JP2005096123A - 押出成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、互いに融点の異なるHDPE原料とPA原料をスクリュ式混練押出機とダイプレートに分けて溶融させることによりバリア性を有するシートを成形することを目的とする。
【解決手段】本発明による押出成形方法は、スクリュ式混練押出機(1)、ダイプレート(2)および成形ダイ(3)により構成される押出成形装置(20)を用い、HDPE原料(6)とPA原料(7)とを混合した混合原料を、スクリュ式混練押出機(1)においてHDPE原料のみを溶融する混練度の低い混練溶融を行い、スクリュ式混練押出機(1)の下流のダイプレート(2)においてミキシングデバイス(4)により混練すると共に徐々に加熱してPA原料(7)を溶融し、成形ダイ(3)の先端よりシート状に押出す方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、押出成形方法に関し、特に、互いに融点が異なるHDPE原料とPA原料を完全に混練溶融して押出すための新規な改良に関する。
シート状あるいはフィルム状(以下において「シート」と記述する。)に押出成形された合成樹脂材料である高密度ポリエチレン(以下において「HDPE」と記述する。)のシートは、単一の材料では水、油等の液体に対する非透過性が無い。安価な材料であるHDPEに非透過性をもたせるため、従来、非透過性を有する同じく合成樹脂材料としてのナイロンであるポリアミド(以下において「PA」と記述する。)を加えて成形することが行われている。
図5において、符号1で示されるものはスクリュ式混練押出機であり、このスクリュ式混練押出機1はシリンダ11を有すると共に、このスクリュ式混練押出機1にはダイプレート2を介してTダイ3が接続され、前述のスクリュ式混練押出機1、ダイプレート2及びTダイ3により押出成形装置20が構成されている。
以上のように構成された押出成形装置20において、HDPE原料とPA原料との混合原料がシリンダ11内へ供給され、シリンダ11の加熱とスクリュ13の混練作用とにより混練溶融されながら、スクリュ13の輸送作用により順次先端方向へ流動し、先端からダイプレート2を経てTダイ3からシート状に押出される。なお、シリンダ11、ダイプレート2およびTダイ3は、図示しない周知の加熱装置により加熱され、混合原料の溶融状態が維持されている。
また、複数の原料を混合するために、ダイプレート内にミキシングデバイスを用いることは、特許文献1及び2に開示されているが、従来、HDPE原料及びPA原料の混合には採用されていなかった。
特開平5-42578号公報 実開昭58−69415号公報
従来のHDPEとPAとの混合原料による押出成形方法は以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。すなわち、スクリュ式混練押出機における混練溶融において、出来るだけ大きな粒子のPA原料を残そうとして混練度を低くすると、PA原料が周辺部に偏る。その結果、スクリュ式混練押出機から押出されてダイプレートを流動する混合原料は、図6に示すように、円形断面の周辺部にPA原料が偏って分布する。このような混合原料がTダイへ流入すると、押出成形されたシートは、図7に示すようにPA原料が疎らに分布し、バリア性としての非透過性が得られない。また、混練度を高めすぎると、図8のように、PA原料が分散されすぎ、バリア性が得られなくなる。
本発明による押出成形方法は、スクリュ式混練押出機、ダイプレートおよび成形ダイからなり、前記ダイプレートにミキシングデバイスを有する押出成形装置を用い、HDPE原料とPA原料とを混合した混合原料を前記スクリュ式混練押出機に供給し、前記スクリュ式混練押出機で前記HDPE原料のみの溶融混練を行い、その後、前記スクリュ式混練押出機よりも温度が高い状態の前記ダイプレート内で前記PA原料が溶融され、溶融状態の前記混合原料が前記ミキシングデバイスを経て前記成形ダイの先端より押出される方法であり、また、前記PA原料は、前記ダイプレートの後段において溶融される方法である。
本発明による押出成形方法は以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。すなわち、スクリュ式混練押出機において、HDPE原料のみが溶融し、PA原料はペレット状の大きな粒子のまま未溶融状態で混練され、ダイプレートにおいて、ミキシングデバイスにより、溶融状態のHDPE原料と未溶融ペレット状態のPA原料とが均一に混合され、PA原料が溶融状態に加熱される。
従って、Tダイの先端から押出されたシートは、PA原料が溶融して薄いフィルム状に大きく広がった状態で母材(HDPE原料)中に均一かつ多層に混入した状態となり、液体に対する非透過(バリア)性を発揮することができる。
本発明は、融点が異なるHDPE原料とPA原料を溶融混練し、ミキシングデバイスを介して成形ダイに送り、バリア性を良好に有するシート等を作ることを目的とする。
以下、図面と共に本発明による押出成形方法の好適な実施の形態について説明する。
図1において、符号1で示されるものはスクリュ式混練押出機であり、このスクリュ式混練押出機1はシリンダ11とスクリュ13により構成されている。シリンダ11は図示しない加熱装置により温度制御可能に構成されている。前記スクリュ式混練押出機1の下流端にはダイプレート2を介してTダイ(成形ダイ)3が連結されている。このダイプレート2の内孔2aには静止型のミキシングデバイス4が挿入され、前記ダイプレート2および前記成形ダイ3は、図示しない加熱装置により内孔2a、流路3aおよびスリット3bの内壁面が温度制御可能に構成されている。
前記ミキシングデバイス4は、通称スタティックミキサと呼ばれる周知の装置であり、長方形の板が捩られた形状で複数個連結して構成されている。捩れの方向により右巻きに捩られた右部材と左巻きに捩られた左部材とが設けられている。
以上のように構成された押出成形装置20において、HDPE原料6とPA原料7との混合原料による押出成形は以下のように行われる。図示しない加熱装置によりシリンダ11、ダイプレート2および成形ダイ3の各内壁面がそれぞれ所定の温度になるように加熱制御され、図示しない駆動装置によりスクリュ13が回転駆動されている状態で、粉粒体状あるいはペレット状のHDPE原料6とペレット状のPA原料7とを混合した混合原料をシリンダ11内に供給する。この混合原料は、混合溶融されつつ、スクリュ13の輸送作用により順次先端方向へ流動し、先端からダイプレート2の内孔2aへ押出される。このダイプレート2の内孔2aへ押出された混合原料は周知のように、内孔2a内に挿入されたミキシングデバイス4の間を流動し成形ダイ3の流路3aへ押出される。成形ダイ3の流路3aへ押出された混合原料は流路3aの横幅方向へ広がってシート状に押出される。
しかしながら、以上の押出成形において、前記混合原料は、スクリュ式混練押出機1では、シリンダ11の内壁面温度とスクリュ13の構成および回転数とが混練度を低くするように図示しない制御部により設定・制御されていることにより、融点の低いHDPE原料6のみが先に混練溶融されると共にペレット状でHDPE原料6よりも融点の高いPA原料7が破砕されず未溶融状態でダイプレート2内へ押出される。ダイプレート2では、PA原料7がダイプレート2の下流端付近で溶融温度に加熱されるように、ダイプレート2の内壁面温度が設定され、加熱される。成形ダイ3では、内壁面温度がPA原料7の溶融温度以上に設定され、流路3aにおいて横幅方向へ広がると共に先端方向へ流動して徐々に厚みを薄くする(圧縮する)ことにより、ペレット形状で溶融状態のPA原料7が押し潰されて薄いフィルム状になり、シート30の面方向へ二次元的に広がる。成形ダイ3のスリット3bを通過し押出されたシート30は、図3に示すように、シート30の幅方向断面の全幅において、フィルム状に大きく広がったPA原料7が均一に、また多層に分布している。
以上の記述における成形ダイ3はシート成形ダイあるいはフィルム成形ダイを代表的に表わしたものであり、また、T字型に限定されるものではなく、L字型等その他の形状のシート成形ダイあるいはフィルム成形ダイでも良い。
次に、本出願人が行った実施例について説明する。
HDPE原料6に20重量%の割合でペレット状PA原料7を加えた混合原料により、図1に示すミキシングデバイス4を装備した押出成形装置と図5に示すミキシングデバイス4を装備しない押出成形装置において、シート押出成形による比較運転を行った。評価は、(1)成形ダイ3から押出された直後のシート製品の温度のバラツキの計測、(2)シート30の切断面におけるPA原料7の分布の観察、により行った。PA原料7の分布の観察は、ヨウ素液によりPA原料を着色して行った。
(1)温度のバラツキの計測結果を以下に示す。
図1の装置:207±1℃(本発明)
図5の装置:209±4℃(従来例)
すなわち、ミキシングデバイス4を装備した場合の温度のバラツキが小さいことは押出された製品がより均一な材料であることを示しており、ミキシングデバイス4を装備しない場合はバラツキが大きく、製品がより不均一な材料であることを示している。
(2)シート30の断面におけるPA原料7の分布の観察結果は、ミキシングデバイス4を装備した場合を図3、ミキシングデバイス4を装備しない場合を図7に示す。
両図から明らかなように、ミキシングデバイス4を装備した場合はシート30の全幅においてPA原料7が均一に分布し、ミキシングデバイス4を装備しない場合はシート30の全幅においてPA原料7が不均一に(幅の両端部分に偏って)分布している。
本発明による押出成形方法を実施するための押出成形装置を示す断面図である。 図1のダイプレート終端の溶融混合原料の断面図である。 本発明の押出成形方法により押出成形されたシートあるいはフィルムの押出方向に直交して切断された断面図である。 混合原料が理想的に押出成形されたシートあるいはフィルムの断面のイメージ図である。 従来の押出成形方法を実施するためのシートあるいはフィルム押出成形装置を示す断面図である。 図5のダイプレート終端の溶融混合原料の断面図である。 従来の押出成形方法により押出成形されたシートあるいはフィルムの押出方向に直交して切断された断面図である。 スクリュ式混練押出機における混練度が高い場合の押出成形されたシートあるいはフィルムの断面のイメージ図である。
符号の説明
1 スクリュ式混練押出機
2 ダイプレート
2a 内孔
3 Tダイ
3a 流路
3b スリット
4 ミキシングデバイス
6 HDPE原料
7 PA原料
11 シリンダ
11a 内孔
12 ホッパ
13 スクリュ
20 押出成形装置
30 シート

Claims (2)

  1. スクリュ式混練押出機(1)、ダイプレート(2)および成形ダイ(3)からなり、前記ダイプレート(2)にミキシングデバイス(4)を有する押出成形装置を用い、HDPE原料とPA原料とを混合した混合原料を前記スクリュ式混練押出機(1)に供給し、前記スクリュ式混練押出機(1)で前記HDPE原料のみの溶融混練を行い、その後、前記スクリュ式混練押出機(1)よりも温度が高い状態の前記ダイプレート(2)内で前記PA原料が溶融され、溶融状態の前記混合原料が前記ミキシングデバイスを経て前記成形ダイ(3)の先端より押出されることを特徴とする押出成形方法。
  2. 前記PA原料(7)は、前記ダイプレート(2)の後段において溶融されることを特徴とする請求項1記載の押出成形方法。
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