JP2005090011A - 浴室構造 - Google Patents

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JP2005090011A
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JP2003322285A
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Takashi Maekita
高志 前北
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Inax Corp
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Abstract

【課題】 温水や電気を使用せず、低コストで床暖房効果が得られ、排水を浄化できる浴室構造を提供する。
【解決手段】 洗い場床面3もしくは浴槽底面の裏側に、排水を生物分解する生物分解槽5を設け、この生物分解槽5には微生物が滞留するフィルター5aが備えられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、浴室の構造に関するものである。
従来、浴室の床を暖房する構造について多種の出願があり、それらは主に温水または電気を熱源としているものであった。
特開2001−193953号公報
従来のように、温水,電気を熱源とした浴室用の床暖房では、ランニングコストが高くつくという問題点があり、また、電気式のものでは、浴室で多くの水を使用するため、漏電,感電等の問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、低コストで安全に浴室の床もしくは浴槽を暖房することができ、また、排水を良好に浄化することのできる浴室構造を提供せんとするものであり、請求項1は、浴室床もしくは浴槽底面の裏側に、排水を生物分解する槽を設けたことである。
また、請求項2は、前記槽には、微生物が滞留するフィルターが備えられていることである。
また、請求項3は、前記微生物が浴室内に逆流しないように、前記槽の上流側には、逆止弁もしくは水封部が設けられていることである。
また、請求項4は、前記槽の下流側には、処理水を中水経路と下水経路に分岐するバルブが設けられていることである。
また、請求項5は、前記排水を前記槽を経由せずに、該槽の下流側へ流すことのできるバイパス路が設けられていることである。
本発明の浴室構造は、浴室床もしくは浴槽底面の裏側に、排水を生物分解する槽を設けたことにより、排水が槽内に流れ込むことで、排水が微生物分解され、この分解時に発生する熱により、良好に浴室の床もしくは浴槽を暖房することができ、電気代,水道代を使用せずに安価に暖房が得られるものとなる。
また、排水中の汚物を槽内で良好に処理するために、排水が浄化されて、環境に与える負荷が低いものとなる。
また、槽には、微生物が滞留するフィルターが備えられていることにより、槽内に流入する排水は40℃程度の温度であり、熱すぎることもなく、微生物にとっては繁殖し易い温度であり、良好にフィルターで微生物が繁殖して、良好な生物分解が得られるものとなり、メンテナンスの必要が少なくなる。
また、槽の上流側には、逆止弁もしくは水封部が設けられていることにより、槽内の微生物が浴室内に侵入することが良好に防がれ、浴室の汚れの原因となることがない。
また、槽の下流側には、処理水を中水経路と下水経路に分岐するバルブが設けられていることにより、槽内で微生物処理した処理水を、バルブを介して中水経路に流して、中水をトイレ等で再利用することができるものとなる。
また、必要に応じバルブを介し処理水を下水経路に流して、良好に排水することができ、生物処理されているため、排水が環境に与える負荷が低いものとなる。
また、排水を槽を経由せずに、槽の下流側へ流すことのできるバイパス路が設けられていることにより、例えば、浴槽水が一気に排水される場合のような排水量が多い時には、バイパス路を通して排水することができ、すべての排水が槽内を通らないために、排水時間が長くならず、短時間で排水できるものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、浴室の斜視構成図であり、浴室1内には浴槽2が設けられ、洗い場床面3には目皿4が設けられており、洗い場床面3の床下に生物分解槽5が設けられている。
図2は、床下の縦断面構成図であり、目皿4の下方には排水溝6が形成され、排水溝6の下方には、トラップ部7を構成する水封部7aが形成されており、水封部7aの上面には蓋部材8が覆設されている。トラップ部7の下流側の洗い場床面3の床下には、生物分解槽5が設けられており、この生物分解槽5には、微生物が滞留するフィルター5aが備えられている。
この生物分解槽5の下側の底板10と、生物分解槽5の底面間には、排水を生物分解槽5を通さずに流すことのできるバイパス路11が設けられている。
このバイパス路11を通る排水、及び、生物分解槽5を通って生物処理された処理水は、下流側の分岐バルブ12で、中水経路13と下水経路14に分岐して流すことができるように構成されている。
即ち、必要に応じ、分岐バルブ12を中水経路13側へ開けて、生物分解槽5内で浄化した処理水を中水経路13に流して、家庭内のトイレ等で洗浄水として再利用することができるものとなる。
また、必要に応じ、分岐バルブ12を下水経路14側へ開けて、下水へ流すことができ、生物分解槽5で生物処理された処理水であるため、環境に与える負荷が低いものとなる。
なお、生物分解槽5およびバイパス路11の上流側の、水封部7aに通じる通路内には、逆止弁9が設けられており、この逆止弁9により、生物分解槽5内の微生物が逆流して浴室1内に侵入しないように構成されている。
また同様に、微生物等の浴室内への侵入を防ぐために、目皿4の外周にも逆止弁4aを設けておくことができる。
なお、浴槽2内の湯を排水するような場合に、全ての排水が生物分解槽5内を通ることなく、バイパス路11を通して良好に排水することができるため、大量の排水を短時間で排水できるものとなる。
なお、排水が生物分解槽5内に流れ込むことで、排水中の垢や髪の毛等をフィルター5aでキャッチして、内部の微生物が活発に繁殖し、垢等を良好に分解し、排水を浄化することができ、この微生物による分解時に熱が発生して、良好に洗い場床面3を温めることができ、電気等を使用することなく、低コストで洗い場床面3が暖房されることとなる。
なお、本例では、洗い場床面3の床下に生物分解槽5が設けられている場合を例示しているが、生物分解槽5を浴槽2の底面の裏側に設けて、浴槽2を温めるように構成することもできる。
浴室の斜視構成図である。 洗い場床面の床下の構造を示す縦断面構成図である。
符号の説明
1 浴室
2 浴槽
3 洗い場床面
4 目皿
4a 逆止弁
5 生物分解槽
5a フィルター
6 排水溝
7 トラップ部
7a 水封部
8 蓋部材
9 逆止弁
10 底板
11 バイパス路
12 分岐バルブ
13 中水経路
14 下水経路

Claims (5)

  1. 浴室床もしくは浴槽底面の裏側に、排水を生物分解する槽を設けたことを特徴とする浴室構造。
  2. 前記槽には、微生物が滞留するフィルターが備えられていることを特徴とする請求項1に記載の浴室構造。
  3. 前記微生物が浴室内に逆流しないように、前記槽の上流側には、逆止弁もしくは水封部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の浴室構造。
  4. 前記槽の下流側には、処理水を中水経路と下水経路に分岐するバルブが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の浴室構造。
  5. 前記排水を前記槽を経由せずに、該槽の下流側へ流すことのできるバイパス路が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4に記載の浴室構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101188012B1 (ko) * 2012-03-02 2012-10-08 전영세 배수 트랩 및 층상 배수 시스템
KR101234877B1 (ko) 2011-11-02 2013-02-19 장동식 층상 배관용 배수트랩
KR101236143B1 (ko) 2011-09-05 2013-02-22 전영세 층상 배수장치 및 공법
KR101348450B1 (ko) * 2012-06-21 2014-01-07 전영세 용수공급부가 구비된 배수트랩 및 이를 이용한 층상 배수 시스템

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