JP2005079316A - エッチング方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

エッチング方法及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 素子分離領域あるいはSi基板のエッチングを抑えつつ、High-k膜のエッチングを行う。
【解決手段】 下層基板上に形成された酸化ハフニウム、あるいは、酸化ジルコニウム系の材料からなる膜をエッチングする際に、エッチング液として、フッ素化合物及び有機酸を含む水溶液を用いる。また、ゲート絶縁膜として、酸化ジルコニウム系、あるいは、酸化ハフニウム系の材料からなる膜を用いた場合に、ゲート電極加工の際、このエッチング方法により、このゲート絶縁膜のエッチングを行う。
【選択図】 図2

Description

この発明はエッチング方法及び半導体装置の製造方法に関する。更に、具体的には、高誘電率膜をエッチングする方法及びこれを用いた半導体装置の製造方法に関するものである。
近年、微細化プロセスの進歩に伴い、トランジスタにおいても、ゲート長の微細化が急速に進み、現在では、0.1μm以下のゲート長が可能になりつつある。ゲート長の微細化と共に、動作速度は向上するが、一方で、単にゲート長を微細化するだけでは、消費電力が増大してしまう。そこで、消費電力を低減するため、ゲート長の微細化と共に、スケーリング則に従って、ゲート絶縁膜の膜厚を薄くする必要がある。例えば、ゲート長が0.1μm以下となった場合、ゲート絶縁膜のEOT(Equivalent Oxide Thickness;酸化膜換算膜厚)を、約1.0〜2.0nm以下にまでする必要がある。しかし、このように、ゲート絶縁膜を薄膜化すると、従来のSiOからなるゲート絶縁膜では、トンネル電流が増大し、リーク電流が増大するという問題を回避することができない。そこで、ゲート絶縁膜として、高誘電率膜(以下、High-k膜とする)を用いる方法が考えられている。ゲート絶縁膜として、High-k膜を用いることにより、実際の物理的膜厚を厚く確保してトンネル電流を抑えつつ、同時に、EOTを薄くして消費電力の低下を測ることができる。
ここで、High-k膜は、一般に、比誘電率がSiO膜より高い膜であり、例えば、Ta、Al、ZrO、HfO、ZrSiO、HfSiO等が挙げられる。このようなHigh-k膜を用いることにより、ゲート長が、0.1μm以下の場合にも、ゲート絶縁膜の物理的膜厚を、5nm程度とすることができるため、トンネル効果によるゲートリーク電流を抑制することができる(例えば、特許文献1参照)。
High-k膜をゲート電極として用いる場合のトランジスタの製造方法の1つとして、次のような方法がある。
まず、Si基板上を素子分離領域により区画し、この区画領域にウェルを形成した後、ウェル上に、SiO膜、High-k膜、ゲート電極材料であるポリシリコン膜等、ハードマスクとなるSiO膜等を順に堆積する。その後、ゲート電極のパターニングを行う。具体的には、まず、フォトレジスト剤を塗布し、リソグラフィー技術によりフォトレジストにパターンを形成し、レジストマスクを形成する。その後、このレジストマスクをマスクとして、最上層のSiO膜をエッチングした後、レジストマスクを除去する。エッチングされたSiO膜をハードマスクとして、ポリシリコン膜をエッチングし、次いで、High-k膜、SiO膜を順にエッチングする。
特開2002−75972号公報
High-k膜のエッチングの際には、ドライエッチングを行う方法が検討されている。しかし、High-k膜と、下層のSiO膜とのエッチング選択比は小さい。従って、High-k膜をエッチングする際にドライエッチング技術を用いると、選択エッチングが困難となる場合がある。また、SiO膜下層のSi基板と、High-k膜とのエッチング選択比は、更に小さいため、ドライエッチングの際に、Si基板までエッチングが進んでしまうことも考えられる。ここで、SiO膜からなる素子分離領域の過剰なエッチングや、Si基板のエッチングによる損傷は、半導体のデバイス特性に影響を与えるため問題である。
また、このようなHigh-k膜は、ゲート絶縁膜だけでなく、様々な場合に、SiO膜、あるいは、Si等、ドライエッチングでは選択エッチングの困難な材料膜と近接して用いられる。この場合にも、High-k膜のみを選択的にエッチングすることは困難であり、近接するSiOや、Siがエッチングされてしまうため問題となる。
従って、この発明は、上述のような問題を解決し、SiOやSi等、他の部分の過剰なエッチングを抑えつつ、High-k膜を選択的に除去できるようにしたエッチング方法及びこのエッチング方法を用いた半導体装置の製造方法を提案するものである。
この発明のエッチング方法は、下層基板上に形成された酸化ハフニウム系、あるいは、酸化ジルコニウム系の材料からなる膜をエッチングする際に、
エッチング液として、有機酸及びフッ素化合物を含む水溶液を用いるものである。
また、この発明の半導体装置の製造方法は、基板に、ゲート絶縁膜として、酸化ハフニウム系、あるいは、酸化ジルコニウム系の材料からなる膜を形成するゲート絶縁膜形成工程と、
前記ゲート絶縁膜上に、ゲート電極を構成する材料膜を形成するゲート電極材料膜形成工程と、
前記ゲート電極材料膜を、所定の形状に加工して、ゲート電極を形成するゲート電極加工工程と、
前記ゲート絶縁膜のうち、前記ゲート電極加工後に、表面に露出する部分を除去するゲート絶縁膜除去工程と、
を備え、
前記ゲート絶縁膜除去工程は、この発明のエッチング方法を用いて行うものである。
この発明においては、高誘電率膜である酸化ハフニウム系、あるいは、酸化ジルコニウム系の材料からなる膜をエッチングする際に、エッチング液として、有機酸及びフッ素化合物を含むエッチング液を用いる。これにより、これらの高誘電率膜のエッチングの際、SiOや、あるいは、Si等に対するエッチング選択比を大きくとることができる。従って、不要部分に残渣を残すことなく高誘電率膜を除去することができ、一方で、SiOやSi等の過剰なエッチングを抑え、正確なエッチングを行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を簡略化ないし省略する。
この発明の実施の形態の概要を説明すると、まず、エッチングの対象となる膜は、酸化ハフニウム系、あるいは、酸化ジルコニウム系の材料からなる高誘電率膜(以下、High-k膜とする)である。そして、これらのHigh-k膜形成後、エッチングの際に、エッチング液として、フッ素化合物、及び、有機酸を含むエッチング液を用いる。
エッチング液に含有させるフッ素化合物の割合は、0.01〜1.0重量%程度、有機酸の割合は、1.0〜10重量%程度が好適である。残りの重量%は純水が占める。
この発明は、特に、これらの割合に限定されるものではないが、例えば、フッ素化合物の割合が、0.01重量%未満の場合、上記のHigh-k膜を溶解除去する効果が小さくなる恐れがある。また、1.0重量%より大きくした場合には、上記のHigh-k膜だけでなく、SiOや、Si等をエッチングする効果が大きくなりすぎる恐れがある。このため、例えば、トランジスタの形成の場合に、High-k膜のエッチングと同時に、素子分離領域のSiOのエッチングが進み、リーク電流を増大させる等、デバイス特性を劣化させる問題を引き起こすことが考えられる。
また、有機酸は、ここでは、エッチング液のpH緩衝材としての役割を果たすものであると考えられる。従って、この発明が必ずしもこの範囲に限定されるものではないが、有機酸の割合が、1.0〜10重量%の範囲外となると、上記のHigh-k膜を溶解除去する効果が小さくなることが考えられる。
また、エッチング液に含有させるフッ素化合物としては、フッ酸、フッ化アンモニウム、フッ化水素アンモニウム、フッ化テトラメチルアンモニウム等があげられる。エッチング液は、これらのフッ素化合物のうちいずれか1種類を含むものでもよく、また、複数種類を含むものでも良い。
また、エッチング液に含有させる有機酸としては、ギ酸、酢酸、シュウ酸、プロピオン酸、メルカプト酢酸があげられる。エッチング液は、これらの有機酸のうちいずれか1種類を含むものでもよく、また、複数種類を含むものでも良い。
エッチング液の温度としては、約20〜80℃が好適である。この発明は、特にこの温度に限定されるものではないが、20℃未満の場合、エッチング液と上記のHigh-k膜との反応が起こりにくく、エッチング速度が遅くなることが考えられる。また、80℃以上となった場合、フッ素化合物の影響により、SiOのエッチング速度が、上記のHigh-k膜のエッチング速度よりも速くなってしまう。この場合、例えば、素子分離領域のSiOの減少によるリーク電流の増大等、デバイス特性を劣化させる問題が考えられる。
以下、具体的に、上記のHigh-k膜を、上記のエッチング液を用いてエッチングする方法を適用した1例として、上記のHigh-k膜をゲート絶縁膜として用いたトランジスタを形成する場合について説明する。但し、この発明は、下記に説明する実施の形態に限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、この発明の実施の形態におけるトランジスタ100を説明するための断面模式図である。
図1に示すように、トランジスタ100においては、Si基板2の、素子分離領域4により分離された領域に、ウェル6が形成されている。ここで、素子分離領域4は、SiOにより構成される。Si基板のウェル6が形成された領域上には、界面ゲート絶縁膜として、SiO膜10が形成され、更に、その上に、ゲート絶縁膜として、High-k膜であるHfO膜12が形成されている。また、HfO膜12上には、ゲート電極であるポリシリコン膜14が形成され、更に、その上にSiO膜16が形成されている。Si基板2表面付近のゲート電極外側には、拡散層18が形成されている。
上述のようなトランジスタ100を形成する場合の形成方法について説明する。
図2は、この実施の形態におけるトランジスタ100の製造方法を説明するためのフロー図である。また、図3〜図6は、トランジスタ100製造過程における状態を説明するための断面模式図である。
まず、図3に示すように、Si基板2上に素子分離領域4を形成する(ステップS2)。素子分離領域4は、酸化拡散工程と、CVD(chemical Vapor Deposition)工程とを行うことにより形成する。また、素子分離領域4形成においては、Si基板2を保護するため、Si基板2上に、SiO膜20及びSiN膜22を形成する。その後、Si基板2にホウ素イオンを注入し、例えばRTA(Rapid Thermal Annealing)等により熱処理を加え、ウェル6を形成する(ステップS4)。なお、SiO膜20、SiN膜22は、SiO膜10形成前に除去される。
次に、図4に示すように、Si基板2上に、SiO膜10を形成する(ステップS6)。SiO膜10の膜厚は、約1nmである。次に、SiO膜10上に、High-k膜であるHfO膜12を形成する(ステップS8)。ここで、HfO膜12は、スパッタ法により形成し、その膜厚約3〜4nmとする。また、成膜後、約1秒間、約1050℃の熱処理を加える。
次に、図5に示すように、HfO膜12上に、ポリシリコン膜14を形成する(ステップS10)。ポリシリコン膜14は、ゲート電極となる材料膜であり、その膜厚は、約150nmである。次に、ポリシリコン膜14上に、SiO膜16を形成する(ステップS12)。SiO膜16は、ゲート加工の際ハードマスクとなる膜である。その後、SiO膜上のゲート電極を形成する位置に、レジストマスク24を形成する(ステップS14)。ここでは、SiO膜16上に、レジストを塗布し、フォトリソグラフィ技術により、パターン形成を行う。
次に、図6に示すように、レジストマスク24をマスクとして、SiO膜16のドライエッチングを行う(ステップS16)。その後、レジストマスク24を除去し(ステップS18)、SiO膜16をマスクとして、ポリシリコン膜14のドライエッチングを行う(ステップS20)。このエッチングの際、ポリシリコン膜14下層のHfO膜12がエッチングされても良いが、プラズマやイオンによるSi基板2へのダメージを避けるため、少なくとも、約1nm程度の膜厚を残すようにする。なお、この実施の形態においては、1.2nm程度の膜圧を残す。
次に、HfO膜12の除去と、SiO膜の除去を行う(ステップS22)。ここでは、上述したような、フッ素化合物、及び、有機酸を含むエッチング液を用い浸漬式洗浄を行う。エッチング液は、フッ素化合物を、0.01〜1.0重量%程度、有機酸を、1.0〜10重量%程度含むものを用いる。残りの重量%は純水が占める。エッチング液の温度は、約40℃、浸漬時間は、約10分間とする。これにより、HfO膜12、及び、SiO膜10が除去される。
その後、イオン注入による拡散層18の形成(ステップS24)により、図1に示すようなトランジスタ100を形成することができる。また、必要に応じて、サイドウォール形成、イオン注入等を行うことにより、ソース/ドレイン、エクステンションを含む拡散層を有するトランジスタを形成することができる。また、必要に応じて、トランジスタ100上に、多層配線を形成することにより多層配線構造の半導体装置を得ることができる。
以上説明したように、この発明によれば、ゲート電極加工のためのポリシリコン膜14のドライエッチング後に、残存するHfO膜12と、SiO膜10を、フッ素化合物、及び、有機酸を含むエッチング液による浸漬式洗浄により除去する。これにより、HfO膜12と、素子分離領域4のSiO膜とのエッチング選択比、あるいは、Si基板2とのエッチング選択比を十分に高くとった状態で、不要のHfO膜12を選択的に除去することができる。従って、素子分離領域4が過剰なエッチングにより減少することによるリーク電流の増大や、Si基板2がエッチングされることによるデバイス特性の劣化を抑えることができ、デバイス特性の良好な半導体装置を得ることができる。
具体的に、この実施の形態におけるHfO膜12除去の結果を、比較例をあげて説明する。図7及び図8は、ゲート電極付近の電子顕微鏡写真であり、図7は、実施の形態の場合を示し、図8は比較例の場合を示す。
表1は、この実施の形態で用いたエッチング条件と、比較例におけるエッチング条件を表すものである。
Figure 2005079316
表1に示すように、この実施の形態においては、HfO膜12成膜後、約1050℃、約1秒間のアニールを行っている。また、HfO膜12除去工程におけるエッチング液は、フッ素化合物、及び、有機酸を含む。また、フッ素化合物、有機酸の含有量は、それぞれ、0.01〜1.0重量%程度、1.0〜10重量%程度である。また、エッチング液の温度は、約40℃、洗浄時間は、約10分間である。
これに対して、比較例においては、アニール条件は実施の形態と同様であるが、エッチング液として、約10%のフッ酸を用い、エッチング液の温度を、約25℃としている。洗浄時間は実施の形態と同様に10分間である。
表2は、上述したような条件での、実施の形態の場合と、比較例におけるHfO膜12と、素子分離領域4のSiOの膜厚について表した表である。
Figure 2005079316
表2に示すように、比較例の場合、HfO膜12の膜厚は、除去前は、約1.2nmであり、除去後は、0nmであり完全に除去されている。また、素子分離領域4は、除去前は、270nmであるが、除去後は、約269nm除去され、残りが約1nmとなっている。素子分離領域が1nmにまで減少すれば、素子分離能力が低下し、リーク電流が増大してしまうため問題である。
一方、この実施の形態の場合、HfO膜12は、除去前は、約1.2nmであるが、除去処理後、0nmとなり、完全に除去される。また、素子分離領域4は、約6nmのみエッチングされただけで、除去処理後も264nm残り、十分に高い素子分離能力を確保できていることがわかる。
また、図8に示すように、比較例の場合には、ゲート電極の外側の領域に、HfO膜12が残存し、フッ酸により、HfOが除去できないことがわかる。これに対して、図7に示すように、この実施の形態の場合、ゲート電極付近には、HfO膜12の残渣は見られず、完全に除去できることがわかる。
なお、この実施の形態において、HfO膜12下層に、SiO膜10を形成する場合について説明した。しかし、この発明はこれに限るものではなく、この発明の対象となるHigh-k膜を、直接、Si基板2上に形成するものであってもよい。このようにしても、Si基板2と、High-k膜とのエッチング選択比は、十分に大きいことから、Si基板2のエッチングを抑え、良好なデバイス特性の半導体装置を得ることができる。
また、この実施の形態においては、ゲート絶縁膜として、HfO膜12を用いる場合について説明した。しかし、この発明は、これに限るものではなく、他の酸化ハフニウム系の膜や、酸化ジルコニウム系の膜を用いるものであってもよい。
また、この発明においては、HfO膜12除去の際、浸漬式洗浄を用いる場合について説明した。しかし、この発明は、浸漬式洗浄に限るものではなく、他の洗浄、エッチング方法を用いるものであってもよい。他の方法の1例としては、この発明のエッチング液を、霧状にして吹きつけるスプレー式洗浄等が考えられる。
また、この発明において、各膜の成膜方法、成膜材料、またエッチング方法等は、この実施の形態において説明したものに限定されるものではない。各膜の成膜材料や成膜方法は、この発明の範囲内で適宜選択し得るものである。例えば、ゲート電極としてポリシリコン膜16を用いる場合について説明したが、ポリシリコンゲートに代えて、メタルゲートを用いるもの等にも適用することができる。
なお、例えば、実施の形態1において、ステップS8、10を実行することにより、それぞれ、この発明のゲート絶縁膜形成工程、ゲート電極形成工程が実行され、ステップS14〜S20を実行することにより、この発明のゲート電極形成工程が実行され、ステップS22を実行することにより、ゲート絶縁膜除去工程が実行される。
この発明の実施の形態におけるトランジスタの構成を説明するための断面模式図である。 この発明の実施の形態におけるトランジスタの製造方法を説明するためのフロー図である。 この発明の実施の形態におけるトランジスタの製造過程の状態を説明するための断面模式図である。 この発明の実施の形態におけるトランジスタの製造過程の状態を説明するための断面模式図である。 この発明の実施の形態におけるトランジスタの製造過程の状態を説明するための断面模式図である。 この発明の実施の形態におけるトランジスタの製造過程の状態を説明するための断面模式図である。 この発明の実施の形態におけるトランジスタのゲート電極付近の顕微鏡写真である。 比較例におけるトランジスタのゲート電極付近の顕微鏡写真である。
符号の説明
100 トランジスタ
2 Si基板
4 素子分離領域
6 ウェル
10 SiO
12 HfO
14 ポリシリコン膜
16 SiO
18 拡散層
20 SiO
22 SiN膜
24 レジストマスク

Claims (9)

  1. 下層基板上に形成された酸化ハフニウム系、あるいは、酸化ジルコニウム系の材料からなる膜をエッチングする際に、
    エッチング液として、有機酸及びフッ素化合物を含む水溶液を用いることを特徴とするエッチング方法。
  2. 前記エッチング液は、前記フッ素化合物の含有量が、約0.01〜1.0重量%であることを特徴とする請求項1に記載のエッチング方法。
  3. 前記エッチング液は、前記有機酸の含有量が、約1.0〜10重量%であることを特徴とする請求項1または2に記載のエッチング方法。
  4. 前記フッ素化合物は、フッ酸、フッ化アンモニウム、フッ化水素アンモニウム、及び、フッ化テトラメチルアンモニウムのうち、少なくとも1種類を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のエッチング方法。
  5. 前記有機酸は、ギ酸、酢酸、シュウ酸、プロピオン酸、及び、メルカプト酢酸のうち、少なくとも1種類を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のエッチング方法。
  6. 前記エッチング液の温度を約20〜80℃とすることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のエッチング方法。
  7. 前記除去工程は、浸漬洗浄法により行うことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のエッチング方法。
  8. 前記除去工程は、スプレー洗浄法により行うことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のエッチング方法。
  9. 基板に、ゲート絶縁膜として、酸化ハフニウム系、あるいは、酸化ジルコニウム系の材料からなる膜を形成するゲート絶縁膜形成工程と、
    前記ゲート絶縁膜上に、ゲート電極を構成する材料膜を形成するゲート電極材料膜形成工程と、
    前記ゲート電極材料膜を、所定の形状に加工して、ゲート電極を形成するゲート電極加工工程と、
    前記ゲート絶縁膜のうち、前記ゲート電極加工後に、表面に露出する部分を除去するゲート絶縁膜除去工程と、
    を備え、
    前記ゲート絶縁膜除去工程は、請求項1から8のいずれかに記載のエッチング方法を用いて行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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