JP2005071148A - 売上管理システム - Google Patents

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時重 丹羽
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Abstract

【課題】 新型貨幣及び旧型貨幣の混用期間において新型貨幣での取引額と旧型貨幣での取引額との比率をリアルタイムで算出すること。
【解決手段】 台間玉貸機2は、その売上高を示す売上信号を中継端末3から管理コンピュータ4へ送信する。両替機5は新型紙幣が挿入されたときに旧型紙幣を払い出すと共に、その挿入新型紙幣の価額を示す使用金額データを管理コンピュータ4へ送信する。管理コンピュータ4は、台間玉貸機2からの売上信号に基づいてその売上データを集計管理すると共に、当該売上データ及び両替機5からの使用金額データに基づいて比率演算処理を行う。この比率演算処理では、使用金額データにより示される新型紙幣の使用額並びに台間玉貸機2での売上データにより示される旧型紙幣の使用額がそれぞれ累計されると共に、旧型紙幣の使用額累計値及び新型紙幣の使用額累計値との差と、新型紙幣の使用額累計値との比率が算出される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、貨幣の投入に応じてその投入価額に応じた取引を行うサービス端末が多数台設置された施設用の売上管理システム、特には、新型貨幣が発行された当初の期間(新型貨幣及び旧型貨幣の混用期間)において新型貨幣での取引額と旧型貨幣での取引額との比率を算出できるようにした売上管理システムに関する。
特許文献1には、挿入された紙幣の特徴を読み取る読取部と、その読み取られた特徴から紙幣の真偽及び特徴を判別する判別部と、真紙幣と判別された紙幣を収納する収納部とを有し、真紙幣と判別された紙幣の金額に応じた取引額で取引を行う取引操作装置において、旧型紙幣と新型紙幣の混用期に、新型紙幣及び旧型紙幣の取引枚数を金種別に計数できる構成とした取引操作装置が記載されている。
一方、例えばパチンコホールのような施設においては、紙幣(千円札)の投入に応じて所定個数のパチンコ玉を放出する台間玉貸機がサービス端末として多数台設置されており、従って、新型紙幣が発行された場合には、台間玉貸機の仕様変更(内蔵ビルバリデータ(紙幣識別装置)の交換)或いは台間玉貸機の更新が必要になる。
この場合、日本国内における前回の新型紙幣発行当時(平成15年現在で流通している紙幣が新たに発行された当時)には、台間玉貸機を2台のパチンコ遊技機について1台ずつ設置することが主流であったため、台間玉貸機の仕様変更或いは更新に伴う設備投資額は比較的低い額に抑えることができた。しかしながら、現在では、パチンコ遊技機と1対1で対応させた状態で台間玉貸機を設置することが普通になっており、その設置数が倍増している。このため、新型紙幣が発行されたときには、これに伴う設備投資額が大きく膨らむことが避けられない。
そこで、このような事情に対処するための手段として、従来では、新型紙幣を旧型紙幣に両替する両替機をパチンコホール内に設置することにより、旧型紙幣対応の台間玉貸機を仕様変更することなくそのまま利用し、新型紙幣への切替がある程度進んだ段階で台間玉貸機の仕様変更或いは更新を行うことが考えられている。
特開昭58−109992号公報
上述のような台間玉貸機の仕様変更或いは更新は、パチンコホール内で実際に使用される新型紙幣の割合がある程度以上大きくなったタイミングで行うことが望ましい。しかしながら、従来では、特許文献1に見られる装置のように新型紙幣及び旧型紙幣の取引枚数を計数できるものは提供されているが、実際にパチンコホールのような施設内で使用される新型紙幣と旧型紙幣との割合をリアルタイムで把握できる装置は実現されていない。このため、新型紙幣が発行された場合に、多数台の台間玉貸機を新型紙幣対応機へ切替えるタイミングの決定が難しくなるという事情があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、新型貨幣及び旧型貨幣の混用期間において新型貨幣での取引額と旧型貨幣での取引額との比率をリアルタイムで算出できるようになる売上管理システムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、上記目的を達成するために、貨幣の投入に応じてその投入価額に応じた取引を行うサービス端末が多数台設置された施設用の売上管理システムにおいて、新型貨幣を前記サービス端末で使用可能な旧型貨幣に両替する機能を備えた両替機と、前記両替機での新型貨幣の使用額並びに前記サービス端末での旧型貨幣の使用額をそれぞれ累計すると共に、旧型貨幣の使用額累計値及び新型貨幣の使用額累計値の差と当該新型貨幣の使用額累計値との比率を算出する演算手段とを備えた構成としたものである。
この場合、請求項2記載の発明のように、前記両替機を、新型貨幣を旧型貨幣に両替する機能の他に、旧型貨幣を新型貨幣に両替する機能を備えた構成とした上で、前記演算手段を、旧型貨幣を使用可能なサービス端末と新型貨幣を使用可能なサービス端末とが混在する状態では、前記両替機での新型貨幣及び旧型貨幣の各使用額並びに前記サービス端末での旧型貨幣及び新型貨幣の各使用額をそれぞれ累計すると共に、前記サービス端末での旧型貨幣の使用額累計値及び前記両替機での新型貨幣の使用額累計値の差と前記両替機での旧型貨幣の使用額累計値との合計値と、前記サービス端末での新型貨幣の使用額累計値及び前記両替機での旧型貨幣の使用額累計値の差と前記両替機での新型貨幣の使用額累計値との合計値との比率を算出する構成とすることもできる。
また、請求項3記載の発明のように、前記演算手段により算出される前記比率が予め決められたしきい値を超えたときに報知動作を行う報知手段を設ける構成としても良い。
請求項1記載の発明によれば、施設利用者が、旧型貨幣対応のサービス端末を新型貨幣により利用する場合には、自身が所持している新型貨幣を両替機において旧型貨幣に両替し、これにより得られた旧型貨幣をサービス端末に投入することにより当該投入価額に応じた取引を行なうことになる。この場合、演算手段は、両替機での新型貨幣の使用額並びにサービス端末での旧型貨幣の使用額をそれぞれ累計すると共に、旧型貨幣の使用額累計値及び新型貨幣の使用額累計値の差(つまり、外部から持ち込まれて施設内で使用されたと想定される旧型貨幣の価額に相当)と新型貨幣の使用額累計値(つまり、施設内で使用された新型貨幣の価額に相当)との比率を算出するようになる。
従って、新型貨幣及び旧型貨幣の混用期間において新型貨幣での取引額と旧型貨幣での取引額との比率をリアルタイムで算出できるようになる。このため、施設側では、このように算出された比率に基づいて施設内での新型貨幣の使用割合を正確に認知できるから、新型貨幣の発行に伴うサービス端末の仕様変更或いは更新タイミング(サービス端末を新型貨幣に対応な状態に切り替えるタイミング)の決定を、上記のように認知した新型貨幣の使用割合に基づいて簡単且つ適切に行うことが可能になる。
尚、両替機で両替された新型貨幣が全てサービス端末に投入されるとは限らないため、旧型貨幣の使用額累計値及び新型貨幣の使用額累計値の差が、そのまま外部から持ち込まれて施設内で使用されたと想定される旧型貨幣の価額に相当することにはならないが、このような誤差は、例えば毎日の比率算出結果に平均して出現することになるから、施設内での新型貨幣の使用割合の認知に対し悪影響を及ぼす恐れはない。
請求項2記載の発明によれば、施設内のサービス端末の一部のみが新型貨幣対応の仕様に切り替えられた場合(旧型貨幣対応のサービス端末と新型貨幣対応のサービス端末とが混在する場合)において、施設利用者が、当該新型貨幣対応のサービス端末を旧型貨幣により利用する場合には、自身が所持している旧型貨幣を両替機において新型貨幣に両替し、これにより得られた新型貨幣をサービス端末に投入することにより当該投入価額に応じた取引を行なうことになる。また、施設利用者が、旧型貨幣対応のサービス端末を新型貨幣により利用する場合には、自身が所持している新型貨幣を両替機において旧型貨幣に両替し、これにより得られた旧型貨幣をサービス端末に投入することにより当該投入価額に応じた取引を行なうことになる。
このように旧型貨幣を使用可能なサービス端末と新型貨幣を使用可能なサービス端末とが混在する状態では、演算手段は、両替機での新型貨幣及び旧型貨幣の各使用額並びにサービス端末での旧型貨幣及び新型貨幣の各使用額をそれぞれ累計すると共に、サービス端末での旧型貨幣の使用額累計値及び両替機での新型貨幣の使用額累計値の差と両替機での旧型貨幣の使用額累計値との合計値(つまり、外部から持ち込まれて施設内で使用されたと想定される旧型貨幣の価額に相当)と、サービス端末での新型貨幣の使用額累計値及び両替機での旧型貨幣の使用額累計値の差と両替機での新型貨幣の使用額累計値との合計値(つまり、施設内で使用された新型貨幣の価額に相当)との比率を算出するようになる。
従って、施設内のサービス端末の一部のみが新型貨幣対応の仕様に切り替えられた状態であっても、新型貨幣での取引額と旧型貨幣での取引額との比率をリアルタイムで算出できるようになる。このため、施設側では、このように算出された比率に基づいて施設内での新型貨幣の使用割合を正確に認知できるから、残りの旧型貨幣対応のサービス端末の仕様変更或いは更新タイミングの決定を、上記のように認知した新型貨幣の使用割合に基づいて簡単且つ適切に行うことが可能になる。
請求項3記載の発明によれば、演算手段により算出される比率、つまり施設内での新型貨幣の使用割合が予め決められたしきい値を超えたときに、その旨が報知手段によって報知されるから、新型貨幣の発行に伴うサービス端末の仕様変更或いは更新タイミングを逃す恐れがなくなる。
以下、本発明をパチンコホール用の売上管理システムに適用した一実施例について図面を参照しながら説明する。尚、本実施例によるシステム構成は、新型紙幣が発行された当初の状態を示すものである。
図2にはシステム全体の構成が概略的に示されている。この図2において、パチンコホールには複数台ずつのパチンコ遊技機1及び台間玉貸機2(サービス端末に相当)が互いに隣接した状態で設置されている。各遊技機1の上方部には情報表示機能及び呼出ランプ機能を備えた中継端末3が設置されており、この中継端末3は、対応するパチンコ遊技機1及び台間玉貸機2と管理コンピュータ4(演算手段に相当)との間でのデータ通信を中継する構成となっている。
また、パチンコホール内には、複数台の両替機5(両替機に相当、1台のみ図示)が管理コンピュータ4とデータ通信可能に設置されている。この両替機5は、図3に概略的に示すように、紙幣挿入口5a、紙幣排出口5b、挿入金額表示部5c、金種選択ボタン5dを備えており、新型紙幣が挿入された状態で金種選択ボタン5dによる金種選択操作が行われたときに、挿入された新型紙幣の価額と等価で且つ選択された金種の旧型紙幣を排出する構成となっている。
図1には、上記システムの電気的構成が機能ブロックの組合せにより示されている(但し、多数台設けられているパチンコ遊技機1、台間玉貸機2、中継端末3、両替機5については1台ずつのみ図示)。
この図1において、パチンコ遊技機1は、CPU、ROM、RAM、入出力インタフェース(I/O)などを含む制御回路1a、セーフ玉センサやアウト玉センサなどを含む各種センサ群1b、電気役物1c、その他の付属機器(図示せず)を備えたもので、アウト玉信号、セーフ玉信号、入賞信号、特賞信号などの周知の管理用信号を中継端末3へ出力する構成となっている。
台間玉貸機2は、例えば千円札のみが使用可能な構成のもので、CPU、ROM、RAM、入出力インタフェース(I/O)などを含む制御回路2a、施設利用者である遊技客が投入した紙幣(旧型の千円札)の真贋を判定するためのビルバリデータ2b、投入額(千円)に応じた数のパチンコ玉を放出するパチンコ玉放出機構2c、その他の付属機器(図示せず)を備えており、その売上高を示す売上信号を中継端末3へ出力する構成となっている。
中継端末3は、CPU、ROM、RAM、入出力インタフェース(I/O)などを含む制御回路3aを備えており、対応するパチンコ遊技機1から出力されるアウト玉信号、セーフ玉信号、入賞信号、特賞信号などの管理用信号、並びに台間玉貸機2から出力される売上信号を管理コンピュータ4へ送信する。
両替機5は、前記挿入金額表示部5c及び金種選択ボタン5dの他に、CPU、ROM、RAM、入出力インタフェース(I/O)などを含む制御回路5e、紙幣挿入口5aに投入された紙幣(旧型の千円札)の真贋を判定するためのビルバリデータ5f、新型紙幣を紙幣排出口5bから排出するための紙幣払出装置5gなどを備えており、前述したような両替動作を行う毎に、挿入新型紙幣の価額を示す使用金額データを管理コンピュータ4へ送信する構成となっている。
管理コンピュータ4は、中継端末3から送信される各種信号に基づいて、パチンコ遊技機1の稼働状態などを示す実績データ並びに台間玉貸機2での売上データを集計管理する周知のデータ管理機能の他に、当該台間玉貸機2での売上データ及び両替機5からの使用金額データに基づいて、本発明の要旨に関係した比率演算処理を行う構成となっている。
この比率演算処理では、両替機5からの使用金額データにより示される新型紙幣の使用額N(両替高)並びに台間玉貸機2での売上データにより示される旧型紙幣の使用額T(売上高)をそれぞれ累計する。また、このように得られた旧型紙幣の使用額累計値ΣT及び新型紙幣の使用額累計値ΣNとの差(=ΣT−ΣN、つまり、外部から持ち込まれて台間玉貸機2で使用されたと想定される旧型紙幣の取引高に相当)と、新型紙幣の使用額累計値ΣN(つまり、両替機5での新型紙幣の取引高に相当)との比率を算出する。
管理コンピュータ4は、上記比率演算処理の結果を次表1に一例を示すようなフォーマットの帳票データとして出力する。
Figure 2005071148
この表1の例では、旧型紙幣の使用額T(=売上高)の合計(=ΣT)が400万円、新型紙幣の使用額N(=両替高)の合計(=ΣN)が102万円となった売上データが収集され、上記比率演算処理により外部から持ち込まれて使用されたと想定される旧型紙幣の取引高の合計は298万円(=ΣT−ΣN)となり、旧型紙幣の取引高が全体に占める割合は74.5(={(ΣT−ΣN)÷ΣT}×100)%となり、新型紙幣の取引高が全体に占める割合は25.5(=(ΣN÷ΣT)×100)%となることから、取引高(=売上高)の合計が400万円、そのうち旧型紙幣での取引高が298万円及び新型紙幣での取引高が102万円、それら取引高の比率が74.5:25.5になっている状態が示されている。尚、この場合において、管理コンピュータ4から上記帳票データを出力する場合に、旧型紙幣での取引高と新型紙幣での取引高との比率をグラフ化した図4のようなデータを併せて出力する構成としても良い。
従って、本実施例の構成によれば、パチンコホール側では、帳票データにより示される新旧紙幣の取引高の比率に基づいてパチンコホール内での新型紙幣の使用割合をリアルタイムで正確に認知できるから、新型紙幣の発行に伴う台間玉貸機2の仕様変更或いは更新タイミング(台間玉貸機2を新型紙幣に対応な状態に切り替えるタイミング)の決定を、上記のように認知した新型紙幣の使用割合に基づいて簡単且つ適切に行うことが可能になる。
この場合、両替機5から払い出された新型紙幣が全て台間玉貸機2で使用されるとは限らないため、旧型紙幣の使用額累計値ΣT及び新型紙幣の使用額累計値ΣNの差(ΣT−ΣN)が、そのまま外部から持ち込まれて台間玉貸機2で使用されたと想定される旧型紙幣の価額に相当することにはならない。但し、このような誤差は、例えば毎日の比率算出結果に平均して出現することになるから、パチンコホール内での新型紙幣の使用割合の認知に対し悪影響を及ぼす恐れはない。尚、両替機5から払い出された旧型紙幣が台間玉貸機2で使用される割合を示す補正係数kを予め想定しておき、前記比率演算処理において、ΣT−ΣNの演算に代えて、ΣT−k・ΣNの演算を行なうようにすれば、旧型紙幣での取引高を当該補正係数kを利用して補正できるようになるから、帳票データの信頼性を高めることが可能になる。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、以下に述べるような変形或いは拡大が可能である。
管理コンピュータ4での比率演算処理により算出された比率(例えば取引高の合計中に占める新型紙幣の比率)が予め決められたしきい値を超えたときに報知動作を行う報知手段を設ける構成としても良い。この構成によれば、パチンコホール内での新型紙幣の使用割合が予め決められたしきい値を超えたときに、その旨が報知手段によって報知されるから、新型紙幣の発行に伴う台間玉貸機2の仕様変更或いは更新タイミングを逃す恐れがなくなる。
また、両替機5での新型紙幣の使用状況を金種別に区分けしたデータを作成する構成としても良い。このような構成とした場合、台間玉貸機2の仕様変更或いは更新を行う際に当該台間玉貸機2が取り扱う金種を考慮することが可能になる。例えば、作成データに基づいて2千円紙幣の使用比率が高いと判定した場合には、台間玉貸機2の仕様変更或いは更新を行う際に2千円紙幣を扱うことが可能な状態に切り替えることで、遊技客が2千円紙幣の両替のためにパチンコ遊技機から離れる頻度を少なくすることができるから、そのパチンコ遊技機の稼働率向上を期待できるようになるなど、パチンコホールを実際に運営する上で有益になる。
上記実施例では、説明の便宜上、両替機5において新型紙幣のみを使用可能なシステム構成としたが、両替機5において旧型紙幣の両替を行い得る構成としても良いことは勿論である。つまり、コスト上の問題から、台間玉貸機2の一部のみを新型紙幣対応のものに切り替える場合には、両替機5を、新型紙幣を旧型紙幣に両替する機能と旧型紙幣を新型紙幣に両替する機能の双方を備えた構成とした上で、管理コンピュータ4において以下に述べるような比率演算処理を行う構成とすれば良い。
即ち、この場合の比率演算処理では、両替機5での新型紙幣及び旧型紙幣の各使用額並びに台間玉貸機2での旧型紙幣及び新型紙幣の各使用額をそれぞれ累計すると共に、台間玉貸機2での旧型紙幣の使用額累計値及び両替機5での新型紙幣の使用額累計値の差と当該両替機5での旧型紙幣の使用額累計値との合計値と、台間玉貸機2での新型紙幣の使用額累計値及び両替機5での旧型紙幣の使用額累計値の差と当該両替機5での新型紙幣の使用額累計値との合計値との比率を算出する。
このような構成によれば、パチンコホール内の台間玉貸機2の一部のみが新型紙幣対応の仕様に切り替えられた場合(旧型紙幣対応の台間玉貸機2と新型紙幣対応の台間玉貸機2とが混在する場合)において、施設利用者である遊技客が、当該新型紙幣対応の台間玉貸機2を旧型紙幣により利用する場合には、自身が所持している旧型紙幣を両替機5において新型紙幣に両替し、これにより得られた新型紙幣を台間玉貸機2で使用することになる。また、新型紙幣を所持した遊技客が、旧型紙幣対応の台間玉貸機2を利用する場合には、自身が所持している新型紙幣を両替機5において旧型紙幣に両替し、これにより得られた旧型紙幣を台間玉貸機2で使用することになる。
このように旧型紙幣を使用可能な台間玉貸機2と新型紙幣を使用可能な台間玉貸機2とが混在する状態では、管理コンピュータ4において、両替機5での新型紙幣及び旧型紙幣の各使用額並びに台間玉貸機2での旧型紙幣及び新型紙幣の各使用額をそれぞれ累計すると共に、台間玉貸機2での旧型紙幣の使用額累計値及び両替機5での新型紙幣の使用額累計値の差と当該両替機5での旧型紙幣の使用額累計値との合計値(つまり、外部から持ち込まれてパチンコホール内で使用されたと想定される旧型紙幣の価額に相当)と、台間玉貸機2での新型紙幣の使用額累計値及び両替機5での旧型紙幣の使用額累計値の差と当該両替機5での新型紙幣の使用額累計値との合計値(つまり、パチンコホール内で使用された新型紙幣の価額に相当)との比率を算出するようになる。
従って、台間玉貸機2の一部のみが新型紙幣対応の仕様に切り替えられた状態であっても、新型紙幣での取引額と旧型紙幣での取引額との比率をリアルタイムで算出できるようになる。このため、パチンコホール側では、このように算出された比率に基づいてホール内での新型紙幣の使用割合を正確に認知できるから、残りの旧型紙幣対応の台間玉貸機2の仕様変更或いは更新タイミングの決定を、上記のように認知した新型紙幣の使用割合に基づいて簡単且つ適切に行うことが可能になる。
紙幣の投入に応じて取引を行なうサービス端末(台間玉貸機2)を設置した施設(パチンコホール)の例で説明したが、硬貨の投入に応じてその投入価額に応じた取引を行なうサービス端末を設置した施設に適用しても良く、この場合には、両替機として硬貨対応のものを設置することは勿論である。
パチンコホール用の売上管理システムに適用した例で説明したが、紙幣の投入に応じてその投入価額に応じた取引を行うサービス端末が多数台設置された施設用の売上管理システム全般に広く適用できることは勿論である。
本発明の一実施例の電気的構成を示す全体の機能ブロック図 概略的な全体構成図 両替機の正面図 管理コンピュータの出力内容の一例を示す図
符号の説明
1はパチンコ遊技機、2は台間玉貸機(サービス端末)、3は中継端末、4は管理コンピュータ(演算手段)、5は両替機を示す。

Claims (3)

  1. 貨幣の投入に応じてその投入価額に応じた取引を行うサービス端末が多数台設置された施設用の売上管理システムにおいて、
    新型貨幣を前記サービス端末で使用可能な旧型貨幣に両替する機能を備えた両替機と、
    前記両替機での新型貨幣の使用額並びに前記サービス端末での旧型貨幣の使用額をそれぞれ累計すると共に、旧型貨幣の使用額累計値及び新型貨幣の使用額累計値の差と当該新型貨幣の使用額累計値との比率を算出する演算手段と
    を備えたことを特徴とする売上管理システム。
  2. 前記両替機は、新型貨幣を旧型貨幣に両替する機能の他に、旧型貨幣を新型貨幣に両替する機能を備えた構成とされ、
    前記演算手段は、旧型貨幣を使用可能なサービス端末と新型貨幣を使用可能なサービス端末とが混在する状態では、前記両替機での新型貨幣及び旧型貨幣の各使用額並びに前記サービス端末での旧型貨幣及び新型貨幣の各使用額をそれぞれ累計すると共に、前記サービス端末での旧型貨幣の使用額累計値及び前記両替機での新型貨幣の使用額累計値の差と前記両替機での旧型貨幣の使用額累計値との合計値と、前記サービス端末での新型貨幣の使用額累計値及び前記両替機での旧型貨幣の使用額累計値の差と前記両替機での新型貨幣の使用額累計値との合計値との比率を算出することを特徴とする請求項1記載の売上管理システム。
  3. 前記演算手段により算出される前記比率が予め決められたしきい値を超えたときに報知動作を行う報知手段を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の売上管理システム。
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