JP2005091885A - 画像形成装置、及び、画像形成システム - Google Patents

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Abstract


【課題】現像剤の漏れを適切に防止する画像形成装置、及び、画像形成システムを実現することにある。
【解決手段】潜像を担持するための像担持体と、現像剤を収容するための現像剤収容体と、該現像剤収容体に収容された現像剤、を担持するための現像剤担持体と、該現像剤担持体に当接して該現像剤担持体に担持された現像剤を帯電するための帯電部材と、を有し、前記帯電部材により帯電された現像剤で前記像担持体に担持された潜像を現像し、前記現像剤収容体に、現像剤を撹拌するための撹拌部材を備えていない現像装置と、前記現像装置が装着され回動可能な回動体と、を有する画像形成装置において、前記帯電部材は導電性を有することを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、画像形成装置、及び、画像形成システムに関する。
この種の画像形成装置としては、例えば、潜像を担持するための像担持体と、現像剤によって像担持体に担持された潜像を現像する現像装置と、現像装置が装着され回動可能な回動体と、を有する画像形成装置が知られている。かかる画像形成装置は、ホストコンピュータなどの外部装置から画像信号等が送信されると、回動軸まわりに回動体を回動させることによって、現像装置を像担持体と対向する現像位置に位置決めする。そして、像担持体に担持された潜像を、現像装置内の現像剤で現像して現像剤像を形成し、当該現像剤像を媒体に転写して、最終的に媒体に画像を形成する。
上記の現像装置は、像担持体上に形成された潜像を現像するという既述の機能等を実現するために、現像剤を収容するための現像剤収容体、該現像剤収容体に収容された現像剤を担持するための現像剤担持体、該現像剤担持体に当接して該現像剤担持体に担持された現像剤を帯電するための帯電部材等を有している。かかる現像装置は、現像剤担持体に担持された現像剤を帯電部材により帯電し、帯電された現像剤で像担持体に担持された潜像を現像する。
また、当該画像形成装置においては、回動体が回動して該回動体に装着された現像装置内の現像剤が撹拌されることにより、現像剤は適正な状態に維持される。そのため、現像剤収容体には現像剤を撹拌するための撹拌部材を備えていない。
特開2000−347499号公報
しかしながら、例えば、上述した画像形成装置を用いて単色(例えば、モノクロ)の現像剤により画像を複数枚数の媒体に連続形成する場合等には、同じ現像装置を用いて長時間現像することになるため、回動体が長時間回動されない状況におかれる。
回動体が長時間回動しない上記状況において、現像剤が撹拌されることなく、現像剤担持体に担持された現像剤による現像が継続的に行われると、現像剤収容体内の現像剤のうち現像剤担持体近傍の現像剤の帯電量が過度に上昇する。すなわち、現像剤収容体内に帯電量が大きく異なる現像剤が存在する(現像剤の特性の二極化が生じる)こととなり、これらの現像剤が混合される際には、現像剤の静電凝集を誘発する。そして、混合された現像剤により潜像を現像する際等に、静電凝集した現像剤の現像剤漏れが発生する。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、現像剤の漏れを適切に防止する画像形成装置、及び、画像形成システムを実現することにある。
主たる本発明は、潜像を担持するための像担持体と、現像剤を収容するための現像剤収容体と、該現像剤収容体に収容された現像剤、を担持するための現像剤担持体と、該現像剤担持体に当接して該現像剤担持体に担持された現像剤を帯電するための帯電部材と、を有し、前記帯電部材により帯電された現像剤で前記像担持体に担持された潜像を現像し、前記現像剤収容体に、現像剤を撹拌するための撹拌部材を備えていない現像装置と、前記現像装置が装着され回動可能な回動体と、を有する画像形成装置において、前記帯電部材は導電性を有することを特徴とする画像形成装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、現像剤の漏れを適切に防止する画像形成装置、及び、画像形成システムを実現することが可能となる。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。
潜像を担持するための像担持体と、現像剤を収容するための現像剤収容体と、該現像剤収容体に収容された現像剤、を担持するための現像剤担持体と、該現像剤担持体に当接して該現像剤担持体に担持された現像剤を帯電するための帯電部材と、を有し、前記帯電部材により帯電された現像剤で前記像担持体に担持された潜像を現像し、前記現像剤収容体に、現像剤を撹拌するための撹拌部材を備えていない現像装置と、前記現像装置が装着され回動可能な回動体と、を有する画像形成装置において、前記帯電部材は導電性を有することを特徴とする画像形成装置。
前記帯電部材が導電性を有することにより、現像剤の漏れを適切に防止することが可能となる。
また、前記回動体は、回転可能な回転体であることとしてもよい。
かかる場合には、回動体に装着された現像装置内の現像剤をより適切に撹拌することができる。
また、前記現像剤収容体は、該現像剤収容体の内壁から内方へ突出した、現像剤を仕切るための仕切り壁と、該仕切り壁により分けられた二つの現像剤収容部と、を有し、前記二つの現像剤収容部のうちの一方には、開口が備えられ、前記現像剤担持体は、前記開口に臨ませて設けられていることとしてもよい。
かかる状況においては、過帯電現像剤の帯電量を減少させて二極化の発生を防止するという、導電性帯電部材の機能、の重要性がより一層高まり、本発明の目的がより有効に達成される。
また、前記回動体が回動する際に、該回動体に装着された前記現像装置の前記二つの現像剤収容部、に収容された現像剤が混合されることとしてもよい。
前記帯電部材が導電性を有することにより、前記回動体が回動する際に該回動体に装着された前記現像装置の前記二つの現像剤収容部に収容された現像剤が混合されることにより発生する現像剤の漏れを適切に防止することが可能となる。
また、前記二つの現像剤収容部のうち前記開口を有する現像剤収容部に、前記現像剤担持体に担持された現像剤を剥ぎ取るための回転可能な現像剤剥ぎ取り部材が設けられ、前記現像剤担持体は、回転可能であり、前記現像剤剥ぎ取り部材の回転方向は、前記現像剤担持体の回転方向とは、逆方向であることとしてもよい。
かかる状況においては、現像剤担持体近傍の現像剤の帯電量上昇がより顕著になり、過帯電現像剤の帯電量を減少させるという、導電性帯電部材の機能、の重要性がより一層高まり、本発明の目的がより有効に達成される。
また、前記現像剤剥ぎ取り部材は、前記現像剤担持体に現像剤を供給することとしてもよい。
かかる場合には、一つの部材に二つの機能を持たせることで、部材の有効活用が可能となる。
また、前記帯電部材の、前記現像剤担持体への当接位置は、該現像剤担持体の回転中心位置よりも下方であることとしてもよい。
このような場合には、過帯電現像剤の帯電量を減少させて、静電凝集して帯電が弱くなった現像剤が漏れるという不都合を適切に防止するという、導電性帯電部材の機能、の重要性がより一層高まり、本発明の目的がより有効に達成される。
また、前記現像装置は、前記帯電部材を支持するための金属製の支持部材を有することとしてもよい。
支持部材が金属製である場合には、過帯電現像剤の帯電量をより効果的に減少させることが可能となる。
また、前記帯電部材は、カーボンブラックを有することとしてもよい。
カーボンブラックを導電剤として用いた場合には、コストメリットが高く、環境の変化があっても導電性を適切に維持できる。
また、前記回動体には、複数の前記現像装置が装着され、各々の該現像装置に設けられた前記現像剤収容体には、互いに異なる色の現像剤が収容されていることとしてもよい。
かかる場合には、単色の現像剤により画像を複数枚数の媒体に連続形成する際に回動体が長時間回動されない状況、が発生し易くなる。したがって、本発明の重要度が高まることとなり、本発明の目的がより有効に達成される。
また、複数の前記現像装置の中には、ブラック色の現像剤が収容されている現像剤収容体、を有する現像装置、が含まれていることとしてもよい。
単色の現像剤により画像を複数枚数の媒体に連続形成する場合に、かかる単色の現像剤はブラック色であることが圧倒的に多い。したがって、本発明の重要度が高まることとなり、本発明の目的がより有効に達成される。
また、潜像を担持するための像担持体と、現像剤を収容するための現像剤収容体と、該現像剤収容体に収容された現像剤、を担持するための現像剤担持体と、該現像剤担持体に当接して該現像剤担持体に担持された現像剤を帯電するための帯電部材と、を有し、前記帯電部材により帯電された現像剤で前記像担持体に担持された潜像を現像し、前記現像剤収容体に、現像剤を撹拌するための撹拌部材を備えていない現像装置と、前記現像装置が装着され回動可能な回動体と、を有する画像形成装置において、前記帯電部材は導電性を有し、前記回動体は、回転可能な回転体であり、前記現像剤収容体は、該現像剤収容体の内壁から内方へ突出した、現像剤を仕切るための仕切り壁と、該仕切り壁により分けられた二つの現像剤収容部と、を有し、前記二つの現像剤収容部のうちの一方には、開口が備えられ、前記現像剤担持体は、前記開口に臨ませて設けられており、前記回動体が回動する際に、該回動体に装着された前記現像装置の前記二つの現像剤収容部、に収容された現像剤が混合され、前記二つの現像剤収容部のうち前記開口を有する現像剤収容部に、前記現像剤担持体に担持された現像剤を剥ぎ取るための回転可能な現像剤剥ぎ取り部材が設けられ、前記現像剤担持体は、回転可能であり、前記現像剤剥ぎ取り部材の回転方向は、前記現像剤担持体の回転方向とは、逆方向であり、前記現像剤剥ぎ取り部材は、前記現像剤担持体に現像剤を供給し、前記帯電部材の、前記現像剤担持体への当接位置は、該現像剤担持体の回転中心位置よりも下方であり、前記現像装置は、前記帯電部材を支持するための金属製の支持部材を有し、前記帯電部材は、カーボンブラックを有し、前記回動体には、複数の前記現像装置が装着され、各々の該現像装置に設けられた前記現像剤収容体には、互いに異なる色の現像剤が収容されており、複数の前記現像装置の中には、ブラック色の現像剤が収容されている現像剤収容体、を有する現像装置、が含まれていることを特徴とする画像形成装置も実現可能である。
また、コンピュータ、及び、このコンピュータに接続可能な画像形成装置であって、潜像を担持するための像担持体と、現像剤を収容するための現像剤収容体と、該現像剤収容体に収容された現像剤、を担持するための現像剤担持体と、該現像剤担持体に当接して該現像剤担持体に担持された現像剤を帯電するための帯電部材と、を有し、前記帯電部材により帯電された現像剤で前記像担持体に担持された潜像を現像し、前記現像剤収容体に、現像剤を撹拌するための撹拌部材を備えていない現像装置と、前記現像装置が装着され回動可能な回動体と、を有する画像形成装置、を備えた画像形成システムにおいて、前記帯電部材は導電性を有することを特徴とする画像形成システムも実現可能である。
このようにして実現された画像形成システムは、システム全体として従来システムよりも優れたシステムとなる。
===画像形成装置の全体構成例===
次に、図1を用いて、画像形成装置としてレーザビームプリンタ(以下、プリンタともいう)10を例にとって、その概要について説明する。図1は、プリンタ10を構成する主要構成要素を示した図である。なお、図1には、矢印にて上下方向を示しており、例えば、給紙トレイ92は、プリンタ10の下部に配置されており、定着ユニット90は、プリンタ10の上部に配置されている。
本実施の形態に係るプリンタ10は、図1に示すように、潜像を担持するための像担持体の一例としての感光体20の回転方向に沿って、帯電ユニット30、露光ユニット40、回転可能な回転体の一例としてのYMCK現像ユニット50、一次転写ユニット60、中間転写体70、クリーニングユニット75を有し、さらに、二次転写ユニット80、定着ユニット90、ユーザへの報知手段をなし液晶パネルでなる表示ユニット95、及び、これらのユニット等を制御しプリンタとしての動作を司る制御ユニット100を有している。
感光体20は、円筒状の導電性基材とその外周面に形成された感光層を有し、中心軸を中心に回転可能であり、本実施の形態においては、図1中の矢印で示すように時計回りに回転する。
帯電ユニット30は、感光体20を帯電するための装置であり、露光ユニット40は、レーザを照射することによって帯電された感光体20上に潜像を形成する装置である。この露光ユニット40は、半導体レーザ、ポリゴンミラー、F−θレンズ等を有しており、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等の不図示のホストコンピュータから入力された画像情報に基づいて、変調されたレーザを帯電された感光体20上に照射する。
YMCK現像ユニット50は、感光体20上に形成された潜像を、現像装置に収容された現像剤の一例としてのトナーT、すなわち、ブラック現像装置51に収容されたブラック(K)トナー、マゼンタ現像装置52に収容されたマゼンタ(M)トナー、シアン現像装置53に収容されたシアン(C)トナー、及び、イエロー現像装置54に収容されたイエロー(Y)トナーを用いて現像するための装置である。
このYMCK現像ユニット50は、前記4つの現像装置51、52、53、54が装着された状態で回転することにより、前記4つの現像装置51、52、53、54の位置を動かすことを可能としている。すなわち、このYMCK現像ユニット50は、前記4つの現像装置51、52、53、54を4つの保持部55a、55b、55c、55dにより保持しており、前記4つの現像装置51、52、53、54は、中心軸50aを中心として、それらの相対位置を維持したまま回転可能となっている。そして、1ページ分の画像形成が終了する毎に選択的に感光体20に対向し、それぞれの現像装置51、52、53、54に収容されたトナーTにて、感光体20上に形成された潜像を順次現像する。なお、前述した4つの現像装置51,52,53,54の各々は、YMCK現像ユニット50の前記保持部に対して着脱可能となっている。また、YMCK現像ユニット50及び各現像装置の詳細については後述する。
一次転写ユニット60は、感光体20に形成された単色トナー像を中間転写体70に転写するための装置であり、4色のトナーが順次重ねて転写されると、中間転写体70にフルカラートナー像が形成される。
この中間転写体70は、PETフィルムの表面にアルミ蒸着層を設けさらにその表層に半導電塗料を形成、積層したエンドレスのベルトであり、感光体20とほぼ同じ周速度にて回転駆動される。
二次転写ユニット80は、中間転写体70上に形成された単色トナー像やフルカラートナー像を紙、フィルム、布等の媒体に転写するための装置である。
定着ユニット90は、媒体上に転写された単色トナー像やフルカラートナー像を媒体に融着させて永久像とするための装置である。
クリーニングユニット75は、一次転写ユニット60と帯電ユニット30との間に設けられ、感光体20の表面に当接されたゴム製のクリーニングブレード76を有し、一次転写ユニット60によって中間転写体70上にトナー像が転写された後に、感光体20上に残存するトナーTをクリーニングブレード76により掻き落として除去するための装置である。
制御ユニット100は、図2に示すようにメインコントローラ101と、ユニットコントローラ102とで構成され、メインコントローラ101には画像信号及び制御信号が入力され、この画像信号及び制御信号に基づく指令に応じてユニットコントローラ102が前記各ユニット等を制御して画像を形成する。
次に、このように構成されたプリンタ10の動作について、他の構成要素にも言及しつつ説明する。
まず、不図示のホストコンピュータからの画像信号及び制御信号がインターフェイス(I/F)112を介してプリンタ10のメインコントローラ101に入力されると、このメインコントローラ101からの指令に基づくユニットコントローラ102の制御により感光体20、現像剤担持体の一例としての現像ローラ、及び、中間転写体70が回転する。感光体20は、回転しながら、帯電位置において帯電ユニット30により順次帯電される。
感光体20の帯電された領域は、感光体20の回転に伴って露光位置に至り、露光ユニット40によって、第1色目、例えばイエローYの画像情報に応じた潜像が該領域に形成される。また、YMCK現像ユニット50は、イエロー(Y)トナーを収容したイエロー現像装置54が、感光体20に対向した現像位置に位置している。
感光体20上に形成された潜像は、感光体20の回転に伴って現像位置に至り、イエロー現像装置54によってイエロートナーで現像される。これにより、感光体20上にイエロートナー像が形成される。
感光体20上に形成されたイエロートナー像は、感光体20の回転に伴って一次転写位置に至り、一次転写ユニット60によって、中間転写体70に転写される。この際、一次転写ユニット60には、トナーTの帯電極性とは逆の極性の一次転写電圧が印加される。なお、この間、感光体20と中間転写体70とは接触しており、また、二次転写ユニット80は、中間転写体70から離間している。
上記の処理が、第2色目、第3色目、及び、第4色目について、各々の現像装置毎に順次実行されることにより、各画像信号に対応した4色のトナー像が、中間転写体70に重なり合って転写される。これにより、中間転写体70上にはフルカラートナー像が形成される。
中間転写体70上に形成されたフルカラートナー像は、中間転写体70の回転に伴って二次転写位置に至り、二次転写ユニット80によって媒体に転写される。なお、媒体は、給紙トレイ92から、給紙ローラ94、レジローラ96を介して二次転写ユニット80へ搬送される。また、転写動作を行う際、二次転写ユニット80は中間転写体70に押圧されるとともに二次転写電圧が印加される。
媒体に転写されたフルカラートナー像は、定着ユニット90によって加熱加圧されて媒体に融着される。
一方、感光体20は一次転写位置を経過した後に、クリーニングユニット75に支持されたクリーニングブレード76によって、その表面に付着しているトナーTが掻き落とされ、次の潜像を形成するための帯電に備える。掻き落とされたトナーTは、クリーニングユニット75が備える残存トナー回収部に回収される。
===現像装置の構成例===
次に、図3乃至図5を用いて、現像装置の構成例について説明する。図3は、現像装置の概念図である。図4は現像装置の主要構成要素を示した断面図である。図5は、高分子弾性体EにカーボンブラックCBを分散させた規制ブレード560を表した概念図である。なお、図4に示す断面図は、図3に示す長手方向に垂直な面で現像装置を切り取った断面を表したものである。また、図4においては、図1同様、矢印にて上下方向を示しており、例えば、現像ローラ510の中心軸は、感光体20の中心軸よりも下方にある。また、図4では、イエロー現像装置54が、感光体20と対向する現像位置に位置している状態にて示されている。
YMCK現像ユニット50には、ブラック(K)トナーを収容したブラック現像装置51、マゼンタ(M)トナーを収容したマゼンタ現像装置52、シアン(C)トナーを収容したシアン現像装置53、及び、イエロー(Y)トナーを収容したイエロー現像装置54が設けられているが、各現像装置の構成は同様であるので、以下、イエロー現像装置54について説明する。
イエロー現像装置54は、現像ローラ510、シール部材520、現像剤収容体の一例としてのトナー収容体530、ハウジング540、現像剤剥ぎ取り部材の一例としてのトナー供給ローラ550、帯電部材の一例としての規制ブレード560等を有している。
現像ローラ510は、トナーTを担持して感光体20と対向する現像位置に搬送する。この現像ローラ510は、金属製であり、5056アルミ合金や6063アルミ合金等のアルミ合金、STKM等の鉄合金等により製造されており、必要に応じて、ニッケルメッキ、クロムメッキ等が施されている。また、現像ローラ510は、図3に示すとおり、その長手方向両端部で支持されており、中心軸を中心として回転可能である。図4に示すように、現像ローラ510は、感光体20の回転方向(図4において時計方向)と逆の方向(図4において反時計方向)に回転する。その中心軸は、感光体20の中心軸よりも下方にある。また、図4に示すように、イエロー現像装置54が感光体20と対向している状態では、現像ローラ510と感光体20との間には空隙が存在する。すなわち、イエロー現像装置54は、感光体20上に形成された潜像を非接触状態で現像する。なお、感光体20上に形成された潜像を現像する際には、現像ローラ510と感光体20との間に交番電界が形成される。
シール部材520は、イエロー現像装置54内のトナーTが器外に漏れることを防止するとともに、現像位置を通過した現像ローラ510上のトナーTを、掻き落とすことなく現像器内に回収する。このシール部材520は、ポリエチレンフィルム等からなるシールである。シール部材520は、シール支持板金522によって支持されており、シール支持板金522を介してハウジング540に取り付けられている。また、シール部材520の現像ローラ510側とは逆側には、モルトプレーン等からなるシール付勢部材524が設けられており、シール部材520は、シール付勢部材524の弾性力によって、現像ローラ510に押しつけられている。なお、シール部材520が現像ローラ510に当接する当接位置は、現像ローラ510の中心軸よりも上方である。
ハウジング540は、一体成型された複数のハウジング部、すなわち、上ハウジング部542と下ハウジング部544、とを溶着して製造されたものであり、その内部に、トナーTを収容するためのトナー収容体530が形成されている。トナー収容体530は、内壁から内方へ(図4の上下方向)突出させたトナーTを仕切るための仕切り壁545により、二つのトナー収容部、すなわち、第一トナー収容部530aと第二トナー収容部530bと、に分けられている。そして、第一トナー収容部530aと第二トナー収容部530bとは、上部が連通され、図4に示す状態で、仕切り壁545によりトナーTの移動が規制されている。しかしながら、YMCK現像ユニット50が回転する際には、第一トナー収容部530aと第二トナー収容部530bとに収容されていたトナーが、現像位置における上部側の連通している部位側に一旦集められ、図4に示す状態に戻るときには、それらのトナーが混合されて第一トナー収容部530a及び第二トナー収容部530bに戻されることになる。すなわち、YMCK現像ユニット50が回転することにより現像装置内のトナーTは適切に撹拌されることになる。このため、本実施の形態では、トナー収容体530に攪拌部材を設けていない。
また、図4に示すように、ハウジング540(すなわち、第一トナー収容部530a)は下部に開口572を有しており、現像ローラ510が、この開口572に臨ませて設けられている。
トナー供給ローラ550は、前述した第一トナー収容部530aに設けられ、当該第一トナー収容部530aに収容されたトナーTを現像ローラ510に供給するとともに、現像後に現像ローラ510に残存しているトナーTを、現像ローラ510から剥ぎ取る。このトナー供給ローラ550は、ポリウレタンフォーム等からなり、弾性変形された状態で現像ローラ510に当接している。トナー供給ローラ550は、第一トナー収容部530aの下部に配置されており、第一トナー収容部530aに収容されたトナーTは、該第一トナー収容部530aの下部にてトナー供給ローラ550によって現像ローラ510に供給される。トナー供給ローラ550は、中心軸を中心として回転可能であり、その中心軸は、現像ローラ510の回転中心軸よりも下方にある。また、トナー供給ローラ550は、現像ローラ510の回転方向(図4において反時計方向)と逆の方向(図4において時計方向)に回転する。
規制ブレード560は、現像ローラ510に担持されたトナーTに電荷を付与し、また、現像ローラ510に担持されたトナーTの層厚を規制する。この規制ブレード560は、図5に示すように、シリコンゴム、ウレタンゴム等の高分子弾性体Eに導電剤を分散させたものであり、導電性を有している。
かかる導電剤として、本実施の形態においては、カーボンブラックCBを用いているが、これに限定されるものではなく、金属や金属酸化物等導電性を有するものであればどのようなものでも構わない。ただし、カーボンブラックCBは、コストメリットが高く、さらに、環境の変化があっても導電性を適切に維持できる点で、より好ましい。また、当該導電剤に加えて、イオン導電剤等の導電補助剤を高分子弾性体Eに分散させてもよい。また、本実施の形態では、規制ブレード560と現像ローラ510の電位を同電位としているが、これに限定されるものではなく、双方の間に電位差を持たせてもよい。
規制ブレード560は、金属製の支持部材の一例としてのブレード支持薄板561に支持されている。ブレード支持薄板561は、リン青銅、ステンレス等のバネ性を有する薄板である。ブレード支持薄板561は、その一端部が一対の支持板金562に挟まれて支持された状態で、支持板金562を介してハウジング540に取付けられている。また、規制ブレード560の現像ローラ510側とは逆側には、モルトプレーン等からなるブレード裏部材570が設けられている。
ここで、ブレード支持薄板561の撓みによる弾性力によって、規制ブレード560が現像ローラ510に押しつけられている。また、ブレード裏部材570は、ブレード支持薄板561とハウジング540との間にトナーTが入り込むことを防止して、ブレード支持薄板561の撓みによる弾性力を安定させるとともに、規制ブレード560の真裏から規制ブレード560を現像ローラ510の方向へ付勢することによって、規制ブレード560を現像ローラ510に押しつけている。したがって、ブレード裏部材570は、規制ブレード560の現像ローラ510への均一当接性を向上させている。
規制ブレード560の、支持板金562に支持されている側とは逆側の端、すなわち、先端は、現像ローラ510に接触しておらず、該先端から所定距離だけ離れた部分が、現像ローラ510に幅を持って接触している。すなわち、規制ブレード560は、現像ローラ510にエッジにて当接しておらず、腹当たりにて当接している。また、規制ブレード560は、その先端が現像ローラ510の回転方向の上流側に向くように配置されており、いわゆるカウンタ当接している。なお、規制ブレード560が現像ローラ510に当接する当接位置は、現像ローラ510の中心軸よりも下方であり、かつ、トナー供給ローラ550の中心軸よりも下方である。
このように構成されたイエロー現像装置54において、トナー供給ローラ550がトナー収容部530に収容されているトナーTを現像ローラ510に供給する。現像ローラ510に供給されたトナーTは、現像ローラ510の回転に伴って、規制ブレード560の当接位置に至り、該当接位置を通過する際に、電荷が付与されるとともに、層厚が規制される。帯電された現像ローラ510上のトナーTは、現像ローラ510のさらなる回転によって、感光体20に対向する現像位置に至り、該現像位置にて交番電界下で感光体20上に形成された潜像の現像に供される。現像ローラ510のさらなる回転によって現像位置を通過した現像ローラ510上のトナーTは、シール部材520を通過して、シール部材520によって掻き落とされることなく現像装置内に回収される。さらに、未だ現像ローラ510に残存しているトナーTは、前記トナー供給ローラ550によって剥ぎ取られうる。
===YMCK現像ユニットの概要===
次に、YMCK現像ユニット50の概要について、図6A及び図6Bを用いて説明する。
YMCK現像ユニット50は、その中心に位置する回転軸50aを有し、この回転軸50aには現像装置を保持するための支持フレーム55が固定され、回転軸50aは、プリンタ10の筐体をなす2枚のフレーム側板(図示せず)の間に架け渡されて、その両端部が支持されている。
この支持フレーム55は、前述した4色の現像装置51、52、53、54が、前記回転軸50aを中心として着脱自在に保持される4つの保持部55a、55b、55c、55dを周方向に90°間隔で備えている。
回転軸50aには不図示のパルスモータがクラッチを介して接続されており、このパルスモータを駆動することで支持フレーム55を回転させ、上記4つの現象装置51、52、53、54を所定の位置に位置決めできるようになっている。
図6A及び図6Bは、回転するYMCK現像ユニット50の2つの停止位置を示した図であり、図6Aは、YMCK現像ユニット50の回転方向の基準位置となるホームポジション位置(以下「HP位置」という)を、図6Bは、YMCK現像ユニット50に装着されたブラック現像装置51が、感光体20と対向する現像位置を、それぞれ示している。
ここで、図6Bにおいて、現像位置はブラック現像装置51を対象として示したが、YMCK現像ユニット50を90°づつ回転させると、各現像装置の現像位置となる。
YMCK現像ユニット50の回転軸50aの一方端側には、HP位置を検出するためのHP検出部(不図示)が設けられている。このHP検出部は、回転軸50aの一方端に固着された信号生成用の円盤と、発光部、受光部を備えたフォト・インタラプター等からなるHPセンサとで構成されている。円盤の周縁部は、HPセンサの発光部と受光部との間に位置するように配置され、円盤に形成されたスリット部がHPセンサの検出位置に移動してくると、HPセンサからの出力信号が「L」から「H」に変化する。そして、この信号レベルの変化とパルスモータのパルス数に基づきYMCK現像ユニット50のHP位置を検出し、このHP位置を基準として、各現像装置の現像位置等に位置決めすることができるように構成されている。
図6Bは、前記HP位置から所定のパルス数分だけ、前記パルスモータを回転させたブラック現像装置51の現像位置である。この現像位置で、ブラック現像装置51の現像ローラ510と感光体20とが対向して、ブラックトナーによる現像が可能となる。また、パルスモータがYMCK現像ユニット50を90°反時計方向に回転させるとシアン現像装置53の現像位置となり、YMCK現像ユニット50を90°回転する毎に順次各現像装置の現像位置となる。
前記YMCK現像ユニット50を支持し、プリンタ10の筐体をなす2枚のフレーム側板の一方には、1つの現像装置が通過可能な不図示の着脱専用口が設けられている。この着脱専用口は、YMCK現像ユニット50を回転させて、現像装置ごとにそれぞれ設定された現像装置着脱位置に停止させた際に、該当する現像装置のみを、回転軸50aに沿う方向に引き出すことが可能な位置に形成されている。また、着脱専用口は、現像装置の外形より僅かに大きく形成され、現像装置着脱位置では、この着脱専用口を通して回転軸50aに沿う方向に新しい現像装置を進入させ、支持フレーム55に現像装置を装着することができる。そして、現像装置が現像装置着脱位置以外に位置する間は、その現像装置の装着はフレーム側板によって規制されている。
なお、YMCK現像ユニット50を上記した現像位置、及び、着脱専用位置で確実に位置決め固定するために、不図示のロック機構が設けられている。
===制御ユニットの概要===
次に、制御ユニット100の構成について図2を参照しつつ説明する。制御ユニット100のメインコントローラ101は、インターフェイス112を介してホストコンピュータと接続され、このホストコンピュータから入力された画像信号を記憶するための画像メモリ113を備えている。ユニットコントローラ102は、装置本体の各ユニット(帯電ユニット30、露光ユニット40、YMCK現像ユニット50、一次転写ユニット60、クリーニングユニット75、二次転写ユニット80、定着ユニット90、表示ユニット95)と電気的に接続され、それらが備えるセンサからの信号を受信することによって、各ユニットの状態を検出しつつ、メインコントローラ101から入力される信号に基づいて、各ユニットを制御する。また、前記HP検出部は、入出力ポート123を介してCPU120に接続されている。
===導電性規制ブレードによるトナー漏れ防止効果===
上述したとおり、本実施の形態における規制ブレード560は、導電性を有している。かかる導電性規制ブレード560により、トナーTの漏れを適切に防止することが可能となる。
すなわち、発明が解決しようとする課題の項等で説明したとおり、上述したプリンタ10を用いて単色(例えば、モノクロ)のトナーTにより画像を複数枚数の媒体に連続形成する場合等には、同じ現像装置を用いて長時間現像することになるため、YMCK現像ユニット50が長時間回動されない状況におかれる。
YMCK現像ユニット50が長時間回動しない上記状況において、トナーTが撹拌されることなく、規制ブレード560により帯電され、かつ、現像ローラ510に担持されたトナーT、による現像が継続的に行われると、トナー収容体530内のトナーTのうち現像ローラ510近傍のトナーTの帯電量が過度に上昇する。すなわち、トナー収容体530内に帯電量が大きく異なるトナーTが存在する(トナーTの特性の二極化が現像ローラ510に近い位置と遠い位置とで生じる)こととなり、前記連続形成後のYMCK現像ユニット50の回動等によりこれらのトナーTが混合されたときには、トナーTの静電凝集を誘発する。そして、混合されたトナーTにより潜像を現像する際等に、静電凝集して帯電が弱くなったトナーTが漏れる(帯電が弱くなったトナーTが、規制ブレード560の現像ローラ510への当接位置、を通過した後に現像ローラ510から脱落する)という現象が発生する。
そこで、上記実施の形態で示したように、導電性の規制ブレード560により、現像ローラ510に担持されたトナーTを帯電することとする。かかる導電性規制ブレード560は、現像ローラ510に担持されたトナーTに電荷を与えるが、その一方で、帯電量が過度に上昇したトナーTからは、電荷を奪って、当該トナーTの帯電量を減少させる機能を発揮する。
したがって、現像ローラ510近傍のトナーTの帯電量の上昇を緩和することが可能となり、前述した二極化の発生を防止することができる。そして、前記連続形成後のYMCK現像ユニット50の回動等によりトナーTが混合され、混合されたトナーTにより潜像を現像する際等に、静電凝集して帯電が弱くなったトナーTが漏れるという不都合、を適切に防止することが可能となる。
なお、このような問題を回避するため、単色のトナーにより画像を複数枚数の媒体に連続形成する際に、所定の頻度でYMCK現像ユニットを回動させて、トナーTを撹拌する方策が提案されているが、YMCK現像ユニットの回動中には現像を実行することが不可能となるため、当該方策を採用すると画像形成に要する時間が長くなるというデメリットが生ずる。
導電性の規制ブレード560を用いることとすれば、当該方策を採用する必要がなくなり、また、採用したとしても前記所定の頻度を低くすることができるから、画像形成に要する時間が長くなるという前記デメリットを解消することが可能となる。
===その他の実施の形態===
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る画像形成装置等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
上記実施の形態においては、画像形成装置として中間転写型のフルカラーレーザビームプリンタを例にとって説明したが、本発明は、中間転写型以外のフルカラーレーザビームプリンタにも適用可能である。また、フルカラーレーザビームプリンタだけではなく、モノクロレーザビームプリンタにも適用可能である。また、プリンタだけでなく、複写機、ファクシミリなどの各種画像形成装置にも適用可能である。
また、感光体についても、円筒状の導電性基材の外周面に感光層を設けて構成した、いわゆる感光ローラに限られず、ベルト状の導電性基材の表面に感光層を設けて構成した、いわゆる感光ベルトであってもよい。
また、上記実施の形態において、YMCK現像ユニット50は、回転可能な回転体であることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、YMCKユニット50は、回動可能であるが、回転不可能であってもよい。
ただし、YMCK現像ユニット50に装着された現像装置内のトナーTをより適切に撹拌することができる点で、上記実施の形態の方が望ましい。
また、上記実施の形態において、トナー収容体530は、該トナー収容体530の内壁から内方へ突出した、トナーTを仕切るための仕切り壁545と、該仕切り壁545により分けられた二つのトナー収容部530a、530bと、を有し、前記二つのトナー収容部530a、530bのうちの一方(第一トナー収容部530a)には、開口572が備えられ、現像ローラ510は、開口572に臨ませて設けられていることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、前記仕切り壁545を有さず、トナー収容部を一つとしてもよい。
トナー収容体530が仕切り壁545により分けられた二つのトナー収容部530a、530bを有し、前記二つのトナー収容部530a、530bのうちの一方(第一トナー収容部530a)には、開口572が備えられ、現像ローラ510は、開口572に臨ませて設けられている状況においては、第一トナー収容部530a内のトナーTと、第二トナー収容部530b内のトナーTとが隔てられているため、前述したトナーの特性の二極化がより顕著に発生することとなる。
かかる状況においては、過帯電トナーTの帯電量を減少させて前記二極化の発生を防止するという、導電性規制ブレード560の前述した機能、の重要性がより一層高まる。したがって、本発明の目的がより有効に達成されるという点で、上記実施の形態の方がより効果的である。
また、上記実施の形態においては、二つのトナー収容部530a、530bのうち開口572を有するトナー収容部530aに、現像ローラ510に担持されたトナーTを剥ぎ取るための回転可能なトナー供給ローラ550が設けられ、現像ローラ510は、回転可能であり、トナー供給ローラ550の回転方向は、現像ローラ510の回転方向とは、逆方向であることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、トナー供給ローラ550の回転方向は、現像ローラ510の回転方向とは、同方向であることとしてもよい。
トナー供給ローラ550の回転方向が、現像ローラ510の回転方向と逆方向の場合には、同方向の場合に比べて、トナー供給ローラ550のトナー剥ぎ取り能力が劣るため、規制ブレード560が同じトナーTを繰り返し帯電させる頻度がより高くなる。したがって、かかる状況においては、現像ローラ510近傍のトナーTの帯電量上昇がより顕著になり、過帯電トナーTの帯電量を減少させるという、導電性規制ブレード560の前述した機能、の重要性がより一層高まることとなる。したがって、本発明の目的がより有効に達成されるという点で、上記実施の形態の方がより効果的である。
また、上記実施の形態においては、前記現像剤剥ぎ取り部材としてのトナー供給ローラ550は、現像ローラ510にトナーTを供給することとした。すなわち、トナー供給ローラ550は、二つの機能、すなわち、トナーTを剥ぎ取る機能と、トナーTを供給する機能と、を有することとしたが、これに限定されるものではない。
ただし、一つの部材に二つの機能を持たせることで、部材の有効活用が可能となる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
また、上記実施の形態においては、規制ブレード560の、現像ローラ510への当接位置は、該現像ローラ510の回転中心位置よりも下方であることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、前記当接位置は、現像ローラ510の回転中心位置よりも上方であることとしてもよい。
前記当接位置が、現像ローラ510の回転中心位置よりも下方である場合には、過帯電トナーTが、トナー収容部530aの下方で発生しやすくなる。また、かかる状況で、YMCK現像ユニット50の回動等によりトナーTが混合されたときでも、過帯電トナーTが、トナー収容部530aの下方に位置し続ける可能性が高くなる。そして、トナー収容部530aの上方にあるトナーTにかかる重力が、トナー収容部530aの下方にある過帯電トナーTに作用して、前述した静電凝集の発生がより顕著となる。
したがって、このような場合には、過帯電トナーTの帯電量を減少させて、静電凝集して帯電が弱くなったトナーTが漏れるという不都合を適切に防止するという、導電性規制ブレード560の前述した機能、の重要性がより一層高まる。したがって、本発明の目的がより有効に達成されるという点で、上記実施の形態の方がより効果的である。
また、上記実施の形態において、前記現像装置は、規制ブレード560を支持するための金属製のブレード支持薄板561を有することとしたが、これに限定されるものではない。例えば、前記現像装置は、金属以外の材料からなるブレード支持薄板561を有することとしてもよい。
ただし、ブレード支持薄板561が金属製である場合には、過帯電トナーTの帯電量をより効果的に減少させることが可能となる点で、上記実施の形態の方が望ましい。
また、上記実施の形態において、前記YMCK現像ユニット50には、複数の現像装置(すなわち、4つの現像装置)が装着され、各々の現像装置に設けられたトナー収容体530には、互いに異なる色のトナーT(すなわち、イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナー、ブラックトナー)が収容されていることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、各々の現像装置に設けられたトナー収容体530に、同じ色のトナーTが収容されていることとしてもよい。
YMCK現像ユニット50に、複数の現像装置が装着され、各々の現像装置に設けられたトナー収容体530に、互いに異なる色のトナーTが収容されている場合には、同じ色のトナーTが収容されている場合に比べて、単色のトナーTにより画像を複数枚数の媒体に連続形成する際にYMCK現像ユニット50が長時間回動されない前記状況、が発生し易くなる。したがって、かかる場合には、本発明の重要度が高まることとなり、したがって、本発明の目的がより有効に達成されるという点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
また、上記実施の形態において、複数の現像装置の中には、ブラック色のトナーTが収容されているトナー収容体530、を有する現像装置51、が含まれていることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、複数の現像装置の中には、ブラック色のトナーTが収容されているトナー収容体530、を有する現像装置51、が含まれていないこととしてもよい。
ただし、単色のトナーにより画像を複数枚数の媒体に連続形成する場合に、かかる単色のトナーはブラック色であることが圧倒的に多いから、かかる場合には、本発明の重要度が高まることとなり、したがって、本発明の目的がより有効に達成されるという点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
===画像形成システム等の構成===
次に、本発明に係る実施の形態の一例である画像形成システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図7は、画像形成システムの外観構成を示した説明図である。画像形成システム700は、コンピュータ702と、表示装置704と、プリンタ706と、入力装置708と、読取装置710とを備えている。コンピュータ702は、本実施形態ではミニタワー型の筐体に収納されているが、これに限られるものではない。表示装置704は、CRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)やプラズマディスプレイや液晶表示装置等が用いられるのが一般的であるが、これに限られるものではない。プリンタ706は、上記に説明されたプリンタが用いられている。入力装置708は、本実施形態ではキーボード708Aとマウス708Bが用いられているが、これに限られるものではない。読取装置710は、本実施形態ではフレキシブルディスクドライブ装置710AとCD−ROMドライブ装置710Bが用いられているが、これに限られるものではなく、例えばMO(Magneto Optical)ディスクドライブ装置やDVD(Digital Versatile Disk)等の他のものであっても良い。
図8は、図7に示した画像形成システムの構成を示すブロック図である。コンピュータ702が収納された筐体内にRAM等の内部メモリ802と、ハードディスクドライブユニット804等の外部メモリがさらに設けられている。
なお、以上の説明においては、プリンタ706が、コンピュータ702、表示装置704、入力装置708、及び、読取装置710と接続されて画像形成システムを構成した例について説明したが、これに限られるものではない。例えば、画像形成システムが、コンピュータ702とプリンタ706から構成されても良く、画像形成システムが表示装置704、入力装置708及び読取装置710のいずれかを備えていなくても良い。
また、例えば、プリンタ706が、コンピュータ702、表示装置704、入力装置708、及び、読取装置710のそれぞれの機能又は機構の一部を持っていても良い。一例として、プリンタ706が、画像処理を行う画像処理部、各種の表示を行う表示部、及び、デジタルカメラ等により撮影された画像データを記録した記録メディアを着脱するための記録メディア着脱部等を有する構成としても良い。
このようにして実現された画像形成システムは、システム全体として従来システムよりも優れたシステムとなる。
本実施の形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。 図1の画像形成装置の制御ユニットを示すブロック図である。 現像装置の概念図である。 現像装置の主要構成要素を示した断面図である。 高分子弾性体EにカーボンブラックCBを分散させた規制ブレード560を表した概念図である。 図6Aは、YMCK現像ユニット50の回転方向の基準位置となるホームポジション位置を示した図である。図6Bは、YMCK現像ユニット50に装着されたブラック現像装置51が、感光体20と対向する現像位置を示した図である。 画像形成システムの外観構成を示した説明図である。 図7に示した画像形成システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 レーザビームプリンタ(本体) 20 感光体
30 帯電ユニット 40 露光ユニット
50 YMCK現像ユニット 50a 回転軸
51 ブラック現像装置 52 マゼンタ現像装置
53 シアン現像装置 54 イエロー現像装置
55 支持フレーム
55a、55b、55c、55d 保持部
60 一次転写ユニット 70 中間転写体
75 クリーニングユニット 76 クリーニングブレード
80 二次転写ユニット 90 定着ユニット
92 給紙トレイ 94 給紙ローラ
95 表示ユニット 96 レジローラ
100 制御ユニット 101 メインコントローラ
102 ユニットコントローラ 112 インターフェイス
113 画像メモリ 120 CPU
123 入出力ポート 510 現像ローラ
520 シール部材 522 シール支持板金
524 シール付勢部材 530 トナー収容体
530a 第一トナー収容部 530a 第二トナー収容部
540 ハウジング
542 上ハウジング部 544 下ハウジング部
545 仕切り壁 550 トナー供給ローラ
560 規制ブレード 561 ブレード支持薄板
562 支持板金 570 ブレード裏部材
572 開口 700 画像形成システム
702 コンピュータ 704 表示装置
706 プリンタ 708 入力装置
708A キーボード 708B マウス
710 読取装置
710A フレキシブルディスクドライブ装置
710B CD−ROMドライブ装置
802 内部メモリ
804 ハードディスクドライブユニット
T トナー
CB カーボンブラック
E 高分子弾性体

Claims (13)

  1. 潜像を担持するための像担持体と、
    現像剤を収容するための現像剤収容体と、該現像剤収容体に収容された現像剤、を担持するための現像剤担持体と、該現像剤担持体に当接して該現像剤担持体に担持された現像剤を帯電するための帯電部材と、を有し、前記帯電部材により帯電された現像剤で前記像担持体に担持された潜像を現像し、前記現像剤収容体に、現像剤を撹拌するための撹拌部材を備えていない現像装置と、
    前記現像装置が装着され回動可能な回動体と、を有する画像形成装置において、
    前記帯電部材は導電性を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記回動体は、回転可能な回転体であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記現像剤収容体は、該現像剤収容体の内壁から内方へ突出した、現像剤を仕切るための仕切り壁と、該仕切り壁により分けられた二つの現像剤収容部と、を有し、
    前記二つの現像剤収容部のうちの一方には、開口が備えられ、前記現像剤担持体は、前記開口に臨ませて設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記回動体が回動する際に、該回動体に装着された前記現像装置の前記二つの現像剤収容部、に収容された現像剤が混合されることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記二つの現像剤収容部のうち前記開口を有する現像剤収容部に、前記現像剤担持体に担持された現像剤を剥ぎ取るための回転可能な現像剤剥ぎ取り部材が設けられ、
    前記現像剤担持体は、回転可能であり、
    前記現像剤剥ぎ取り部材の回転方向は、前記現像剤担持体の回転方向とは、逆方向であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置において、
    前記現像剤剥ぎ取り部材は、前記現像剤担持体に現像剤を供給することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置において、
    前記帯電部材の、前記現像剤担持体への当接位置は、該現像剤担持体の回転中心位置よりも下方であることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記現像装置は、前記帯電部材を支持するための金属製の支持部材を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記帯電部材は、カーボンブラックを有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記回動体には、複数の前記現像装置が装着され、
    各々の該現像装置に設けられた前記現像剤収容体には、互いに異なる色の現像剤が収容されていることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項10に記載の画像形成装置において、
    複数の前記現像装置の中には、
    ブラック色の現像剤が収容されている現像剤収容体、を有する現像装置、
    が含まれていることを特徴とする画像形成装置。
  12. 潜像を担持するための像担持体と、
    現像剤を収容するための現像剤収容体と、該現像剤収容体に収容された現像剤、を担持するための現像剤担持体と、該現像剤担持体に当接して該現像剤担持体に担持された現像剤を帯電するための帯電部材と、を有し、前記帯電部材により帯電された現像剤で前記像担持体に担持された潜像を現像し、前記現像剤収容体に、現像剤を撹拌するための撹拌部材を備えていない現像装置と、
    前記現像装置が装着され回動可能な回動体と、を有する画像形成装置において、
    前記帯電部材は導電性を有し、
    前記回動体は、回転可能な回転体であり、
    前記現像剤収容体は、該現像剤収容体の内壁から内方へ突出した、現像剤を仕切るための仕切り壁と、該仕切り壁により分けられた二つの現像剤収容部と、を有し、
    前記二つの現像剤収容部のうちの一方には、開口が備えられ、前記現像剤担持体は、前記開口に臨ませて設けられており、
    前記回動体が回動する際に、該回動体に装着された前記現像装置の前記二つの現像剤収容部、に収容された現像剤が混合され、
    前記二つの現像剤収容部のうち前記開口を有する現像剤収容部に、前記現像剤担持体に担持された現像剤を剥ぎ取るための回転可能な現像剤剥ぎ取り部材が設けられ、
    前記現像剤担持体は、回転可能であり、
    前記現像剤剥ぎ取り部材の回転方向は、前記現像剤担持体の回転方向とは、逆方向であり、
    前記現像剤剥ぎ取り部材は、前記現像剤担持体に現像剤を供給し、
    前記帯電部材の、前記現像剤担持体への当接位置は、該現像剤担持体の回転中心位置よりも下方であり、
    前記現像装置は、前記帯電部材を支持するための金属製の支持部材を有し、
    前記帯電部材は、カーボンブラックを有し、
    前記回動体には、複数の前記現像装置が装着され、
    各々の該現像装置に設けられた前記現像剤収容体には、互いに異なる色の現像剤が収容されており、
    複数の前記現像装置の中には、
    ブラック色の現像剤が収容されている現像剤収容体、を有する現像装置、
    が含まれていることを特徴とする画像形成装置。
  13. コンピュータ、及び、このコンピュータに接続可能な画像形成装置であって、潜像を担持するための像担持体と、現像剤を収容するための現像剤収容体と、該現像剤収容体に収容された現像剤、を担持するための現像剤担持体と、該現像剤担持体に当接して該現像剤担持体に担持された現像剤を帯電するための帯電部材と、を有し、前記帯電部材により帯電された現像剤で前記像担持体に担持された潜像を現像し、前記現像剤収容体に、現像剤を撹拌するための撹拌部材を備えていない現像装置と、前記現像装置が装着され回動可能な回動体と、を有する画像形成装置、を備えた画像形成システムにおいて、
    前記帯電部材は導電性を有することを特徴とする画像形成システム。
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