JP2005079547A - インダクタ - Google Patents

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JP2005079547A JP2003311828A JP2003311828A JP2005079547A JP 2005079547 A JP2005079547 A JP 2005079547A JP 2003311828 A JP2003311828 A JP 2003311828A JP 2003311828 A JP2003311828 A JP 2003311828A JP 2005079547 A JP2005079547 A JP 2005079547A
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Mikio Kotani
幹雄 小谷
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Hitachi Ferrite Electronics Ltd
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Abstract

【目的】構造が簡素で作業性に優れる薄型のインダクタを提供する。
【構成】回路基板13上に形成した蛇行状の導体パターン12上を覆い隠すようにソフトフェライトからなる薄型の板状コア11が上に載り、回路基板13上に薄型のインダクタを形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子部品が搭載される基板に設ける薄型のインダクタに関するものである。
回路基板上に薄型のインダクタを設ける方法をしては、チップ部品、SMDコイル部品あるいは基板上にコイルを形成し、該基板をコアで挟み込んでインダクタとする方法がある。
チップインダクタは電流容量が乏しく、またSMDタイプの低背インダクタは高さに問題があった。一方、落し込みタイプと云われるインダクタは、図5のインダクタの断面図に示すように、回路基板53の導体パターン52をフェライトコア51で上下より挟み込んで構成し、そのために回路基板53からの突出寸法が小さく薄型のインダクタを構成することができている。
特開2000−348947号
しかしながら、図5のインダクタは薄型ではあるが、回路基板53の上下それぞれにコア51が飛び出しており、薄型としては不十分である。また、コアが狭持する回路基板を部分的に薄くして回路基板からのコアの飛び出しを抑制することができても、回路基板の厚さは最大でも2mm厚であり、回路基板及びフェライトコアの価格を上昇させるものであった。
本発明は、以上の問題を鑑み、回路基板上に設けるインダクタを簡易に構成でき、また薄型化を可能としたインダクタの提供を目的としたものである。
本発明は、回路導体パターンが施された基板に取り付けられるソフトフェライトからなる薄型の板状コアが、回路基板上の蛇行状に形成された導体パターンを覆うことで所定のインダクタンス値が得られるインダクタである。
また本発明は、平坦な面に蛇行状に形成された回路導体パターンが設けられたソフトフェライトからなる薄型の板状コアは、側面に回路基板上に設けられた蛇行状に形成された導体パターンとの接続端子を有し、前記板状コアは自身の導体パターンを露出させて、基板上の蛇行状導体パターンを覆い、板状状コアの接続端子を基板上の導体パターンに接続して、板状コアに対する導体パターンの導体距離を長くしてより大きなインダクタンス値を発生するインダクタである。
また本発明は、薄型の板状コアはその一部に金属端子を備え、回路基板への固定として用いる上記説明のインダクタである。
本発明のインダクタは、構造がとても簡素で生産性に大変優れ、従来にない薄さを実現することができ、回路基板上へのインダクタ設置の作業性を飛躍的に改善することができる。
図を用いて本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の薄型インダクタの構成を示す平面図である。本発明は回路基板上の導体パターンと軟磁性材料であるフェライトからなる板状コアにより構成する。回路基板13上に設けた蛇行状の導体パターン12上を覆い隠すようにフェライトからなる薄型の板状コア11が上に載る。このインダクタは回路基板13上の導体パターン12を流れる電流の磁界によって発生する板状コア11の磁束により所定のインダクタンス値を発生することができ、回路基板13の導体パターン12の導体距離が長いほどインダクタンス値は高くなり、そのために導体パターン13は単位面積当たりの導体距離を稼ぐ蛇行状とし、また隣合う導体パターンの間隔Sは、導体パターン12を流れる電流による磁界を考慮した寸法としている。
実施例として、図1の構造のインダクタを作製した。回路基板上に設ける蛇行状の導体パターンは、導体幅を0.2mm、導体の間隔Sを0.2mmとし、前記蛇行状の導体パターンを10mm×10mmの面積内に設けた。なお、前記蛇行導体パターンは最大印加電流を500mAとしている。前記蛇行導体パターン上に導電抵抗の高いNi−Znフェライトからなる10mm×12mm×0.8mm厚の薄板を載せて、本発明のインダクタを作製した。該インダクタは、非常に薄厚ながら0.15μHのインダクタンス値を発生させることができた。
図2は本発明の一実施例を示す分解斜視図であり、回路基板23上の導体パターンは蛇行導体パターンAと蛇行導体パターンBからなり、それぞれの導体パターンには端末A1、B1が設けられ、接続しない導体パターンを構成している。前記導体パターンA、Bを覆うコアは、導電抵抗の高いNi−Znフェライトからなる薄型の板状コア21であって、該板状コア21は回路基板の対向面でない扁平な面に、蛇行導体パターンCを形成し、該導体パターンCには端末C1,C2が存在する。回路基板23上に板状コア21取り付けたとき、導体パターンAの端末A1と導体パターンCの端末C1及び導体パターンBの端末B1と導体パターンCの端末C2を接続する。これにより、導体パターンAと導体パターンB及び導体パターンCがひとつの長い導体パターンとなることでき、大きなインダクタンス値を発生させることができた。
図3は本発明の別の一実施例を示す断面図である。回路基板33上の蛇行状の導体パターン32は、絶縁シート34を挟んでフェライトからなる板状コア31に覆われ所定インダクタンスを発生する。板状コア31にピン状の金属端子35を設け、回路基板33側で半田処理することにより回路基板に固定することができた。Ni−Znフェライトより透磁率、飽和磁束密度等の磁気特性が優れるMn−Znフェライトを板状コアに用いる場合は、図3に示す絶縁シート34あるいは板状コア全体を絶縁処理して使用する必要がある。
図4は本発明の別一実施例を示す分解斜視図である。板状コア41に設けた端子E1、E2、E3は、板状コアに設けられた孔を使用し、Z字状あるいはコ字状に折り曲げて板状コア41より容易に外れない形とした表面実装対応の端子である。回路基板43の導体パターンDに対して、導体パターンDの端末D1と端子E1がつながり、端子E1は板状コア41の蛇行状の導体パターンEに接続されており、また、導体パターンEのもう一方の端末は、端子E2に接続されており、回路基板43上の導体パターン端F1につながる。端子E1、E2は、板状コア41の固定と該板状コア41に設けた導体パターンEの端子としての働きも兼ねている。また、板状コア41の端子E3は、回路基板43上のスポット状の導体パターンF2につながり、板状コア41を固定する。
基板上の導体パターンを覆う板状コアは、ソフトフェライトに限定するものでなく、薄型の扁平形状にできる軟磁性材料でよく、ソフトフェライト以上の磁気特性で有すものであれば、さらなる小型・薄型化を可能とし、インダクタンス値のアップ等を図ることができる。
本発明のインダクタの実施形態を示す平面図である。 本発明のインダクタの一実施例を示す分解斜視図である。 本発明のインダクタの一実施例を示す断面図である。 本発明のインダクタの一実施例を示す分解斜視図である。 従来の薄型インダクタの構造を示す断面図である。
符号の説明
11:板状コア
12:導体パターン
13:基板
S:導体パターンの導体間距離

Claims (3)

  1. 回路導体パターンが施された基板に取り付けられるソフトフェライトからなる薄型の板状コアが、回路基板上の蛇行状に形成された導体パターンを覆うことで所定のインダクタンス値が得られることを特徴とするインダクタ。
  2. 平坦な面に蛇行状に形成された回路導体パターンが設けられたソフトフェライトからなる薄型の板状コアは、側面に回路基板上に設けられた蛇行状に形成された導体パターンとの接続端子を有し、前記板状コアは自身の導体パターンを露出させて、基板上の蛇行状導体パターンを覆い、板状コアの接続端子を基板上の導体パターンに接続して、板状コアに対する導体パターンの導体距離を長くすることを特徴とするインダクタ。
  3. 薄型の板状コアはその一部に金属端子を備え、回路基板への固定として用いることを特徴とする請求項1及び請求項2記載のインダクタ。
JP2003311828A 2003-09-03 2003-09-03 インダクタ Pending JP2005079547A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008041284A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Kawamura Electric Inc ブレーカのサージ保護構造

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