JP2005096082A - 印刷装置 - Google Patents

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敦士 近藤
Norihisa Takayama
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Abstract

【課題】 セキュリティ機能と利便性とを兼ね備えた印刷装置を提供する。
【解決手段】 画像読取により得られた印刷データ、またはネットワークを介して入力された印刷データをハードディスクに記録させ、記録されたデータに基づいて画像の印刷を行なう印刷装置において、印刷終了後に(S105)、別の原稿のスキャンが開始された場合(S109)、またはパネルリセットボタンが短い時間押された場合に(S111、S113)、ハードディスク上に記録されたデータを上書き可能とする(S127)。一方、パネルリセットボタンが一定時間以上押された後(S113)、完全消去が選択されたときには(S115)、ハードディスク上に保存されたデータを完全に消去する(S117)。
【選択図】 図5

Description

この発明は印刷装置に関し、特に読取られた印刷データまたは入力された印刷データなどを記憶し、記憶された印刷データを記録媒体上に印刷する印刷装置に関する。
MFP(Multi Function Peripheral)、プリンタ、ファクシミリなどの印刷装置の分野において、ハードディスクなどの大容量記憶装置をバッファとして用い、原稿スキャンにより得られた原稿画像データや、入力された画像データ(これらの画像データは印刷に用いられる画像データであるため、「印刷データ」とも呼ぶ。)を一旦保存し、高速に印刷を行なう技術が知られている。また、このような印刷装置においては記憶装置にデータを保存しておくことで、オリジナルの原稿を用意しなくても、原稿スキャンを行なったときと同等の画質で原稿の複製を作成することができる。
近年、データのセキュリティ確保やプライバシー保護への関心が高まってきており、印刷装置においても、バッファを含めてデータを一切保存しないことでセキュリティ確保を図るケースが出てきている。また、セキュリティ確保に関し、以下の特許文献1においては、印刷データを装置に保存し、データ番号とパスワードとを用いてデータの呼出を行ない、そのデータの削除を行なうことができるプリンタが開示されてる。
また、以下の特許文献2においては、保存時間が経過すると印刷データを消去することで機密を保持するプリンタ装置が開示されている。
特開平9−244828号公報 特開平10−226115号公報
しかしながら、上述のように印刷装置においてデータを一切保存しないように装置を構成すると、作業中に設定変更(たとえば、印刷の追加や、ステープル、2in1などの印刷の設定変更)を行なう場合には、その都度原稿のスキャンなどをし直す必要があり、装置の利便性が損なわれてしまうという問題が発生する。
この発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、セキュリティ機能と利便性とを兼ね備えた印刷装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するためにこの発明のある局面に従うと、印刷装置は、原稿を読取る読取手段と、読取手段により得られる印刷データを記憶する記憶手段と、印刷データを記録媒体上に印刷する印刷手段と、操作者による操作を受付ける操作手段と、操作手段の操作が印刷データを記憶手段から消去する所定の操作かどうか判断する判断手段と、判断手段により、操作手段の操作が所定の操作であると判断されたとき、印刷データを記憶手段から消去する消去手段とを備える。
この発明の他の局面に従うと、印刷装置は、印刷データを入力する入力手段と、入力された印刷データを記憶する記憶手段と、印刷データを記録媒体上に印刷する印刷手段と、操作者による操作を受付ける操作手段と、操作手段に所定の操作が行なわれたとき、印刷データを記憶手段から消去する消去手段とを備える。
ここに、印刷データを入力する入力手段の具体例としては、読取手段であるスキャナや、モデム、LANカードなどの通信デバイスが挙げられる。
好ましくは所定の操作は、印刷装置の設定をリセットする操作である。
好ましくは所定の操作は、リセットボタンの長押しである。
好ましくは所定の操作は、通常使用時の操作とは異なる予め定められた操作である。
好ましくは消去手段は、複数種類の消去処理を行なうことが可能であり、いずれかの消去処理を選択する。
好ましくは選択は、操作手段の同一操作部材の操作方法の違いに基づいて行なわれる。
好ましくは消去手段は、印刷データの復元が不可能となる消去処理を行なう。
好ましくは消去手段は、印刷データが記憶された領域に印刷データとは無関係のデータを上書きすることで印刷データを消去する。
好ましくは印刷装置は、新たな印刷データが入力されると、記憶手段上の領域であって、以前印刷データが記憶されていた領域にそれを記録する。
好ましくは操作手段は、記憶手段に記憶された印刷データの再印刷を指示する指示手段を有する。
ここに指示手段の具体例としては、印刷装置やコンピュータの操作部(例えば印刷装置のユーザパネル、PCのキーボード、マウスなどの入力装置)が挙げられる。
この発明に従うと、操作者による操作を受付ける操作手段において、印刷データを記憶手段から消去する所定の操作が行なわれたと判断されたときに、印刷データが記憶手段から消去される。これにより、セキュリティ機能と利便性とを兼ね備えた印刷装置を提供することが可能となる。
以下に、本発明の実施の形態の1つにおける、印刷装置を用いた印刷システムについて説明する。
本実施の形態における印刷システムは、MFP(Multi Function Peripheral)を備えており、ユーザによる特定の操作をもとに、MFPにおける作業が完了したか否かを判断し、作業完了が判断されるまでの間に限り印刷データをMFPにおいて保持することを特徴としている。
これにより、セキュリティ機能と利便性の両立を図ることができる印刷システムを提供することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける印刷システムの構成を示す図である。
図を参照して、本システムはネットワークに接続された、MFP100(なお、MFP100はWebサーバとしても機能する。)と、クライアントPC(パーソナルコンピュータ)300a,300bとから構成される。
MFP100にセットされた原稿をスキャンすることにより得られた印刷データ、PC300a,300bからネットワークを介してMFP100に送られた印刷データ、または、公衆回線を介して外部からMFP100に送られた印刷データは、一旦MFP100内のハードディスクなどの記憶装置に記憶される。そして、記憶された印刷データを用いてMFP100において印刷(プリント)が行なわれる。
図2は、図1のMFP100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図を参照して、MFP100は、装置全体の制御を行なうCPU101と、一般公衆回線に接続するためのモデム103と、インターネットやLANに接続するためのLANカード105と、ユーザに対して必要な情報を表示する表示部107と、ユーザから装置の動作に必要な情報を入力するためのキーなどにより構成される入力部109と、印刷データなどを蓄積するハードディスク111と、プログラムなどを記憶するROM113と、データを一時的に記憶するRAM115と、原稿を読取るためのスキャナ117と、自動原稿送り装置であるADF119と、画像データのプリントを行なうプリントエンジン121とを備えている。
図3は、図1のクライアントPC300a,300bの1つのハードウェア構成を示すブロック図である。
図を参照して、クライアントPCは、装置全体の制御を行なうCPU301と、表示部303と、LANに接続するためのLANカード305と、キーボードやマウスなどにより構成される入力部307と、フレキシブルディスクドライブ309と、CD−ROMドライブ311と、ハードディスク313と、ROM315と、RAM317とを備えている。
フレキシブルディスクドライブ309により、フレキシブルディスク(F1)に記録された画像データやプログラムなどを読取ることが可能であり、CD−ROMドライブ311により、CD−ROM(C1)に記録された画像データやプログラムなどを読取ることが可能である。
図4は、図1のMFP100の機能ブロック図である。
図を参照してMFP100は、その機能ブロックとして、スキャナ201(読取部であり、図2のスキャナ117に相当)と、ユーザパネル205(操作部であり、図2の入力部109に対応)と、ハードディスク207(記憶部であり、図2のハードディスク111に対応)と、印刷部203(図2のプリントエンジン121に対応)とを備えている。
ハードディスク207は、スキャナ201で読取られた印刷データ(スキャンデータ)、またはネットワークや公衆回線を介して入力された印刷データ(画像データ)を一時的に保存するバッファとして機能する。
印刷部203による印刷データの印刷終了後も、ユーザパネル205から印刷指示があれば、印刷装置はハードディスク207からデータを取出して印刷部203に送り、印刷が行なわれる。
ユーザパネル205は、ユーザにより行なわれる操作に基づき、スキャナ201に対してスキャン指示を、印刷部203に対して印刷指示を、ハードディスク207に対してデータ消去指示を行なう。
ユーザによりデータを消去する操作が行なわれたと判断された場合には、指示されたレベル(消去処理)でハードディスク207内のデータが消去され、次の作業の指示がくるまで待機が行なわれる。
ハードディスク207に記録される印刷データは、基本的にはユーザの作業中に限り保存され、作業終了(作業完了)が検出されると同時に消去される。これにより、セキュリティと利便性とを兼ね備えた印刷装置を提供することが可能となる。すなわち本実施の形態においては、スキャン時に生成された印刷データ、またはネットワークや公衆回線を介して入力された印刷データは、ユーザの作業が終了したと判断するまでハードディスク207に保存され、その後消去されるのである。
作業が終了したと判断するタイミングは、以下の(A)または(B)の時である。
(A) ユーザによるユーザパネルのリセット操作時、または印刷装置に対する操作が一定時間なかったときに発生するオートリセット時。
(B) ユーザによるユーザパネルのリセットボタンの長押しなど、ユーザパネルの特定の操作があった時。
その他、通常使用時の操作とは異なる予め定められた操作がユーザパネル205などに対して行なわれたとき、作業が終了したと判定するようにしてもよい。
なお、「ユーザパネルのリセット操作」とは、たとえばユーザパネルに設けられたパネルリセットボタンが押されたときなどである。また、「オートリセット時」とは、一定時間ユーザパネル操作がないときに、自動的にユーザパネルの設定をリセットするときである。
また、作業が終了したと印刷装置が判断すると、ハードディスクからデータの消去が行なわれるが、そのときの消去のレベルは以下の2つがあるものとする。すなわち「簡易消去」と、「完全消去」の2つのレベルであり、前者は上記(A)のタイミングで実施され、後者は上記(B)のタイミングで実施される。
(1) 簡易消去
簡易消去とは、ハードディスク中に占める印刷データが保存されている領域へのアクセス設定を上書き可能とし、かつ当該領域へのユーザパネルからのアクセスを不可能にするものである。これは、作業完了と判断される上記条件(A)を満たすときに実行される。
すなわち簡易消去では、印刷データが書込まれたハードディスクの作業領域が開放される。これにより、印刷データが記憶されている場所に対して新しいデータを上書きすることが可能となる。また、作業領域が開放されることで、通常の操作では当該印刷データにアクセスすることができなくなる。この消去は、完全な消去ではない反面、消去に必要となる時間が非常に短いというメリットがある。
(2) 完全消去
完全消去とは、ハードディスク中の印刷データが保存されている領域に対して、印刷とは関係のないデータ(たとえば、“0”のみ、“0”〜“9”の繰返し)を上書きし、かつ当該領域へのアクセス設定を、他のデータによる上書き可能とするものである。これは、作業完了と判断される上記条件(B)を満たすときに実行される。
ハードディスク中の印刷データを保存している領域に印刷とは無関係なデータを上書きすることで、その印刷データは復元不可能となる。完全消去において、消去に必要な時間は簡易消去の時間よりは長くなるが、完全消去を選択すると、たとえば印刷装置が破壊され、ハードディスクが持ち出されたとしても、無関係なデータしか取出すことができないというメリットがある。
このようにして本実施の形態においては、作業完了時のユーザによる特定の操作が行なわれるまでの期間(およびユーザパネルがリセットされるまでの特定の期間)に限定して、スキャンや入力により得られた印刷データを保存しておくことで、データの再利用という利便性を維持することができる。また、別のユーザが印刷装置を使用するときには、既に過去のデータは消去され、アクセス不可能となるため、セキュリティの確保も同時に実現することができる。
限定的に保存された印刷データは、操作部の操作に基づく再印刷の指示により再印刷することが可能である。
図5は、図1のMFP100において実行される処理を示すフローチャートである。
図を参照して、ステップS101においてスキャナ117を用いた原稿のスキャン(またはLANカード105やモデム103を用いた画像データの入力)が行なわれる。
ステップS103において、ハードディスク111上に設けられたバッファ領域にスキャンデータ(または入力された画像データ)を格納する。MFP100は、バッファ領域からデータを取出してプリントエンジン121を用いて印刷を行なう。
ステップS105で印刷が終了した後に、ステップS107で入力部109に含まれるユーザパネルから印刷要求があった場合、バッファ領域にあるデータを利用し再度印刷を行なう。
ステップS109において、別の原稿のスキャンが開始されたかが判定され、YESであればステップS121において、ハードディスク111上に保存されたデータの管理情報のみを変更し、データがあった領域を別データによる上書き可能な状態に設定した後、ステップS103に戻る。
ステップS109においてNOであれば、ステップS111で、入力部109に含まれるパネルリセットボタンが押下されたかが判定される。YESであれば、ステップS113においてパネルリセットボタンが一定時間以上押されたかが判定される。
ステップS113でYESであれば、ステップS115において、印刷データの完全消去を行なうか否かの画面を表示し、完全消去が選択されたかが判定される。NOであれば、ステップS111に戻り、YESであればステップS117において、ハードディスク111上のバッファ領域に保存されたデータをたとえば“0”で上書きし、データのあった領域を別データによる上書き可能に設定する。そして、ステップS119で次のスキャンを待つ。
また、ステップS111においてNOであれば、ステップS123において、一定時間入力部109に含まれるユーザパネルにおいて入力がなかったかが判定される。
ステップS123においてYESであれば、ステップS125において、ユーザパネルの設定をリセットし、ステップS127において、ハードディスク111上のバッファ領域に保存されたデータの管理情報のみを変更し、データのあった領域を別データによる上書き可能に設定する。その後、ステップS119に進む。
また、ステップS123においてNOであれば、ステップS107に戻る。
ステップS113においてNOであれば、ステップS125からの処理を行なう。
なお、ステップS117での処理が、上述の「完全消去」に相当し、ステップS121またはS127での処理が、「簡易消去」に相当する。
また、ここではステップS113でパネルリセットボタンが一定時間以上押されたとき、ステップS115において、印刷データの完全消去を行なうか否かの画面を表示し、完全消去が選択されたかを判定することとしたが、ステップS115での処理は省略し、ステップS113でYESであれば、即座にステップS117でデータ消去を行なうようにしてもよい。
図6は、図5のステップS115において表示部107に表示される画面の具体例を示す図である。
図を参照して、パネルリセットボタンが一定時間以上押された場合には、画面に完全消去を行なうか否かの選択画面が表示される。ユーザは、そのいずれかを選ぶことで、データの完全消去を行なうか否かを選択することが可能である。
図7は、図5のステップS125において表示部107に表示される画面の具体例を示す図である。
パネルリセットボタンが押されたがその押された時間が短い場合、またはパネル操作が一定時間なく自動的にパネルがリセットされる場合には、ユーザへの確認なしにデータの簡易消去を行ない、図7に示されるように通常画面上にデータを消去した旨を一定時間だけ表示する。
なお、図7において(A)は、装置のステータスを通知するための表示部であり、(B)は装置の設定を表示するための表示部である。
以上のようにして、本実施の形態における印刷装置は、作業完了時のユーザによる特定の操作が行なわれるまでの期間(およびパネルリセットまでなどの所定の時間)に限定して、スキャンした原稿データなどを保存しておくことで、データの再利用という利便性を維持することができる。また、別のユーザが印刷装置を使用するときには、既に過去のデータが消去され、アクセスできないため、セキュリティの確保も同時に実現可能である。
なお、上述の実施の形態においてはハードディスクに印刷データを格納することとしたが、このような磁気媒体に限らず、半導体メモリ(RAM、フラッシュメモリなど)に印刷データを記憶するようにしてもよい。
また、図5のステップS109において、別の原稿のスキャンが開始された場合にYESが選択されることとしたが、これに加えてネットワーク100を介してMFPに画像データが入力された場合においてもYESと判定し、既に記録されている印刷データを消去することとしてもよい。
また、上述の実施の形態におけるフローチャートの処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザに提供することにしてもよい。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して装置にダウンロードするようにしてもよい。
また、上述の実施の形態に限らず、本発明に係る印刷装置はネットワークに接続されたシステムにおいても、ネットワーク環境に接続されていないシステムにおいても適用することができる。すなわち、スキャナのみを印刷データの入力元とする複写機などにおいても本発明を実施することができる。
さらに、上述の実施の形態においてはMFPのリセットボタンの操作などに基づいて印刷データを消去することとしたが、これに代えて外部のパーソナルコンピュータなどからの操作に基づいてMFPのハードディスクに記録された印刷データを消去するようにしてもよい。すなわち、パーソナルコンピュータからMFPに印刷データを送信した後、パーソナルコンピュータの画面に、「完全消去」、「簡易消去」、「消去しない」の選択画面を表示し、ユーザに対し選択を促すものである。選択に基づくデータは、パーソナルコンピュータからMFPへ送られる。「完全消去」が選択されたときには、印刷データの印刷後(図5のステップS105)に、図5のステップS111〜S115で全てYESと判定されるものとし、ステップS117の処理が行なわれる。「簡易消去」が選択されたときには、印刷データの印刷後(図5のステップS105)に、図5のステップS111でYES、ステップS113でNOと判定されるものとし、ステップS125以降の処理が行なわれる。「消去しない」が選択されたときには、特別なユーザからの指示があるまでその印刷データはハードディスクに保存される。
このように、パーソナルコンピュータにおいて簡易消去や完全消去を選択させ、MFPに信号を送り、それに基づいてMFPが簡易消去か完全消去かのいずれかを選択し、データの消去を行なうようにしてもよい。
なお、上述の実施の形態において「簡易消去」を行なうためには、印刷データが記録される先頭アドレスを常に固定しておき、印刷データが入力される度に常に元のデータが上書きされるように装置を構成してもよいし、「簡易消去」が選択されたデータの先頭アドレスをリストに記録しておき、そのリスト中から任意に選択を行ない、データを上書きするように装置を構成してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態の1つにおける印刷システムの構成を示す図である。 図1のMFP100のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1のPC300a,300bの1つのハードウェア構成を示すブロック図である。 図1に示されるMFP100の機能ブロック図である。 MFP100が実行する処理を示すフローチャートである。 印刷データの完全消去を行なうか否かの選択画面の具体例を示す図である。 印刷データの消去画面の具体例を示す図である。
符号の説明
100 MFP、103 モデム、105 LANカード、107 表示部、109 入力部、111 ハードディスク、117 スキャナ、121 プリントエンジン、201 スキャナ(読取部)、203 印刷部、205 ユーザパネル(操作部)、207 ハードディスク(記憶部)、300a,300b パーソナルコンピュータ。

Claims (11)

  1. 原稿を読取る読取手段と、
    前記読取手段により得られる印刷データを記憶する記憶手段と、
    前記印刷データを記録媒体上に印刷する印刷手段と、
    操作者による操作を受付ける操作手段と、
    前記操作手段の操作が前記印刷データを前記記憶手段から消去する所定の操作かどうか判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記操作手段の操作が前記所定の操作であると判断されたとき、前記印刷データを前記記憶手段から消去する消去手段とを備えた、印刷装置。
  2. 印刷データを入力する入力手段と、
    前記入力された印刷データを記憶する記憶手段と、
    前記印刷データを記録媒体上に印刷する印刷手段と、
    操作者による操作を受付ける操作手段と、
    前記操作手段に所定の操作が行なわれたとき、前記印刷データを前記記憶手段から消去する消去手段とを備えた、印刷装置。
  3. 前記所定の操作は、印刷装置の設定をリセットする操作である、請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記所定の操作は、リセットボタンの長押しである、請求項1または2に記載の印刷装置。
  5. 前記所定の操作は、通常使用時の操作とは異なる予め定められた操作である、請求項1または2に記載の印刷装置。
  6. 前記消去手段は、複数種類の消去処理を行なうことが可能であり、いずれかの消去処理を選択する、請求項1〜5のいずれかに記載の印刷装置。
  7. 前記選択は、前記操作手段の同一操作部材の操作方法の違いに基づいて行なわれる、請求項6に記載の印刷装置。
  8. 前記消去手段は、前記印刷データの復元が不可能となる消去処理を行なう、請求項1〜7のいずれかに記載の印刷装置。
  9. 前記消去手段は、前記印刷データが記憶された領域に印刷データとは無関係のデータを上書きすることで印刷データを消去する、請求項1〜8のいずれかに記載の印刷装置。
  10. 新たな印刷データが入力されると、前記記憶手段上の領域であって、以前印刷データが記憶されていた領域にそれを記録する、請求項1〜9のいずれかに記載の印刷装置。
  11. 前記操作手段は、前記記憶手段に記憶された印刷データの再印刷を指示する指示手段を有する、請求項1〜10のいずれかに記載の印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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