JP2005078877A - 平型ケーブル用電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 加圧部材で平型ケーブルを端子の接触部へ圧する際に、加圧部材が不用意に外れないようにした平型ケーブル用電気コネクタを提供する。
【解決手段】 平型ケーブルFの接続部の開口部33への挿入を許容する空間を形成する開位置と、加圧部47で平型ケーブルを接触部へ圧する閉位置との間で回動可能に端子21,22の軸支部21C1,22C1により支持されている加圧部材40を有する電気コネクタにおいて、複数の端子21,22は少なくとも二種以上の異なる端子から成り、該異種のそれぞれの端子が上記加圧部材40の軸部41を該軸部の周方向で異なる方向から受け入れる凹状の軸支部21C1,22C1を有し、これらの異種の端子の軸支部が協働して、軸線方向から見たとき、上記軸部をほぼ全周で包囲していることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、平型ケーブルの接続のための電気コネクタに関する。
この種のコネクタは、平型ケーブルを接続していない状態で回路基板上に配置され、回路基板へ端子が半田接続された後に、平型ケーブルが該コネクタに接続される。
同種のコネクタとして特許文献1に開示されているコネクタ50は、添付図面の図3に見られるように、ハウジング51に対して回動自在に支持されている加圧部材52を有している。該加圧部材52は、軸部52Aを有していて、該軸部52Aを中心としてハウジング51上方を開口状態とする開位置とここを閉じる閉位置との間で回動可能で、開位置で平型ケーブルFの挿入を可能とし、挿入された該ケーブルFを上記加圧部材52が図3に示す閉位置で端子53,54の接触部53A,54Aへ圧して接続せしめるようになっている。
上記コネクタ50は、図3(A)と図3(B)にそれぞれ見られる二種の端子53,54を紙面に直角方向で交互に配列した状態で備えている。両端子53,54共に、金属板を打ち抜いて平坦面を維持した形状となっている。一方の端子53は、上方の腕部に、加圧部材52の軸部52Aを受入れる回動支持部53Bが下方に開いた凹状に形成されている。他方の端子54は、上方の腕部に、加圧部材52を上方から当接支持する突状支持部54Bが設けられている。これに対応して加圧部材には上記突状支持部54B近傍を受入れる溝52Bが形成されている。
かくして、加圧部材52は上方に回動した開位置から、図3(A),(B)に示す閉位置へ回動する際に、上記軸部52Aが回動支持部53Bそして溝部52Bが突状支持部54Bにより支持される。
特開2002−329536(図3,図4)
しかしながら、図3に示した特許文献1の電気コネクタにあっては、加圧部材の回動中に該加圧部材が平型ケーブルからの反力を受けて外れることがある。
加圧部材52が開状態にあるときに、平型ケーブルFの先端側の接続部をコネクタ内へ挿入し、しかる後、加圧部材52を図3の閉状態にまで回動して該加圧部材52により上記平型ケーブルFを端子53,54の接触部53A,54Bへ圧して弾圧接触せしめる。回動中、加圧部材52は平型ケーブルFを介して端子の接触部53A,54Aからの反力、そして端子の回動支持部53Bそして突状支持部54Bからの反力を軸部52Aにて受ける。
上記反力を軸部で受ける加圧部材の該軸部52Aは、端子53の回動支持部53Bで回動案内されると共に上方から支持され、これと同時に端子54の突状支持部54Bで支持される。上記回動支持部53Bでの支持方向は加圧部材の回動によっても変らないが、突状支持部54Bによる支持の方向は回動により溝52Bの方向が変るので、これと共に変る。したがって、回動位置、特に加圧部材52が開状態から回動中の位置にあるときには、軸部52Aは下方から支えられていない状況にある。このときに、平型ケーブルの厚みが過厚の場合等によって不測の方向そして大きさの力が加圧部材に作用すると、上記軸部52Aが外れてしまうことがある。
本発明は、加圧部材が平型ケーブル加圧時のいかなる回動位置にあっても、不測の力を受けて外れてしまうという事態が生じないような、平型ケーブル用電気コネクタを提供することを目的とする。
本発明に係る平型ケーブル用電気コネクタは、平型ケーブルの接続部を挿入するための開口部が形成されたハウジングに複数の端子が配列保持され、該端子は接触部が形成されている腕状部を有し、上記複数の端子の接触部に対して上記平型ケーブルの接続部が挿入配置された後に該平型ケーブルを端子の接触部へ圧する加圧部を有する可動な加圧部材が設けられ、該加圧部材は、該加圧部材に設けられた軸部にて、上記平型ケーブルの接続部の上記開口部への挿入を許容する空間を形成する開位置と、上記加圧部で平型ケーブルを接触部へ圧する閉位置との間で回動可能に端子の軸支部により支持されている。
かかる平型ケーブル用電気コネクタにおいて、本発明は、複数の端子は少なくとも二種以上の異なる端子から成り、該異種のそれぞれの端子が上記加圧部材の軸部を該軸部の周方向で異なる方向から受け入れる凹状の軸支部を有し、これらの異種の端子の軸支部が協働して、軸線方向から見たとき、上記軸部をほぼ全周で包囲していることを特徴としている。
このような構成の本発明によれば、加圧部材の軸部を異種の端子の軸支部が協働して該軸部を全周で包囲することとなるので、加圧部材は該軸部を中心に回動する際、いかなる回動位置にあっても上記軸支部から外れることがない。特に平型ケーブル加圧時の反力が不測の方向、力であっても外れることがない。
本発明において、異種の端子のそれぞれは、金属板の平坦面を維持したまま一つの平面をなして形状づけられており、上記平坦面が加圧部材の軸部の軸線と直角となっているように形成できる。例えば、金属板を打抜き加工するだけで、何の曲げ加工も必要とせず、簡単に端子を作れる。
本発明では、端子は二種から成り、両種の端子の軸支部が互いに直角方向に向けて開放された凹状をなしているようにすることができる。こうすることで、二種だけの端子で軸部を包囲することが可能となる。
加圧部材は複数の端子のそれぞれの軸支部を個別に対応して受け入れる複数の溝部が形成され、各溝部での対向内壁面を結ぶように軸部が設けられているように形成できる。
本発明において、凹状の軸支部には分枝した二つの腕部で形成できるが、少なくとも一種の端子は一方の腕部が他方の腕部よりも長くなっているようにすると、端子の組立ての際、好都合である。例えば、端子がハウジングの対応溝へ圧入されて上記凹状の軸支部へ軸部が入るようにする際、腕部が軸部との位置ずれのために該軸部と当接しながら圧入が進められることがある。この場合に、一方の腕部を他方の腕部よりも長くして先行して軸部に当接させることにより軸部の位置を修正しながら、上記端子の圧入を円滑に行えるようになる。
又、本発明において、異種の端子はそれぞれ異なる方向で軸支部の底部と軸部との間で隙間を形成していることが好ましい。これによって、軸体の包囲という状態を維持しつつ、軸部との接触域を減じて摩擦を小さくすることができ、その結果、加圧部材の必要回動を小さくして回動操作性を向上する。
以上のように、本発明では、異種の端子の軸支部が協働して加圧部材の軸部をほぼ全周で包囲することとしたので、加圧部材がいかなる回動位置にあっても、不測の外力を受けたときに外れてしまうということがない。したがって、コネクタの組立中においては、組立作業が確実に行われ、組立後のコネクタの使用時には平型ケーブルの接続が確実となる。
以下、添付図面の図1及び図2にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
本実施形態の平型ケーブル用電気コネクタ10は、金属板をその平面を保ったまま形状づけられた複数の端子20と、該端子20を保持する絶縁材のハウジング30と、該ハウジング30に対して可動に支持されて平型ケーブルFを端子20へ圧する絶縁材の加圧部材40とを有し、以下のごとく形成されている。
端子20は、本実施形態では二種存在していて、ハウジング30に対して右方から圧入される端子21と、左方から圧入される端子22とから成っている。金属板から作られた各端子21,22は、紙面と平行に面を維持しており、該面に直角な方向で交互に配列されている。図1は、加圧部材が開位置そして図2が閉位置にある状態を示すものであるが、その際、図1、図2において、(A)は端子21そして(B)が端子22の位置での断面として示している。
右方からハウジング30の対応スリット31へ圧入されている端子21は、図1(A)に見られるように、該スリット31の上縁及び下縁に対してハウジングの右部で係合して該スリット31内に固定される基部21Aと、該基部21Aの下部からハウジング外へ延出する接続部21Bと、上記基部21Aの上部から左方へ延びる上腕部21Cと、該上腕部21の右部からL字状に屈曲かつ延びる下腕部21Dとを有している。上記基部21Aの上部に形成された突部は端子21を右方からハウジングへ圧入する際にハウジングと当接して圧入位置を決めるための位置決め部21A1を形成している。
上記上腕部21Cの左端部には左方に向け開放された凹状の軸支部21C1が形成されている。又、下腕部21Dは弾性腕をなし、その先端に上方に突出する接触部21D1が設けられている。該接触部21D1は上記軸支部21C1の下方で、前後方向にてほぼ該軸支部21C1の位置にある。
上記軸支部21C1は、上記上腕部21Cの左端部で分枝して左方に向けて延びる二つの分枝腕部21C2,21C3によって凹状に形成されている。本実施形態では、上方の分枝腕部21C2は下方の分枝腕部21C3よりも長く延びている。この軸支部21C1は後述の加圧部材40の円形断面の軸部41を収めており、上記二つの分枝腕部21C2,21C3の対向内縁が該軸部41とほぼ接しているが、両枝腕部21C2,21C3の基部を結ぶ凹状円縁の底部21C4は上記軸部41との間に隙間を形成している。
左方からハウジング30の対応スリットへ挿入されている端子22は、図1(B)に見られるように、前出の図1(A)に見られる端子21と若干の形状差があるが、基部22A、接続部22B、上腕部22Cそして下腕部22Dを有している点で類似している。この端子22では、上記基部22Aは、該端子22がハウジングへ左方から挿入される関係上、対応スリット32との係合が、スリット上縁に対しては上記端子21の場合とほぼ同位置でそしてスリット下縁に対しては上記端子21の場合よりも広い範囲のほぼ全域で行われている。接続部22Bは、前出の端子21の場合とは逆方向、すなわち左方に向けハウジングから突出している。したがって、両種の端子21,22は、右左へ交互に接続部21B,22Bが突出しているので、端子の配列ピッチに対して、接続部21Bそして接続部22Bはそれぞれ隣接の接続部との間隔が上記ピッチの二倍の距離と広がっており、半田接続を容易としている。
端子22の上腕部22Cは、該端子22の左方からのハウジングへの圧入の際にハウジングに当接して位置決めするため段状の位置決め部22C2と、下方に向け開放された凹状の軸支部22C1とが形成されている。該軸支部22C1は、図1の紙面に直角な方向で投影してみたときに、前出の端子21の軸支部21C1と相俟って互いの開放域を補完するように閉じて包囲域を形成する。該軸支部22C1は、本実施形態の場合、上半部で半円凹状をなし上記加圧部材40の軸部41の上半部とほぼ接触している。軸支部22C1が軸部41を主として回動支持し、該軸支部21C1が軸部41の外れを防止するように支えている。この二種の軸支部の組合せによって回動支持することにより加圧部材40が組み立て易く、組み立て後は加圧部材が滑らかに回動することとなる。
端子22の下腕部22Dは弾性腕をなし、その先端に上方へ突出する接触部22D1が設けられている。該接触部22D1は前出の端子21の接触部21D1よりも若干左方に位置している。
ハウジング30は、端子21,22をそれぞれ右方そして左方から圧入されるための該端子21,22の厚さとほぼ同じ幅のスリット31,32が紙面と平行でかつ紙面と直角方向で交互に形成されている。ハウジング30は図1にて左上部が開口部33となっていて、この部分で複数のスリット31,32は連通している。上記開口部33は、平型ケーブルFの接続部(先端部)を上記端子21,22の接触部21D1,22D1の上に配置する際に、該平型ケーブルFを先端部からハウジング内への導入を可能とする空間を形成していると共に、この平型ケーブルFの接続部を上記接触部21D1,22D1へ圧するための加圧部材40を配置するための空間として機能する。
上記加圧部材40は、複数の端子21,22の配列方向に長く延び、図1(A),(B)に見られる断面において一端側に軸部41を有し、他端側に向け延びるレバー状をなしている。
上記加圧部材40は、図1(A),(B)に見られる開位置と図2(A),(B)に見られる閉位置との間で上記軸部41まわりに回動可能となっている。図1(A),(B)において、該加圧部材40の下半部には端子21,22の上腕部21C,22Cの左端側部分を受入れるための溝部42がこれらの端子21,22に対応して形成されている。上記軸部41は各溝部42において、該溝部42の対向内面同士を連結するように形成されており、すべての溝部42の軸部41は共通した一つの軸線上に位置している。
上記加圧部材40は、図2(A),(B)によく見られるように、中間部にV字状の凹部43が形成されていて、上記溝部42の底縁の位置から加圧部材40の他端側に向けて平坦な斜面をなす被支持部44を有している。この被支持部44は平坦面でなくとも、凸部等他の形状であってもよい。
又、上記加圧部材40は、上記他端側に上記被支持部44とほぼ平行な面に位置する吸着部45が、端子の配列方向での中間部に形成されている。図示の例では、該吸着部45は上記端子の配列方向の中間部に平坦面として形成されているが、これは同方向全域に形成されていてもよいし、又、平坦面でなくとも、ほぼ平坦面であればよい。また、本実施形態では、上記被支持部44と吸着部45は、図1(A),(B)において、左右方向で互いに重複する範囲をもっている。
上記被支持部44は加圧部材40が図1(A),(B)の開位置にあるときに、ハウジング30の上面に当接し、該開位置を安定して保つ。この開位置をさらに確実に保つためには、加圧部材40の側端面に突起状の係止部を設け、ハウジング30の側壁の内面に係止するようにできる。
以上のごとくの本実施形態のコネクタは次の要領で組み立てられ、又、使用される。
(1) 先ず、組み立てに際しては、図1(B)にて、ハウジング30のスリット32に対し、端子22を左方(前方)から圧入する。この圧入は端子22の位置決め部22C2がハウジングの上壁の開口部側の端面に当接するまで行われる。
(2) 端子22のすべてが圧入された後、加圧部材40が取りつけられる。この取付けは加圧部材40の軸部41が下方から端子22の凹状の軸支部22C1に入り込むようにして行われ、さらに加圧部材40は回動され、被支持部44がハウジング30の上面に当接する状態となり、開位置で維持される。
(3) しかる後、図1(A)に見られるように右方から端子21をハウジング30のスリット31に対し圧入する。この圧入は端子21の位置決め部21A1がハウジングの上壁の後端面に当接するまで行われる。圧入に際し、軸支部21C1をなす分枝腕部21C2,21C3は、上方の分枝腕部21C2の方が下方の分枝腕部21C3よりも長く形成されているので先に軸部41に当接する。該軸部41は理論的には両分枝腕部21C2,21C3の間で一致して、丁度収まるようになっているが、実際には製作そして組立ての誤差等により上下方向に若干不一致となっていることもあり、その場合、一方の分枝腕部、この例では上方の分枝腕部21C2が先に軸部41と当接して、該軸部41を位置修正して下方の分枝腕部21C3に対して円滑に摺接させて端子の圧入を容易とする。通常、両分枝腕部21C2,21C3が先端部が丸味をもっており、この丸味によって、端子の圧入をさらに円滑なものとする。この端子21の圧入完了時には、該端子21の凹状の軸支部21C1が上記加圧部材40の対応軸部41を収めるようになる。
(4) かくして、図1(A),(B)にて、紙面に直角な方向から見たときに、加圧部材の軸部41は二種の端子21,22の軸支部21C1,22C1によって周方向全域で包囲され、該軸部41は加圧部材40がどのような回動位置にあっても軸支部21C1,22C1から外れることはない。特に平型ケーブルを加圧している加圧部材は上方を向く位置から左方を向く位置への回動範囲で、二種の端子により周方向でとぎれることなく包囲されているので、不測の反力を受けたとしても外れない。
(5) 次に、このようなコネクタを回路基板(図示せず)の所定位置へ吸着部材(図示せず)により吸着搬送される。吸着に際しては、上記吸着部材は上方から降下して加圧部材40の吸着部45に当接し、ここで吸着する。吸着部材は上記吸着部45との当接時に、加圧部材40に対し下方への力を印加するが、該加圧部材40はその被支持部44にてハウジング上面によって支持されているので、回動して不安定になることはない。又、吸着部45と被支持部44とは、左右方向で重複範囲を有しており、上記力がコネクタを転倒させるようなモーメントを生ずることも殆んどない。かくして、コネクタは所定の位置・姿勢を保ったまま吸着部材により回路基板上の所定位置へ所定の姿勢で配置され、ここで端子21,22の接続部21B,22Bが回路基板の所定回路部と半田接続される。
(6) コネクタの使用に際しては、加圧部材40を図1(A),(B)の開位置にもたらし、ハウジング30の開口部33を経て平型ケーブルFの接続部をハウジング内へ挿入し、該平型ケーブルFの接続部を端子21,22の接触部21D1,22D1の上に位置せしめる。
(7) しかる後に、加圧部材40を図2(A),(B)の閉位置まで回動して、平型ケーブルFを該加圧部材40の加圧部47で上記接触部21D1,22D1へ圧し、平型ケーブルFが端子21,22と電気的に接続される。
本発明の一実施形態のコネクタの断面を加圧部材が開位置にあるときの状態で示し、(A)は一種の端子における断面、(B)は他種の端子における断面である。 図1のコネクタの断面を加圧部材が閉位置にあるときの状態で示し、(A)は一種の端子における断面、(B)は他種の端子における断面である。 従来のコネクタの断面図である。
符号の説明
21,22 端子
21C1,22C1 軸支部
21D,22D 腕状部
21D1,22D1 接触部
30 ハウジング
33 開口部
40 加圧部材
41 軸部
42 溝部

Claims (6)

  1. 平型ケーブルの接続部を挿入するための開口部が形成されたハウジングに複数の端子が配列保持され、該端子は接触部が形成されている腕状部を有し、上記複数の端子の接触部に対して上記平型ケーブルの接続部が挿入配置された後に該平型ケーブルを端子の接触部へ圧する加圧部を有する可動な加圧部材が設けられ、該加圧部材は、該加圧部材に設けられた軸部にて、上記平型ケーブルの接続部の上記開口部への挿入を許容する空間を形成する開位置と、上記加圧部で平型ケーブルを接触部へ圧する閉位置との間で回動可能に端子の軸支部により支持されている電気コネクタにおいて、複数の端子は少なくとも二種以上の異なる端子から成り、該異種のそれぞれの端子が上記加圧部材の軸部を該軸部の周方向で異なる方向から受け入れる凹状の軸支部を有し、これらの異種の端子の軸支部が協働して、軸線方向から見たとき、上記軸部をほぼ全周で包囲していることを特徴とする平型ケーブル用電気コネクタ。
  2. 異種の端子のそれぞれは、金属板の平坦面を維持したまま一つの平面をなして形状づけられており、上記平坦面が加圧部材の軸部の軸線と直角となっていることとする請求項1に記載の平型ケーブル用電気コネクタ。
  3. 端子は二種から成り、両種の端子の軸支部が互いに直角をなす方向に向けて開放された凹状をなしていることとする請求項1又は請求項2に記載の平型ケーブル用電気コネクタ。
  4. 加圧部材は複数の端子のそれぞれの軸支部を個別に対応して受け入れる複数の溝部が形成され、各溝部での対向内壁面を結ぶように軸部が設けられていることとする請求項1又は請求項2に記載の平型ケーブル用電気コネクタ。
  5. 凹状の軸支部には分枝した二つの腕部で形成され、少なくとも一種の端子は一方の腕部が他方の腕部よりも長くなっていることとする請求項1ないし請求項4のうちの一つに記載の平型ケーブル用電気コネクタ。
  6. 少なくとも一種の端子は軸支部の底部と軸部との間で隙間を形成していることとする請求項1ないし請求項5のうちの一つに記載の平型ケーブル用電気コネクタ。
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