JP2005072162A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高耐圧化に好適でかつデバイス微細化に有利な構造を有し、さらにノーマリオフであってもゲート電圧の振幅を大きくできる縦型の半導体装置を提供する。
【解決手段】pゲート領域とゲート電極との間のコンタクト領域にn領域を用いる。また、nゲートコンタクト領域とnソース領域を同時に形成し、両者の不純物分布を同一とする。
【効果】プラスゲート電圧の振幅を大きくとることができ、工程を簡略化でき、ゲートに対するコンタクト抵抗が1桁程度低減でき、酸化膜厚の不均一を防止でき、電気特性も向上したユニポーラの縦型半導体装置を実現する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、接合FET(JFET)あるいは静電誘導トランジスタ(SIT)等の構造の改良に関する。
シリコンカーバイド(SiC)は、絶縁破壊電界がシリコン(Si)に比べ約10倍大きいため、耐圧を維持するドリフト層を薄く、かつ高濃度にすることができ、損失を低減できる材料である。SiCを用いたパワー半導体素子の一つにJFET(Junction Field-Effect Transistor)あるいはSIT(Static Induction Transistor)がある。SiCの特長を利用したSITとして、特許文献1に開示された構造がある。すなわち、一面(ドレイン)側から順に、ドレイン電極、n基板ドレイン領域、nドリフト層、nソース領域、ソース電極を備えている。そして、この他面(ソース)側に、pゲート領域と、ゲートコンタクト用の高濃度p型領域及びゲート電極を備えた縦型半導体装置であり、このゲート電極に印加する電圧で、チャネルに拡がる空乏層を制御することにより電流をオンオフするトランジスタである。
また、非特許文献1に開示された構造も知られている。すなわち、n型基板の上にゲート領域であるp層を形成し、その上にnドリフト層、更にチャネルを挟んで、nドレイン領域とnソース領域を形成した横型半導体装置である。n型基板の表面にはゲート電極を、ドレイン領域にはドレイン電極、ソース領域にはソース電極が形成されている。
特開平10−294471号公報(図8、段落0033)
「n型基板上に作成したバックゲート4H−SiC JFET」第61回応用物理学会学術講演会講演予稿集、2000.9、北海道大学(図1ほか)
特許文献1に開示された第1の従来技術では、ユニポーラ動作をさせるために、プラス側のゲート電圧をビルトイン電圧にする必要がある。このため、ゲート電圧0Vでオフ状態を保持するノーマリオフの場合は電圧振幅が少なく、ゲートドライバーに対する高い電圧制御精度が要求され、また、ノイズに対して弱い等の課題がある。さらに、高濃度p型ゲートコンタクト領域のための専用工程が必要であること、高濃度p型領域上は酸化が早く酸化膜厚さに不均一が発生してプロセスに悪影響を及ぼすため、これらの対策が必要である。
一方、非特許文献1に開示された構造は、ゲート電極がn基板の下側にあるため、ビルトイン電圧以上のプラス電圧をゲート電極に印加しても、n基板とpゲート領域が逆バイアスとなるため、nソース領域とpゲート領域間の電位差はビルトイン電圧より低くなる。従ってノーマリオフの場合であってもゲート電圧の振幅を大きく取れるという利点がある。しかしながらドレインとソースが同一面上にあり、電流が横方向に流れる横型半導体であるため、高耐圧化に不向きであり、デバイスの微細化によるオン抵抗低減には不利な構造である。
本発明の目的は、高耐圧化に好適であり、かつデバイス微細化に有利な構造を有し、さらにノーマリオフであってもゲート電圧の振幅を大きくできる半導体装置を提供することである。
本発明はその一面において、縦型のJFETあるいはSITにおいて、p(又はn)ゲート領域とゲート電極との間に、n(又はp)導電型のゲートコンタクト領域を設けたことを特徴とする。
本発明は他の一面において、窒素を選択的にイオン注入し、ゲートコンタクト領域とソース領域を同時に形成し、n(又はp)ゲートコンタクト領域とn(又はp)ソース領域の不純物分布を略同一としたことを特徴とする。
また、本発明は他の一面において、個々のユニットのゲート電極を絶縁膜で被覆し、複数のユニット上に形成された共通の引出し用電極とソース電極とを直接接触させたことを特徴とする。
さらに、本発明は他の一面において、個々のユニットのソース電極とゲート電極を同一の金属を用いて同時に形成することにより、ソース電極とゲート電極のコンタクト抵抗とシート抵抗を略同一としたことを特徴とする。
本発明はさらに他の一面において、バンドギャップが2.0eV以上の半導体基体を用いた縦型の半導体装置において、ゲートコンタクト領域をソース領域と同じ導電型n(又はp)としたことを特徴とする。
ここで、バンドギャップが2.0eV以上の半導体としては、シリコンカーバイド(SiC)のほか、窒素ガリウム(GaN)、アルミ窒素ガリウム(AlGaN)、ダイヤモンド(C)あるいは窒化ホウ素等が考えられる。
このように、p(又はn)ゲート領域とゲート電極とのコンタクト領域にn(又はp)導電型を用いたことにより、ビルトイン電圧以上のプラス電圧をゲート電極に印加しても、n(又はp)ゲートコンタクト領域とp(又はn)ゲート領域が逆バイアスとなる。このため、n(又はp)ソース領域とp(又はn)ゲート領域間の電位差はビルトイン電圧を超えることはなく、p(又はn)ゲート領域からホールが注入されることはない。従って、チャネル幅を微細化することでノーマリオフを実現させた場合であっても、ゲート電圧の振幅をビルトイン電圧より大きく取ることができる。
また、n(又はp)ゲートコンタクト領域とn(又はp)ソース領域を同時に形成した場合には、工程を簡略化することが可能となる。しかも、これらの不純物分布を同一とすることにより、両者間の合わせ精度の問題がなく、ユニット幅をより狭めることが可能となる。
さらに、複数ユニットのゲート電極を絶縁膜で被覆し、複数のユニット上に形成された共通の引出し用電極とソース電極とを直接接触させた場合には、ソース電極面積を大きくとりソース抵抗を低減でき、デバイス全体のオン抵抗低減を図ることができる。
p型SiCでは電極とのコンタクト抵抗が大きいため、ゲート抵抗が高くなり、スイッチング動作に不均一が生じやすい。これに対し個々のユニットのソース電極とゲート電極を同一の金属を用いた場合には、これらを同時に形成して、コンタクト抵抗とシート抵抗を略同一とすることにより、ゲートのコンタクト抵抗もソースのコンタクト抵抗と同じレベルまで低減でき、動作の不均一化を抑制することが可能である。
以下、本発明の実施例を図を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施例であり、縦型SITの断面構造である。図において、10はドレイン領域である4H−SiC製のn基板、14はnドリフト層、12はnソース領域、13はpゲート領域、16はゲートコンタクト用の高濃度n型領域である。また、21はドレイン電極、22はソース電極、23はゲート電極である。本実施例では、n基板10上にエピタキシャル成長によりnドリフト層14を形成した。濃度は2×1016cm−3、厚みは7.5μmである。続いてAlを選択的にイオン注入してpゲート領域13を形成した。pゲート領域深さは1.5μm、ピーク濃度は5×1018cm−2である。チャネル幅であるpゲート領域13の間隔は0.5μmとした。窒素を選択的にイオン注入することで、nソース領域12とnゲートコンタクト領域16を同時に形成した。深さは0.3μm、ピーク濃度は1×1020cm−2である。従来、ゲートコンタクト領域がp型であったため、ゲートコンタクト領域とソース領域は別個に形成する必要があった。これに対して本実施例のように、ゲートコンタクト領域をn型とすることで工程を簡略化することが可能となるとともに、層間合わせが不要となるためユニット幅をより狭めることができた。さらに、ソース電極22とゲート電極23に同一の金属を用いることができ、かつゲート領域へのコンタクト抵抗をnソース領域12へのコンタクト抵抗と同様にできるという効果があった。本実施例では電極としてNiを用いた。Moでも同様に電極として用いることが可能である。
本実施例のように、pゲート領域13のコンタクト領域として、nソース領域12と同時に形成するnゲートコンタクト領域16を設けた構造とすることにより、ゲート電圧がビルトイン電圧の2.5Vを超えてもpゲート領域13からのホールの注入が生ずることはなかった。従来の縦型半導体装置では、ゲートに印加できる電圧は2.5Vが限度であった。これに対し、この実施例においては、ゲートに5Vを印加した状態でも、ゲート電流が0.1mA/cmより少ない状態でユニポーラ動作をさせることができ、耐圧600V、オン抵抗2mΩ・cmを実現できた。
図2は、本発明の第2の実施例による縦型SITの概略を説明する斜視図である。図1と同一構成要素には同一符号を付け、重複説明は避ける。本実施例では第1の実施例に示したSITをユニットとして、2つ並列に並べて形成したものである。複数のユニットを配置する場合、ソース電極とゲート電極の引出しが問題となる。特に、ソース抵抗は素子のオン抵抗に直結しているため、ソース電極の抵抗は限りなく低いことが望ましい。このため本実施例では、ソース電極を2層構造とし、第1の実施例に記載のソース電極22の上部に、複数のユニットにまたがって共通に形成された引出し用ソース電極221を設けた。材質はAlである。ゲート電極23との短絡を防ぐため、本実施例ではゲート電極23とソース電極22及び引出し用ソース電極221との間に絶縁膜20を設けることで、引出し用ソース電極221はゲート電極23には直接接することがないようにした。すなわち、絶縁膜20は、引出し用ソース電極221の領域では、ゲート電極23の上面一帯を覆うように形成した。絶縁膜20の材料としては、本実施例では熱酸化膜とCVD酸化膜の多層構成とした。
図3は、nソース領域12及びソース電極22とpゲート領域13及びゲート引出し電極231の関係を明らかにするため、図2におけるnソース領域12の中央で縦に切断して側面を露出させた断面斜視図である。半導体内部においては、全てのpゲート領域13は連結しており、全ユニットのnソース領域12は周囲をpゲート領域13で囲まれ、直接各ユニットのnソース領域12同士が接触することがないように分離されている。半導体表面においては、各ユニットのソース電極22は、前述したように上面周囲を絶縁膜20で囲まれており、引出し用ソース電極221を介して互いに接触する構造である。さらに、全てのゲート電極13は連結しており、ゲート電極23は絶縁膜20に設けられた所定の領域で引出し用ゲート電極231に接している。引出し用ゲート電極231と引出し用ソース電極221は絶縁膜で完全に分離されている。引出し用ゲート電極231の下部にもpゲート領域12とnゲートコンタクト領域16が形成されている。従来pゲート用ゲートコンタクト領域は高濃度pであり、SiCの場合はAlのイオン注入で形成される。しかしながら高ドーズが必要であり、イオン注入後の欠陥回復・活性化アニール処理を施しても欠陥が十分回復せず、その結果として熱酸化処理をした場合に酸化速度に違いを生じ、酸化膜厚さの不均一やその後の工程への悪影響を及ぼし、ソース/ゲート間の絶縁不良を生じやすいといった問題があった。これに対し本実施例のように高濃度ゲートコンタクト領域をn型とすることで、高濃度p型領域形成で生じた問題を回避できるため、絶縁不良の頻度を大幅に少なくすることができた。
図4と図5は、本発明の第3の実施例による縦型トレンチSITの概略を説明する斜視図であり、図5は、図3と同様に異なる位置で断面した斜視図である。両図において、図1〜図3と同一構成要素には同一符号を付け、重複説明は避ける。トレンチ底部並びに側壁部に、Alイオン注入でpゲート領域13を形成し、かつトレンチ底部のpゲート領域13内にはゲートコンタクト用のn領域16を窒素のイオン注入で形成した。その後、ソース電極22とゲート電極23を形成した。本実施例ではどちらもNiを使用した。その後、絶縁膜でトレンチを溝埋めし、ソース電極上とゲート引出し部上の絶縁膜を開口し、前面にAlを形成後パターニングして分離し、引出しソース電極221と引出しゲート電極231とした。トレンチ側壁へのpゲート領域13は、斜めイオン注入の手法で形成した。nソース領域12とnゲートコンタクト領域16の形成方法には2種類ある。第一は、nドリフト層14表面にイオン注入もしくはエピタキシャル成長によりnソース領域12を形成後、トレンチ溝を形成する。pゲート領域13をAlイオン注入で形成後窒素のイオン注入でnゲートコンタクト領域16を形成する方法である。トレンチ側壁への窒素の注入を防止するためには、pゲート領域形成後マスキング層を形成することが望ましい。第二は、nドリフト層14にトレンチ溝を形成し、pゲート領域13をAlイオン注入で形成する。その後、トレンチ側壁にマスキング層を形成し各ユニット全面にマスクなしで窒素をイオン注入し、nソース領域12とnゲートコンタクト領域16を同時に形成する方法である。本実施例では、n領域形成を一回で済ませることができるため、第二の手法を採用した。
この第3の実施例によれば、抵抗の低い良好なゲートコンタクト領域を形成でき、かつ第1,2実施例と同様に、ゲート電圧をビルトイン電圧より高くしてもホールの注入は起こらなかった。ゲートに5Vを印加した状態でもゲート電流が0.1mA/cmより少ない状態でユニポーラ動作させることができた。これにより耐圧600V、オン抵抗1mΩ・cmを実現することができた。なお、従来の横型半導体装置では、オン抵抗5mΩ・cm、従来の縦型半導体装置ではオン抵抗3mΩ・cmであった。
以上の本発明の実施例によれば、(1)pゲート領域内にコンタクト用n領域を設けて電極とコンタクトを形成するため、ゲート/ソース間がnpnトランジスタとなり、プラスゲート電圧の振幅を大きくとることができる。また、(2)ゲートコンタクト領域とソース領域を同時に形成できるため工程を簡略化できる。加えて、(3)SiCではp型よりn型のシート抵抗が低く、ゲートに対するコンタクト抵抗が1桁程度低減するという効果がある。さらには酸化膜厚の不均一化を防止できるため、その後のホト精度が向上し、より微細化を図ることができるため、電気特性も向上するという効果がある。
図6は、本発明の第4の実施例による半導体装置の概略を説明する断面図である。この実施例が図1と異なるところは、全ての導電型を逆にしたことである。図において、610はドレイン領域である4H−SiC製のp基板、614はpドリフト層、612はpソース領域、613はnゲート領域、616はゲートコンタクト用の高濃度p型領域である。また、621はドレイン電極、622はソース電極、623はゲート電極である。本実施例では、p基板10上にエピタキシャル成長によりpドリフト層614を形成した。濃度は2×1016cm−3、厚みは7.5μmである。続いて、Alを選択的にイオン注入してnゲート領域613を形成した。nゲート領の域深さは1.5μm、ピーク濃度は5×1018cm−2である。チャネル幅であるnゲート領域613の間隔は0.5μmとした。窒素を選択的にイオン注入することで、pソース領域612とpゲートコンタクト領域616を同時に形成した。深さは0.3μm、ピーク濃度は1×1020cm−2である。
本実施例においても、ゲートコンタクト領域をp型とすることで、ソース領域612とゲートコンタクト領域616を同時に形成でき、工程を簡略化できるとともに、層間合わせが不要となるため、ユニット幅をより狭めることができる。さらに、ソース電極622とゲート電極623に同一の金属を用いることができ、かつゲート領域へのコンタクト抵抗をpソース領域612へのコンタクト抵抗と同様にできる効果がある。
本実施例のように、nゲート領域613のコンタクト領域として、pソース領域612と同時に形成するpゲートコンタクト領域16を設けた構造とすることにより、ゲート電圧がビルトイン電圧の2.5Vを超えてもnゲート領域613からのホールの注入が生ずることはなかった。この実施例においても、ゲートに5Vを印加した状態でも、ゲート電流が0.1mA/cmより少ない状態でユニポーラ動作をさせることができ、耐圧600V、オン抵抗2mΩ・cmを実現できた。
以上の実施例の構成を要約すると次の通りである。まず、シリコンカーバイド(SiC)製のバンドギャップが2.0eV以上の第一導電型n(又はp)の半導体基体10(又は610)を用意し、この基体10(又は610)の一面にドレイン電極21(又は621)を形成する。次に、前記基体の他の面に第一導電型n(又はp)のドリフト層14(又は614)を形成し、このドリフト層の表面にソース領域12(又は612)及びソース電極22(又は622)を形成する。また、前記ドリフト層14(又は614)の表面側には、ゲート領域13(又は613)をも形成し、このゲート領域にゲートコンタクト領域16(又は616)を形成し、ゲート電極23(又は623)を接合して縦型の半導体装置を構成する。この縦型の半導体装置において、前記ゲートコンタクト領域16(又は616)を、ソース領域12(又は612)と同じ導電型である第一導電型n(又はp)としたものである。
本発明の第1の実施例による半導体装置の概略を説明する断面図。 本発明の第2の実施例による半導体装置の概略を説明する斜視図。 本発明の第2の実施例による半導体装置を異なる位置で断面した斜視図。 本発明の第3の実施例による半導体装置の概略を説明する斜視図。 本発明の第3の実施例による半導体装置を異なる位置で断面した斜視図。 本発明の第4の実施例による半導体装置の概略を説明する断面図。
符号の説明
10…n基板、12…nドレイン領域、13…pゲート領域、14…nドリフト層、16…nゲートコンタクト領域、20…絶縁膜、21,621…ドレイン電極、22,622…ソース電極、221…引出し用ソース電極、23,623…ゲート電極、231…引出し用ゲート電極、232…溝部、610…p基板、612…pドレイン領域、613…nゲート領域、614…pドリフト層、616…pゲートコンタクト領域。

Claims (20)

  1. 半導体の第一導電型n(又はp)の一面に形成されたドレイン電極と、前記半導体の他面に形成された第一導電型n(又はp)のソース領域と、このソース領域に接合したソース電極と、前記半導体の他面側に形成された第二導電型p(又はn)のゲート領域と、このゲート領域に隣接するゲート電極を備えた縦型の半導体装置において、前記ゲート領域と前記ゲート電極との間に第一導電型n(又はp)のゲートコンタクト領域を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1において、前記ゲートコンタクト領域と前記ソース領域は、窒素を選択的にイオン注入し、同時に形成したことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1において、前記ゲートコンタクト領域と前記ソース領域は、略同一の不純物分布を有することを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1において、前記ソース電極と前記ゲート電極は同一の金属で構成され、これら両電極は略同一のコンタクト抵抗値及びシート抵抗値を有することを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1において、複数並列に形成された前記半導体と、前記ソース電極と前記ゲート電極との間にそれぞれ形成されかつ前記ゲート電極上を覆うように形成された絶縁膜と、複数の前記ソース電極に接合した共通の引出し用ソース電極を備えたことを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1において、複数並列に形成された前記半導体と、前記ソース電極と前記ゲート電極との間にそれぞれ形成されかつ前記ゲート電極上を覆うように形成された絶縁膜と、複数の前記ゲート電極に接合した共通の引出し用ソース電極を備えたことを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1において、前記ソース領域よりも深く形成された複数の溝と、これらの溝の側壁と底面を覆う第二導電型の前記ゲート領域と、前記溝の底部に埋め込まれたゲート電極と、前記ゲート領域と前記ゲート電極との間に形成された第一導電型の前記ゲートコンタクト領域を備えたことを特徴とする半導体装置。
  8. バンドギャップが2.0eV以上の第一導電型n(又はp)の基体と、この基体の一面に形成されたドレイン電極と、前記基体の他の面に形成された第一導電型n(又はp)のドリフト層と、このドリフト層の表面に形成されたソース領域と、このソース領域に形成されたソース電極と、前記ドリフト層の表面側に形成されたゲート領域と、このゲート領域に形成されたゲートコンタクト領域と、このゲートコンタクト領域に接合されたゲート電極を備えた縦型の半導体装置において、前記ゲートコンタクト領域を第一導電型n(又はp)としたことを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項8において、前記ゲートコンタクト領域と前記ソース領域は、窒素を選択的にイオン注入し、同時に形成したことを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項8において、前記ゲートコンタクト領域と前記ソース領域は、略同一の不純物分布を有することを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項8において、前記ソース電極と前記ゲート電極は同一の金属で構成され、これら両電極は略同一のコンタクト抵抗値及びシート抵抗値を有することを特徴とする半導体装置。
  12. 請求項8において、複数並列に配置された前記半導体装置と、前記ソース電極と前記ゲート電極との間にそれぞれ形成されかつ前記ゲート電極上を覆うように形成された絶縁膜と、複数の前記ソース電極に接合した共通の引出し用ソース電極を備えたことを特徴とする半導体装置。
  13. 請求項8において、複数並列に配置された前記半導体装置と、前記ソース電極と前記ゲート電極との間にそれぞれ形成されかつ前記ゲート電極上を覆うように形成された絶縁膜と、複数の前記ゲート電極に接合した共通の引出し用ソース電極を備えたことを特徴とする半導体装置。
  14. 請求項8において、前記ソース領域よりも深く形成された複数の溝と、これらの溝の側壁と底面を覆う第二導電型の前記ゲート領域と、前記溝の底部に埋め込まれたゲート電極と、前記ゲート領域と前記ゲート電極との間に形成された第一導電型の前記ゲートコンタクト領域を備えたことを特徴とする半導体装置。
  15. シリコンカーバイド(SiC)製の第一導電型n(又はp)の基板と、この基体の一面に形成されたドレイン電極と、前記基体の他の面に形成された第一導電型n(又はp)のドリフト層と、このドリフト層の表面に形成されたソース領域と、このソース領域に接合したソース電極と、第二導電型p(又はn)のゲート領域と、このゲート領域に隣接するゲート電極を備えた縦型の半導体装置において、前記ゲート領域と前記ゲート電極との間に第一導電型n(又はp)のゲートコンタクト領域を備えたことを特徴とする半導体装置。
  16. 請求項15において、前記ゲートコンタクト領域と前記ソース領域は、窒素を選択的にイオン注入し、同時に形成したことを特徴とする半導体装置。
  17. 請求項15において、前記ゲートコンタクト領域と前記ソース領域は、略同一の不純物分布を有することを特徴とする半導体装置。
  18. 請求項15において、複数並列に配置された半導体装置と、前記ソース電極と前記ゲート電極との間に形成されかつ前記ゲート電極上を覆うように形成された絶縁膜と、複数の前記ソース電極に接合した共通の引出し用ソース電極を備えたことを特徴とする半導体装置。
  19. 請求項15において、前記ソース電極と前記ゲート電極のコンタクト抵抗値及びシート抵抗値が略同一であることを特徴とする半導体装置。
  20. 請求項15において、前記ソース領域よりも深く形成された複数の溝と、これらの溝の側壁と底面を覆う第二導電型の前記ゲート領域と、前記溝の底部に埋め込まれたゲート電極と、前記ゲート領域と前記ゲート電極との間に形成された第一導電型の前記ゲートコンタクト領域を備えたことを特徴とする半導体装置。
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