JP2005078680A - 光ディスク及び光ディスクの再生方法、光ディスクの製造方法 - Google Patents

光ディスク及び光ディスクの再生方法、光ディスクの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】容易に複製されない媒体の副次情報を記録するものであって、駆動装置からコピー媒体のセキュリティに関する副次情報を入手したとしても、ライトワンス媒体では記録できない技術内容による媒体を提供する
【解決手段】光記録媒体に記録されたユーザー情報を含むユーザー情報領域と管理情報を含む管理情報領域とを前記光記録媒体上の互いに異なる領域に備えた光記録媒体であって、前記光記録ディスクは、前記管理情報領域に記録する管理情報を記録するトラックがスパイラル又は同心円状に形成され、ユーザー情報記録領域の記録トラックが、スパイラル又は同心円状に形成され、上記記録領域外に該光ディスクもしくはこれに記録する記録情報に関する副次情報を第3の領域にスパイラル又は同心円状トラックのトラックピッチを可変とすることで、容易に複製されない媒体を実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は光記録媒体及びその製造方法、記録・再生方法、記録再生装置に関し、より詳細には、光記録媒体を駆動するために必要な管理情報等を含む管理情報領域と、ユーザー情報を含むユーザー情報領域とが、光記録媒体上で互いに異なる領域に形成されている光記録媒体に、セキュリティデータ等の副次情報を第3の領域に記録する方法、および副次情報が第3の領域に記録された光記録媒体とその製造方法、再生方法、記録再生装置に関する。
光ディスクの分野では、光ディスクの高密度化に伴いトラックフォーマットの構造が複雑になり、データ記録部のみならずドライブで駆動するための管理情報領域に対しても異なるフォーマットを採用する例が増えている。
光ディスクは、一般に、図1に示すように、光ディスク1の内周側に管理情報を含んだ管理情報領域12を備え、その外側にユーザー情報を含んだユーザー情報領域10を備えた構造を有する。この構造は、DVD−RAMのようにディスクの内周側から情報を記録するタイプの光ディスクでは一般的である。また、ディスクの外周側から情報を記録する光ディスクの場合は、外周側に管理情報領域が形成される。管理情報領域とは呼称していないが、内周及び外周双方にコントロールトラック領域(管理情報が記録される領域)を設けているものもある。
光ディスクの管理情報領域及びユーザー情報領域に形成される情報トラックのフォーマットは、光ディスクの種類により様々で、例えば、追記及び書き換え可能な光ディスクであるCD−R及びCD−RWに形成されている情報トラックは、蛇行溝のみで構成されているためピットの形成の必要がなく、生産性に優れたトラックフォーマットを有する。
一方、CD−R及びCD−RWよりさらに高記録密度化を図った光ディスクである追記及び書き換え可能なDVD―R、DVD−RW及びDVD−RAMでは、その品種が多様であり、複雑なトラックフォーマットが採用されている。例えば、DVD−R及びDVD−RWでは蛇行溝間に記録時に同期をとるためのランドプリピット(LPP)が形成されており、DVD−RAMではランドとグルーブの境界の延長線上のミラー領域に物理IDピットが設けられている。
これらの光ディスクでは、ユーザー情報領域のトラックフォーマットは、再生専用、追記型あるいは書き換え可能型の種類により異なるが、管理情報記録のフォーマットを各種光記録媒体間で共通化して相互の互換性を確保する場合には、管理情報領域のトラックフォーマットを工夫する必要がある。
例えば、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R及びDVD−RWの光ディスク間で管理情報領域のトラックフォーマットを統一して互換性に配慮した構成にする場合がある。この際、各光ディスクのユーザー情報領域の記録形態は、記録媒体の種類により異なり、プリピットマーク、グルーブを有する記録トラック或いはグルーブ間のランド領域を蛇行させ且つランド上にプリエンボスマークを形成するなどの様々なフォーマットで形成される。しかしながら、共通化される管理情報領域のトラックフォーマットの選定は、最初に製品化された再生専用のDVD−ROM媒体を中心にして行われてきた。このため、DVD−RAM、DVD−R及びDVD−RWの管理情報領域のフォーマットに対して、DVD−ROMフォーマットを踏襲することになっている。すなわち、DVD−RAM、DVD−R及びDVD−RWの管理情報領域は、DVD−ROMと同じプリピット方式で形成される。
しかしながら、DVD−RWのような相変化記録媒体やDVD−Rのような色素記録媒体などの追記型及び書き換え可能型媒体(以下、適宜、記録可能媒体という)では、管理情報領域のフォーマットで必要とするプリピットの深さと、ユーザー情報領域で情報記録に必要とされるグルーブ深さは光学的に異なる。管理情報領域のプリピットに要求される位相深さはλ/4であるが、ユーザー情報領域のグルーブ深さに要求される深さはλ/8〜λ/6であり、記録可能媒体では管理情報領域のプリピットに比べてグルーブ深さを浅くする必要がある。すなわち、基板製造時に、ユーザー情報領域と管理情報領域で深さの異なる凹凸パターンを作製する必要がある。それゆえ、追記及び書き換え可能な光ディスクの基板を製造する際には、一枚の記録可能媒体の中で異なる物理仕様のマーク形成を実行することが求められる。
また、再生専用の光ディスクでは、管理情報領域にプリピットにより形成されている管理情報は、ユーザー情報領域のユーザー情報と同じ信号処理系で再生されるため、容易に管理情報を複製することができる。一方、記録可能媒体であるCD−R、CD−RW、DVD−RあるいはDVD−RWの管理情報領域では、情報記録前(初期状態)には管理情報は蛇行溝で形成されているが、ユーザー情報記録後はピットやドメインなどの記録マークで蛇行溝上に追記されて、記録マークと蛇行溝が並存した形で管理情報領域が形成される。それゆえ、記録可能媒体であるCD−R、CD−RW、DVD−RあるいはDVD−RWにおいても、コピー防止情報の追記ピットやプリピットが形成されてはいるが、ユーザー情報記録後にはこれらの記録可能媒体における管理情報は記録マークで形成されるので、管理情報信号はデータ情報信号と同じデータ信号処理系で再生可能である。それゆえ、管理情報を再生して解析し、記録マークとして形成することが可能であり、情報の複製を完全に防止することは困難である。
一般に、駆動装置でデータ情報信号と同じデータ信号処理系で処理される情報はセキュリティとして用いることは困難であり、たとえセキュリティ情報が外部に読み出されたとしてもその情報を光ディスクとして再現できないような工夫を持たなければ容易に光ディスクの複製を可能にしてしまうという問題があった。
そこで、コピー不可能なセキュリティ情報の形成手段として、特開平8−96492にはコピー防止用の識別子としてトラックピッチを可変して検出することが開示されている。このコピー防止用の識別子は、フラグとして存在の有無を確認するもので固定パターンを設けるものであり、副情報を記録するものではなかった。一般にトラックピッチの異なる部分を、部分的に光ディスク上に設けることは特別な技術ではなく、例えばフォーマットの異なるROMやRAMが混在するような媒体においては通常行われていたものである。国際標準仕様として規定された光ディスクにおいては、コントロールトラックを記載するPEPと称する領域とデータフォーマット領域のコントロールトラック領域(SFPと称する)ではトラックピッチを変えて記録することが求められている。このことはセキュリティとは関係無いが、部分的にトラックピッチを変化させることは従来より行われていた。
また、特開2001−67676には、管理情報領域としてのリードイン領域とユーザー情報領域のトラックピッチを変えて記録し、コピー品との差別化を図ろうとする技術が開示されている。トラックピッチの異なることを検出し、検出できないものはコピー品と判断する。いずれもトラックピッチ可変はするが、固定パターンのフラグとして利用しているだけであり、副次情報を記録できる手法について提案されていなかった。
特開平8−96492号公報 特開2001−67676号公報
通常駆動装置で再生する領域は互換性確保のために作成されるフォーマット等を記載した物理仕様書に詳細に記載される。この技術情報はデータを記録再生するために必要な最低限のものであってセキュリティに関する内容は公開されない。セキュリティは記録する情報を保護するためのもので、物理的な媒体としての制限を行うものではなく必要に応じて採用することができる。つまりセキュリティを確保するための副次情報は媒体の記録再生に必ずしも要求されるものではなく、従って副次情報の存在が仕様的に障害をもたらすものであってはならないというのが基本的な考え方である。
副次情報が無いと困るのはセキュリティ保護されたユーザー情報の再生に関するものであり、このことにより著作権の保護が達せられる性格を有する。
また媒体の識別を行うことにも使用される。メーカーの媒体信頼度を保証する証として、製造メーカーの識別コードを記録する。この識別コードを不正に使用して市場に第3者が媒体を供給するという事件が発生している。識別コードは特定のメーカー固有のものであり、これを用いることは偽造されたメーカーの信用度と市場を阻害するものであり望ましくない。これを避けるためには容易に偽造されない形で識別コード、商標コード、その他固有のデータを記録することが求められる。
本発明の第1の目的は、容易に複製されない媒体の副次情報を記録するものであって、駆動装置からコピー媒体のセキュリティに関する副次情報を入手したとしても、ライトワンス媒体では記録できない技術内容による媒体を提供することである。
また、第2の目的は、前記媒体の副次情報記録領域がユーザー情報を含むユーザー情報領域と管理情報を含む管理情報領域に挟まれた領域であり、該トラックには所定のトラックピッチを有する溝またはピット列により形成され、副次情報により副次情報記録領域内のトラックピッチを可変することを特徴とする記録方式である。また副次情報を記録した媒体を再生する為に副次情報記録領域内を一定の速度で径方向にトレースし、光ヘッドで検出されるトラック情報から副次情報を再生する再生方法並びに再生装置である。
また、第3の目的は、前記媒体の副次情報記録領域がユーザー情報を含むユーザー情報領域と管理情報を含む管理情報領域に挟まれた領域であり、該トラックには所定のトラックピッチを有する溝またはピット列により形成され、副次情報により副次情報記録領域内のトラックピッチを可変して副次情報を記録する記録装置を提供することである。
本発明の第1の態様に従えば、光記録媒体に記録されたユーザー情報を含むユーザー情報領域と管理情報を含む管理情報領域とを前記光記録媒体上の互いに異なる領域に備えた光記録媒体であって、前記光記録ディスクは、前記管理情報領域に記録する管理情報を記録するトラックがスパイラル又は同心円状に形成され、ユーザー情報記録領域の記録トラックが、スパイラル又は同心円状に形成され、上記記録領域外に該光ディスクもしくはこれに記録する記録情報に関する副次情報を第3の領域にスパイラル又は同心円状トラックのトラックピッチを可変することにより記録されることを特徴とする光ディスクが提供される。
本発明の光記録媒体では、副次情報を記録する第3の領域は、光記録媒体に記録するユーザー情報を含むユーザー情報領域と管理情報を含む管理情報領域とを前記光記録媒体上の互いに異なる領域に挟まれた領域であり、管理情報領域からユーザー情報記録領域へ光ヘッドを移動する際に読取られる副次情報の再生方法を提示する。
さらに、本発明の光記録媒体では、副次情報を記録する第3の領域は、ユーザー情報領域と管理情報を含む管理情報領域の反射率が同程度の特性を有するように成膜された領域としており、媒体からの反射信号レベルが大きく変化せずに記録された副次情報を良好な再生信号で再生できる。
また、ユーザー情報領域と管理情報を含む管理情報領域のトラックピッチは同一であり、副次情報を記録する第3の領域のトラックピッチは前記トラックピッチ間隔を中心にしてトラック間隔を副次情報の内容に従い変調することを特徴とする光ディスクであって、トラックピッチの変化による副次情報の変調検出が容易にできる光ディスクである。
また、トラックピッチの変化は副次情報をバイフェイズ変調とし、検出トラックピッチ幅の前後に検出されるトラックピッチ信号から容易に復調できるものとして記録される。この時トラックピッチ変動はトラック周回方向に渡って行われるため、過度的にはトラック幅が変化して記録されるため検出が困難な場合がある。これを確実にトラック幅が確定する周回を待って変調を行うためには複数のトラックに渡るトラックピッチ変調方式とした。
本発明の光記録媒体を製造するために、記録光ヘッドの送り速度に対し副次情報に従う変調による送り速度制御を実施することを特徴とする製造方法。又は光記録媒体を回転駆動するスピン度回転制御に対して副次情報に従う変調による送り速度制御を実施することを特徴とする製造方法とする。
本発明の光記録媒体の再生方法、光記録媒体及び光記録媒体の記録再生装置によれば、管理情報領域において、光記録媒体を駆動するために必要な管理情報がトラックピッチを変調可変することにより記録され、光ディスクを径方向に掃引することにより再生することができる。
さらに、本発明の再生方法、光記録媒体及び光記録媒体の記録再生装置によれば、光記録媒体の種類に関係無く、光記録媒体を駆動するために必要な管理情報を含む管理情報領域を仕様で規定された範囲外にも形成することができるので、各種光記録媒体間のセキュリティ性が一層高まり、より信頼性の高い光記録媒体システムを構築することができる。
以下に、本発明の光記録媒体の記録・再生方法、光記録媒体及び光記録媒体の記録再生装置について実施例を用いて具体的に説明するが、本発明はこれに限定されない。
本発明の実施例を図1に従い説明する。光ディスク1はユーザー情報を記録する領域10とがユーザー情報の記録に関する管理情報を記録する領域12とで構成される。領域10と領域12の間には通常記録には使用しない第3の領域11を設け、鏡面又は溝やピット列で埋められることがある。所謂緩衝領域として設けられ領域10と領域12の異なるフォーマット構成を吸収する領域になっている。
この緩衝領域として設けられる領域11は領域10と領域12が異なるトラックピッチで構成するような場合には必ず設ける領域であり特別な意味を与えていない。従って光媒体を駆動装置が駆動する際は管理領域12にアクセスしてからユーザー記録領域10に光ヘッドを移動させるが領域であって領域11にアクセスすることはない。
この緩衝領域11に溝あるいはピット列によるトラックを形成し、この範囲にトラックピッチ変化による副次情報記録を行うものである。領域11の11a−11bの部分を拡大して詳細に説明する。
図2は緩衝領域11の内容を示す図である。ここには溝で形成したトラックをイメージして記載するが、溝がピット列であってもその効果には影響がない。
ここでは2本のトラック単位でトラックピッチを変化させた図を示した。しかし厳密に2本とも同じトラックピッチである必要はなくより広幅のトラックとの差別化が明確化できれば問題無い。
図2では管理領域のトラックピッチ(Tp=a)とは異なるトラックピッチ(Tp=b)と(Tp=c)から緩衝領域11を構成している様子を示した。トラック幅はb<cとし、副次情報に応じて変化させる。副次情報が”0”の場合、管理情報10側から見て狭(N)・狭(N)・広(W)・広(W)の順で変化させた。又副次情報が”1”の場合、管理情報10側から見て広(W)・広(W)・狭(N)・狭(N)の順で変化させている。
これはトラック幅を位相と見立てた時のバイフェイズ変調とするもので、対応してトラックピッチを変化させたものである。
このように副次情報に従いトラックピッチを変化させることで、副次情報を記録することができる。
なお、このようにトラックピッチを可変とすることは、予めトラックピッチを固定して案内溝を記録したライトワンス型光ディスクでは不可能である。トラックピッチを変動することは、予めトラックの刻まれていない媒体に記録する場合、すなわち光デイスク原盤に記録するマスタリングプロセスのみにおいて可能になる。まして昨今のトラックピッチの狭まった高密度記録で記録する媒体においては、予め固定されたトラックピッチに対して変調を施すことは困難な作業であり、光デイスク原盤に記録するマスタリングプロセスのみにおいて唯一可能になる。
また光ディスク原盤に記録するマスタリング装置においても、通常は定速度で光ヘッドを移動しながら記録するのが一般的であり、移動速度を変調して記録することは容易ではない。周回する期間にトラック幅を変調し終えなければならず高速応答が要求されるためであり、送り速度に対する変調機能が必要である。
そのためデータ変調方法としてバイフェイズ方式を使用するのが好ましい。バイフェイズ変調では前後のマーク又はマーク間長さを計測することで自己クロック再生が可能な変調方式であるため、多少長さが不揃いであってもデータ再生判別が容易である。各トラック間の幅を観察しながらのデータ再生を可能にする。
図3に副次情報を記録したトラック形状と再生波形を示した。トラック形状はU字状に形成した場合を示したが、V字状であってもピットマークの連続であっても同様である。
再生は図2の11a方向から11b方向に光ヘッドを移動して行う。移動速度はできるだけ一定していた方がパターン配列に忠実な再生信号が得られる。移動方向は11b方向から11a方向に光ヘッドを移動しても良いが、データ再生方向を決めておいた方がデータ記録再生の点から都合が良い。 なぜなら同期パターンを設けて記録する場合に、11a側と11b側双方に記録する必要が出てくる。方向を例えば内周側から掃引すると決めていたなら、11a側のみに配置すれば良い。一般には内周側に記録したコントロール情報を再生してから情報領域にアクセスするので、内周側である11aの方から副次情報を記録した方が良い。
副次情報の記録データ配置例を図4に示す。配列としては、同期パターンを先頭に配し続いて副次情報、CRC等のエラー検出コードの順で配する。エラー検出コードは必須ではないが、誤った副次情報で制御しないためには付加した方がシステム信頼性が向上する。副次情報記録領域として20μm割り当てると(Tpw+Tpn)=0.4μmとして、
20/(0.4*2)=25(bits)
が記録できる。
ここで同期パターンとして8bitsを割り当て、16bitsを副次情報、1bitをパリティデータとして構成することができる。
10μmの時には12bitsとなるため、同期パターンを設けずに副次情報のみの記録とすることも可能である。
副次情報の再生装置を図6に示す。副次情報を記録した光ディスク1はスピンドル5で回転駆動される。光ヘッド2で光ディスクを再生するが、これらはコントローラ4で制御される。光ヘッドの再生信号のうち径方向に対して2分割したディテクタ(図示せず)から検出されるプッシュプル信号から副次情報は検出される。図3に示した再生信号はプッシュプル信号であり、溝中心または溝間中心において振幅中心(ゼロクロス位置)になる信号として検出できる。なおディテクタの反射光変動信号から検出することも可能である。再生信号は変復調回路6で復調して副次情報を取り出し、その情報に基づきコントローラ4は駆動装置の動作を決定する。
上記実施例の光ディスクでは、副次情報記録領域を内周側リードイン領域と情報記録領域の間に設けたが、本発明はこれに限定されず、外周側に設けても良い。トラックピッチ変調可変を大きくせずかつ検出可能の範囲で、記録データ再生に支障のない範囲において、情報記録領域において副次情報を記録しても良い。
なお、ROM媒体はマスタリング時にユーザー情報を記録するものであり、この記録時に容易に偽造されない手法を用いてセキュリティに関する副次情報を記録する必要がある。具体的には光記録媒体に記録するユーザー情報を含むユーザー情報領域と管理情報を含む管理情報領域とを前記光記録媒体上の互いに異なる領域に備えた光記録ディスクであって、前記光記録ディスクは、前記管理情報領域に記録する管理情報を記録するトラックがスパイラル又は同心円状に形成され、ユーザー情報記録領域の記録トラックが、スパイラル又は同心円状に形成され、上記記録領域外に該光ディスクもしくはこれに記録する記録情報に関する副次情報を記録する第3の領域に、副次情報のデータピットをスパイラル又は同心円状トラックに形成し、トラックピッチを可変することにより形成される。
本発明の副次情報記録を行う記録装置を図5に示す。光ディスクの金型となるスタンパを作成するための原盤露光装置である。記録光ヘッド20は原盤10とは相対的に径方向に移動するサーボ系により駆動する(図示せず)。記録半径位置はリニアスケール19で監視されており、クローズサーボループで制御される。フォーマッタ17からは情報データや管理情報、溝信号等を生成し光ヘッドを駆動する。システム全体はコントローラ16で管理されており、トラックピッチもここでサーボ制御を行っている。このサーボ制御の中でトラックピッチ変調を行うが、副次情報はフォーマッタ17から供給される内容に従いトラックピッチをコントロールする。
なお、原盤はスピンドル14で回転駆動されており、独自のサーボループを形成する。このサーホループを用いて原盤回転速度を変調してもトラックピッチ変調は可能である。スピンドル14はスピンドルドライバ15で駆動される。
本発明の光ディスクの概略平面図である。 本発明の光記録媒体で管理情報がトラックピッチ変調で形成されている管理情報領域の実施例を説明する図である。 本発明の光記録媒体の管理情報を検出するためのトラッキング信号を検出する説明図である。 本発明の光記録媒体で管理情報を記録するための配列の一例を説明する図である。 本発明の副次情報記録装置を説明する図である。 本発明の管理情報がトラックピッチ変調で形成されている光ディスクを再生する駆動装置を説明する図である。
符号の説明
1 光ディスク
2 光ヘッド
4 コントローラー
5 スピンドル
6 変復調回路
10 ユーザー情報領域
11a、11b 第3の領域
12 管理情報領域
13 原盤
14 スピンドル
15 スピンドルドライバ
16 コンロローラ
17 フォーマッタ
19 リニアスケール
20 記録光ヘッド

Claims (10)

  1. ユーザー情報を含むユーザー情報領域と管理情報を含む管理情報領域とを互いに異なる領域に備えた光ディスクであって、前記光ディスクは、前記管理情報領域に記録する管理情報を記録するトラックがスパイラル又は同心円状に形成され、ユーザー情報記録領域の記録トラックが、スパイラル又は同心円状に形成され、上記管理情報領域及びユーザー情報領域外に該光ディスクもしくはこれに記録する情報に関する副次情報を記録する第3の領域がスパイラル又は同心円状トラックのトラックピッチを可変することにより行われることを特徴とする光ディスク。
  2. 前記副次情報を記録する第3の領域は、光記録媒体に記録するユーザー情報を含むユーザー情報領域と管理情報を含む管理情報領域とを前記光記録媒体上の互いに異なる領域に挟まれた領域である事を特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  3. 前記副次情報を記録する第3の領域は、ユーザー情報領域と管理情報を含む管理情報領域の反射率が同程度の特性を有するように成膜された領域であることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  4. ユーザー情報領域と管理情報を含む管理情報領域のトラックピッチは同一であり、副次情報を記録する第3の領域のトラックピッチは前記トラックピッチ間隔を中心にしてトラック間隔を副次情報の内容に従い変調することを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  5. 前記副次情報の変調方法はバイフェイズ変調方式であることを特徴とした請求項1記載の光ディスク。
  6. 前記バイフェイズ変調は複数の周回するトラックを単位として記録することを特徴とする請求項5記載の光ディスク。
  7. 管理情報を含む第1の領域と、ユーザー情報を含む第2の領域とを備えた光ディスクであって、該光ディスクもしくはこれに記録するユーザー情報に関する副次情報を記録する第3の領域を、前記第1の領域と第2の領域の間に設け、前記第1の領域、及び、前記第2の領域、及び前記第3の領域には、情報を記録するトラックがスパイラル又は同心円状に形成されおり、前記第1の領域と前記第2の領域のトラックのトラックピッチは一定であり、且つ、前記第3の領域に形成されたトラックのトラックピッチが、前記副次情報により変調され、異なった間隔で形成されていることを特徴とする光ディスク。
  8. 光記録媒体に記録するユーザー情報を含むユーザー情報領域と管理情報を含む管理情報領域とを前記光記録媒体上の互いに異なる領域に備えた光記録ディスクにおける上記記録領域外に該光ディスクもしくはこれに記録する記録情報に関する副次情報を記録する第3の領域がスパイラル又は同心円状トラックのトラックピッチを可変することにより形成されている光ディスクの再生方法であって、前記第3の領域を光ヘッドがトラックを横断する方向にトレースして得られる反射光を用いてトラックピッチの変化を検出することを特徴とする光ディスクの再生方法。
  9. 上記再生方法において、トラックピッチの変化がバイフェイズ変調により記録されているとして自己復調することを特徴とする請求項8記載の光ディスクの再生方法。
  10. 光ディスクに記録するユーザー情報を含むユーザー情報領域と管理情報を含む管理情報領域とを前記光ディスク上の互いに異なる領域に備え、上記領域外に該光ディスクもしくはこれに記録する記録情報に関する副次情報を記録する第3の領域を設けた光ディスクの製造方法であって、管理情報領域に記録する管理情報を記録するトラックがスパイラル又は同心円状にトラックピッチ一定で形成し、前記第3の領域に形成するトラックのトラックピッチを、前記副次情報に基づいて変調して異なる間隔で形成し、ユーザー情報記録領域の記録トラックが、スパイラル又は同心円状にトラックピッチ一定で形成することを特徴とする光ディスク製造方法。
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