JP2005063916A - ランプ装置 - Google Patents

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定一 斉藤
Kazuhiko Naito
一彦 内藤
Yoshihiko Maruo
喜彦 丸尾
Katsuyuki Akimoto
克幸 秋元
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Abstract

【課題】 レフレクターおよび発光管の温度上昇を抑制して適正温度を維持すると共にレフレクターの破損を防止し、レフレクターが破損した際には、その破片の飛散を防止する。
【解決手段】 レフレクター14における凹状反射面34aの中央部は、高圧放電灯12の発光管20に近いため、発光管20が発する熱によって外周部よりも高温に加熱される。しかし、レフレクター14には凹状反射面34aの中央部から外周部にわたって対応するように導熱体18が設けられているので、凹状反射面34aの中央部の熱は、導熱体18を介して外周部およびその近傍部に効率よく逃がされる。また、レフレクター14が破損した場合には、破損時の衝撃が導熱体18によって吸収され、レフレクター14の破片が導熱体によってつなぎ止められる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガラス製のレフレクターに高圧放電灯が組み込まれているプロジェクター用ランプ,照明用ランプまたは車両用ランプ等において、レフレクターに放熱特性のよい導熱体を一体的に設けることにより、高圧放電灯の冷却を容易にするものである。また、高圧放電灯の発光管が破裂した際のレフレクターの破損や破片の飛散を導熱体によって防止するものである。
プロジェクタ用ランプ等に適用される一般的なランプ装置は、高圧放電灯(超高圧水銀放電灯またはメタルハライドランプ等)と高圧放電灯の光を反射する凹状反射面を有するガラス製のレフレクターとを備えており、使用時には、高圧放電灯の光が、凹状反射面で反射されて平行光線あるいは所定位置に集光する収束光線として照射対象物へ照射されていた。
このようなランプ装置では、高圧放電灯を構成する発光管を最適温度範囲にする必要があり、この温度が上昇し過ぎた場合には、発光管内部が非常に高圧であるため、発光管が破裂することがあった。そして、発光管が破裂した場合には、その破片がレフレクターに衝突してレフレクターが破損し、発光管やレフレクターの破片がランプ装置の周辺に飛散するという問題があった。また、発光管が最適温度範囲以上に加熱された場合には、ランプ装置の動作が不安定になるという問題もあった。
そのため、従来では、レフレクターの厚みを厚くしたり、結晶化ガラス等のような高強度ガラスを用いてレフレクターを製造したりすることによって、レフレクターの破損を防止し、また、ランプ装置全体をファンで冷却することによって、発光管の過剰な加熱を防止していた。
しかし、レフレクターの厚みを厚くしたり、高強度ガラスを用いたりしても、レフレクターの破損を完全になくすことは困難なため、万一レフレクターが破損した場合には、依然として破片が飛散するという問題があった。また、レフレクターの表面からの放熱性が悪いため、ランプ装置全体をファンで冷却するだけでは、発光管の温度上昇を十分に抑制することが困難であった。
それゆえに本発明の主たる課題は、ランプ装置の冷却特性を向上させ、また、レフレクターの破損やその破片の飛散を防止することのできる、ランプ装置を提供することである。
請求項1に記載した発明は、「光を反射する凹状反射面34aを有するガラス製の本体34を含むレフレクター14、レフレクター14における凹状反射面34aの中央部に配置された高圧放電灯12、および凹状反射面34aの中央部から外周部にわたって対応するようにレフレクター14に接触して設けられた導熱体18を備える、ランプ装置10」である。
この発明において、凹状反射面34aの中央部は、高圧放電灯12の発光管20に近いため、発光管20が発する熱によって外周部よりも高温に加熱される。しかし、レフレクター14には凹状反射面34aの中央部から外周部にわたって対応するように導熱体18が設けられているので、凹状反射面34aの中央部の熱は、導熱体18を介して外周部およびその近傍部に効率よく逃がされる。また、導熱体18によってレフレクター14が補強されるので、レフレクター14が容易に破損することはなく、レフレクター14が破損した場合には、破損時の衝撃が導熱体18によって吸収され、レフレクター14の破片が導熱体によってつなぎ止められる。したがって、破片が飛散する心配はない。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した発明において、「導熱体18をレフレクター14の本体34に埋め込んだ」ことを特徴とする。
この発明では、導熱体18をレフレクター14の本体34に埋め込むようにしているので、導熱体18とレフレクター14との一体性を強めることができるとともに、両者の接触面積を大きくすることができる。したがって、導熱体18の脱落を防止できるとともに、熱の伝達効率を高めることができる。
請求項1および2に記載した発明によれば、凹状反射面の中央部から外周部にわたって対応するように設けられた導熱体によって、凹状反射面の中央部の熱を外周部およびその近傍部へ逃がすことができるので、発光管の周辺部を冷却することができ、発光管の温度上昇を抑制して適正温度を維持できる。また、導熱体によってレフレクターを補強することができるので、レフレクターが容易に破損するのを防止できる。そして、レフレクターが破損した場合には、破損時の衝撃を導熱体で吸収することができるので、レフレクターが粉々に砕けるのを防止でき、また、導熱体がレフレクターの破片をつなぎ止めるので、ランプ装置の周辺に破片が飛散するのを防止できる。さらに、導熱体を安価な材料で簡単に製造できるので、全体の製造コストを低く抑えることができる。
請求項2に記載した発明によれば、導熱体とレフレクターとの一体性を高めることができるとともに、両者の接触面積を大きくすることができるので、導熱体の脱落を防止できるとともに、熱の伝達効率を高めることができる。
図1は、本発明が適用されたランプ装置10を示す断面図である。このランプ装置10は、プロジェクタ用ランプ,照明用ランプまたは車両用ランプ等に適用されるものであり、図1に示すように、高圧放電灯12,レフレクター14,フロントカバー16および導熱体18を備える。
高圧放電灯12は、球状の発光管20とその両端から真っ直ぐに延びた円筒状の封止部22とを有する封体容器24を備える。そして、封体容器24における各封止部22の内部には、一端が発光管20の内部空間へ突出した電極棒26と、一端が外部へ突出したリード棒28と、電極棒26の他端とリード棒28の他端とを電気的に接続するモリブデン箔30とが配設され、各電極棒26の一端には、一対のタングステン電極(以下、単に「電極」という。)32を構成する陽極32aおよび陰極32bが接続される。また、発光管20の内部には、水銀,アルゴン等の希ガス、およびI(ヨウ素),Br(臭素),Cl(塩素),F(弗素)等のうち少なくとも1つのハロゲン(金属ハロゲン化物またはハロゲンガス等)が封入される。
なお、図1に示した高圧放電灯12は、ダブルエンド型で直流点灯式の超高圧水銀放電灯であるが、これに代えて、交流点灯式の超高圧水銀放電灯,シングルエンド型の超高圧水銀放電灯またはメタルハライドランプ等を用いるようにしてもよい。
レフレクター14は、高圧放電灯12の光を所定方向へ反射する凹状反射面34aを有するガラス製の本体34を含み、本体34における凹状反射面34aの中央部には、レフレクター14に対して高圧放電灯12を取り付けるための筒状のホルダ36が一体的に形成される。また、凹状反射面34aには、光反射特性に優れた膜(アルミニウム膜または銀膜等)が蒸着等によって形成される。そして、ホルダ36の内部に高圧放電灯12の端部が挿入され、ホルダ36の内面と高圧放電灯12の外面との隙間に充填剤38が充填される。したがって、凹状反射面34aは、中央部において高圧放電灯12の発光管20と近接し、外周部へ向かうにつれて発光管20から離間する。
フロントカバー16は、レフレクター14の前面開口を覆うものであり、ガラス等のような耐熱性の透明材料により形成される。そして、フロントカバー16の外周部がレフレクター14の開口端部に接合される。
導熱体18は、図2に示すように、ステンレスまたは銅等のような導熱性材料からなる線材18aによって籠状に形成され、凹状反射面34aの中央部から外周部にわたって対応するようにレフレクター14における本体34の内部に埋め込まれる。つまり、レフレクター14の本体34およびホルダ36を一体成型するための金型内に導熱体18が設置され、この金型内に溶融されたガラスが流し込まれることによって、本体34の内部に導熱体18が埋め込まれる。なお、導熱体18の材料は、特に限定されるものではないが、冷却効率を高めるためには熱伝導率の高いものを用いることが望ましい。
ランプ装置10を点灯する際には、高圧放電灯12のリード棒28に所定の電圧を印加して一対の電極32間にアーク放電を発生させる。すると、高圧放電灯12の発光管20から光が出射され、この光が凹状反射面34aで反射されてフロントカバー16を通して照射対象物へ照射される。このとき、凹状反射面34aの中央部は、発光管20に近接していることから高温(300℃程度)に加熱され、凹状反射面34aの外周部(低温)との間で100℃以上の温度差が生じる。そのため、凹状反射面34aの中央部の熱は、導熱体18を伝播して凹状反射面34aの外周部およびその近傍部へ速やかに逃がされる。これにより、発光管20の周辺部が冷却され、発光管20の過剰な温度上昇が抑制されて、発光管20の温度が適正温度(950℃程度)に維持される。
ランプ装置10において、高圧放電灯12の発光管20が破裂すると、その破片がレフレクター14に衝突するが、レフレクター14は導熱体18によって補強されているので、容易に破損することはない。また、レフレクター14が破損した場合でも、レフレクター14に埋め込まれた導熱体18が緩衝材として機能するので、レフレクター14が粉々に砕けることはない。また、導熱体18がレフレクター14の破片をつなぎ止めるので、破片が飛散することもない。
なお、上述の実施例では、導熱体18をレフレクター14の内部に埋め込むようにしているが、図3に示すように、導熱体18の一部をレフレクター14の外部へ露出させるようにしてもよいし、図4に示すように、導熱体18の全体をレフレクター14の外面に装着するようにしてもよい。さらに、導熱体18の一部を外部の放熱手段(図示省略)に接続するようにしてもよい。これらの場合には、導熱体18を伝播する熱をレフレクター14の外部の空気中または放熱手段へ逃がすことができるので、冷却効率をより高めることができる。導熱体18の全体をレフレクター14の外面に装着する場合(図4)には、導熱体18に形成したアンカ部をレフレクター14に埋め込むようにしてもよいし、導熱体18をレフレクター14の外面に接着するようにしてもよい。
また、導熱体18の形状は特に限定されるものではなく、たとえば、図5に示すように、導熱体18を導熱性の金属線18bによって網状に形成してもよいし、図6に示すように、導熱体18を多数の孔18cを有する導熱性のパンチングメタルによって形成してもよい。
さらに、レフレクター14に対する導熱体18の分布密度は均一である必要はなく、たとえば図7に示すように、凹状反射面34aの中央部に対応する部分の密度を密にし、かつ、外周部に対応する部分の密度を疎にすることによって、材料効率がよく、冷却効率の高い導熱体18を得るようにしてもよい。
ランプ装置を示す断面図である。 導熱体を示す斜視図である。 導熱体の一部を露出させたランプ装置を示す断面図である。 導熱体をレフレクターの外面に装着したランプ装置を示す断面図である。 網状の導熱体を示す斜視図である。 パンチングメタルで形成された導熱体を示す斜視図である。 導熱体の密度を変えたランプ装置を示す断面図である。
符号の説明
10… ランプ装置
12… 高圧放電灯
14… レフレクター
16… フロントカバー
18… 導熱体
20… 発光管
32… 電極
34a… 凹状反射面
36… ホルダ

Claims (2)

  1. 光を反射する凹状反射面を有するガラス製の本体を含むレフレクター、
    前記レフレクターにおける前記凹状反射面の中央部に配置された高圧放電灯、および
    前記凹状反射面の中央部から外周部にわたって対応するように前記レフレクターに接触して設けられた導熱体を備える、ランプ装置。
  2. 前記導熱体を前記レフレクターの前記本体に埋め込んだ、請求項1に記載のランプ装置。
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