JP2005088389A - 離形フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】 帯電防止性に優れ、剥離特性および耐久性に優れた強固な離形層を有する離形フィルムを提供する。
【解決手段】 ポリエステルフィルムおよびそのうえに設けられた帯電防止層からなる帯電防止フィルム、帯電防止フィルムの一方の面に設けられた汚れ防止層、ならびに帯電防止フィルムの反対の面に設けられた離形層からなる離形フィルムであって、帯電防止層はチオフェンおよび/またはチオフェン誘導体を重合して得られる導電性重合体を含有し、汚れ防止層はアルキッド変性シリコーン樹脂および/またはアクリル変性シリコーン樹脂からなることを特徴とする離形フィルム。
【選択図】 なし

Description

本発明は離形フィルムに関し、詳しくはフィルムの繰り出しや走行の際に帯電が少なく、フィルム上への形成物への印刷が巻取りによってフィルムへの転写が発生しない離形フィルムに関する。
離形フィルムは、樹脂シート、樹脂被膜あるいはセラミックシート等を成形する際のキャリヤーフィルムとして用いられる。樹脂シートは、例えば塩化ビニル等からなる樹脂溶液をキャリヤーフィルム上に塗工(流延)した後、溶媒を加熱除去し、キャリヤーフィルムを剥離分離することにより成形され、マーキングシート等の用途に使用される。樹脂被膜は、例えば粘着剤となる樹脂を溶媒に溶解した塗液をキャリヤーフィルムの表面に塗布した後、加熱して溶媒を除去することにより製造される。セラミックシートは、例えばセラミック粉体とバインダー剤等を溶媒に分散させたスラリーをキャリヤーフィルムの表面に塗工した後、溶媒を加熱除去し、印刷や適当な大きさへの断裁に供される。
これらの搬送や印刷、断裁と言った工程では上記フィルムは種々のロール、ベルトコンベア−と接触する。ところがポリエステルフィルムをベースフィルムとした離形フィルムをキャリヤーフィルムに用いた場合、ポリエステルフィルムがこれらの接触により帯電しやすく、帯電電圧がある程度以上になると、製品となる樹脂シート等をキャリヤーフィルムから剥離分離した際に樹脂シート等の表面に放電がおこり、著しい場合には樹脂シート等の表面に重大な物理的損傷を与える。
また、樹脂シート等をキャリヤーフィルムと積層されたまま、あるいは樹脂シート等をキャリヤーフィルムから離形分離した後に所望の一定サイズに断裁し、この断裁された一定サイズのシートをケース等に積み重ねる場合、電気的反発により、きれいに積み重ねられなかったり、逆に電気的引き合いにより積み重ねられたシート同士が張り付いてしまい、シートの角を揃えようとしてもきれいに揃えられなかったり、シートを一枚づつ拾い上げたい場合に数枚のシートが貼りついた状態で拾い上げられてしまったりする等の工程上の不具合が生じる。
一方、帯電防止層中にチオフェン及び/又はチオフェン誘導体を重合して得られる導電性重合体を含む帯電防止層は帯電防止性能に優れていることが知られているが、チオフェン及び/又はチオフェン誘導体中に含まれる硫黄原子は付加型シリコーンの白金触媒の触媒毒であり、付加型シリコーンの硬化を阻害してしまう。また、樹脂シート上に印刷した後、離形フィルムから剥離せずに巻き取る工程では、印刷物が離形フィルムの離形層の反対側に接触するため、印刷物がフィルム側に転写してしまい印刷の不具合を生じる問題があった。
特開2000−52495号公報
本発明の目的は、帯電防止性に優れ、剥離特性および耐久性に優れた強固な離形層を有する離形フィルムを提供することにある。
すなわち本発明は、ポリエステルフィルムおよびそのうえに設けられた帯電防止層からなる帯電防止フィルム、帯電防止フィルムの一方の面に設けられた離形層、ならびに帯電防止フィルムの反対の面に設けられた汚れ防止層からなる離形フィルムであって、帯電防止層はチオフェンおよび/またはチオフェン誘導体を重合して得られる導電性重合体を含有し、離形層はアルキッド変性シリコーン樹脂および/またはアクリル変性シリコーン樹脂からなることを特徴とする離形フィルムである。
以下、本発明を詳細に説明する。
[ポリエステルフィルム]
本発明では離型フィルムの基材としてポリエステルフィルムを用いる。ポリエステルフィルムを構成するポリエステルは、芳香族ジカルボン酸成分とジオール成分とからなるポリエステルであり、好ましくは結晶性の線状飽和ポリエステルである。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレートを挙げることができる。ポリエステルとしては、構成する成分が他の成分に置換された共重合体であってもよく、他のポリマーを混合された混合物であってもよく、例えばポリアルキレングリコールとの混合物であっても良い。
ポリエステルフィルムには、フィルムの滑り性、加工性を良好なものとするために滑剤を含有させることができる。滑剤として、例えば炭酸カルシウム、カオリン、シリカ、酸化チタンといった無機微粒子を例示することができる。また、他の添加剤、例えば安定剤、紫外線吸収剤、難燃剤、帯電防止剤を含有させてもよい。
なお、離型フィルムとしての透明性が要求される用途には、透明性の良好なポリエステルフィルムを用いる。他方、遮光性が要求される用途には、遮光性の良好なポリエステルフィルムを用い、好ましくは無機顔料を配合したポリエステルフィルムを用い、無機顔料としてTiO、SiOの如き顔料を例示することができる。
いずれの場合も、ポリエステルフィルムは、離型フィルムの段階ではニ軸延伸されたフィルムであることが好ましい。ニ軸延伸は公知の方法で行うことができる。例えば、ポリエステルを乾燥後溶融し、ダイ(例えばT−ダイ、I−ダイ)から冷却ドラム上に押出し、急冷して未延伸フィルムを得る。続いて未延伸フィルムを縦方向に2〜5倍の範囲で延伸し、次いで横方向に2〜5倍の範囲で延伸を行ない、更に160〜260℃で熱固定する。このようにして二軸延伸されたフィルムを製造することができる。ポリエステルフィルムは厚み5〜200μmであることが好ましい。
[帯電防止層]
本発明において、ポリエステルフィルムに設ける帯電防止層は、帯電防止性を有する成分として、チオフェン及び又は/チオフェン誘導体を重合して得られる導電性重合体を含む塗液を塗布することによって形成される。
本発明に用いる導電性重合体は、チオフェン及び/又はチオフェン誘導体を重合して得られる単独重合体または共重合体である。この導電性重合体は、重合単位として下記式(I)、式(II)、式(III)及び/又は式(IV)で示される単位を主成分とする単独重合体または共重合体であり、この他の重合単位を共重合成分として少量含む共重合体であってもよい。
Figure 2005088389
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上記式(I)および式(II)でR、Rは同一または異なり水素元素(―H)、炭素数1〜20の脂肪族炭化水素基、脂環族炭化水素基もしくは芳香族炭化水素基、水酸基(―OH)、末端に水酸基を有する基(―ROH:Rは炭素数1〜20の2価の炭化水素基(例えば、アルキレン基、アリーレン基、シクロアルキレン基、アルキレン・アリーレン基等))、アルコキシ基(―OR:Rは炭素数1〜20の炭化水素基)、末端にアルコキシ基を有する基(―ROR:Rは炭素数1〜4のアルキル基)、カルボキシル基(―COOH)、カルボキシル塩基(―COOM:Mはアルカリ金属元素、第4級アミンまたはテトラホスホニウム)、末端にカルボキシル基を有する基(―RCOOH)、末端カルボキシル塩基を有する基(―RCOOM)、エステル基(―COOR)、末端にエステル基を有する基(―RCOOR)、スルホン酸基(―SOH)、末端にスルホン酸基を有する基(―RSOH)、スルホン酸塩基(―SOM)、末端にスルホン酸塩基を有する基(―RSOM)、スルホニル基(―SO)、末端にスルホニル基を有する基(―RSO )、スルフィニル基(―S(=O)R)、末端にスルフィニル基を有する基(―RS(=O)R)、アシル基(―C(=O)R:Rは炭素数1〜10の炭化水素基)、末端にアシル基を有する基(―RC(=O)R)、アミノ基(―NH)、末端にアミノ基を有する基(―RNH)、アミノ基の水素元素の一部または全部が置換された基(―NR、Rは水素元素、炭素数1〜3のアルキル基、―CHOHまたは―CHOR6 、Rは炭素数1〜3のアルキル基、―CHOHまたは―CHOR)、アミノ基の水素元素の一部または全部が置換された基を末端に有する基(―RNR )、カルバモイル基(―CONH)、末端にカルバモイル基を有する基(―RCONH または―RNHCONH)、カルバモイル基の水素元素の一部または全部が置換された基(―CONR)、カルバモイル基の水素元素の一部または全部が置換された基を末端に有する基(―RCONR )、ハロゲン基(―F、―Cl、―Br、―I)、R4 の水素元素の一部がハロゲン元素で置換された基、―[NR[X]で示される基(Rは水素元素または炭素数1〜20の炭化水素基、XはF、Cl、Br、I、ROSO−、RSO−、NO−またはR1 COOで示されるイオン)、リン酸塩基(―P(=O)(OM))、末端にリン酸塩基を有する基(―RP(=O)(OM) )、オキシラン基(下記式(V−1)で示される基)または末端にオキシラン基を有する基(下記式(V−2)で示される基)である。
Figure 2005088389
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また、上記式(II)および式(IV)でY− は、陰イオンを有する元素または化合物(Cl、Br、I、F、ROSO 、RSO 、NO 、RCOO等)またはこれらの陰イオンを有する重合体を示す。
前記式(I)、式(II)、式(III)及び/又は式(IV)で示される重合単位としては、例えば、下記式(I−1)〜式(I−12)、下記式(II−1)〜式(II−2)、下記式(III−1)および下記式(IV−1)〜式(IV−2)を挙げることができる。
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なお、チオフェン及び/又はチオフェン誘導体を重合して得られる導電性重合体には、制電性を更に良好なものとするためドーピング剤を、例えば導電性重合体100重量部に対し0.1〜500重量部配合することができる。このドーピング剤としては、LiCl、R10COOLi(R10:炭素数1〜30の飽和炭化水素基)、R10SO Li、R10COONa、R10SO Na、R10COOK、R10SOK、テトラエチルアンモニウム、I、BF Na、BF Na、HClO 、CF SO H、FeCl 、テトラシアノキノリン(TCNQ)、Na2 B10Cl10、フタロシアニン、ポルフィリン、グルタミン酸、アルキルスルホン酸塩、ポリスチレンスルホン酸Na(K、Li)塩、スチレン・スチレンスルホン酸Na(K、Li)塩共重合体、ポリスチレンスルホン酸アニオン(例えば、前記式(II−2a)、式(IV−1a)で示される重合体)、スチレンスルホン酸・スチレンスルホン酸アニオン共重合体(例えば、前記式(II−1a)、式(IV−2a)で示される共重合体)等を挙げることができる。
本発明において、ポリエステルフィルムと帯電防止層との接着性をより良好なものとするため、導電性重合体にバインダー樹脂を配合することができる。このバインダー樹脂は、ポリエステル樹脂、アクリル系樹脂、アクリル変性ポリエステル樹脂およびウレタン樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種の二次転移点が20〜150℃の樹脂であることが好ましい。この二次転移点が20℃未満であると制電性塗膜の耐ブロッキング性が悪くなり、150℃を超えると帯電防止層の耐削れ性が不足する。
ポリエステル樹脂としては、ジカルボン酸成分とグリコール成分とからなる二次転移点が20〜150℃の共重合ポリエステルが好ましい。ジカルボン酸成分としては、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、2,6―ナフタレンジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、4,4′―ジフェニルジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸、5―Naスルホイソフタル酸、5―Kスルホイソフタル酸等を挙げることができる。また、グリコール成分としては、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3―プロパンジオール、1,4―ブタンジオール、シクロヘキサンジメタノール、ポリエチレングリコール、ビスフェノールA・アルキレンオキシド付加物等を挙げることができる。
尚、二次転移点が20〜150℃の共重合ポリエステルは、ジカルボン酸成分として芳香族ジカルボン酸を主成分として用い、グリコール成分を二次転移点が上記の範囲とすよるよう選ぶことにより得ることができる。 係るポリエステル樹脂は常法によりつくることができる。平均分子量が10,000〜50,000であることが、帯電防止層の耐削れ性が良好となり、帯電防止層の耐ブロッキング性が良好となるため好ましい。
アクリル樹脂としては、アクリル酸エステル系単量体を重合して得られる二次転移点が20〜150℃のアクリル系共重合体が好ましい。このアクリル酸エステル系単量体としては、例えばメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、クロトン酸エチル、メタクリル酸グリシジル、アクリル酸2―ヒドロキシエチル、アクリル酸2―エチルヘキシル等を挙げることができる。
このアクリル系共重合体は、上記のアクリル酸エステル系単量体の少なくとも1種とアクリルアミド、メタクリルアミド、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸ソーダ、メタクリル酸カリ、アクリル酸アンモニウム、N―メチロールアクリルアミド、N―メトキシメチルアクリルアミド等のアクリル酸系単量体を重合して得られる共重合体であってもよい。
アクリル系共重合体には、この他に塩化ビニル、酢酸ビニル、スチレン、ビニルエーテル、ブタジエン、イソプレン、ビニルスルホン酸ソーダ等の単量体を共重合成分として用いることもできる。
尚、アクリル系共重合体には、アクリル酸塩成分、メタクリル酸塩成分、アクリル酸成分、アクリルアミド成分、アクリル酸2―ヒドロキシエチル成分、N―メチロールアクリルアミド成分等の親水性成分が共重合成分として合まれることが、水性塗液中での分散性や溶解性を良好なものとなるため好ましい。また、分子側鎖に官能基を有する共重合体であってもよい。
また、二次転移点が20〜150℃のアクリル系共重合体は、メタクリル酸メチルやメタクリル酸エチルのような硬質成分を主成分として用い、共重合成分としてアクリル酸エステルのような軟質成分を二次転移点が上記の範囲となる割合で共重合させることにより得ることができる。更にアクリル系共重合体の二次転移点は、メチロール基やメトキシメチル基等を有する成分を共重合成分として用い、これらの基を架橋させることにより調整することができる。
アクリル系共重合体の平均分子量は10,000〜500,000であることが帯電防止性層の耐削れ性が良好となり、帯電防止層の耐ブロッキング性が良好となるため好ましい。
アクリル変性ポリエステル樹脂は、前記のポリエステル樹脂に前記のアクリル酸エステル系単量体及び/又はアクリル酸系単量体を重合して得られる二次転移点が20〜150℃の変性共重合体である。例えば、水性液中のポリエステル樹脂に、前記のアクリル酸エステル系単量体及び/又はアクリル酸系単量体をラジカル開始剤を用いてグラフト重合させることにより得ることができる。この変性共重合体は、分子側鎖に官能基を有するものであってもよい。また、変性共重合体の平均分子量は10,000〜500,000であることが、帯電防止層の耐削れ性が良好となり、帯電防止性層の耐ブロッキング性が良好となるため好ましい。
尚、二次転移点が20〜150℃のアクリル変性ポリエステル樹脂は、二次転移点が20〜150℃の共重合ポリエステルに対し、メタクリル酸メチルやメタクリル酸エチルのような硬質成分と、アクリル酸エステルのような軟質成分とをアクリル変性ポリエステル樹脂の二次転移点が20〜150℃となる割合で共重合させることにより得ることができる。
ウレタン樹脂としては、脂肪酸ポリエーテルや脂肪族ポリエステル、ジイソシアネート、ジアミン、グリコール、ジメチロールプロピオン酸塩等からつくられる二次転移点が20〜150℃のポリウレタン系重合体が好ましい。ポリウレタン系重合体の平均分子量は耐削れ性の点で5,000〜50,000であることが帯電防止層の耐削れ性が良好となり、帯電防止層の耐ブロッキング性が良好となるため好ましい。
尚、二次転移点が20〜150℃のポリウレタン樹脂は、芳香族ポリエーテルまたはポリエステルを含むプレポリマー、芳香族ジイソシアネート、アルキレンジアミン、アルキルグリコール、ジメチロールプロピオン酸塩を用いて得ることができる。
本発明において用いるバインダー樹脂には、上記のポリエステル樹脂、アクリル樹脂、アクリル変性ポリエステル樹脂およびポリウレタン樹脂から選ばれる1種の樹脂を単独で用いることができ、或いは2種以上の樹脂を混合して用いることもできる。
本発明における帯電防止層は、チオフェン又び/又はチオフェン誘導体を重合して得られる導電性重合体を含む水性塗液を塗布し、乾燥、硬化してつくられるため表面固有抵抗率が1×10〜1×1012Ω/□の塗膜である。この表面固有抵抗率が1×10Ω/□未満であると塗漠が脆くなり、1×1012Ω/□を超えると制電性が不足する。
また、本発明における帯電防止層は、1〜95重量%(特に5〜70重量%)の導電性重合体と、5〜99重量%(特に30〜95重量%)の前記のバインダー樹脂からなる組成物を含む水性塗液を塗布し、乾燥、硬化してつくられたものであることが好ましい。
導電性重合体と、バインダー樹脂の割合が上記の範囲であると、ポリエステルフィルムと帯電防止層との接着性が良好となり、帯電防止層の帯電防止性、接着性や耐削れ性が良好となるため好ましい。
導電性重合体とバインダー樹脂との組成物は、例えば、導電性重合体とバインダー樹脂とを混合する方法により得ることができるが、微粒子のバインダー樹脂の表面に導電性重合体を被覆する方法や、導電性重合体に合まれる官能基とバインダー樹脂に合まれる官能基とを化学的に結合させる方法によっても得ることができる。
帯電防止層の成分としては、前記成分以外に帯電防止層の接着性、耐溶剤性、耐水性を調整する等の目的でエポキシ樹脂、ビニル樹脂、ポリエーテル樹脂、水溶性樹脂(例えばセルロース系樹脂)等を少量配合することができる。
帯電防止層の成分として、この他に塗膜の滑り性や耐ブロッキング性を良好なものとするため、滑剤として平均粒径が0.01〜20μm程度の無機や有機の微粒子を、例えば0.001〜5重量%の配合割合で含有させることができる。
かかる微粒子の具体例として、シリカ、アルミナ、酸化チタン、カーボンブラック、カオリン、炭酸カルシウム等の無機微粒子、ポリスチレン樹脂、架橋ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、架橋アクリル樹脂、メラミン樹脂粒子、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、尿素樹脂、ベンゾグアナミン樹脂等の有機微粒子等を好ましく挙げることができる。この有機微粒子は、塗膜内で微粒子の状態を保つことができる樹脂であれば、熱可塑性樹脂であっても熱硬化性樹脂であってもよく、また目的に応じた架橋度で架橋された樹脂であってもよい。
前記微粒子以外にも界面活性剤、酸化防止剤、着色剤、顔料、蛍光増白剤、可塑剤、架橋剤、有機滑剤(滑り剤)、紫外線吸収剤、他の帯電防止剤等を必要に応じて添加することができる。
本発明においては、前記組成物を含む水性塗液を用いて帯電防止層を塗設するが、水性塗液の固形分濃度は1〜30重量%が好ましく、特に2〜20重量%が好ましい。固形分濃度がこの範囲にあると水性塗液の粘度が塗布に適したものになる。本発明に用いる水性塗液は、水溶液、水分散液、乳化液等任意の形態で用いることができる。また、水性塗液には少量の溶剤が含まれていてもよい。
本発明において、帯電防止層は上記塗液をポリエステルフィルムの一方の面に塗布しで形成するのが好ましいが、該フィルムとしては、前述の方法で延伸されて結晶配向が完了したポリエステルフィルム、あるいは結晶配向が完了する前のポリエステルフィルムが好ましく挙げられる。
結晶配向が完了したポリエステルフィルムとしては、ポリエステルを熱溶融してそのままフィルム状とした未延伸フィルムを縦方向及び横方向に二軸延伸し、熱固定処理をしたものを例示することができ、結晶配向が完了する前のポリエステルフィルムとしては、ポリエステルを熱溶融してそのままフィルム状とした未延伸フィルム、未延伸フィルムを縦方向または横方向のいずれか一方に配向せしめた一軸延伸フィルム、縦方向および横方向の2方向に低倍率延伸配向させたもの(最終的に縦方向および横方向に再延伸させて配向結晶化を完了させる前の二軸延伸フィルム)を例示することができる。
ポリエステルフィルムへの塗液の塗布方法としては、公知の塗布方法が適用できる。例えばロールコート法、グラビアコード法、マイクログラビアコード法、リバースコート法、ロールブラッシュ法、スプレーコート法、エアーナイフコート法、含浸法およびカーテンコート法などを単独または組み合わせて適用するとよい。
本発明において、帯電防止層の厚みは、0.01〜1μm、さらに0.02〜0.5μmであるのが好ましい。厚みが0.01μm未満であると十分な帯電防止効果が得られないことがあり、他方1μmを超えると耐ブロッキング性が低下することがある。
[帯電防止フィルム]
本発明ではポリエステルフィルムのうえにこの帯電防止層を設けて帯電防止フィルムとする。帯電防止フィルムにおいて、帯電防止層はポリエステルフィルムの一方の面に設けられていてもよく、両方の面に設けられていてもよい。そして、さらにこの帯電防止フィルムの一方の面に離形層を設け、反対の面に汚れ防止層を設けて離形フィルムとする。離形層と汚れ防止層の位置は相互に入れ替わってもよい。すなわち、帯電防止フィルムの帯電防止層のうえには汚れ防止層が位置してもよく、離形層が位置してもよい。すなわち、本発明の離形フィルムでは、汚れ防止層が帯電防止フィルムの帯電防止層のうえに位置する態様、離形層が帯電防止フィルムの帯電防止層のうえに位置する態様のどちらの態様であってもよい。
[離形層]
離形層には、アルキッド変性シリコーン樹脂および/またはアクリル変性シリコーン樹脂を用いる。これによって、離形層の靭性を高め、また離形層表面の濡れ性を良好なものとすることができる。この変性シリコーン樹脂には、アルキッド樹脂および/またはアクリル樹脂にシリコーン樹脂を配合し、その少なくとも一部にシリコーン樹脂との共重合体を形成したものを用いることができる。
アルキッド樹脂は、酸成分として多塩基酸たとえば無水フタル酸と、グリコール成分として多価アルコールたとえばグリセリンやエチレングリコールとの縮合物を骨格とし、これを脂肪酸で変性して得られる樹脂である。脂肪酸としては、乾性油を用いることができ、例えばヒマシ油、大豆油、アマニ油を用いることができる。脂肪酸は1種類を用いてもよく、複数の種類を用いてもよい。
アクリル樹脂としては、例えばポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリメタクリル酸メチルといったモノマーを重合した樹脂を用いることができる。
アルキッド樹脂とアクリル樹脂の混合比率は、その混合比率により様々な物性が得られるため目的に応じて変えることができるが、アルキッド樹脂100重量部に対しアクリル樹脂を50〜300重量部の比率で用いることが好ましい。
なお、アルキッド変性シリコーン樹脂を単独で用いてもよく、この場合、例えばアルキッド樹脂の製造中または製造後にシリコーン樹脂を配合し、アルキッド樹脂にシリコーン樹脂をグラフト共重合させて製造することができる。
離形層には、さらにメラミン樹脂を配合することが好ましい。メラミン樹脂としては、例えばメチル化メラミン樹脂、ブチル化メラミン樹脂、メチル化尿素メラミン樹脂を用いることができる。この場合、アルキッド樹脂およびアクリル樹脂に対するメラミン樹脂の混合比率は、アルキッド樹脂およびアクリル樹脂の合計量100重量部に対しメラミン樹脂を10〜200重量部の比率で混合することが好ましい。混合比率がこの範囲にあることで、離形フィルムの摩擦係数の差を少なくすることができる。また、メラミン樹脂とアルキッド樹脂との架橋反応の触媒として、例えばパラトルエンスルホン酸ソーダ等の酸性触媒を用いてもよい。
離形層は、帯電防止フィルムのうえに、上記汚れ防止層の成分を塗布して、乾燥・硬化することにより形成することができる。塗布方法としては、任意の公知の方法が使用でき、例えばロールコーター法、ブレードコーター法等が好ましく挙げられる。
[汚れ防止層]
汚れ防止層としては、通常汚れ防止の目的で設ける層を用いることができるが、例えばポリエチレンイミンオクタデシルカルバメート、バインダー成分としてポリエステル樹脂およびメラミン樹脂からなる組成物の層を用いることができる。汚れ防止層は、この組成物を溶剤に溶かして塗工液とし、帯電防止フィルムのうえに塗布し、乾燥・硬化させることで形成することができる。
[接着層]
ポリエステルフィルムのうえに離形層を設ける場合、両者の密着性を高めるために、ポリエステルフィルムと離形層の間に接着層を設けることが好ましい。この接着層を形成する成分としては、例えば離形層がシリコーン樹脂層の場合、シランカップリング剤が好ましい。このシランカップリング剤としては一般式Y−Si−Xで表されるものがさらに好ましい。ここで、Yは例えばアミノ基、エポキシ基、ビニル基、メタクリル基、メルカプト基等で代表される官能基、Xはアルコキシ基で代表される加水分解性の官能基を表す。かかる接着層の厚みは、0.01〜5μmの範囲が好ましく、0.02〜2μmの範囲が特に好ましい。接着層の厚みが上記の範囲であるとポリエステルフィルムと離形層の密着性が良好となり、かつ接着層を設けた基材フィルムがブロッキングしにくいため、離形フィルムの取り扱いで問題が生じにくい利点がある。
本発明によれば、帯電防止性に優れ、剥離特性および耐久性に優れた強固な離形層を有する離形フィルムを提供することができる。
以下、実施例を挙げて本発明を説明する。フィルムの各特性値は下記の方法で測定した。
(1)セラミックシートの剥離性
下記組成のセラミック粉体分散スラリーを調整した。
(a)セラミック粉体(チタン酸バリウム):100重量部
(b)水溶性アクリルエマルジョン:9〜13重量部
(c)水溶性ポリウレタン樹脂:1重量部
(d)ポリカルボン酸アンモニウム:1重量部
(e)水:10〜20重量部
(f)アンモニア:1重量部
セラミック粉体分散スラリーの調整はボールミルにて、へッグマングラインドゲージで7以上の分散状態となるようにして行なった。次いで、このセラミック粉体分散スラリーを1milの間隙を有するストレートエッジアプリケーターを用い、離形フィルムの離形層面に塗工し、110℃にて2分間乾燥後、形成されたセラミックシートを離形フィルムより剥離した際の剥離状態を観察し下記の基準にて剥離性を評価した。
A:容易に剥離できる。 ・・・剥離性良好
B:剥離強度が大きく、素早く引張るとシートが破断する。・・・剥離性やや良好
C:シートが破断する。 ・・・剥離性不良
D:ハジキのためシート化できない。 ・・・極めて不良
(2)離形層耐久性
フィルムサンプルの離形層面にポリエステル粘着テープ(ニットー31B)を貼り合わせ、2kgの圧着ローラーで圧着し70℃にて20時間放置後、離形層と粘着テープとの剥離力を引張り試験機(型式STROGRAPH−M1 東洋精機株式会社製)にて初期剥離力(F0)測定した。その後、離形層にエタノールを十分に含ませたガーゼを100g/cm2の荷重で5往復させたのち、同様に離形層のエタノール処理後の剥離力(F1)を測定した。初期剥離力(F0)に対するエタノール処理の剥離力(F1)の比(F1/F0)をとり、剥離力上昇を測定し下記の基準に基づき評価した。
○:F1/F0≦2
×:F1/F0>2
(3)表面固有抵抗値
タケダ理研社製固有抵抗測定器を使用し、測定温度23℃、測定湿度65%RHおよび45%RHの条件で印可電圧100Vで1分後の表面固有抵抗値を測定した。
[実施例1]
平均粒径1.7μmの多孔質シリカ粒子を0.1重量%含有する固有粘度0.62のポリエチレンテレフタレートポリマーを押出し機で溶融して、ダイスから40℃に維持してある回転冷却ドラム上に、静電密着法を用いて密着させて急冷し未延伸フィルムとした。次いで、この未延伸フィルムを縦方向延伸した後、引き続き横方向に延伸し、さらに220℃にて熱固定を行なって厚さ38μmの二軸配向ポリエチレンテレフタレートフィルムを得た。
次にこのフィルムの片面にコロナ処理を行ない、そのうえに帯電防止層を設け、さらにそのうえに汚れ防止層を設けた。
帯電防止層としては、チオフェン誘導体ポリマー30重量部、共重合ポリエステル70重量部(ジカルボン酸成分として、テレフタル酸60モル%、イソフタル酸35モル%、アジピン酸5モル%、グリコール成分として、エチレングリコール95モル%、ジエチレングリコール5モル%)、およびノニオン系界面活性剤5重量部からなる濃度3重量%の水性塗液を塗布し、乾燥後の厚みが0.15μmの塗膜を形成した。
汚れ防止層としては、ポリエチレンイミンオクタデシルカルバメート(日本触媒株式会社製RP−20)40重量部、バインダー成分として、帯電防止層と同様にポリエステル系のポリエステル樹脂(日立化成工業株式会社製エスペル1510)100重量部およびメラミン樹脂(三和ケミカル株式会社製、ニカラックNS−11)30重量部を混合して得られた塗工液を塗布し、140℃にて1分乾燥・硬化させて厚み0.2μmの汚れ防止層を形成した。
次にアルキッド樹脂(ヒマシ油変性アルキッド樹脂)100重量部、アクリル樹脂(ポリアクリル酸エチル)100重量部、メラミン樹脂(ブチル化メラミン樹脂)100重量部およびシリコーン樹脂(ヒドロキシル基置換ジフェニルポリシロキサン)75重量部(有機樹脂100重量部に対しシリコーン樹脂25重量部の割合)を混合して得られた樹脂組成物をメチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン及びトルエンの混合溶剤中に溶解させ、全体の固形分濃度が3重量%の溶液を作成した。次いで、硬化反応の促進剤として酸触媒(パラトルエンスルホン酸)を上記溶液に添加して塗液を作成した。この塗液を先に帯電防止層を設けたポリエステルフィルムの帯電防止処理面に塗布量6g/m(wet)で塗布し、加熱温度140℃、時間1分で乾燥及び硬化させて、離形層の厚さ0.3μmの両面処理離形フィルムを作成した。この離形フィルムの特性を表1に示す。
[比較例1]
ポリジメチルシロキサンとジメチルハイドロジェンシランの混合溶液に白金触媒を加えて付加反応させるタイプの硬化型シリコーン(信越化学工業(株)製KS847(H))をメチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン及びトルエンの混合溶剤中に溶解させ、固形分濃度が2%の離形剤溶液を作成した。
この塗液を先に帯電防止層を設けたポリエステルフィルムの帯電防止処理面に塗布量6g/m(wet)で塗布し、加熱温度140℃、時間1分で乾燥および硬化させて、離形層の厚さ0.15μmの離形フィルムを作成した。これらの条件以外は実施例1と同様の条件である。この離形フィルムの特性を表1に示す。
[比較例2]
離形層を設けないこと以外は実施例1と同様にして離形フィルムを作成した。この離形フィルムの特性を表1に示す。
[比較例3]
帯電防止層を設けないこと以外は実施例1と同様にして離形フィルムを作成した。この離形フィルムの特性を表1に示す。
Figure 2005088389
表1より明らかなように、実施例に示した本発明の離形フィルムはセラミックシートの剥離性、離形層の耐久性及び帯電防止性に優れるものであった。
本発明の離形フィルムは、成形用キャリヤーフィルムとして有用であり、樹脂溶液から成形される樹脂シートや樹脂被膜の成形用キャリアフィルム、特にセラミックスラリーから成形されるセラミックシートの成形用キャリヤーフィルムとして好適に用いることができる。粘着テープ等の粘着剤層の保護フィルムとして好適に用いることができる。

Claims (4)

  1. ポリエステルフィルムおよびそのうえに設けられた帯電防止層からなる帯電防止フィルム、帯電防止フィルムの一方の面に設けられた離形層、ならびに帯電防止フィルムの反対の面に設けられた汚れ防止層からなる離形フィルムであって、帯電防止層はチオフェンおよび/またはチオフェン誘導体を重合して得られる導電性重合体を含有し、離形層はアルキッド変性シリコーン樹脂および/またはアクリル変性シリコーン樹脂からなることを特徴とする離形フィルム。
  2. 帯電防止層が10〜1011Ω/□の表面固有抵抗値を示す、請求項1記載の離形フィルム。
  3. 汚れ防止層が、帯電防止フィルムの帯電防止層のうえに位置する請求項1記載の離形フィルム。
  4. 離形層が、帯電防止フィルムの帯電防止層のうえに位置する請求項1記載の離形フィルム。
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