JP2005064860A - コールセンタ装置 - Google Patents

コールセンタ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005064860A
JP2005064860A JP2003292427A JP2003292427A JP2005064860A JP 2005064860 A JP2005064860 A JP 2005064860A JP 2003292427 A JP2003292427 A JP 2003292427A JP 2003292427 A JP2003292427 A JP 2003292427A JP 2005064860 A JP2005064860 A JP 2005064860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
video
operator
operator terminal
phone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003292427A
Other languages
English (en)
Inventor
Fuyuhiko Ogoshi
冬彦 大越
Mitsunari Uozumi
光成 魚住
Toshiyuki Ito
俊之 伊藤
Masayuki Sato
雅之 佐藤
Yoshiaki Machii
義亮 町井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2003292427A priority Critical patent/JP2005064860A/ja
Publication of JP2005064860A publication Critical patent/JP2005064860A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】 電話機がテレビ電話機能を備えている場合には、電話機とオペレータ端末が互いに映像信号を送受信することができるコールセンタ装置を得ることを目的とする。
【解決手段】 インターネットTV電話2から発信された接続要求信号を受信すると、自動呼分配部13のオペレータ管理部54がオペレータ端末11のオペレータ状態表を参照して、現在着信可能なオペレータ端末11を選択し、そのオペレータ端末11とインターネットTV電話2間に、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルを開設する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、テレビ電話とオペレータ端末間の接続を制御するコールセンタ装置に関するものである。
従来のコールセンタ装置は、電話機から接続要求信号を受信すると、予め設置されているオペレータ端末の中で、現在通信中でないオペレータ端末があれば、そのオペレータ端末と電話機間に音声の通信チャネルを開設するようにしている。
以降、オペレータ端末と電話機は、互いに音声信号を送受信することができるようになる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−138759号公報(段落番号[0009]から[0010]、図2)
従来のコールセンタ装置は以上のように構成されているので、オペレータ端末と電話機が互いに音声信号を送受信することができる。しかし、その電話機がテレビ電話機能を備えていても、オペレータ端末との間で映像信号を送受信することができないなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、電話機がテレビ電話機能を備えている場合には、電話機とオペレータ端末が互いに映像信号を送受信することができるコールセンタ装置を得るものである。
この発明に係るコールセンタ装置は、テレビ電話から発信された接続要求信号を受信すると、使用状況管理手段に管理されているオペレータ端末の使用状況を参照して、現在着信可能なオペレータ端末を選択する端末選択手段を設け、その端末選択手段により選択されたオペレータ端末とテレビ電話間に映像及び音声の通信チャネルを開設するようにしたものである。
この発明は、テレビ電話から発信された接続要求信号を受信すると、使用状況管理手段に管理されているオペレータ端末の使用状況を参照して、現在着信可能なオペレータ端末を選択する端末選択手段を設け、その端末選択手段により選択されたオペレータ端末とテレビ電話間に映像及び音声の通信チャネルを開設するように構成したので、テレビ電話とオペレータ端末が互いに映像信号と音声信号を送受信することができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるコールセンタ装置を示す構成図であり、図において、コールセンタ装置1は複数のオペレータ端末11を収納しており、インターネット網3を介して、任意のオペレータ端末11とインターネットTV電話(テレビ電話)2を接続する機能を備えている。また、ISDN網5を介して、任意のオペレータ端末11とTV電話(テレビ電話)4を接続する機能を備えている。
オペレータ端末11はインターネットTV電話2又はTV電話4と接続されると、インターネットTV電話2又はTV電話4と映像信号及び音声信号を送受信する。ゲートウェイ部12はISDN網5とローカルエリアネットワーク(以下、LANという)14間のプロトコルの相違を調整して、TV電話4との接続を可能にする。自動呼分配部13は複数のオペレータ端末11のうち、現在着信可能なオペレータ端末11を選択する。
図2はオペレータ端末11の内部構成を示す構成図であり、図において、キーボード21及びマウス22はオペレータが情報を入力する際に操作し、ディスプレイ23はインターネットTV電話2又はTV電話4から送信された映像や操作内容などを表示する。カメラ24は例えばオペレータや商品情報などを撮像する。スピーカー25はインターネットTV電話2又はTV電話4から送信された音声を出力する。マイクロフォン26は例えばオペレータの音声を入力する。
LANインタフェース部27はLAN14に対する接続処理を実施し、プロコトル処理部28は自動呼分配部13により接続対象として選択されると、インターネットTV電話2又はTV電話4との間に、映像パケットデータチャネルと音声パケットデータチャネルを開設するチャネル開設手段を構成している。
データ処理部29は各種のデータ処理を実施する。映像処理部30,31はインターネットTV電話2又はTV電話4から送信された映像信号である映像パケットデータをアナログの映像データに変換してディスプレイ23に出力する一方、カメラ24から出力されたアナログの映像データを映像パケットデータに変換する。音声処理部32はインターネットTV電話2又はTV電話4から送信された音声信号である音声パケットデータをアナログの音声データに変換してスピーカー25に出力する一方、マイクロフォン26から出力されたアナログの音声データを音声パケットデータに変換する。
図3はゲートウェイ部12の内部構成を示す構成図であり、図において、ISDNインタフェース部41はISDN網5に対する接続処理を実施し、変換処理部42はISDN網5における音声映像通信プロトコルとLAN14における音声映像プロトコルの相互変換を実施する。多重化処理部43はISDNインタフェース部41から出力されたISDN信号を呼制御プロトコルと音声データと映像データとに分離する一方、呼制御プロトコルと音声データと映像データとを多重化してISDN信号を生成し、そのISDN信号をISDNインタフェース部41に出力する。
呼制御プロトコル変換部44はISDN網5における呼制御プロトコルとLAN14における呼制御プロトコルの相互変換を実施する。音声パケット形式変換部45は多重化処理部43から出力された音声データをLAN14における音声パケットデータに変換する一方、LAN14における音声パケットデータを音声データに変換して多重化処理部43に出力する。映像パケット形式変換部46は多重化処理部43から出力された映像データをLAN14における映像パケットデータに変換する一方、LAN14における映像パケットデータを映像データに変換して多重化処理部43に出力する。LANインタフェース部47はLAN14に対する接続処理を実施する。
図4は自動呼分配部13の内部構成を示す構成図であり、図において、記憶部51はオペレータの状態を示すオペレータ状態表と、自動応答状態を示す自動応答部管理表と、発信リストとを記憶している。LANインタフェース部52はLAN14に対する接続処理を実施し、プロコトル処理部53は呼制御のプロトコルを処理する。オペレータ管理部54は複数のオペレータ端末11の使用状況を管理し、インターネットTV電話2又はTV電話4から着信要求があると、現在着信可能なオペレータ端末11を選択する。
なお、記憶部51及びオペレータ管理部54は使用状況管理手段を構成し、オペレータ管理部54は端末選択手段を構成している。
次に動作について説明する。
オペレータがオペレータ端末11の使用を開始する際して、オペレータ端末11の登録処理を実施する必要があるので、最初にオペレータ端末11の登録処理について説明する。
オペレータは、使用を開始するオペレータ端末11のキーボード21やマウス22を操作して、自己の名前(以下、オペレータ名という)を入力する。
オペレータ端末11のデータ処理部29は、キーボード21やマウス22から入力されたオペレータ名をプロトコル処理部28に出力する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、データ処理部29からオペレータ名を受けると、LANインタフェース部27を介して、オペレータ名とオペレータ端末11のIPアドレスを含む登録要求メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が登録要求メッセージを受信すると、その登録要求メッセージからオペレータ名と送付元のオペレータ端末11のIPアドレスを抜き出し、そのオペレータ名とIPアドレスをオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53からオペレータ名とIPアドレスを受けると、記憶部51に記憶されているオペレータ状態表の中に、そのオペレータ名と同一のオペレータ名が登録されているか否かを判断する。
そして、同一のオペレータ名が登録されている場合には、そのオペレータ名に対応するオペレータ状態の欄に“待機中”を記録するとともに、そのオペレータ名に対応するIPアドレスの欄にプロトコル処理部53から受けたIPアドレスを記録する。
一方、同一のオペレータ名が登録されていない場合には、そのオペレータ名を新たにオペレータ状態表に登録する。そして、そのオペレータ名に対応するオペレータ状態の欄に“待機中”を記録するとともに、そのオペレータ名に対応するIPアドレスの欄にプロトコル処理部53から受けたIPアドレスを記録する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、上記の記録が完了すると、登録応答をプロトコル処理部53に出力する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54から登録応答を受けると、LANインタフェース部52を介して、登録が完了したことを示す登録応答メッセージを登録対象のオペレータ端末11に送信する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、LANインタフェース部27が登録応答メッセージを受信すると、その登録応答メッセージをデータ処理部29に出力する。
オペレータ端末11のデータ処理部29は、プロトコル処理部28から登録応答メッセージを受けると、映像処理部30を介して、その登録応答メッセージをディスプレイ23に表示する。
これにより、以降、オペレータは、オペレータ端末11の使用を開始することができるようになる。
次に、相手のインターネットTV電話2からコールセンタ装置1に接続要求信号が送信されて、TV電話通話が確立される場合の処理内容を説明する。
まず、インターネットTV電話2は、インターネット網3を介して、音声ポート番号と映像ポート番号の他、インターネットTV電話2の音声能力及び映像能力を含む接続要求メッセージ(接続要求信号)をコールセンタ装置1に送信する。
コールセンタ装置1における自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が接続要求メッセージを受信すると、オペレータ割当要求をオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53からオペレータ割当要求を受けると、記憶部51に記憶されているオペレータ状態表を参照して、現在着信可能なオペレータ端末11を選択する。
即ち、次の選択方法のいずれかを採用して、現在着信可能なオペレータ端末11を選択する。
1)オペレータ状態が“待機中”であるオペレータ端末11のうち、最も表の上側に記録されているオペレータ端末11を選択する。
2)オペレータ状態が“待機中”であるオペレータ端末11のうち、最後に登録されたオペレータ端末11を選択する。
3)オペレータ状態が“待機中”であるオペレータ端末11のうち、オペレータの総通話回数が少ないオペレータ端末11を選択する。
4)オペレータ状態が“待機中”であるオペレータ端末11のうち、オペレータの総通話時間が短いオペレータ端末11を選択する。
5)オペレータ状態が“待機中”であるオペレータ端末11のうち、直前の待ち時間が最も長いオペレータ端末11を選択する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、現在着信可能なオペレータ端末11を選択すると、そのオペレータ端末11に対応するオペレータ状態を“使用中”に変更するとともに、そのオペレータ端末11に対応する通話開始時刻の欄に現在の時刻を記録する。
そして、オペレータ管理部54は、オペレータ状態表から当該オペレータ端末11のオペレータ名とIPアドレスを取得し、そのオペレータ名とIPアドレスをプロトコル処理部53に出力する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54からオペレータ名とIPアドレスを受けると、そのオペレータ名とIPアドレスを有するオペレータ端末11に対して、先にLANインタフェース部52が受信している接続要求メッセージを送信する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、LANインタフェース部27が接続要求メッセージを受信すると、その接続要求メッセージをデータ処理部29に出力する。
オペレータ端末11のデータ処理部29は、プロトコル処理部28から接続要求メッセージを受けると、映像処理部30を介して、着信状態であることをディスプレイ23に表示する。
これにより、オペレータがオペレータ端末11のキーボード21やマウス22を使用して、着信を受け入れる操作を行うと、データ処理部29が着信許可をプロトコル処理部28に出力する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、データ処理部29から着信許可を受けると、接続要求メッセージに記述されているインターネットTV電話2の音声能力及び映像能力と、オペレータ端末11の音声能力及び映像能力とを比較して、通信時に適用する音声能力及び映像能力を選択する。
そして、プロトコル処理部28は、通信時に適用する音声能力と映像能力にしたがって、インターネットTV電話2の音声ポート番号と、音声処理部32の音声ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設する。また、インターネットTV電話2の映像ポート番号と、映像処理部30の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
また、オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、通信時に適用する音声能力と映像能力を示す選択結果と、音声処理部32の音声ポート番号と、映像処理部30の映像ポート番号とを記述した確認応答メッセージを作成し、LANインタフェース部27を介して、その確認応答メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が確認応答メッセージを受信すると、LANインタフェース部52を介して、その確認応答メッセージを接続要求元のインターネットTV電話2に送信する。
インターネットTV電話2は、自動呼分配部13から確認応答メッセージを受信すると、その確認応答メッセージに含まれている内容を参照し、通信時に適用する音声能力と映像能力にしたがって、インターネットTV電話2の音声ポート番号と、オペレータ端末11の音声ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設する。また、インターネットTV電話2の映像ポート番号と、オペレータ端末11の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
これにより、インターネットTV電話2とオペレータ端末11間にTV電話通話が確立される。
なお、インターネットTV電話2から送信された音声信号である音声パケットデータは、オペレータ端末11のLANインタフェース部27が受信して、音声処理部32がアナログの音声データに変換してスピーカー25に出力する。また、マイクロフォン26から入力されたオペレータの音声であるアナログの音声データは、オペレータ端末11の音声処理部32が音声パケットデータに変換し、LANインタフェース部27が音声パケットデータをインターネットTV電話2に送信する。
また、インターネットTV電話2から送信された映像信号である映像パケットデータは、オペレータ端末11のLANインタフェース部27が受信して、映像処理部30がアナログの映像データに変換してディスプレイ23に表示する。また、カメラ24により撮像された映像であるアナログの映像データは、オペレータ端末11の映像処理部30が映像パケットデータに変換し、LANインタフェース部27が映像パケットデータをインターネットTV電話2に送信する。
次に、相手のインターネットTV電話2からTV電話通話が切断される場合の処理内容を説明する。
インターネットTV電話2は、オペレータとの通話を終了すると、先に開設している音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルを閉設し、音声パケットデータと映像パケットデータのデータ送受信を停止する。
ただし、インターネットTV電話2は、オペレータとの通話を終了する際、切断要求メッセージをコールセンタ装置1の自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が切断要求メッセージを受信すると、LANインタフェース部52を介して、その切断要求メッセージをオペレータ端末11に送信する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、LANインタフェース部27が切断要求メッセージを受信すると、先に開設している音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルを閉設し、音声パケットデータと映像パケットデータのデータ送受信を停止するとともに、マイクロフォン26、スピーカー25及びカメラ24の入出力を停止し、TV電話通話が切断されたことをディスプレイ23に表示する。
また、プロトコル処理部28は、TV電話通話が切断されたことを示す確認応答メッセージを作成し、LANインタフェース部27を介して、その確認応答メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が確認応答メッセージを受信すると、オペレータ開放要求を作成してオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53から確認応答メッセージを受けると、記憶部51に記憶されているオペレータ状態表において、TV電話通話を終了するオペレータ端末11のオペレータ状態を“待機中”に変更し、通話終了時刻の欄に現在時刻を記録する。また、総通話時間に対して通話終了時刻と通話開始時刻の差を加算し、総通話回数に“1”を加算する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54の処理が終了すると、LANインタフェース部52を介して、確認応答メッセージをインターネットTV電話2に送信する。
これにより、インターネットTV電話2とオペレータ端末11間のTV電話通話が切断される。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、インターネットTV電話2から発信された接続要求信号を受信すると、自動呼分配部13のオペレータ管理部54がオペレータ端末11のオペレータ状態表を参照して、現在着信可能なオペレータ端末11を選択し、そのオペレータ端末11とインターネットTV電話2間に、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルを開設するように構成したので、インターネットTV電話2とオペレータ端末11が互いに映像信号と音声信号を送受信することができる効果を奏する。
なお、オペレータ端末11とインターネットTV電話2間に、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルを開設する際、現在着信可能なオペレータ端末11を選択するので、オペレータが応答できる確率を高めることができる効果も奏する。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、インターネットTV電話2とオペレータ端末11間のTV電話通話が確立するものについて示したが、この実施の形態2では、TV電話4とオペレータ端末11間のTV電話通話が確立するものについて説明する。
最初に、相手のTV電話4からコールセンタ装置1に接続要求信号が送信されて、TV電話通話が確立される場合の処理内容を説明する。
まず、TV電話4は、ISDN網5を介して、Q.931呼設定メッセージ(接続要求信号)をコールセンタ装置1に送信する。
コールセンタ装置1におけるゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、ISDNインタフェース部41がTV電話4からQ.931呼設定メッセージを受信すると、ISDNインタフェース部41を介して、Q.931接続メッセージをTV電話4に返送することにより、TV電話4とゲートウェイ部12間の呼を確立する。
TV電話4は、呼が確立されると、H.245手順にしたがってH.245端末能力設定要求をゲートウェイ部12に送信する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、ISDNインタフェース部41がTV電話4からH.245端末能力設定要求を受信すると、TV電話4の音声能力及び映像能力をLANプロトコルに変換し、その変換値と、音声パケット形式変換部45の音声ポート番号と、映像パケット形式変換部46の映像ポート番号とを含む接続要求メッセージを作成し、LANインタフェース部47を介して、その接続要求メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が接続要求メッセージを受信すると、オペレータ割当要求をオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53からオペレータ割当要求を受けると、上記実施の形態1と同様にして、現在着信可能なオペレータ端末11を選択する。
また、オペレータ管理部54は、現在着信可能なオペレータ端末11を選択すると、上記実施の形態1と同様に、そのオペレータ端末11に対応するオペレータ状態を“使用中”に変更するとともに、そのオペレータ端末11に対応する通話開始時刻の欄に現在の時刻を記録する。
そして、オペレータ管理部54は、オペレータ状態表から当該オペレータ端末11のオペレータ名とIPアドレスを取得し、そのオペレータ名とIPアドレスをプロトコル処理部53に出力する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54からオペレータ名とIPアドレスを受けると、そのオペレータ名とIPアドレスを有するオペレータ端末11に対して、先にLANインタフェース部52が受信している接続要求メッセージを送信する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、LANインタフェース部27が接続要求メッセージを受信すると、その接続要求メッセージをデータ処理部29に出力する。
オペレータ端末11のデータ処理部29は、プロトコル処理部28から接続要求メッセージを受けると、上記実施の形態1と同様に、映像処理部30を介して、着信状態であることをディスプレイ23に表示する。
これにより、オペレータがオペレータ端末11のキーボード21やマウス22を使用して、着信を受け入れる操作を行うと、データ処理部29が着信許可をプロトコル処理部28に出力する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、データ処理部29から着信許可を受けると、上記実施の形態1と同様に、接続要求メッセージに記述されているTV電話4の音声能力及び映像能力と、オペレータ端末11の音声能力及び映像能力とを比較して、通信時に適用する音声能力及び映像能力を選択する。
そして、プロトコル処理部28は、通信時に適用する音声能力と映像能力にしたがって、ゲートウェイ部12における音声パケット形式変換部45の音声ポート番号と、音声処理部32の音声ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設する。また、ゲートウェイ部12における映像パケット形式変換部46の映像ポート番号と、映像処理部30の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
また、オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、通信時に適用する音声能力と映像能力を示す選択結果と、音声処理部32の音声ポート番号と、映像処理部30の映像ポート番号とを記述した確認応答メッセージを作成し、LANインタフェース部27を介して、その確認応答メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が確認応答メッセージを受信すると、LANインタフェース部52を介して、その確認応答メッセージをゲートウェイ部12に送信する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、LANインタフェース部47が自動呼分配部13から確認応答メッセージを受信すると、その確認応答メッセージに含まれている通信時に適用する音声能力及び映像能力をH.245端末能力要求に変換し、ISDNインタフェース部41を介して、そのH.245端末能力要求をTV電話4に送信する。
TV電話4は、ゲートウェイ部12からH.245端末能力要求を受信すると、そのH.245端末能力要求を参照して、通信時に適用する音声能力を有する音声論理チャネル開設要求と、通信時に適用する映像能力を有する映像論理チャネル開設要求をゲートウェイ部12に送信する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、ISDNインタフェース部41がTV電話4から音声論理チャネル開設要求を受信すると、音声パケット形式変換部45とTV電話4との間で音声論理チャネルを開くとともに、音声パケット形式変換部45の音声ポート番号と、オペレータ端末11の音声処理部32の音声ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設する。
また、ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、ISDNインタフェース部41がTV電話4から映像論理チャネル開設要求を受信すると、映像パケット形式変換部46とTV電話4との間で映像論理チャネルを開くとともに、映像パケット形式変換部46の映像ポート番号と、オペレータ端末11の映像処理部30の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
これにより、TV電話4とオペレータ端末11間にTV電話通話が確立される。
なお、TV電話4から送信された音声論理チャネルの音声信号は、ゲートウェイ部12の音声パケット形式変換部45が音声パケットデータに変換し、オペレータ端末11の音声処理部32が当該音声パケットデータをアナログの音声データに変換してスピーカー25に出力する。また、マイクロフォン26から入力されたオペレータの音声であるアナログの音声データは、オペレータ端末11の音声処理部32が音声パケットデータに変換し、ゲートウェイ部12の音声パケット形式変換部45が当該音声パケットデータを音声論理チャネルの音声信号に変換してTV電話4に送信する。
また、TV電話4から送信された映像論理チャネルの映像信号は、ゲートウェイ部12の映像パケット形式変換部46が映像パケットデータに変換し、オペレータ端末11の映像処理部30が当該映像パケットデータをアナログの映像データに変換してディスプレイ23に表示する。また、カメラ24により撮像された映像であるアナログの映像データは、オペレータ端末11の映像処理部30が映像パケットデータに変換し、ゲートウェイ部12の映像パケット形式変換部46が当該映像パケットデータを映像論理チャネルの映像信号に変換してTV電話4に送信する。
次に、相手のTV電話4からTV電話通話が切断される場合の処理内容を説明する。
TV電話4は、オペレータとの通話を終了すると、Q.931開放メッセージをゲートウェイ部12に送信する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、ISDNインタフェース部41がTV電話4からQ.931開放メッセージを受信すると、音声論理チャネルと映像論理チャネルを閉じて、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルでのデータ送受信を停止し、切断要求メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が切断要求メッセージを受信すると、LANインタフェース部52を介して、その切断要求メッセージをオペレータ端末11に送信する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、LANインタフェース部27が切断要求メッセージを受信すると、上記実施の形態1と同様に、先に開設している音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルを閉設し、音声パケットデータと映像パケットデータのデータ送受信を停止するとともに、マイクロフォン26、スピーカー25及びカメラ24の入出力を停止し、TV電話通話が切断されたことをディスプレイ23に表示する。
また、プロトコル処理部28は、TV電話通話が切断されたことを示す確認応答メッセージを作成し、LANインタフェース部27を介して、その確認応答メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が確認応答メッセージを受信すると、オペレータ開放要求を作成してオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53から確認応答メッセージを受けると、上記実施の形態1と同様に、記憶部51に記憶されているオペレータ状態表において、TV電話通話を終了するオペレータ端末11のオペレータ状態を“待機中”に変更し、通話終了時刻の欄に現在時刻を記録する。また、総通話時間に対して通話終了時刻と通話開始時刻の差を加算し、総通話回数に“1”を加算する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54の処理が終了すると、LANインタフェース部52を介して、確認応答メッセージをゲートウェイ部12に送信する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、LANインタフェース部47が確認応答メッセージを受信すると、ISDNインタフェース部41を介して、Q.931切断完了メッセージをTV電話4に送信する。
これにより、TV電話4とオペレータ端末11間のTV電話通話が切断される。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、ISDN網5に接続されているTV電話4であっても、インターネットTV電話2と同様に、現在着信可能なオペレータ端末11と接続してTV電話通信を行うことができる効果を奏する。
実施の形態3.
上記実施の形態1では、インターネットTV電話2からの接続要求にオペレータ端末11が応答するものについて示したが、オペレータ端末11からの接続要求にインターネットTV電話2が応答するようにしてもよい。
具体的には下記の通りである。
まず、オペレータがオペレータ端末11のキーボード21やマウス22を使用して、インターネットTV電話2の電話番号を入力すると、データ処理部29がインターネットTV電話2の電話番号をプロトコル処理部28に出力する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、データ処理部29からインターネットTV電話2の電話番号を受けると、インターネットTV電話2と、オペレータ端末11のオペレータ名及びIPアドレスと、音声処理部32の音声ポート番号及び音声能力と、映像処理部30の映像ポート番号及び映像能力とを含む接続要求メッセージ(接続要求信号)を自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が接続要求メッセージを受信すると、その接続要求メッセージに記述されているオペレータ端末11のオペレータ名をオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53からオペレータ端末11のオペレータ名を受けると、記憶部51に記憶されているオペレータ状態表の中に、そのオペレータ名と同一のオペレータ名が登録されているか否かを判断する。
そして、同一のオペレータ名が登録されている場合には、そのオペレータ名に対応するオペレータ状態を“使用中”に変更するとともに、そのオペレータ名に対応する通話開始時刻の欄に現在の時刻を記録する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54の記録処理が終わると、LANインタフェース部52を介して、インターネットTV電話2の電話番号を使用して、接続要求メッセージをインターネットTV電話2に送信する。なお、この実施の形態3では、プロトコル処理部53とLANインタフェース部52が要求信号発信手段を構成している。
インターネットTV電話2は、自動呼分配部13から接続要求メッセージを受信すると、接続要求メッセージに記述されているオペレータ端末11の音声能力及び映像能力と、インターネットTV電話2の音声能力及び映像能力とを比較して、通信時に適用する音声能力及び映像能力を選択する。
そして、インターネットTV電話2は、通信時に適用する音声能力及び映像能力と、インターネットTV電話2の音声ポート番号及び映像ポート番号とを含む確認応答メッセージを作成し、その確認応答メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が確認応答メッセージを受信すると、LANインタフェース部52を介して、その確認応答メッセージをオペレータ端末11に送信する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、LANインタフェース部27が確認応答メッセージを受信すると、その確認応答メッセージに含まれている通信時に適用する音声能力と映像能力にしたがって、インターネットTV電話2の音声ポート番号と、音声処理部32の音声ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設する。また、インターネットTV電話2の映像ポート番号と、映像処理部30の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
インターネットTV電話2は、先に選択した通信時に適用する音声能力と映像能力にしたがって、インターネットTV電話2の音声ポート番号と、オペレータ端末11の音声ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設する。また、インターネットTV電話2の映像ポート番号と、オペレータ端末11の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
これにより、インターネットTV電話2とオペレータ端末11間にTV電話通話が確立される。
この実施の形態3によれば、オペレータ端末11から接続要求が発信される場合でも、上記実施の形態1と同様にして、インターネットTV電話2とオペレータ端末11間にTV電話通話を確立することができる効果を奏する。
実施の形態4.
上記実施の形態2では、TV電話4からの発信要求にオペレータ端末11が応答するものについて示したが、オペレータ端末11からの発信要求にTV電話4が応答するようにしてもよい。
具体的には下記の通りである。
まず、オペレータがオペレータ端末11のキーボード21やマウス22を使用して、TV電話4の電話番号を入力すると、データ処理部29がTV電話4の電話番号をプロトコル処理部28に出力する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、データ処理部29からTV電話4の電話番号を受けると、TV電話4の電話番号と、オペレータ端末11のオペレータ名及びIPアドレスと、音声処理部32の音声ポート番号及び音声能力と、映像処理部30の映像ポート番号及び映像能力とを含む接続要求メッセージ(接続要求信号)を自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が接続要求メッセージを受信すると、その接続要求メッセージに記述されているオペレータ端末11のオペレータ名をオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53からオペレータ端末11のオペレータ名を受けると、記憶部51に記憶されているオペレータ状態表の中に、そのオペレータ名と同一のオペレータ名が登録されているか否かを判断する。
そして、同一のオペレータ名が登録されている場合には、そのオペレータ名に対応するオペレータ状態を“使用中”に変更するとともに、そのオペレータ名に対応する通話開始時刻の欄に現在の時刻を記録する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54の記録処理が終わると、LANインタフェース部52を介して、先に受信した接続要求メッセージをゲートウェイ部12に送信する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、LANインタフェース部47が接続要求メッセージを受信すると、その接続要求メッセージに記述されているTV電話4の電話番号を用いて、Q.941呼設定メッセージをISDNインタフェース部41を介してTV電話4に送信する。
TV電話4は、ゲートウェイ部12からQ.941呼設定メッセージを受信して応答すると、Q.931接続メッセージをゲートウェイ部12に送信する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、ISDNインタフェース部41がQ.931接続メッセージを受信すると、TV電話4とゲートウェイ部12間の呼が確立される。
その後、TV電話4は、H.245手順にしたがって、H.245端末能力設定要求をゲートウェイ部12に送信する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、ISDNインタフェース部41がH.245端末能力設定要求を受信すると、そのH.245端末能力設定要求に記述されているTV電話4の音声能力及び映像能力と、接続要求メッセージに記述されているオペレータ端末11の音声能力及び映像能力とを比較して、通信時に適用する音声能力及び映像能力を選択する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、通信時に適用する音声能力及び映像能力を示すH.245端末能力要求を作成し、ISDNインタフェース部41を介して、そのH.245端末能力要求をTV電話4に送信する。また、通信時に適用する音声能力及び映像能力と、音声パケット形式変換部45の音声ポート番号と、映像パケット形式変換部46の映像ポート番号とを含む確認応答メッセージを作成し、LANインタフェース部47を介して、その確認応答メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が確認応答メッセージを受信すると、LANインタフェース部52を介して、その確認応答メッセージをオペレータ端末11に送信する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、LANインタフェース部27が確認応答メッセージを受信すると、その確認応答メッセージに含まれている通信時に適用する音声能力と映像能力にしたがって、音声パケット形式変換部45の音声ポート番号と、音声処理部32の音声ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設する。また、映像パケット形式変換部46の映像ポート番号と、映像処理部30の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
TV電話4は、ゲートウェイ部12からH.245端末能力要求を受信すると、そのH.245端末能力要求を参照して、通信時に適用する音声能力を有する音声論理チャネル開設要求と、通信時に適用する映像能力を有する映像論理チャネル開設要求をゲートウェイ部12に送信する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、ISDNインタフェース部41がTV電話4から音声論理チャネル開設要求を受信すると、音声パケット形式変換部45とTV電話4との間で音声論理チャネルを開くとともに、音声パケット形式変換部45の音声ポート番号と、オペレータ端末11の音声処理部32の音声ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設する。
また、ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、ISDNインタフェース部41がTV電話4から映像論理チャネル開設要求を受信すると、映像パケット形式変換部46とTV電話4との間で映像論理チャネルを開くとともに、映像パケット形式変換部46の映像ポート番号と、オペレータ端末11の映像処理部30の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
これにより、TV電話4とオペレータ端末11間にTV電話通話が確立される。
この実施の形態4によれば、オペレータ端末11から接続要求が発信される場合でも、上記実施の形態2と同様にして、TV電話4とオペレータ端末11間にTV電話通話を確立することができる効果を奏する。
実施の形態5.
図5はこの発明の実施の形態5によるコールセンタ装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
自動応答装置である自動応答部15は予め設定された手順で映像信号と音声信号を送受信する機能を備えている。
図6は自動応答部15の内部構成を示す構成図であり、図において、LANインタフェース部61はLAN14に対する接続処理を実施し、プロコトル処理部62は呼制御プロトコルを処理する。音声処理部63は音声やDTMFなどの音響信号や、DTMFが符号化された符号による信号を認識する認識部63aを有し、音声パケットデータの処理を実施する。映像処理部64は映像パケットデータの処理を実施する。
記憶部65はマルチメディア情報や通話録音情報や通話録画情報を記憶するとともに、そのマルチメディア情報の出力順序とTV電話4からの信号による制御方法が記述されたシナリオ情報を記憶している。シナリオ制御部66は記憶部65に記憶されているシナリオ情報を読み出して、そのマルチメディア情報の送出を行う。
上記実施の形態1では、インターネットTV電話2とオペレータ端末11間にTV電話通話を確立するものについて示したが、インターネットTV電話2と自動応答部15間にTV電話通話を確立するようにしてもよい。
具体的には下記の通りである。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52がインターネットTV電話2から接続要求メッセージを受信すると、自動応答部割当要求をオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53から自動応答部割当要求を受けると、記憶部51に記憶されてい自動応答部管理表を参照して、現在着信可能である“待機中”の自動応答部15のポート番号を検索する。
そして、現在着信可能なポート番号を検索すると、そのポート番号に対応する自動応答状態を“使用中”に変更するとともに、そのポート番号に対応する開始時刻の欄に現在時刻を記録し、そのポート番号を含む自動応答部割当結果をプロトコル処理部53に出力する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54から自動応答部割当結果を受けると、LANインタフェース部52を介して、その自動応答部割当結果と接続要求メッセージを自動応答部15に送信する。
自動応答部15のプロトコル処理部62は、LANインタフェース部61が自動呼分配部13から自動応答部割当結果と接続要求メッセージを受信すると、その接続要求メッセージに記述されているインターネットTV電話2の音声能力及び映像能力と、その自動応答部割当結果に記述されているポート番号の音声能力及び映像能力とを比較して、通信時に適用する音声能力及び映像能力を選択する。
そして、プロトコル処理部62は、通信時に適用する音声能力と映像能力にしたがって、インターネットTV電話2の音声ポート番号と、音声処理部63の音声ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設する。また、インターネットTV電話2の映像ポート番号と、映像処理部64の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
また、自動応答部15のプロトコル処理部62は、通信時に適用する音声能力と映像能力を示す選択結果と、音声処理部63の音声ポート番号と、映像処理部64の映像ポート番号とを記述した確認応答メッセージを作成し、LANインタフェース部61を介して、その確認応答メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が確認応答メッセージを受信すると、LANインタフェース部52を介して、その確認応答メッセージを接続要求元のインターネットTV電話2に送信する。
インターネットTV電話2は、自動呼分配部13から確認応答メッセージを受信すると、その確認応答メッセージに含まれている内容を参照し、通信時に適用する音声能力と映像能力にしたがって、インターネットTV電話2の音声ポート番号と、音声処理部63の音声ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設する。また、インターネットTV電話2の映像ポート番号と、映像処理部64の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
これにより、インターネットTV電話2と自動応答部15間にTV電話通話が確立される。
上記のようにして、インターネットTV電話2と自動応答部15間にTV電話通話が確立されると、自動応答部15のシナリオ制御部66は、記憶部65に記憶されているシナリオ情報を読み出し、そのシナリオ情報の記述にしたがって記憶部65に記憶されているマルチメディア情報を取得する。
そして、シナリオ制御部66は、そのマルチメディア情報に含まれている音声データを音声処理部63に出力し、そのマルチメディア情報に含まれている映像データを映像処理部64に出力する。
音声処理部63は、シナリオ制御部66から音声データを受けると、その音声データをパケット形式に変換して音声パケットデータチャネルに出力する。
映像処理部64は、シナリオ制御部66から映像データを受けると、その映像データをパケット形式に変換して映像パケットデータチャネルに出力する。
音声処理部63の認識部63aは、音声パケットデータチャネルから受信した音声パケットデータを常に監視して、相手のインターネットTV電話2から送信された音声やDTMFなどの音響信号や、DTMFが符号化された符号による信号を認識し、その認識信号をシナリオ制御部66に出力する。
シナリオ制御部66は、音声処理部63の認識部63aから認識信号を受けると、現在実行しているシナリオ情報に記述してある信号と、その認識信号を比較して一致すれば、シナリオ情報に記述してある内容に応じてシナリオ情報の実行を変化させて、マルチメディア情報の出力内容を変更する。
これにより、相手のインターネットTV電話2から送信された音声等によって、自動応答部15から送信されるマルチメディア情報の出力内容を変更することができるので、インターネットTV電話2の使用者の要求に応じた情報提供が可能となる。
次に、自動応答部15が応答しているTV電話通話をオペレータ端末11に転送する処理内容を説明する。
自動応答部15のシナリオ制御部66は、現在実行しているシナリオ情報にオペレータ接続要求が記述してあり、それに対応した信号が入力されると、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルのデータ入出力を停止し、転送要求をプロトコル処理部62に出力する。
自動応答部15のプロトコル処理部62は、シナリオ制御部66から転送要求を受けると、転送要求メッセージを作成して自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が転送要求メッセージを受信すると、自動応答部開放要求をオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53から自動応答部開放要求を受けると、自動応答部管理表の該当するポート番号の自動応答状態を“待機中”に変更し、自動応答部開放結果をプロトコル処理部53に出力する。
また、自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52を介して、その転送要求メッセージをインターネットTV電話2に送信する。
インターネットTV電話2は、自動呼分配部13から転送要求メッセージを受信すると、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルでのデータ送受信を停止する。その後、上記実施の形態1において、インターネットTV電話2とオペレータ端末11間で、TV電話通話を確立する場合と同様に動作して、インターネットTV電話2とオペレータ端末11間で、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルを確立することにより、インターネットTV電話2とオペレータ端末11間でTV電話通話を確立する。
インターネットTV電話2は、転送応答メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52がインターネットTV電話2から転送応答メッセージを受信すると、その転送応答メッセージを自動応答部15に送信する。
自動応答部15のプロトコル処理部62は、LANインタフェース部61が転送応答メッセージを受信すると、転送が終了したことを認識する。
以上で明らかなように、この実施の形態5によれば、自動応答部15が相手のインターネットTV電話2によってオペレータ端末11への接続を可能としているので、簡単な問い合わせに関しては自動応答部15で対応し、難しい問い合わせにはオペレータが対応することを可能とし、オペレータの人数を削減することによる運用費用の低下を図ることができる効果を奏する。
実施の形態6.
図7はこの発明の実施の形態6によるコールセンタ装置を示す構成図であり、図において、図5と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
代理中継部16はオペレータ端末11、自動呼分配部13及び自動応答部15と、インターネットTV電話2とが送受信する信号を中継する中継手段を構成している。
図8は代理中継部16の内部構成を示す構成図であり、図において、インターネットインタフェース部71はインターネット網3に対する接続処理を実施し、代理中継処理部72はインターネット網3とLAN14間で音声映像通信プロトコルを代理中継する。
呼制御プロトコル代理中継部73はインターネット網3とLAN14における呼制御プロトコルの代理中継を実施し、音声パケット代理中継部74はインターネット網3とLAN14における音声データの代理中継を実施し、映像パケット代理中継部75はインターネット網3とLAN14における映像データの代理中継を実施する。LANインタフェース部76はLAN14に対する接続処理を実施する。
上記実施の形態5では、自動応答部15がインターネットTV電話2からのTV電話通話に応答することにより、インターネットTV電話2の使用者に音声と映像で応対し、必要に応じてオペレータにTV電話通話を転送するものである。
この実施の形態6では、インターネットTV電話2がTV電話転送機能を持たない場合でも、代理中継部16を用いて、オペレータ端末11にTV電話通話を転送できるようにしている。
具体的には下記の通りである。
まず、インターネットTV電話2は、インターネット網3を介して、音声ポート番号と映像ポート番号の他、インターネットTV電話2の音声能力及び映像能力を含む接続要求メッセージをコールセンタ装置1に送信する。
コールセンタ装置1における代理中継部16の呼制御プロトコル代理中継部73は、インターネットインタフェース部71が接続要求メッセージを受信すると、その接続要求メッセージに記述されているインターネットTV電話2のIPアドレスを代理中継部16のIPアドレスに書き換えるとともに、インターネットTV電話2の音声ポート番号と映像ポート番号を代理中継部16の音声ポート番号と映像ポート番号に書き換える。
そして、呼制御プロトコル代理中継部73は、LANインタフェース部76を介して、書き換え後の接続要求メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が接続要求メッセージを受信すると、自動応答部割当要求をオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53から自動応答部割当要求を受けると、記憶部51に記憶されている自動応答部管理表を参照して、現在着信可能である“待機中”の自動応答部15のポート番号を検索する。
そして、現在着信可能なポート番号を検索すると、そのポート番号に対応する自動応答状態を“使用中”に変更するとともに、そのポート番号に対応する開始時刻の欄に現在時刻を記録し、そのポート番号を含む自動応答部割当結果をプロトコル処理部53に出力する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54から自動応答部割当結果を受けると、LANインタフェース部52を介して、その自動応答部割当結果と接続要求メッセージを自動応答部15に送信する。
自動応答部15のプロトコル処理部62は、LANインタフェース部61が自動呼分配部13から自動応答部割当結果と接続要求メッセージを受信すると、その接続要求メッセージに記述されているインターネットTV電話2の音声能力及び映像能力と、その自動応答部割当結果に記述されているポート番号の音声能力及び映像能力とを比較して、通信時に適用する音声能力及び映像能力を選択する。
そして、プロトコル処理部62は、通信時に適用する音声能力と映像能力にしたがって、代理中継部16の音声ポート番号と、音声処理部63の音声ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設する。また、代理中継部16の映像ポート番号と、映像処理部64の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
また、自動応答部15のプロトコル処理部62は、通信時に適用する音声能力と映像能力を示す選択結果と、音声処理部63の音声ポート番号と、映像処理部64の映像ポート番号とを記述した確認応答メッセージを作成し、LANインタフェース部61を介して、その確認応答メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が確認応答メッセージを受信すると、LANインタフェース部52を介して、その確認応答メッセージを代理中継部16に出力する。
代理中継部16の呼制御プロトコル代理中継部73は、LANインタフェース部76が確認応答メッセージを受信すると、その確認応答メッセージに含まれている内容を参照し、音声パケット代理中継部74の音声ポート番号と、インターネットTV電話2の音声ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設し、映像パケット代理中継部75の映像ポート番号と、インターネットTV電話2の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
また、呼制御プロトコル代理中継部73は、その確認応答メッセージに記述されている代理中継部16のIPアドレスをインターネットTV電話2のIPアドレスに書き換えるとともに、代理中継部16の音声ポート番号と映像ポート番号をインターネットTV電話2の音声ポート番号と映像ポート番号に書き換える。
そして、呼制御プロトコル代理中継部73は、インターネットインタフェース部71を介して、書き換え後の確認応答メッセージをインターネットTV電話2に送信する。
インターネットTV電話2は、代理中継部16から確認応答メッセージを受信すると、その確認応答メッセージに含まれている内容を参照し、通信時に適用する音声能力と映像能力にしたがって、インターネットTV電話2の音声ポート番号と、音声パケット代理中継部74との間で音声パケットデータチャネルを開設する。また、インターネットTV電話2の映像ポート番号と、映像パケット代理中継部75の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
この後、上記実施の形態5において、自動応答部15がインターネットTV電話2に対して自動的に応答する場合と同様にして、自動応答部15がインターネットTV電話2に応答する。
次に、自動応答部15が応答しているTV電話通話をオペレータ端末11に転送する処理内容を説明する。
自動応答部15のシナリオ制御部66は、現在実行しているシナリオ情報にオペレータ接続要求が記述してあり、それに対応した信号が入力されると、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルのデータ入出力を停止し、転送要求をプロトコル処理部62に出力する。
自動応答部15のプロトコル処理部62は、シナリオ制御部66から転送要求を受けると、転送要求メッセージを作成して自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が転送要求メッセージを受信すると、自動応答部開放要求をオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53から自動応答部開放要求を受けると、自動応答部管理表の該当するポート番号の自動応答状態を“待機中”に変更し、自動応答部開放結果をプロトコル処理部53に出力する。
また、自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52を介して、その転送要求メッセージを代理中継部16に送信する。
代理中継部16の呼制御プロトコル代理中継部73は、LANインタフェース部76が転送要求メッセージを受信すると、インターネットTV電話2と代理中継部16間に確立した音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルを保持したまま、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルでのデータ送受信を停止する。
この後、上記実施の形態1において、インターネットTV電話2とオペレータ端末11間で、TV電話通話が確立される場合と同様にして、代理中継部16とオペレータ端末11間で、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルを確立する。
代理中継部16の呼制御プロトコル代理中継部73は、代理中継部16とオペレータ端末11間で確立した音声パケットデータチャネル及び映像パケットデータチャネルと、インターネットTV電話2と代理中継部16間に確立して保持している音声パケットデータチャネル及び映像パケットデータチャネルとの間で、音声及び映像データの代理中継を開始することにより、インターネットTV電話2とオペレータ端末11との間でTV電話通話が確立される。
代理中継部16の呼制御プロトコル代理中継部73は、LANインタフェース部76を介して、転送応答メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が転送応答メッセージを受信すると、LANインタフェース部52を介して、その転送応答メッセージを自動応答部15に送信する。
自動応答部15のプロトコル処理部62は、LANインタフェース部61が転送応答メッセージを受信すると、転送が終了したことを認識する。
以上で明らかなように、この実施の形態6によれば、インターネット網3とLAN14の間に代理中継部16を設け、その代理中継部16がコールセンタ装置1内のTV電話の転送能力を持つことにより、転送機能を持たないインターネットTV電話2からのTV電話をコールセンタ装置1内で転送することが可能になり、どのようなインターネットTV電話2に対しても均質なサービスを提供することができる効果を奏する。
実施の形態7.
上記実施の形態6では、代理中継部16が自動応答部15からオペレータ端末11にTV電話通話を転送するものについて示したが、音声パケット代理中継部74がインターネットTV電話2から送信された音声パケットデータを自動応答部15又はオペレータ端末11に中継する際に、その音声パケットデータを記憶部74aに記録する一方、自動応答部15又はオペレータ端末11から送信された音声パケットデータをインターネットTV電話2に中継する際に、その音声パケットデータを記憶部74bに記録するようにしてもよい。
また、映像パケット代理中継部75がインターネットTV電話2から送信された映像パケットデータを自動応答部15又はオペレータ端末11に中継する際に、その映像パケットデータを記憶部75aに記録する一方、自動応答部15又はオペレータ端末11から送信された映像パケットデータをインターネットTV電話2に中継する際に、その映像パケットデータを記憶部75bに記録するようにしてもよい。
これにより、インターネットTV電話2と自動応答部15又はオペレータ端末11間の音声と映像による通話内容が記録として残るので、照会内容に関する事後のトラブル処理に用いることができるとともに、応対方法の教育などに用いてオペレータの資質を高めることができる効果を奏する。
実施の形態8.
上記実施の形態2では、TV電話4とオペレータ端末11間にTV電話通話を確立するものについて示したが、TV電話4と自動応答部15間にTV電話通話を確立するようにしてもよい。
具体的には下記の通りである。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、上記実施の形態2と同様に、ISDNインタフェース部41がTV電話4からQ.931呼設定メッセージを受信すると、ISDNインタフェース部41を介して、Q.931接続メッセージをTV電話4に返送することにより、TV電話4とゲートウェイ部12間の呼を確立する。
TV電話4は、呼が確立されると、H.245手順にしたがってH.245端末能力設定要求をゲートウェイ部12に送信する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、ISDNインタフェース部41がTV電話4からH.245端末能力設定要求を受信すると、上記実施の形態2と同様に、TV電話4の音声能力及び映像能力をLANプロトコルに変換し、その変換値と、音声パケット形式変換部45の音声ポート番号と、映像パケット形式変換部46の映像ポート番号とを含む接続要求メッセージを作成し、LANインタフェース部47を介して、その接続要求メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が接続要求メッセージを受信すると、自動応答部割当要求をオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53から自動応答部割当要求を受けると、上記実施の形態5と同様に、記憶部51に記憶されてい自動応答部管理表を参照して、現在着信可能である“待機中”の自動応答部15のポート番号を検索する。
そして、現在着信可能なポート番号を検索すると、そのポート番号に対応する自動応答状態を“使用中”に変更するとともに、そのポート番号に対応する開始時刻の欄に現在時刻を記録し、そのポート番号を含む自動応答部割当結果をプロトコル処理部53に出力する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54から自動応答部割当結果を受けると、LANインタフェース部52を介して、その自動応答部割当結果と接続要求メッセージを自動応答部15に送信する。
自動応答部15のプロトコル処理部62は、LANインタフェース部61が自動呼分配部13から自動応答部割当結果と接続要求メッセージを受信すると、上記実施の形態5と同様に、その接続要求メッセージに記述されているインターネットTV電話2の音声能力及び映像能力と、その自動応答部割当結果に記述されているポート番号の音声能力及び映像能力とを比較して、通信時に適用する音声能力及び映像能力を選択する。
そして、プロトコル処理部62は、通信時に適用する音声能力と映像能力にしたがって、音声パケット形式変換部45の音声ポート番号と、音声処理部63の音声ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設する。また、映像パケット形式変換部46の映像ポート番号と、映像処理部64の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
また、自動応答部15のプロトコル処理部62は、通信時に適用する音声能力と映像能力を示す選択結果と、音声処理部63の音声ポート番号と、映像処理部64の映像ポート番号とを記述した確認応答メッセージを作成し、LANインタフェース部61を介して、その確認応答メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が確認応答メッセージを受信すると、LANインタフェース部52を介して、その確認応答メッセージをゲートウェイ部12に送信する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、LANインタフェース部47が自動呼分配部13から確認応答メッセージを受信すると、上記実施の形態2と同様に、その確認応答メッセージに含まれている通信時に適用する音声能力及び映像能力をH.245端末能力要求に変換し、ISDNインタフェース部41を介して、そのH.245端末能力要求をTV電話4に送信する。
TV電話4は、ゲートウェイ部12からH.245端末能力要求を受信すると、そのH.245端末能力要求を参照して、通信時に適用する音声能力を有する音声論理チャネル開設要求と、通信時に適用する映像能力を有する映像論理チャネル開設要求をゲートウェイ部12に送信する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、ISDNインタフェース部41がTV電話4から音声論理チャネル開設要求を受信すると、音声パケット形式変換部45とTV電話4との間で音声論理チャネルを開くとともに、音声パケット形式変換部45の音声ポート番号と、自動応答部15の音声処理部63の音声ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設する。
また、ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、ISDNインタフェース部41がTV電話4から映像論理チャネル開設要求を受信すると、映像パケット形式変換部46とTV電話4との間で映像論理チャネルを開くとともに、映像パケット形式変換部46の映像ポート番号と、オペレータ端末11の映像処理部30の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
これにより、TV電話4と自動応答部15間にTV電話通話が確立される。
次に、自動応答部15が応答しているTV電話通話をオペレータ端末11に転送する処理内容を説明する。
自動応答部15のシナリオ制御部66は、現在実行しているシナリオ情報にオペレータ接続要求が記述してあり、それに対応した信号が入力されると、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルのデータ入出力を停止し、転送要求をプロトコル処理部62に出力する。
自動応答部15のプロトコル処理部62は、シナリオ制御部66から転送要求を受けると、転送要求メッセージを作成して自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が転送要求メッセージを受信すると、自動応答部開放要求をオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53から自動応答部開放要求を受けると、自動応答部管理表の該当するポート番号の自動応答状態を“待機中”に変更し、自動応答部開放結果をプロトコル処理部53に出力する。
また、自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52を介して、その転送要求メッセージをゲートウェイ部12に送信する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、音声論理チャネルと映像論理チャネルを保持したまま、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルでのデータ送受信を停止する。
この後、上記実施の形態2において、TV電話4とオペレータ端末11との間で、TV電話通話が確立される場合と同様にして、ゲートウェイ部12とオペレータ端末11の間で、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルを確立する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、ゲートウェイ部12とオペレータ端末11間で確立した音声パケットデータチャネル及び映像パケットデータチャネルと、TV電話4とゲートウェイ部12間に確立して保持している音声論理チャネル及び映像論理チャネルとの間で、音声及び映像データの入出力を開始することにより、TV電話4とオペレータ端末11との間でTV電話通話が確立される。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、LANインタフェース部47を介して、転送応答メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が転送応答メッセージを受信すると、LANインタフェース部52を介して、その転送応答メッセージを自動応答部15に送信する。
自動応答部15のプロトコル処理部62は、LANインタフェース部61が転送応答メッセージを受信すると、転送が終了したことを認識する。
以上で明らかなように、この実施の形態8によれば、自動応答部15が相手のTV電話4によってオペレータ端末11への接続を可能としているので、簡単な問い合わせに関しては自動応答部15で対応し、難しい問い合わせにはオペレータが対応することを可能とし、オペレータの人数を削減することによる運用費用の低下を図ることができる効果を奏する。
実施の形態9.
上記実施の形態8では、自動応答部15が通話相手の音声や映像に応対し、必要に応じて自動応答部15からTV電話通話をオペレータ端末11に転送するものについて示したが、オペレータからの要求に応じてオペレータ端末11から自動応答部15にTV電話通話を転送するようにしてもよい。
具体的には下記の通りである。
TV電話4とオペレータ端末11間にTV電話通話が確立されるているとき、オペレータがオペレータ端末11のキーボード21やマウス22を使用して、TV電話通話を自動応答部15に転送する要求を入力すると、データ処理部29が転送要求をプロトコル処理部28に出力する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、データ処理部29から転送要求を受けると、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルのデータ入出力を停止して転送要求メッセージを作成し、LANインタフェース部27を介して、その転送要求メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が転送要求メッセージを受信すると、オペレータ開放要求を作成してオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53からオペレータ開放要求を受けると、記憶部51に記憶されているオペレータ状態表において、TV電話通話を終了するオペレータ端末11のオペレータ状態を“待機中”に変更し、通話終了時刻の欄に現在時刻を記録する。また、総通話時間に対して通話終了時刻と通話開始時刻の差を加算し、総通話回数に“1”を加算する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54の処理が終了すると、LANインタフェース部52を介して、転送要求メッセージをゲートウェイ部12に送信する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、LANインタフェース部47が転送要求メッセージを受信すると、音声論理チャネルと映像論理チャネルを保持したまま、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルでのデータ送受信を停止する。
この後、上記実施の形態8において、TV電話4と自動応答部15との間でTV電話通話を確立する場合と同様にして、ゲートウェイ部12と自動応答部15の間に、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルを確立する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、ゲートウェイ部12と自動応答部15間で確立した音声パケットデータチャネル及び映像パケットデータチャネルと、TV電話4とゲートウェイ部12間に確立して保持している音声論理チャネル及び映像論理チャネルとの間で、音声及び映像データの入出力を開始することにより、TV電話4と自動応答部15との間でTV電話通話が確立される。
以上で明らかなように、オペレータの要求に応じて、オペレータ端末11からTV電話通話を自動応答部15に転送することができるので、オペレータの通話時間を削減することによる人件費の削減を図ることができる効果を奏する。
実施の形態10.
上記実施の形態8,9では、自動応答部15とオペレータ端末11間で必要に応じてTV電話通話を転送するものについて示したが、全てのオペレータ端末11が使用中の場合に、自動応答部15が一旦TV電話通話を受けて、オペレータ端末11が空いたとき、そのオペレータ端末11にTV電話通話を転送するようにしてもよい。
具体的には下記の通りである。
コールセンタ装置1は、TV電話4から接続要求メッセージを受信したとき、既に1以上のTV電話4がオペレータ端末11とTV電話通話を行っているため、現在着信可能なオペレータ端末11がなければ、上記実施の形態8と同様にして、TV電話4と自動応答部15間にTV電話通話を確立する。
この際、自動応答部15は、シナリオ情報にしたがって、例えば「混雑中であるためしばらくお待ちください」などのマルチメディア情報をTV電話4に送信する。
その後、通話中のオペレータ端末11の一つが上記実施の形態2と同様にして、TV電話4とのTV電話通信を切断すると、自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、自動応答部管理表を参照して、例えば、開始時刻が一番古く、自動応答部状態が“使用中”の自動応答部15のポート番号を検索し、そのポート番号を含む転送起動要求をプロトコル処理部53に出力する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54から転送起動要求を受けると、LANインタフェース部52を介して、その転送起動要求を自動応答部15に送信する。
自動応答部15のプロトコル処理部62は、LANインタフェース部61が転送起動要求メッセージを受信すると、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルのデータ入出力を停止して転送要求メッセージを作成し、LANインタフェース部61を介して、その転送要求メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が転送要求メッセージを受信すると、以降、上記実施の形態8と同様の手順で、自動応答部15からTV電話通話をオペレータ端末11に転送する。
以上で明らかなように、この実施の形態10によれば、オペレータが割り当てられないTV電話通話を一旦自動応答部15が応答することにより、多数のTV電話通話が着信しても、TV電話通話を切断することなく、順次、オペレータ端末11に接続することができるようになる。したがって、TV電話4の顧客は、TV電話をかけなおすことなく、オペレータに接続できるため、顧客の利便性を高めることができる効果を奏する。
実施の形態11.
上記実施の形態4では、オペレータがオペレータ端末11を操作して、TV電話4に接続要求を発信するものについて示したが、オペレータ端末11が発信可能な状態になると、自動的に接続要求をTV電話4に発信するようにしてもよい。
具体的には下記の通りである。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、オペレータ状態表のオペレータ状態の欄を常に監視しており、オペレータ状態の欄のいずれかが“使用中”から“待機中”に変更されたことを検出すると、記憶部51の発信リストが空でない場合、“待機中”に変更されたオペレータ状態を“使用中”に変更し、その発信リストに記録されている電話番号(例えば、先頭に記憶されている電話番号)を取り出し、その電話番号をプロトコル処理部53に出力する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54から電話番号を受けると、その電話番号を含む発信起動要求メッセージを作成してオペレータ端末11に送信する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、LANインタフェース部27が発信起動要求メッセージを受信すると、その発信起動要求メッセージをデータ処理部29に出力する。
オペレータ端末11のデータ処理部29は、プロトコル処理部28から発信起動要求メッセージを受けると、映像処理部30を介して、電話をかける旨をディスプレイ23に表示する。
データ処理部29は、その発信起動要求に含まれる電話番号を取り出し、以降、上記実施の形態4と同様にして、TV電話4とのTV電話通信を確立する。
以上で明らかなように、この実施の形態11によれば、自動呼分配部13がオペレータ端末11の使用状況を把握して、オペレータ端末11が空いていれば、自動的に電話を発信するので、例えば、多数の相手に電話をかける必要がある業務の処理時間を短縮することができる効果を奏する。
実施の形態12.
上記実施の形態11では、オペレータ端末11が発信可能な状態になると、自動的に接続要求をTV電話4に発信するものについて示したが、自動応答部15が発信可能な状態になると、自動的に接続要求をTV電話4に発信するようにしてもよい。
具体的には下記の通りである。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、自動応答部管理表の自動応答部状態の欄を常に監視しており、自動応答部状態の欄のいずれかが“使用中”から“待機中”に変更されたことを検出すると、記憶部51の発信リストが空でない場合、“待機中”に変更された自動応答部状態を“使用中”に変更し、その発信リストに記録されている電話番号(例えば、先頭に記憶されている電話番号)を取り出し、その電話番号をプロトコル処理部53に出力する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54から電話番号を受けると、その電話番号を含む発信起動要求メッセージを作成して自動応答部15に送信する。
自動応答部15のプロトコル処理部62は、LANインタフェース部61が発信起動要求メッセージを受信すると、その発信起動要求に含まれる電話番号を取り出し、以降、上記実施の形態8と同様にして、TV電話4とのTV電話通信を確立する。
以上で明らかなように、この実施の形態12によれば、自動応答部15が自動的に電話を発信することができるので、宣伝など大量の電話を発信する際に、オペレータを必要とせず、人件費を抑制することができる効果を奏する。
実施の形態13.
上記実施の形態8,9では、自動応答部15とオペレータ端末11間で必要に応じてTV電話通話を転送するものについて示したが、TV電話通話が確立しているオペレータ端末11を他のオペレータ端末11に変更して、TV電話4とのTV電話通信を他のオペレータ端末11に転送するようにしてもよい。
具体的には下記の通りである。
TV電話4とオペレータ端末11間にTV電話通話が確立されるているとき、オペレータがオペレータ端末11のキーボード21やマウス22を使用して、TV電話通話を他のオペレータ端末11に転送する要求を入力すると、データ処理部29が転送要求をプロトコル処理部28に出力する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、データ処理部29から転送要求を受けると、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルのデータ入出力を停止して転送要求メッセージを作成し、LANインタフェース部27を介して、その転送要求メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が転送要求メッセージを受信すると、オペレータ開放要求を作成してオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53からオペレータ開放要求を受けると、記憶部51に記憶されているオペレータ状態表において、TV電話通話を終了するオペレータ端末11のオペレータ状態を“待機中”に変更し、通話終了時刻の欄に現在時刻を記録する。また、総通話時間に対して通話終了時刻と通話開始時刻の差を加算し、総通話回数に“1”を加算する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54の処理が終了すると、LANインタフェース部52を介して、転送要求メッセージをゲートウェイ部12に送信する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、LANインタフェース部47が転送要求メッセージを受信すると、音声論理チャネルと映像論理チャネルを保持したまま、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルでのデータ送受信を停止する。
この後、上記実施の形態2において、TV電話4とオペレータ端末11との間でTV電話通話を確立する場合と同様にして、ゲートウェイ部12と他のオペレータ端末11の間に、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルを確立する。
ゲートウェイ部12の呼制御プロトコル変換部44は、ゲートウェイ部12と他のオペレータ端末11間で確立した音声パケットデータチャネル及び映像パケットデータチャネルと、TV電話4とゲートウェイ部12間に確立して保持している音声論理チャネル及び映像論理チャネルとの間で、音声及び映像データの入出力を開始することにより、TV電話4と他のオペレータ端末11との間でTV電話通話が確立される。
以上で明らかなように、オペレータの要求に応じて、オペレータ端末11からTV電話通話を他のオペレータ端末11に転送することができるので、例えば、最初のオペレータが回答できないような問い合わせを受けたような場合、他のオペレータに転送することができる。このため、顧客の問合わせについて回答出来ない確率を低減させることができる効果を奏する。
実施の形態14.
上記実施の形態13では、TV電話通話が確立しているオペレータ端末11を他のオペレータ端末11に変更して、TV電話4とのTV電話通信を他のオペレータ端末11に転送するものについて示したが、TV電話通信の転送と同時に、オペレータが処理中の情報を転送するようにしてもよい。
具体的には下記の通りである。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、転送要求メッセージを自動呼分配部13に送信する際、オペレータがオペレータ端末11のキーボード21やマウス22を使用して、既に入力済みの情報(例えば、顧客情報)を転送要求メッセージに含め、その転送要求メッセージを自動呼分配部13に送信する。
以降、TV電話4とのTV電話通信を他のオペレータ端末11に転送する処理は、上記実施の形態13と同様にして行われるが、ゲートウェイ部12が接続要求メッセージを他のオペレータ端末11に送信する際、上記の入力済みの情報を接続要求メッセージに含めて送信する。
他のオペレータ端末11のデータ処理部29は、TV電話4とのTV電話通信が確立されると、映像処理部30を介して、上記の入力済みの情報をディスプレイ23に表示する。
以上で明らかなように、この実施の形態14によれば、オペレ−タ端末11間でTV電話通話を転送する際に、入力済みの情報も転送することができるので、一度顧客から聞き出した情報を再度聞き直すことなく、業務を引き継ぐことができる。このため、通話時間が短縮され、オペレ−タが処理することが可能なTV電話の数を増やすことができる効果を奏する。
実施の形態15.
上記実施の形態1〜14では、オペレ−タ端末11又は自動応答部15のいずれかにTV電話通信を確立するものについて示したが、オペレータ端末11とインターネットTV電話2又はTV電話4間には音声パケットデータチャネルのみを開設し、自動応答部15とインターネットTV電話2又はTV電話4間に映像パケットデータチャネルを開設するようにしてもよい。
具体的には下記の通りである。
コールセンタ装置1がインターネットTV電話2から接続要求メッセージを受信することにより、自動呼分配部13のオペレータ管理部54が上記実施の形態1と同様にしてオペレータ割当要求を受けると、記憶部51に記憶されているオペレータ状態表を参照して、現在着信可能なオペレータ端末11を選択する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、現在着信可能なオペレータ端末11を選択すると、そのオペレータ端末11に対応するオペレータ状態を“使用中”に変更するとともに、そのオペレータ端末11に対応する通話開始時刻の欄に現在の時刻を記録する。
そして、オペレータ管理部54は、オペレータ状態表から当該オペレータ端末11のオペレータ名とIPアドレスを取得し、そのオペレータ名とIPアドレスをプロトコル処理部53に出力する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54からオペレータ名とIPアドレスを受けると、接続要求メッセージからインターネットTV電話2の映像能力を記述した部分を削除し、そのオペレータ名とIPアドレスを有するオペレータ端末11に対して、削除後の接続要求メッセージを送信する。
また、自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、自動応答部割当要求をオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53から自動応答部割当要求を受けると、記憶部51に記憶されてい自動応答部管理表を参照して、現在着信可能である“待機中”の自動応答部15のポート番号を検索する。
そして、現在着信可能なポート番号を検索すると、そのポート番号に対応する自動応答状態を“使用中”に変更するとともに、そのポート番号に対応する開始時刻の欄に現在時刻を記録し、そのポート番号を含む自動応答部割当結果をプロトコル処理部53に出力する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54から自動応答部割当結果を受けると、接続要求メッセージからインターネットTV電話2の音声能力を記述した部分を削除し、LANインタフェース部52を介して、その自動応答部割当結果と接続要求メッセージを自動応答部15に送信する。
この後、上記実施の形態1において、オペレータ端末11がインターネットTV電話2に対して応答する場合と同様にして、オペレータ端末11が自動呼分配部13に確認応答メッセージを送信するとともに、インターネットTV電話2の音声ポート番号とオペレータ端末11の音声処理部32の音声ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設する。
同時に、上記実施の形態5において、自動応答部15がインターネットTV電話2に対して応答する場合と同様にして、自動応答部15が自動呼分配部13に確認応答メッセージを送信するとともに、インターネットTV電話2の映像ポート番号と自動応答部15の映像処理部64の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ端末11から送信された確認応答メッセージのオペレータ端末11の音声能力に関する記述と、自動応答部15から送信された確認応答メッセージの自動応答部15の映像能力に関する記述を合成して、確認応答メッセージを再作成し、その確認応答メッセージをインターネットTV電話2に送信する。
インターネットTV電話2は、自動呼分配部13から確認応答メッセージを受信すると、その確認応答メッセージに記述されているオペレータ端末11の音声能力を用いて、インターネットTV電話2の音声ポート番号と、オペレータ端末11の音声処理部32の音声ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設する。また、その確認応答メッセージに記述されている自動応答部15の映像能力を用いて、インターネットTV電話2の映像ポート番号と自動応答部15の映像処理部64のポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
これにより、インターネットTV電話2と送受信する音声はオペレータ端末11と接続され、インターネットTV電話2と送受信する映像は自動応答部15と接続されるので、オペレータは蓄積された商品情報などの映像情報を通話相手に見せながら会話することができる。このため、通話相手の商品情報などの理解度を高めることができる効果を奏する。
実施の形態16.
図9はこの発明の実施の形態16によるコールセンタ装置を示す構成図であり、図において、図7と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
分離合成部17はインターネット網3の音声映像通信プロトコルを分離合成する処理を実施する。
図10は分離合成部17の内部構成を示す構成図であり、図において、インターネットインタフェース部81はインターネット網3に対する接続処理を実施し、分離合成処理部82はインターネット網3の音声映像通信プロトコルを分離合成する。呼制御プロトコル処理部83はインターネット網3とLAN14における呼制御プロトコルを処理する。
音声分離合成部84〜86は音声パケットデータの分離合成を実施し、音声ミキサー部87は音声パケットデータのミキシングを行う。映像分離合成部88〜90は映像パケットデータの分離合成を実施し、映像ミキサー部91は映像パケットデータのミキシングを行う。LANインタフェース部92はLAN14に対する接続処理を実施する。
上記実施の形態5では、オペレータ端末11とインターネットTV電話2又はTV電話4間には音声パケットデータチャネルを開設し、自動応答部15とインターネットTV電話2又はTV電話4間に映像パケットデータチャネルを開設するものについて示したが、通話相手の音声はオペレータ端末11で応答する一方、インターネットTV電話2から送信される映像はオペレータ端末11が受信して、インターネットTV電話2に送信する映像は自動応答部15が発信するようにしてもよい。
具体的には下記の通りである。
まず、インターネットTV電話2は、インターネット網3を介して、音声ポート番号と映像ポート番号の他、インターネットTV電話2の音声能力及び映像能力を含む接続要求メッセージをコールセンタ装置1に送信する。
コールセンタ装置1における分離合成部17の呼制御プロトコル処理部83は、インターネットインタフェース部81が接続要求メッセージを受信すると、その接続要求メッセージに記述されているインターネットTV電話2のIPアドレスを分離合成部17のIPアドレスに書き換えるとともに、音声能力に関する記述を送信に関する記述と受信に関する記述に複写し、インターネットTV電話2のそれぞれの音声ポート番号を音声分離合成部84の音声ポート番号に書き換える。
また、映像能力に関する記述を送信に関する記述と受信に関する記述に複写し、インターネットTV電話2のそれぞれの映像ポート番号を映像分離合成部88の映像ポート番号に書き換える。
そして、分離合成部17の呼制御プロトコル処理部83は、LANインタフェース部92を介して、書き換え後の接続要求メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が接続要求メッセージを受信すると、オペレータ割当要求をオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53からオペレータ割当要求を受けると、上記実施の形態1と同様にして、現在着信可能なオペレータ端末11を選択する。
また、オペレータ管理部54は、現在着信可能なオペレータ端末11を選択すると、上記実施の形態1と同様に、そのオペレータ端末11に対応するオペレータ状態を“使用中”に変更するとともに、そのオペレータ端末11に対応する通話開始時刻の欄に現在の時刻を記録する。
そして、オペレータ管理部54は、オペレータ状態表から当該オペレータ端末11のオペレータ名とIPアドレスを取得し、そのオペレータ名とIPアドレスをプロトコル処理部53に出力する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54からオペレータ名とIPアドレスを受けると、LANインタフェース部52から受信している接続要求メッセージの記述内容を、インターネットTV電話2の音声能力の送信と受信に関する部分と、映像能力の送信に関する部分のみに変更し、そのオペレータ名とIPアドレスを有するオペレータ端末11に対して、変更後の接続要求メッセージを送信する。
また、プロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が接続要求メッセージを受信すると、自動応答部割当要求をオペレータ管理部54に出力する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53から自動応答部割当要求を受けると、記憶部51に記憶されている自動応答部管理表を参照して、現在着信可能である“待機中”の自動応答部15のポート番号を検索する。
そして、現在着信可能なポート番号を検索すると、そのポート番号に対応する自動応答状態を“使用中”に変更するとともに、そのポート番号に対応する開始時刻の欄に現在時刻を記録し、そのポート番号を含む自動応答部割当結果をプロトコル処理部53に出力する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ管理部54から自動応答部割当結果を受けると、LANインタフェース部52から受信している接続要求メッセージの記述内容を、インターネットTV電話2の映像能力の受信に関する部分のみに変更し、LANインタフェース部52を介して、その自動応答部割当結果と変更後の接続要求メッセージを自動応答部15に送信する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、LANインタフェース部27が接続要求メッセージを受信すると、上記実施の形態1と同様の手順により、分離合成部17の音声分離合成部84の音声ポート番号とオペレータ端末11の音声処理部32の音声映像ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設する。また、接続要求メッセージの映像能力には送信の能力のみが記述されているので、分離合成部17の映像分離合成部88の映像ポート番号とオペレータ端末11の映像処理部31の映像映像ポート番号との間で、受信のみの映像パケットデータチャネルを開設する。
したがって、オペレータ端末11の映像処理部31は、インターネットTV電話2から送信された映像パケットデータを映像データに変換してディスプレイ23に表示するが、カメラ24により撮像された映像データは映像パケットデータに変換せず、映像パケットデータを送信しない。
自動応答部15のプロトコル処理部62は、LANインタフェース部61が自動呼分配部13から自動応答部割当結果と接続要求メッセージを受信すると、上記実施の形態5と同様の手順により、分離合成部17の映像分離合成部88の映像ポート番号と自動応答部15の映像処理部64の映像映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。ただし、接続要求メッセージの映像能力には受信の能力のみが記述されているので、送信のみの映像パケットデータチャネルを開設する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、オペレータ端末11から送信される確認応答メッセージの中のオペレータ端末11の音声能力に関する記述と、自動応答部15から送信される確認応答メッセージの中の自動応答部15の映像能力に関する記述とを合成して、確認応答メッセージを再作成し、その確認応答メッセージを分離合成部17に送信する。
分離合成部17の呼制御プロトコル処理部83は、LANインタフェース部92が確認応答メッセージを受信すると、音声分離合成部84の音声ポート番号とオペレータ端末11の音声ポート番号との間で音声パケットデータチャネルを開設し、映像分離合成部88の映像ポート番号とオペレータ端末11の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
また、映像分離合成部88の映像ポート番号と自動応答部15の映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
この後、上記実施の形態6において、代理中継部16がインターネットTV電話2との間で音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルを開設する場合と同様にして、分離合成部17が分離合成部17とインターネットTV電話2との間で音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルを開設する。
分離合成部17の音声分離合成部84は、インターネットTV電話2から送信された音声パケットデータをオペレータ端末11に送信する一方、オペレータ端末11から送信された音声パケットデータをインターネットTV電話2に送信する。
また、分離合成部17の映像分離合成部88は、インターネットTV電話2から送信された映像パケットデータをオペレータ端末11に送信する一方、自動応答部15から送信された映像パケットデータをインターネットTV電話2に送信する。
これにより、この実施の形態16によれば、オペレータは蓄積された商品情報などの映像情報を通話相手に見せながら、相手の表情を見て会話することができるため、相手の商品情報などの理解度を高めることとができるとともに、相手の反応に応じた対応を取ることができる効果を奏する。
なお、この実施の形態16では、インターネットTV電話2から送信される映像はオペレータ端末11が受信し、インターネットTV電話2に送信する映像は自動応答部15が発信するものについて示したが、インターネットTV電話2から送信される音声についてもオペレータ端末11が受信し、インターネットTV電話2に送信する映像は自動応答部15が発信するようにしてもよい。
実施の形態17.
上記実施の形態16では、インターネットTV電話2から送信される映像はオペレータ端末11が受信し、インターネットTV電話2に送信する映像は自動応答部15が発信するものについて示したが、自動応答部15がインターネットTV電話2に送信する映像を同時にオペレータ端末11にも送信するようにしてもよい。
具体的には下記の通りである。
上記実施の形態16との相違点は、分離合成部17の呼制御プロトコル処理部83が接続要求メッセージを書き換える際、分離合成部17の映像の送信能力を示す記述を接続要求メッセージに追加する。
そして、オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、分離合成部17の映像分離合成部88の映像ポート番号とオペレータ端末11の映像処理部31の映像映像ポート番号との間で、受信のみの映像パケットデータチャネルを開設する際、分離合成部17の映像の送信能力にしたがって、さらに、分離合成部17の映像分離合成部88の映像ポート番号とオペレータ端末11の映像処理部30の映像映像ポート番号との間で映像パケットデータチャネルを開設する。
これにより、分離合成部17の映像分離合成部88は、インターネットTV電話2から送信された映像パケットデータをオペレータ端末11に送信する一方、自動応答部15から送信された映像パケットデータをインターネットTV電話2に送信する。
また、自動応答部15から送信された映像パケットデータをオペレータ端末11に送信する。
このようにして、自動応答部15から送信される映像がオペレータ端末11にも送信されて、インターネットTV電話2から送信される映像と自動応答部15から送信される映像がオペレータ端末11のディスプレイ23に並んで表示されるので、オペレータは現在送られている自動応答部15の映像を確認しながら相手と会話することができる。このため、誤りの少ない適切な対応を取ることができる効果を奏する。
実施の形態18.
上記実施の形態16では、通話相手の音声はオペレータ端末11で応答する一方、インターネットTV電話2から送信される映像はオペレータ端末11が受信して、インターネットTV電話2に送信する映像は自動応答部15が発信するものについて示したが、オペレータ端末11から送信される映像信号及び音声信号と、自動応答部15から送信される映像信号及び音声信号とを混合してインターネットTV電話2に送信する一方、インターネットTV電話2から送信される映像信号及び音声信号をオペレータ端末11及び自動応答部15に分配するようにしてもよい。
図10の例では、音声ミキサー部87及び映像ミキサー部91が混合分配手段を構成している。
上記実施の形態16と同様の手順で、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルが開設されると、この実施の形態18では、分離合成部17が次のような処理を実施する。
分離合成部17の音声分離合成部84は、インターネットTV電話2から送信された音声パケットデータを受信すると、その音声パケットデータを音声分離合成部85と音声分離合成部86に分配することにより、その音声パケットデータをオペレータ端末11と自動応答部15の両方に送信する。
分離合成部17の映像分離合成部88は、インターネットTV電話2から送信された映像パケットデータを受信すると、その映像パケットデータを映像分離合成部89と映像分離合成部90に分配することにより、その映像パケットデータをオペレータ端末11と自動応答部15の両方に送信する。
また、分離合成部17の音声分離合成部85は、オペレータ端末11から送信された音声パケットデータを受信すると、その音声パケットデータを音声ミキサー部87に出力し、分離合成部17の音声分離合成部86は、自動応答部15から送信された音声パケットデータを受信すると、その音声パケットデータを音声ミキサー部87に出力する。
分離合成部17の音声ミキサー部87は、音声分離合成部85から音声パケットデータを受け、かつ、音声分離合成部86から音声パケットデータを受けると、それぞれの音声パケットデータの音声振幅を半分にしてから合成し、合成後の音声パケットデータを音声分離合成部84に出力する。
分離合成部17の音声分離合成部84は、音声ミキサー部87から合成後の音声パケットデータを受けると、その音声パケットデータをインターネットTV電話2に送信する。
また、分離合成部17の映像分離合成部88は、オペレータ端末11から送信された映像パケットデータを受信すると、その映像パケットデータを映像ミキサー部91に出力し、分離合成部17の映像分離合成部90は、自動応答部15から送信された映像パケットデータを受信すると、その映像パケットデータを映像ミキサー部91に出力する。
分離合成部17の映像ミキサー部91は、映像分離合成部89から映像パケットデータを受け、かつ、映像分離合成部90から映像パケットデータを受けると、それぞれの映像の縦方向、横方向、あるいは、両方向の映像サイズを半分にして、それらの映像を配置する合成を行い、合成後の映像パケットデータを映像分離合成部88に出力する。
分離合成部17の映像分離合成部88は、映像ミキサー部91から合成後の映像パケットデータを受けると、その映像パケットデータをインターネットTV電話2に送信する。
これにより、インターネットTV電話2に送信される音声と映像は、オペレータ端末11と自動応答部15のものを混合したものとすることができるので、通話相手はオペレータの顔を見ながら商品情報を見ることができる一方、オペレータは自動応答部15からの音声と映像を用いた商品情報を通話相手に見せながら、補足事項を自ら発話することができる。このため、通話相手の商品情報などの理解度を高めることができる効果を奏する。
実施の形態19.
上記実施の形態18では、オペレータ端末11から送信される映像信号及び音声信号と、自動応答部15から送信される映像信号及び音声信号とを混合してインターネットTV電話2に送信する一方、インターネットTV電話2から送信される映像信号及び音声信号をオペレータ端末11及び自動応答部15に分配するものについて示したが、オペレータ端末11から送信される映像信号及び音声信号と、インターネットTV電話2から送信される映像信号及び音声信号とを混合し、その混合した映像信号及び音声信号を記録するようにしてもよい。
具体的には下記の通りである。
分離合成部17は、上記実施の形態18と同様の処理を実施する他に、下記の処理を実施する。
分離合成部17の音声分離合成部84は、インターネットTV電話2から送信された音声パケットデータを受信すると、その音声パケットデータを音声分離合成部85と音声分離合成部86に分配する際に、その音声パケットデータを音声ミキサー部87にも分配する。
分離合成部17の映像分離合成部88は、インターネットTV電話2から送信された映像パケットデータを受信すると、その映像パケットデータを映像分離合成部89と映像分離合成部90に分配する際に、その映像パケットデータを映像ミキサー部91にも分配する。
分離合成部17の音声ミキサー部87は、音声分離合成部84からインターネットTV電話2の音声パケットデータを受け、かつ、音声分離合成部85からオペレータ端末11の音声パケットデータを受けると、それぞれの音声パケットデータの音声振幅を半分にしてから合成し、合成後の音声パケットデータを自動応答部15に送信して、自動応答部15の記憶部65に通話録音情報として記録する。
分離合成部17の映像ミキサー部91は、映像分離合成部88からインターネットTV電話2の映像パケットデータを受け、かつ、映像分離合成部89からオペレータ端末11の映像パケットデータを受けると、それぞれの映像の縦方向、横方向、あるいは、両方向の映像サイズを半分にして、それらの映像を配置する合成を行い、合成後の映像パケットデータを自動応答部15に送信して、自動応答部15の記憶部65に通話録画情報として記録する。
このようにして、インターネットTV電話2とオペレータ端末11との間の音声と映像による通話内容を自動応答部15に記録することができるので、照会内容に関する事後のトラブル処理に用いて解決時間を短縮するとともに、応対方法の教育などに用いてオペレータの資質を向上させることができる効果を奏する。また、ミキシングを行っているので、記憶部65における記憶容量の消費が少なく、長時間の業務に対応することができる効果を奏する。
実施の形態20.
上記実施の形態19では、インターネットTV電話2とオペレータ端末11との間の音声と映像を記録するものについて示したが、オペレータ端末11が自動応答部15の記憶部65に記録されている音声と映像を再生するようにしてもよい。
具体的には下記の通りである。
まず、オペレータがオペレータ端末11のキーボード21やマウス22を使用して、音声と映像の再生要求を入力すると、データ処理部29が記録一覧要求をプロトコル処理部28に出力する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、データ処理部29から記録一覧要求を受けると、LANインタフェース部27を介して、記録一覧要求メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が記録一覧要求メッセージを受信すると、LANインタフェース部52を介して、記録一覧要求メッセージを自動応答部15に送信する。
自動応答部15のプロトコル処理部62は、LANインタフェース部61が記録一覧要求メッセージを受信すると、記録部65の通話記録情報から通話記録のリストを示す記録一覧応答メッセージを作成し、LANインタフェース部61を介して、その記録一覧応答メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が記録一覧応答メッセージを受信すると、LANインタフェース部52を介して、記録一覧応答メッセージをオペレータ端末11に送信する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、LANインタフェース部27が記録一覧応答メッセージを受信すると、その記録一覧応答メッセージをデータ処理部29に出力する。
オペレータ端末11のデータ処理部29は、プロトコル処理部28から記録一覧応答メッセージを受けると、映像処理部30を介して、その記録一覧応答メッセージの記述内容をディスプレイ23に表示する。
これにより、オペレータがオペレータ端末11のキーボード21やマウス22を使用して、記録一覧の中から所望の記録を選択すると、データ処理部29がその選択結果を示す記録再生要求をプロトコル処理部28に出力する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、データ処理部29から記録再生要求を受けると、LANインタフェース部27を介して、記録再生要求メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が記録再生要求メッセージを受信すると、その記録再生要求メッセージをオペレータ管理部54に出力するとともに、LANインタフェース部52を介して、記録再生要求メッセージを自動応答部15に送信する。
自動呼分配部13のオペレータ管理部54は、プロトコル処理部53から記録再生要求メッセージを受けると、オペレータ状態表に記憶されているIPアドレスの中から、記録再生要求元のオペレータ端末11のIPアドレスと一致するIPアドレスを検索し、一致するIPアドレスに対応するオペレータ状態を“使用中”に変更する。
また、オペレータ管理部54は、自動応答部管理表を参照して、現在待機中である自動応答部15のポート番号を検索し、そのポート番号に対応する自動応答部状態を“使用中”に変更する。そして、そのポート番号を含む自動応答部割当結果をプロトコル処理部62に出力する。
自動応答部15のプロトコル処理部62は、LANインタフェース部61が記録再生要求メッセージを受信すると、その記録再生要求メッセージに記述されているオペレータ端末11の音声ポート番号及び映像ポート番号との間で、音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルを開設し、記憶部65に記録されている音声データと映像データをオペレータ端末11に送信するとともに、記録再生応答メッセージを自動呼分配部13に送信する。
自動呼分配部13のプロトコル処理部53は、LANインタフェース部52が記録再生応答メッセージを受信すると、LANインタフェース部52を介して、その記録再生応答メッセージをオペレータ端末11に送信する。
オペレータ端末11のプロトコル処理部28は、LANインタフェース部27が記録再生応答メッセージを受信すると、自動応答部15の音声ポート番号と映像ポート番号との間で音声パケットデータチャネルと映像パケットデータチャネルを開設し、自動応答部15から送信された音声データと映像データを受信する。
オペレータ端末11のデータ処理部29は、映像処理部30を介して、その映像データをディスプレイ23に表示し、音声処理部32を介して、その音声データをスピーカー25から出力する。
これにより、オペレータ端末11から通話記録内容を再生することができるので、通話相手の言葉の不明瞭な点などを再度聞き直すことができるようになり、業務の精度を高めることができる効果を奏する。
以上のように、この発明によれば、テレビ電話とオペレータ端末間で映像信号や音声信号を送受信するマルチメディア通信システムを構築するのに適している。
この発明の実施の形態1によるコールセンタ装置を示す構成図である。 オペレータ端末の内部構成を示す構成図である。 ゲートウェイ部の内部構成を示す構成図である。 自動呼分配部の内部構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態5によるコールセンタ装置を示す構成図である。 自動応答部の内部構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態6によるコールセンタ装置を示す構成図である。 代理中継部の内部構成を示す構成図である。 この発明の実施の形態16によるコールセンタ装置を示す構成図である。 分離合成部の内部構成を示す構成図である。
符号の説明
1 コールセンタ装置、2 インターネットTV電話(テレビ電話)、3 インターネット網、4 TV電話(テレビ電話)、5 ISDN網、11 オペレータ端末、12 ゲートウェイ部、13 自動呼分配部、14 LAN、15 自動応答部(自動応答装置)、16 代理中継部(中継手段)、17 分離合成部、21 キーボード、22 マウス、23 ディスプレイ、24 カメラ、25 スピーカー、26 マイクロフォン、27 LANインタフェース部、28 プロコトル処理部(チャネル開設手段)、29 データ処理部、30,31 映像処理部、32 音声処理部、41 ISDNインタフェース部、42 変換処理部、43 多重化処理部、44 呼制御プロトコル変換部、45 音声パケット形式変換部、46 映像パケット形式変換部、47 LANインタフェース部、51 記憶部(使用状況管理手段)、52 LANインタフェース部(要求信号発信手段)、53 プロコトル処理部(要求信号発信手段)、54 オペレータ管理部(使用状況管理手段、端末選択手段)、61 LANインタフェース部、62 プロコトル処理部、63 音声処理部、63a 認識部、64 映像処理部、65 記憶部、66 シナリオ制御部、71 インターネットインタフェース部、72 代理中継処理部、73 呼制御プロトコル代理中継部、74 音声パケット代理中継部、75 映像パケット代理中継部、76 LANインタフェース部、81 インターネットインタフェース部、82 分離合成処理部、83 呼制御プロトコル処理部、84〜86 音声分離合成部、87 音声ミキサー部(混合分配手段)、88〜90 映像分離合成部、91 映像ミキサー部(混合分配手段)、92 LANインタフェース部。

Claims (21)

  1. 映像信号と音声信号の送受信機能を有する複数のオペレータ端末と、上記複数のオペレータ端末の使用状況を管理する使用状況管理手段と、テレビ電話から発信された接続要求信号を受信すると、上記使用状況管理手段に管理されているオペレータ端末の使用状況を参照して、現在着信可能なオペレータ端末を選択する端末選択手段と、上記端末選択手段により選択されたオペレータ端末と上記テレビ電話間に映像及び音声の通信チャネルを開設するチャネル開設手段とを備えたコールセンタ装置。
  2. 端末選択手段はインターネット又はISDN網に接続され、そのインターネット網又はISDN網を介して、テレビ電話から発信された接続要求信号を受信することを特徴とする請求項1記載のコールセンタ装置。
  3. オペレータ端末から接続要求信号を受けると、その接続要求信号をテレビ電話に発信する要求信号発信手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のコールセンタ装置。
  4. チャネル開設手段は、オペレータ端末とテレビ電話間に映像及び音声の通信チャネルを開設する前に、予め設定された手順で映像信号と音声信号を送受信する自動応答装置とテレビ電話間に映像及び音声の通信チャネルを開設することを特徴とする請求項1記載のコールセンタ装置。
  5. オペレータ端末、端末選択手段、チャネル開設手段及び自動応答装置と、テレビ電話とが送受信する信号を中継する中継手段を設けたことを特徴とする請求項4記載のコールセンタ装置。
  6. 中継手段は、信号を中継するに際して、映像信号と音声信号を記録することを特徴とする請求項5記載のコールセンタ装置。
  7. チャネル開設手段は、端末選択手段により現在着信可能なオペレータ端末が選択されない場合、予め設定された手順で映像信号と音声信号を送受信する自動応答装置とテレビ電話間に映像及び音声の通信チャネルを開設することを特徴とする請求項1記載のコールセンタ装置。
  8. チャネル開設手段は、オペレータ端末とテレビ電話間に映像及び音声の通信チャネルを開設して、自動応答装置とテレビ電話間に開設した映像及び音声の通信チャネルを閉設することにより、上記テレビ電話との通信を上記自動応答装置から上記オペレータ端末に転送することを特徴とする請求項4または請求項7記載のコールセンタ装置。
  9. チャネル開設手段は、自動応答装置とテレビ電話間に映像及び音声の通信チャネルを開設して、オペレータ端末とテレビ電話間に開設した映像及び音声の通信チャネルを閉設することにより、上記テレビ電話との通信を上記オペレータ端末から上記自動応答装置に転送することを特徴とする請求項7記載のコールセンタ装置。
  10. チャネル開設手段は、自動応答装置が応答しているテレビ電話が1台以上存在する場合、オペレータ端末の着信が可能になる毎に、順次、そのオペレータ端末とテレビ電話間に映像及び音声の通信チャネルを開設することを特徴とする請求項7記載のコールセンタ装置。
  11. 要求信号発信手段は、オペレータ端末が発信可能な状態になると、接続要求信号の送信を上記オペレータ端末に要求することを特徴とする請求項3記載のコールセンタ装置。
  12. 自動応答装置が現在発信可能なポートを有する場合、そのポートから接続要求信号をテレビ電話に送信させる要求信号発信手段を設けたことを特徴とする請求項7記載のコールセンタ装置。
  13. チャネル開設手段は、映像及び音声の通信チャネルを開設しているオペレータ端末を他のオペレータ端末に変更して、テレビ電話との通信を他のオペレータ端末に転送することを特徴とする請求項1記載のコールセンタ装置。
  14. オペレータ端末は、オペレータにより入力された情報を他のオペレータ端末に転送することを特徴とする請求項13記載のコールセンタ装置。
  15. チャネル開設手段は、端末選択手段により選択されたオペレータ端末とテレビ電話間には音声の通信チャネルのみを開設し、予め設定された手順で映像信号を送受信する自動応答装置とテレビ電話間に映像の通信チャネルを開設することを特徴とする請求項1記載のコールセンタ装置。
  16. チャネル開設手段は、端末選択手段により選択されたオペレータ端末とテレビ電話間に映像の通信チャネルを開設するに際して、双方向の通信チャネルを分離して、単方向の通信チャネルを当該オペレータ端末とテレビ電話間に開設するとともに、残りの単方向の通信チャネルを予め設定された手順で映像信号を送受信する自動応答装置とテレビ電話間に開設することを特徴とする請求項1記載のコールセンタ装置。
  17. チャネル開設手段は、端末選択手段により選択されたオペレータ端末とテレビ電話間に音声の通信チャネルを開設するに際して、双方向の通信チャネルを分離して、単方向の通信チャネルを当該オペレータ端末とテレビ電話間に開設するとともに、残りの単方向の通信チャネルを自動応答装置とテレビ電話間に開設することを特徴とする請求項16記載のコールセンタ装置。
  18. 自動応答装置は、映像信号をテレビ電話に送信すると同時に、その映像信号をオペレータ端末に送信することを特徴とする請求項16記載のコールセンタ装置。
  19. オペレータ端末から送信される映像信号及び音声信号と、自動応答装置から送信される映像信号及び音声信号とを混合してテレビ電話に送信する一方、上記テレビ電話から送信される映像信号及び音声信号を上記オペレータ端末及び自動応答装置に分配する混合分配手段を設けたことを特徴とする請求項17記載のコールセンタ装置。
  20. 混合分配手段は、オペレータ端末から送信される映像信号及び音声信号と、テレビ電話から送信される映像信号及び音声信号とを記録することを特徴とする請求項19記載のコールセンタ装置。
  21. オペレータ端末は、混合分配手段により記録された映像信号及び音声信号の再生機能を搭載していることを特徴とする請求項20記載のコールセンタ装置。
JP2003292427A 2003-08-12 2003-08-12 コールセンタ装置 Pending JP2005064860A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003292427A JP2005064860A (ja) 2003-08-12 2003-08-12 コールセンタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003292427A JP2005064860A (ja) 2003-08-12 2003-08-12 コールセンタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005064860A true JP2005064860A (ja) 2005-03-10

Family

ID=34369784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003292427A Pending JP2005064860A (ja) 2003-08-12 2003-08-12 コールセンタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005064860A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007019955A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Oki Electric Ind Co Ltd テレビ電話コールセンタシステム
JP2008177702A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Oki Electric Ind Co Ltd 着信呼分配システム、オペレータ端末管理装置、および着信呼分配方法
JP2008245013A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Oki Electric Ind Co Ltd コールセンタサーバ
JP2008278262A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ネットワークサービスプラットフォーム装置、情報提供方法及び情報提供プログラム
JP2009060267A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Mitsubishi Electric Corp 多地点通話制御装置及びコールセンター装置及び多地点通話制御方法
JP2011103685A (ja) * 2011-01-04 2011-05-26 Oki Electric Industry Co Ltd コールセンタシステム及びその制御方法
EP3038039A1 (en) 2014-12-25 2016-06-29 Ricoh Company, Ltd. Management system, communication terminal, communication system, method of management, and computer program product
EP3038320A1 (en) 2014-12-25 2016-06-29 Ricoh Company, Ltd. Management system, communication terminal, communication system, call control method, and computer program product
EP3054660A1 (en) 2015-02-09 2016-08-10 Ricoh Company, Ltd. Management system, communication system, management method, and recording medium
US9596434B2 (en) 2015-07-07 2017-03-14 Ricoh Company, Ltd. Communication management system, communication system, communication terminal, communication management method, and recording medium
US9954912B2 (en) 2014-09-29 2018-04-24 Ricoh Company, Ltd. Apparatus, system, and method of controlling transmission of data
US10044870B2 (en) 2014-07-22 2018-08-07 Ricoh Company, Ltd. Control system, communications terminal, communications system, control method, and recording medium
US10122967B2 (en) 2015-01-15 2018-11-06 Ricoh Company, Ltd. Control system, communications terminal, communications system, control method, and recording medium
US10182081B2 (en) 2015-02-19 2019-01-15 Ricoh Company, Ltd. Control system, communication system, control method, and recording medium
US10298880B2 (en) 2015-07-23 2019-05-21 Ricoh Company, Ltd. Communication management system, communication system, communication management method, and medium
US10616417B2 (en) 2014-06-10 2020-04-07 Ricoh Company, Ltd. Control system, communication system, control method, and recording medium
JP2023104007A (ja) * 2022-01-15 2023-07-28 株式会社アースワークス 通信制御方法、及びその方法を用いた通信制御システム

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09163031A (ja) * 1995-12-12 1997-06-20 Nobuyuki Togashi 接客システム
JP2000242712A (ja) * 1999-02-17 2000-09-08 Siemens Inf & Commun Networks Inc ウェブベースのコールセンタシステムおよびその通信方法
JP2001257791A (ja) * 2000-03-13 2001-09-21 Jintetsuku:Kk コールセンターにおける個人情報確認方法
JP2001298555A (ja) * 2000-04-11 2001-10-26 Nippon Tmi Co Ltd 情報通信装置及び情報通信システム
JP2001309047A (ja) * 2000-04-19 2001-11-02 Nec Corp インタネット通話システム及びそれに用いる通話要求情報通知方法
JP2001333396A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Nippon Telegraph & Telephone East Corp ビジュアルコールシステム
JP2002042009A (ja) * 2000-07-28 2002-02-08 Net Value Inc インターネットコールセンターの通信システム
JP2002057701A (ja) * 2000-08-07 2002-02-22 Bitto Aato:Kk マルチメディア通信方法および装置
JP2003037827A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Nec Corp テレビ会議装置による双方向通信システム及び双方向通信方法
JP2003158729A (ja) * 2001-11-22 2003-05-30 Mitsubishi Electric Corp テレビ電話装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09163031A (ja) * 1995-12-12 1997-06-20 Nobuyuki Togashi 接客システム
JP2000242712A (ja) * 1999-02-17 2000-09-08 Siemens Inf & Commun Networks Inc ウェブベースのコールセンタシステムおよびその通信方法
JP2001257791A (ja) * 2000-03-13 2001-09-21 Jintetsuku:Kk コールセンターにおける個人情報確認方法
JP2001298555A (ja) * 2000-04-11 2001-10-26 Nippon Tmi Co Ltd 情報通信装置及び情報通信システム
JP2001309047A (ja) * 2000-04-19 2001-11-02 Nec Corp インタネット通話システム及びそれに用いる通話要求情報通知方法
JP2001333396A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Nippon Telegraph & Telephone East Corp ビジュアルコールシステム
JP2002042009A (ja) * 2000-07-28 2002-02-08 Net Value Inc インターネットコールセンターの通信システム
JP2002057701A (ja) * 2000-08-07 2002-02-22 Bitto Aato:Kk マルチメディア通信方法および装置
JP2003037827A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Nec Corp テレビ会議装置による双方向通信システム及び双方向通信方法
JP2003158729A (ja) * 2001-11-22 2003-05-30 Mitsubishi Electric Corp テレビ電話装置

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007019955A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Oki Electric Ind Co Ltd テレビ電話コールセンタシステム
JP2008177702A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Oki Electric Ind Co Ltd 着信呼分配システム、オペレータ端末管理装置、および着信呼分配方法
JP2008245013A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Oki Electric Ind Co Ltd コールセンタサーバ
JP2008278262A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ネットワークサービスプラットフォーム装置、情報提供方法及び情報提供プログラム
JP2009060267A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Mitsubishi Electric Corp 多地点通話制御装置及びコールセンター装置及び多地点通話制御方法
JP2011103685A (ja) * 2011-01-04 2011-05-26 Oki Electric Industry Co Ltd コールセンタシステム及びその制御方法
US10616417B2 (en) 2014-06-10 2020-04-07 Ricoh Company, Ltd. Control system, communication system, control method, and recording medium
US10044870B2 (en) 2014-07-22 2018-08-07 Ricoh Company, Ltd. Control system, communications terminal, communications system, control method, and recording medium
US9954912B2 (en) 2014-09-29 2018-04-24 Ricoh Company, Ltd. Apparatus, system, and method of controlling transmission of data
US10015055B2 (en) 2014-12-25 2018-07-03 Ricoh Company, Ltd. Management system, communication terminal, communication system, method of management, and computer program product
EP3038320A1 (en) 2014-12-25 2016-06-29 Ricoh Company, Ltd. Management system, communication terminal, communication system, call control method, and computer program product
EP3038039A1 (en) 2014-12-25 2016-06-29 Ricoh Company, Ltd. Management system, communication terminal, communication system, method of management, and computer program product
US10122967B2 (en) 2015-01-15 2018-11-06 Ricoh Company, Ltd. Control system, communications terminal, communications system, control method, and recording medium
EP3054660A1 (en) 2015-02-09 2016-08-10 Ricoh Company, Ltd. Management system, communication system, management method, and recording medium
US10182081B2 (en) 2015-02-19 2019-01-15 Ricoh Company, Ltd. Control system, communication system, control method, and recording medium
US9596434B2 (en) 2015-07-07 2017-03-14 Ricoh Company, Ltd. Communication management system, communication system, communication terminal, communication management method, and recording medium
US10298880B2 (en) 2015-07-23 2019-05-21 Ricoh Company, Ltd. Communication management system, communication system, communication management method, and medium
JP2023104007A (ja) * 2022-01-15 2023-07-28 株式会社アースワークス 通信制御方法、及びその方法を用いた通信制御システム
JP7366330B2 (ja) 2022-01-15 2023-10-23 株式会社アースワークス 通信制御方法、及びその方法を用いた通信制御システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005064860A (ja) コールセンタ装置
RU2396730C2 (ru) Управление компоновкой конференции и протокол управления
US5790180A (en) Video telephone call handling system and method
KR100230548B1 (ko) 컴퓨터-전화 통합 시스템 및 그를 이용한 중계방법
AU694454B2 (en) Multimedia enabled network
US20060133584A1 (en) Telephone voice control system, intermediate processing apparatus and exchange
US20040114575A1 (en) Exchange system
US20090299735A1 (en) Method for Transferring an Audio Stream Between a Plurality of Terminals
US20060215822A1 (en) Exchange system and communication recording method
JP3560813B2 (ja) ゲートウェイ装置、ゲートウェイ装置の端末特定方法及び端末特定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006501734A (ja) 電話装置、マルチメディア端末、およびサーバ
JP2003223407A (ja) コンテンツ共有支援システム、ユーザ端末装置、コンテンツ共有支援サーバ、複数のユーザ間でコンテンツを共有するための方法、そのプログラム並びにプログラム記録媒体
CN102137249B (zh) 一种视频通信的处理方法、***和视频互通设备
JP4572697B2 (ja) Ip電話機能に基づく呼接続中に映像コンテンツデータを再生する方法、端末及びプログラム
KR100272593B1 (ko) 랜 전화 시스템
US7609286B2 (en) Method and apparatus for video conferencing
WO2008067722A1 (fr) Procédé, système de téléphone et terminal de téléphone pour une session d&#39;appel
CN114125164A (zh) 融合办公通信终端、方法及装置
JP4400598B2 (ja) テレビ電話通信をなすコールセンタシステム及び制御方法
JP4391362B2 (ja) 画像通信装置
JP2902220B2 (ja) 通信会議システム
JP3539319B2 (ja) インターネット電話装置
JPWO2003053029A1 (ja) 交換システム
JP2007249548A (ja) テレビ電話通信システム
JP2003023504A (ja) 映像用音声・通話用音声同時配信時の音声制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060711

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20060824

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20060911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061227

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070320

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070419

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070525

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071109

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080104

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080710