており、前記ヘッド12の周壁35を構成する各可変ガイド31,・・・を独立して半径方向へ移動できるように構成されている。
前記セレクタ41は、図2にも示すように、前記各延出部33,・・・に対向する円板状の対向面51と、該対向面51の外周縁に起立した起立壁52とによって構成されている。前記対向面51には、前記ヘッド12が挿通する円形穴53が開設されており、当該セレクタ41は、前記ヘッド12を中心に回転できるように前記起立壁52が前記測定器本体11に支持されている。
前記円形穴53の外周部には、四本のガイド溝61,・・・が凹設されており、各ガイド溝61,・・・には、前記各ガイドピン34,・・・がそれぞれ挿入され、各ガイドピン34,・・・を各ガイド溝61,・・・に沿って案内できるように構成されている。前記各ガイド溝61,・・・は、前記ヘッド12が挿通する前記円形穴53の中心C、すなわち前記ヘッド12を中心とした螺線状に形成されており、各ガイド溝61,・・・は、基端から先端側へ向かうに従って前記中心Cから離れるように設定されている。
前記ヘッド12の内側には、図1に示したように、相対向する一対のレバー71,71が傾倒自在に設けられている。各レバー71,71の先端には、半球状の測定子72,72が設けられており、該測定子72は、前記可変ガイド31,31の円弧部32,32先端に設けられた切欠部73,73より突出する方向へ付勢されている。このレバー71,71は、前記測定器本体11の大径部21に設けられたストッパー74,74によって付勢方向への傾倒が制限されており、各レバー71,71には、基端部が前記測定器本体11に固定された支持バー75,75に連結されている。
前記支持バー75の一方には、電気マイクロメータ81が固定されており、前記支持バー75の他方には、前記電気マイクロメータ81の先端部を収容する収容凹部82が設けられている。この収容凹部82の端面には、前記電気マイクロメータ81より突出した接触子83が当接されており、当該接触子83の突出量を電気信号に変換して、ハーネス84を介して出力できるように構成されている。
これにより、前記ヘッド12をワークの測定対象穴へ挿入して、側方へ突出した前記測定子72,72を測定対象穴の内壁面に当接させ、前記レバー71,71を傾倒させることにより、前記電気マイクロメータ81より突出した接触子83の突出量を電気信号として得られるように構成されており、この電気量から前記測定対象穴の内径寸法を測定できるように構成されている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、内径の異なる測定対象穴を測定する際には、ヘッド12を中心にセレクタ41を回動する。すると、ヘッド12の周壁35を構成する各可変ガイド31,・・・は、ガイドピン34,・・・が前記セレクタ41に設けられた螺線状のガイド溝61,・・・に沿って案内され、半径方向へ移動する。これにより、各可変ガイド31,・・・の円弧部32,・・・が構成するヘッド12の直径が可変される。
具体的に説明すると、17.5mmの測定対象穴を計測する際には、図3の(a)に示すように、セレクタ41を回動して、各可変ガイド31間の間隙S1を、1mmに設定し、ヘッド12から突出した測定子72,72間の寸法G1を、17.9mmとする。また、20.0mmの測定対象穴を計測する際には、図3の(b)に示すように、セレクタ41を回動して、各可変ガイド31間の間隙S2を、2.768mmに設定し、ヘッド12から突出した測定子72,72間の寸法G2を、20.4mmとする。そして、22.5mmの測定対象穴を計測する際には、図3の(c)に示すように、セレクタ41をさらに回動して、各可変ガイド31間の間隙S3を、4.536mmに設定し、ヘッド12から突出した測定子72,72間の寸法G3を、22.5mmとする。
このように、セレクタ41を回動するだけで、各可変ガイド31,・・・が構成するヘッド12の直径を任意に変更することができる。
したがって、外径寸法が固定された構造上、測定するワーク毎に内径測定器を用意しなければならなかった従来と比較して、内径の異なるワークであっても、一つの内径測定器1で対応することができる。
1 内径測定器
12 ヘッド
31 可変ガイド
33 延出部
34 ガイドピン
35 周壁
41 セレクタ
52 対向面
61 ガイド溝
72 測定子
C 中心
12 ヘッド
31 可変ガイド
33 延出部
34 ガイドピン
35 周壁
41 セレクタ
52 対向面
61 ガイド溝
72 測定子
C 中心
Claims (1)
- ヘッドより側方へ突出した測定子を前記ワークの内壁面に当接して内径を測定する内径測定器において、
前記ヘッドの周壁を独立して径方向へ移動自在な複数の可変ガイドで構成し、各可変ガイドの基端部より側方へ延出した延出部にガイドピンを立設する一方、
各可変ガイドの前記延出部を覆うセレクタを、前記ヘッドを中心に回転自在に設け、前記各延出部に対向する前記セレクタの対向面に、前記各ガイドピンをそれぞれ案内するガイド溝を設けるとともに、各ガイド溝を前記ヘッドを中心とした螺線状に形成したことを特徴とする内径測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003339466A JP2005106583A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 内径測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003339466A JP2005106583A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 内径測定器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005106583A true JP2005106583A (ja) | 2005-04-21 |
Family
ID=34534652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003339466A Withdrawn JP2005106583A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 内径測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005106583A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102794674A (zh) * | 2012-08-16 | 2012-11-28 | 四川省绵阳西南自动化研究所 | 一种用于深孔内径测量的装置 |
JP2013036965A (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-21 | Toyota Technical Development Corp | 内径測定装置 |
CN103344164A (zh) * | 2013-07-27 | 2013-10-09 | 安徽昊方机电股份有限公司 | 一种用于带轮内外环槽的测量装置 |
CN108151613A (zh) * | 2017-12-05 | 2018-06-12 | 中国航发动力股份有限公司 | 一种测量v型外环槽空间直径的测具及测量方法 |
CN108917545A (zh) * | 2018-09-18 | 2018-11-30 | 南京信息职业技术学院 | 一种用于变直径深孔检测***的多功能测量单元及测量方法 |
-
2003
- 2003-09-30 JP JP2003339466A patent/JP2005106583A/ja not_active Withdrawn
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CN108151613B (zh) * | 2017-12-05 | 2020-02-28 | 中国航发动力股份有限公司 | 一种测量v型外环槽空间直径的测具的测量方法 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
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A761 | Written withdrawal of application |
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