JP2005087542A - 遊技機 - Google Patents

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高明 市原
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Abstract

【課題】 画像処理方法を変更することなく、表示装置に種々の動画表示を実施させることができる遊技機を提供する。
【解決手段】 ROM24には第1の演出用データが書き込まれており、ROM27には第2の演出用データが書き込まれている。制御回路25は、表示制御回路21から出力される表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第2の演出用データをROM27から順次読み出して、RAM26の所定のアドレスに順次書き込む。VDP23は、表示制御回路21から出力される表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第1の演出用データをROM24から順次読み出すとともに、RAM26の所定のアドレスに書き込まれている第2の演出用データを順次読み出す。そして、読み出した第1及び第2の演出用データを用いて画像情報を形成し、表示装置28に出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に関する。
パチンコ機等の遊戯機では、遊技の進行に伴って演出を実行している。例えば、パチンコ機では、抽選条件が成立すると、抽選を行い、抽選結果に応じた演出動作を表示装置、スピーカやランプを用いて行っている。ここで、表示装置に抽選結果に応じて図柄やキャラクタ等を変動表示させる場合、処理負担を軽減するとともに、処理時間を短縮するために、図柄やキャラクタを表示装置に変動表示させるための演出用データが書き込まれた記憶回路(記憶媒体)を用いている。従来の遊技機では、演出用データが書き込まれた記憶回路として、ROMチップが用いられている。(特許文献1参照)
特開2002−177522号公報
従来の遊技機の概略構成図を図5に示す。
従来の遊技機には、主制御基板110に配設されている主制御回路111、表示制御基板120に配設されている表示制御回路121、音制御基板130に配設されている音制御回路131、ランプ制御基板140に配設されているランプ制御回路141、液晶表示装置等の表示装置128、スピーカ138、LED等のランプ148等を備えている。
また、表示制御基板120には、表示装置128に演出用の画像を表示するための画像情報を形成するVDP(Video Display Processor)123、図柄データ、キャラクタデータや背景画像データ等の静止画像データが演出用データとして書き込まれているROM(通常、ROMチップが用いられる)124が配設されている。
主制御回路111は、始動信号や入賞信号等の入力信号と記憶回路112に書き込まれている制御プログラム等に基づいてコマンド信号を出力する。例えば、表示制御回121に表示コマンド信号を出力し、音制御回路131に音コマンド信号を出力し、ランプ制御回路141にランプコマンド信号を出力する。
表示制御回路121は、入力された表示コマンド信号と記憶回路122に記憶されている制御プログラム等に基づいて、演出パターンを示す表示指示情報をVDP123に出力する。VDP123は、入力された表示指示情報で示されている演出パターンに対応する図柄データ、キャラクタデータ、背景画像データ等の演出用データをROMチップ124から順次読み出し、読み出した演出用データを用いてスプライト処理(図柄データ、キャラクタデータや背景画像データ等を重ね合わせる処理)等の画像編集処理を実行し、画像を表示するための画像情報を形成して表示装置128に出力する。例えば、ROMチップ124から背景画像データを読み出す。そして、ROMチップ124からキャラクタデータを連続的に読み出し、読み出したキャラクタデータを背景画像データ上に順次貼り付けることにより、見た目上では表示装置128に動画表示が実施される。
音制御回路131は、入力された音コマンド信号に基づいて、音制御信号を記憶回路132から読み出し、音源IC133を介してスピーカ138に出力する。
ランプ制御回路141は、入力されたランプコマンド信号に基づいて、ランプ制御信号を記憶回路142から読み出し、ランプ駆動回路143を介してランプ148に出力する。
従来の遊技機では、ROM(ROMチップ)124に書き込まれている演出用データを用いてスプライト処理を実行することによって表示装置に動画表示を実施させている。
ところで、近年、遊技機で実施する演出パターンが複雑になっており、ROMチップに書き込まれる演出用データの量が増大する傾向にある。しかしながら、遊技機で使用可能なROMチップの容量に制約があるため、演出パターンの設計が容易でない。
一方、映画やアニメーション等の動画データを演出パターンに用いることができれば、演出パターンの設計範囲が広がる。しかしながら、このような動画データを演出用データとして用いた場合には、VDPのスプライト処理では処理することができない。
そこで、本発明が解決する課題は、スプライト処理を実行しながら、表示装置に実施させる演出パターンの設計範囲を広げることができる遊技機を提供することである。
前記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの遊技機である。
請求項1に記載の遊技機は、第1の演出用データが書き込まれた第1の記憶手段と、第2の演出用データが書き込まれた第2の記憶手段と、表示制御手段から出力された表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第2の演出用データを第2の記憶手段から読み出して第3の記憶手段に書き込むデータ書込手段と、表示制御手段から出力された表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第1及び第2の演出用データを第1及び第3の記憶手段から読み出して画像情報を形成する画像処理手段を備えている。
請求項1に記載の遊技機では、データ書込手段により、第2の記憶手段に書き込まれている第2の演出用データを順次読み出して第2の記憶手段に順次書き込むとともに、画像処理手段により、第2の記憶手段に書き込まれている第2の演出用データを順次読み取るため、画像処理手段によりスプライト処理を実行しながら、表示手段に種々の動画表示を実施させることができる。さらに、本発明を用いれば、第2の記憶手段に動画データが書き込まれている場合でも対処することができるため、演出パターンの設計範囲がより広がる。
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1に、本発明の第1の実施の形態の概略構成図を示す。本実施の形態は、本発明をパチンコ機として構成したものである。
本実施の形態は、主制御回路11と、表示制御回路21、音制御回路31、ランプ制御回路41等の被制御機器制御回路と、表示装置28、スピーカ38、ランプ48等の被制御機器を有している。
主制御回路11は、ROMやRAM等の記憶回路12とともに主制御基板10に配設されている。記憶回路12には、当たり判定用の乱数プログラム、当たり変動パターン用の乱数プログラム、当たり図柄用の乱数プログラム、はずれ変動パターン用の乱数プログラム、はずれ図柄用の乱数プログラム、主制御回路11の制御プログラム等が書き込まれている。
主制御回路11は、入力信号(始動信号や入賞信号)と記憶回路22に記憶されている制御プログラム等に基づいて種々のコマンド信号を出力する。例えば、遊技媒体が始動入賞口に入賞して始動信号が入力されると(抽選条件が成立すると)、当たり判定用の乱数(抽選情報)を読み取り、読み取った当たり判定用の乱数が所定値(当たり値)であるか否かを判定する。当たり判定用の乱数が所定値(当たり値)である場合には、当たり変動パターン用の乱数及び当たり図柄用の乱数を読み取る。一方、読み取った当たり判定用の乱数が所定値(当たり値)でない場合には、はずれ変動パターン用の乱数及びはずれ図柄用の乱数を読み取る。そして、変動パターン(当たり変動パターン用の乱数に対応する当たり変動パターンあるいははずれ変動パターン用の乱数に対応するはずれ変動パターン)を示す変動パターンコマンド信号と図柄(当たり図柄用の乱数に対応する当たり図柄あるいははずれ図柄用の乱数に対応するはずれ図柄)を示す図柄コマンド信号を出力する。
また、変動パターンコマンド信号を出力した後、変動パターンコマンド信号で示されている変動パターンの変動時間に対応する時間が経過した時点で、停止コマンド信号(確定コマンド信号)を出力する。さらに、当たり判定用乱数が所定値(当たり値)である場合には、停止コマンド信号を出力してから所定の停止時間が経過した時点で、大当たり演出開始コマンド信号を出力する。同時に、大入賞口を開閉する大入賞口開閉部材を駆動制御して、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる。
表示制御回路21は、ROMやRAM等の記憶回路22、VDP23、ROM(記憶手段)24、動画制御回路(動画制御手段)25、ROM(記憶手段)27等とともに表示制御基板20に配設されている。記憶回路22には、表示制御回路21の制御プログラム等が書き込まれている。
表示制御回路21は、主制御回路11から出力されるコマンド信号(例えば、変動パターンコマンド信号と図柄コマンド信号)に基づいて、演出パターンを示す表示指示情報を出力する。
ROM24には、表示装置28に演出用の表示画像を表示させるための第1の演出データ(例えば、図柄データ、キャラクタデータや背景画像データ等の静止画像データ)が書き込まれている。ROM24としては、通常、ROMチップが用いられる。
また、RAM26が設けられている。実施の形態では、RAM26は、動画制御回路25と一体に構成されている(例えば、チップとして構成されている)。勿論、RAM26としては、動画制御回路25と別体に配置されているRAMを用いることができる。
ROM27には、表示装置28に演出用の表示画像を表示させるための第2の演出用データ(例えば、映画やアニメーション等の動画データ)が書き込まれている。
動画制御回路25は、表示制御回路21から出力される表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第2の演出用データ(例えば、所定のアニメーションの所定の場面の動画データ)をROM27から順次読み出し、RAM26の所定のアドレスに順次書き込む。この時、圧縮された動画データがROM27に書き込まれている場合には、ROM27から読み出した動画データを伸張処理した後、コマ単位の静止画像データをRAM26の所定のアドレスに書き込む。
なお、演出用データを書き込むRAM26の所定のアドレスは、必ずしも1つのアドレスでなくてもよい。例えば、1画面の画像情報を1つの記憶領域に書き込むことができない場合には、1画面の画像情報を複数の分割画像情報に分割し(例えば、4分割や9分割し)、各分割画像情報を異なるアドレスの記憶領域に書き込む。そして、1画面の画像情報を表示装置に表示させる時に、全分割画像情報を組み合わせて1画面の画像情報を形成する。このような場合には、演出用データを書き込むRAMのアドレス(あるいは、RAM)は、当該演出用データが貼り付けられる分割画像情報に対応するアドレス(あるいは、RAM)となる。
VDP23は、表示制御回路21から出力される表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第1の演出用データをROM24から順次読み出すとともに、RAM26の所定アドレスに書き込まれている第2の演出用データを順次読み出す。そして、ROM24から読み出した第1の演出用データとRAM26から読み出した第2の演出用データを用いてスプライト処理等の画像編集処理を実行し、画像情報を形成して表示装置28に出力する。例えば、RAM26の所定のアドレスから読み出した1コマの動画データにROM24から読み出した図柄データを貼り付けて画像情報を形成する。
ROM27としては、DVD−ROMやCD−ROM等の読み取り専用の光学式記憶媒体やDVD−RやCD−R等の1回に限りデータの書き込みが可能な光学式記憶媒体を用いるのが好ましい。光学式記憶媒体等をROM27として使用する場合には、光学式記憶媒体に書き込まれているデータを読み出す読出手段が必要となる。このような読出手段は、表示制御基板20と一体に構成してもよいし、表示制御基板20とは別体に構成してもよい。表示制御基板20と別体で構成する場合には、読出手段と動画制御回路25(あるいは、表示制御基板20)とを接続ケーブルで接続する。
また、ROM27に書き込まれている第2の演出用データを動画制御回路25が読み出してRAM26に書き込む書込速度が、RAM26に書き込まれている第2の演出用データをVDP23が読み出す読出速度より速い場合には、ROM27から読み出した第2の演出用データ(コマ単位の静止画像データ)を所定数毎に(例えば、所定数コマ毎の静止画像データを)RAM26に書き込む方法を用いるのが好ましい。あるいは、コマ単位の静止画像データとして同一の静止画像データが連続する場合には、RAM26に書き込んだ静止画像データを保持させるのが好ましい。このように、所定数コマ毎の静止画像データをRAM26に書き込む方法を用いても、表示装置28で実施される動画表示には殆ど影響がない。
本実施の形態では、表示制御回路21が本発明の表示制御手段に対応し、ROM24が本発明の第1の演出用データが書き込まれている第1の記憶手段に対応し、ROM27が本発明の第2の演出用データが書き込まれている第2の記憶手段に対応し、RAM26が本発明の第2の演出用データが書き込まれる第3の記憶手段に対応し、動画制御回路25が本発明のデータ書込手段に対応し、VDP23が本発明の画像処理手段に対応する。
音制御回路31は、ROMやRAM等の記憶回路32、音源IC33等とともに音制御基板30に配設されている。記憶回路32には、音制御回路31の制御プログラム等が記憶されている。
音制御回路31は、主制御回路11から出力されたコマンド信号に基づいて、音指示情報を音源IC33に出力する。音源IC33は、音指示情報に応じた音信号をスピーカ38に出力することによって、表示装置26に表示される演出用の画像に対応した音を発生させる。
ランプ制御回路41は、ROMやRAM等の記憶回路42、ランプ駆動回路43等とともにランプ制御基板40に配設されている。記憶回路42には、ランプ指示制御回路41の制御プログラム等が記憶されている。
ランプ制御回路41は、主制御回路11から出力されたコマンド信号に基づいて、ランプ指示情報を、ランプ駆動回路43に出力する。音源IC33は、ランプ指示情報に応じたランプ制御信号をランプ46に出力することによって、表示装置26に表示される演出用の画像に対応した光を発生させる。
第1の実施の形態では、ROM27に書き込まれている第2の演出用データを動画制御回路25と一体に構成されているRAM26に書き込んだが、VDPと一体に構成されているRAMに書き込むこともできる。
第2の演出用データをVDPと一体に構成されているRAMに書き込むようにした本発明の第2の実施の形態の概略構成図を図2に示す。
第2の実施の形態は、表示制御基板の構成が第1の実施の形態と異なっているだけであるため、第1の実施の形態と異なる箇所のみを説明する。
表示制御基板50には、表示制御回路51、記憶回路52、VDP53、ROM55、動画制御回路56、ROM57が配設されている。記憶回路52には、表示制御回路51の制御プログラム等が書き込まれている。
本実施の形態では、ROM57から読み出した第2の演出用データを書き込むRAM54が、VDP53と一体に構成されている。
ROM55には、表示装置28に演出用の表示画像を表示させるための第1の演出データ(例えば、図柄データ、キャラクタデータや背景画像データ等の静止画像データ)が書き込まれている。ROM24としては、通常、ROMチップが用いられる。
ROM57には、第2の演出用データ(例えば、映画やアニメーション等の動画データ)が書き込まれている。
動画制御回路56は、表示制御回路51から出力される表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第2の演出用データをROM57から順次読み出し、RAM54の所定のアドレスに順次書き込む。
VDP53は、表示制御回路21から出力される表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第1の演出用データをROM55から順次読み出すとともに、RAM54の所定アドレスに書き込まれている第2の演出用データを順次読み出す。そして、ROM55から読み出した第1の演出用データとRAM54の所定のアドレスから読み出した第2の演出用データを用いてスプライト処理等の画像編集処理を実行し、画像情報を形成して表示装置28に出力する。
本実施の形態では、表示制御回路51が本発明の表示制御手段に対応し、ROM55が本発明の第1の演出用データが書き込まれている第1の記憶手段に対応し、ROM57が本発明の第2の演出用データが書き込まれている第2の記憶手段に対応し、RAM54が本発明の第2の演出用データが書き込まれる第3の記憶手段に対応し、動画制御回路56が本発明のデータ書込手段に対応し、VDP53が本発明の画像処理手段に対応する。
以上のように、第1及び第2の実施の形態では、動画制御回路(データ書込手段)25、56は、ROM27、57(第2の記憶手段)に書き込まれている動画データ(第2の演出用データ)を順次読み出してRAM(第3の記憶手段)26、54の所定のアドレスに順次書き込む。また、VDP(画像処理手段)23、53は、ROM(第1の記憶手段)24、55から第1の演出用データを順次読み出すとともに、RAM(第3の記憶手段)の所定のアドレスに書き込まれている第2の演出用データを順次読み出し、読み出した第1及び第2の演出用データを用いてスプライト処理等の画像編集処理を実行することによって、画像データを形成する。
これにより、既存のVDPのスプライト処理を用いながら、表示装置に種々の動画表示を実施させることができる。特に、第1及び第2の実施の形態では、第2の演出用データとして動画データを用いることができるため、演出パターンの設計が非常に容易となる。
第1及び第2の実施の形態では、第1の演出用データが書き込まれている記憶手段と第2の演出用データが書き込まれている記憶手段を用いたが、第1及び第2の演出用データが書き込まれている記憶手段を用いることもできる。
第1及び第2の演出用データが書き込まれている記憶手段を用いた、本発明の第3の実施の形態の概略構成図を図3に示す。
第3の実施の形態は、表示制御基板の構成のみが第1の実施の形態と異なっているため、第1の実施の形態と異なる箇所のみを説明する。
表示制御基板60には、表示制御回路61、記憶回路62、VDP63、ROM65が配設されている。記憶回路62には、表示制御回路61の制御プログラム等が書き込まれている。
本実施の形態では、ROM65から読み出した第2の演出用データを書き込むRAM64は、VDP63と一体に構成されている。
本実施の形態では、表示装置28に表示する演出用の表示画像を第1の演出用データ(例えば、変化の少ない背景画像データ等)と第2の演出用データ(例えば、変化の大きい図柄データやキャラクタデータ等)により形成している。また、本実施の形態では、表示制御回路61により演出用データの処理(画像の変形や加工)が可能であるため、第2の演出用データとしては、各図柄やキャラクタの基本的な静止画像データが書き込まれている。
第1の演出用データと第2の演出用データはROM65に書き込まれている。ROM65としては、ROMチップを用いることができる。
表示制御回路61は、主制御回路11から出力されるコマンド信号に基づいて、演出パターンを示す表示指示情報を出力する。また、表示制御回路61は、当該表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第2の演出用データをROM65から順次読み出し、RAM64の所定のアドレスに順次書き込む。この時、表示制御回路61は、ROM65から読み出した第2の演出用データの処理が可能である場合には、読み出した第2の演出用データを順次処理し、処理した第2の演出用データをRAM64の所定のアドレスに順次書き込む。例えば、表示装置28にキャラクタの動画表示が実施されるように、ROM65から読み出したキャラクタの静止画像データを順次加工してRAM64の所定のアドレスに書き込む。このように、ROM65に書き込まれている第2の演出用データを処理可能に構成されていると、ROM65には、第2の演出用データとして基本の静止画像データを書き込むだけよい。この場合には、ROM65の容量を増大させることなく、基本の静止画像データの数を増大させることができるため、表示装置に種々の演出パターンでの動画表示を実施させることができる。
VDP63は、表示制御回路61から出力される表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第1の演出用データをROM65から順次読み出すとともに、RAM64の所定アドレスに書き込まれている第2の演出用データを順次読み出す。そして、ROM65から読み出した第1の演出用データとRAM64から読み出した第2の演出用データを用いてスプライト処理等の画像編集処理を実行し、画像情報を形成して表示装置28に出力する。
本実施の形態では、表示制御回路61が本発明の表示制御手段に対応し、ROM65が本発明の第1及び第2の演出用データが書き込まれている第1の記憶手段に対応し、RAM64が本発明の第2の演出用データが書き込まれる第2の記憶手段に対応し、VDP63が本発明の画像処理手段に対応する。
以上のように、第3の実施の形態では、表示制御回路61が、ROM65に書き込まれている第2の演出用データを順次読み出し、RAM64の所定のアドレスに順次書き込み可能に構成されているため、ROM65から読み出した第2の演出用データを処理してRAM64の所定のアドレスに書き込むことができる。このため、第1及び第2の演出用データが書き込まれているROMを用いるだけで、表示装置に種々の演出パターンで動画表示を実施させることができる。
なお、第3の実施の形態では、変化が少ないデータを第1の演出用データとして用い、変化が多いデータを第2の演出用データとして用いるのが好ましい。
以上では、ROMに書き込まれている演出用データを動画制御回路により読み出してRAMに書き込む方法あるいは表示制御回路により読み出してRAMに書き込む方法を用いたが、両方の方法を用いることもできる。
動画制御回路による演出用データのRAMへの書き込み及び表示制御回路による演出用データのRAMへの書き込みを実施可能な本発明の第4の実施の形態の概略構成図を図4に示す。
第4の実施の形態は、表示制御基板の構成のみが第1の実施の形態と異なっているため、第1の実施の形態と異なる箇所のみを説明する。
表示制御基板70には、表示制御回路71、記憶回路72、VDP73、ROM75、動画制御回路76、ROM77が配設されている。記憶回路72には、表示制御回路71の制御プログラム等が書き込まれている。
本実施の形態では、ROM75から読み出した第2の演出用データ及びROM77から読み出した第3の演出用データを書き込むRAM74は、VDP73と一体に構成されている。
ROM75には、表示装置28に演出用の表示画像を表示させるための第1の演出用データ(例えば、背景画像データ等の静止画像データ)と第2の演出用データ(例えば、図柄データやキャラクタデータ等の静止画像データ)が書き込まれている。
また、ROM77には、表示装置28に演出用の表示画像を表示させるための第3の演出用データ(例えば、動画データ)が書き込まれている。
表示制御回路71は、主制御回路11から出力されるコマンド信号に基づいて、演出パターンを示す表示指示情報を出力する。また、表示制御回路71は、当該表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第2の演出用データをROM75から順次読み出し、RAM74の第1のアドレスの記憶領域74aに順次書き込む。この時、表示制御回路71は、ROM75から読み出した第2の演出用データを処理し、処理した第2の演出用データをRAM74の第1のアドレスの記憶領域74aに書き込むことができる。
動画制御回路76は、表示制御回路71から出力される表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第3の演出用データをROM77から順次読み出し、RAM74の第2のアドレスの記憶領域74bに順次書き込む。
VDP73は、表示制御回路71から出力される表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第1の演出用データをROM75から順次読み出すとともに、RAM74の第1のアドレスの記憶領域74aに書き込まれている第2の演出用データ及びRAM74の第2のアドレスの記憶領域74bに書き込まれている第3の演出用データを順次読み出す。そして、ROM75から読み出した第1の演出用データとRAM74の第1のアドレス及び第2のアドレスの記憶領域74a及び74bから読み出した第2の演出用データ及び第3の演出用データを用いてスプライト処理等の画像編集処理を実行し、画像情報を形成して表示装置28に出力する。
なお、「第1のアドレスの記憶領域74a」及び「第2のアドレスの記憶領域74b」は、第1のアドレス及び第2のアドレスを用いてデータの書き込み及び読み取りが可能なRAM74内の記憶領域であればよく、RAM74内の定められた記憶領域に限定されるものではない。
また、第2の演出用データをRAM74の第1のアドレスの記憶領域74aに書き込み、第3の演出用データをRAM74の第2のアドレスの記憶領域74bに書き込む方法に代えて、第2の演出用データ及び第3の演出用データを異なるRAMに記憶させる方法を用いてもよい。
本実施の形態では、表示制御回路71が本発明の表示制御手段に対応し、ROM75が本発明の第1及び第2の演出用データが書き込まれている第1の記憶手段に対応し、ROM77が本発明の第3の演出用データが書き込まれている第2の記憶手段に対応し、RAM74の第1のアドレスの記憶領域74aが本発明の第2の演出用データが書き込まれる第3の記憶手段に対応し、RAM74の第2のアドレスの記憶領域74bが本発明の第3の演出用データが書き込まれる第4の記憶手段に対応し、動画制御回路76が本発明のデータ書込手段に対応し、VDP73が本発明の画像処理手段に対応する。
第4の実施の形態では、表示制御回路71によるROM75に書き込まれている第2の演出用データのRAM74(第1のアドレスの記憶領域74a)への書き込みと、動画制御回路76によるROM77に書き込まれている第3の演出用データのRAM74(第2のアドレスの記憶領域74b)への書き込みを行い、VDPは、RAM74に書き込まれている第2の演出用データ及び第3の演出用データを用いてスプライト処理を実行して画像情報を形成する。これにより、第2の演出用データによる演出態様と第3の演出用データによる演出態様を選択することができるため、より多くの演出パターンを表示装置に実施させることができる。
なお、図柄データやキャラクタデータのように比較的変化の度合いが少なく、変形等の処理で擬似的に動画表示を実施させることができるデータを第2の演出用データとして用い、動画データのように比較的変化の度合いが大きく、連続したデータを表示コマ単位で処理して第3の演出用データとして用いることにより、これらを同時に表示させることができ、表示の表現力を向上させることができる。また、動画データの変化の度合いに応じて適切なデータ(第1の演出用データや第2の演出用データ)を用いることによっても、表示の表現力を向上させることができる。
また、表示制御回路により画像の変形等の処理を行う第2の演出と、動画データを用いる第3の演出を選択的に行う場合には、RAM74の所定のアドレスを共用のアドレスとして用い、演出パターンに応じて、第2の演出で使用する第2の演出用データをRAM74の所定のアドレスに書き込むか、あるいは第3の演出で使用する第3の演出用データをRAM74の所定のアドレスに書き込むかを切り替えるようにしてもよい。
本発明は、実施の形態で説明した構成に限定されず、種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、演出用のデータが書き込まれているROMとしては、ROMチップや光学式記憶媒体等の種々のROMを用いることができる。なお、ROMに書き込まれている演出用データを読み出す読出手段が必要な場合には、読出手段は表示制御基板に配設してもよいし、表示制御基板と別体で配設してもよい。
また、演出用データが書き込まれるRAMとしては、動画制御回路やVDPと一体に構成されているRAM以外のRAMを用いてもよい。また、演出用データが書き込まれる専用のRAMを設けてもよい。
また、演出用データを書き込むRAMのアドレスは1つに限定されない。例えば、複数のアドレスを用意しておき、演出用データを予め定められている順番で複数のアドレスに順次書き込む方法を用いてもよい。この場合、VDPは、予め定められている順番で複数のアドレスから演出用データを順次読み出す。
また、演出用データを書き込むRAMのアドレスを固定したが、演出用データを書き込むRAMのアドレスは固定されていなくてもよい。この場合には、例えば、演出用データを読み出すRAMのアドレスをVDPに通知する必要がある。
また、表示装置を制御する場合について説明したが、表示装置以外の被制御機器を制御する場合にも適用することができる。
また、パチンコ機について説明したが、本発明は、パチンコ機以外の種々の遊技機として構成することができる。
本発明は、以下のように構成することもできる。
例えば、「(態様1)請求項1の遊技機であって、請求項1に記載の遊技機であって、前記データ書込手段は、第2の演出用データを前記第3の記憶手段の所定のアドレスに書き込み、前記画像処理手段は、第2の演出用データを前記第3の記憶手段の所定のアドレスから読み出す、遊技機。」として構成することができる。
なお、本発明の第3の記憶手段は、所定のアドレスの記憶領域を有していればよく、所定のアドレスの記憶領域のみを有している記憶手段だけでなく所定のアドレスを含む複数のアドレスの記憶領域を有している記憶手段も含まれる。また、所定のアドレスは1つのアドレスでなくてもよい。
態様1の遊技機では、データ書込み手段は、第2の演出用データを第3の記憶手段の所定のアドレスに順次書き込み、画像処理手段は、第3の記憶手段の所定のアドレスから第2の演出用データを順次読み出す。
態様1の遊技機を用いれば、画像処理手段は、第3の記憶手段の所定のアドレスに書き込まれている第2の演出容易データを順次読み出すだけよいため、画像処理手段の演出用データを読み出すための処理負担が軽減される。
また、「(態様2)請求項1または態様1の遊技機であって、前記第3の記憶手段は、前記データ書込手段とともに一体に構成されている、遊技機。」として構成することができる。
なお、本明細書では、「一体に構成されている」という記載は、同じチップ内に配設される場合や、同じ基板に配設される場合等を含む。
態様2の遊技機では、第3の記憶手段とデータ書込手段が一体的に構成されている。
態様2の遊技機を用いれば、第3の記憶手段とデータ書込手段を容易に構成することができる。また、取付作業も容易である。
また、「(態様3)請求項1または態様1の遊技機であって、前記第3の記憶手段は、前記画像処理手段とともに一体に構成されている、遊技機。」として構成することができる。
態様3の遊技機では、第3の記憶手段と画像処理手段が一体的に構成されている。
態様3の遊技機を用いれば、第3の記憶手段と画像処理手段を容易に構成することができる。また、取付作業も容易である。
また、「(態様4)表示制御手段と、第1の記憶手段と、第2の記憶手段と、画像処理手段と、表示手段とを備え、前記第1の記憶手段には、第1の演出用データと第2の演出用データが書き込まれており、前記表示制御手段は、遊技の進行に伴って演出パターンを示す表示指示情報を出力するとともに、当該表示指示情報で示される演出パターンに対応する第2の演出用データを前記第1の記憶手段から読み出して前記第2の記憶手段に書き込み、前記画像処理手段は、前記表示制御手段から出力された表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第1の演出用データと第2の演出用データを前記第1の記憶手段と第2の記憶手段から読み出し、読み出した第1の演出用データと第2の演出用データにより形成される画像情報を表示手段に出力する、遊技機。」として構成することができる。
態様4の遊技機では、第1の演出用データと第2の演出用データが書き込まれた第1の記憶手段と、第2の記憶手段と、演出パターンを示す表示指示情報を出力するとともに、表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第2の演出用データを第1の記憶手段から読み出して第2の記憶手段に書き込む表示制御手段と、表示制御手段から出力された表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第1及び第2の演出用データを第1及び第2の記憶手段から読み出して画像情報を形成する画像処理手段を備えている。
態様4の遊技機では、表示制御手段により、第1の記憶手段に書き込まれている第2の演出用データを順次読み出して第2の記憶手段に順次書き込むとともに、画像処理手段により、第2の記憶手段に書き込まれている第2の演出用データを順次読み取るため、第1の記憶手段から読み出した第2の演出用データを処理して第2の記憶手段に書き込むことができ、スプライト処理を実行しながら、表示装置に種々の動画表示を実施させることができる。
また、「(態様5)態様4の遊技機であって、前記表示制御手段は、第2の演出用データを前記第2の記憶手段の所定のアドレスに書き込み、前記画像処理手段は、第2の演出用データを前記第2の記憶手段の所定のアドレスから読み出す、遊技機。」として構成することができる。
なお、本発明の第2の記憶手段は、所定のアドレスの記憶領域を有していればよく、所定のアドレスの記憶領域のみを有している記憶手段だけでなく所定のアドレスを含む複数のアドレスの記憶領域を有している記憶手段も含まれる。
態様5の遊技機では、表示制御手段は、第2の演出用データを第2の記憶手段の所定のアドレスに順次書き込み、画像処理手段は、第2の記憶手段の所定のアドレスから第2の演出用データを順次読み出す。
態様5の遊技機を用いれば、画像処理手段は、第2の記憶手段の所定のアドレスに書き込まれている第2の演出容易データを順次読み出すだけよいため、画像処理手段の演出用データを読み出すための処理負担が軽減される。
また、「(態様6)態様4または5に記載の遊技機であって、前記表示制御手段は、前記第1の記憶手段から読み出した第2の演出用データを処理し、処理した第2の演出用データを前記第2の記憶手段に書き込み可能に構成されている、遊技機。」として構成することができる。
なお、「第2の演出用データの処理」は、第2の演出用データの変形処理や加工処理等を意味する。例えば、第2の演出用データとしてキャラクタの静止画像データが用いられている場合には、キャラクタの表情を変更する処理、顔や手や足等を移動させる処理等を意味する。
態様6の遊技機では、表示制御手段は、第1の記憶手段から読み出した第2の演出用データを処理した後、第2の記憶手段に書き込む。
態様6の遊技機を用いれば、表示制御手段は、第1の記憶手段から読み出した第2の演出用データを処理して第2の記憶手段に書き込むため、第1の記憶手段に書き込む第2の演出データの数を増加させることができ、表示手段に種々の動画表示を実施させることができる。
また、「(態様7)態様4〜6のいずれかの遊技機であって、前記第2の記憶手段は、前記画像処理手段とともに一体に構成されている、遊技機。」として構成することができる。
態様7の遊技機では、第2の記憶手段と画像処理手段が一体的に構成されている。
態様7の遊技機を用いれば、第2の記憶手段と画像処理手段を容易に構成することができる。また、取付作業も容易である。
また、「(態様8)表示制御手段と、第1の記憶手段と、第2の記憶手段と、第3の記憶手段と、第4の記憶手段とデータ書込手段と、画像処理手段と、表示手段とを備え、前記第1の記憶手段には、第1の演出用データと第2の演出用データが書き込まれており、前記第2の記憶手段には、第3の演出用データが書き込まれており、前記表示制御手段は、遊技の進行に伴って演出パターンを示す表示指示情報を出力するともに、当該表示指示情報で示される演出パターンに対応する第2の演出用データを前記第1の記憶手段から読み出して前記第3の記憶手段に書き込み、前記データ書込手段は、前記表示制御手段から出力された表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第3の演出用データを前記第2の記憶手段から読み出して前記第4の記憶手段に書き込み、前記画像処理手段は、前記表示制御手段から出力された表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第1の演出用データ、第2の演出用データと第3の演出用データを前記第1の記憶手段、第3の記憶手段と第4の記憶手段から読み出し、読み出した第1の演出用データ、第2の演出用データと第3の演出用データにより形成される画像情報を表示手段に出力する、遊技機。」として構成することができる。
態様8の遊技機では、第1の演出用データと第2の演出用データが書き込まれた第1の記憶手段と、第3の演出用データが書き込まれた第2の記憶手段と、第3及び第4の記憶手段と、演出パターンを示す表示指示情報を出力するとともに、表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第2の演出用データを第1の記憶手段から読み出して第3の記憶手段に書き込む表示制御手段と、表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第3の演出用データを第2の記憶手段から読み出して第4の記憶手段に書き込む表示制御手段と、表示制御手段から出力された表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第1、第2及び第3の演出用データを第1、第3及び第4の記憶手段から読み出して画像情報を形成する画像処理手段を備えている。
態様8の遊技機では、表示制御手段により、第1の記憶手段に書き込まれている第2の演出用データを順次読み出して第2の記憶手段に順次書き込むとともに、データ書込手段により、第2の記憶手段に書き込まれている第3の演出用データを順次読み出して第4の記憶手段に順次書き込み、画像処理手段により、第3及び第4の記憶手段に書き込まれている第2及び第3の演出用データを順次読み取るため、スプライト処理を実行しながら、表示装置に種々の動画表示を実施させることができる。特に、第2の記憶手段に書き込む第2の演出用データとして動画データを用いることができるため、演出パターンの設計範囲が広がる。
また、「(態様9)態様8の遊技機であって、前記表示制御手段は、第2の演出用データを前記第3の記憶手段の第1のアドレスに書き込み、前記データ書込手段は、第3の演出用データを前記第4の記憶手段の第2のアドレスに書き込み、前記画像処理手段は、第2の演出用データを前記第3の記憶手段の第1のアドレスから読み出し、第3の演出用データを前記第4の記憶手段の第2のアドレスから読み出す、遊技機。」として構成することができる。
なお、本発明の第3の記憶手段は、第1のアドレスの記憶領域を有していればよく、第1のアドレスの記憶領域のみを有している記憶手段だけでなく第1のアドレスを含む複数のアドレスの記憶領域を有している記憶手段も含まれる。また、第4の記憶手段も、同様に、第2のアドレスの記憶領域を有していればよく、第2のアドレスの記憶領域のみを有している記憶手段だけでなく第2のアドレスを含む複数のアドレスの記憶領域を有している記憶手段も含まれる。
態様9の遊技機では、表示制御手段は、第2の演出用データを第3の記憶手段の第1のアドレスに順次書き込み、データ書込手段は、第3の演出用データを第4の記憶手段の第2のアドレスに順次書き込み、画像処理手段は、第3の記憶手段の第1のアドレスから第2の演出用データを、第4の記憶手段の第2のアドレスから第3の演出用データを順次読み出す。
態様9の遊技機を用いれば、画像処理手段は、第3の記憶手段の第1のアドレスに書き込まれている第2の演出用データ及び第4の記憶手段の第2のアドレスに書き込まれている第3の演出用データを順次読み出すだけよいため、画像処理手段の演出用データを読み出すための処理負担が軽減される。
また、「(態様10)態様8または9の遊技機であって、前記第3の記憶手段及び第4の記憶手段は、共通の記憶手段に設けられている、遊技機。」として構成することができる。
なお、「第3の記憶手段及び第4の記憶手段が共通の記憶手段に設けられている。」という記載は、第3の記憶手段に書き込まれる第2の演出用データ及び第4の記憶手段に書き込まれる第3の演出用データが共通の記憶手段に書き込まれることを意味する。
態様10の遊技機では、第3及び第4の記憶手段が共通の記憶手段に設けられている。
態様10の遊技機を用いれば、第3及び第4の記憶手段として共通の記憶手段を用いることができるため、配置スペースを有効に利用することができ、小型に構成することができる。
また、「(態様11)態様8〜10のいずれかの遊技機であって、前記表示制御手段は、前記第1の記憶手段から読み出した第2の演出用データを処理し、処理した第2の演出用データを前記第3の記憶手段に書き込み可能に構成されている、遊技機。」として構成することができる。
態様11の遊技機では、表示制御手段は、第1の記憶手段から読み出した第2の演出用データを処理した後、第3の記憶手段に書き込む。
態様11の遊技機を用いれば、表示制御手段は、第1の記憶手段から読み出した第2の演出用データを処理して第3の記憶手段に書き込むため、第1の記憶手段に多くの第2の演出用データを書き込むことができ、表示手段に種々の動画表示を実施させることができる。
また、「(態様12)態様8〜11のいずれかの遊技機であって、前記第3の記憶手段及び第4の記憶手段は、前記画像処理手段と一体に構成されている、遊技機。」として構成することができる。
態様12の遊技機では、第3及び第4の記憶手段と画像処理手段が一体的に構成されている。
態様12の遊技機を用いれば、第3及び第4の記憶手段と画像処理手段を容易に構成することができる。また、取付作業も容易である。
本発明の第1の実施の形態の概略構成図である。 本発明の第2の実施の形態の概略構成図である。 本発明の第3の実施の形態の概略構成図である。 本発明の第4の実施の形態の概略構成図である。 従来例の概略構成図である。
符号の説明
11、111 主制御回路
12、22、32、42、52、62、72、112、122、132、142 記憶回路
21、51、61、71、121 表示制御回路(表示制御手段)
23、53、63、73、123 VDP(画像処理手段)
24、27、55、57、65、75、77、124 ROM(記憶手段)
25、56、76 動画制御回路(データ書込手段)
26、54、64、74、74a、74B RAM(記憶手段)
28、128表示装置(表示手段)
31、131 音制御回路
38、138 スピーカ
41、141 ランプ制御回路
48、148 ランプ

Claims (1)

  1. 表示制御手段と、第1の記憶手段と、第2の記憶手段と、第3の記憶手段と、データ書込手段と、画像処理手段と、表示手段とを備え、
    前記第1の記憶手段には、第1の演出用データが書き込まれており、
    前記第2の記憶手段には、第2の演出用データが書き込まれており、
    前記表示制御手段は、遊技の進行に伴って演出パターンを示す表示指示情報を出力し、
    前記データ書込手段は、前記表示制御手段から出力された表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第2の演出用データを前記第2の記憶手段から読み出して前記第3の記憶手段に書き込み、
    前記画像処理手段は、前記表示制御手段から出力された表示指示情報で示されている演出パターンに対応する第1の演出用データと第2の演出用データを前記第1の記憶手段と第3の記憶手段から読み出し、読み出した第1の演出用データと第2の演出用データにより形成される画像情報を表示手段に出力する、
    遊技機。
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