JP2005062563A - 撮影装置 - Google Patents

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巌 川島
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Abstract

【課題】 画像表示ユニットの使い勝手が改善された撮影装置を得る。
【解決手段】 DSC10のLCDユニット16が筐体12と略面一となる収納位置((A)に示す位置)に位置している状態で、電源を投入する操作(ロッド30の先端部を押圧してスライダ30を下方へ摺動移動させる操作)が行われると、モータを駆動することで、LCDユニット16の画像表示面16Aが撮影者側を向くことで撮影者が表示画像を容易に視認できる状態となる表示位置((C)に示す位置)へLCDユニット16を自動的に回動させる。また、DSC10のLCDユニット16が表示位置に位置している状態で、電源を切断する操作(ロッド30の先端部を押圧してスライダ30を上方へ摺動移動させる操作)が行われると、モータを駆動することでLCDユニット16を収納位置へ自動的に回動させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は撮影装置に係り、特に、装置本体の筐体と略面一の状態となる収納位置と、前記筐体から突出することで画像表示面に表示された画像の視認が容易な状態となる表示位置の間を移動可能な画像表示ユニットを備えた撮影装置に関する。
デジタルスチルカメラ(DSC)やデジタルビデオカメラ等の撮影装置では、撮影された画像(撮影後の画像(静止画像又は動画像)、或いは撮影前の被写体の画像)の確認等のためにLCD等から成る画像表示ユニットが設けられている。この種の画像表示ユニットは、特にLCDが狭視野角であることや筐体の小型化を考慮し、また画像表示ユニットに表示された画像を確認しながら様々な撮影アングルでの撮影を可能とするために、装置本体の筐体と略面一の状態となる収納位置と、装置本体の筐体から突出する表示位置の間を開閉移動可能とされており、更に画像表示ユニットの画像表示面の向きも調節可能とされている。また、撮影装置の使い勝手向上のために、画像表示ユニットを手動で表示位置へ移動させると、画像表示ユニットに撮影画像を表示する状態に自動的に切り替わる構成も提案されている。
上記に関連して特許文献1には、入力部と表示部がヒンジ機構により開閉可能な構造の携帯情報端末において、開閉検知スイッチを設けると共に、スイッチ作動時(表示部の閉止時)の動作状態を状態データとして保存し、表示部の開放時に状態データを読み出し、読み出した状態データに対応する動作状態にする技術が開示されている。
特開2000−311141号公報
画像表示ユニットが設けられた撮影装置では、LCD等から成る画像表示ユニットの低消費電力化に伴い、画像表示ユニットを表示位置に引き出した状態で撮影画像を常時表示させ、画像表示ユニットに表示されている撮影画像を常時確認しながら撮影を行う撮影方法が一般的になりつつある。しかしながら、撮影装置の筐体の小型化等を考慮すると画像表示ユニットは開閉式にせざるを得ず、画像表示ユニットは手動で開閉する構成のため、上記の撮影方法で撮影を行うには、撮影を行う度に画像表示ユニットを表示位置へ手動で移動させ、移動時等の非撮影時には画像表示ユニットを手動で収納位置へ移動させる必要がある。このため、撮影装置の使い勝手が非常に悪いという問題があった。
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、画像表示ユニットの使い勝手が改善された撮影装置を得ることが目的である。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係る撮影装置は、撮影された画像を画像表示面に表示可能で、装置本体の筐体と略面一の状態となる収納位置と、前記筐体から突出することで画像表示面に表示された画像の視認が容易な状態となる表示位置の間を移動可能な画像表示ユニットを備えた撮影装置であって、前記画像表示ユニットを少なくとも前記収納位置から前記表示位置へ移動可能な第1駆動手段と、装置の電源が投入されると、前記収納位置に位置している画像表示ユニットを前記第1駆動手段によって前記表示位置へ移動させる第1駆動制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項1記載の発明に係る撮影装置は、撮影された画像を画像表示面に表示可能で、装置本体の筐体と略面一の状態となる収納位置と、筐体から突出することで画像表示面に表示された画像の視認が容易な状態となる表示位置の間を移動可能な画像表示ユニットを備えている。上記構成の撮影装置では、撮影開始時に電源を投入し、撮影が終了すると電源を切断する使用方法が殆どであり、電源がオンとなっている期間は撮影を行っている期間、すなわち画像表示ユニットに表示されている撮影画像を確認しながら撮影を行う撮影方法において画像表示ユニットを使用している期間に略一致している。
上記に着目し、請求項1記載の発明では、画像表示ユニットを少なくとも収納位置から表示位置へ移動可能な第1駆動手段を設け、第1駆動制御手段により、装置の電源が投入されると、収納位置に位置している画像表示ユニットを第1駆動手段によって表示位置へ移動させるようにしている。これにより、撮影装置を用いて撮影を行うために撮影装置の電源を投入すると、収納位置に位置している画像表示ユニットが自動的に表示位置へ移動されることになるので、画像表示ユニットを手動で表示位置へ移動させる操作を行う必要がなくなる。従って、撮影装置の画像表示ユニットの使い勝手を改善することができる。
請求項2記載の発明に係る撮影装置は、撮影された画像を画像表示面に表示可能で、装置本体の筐体と略面一の状態となる収納位置と、前記筐体から突出することで画像表示面に表示された画像の視認が容易な状態となる表示位置の間を移動可能な画像表示ユニットを備えた撮影装置であって、前記画像表示ユニットを少なくとも前記表示位置から前記収納位置へ移動可能な第2駆動手段と、装置の電源が切断されると、前記表示位置に位置している画像表示ユニットを前記第2駆動手段によって前記収納位置へ移動させる第2駆動制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明と同様の構成の撮影装置において、画像表示ユニットを少なくとも表示位置から収納位置へ移動可能な第2駆動手段を設け、第2駆動制御手段により、装置の電源が切断されると、表示位置に位置している画像表示ユニットを第2駆動手段によって収納位置へ移動させるようにしている。これにより、撮影装置を用いた撮影が終了したことに伴って撮影装置の電源を切断すると、表示位置に位置している画像表示ユニットが自動的に収納位置へ移動されることになるので、画像表示ユニットを手動で収納位置へ移動させる操作を行う必要がなくなる。従って、撮影装置の画像表示ユニットの使い勝手を改善することができる。
なお、請求項1又は請求項2記載の発明において、例えば請求項3に記載したように、収納位置に位置している画像表示ユニットを、収納位置に位置している状態で保持すると共に、装置の電源を投入する操作が行われると、画像表示ユニットの保持が解除されるロック機構を更に設けることが好ましい。これにより、収納位置に位置している画像表示ユニットが、異物に引っ掛かった等の原因で不用意に収納位置から移動されることを阻止することができ、装置の電源がオフされている状態で、画像表示ユニットを収納位置に確実に保持することができる。また、装置の電源を投入する操作が行われると画像表示ユニットの保持が解除されるので、請求項1記載の発明に係る第1駆動手段が、収納位置に位置している画像表示ユニットを表示位置へ移動させることを、上記のロック機構が妨害することも回避できる。
また、請求項1又は請求項2記載の発明において、第1駆動手段又は第2駆動手段は、例えばモータ等の駆動源と、該駆動源と画像表示ユニットを連結し駆動源の駆動力を画像ユニットに伝達する伝達機構で構成することができる(単一の駆動源及び単一の伝達機構を第1駆動手段及び第2駆動手段として機能させることも可能であることは言うまでもない)が、上記伝達機構の構成によっては、画像表示ユニットを収納位置と表示位置との間で手動で移動させることができなくなることも考えられる(例えば伝達機構をウォームギア等で構成した等の場合)。
これを考慮すると、請求項1又は請求項2記載の発明において、例えば請求項4に記載したように、第1駆動手段又は第2駆動手段は、画像表示ユニットを収納位置と表示位置との間で手動で移動させることも可能に画像表示ユニットと連結されていることが好ましい。これにより、画像表示ユニットを、収納位置と表示位置との間で手動で移動させることが可能となる。
以上説明したように本発明は、撮影装置の電源が投入されると、装置本体の筐体と略面一の状態となる収納位置に位置している画像表示ユニットを、第1駆動手段により、筐体から突出することで画像表示面に表示された画像の視認が容易な状態となる表示位置へ移動させるようにしたので、撮影装置の画像表示ユニットの使い勝手を改善することができる、という優れた効果を有する。
また本発明は、撮影装置の電源が切断されると、装置本体の筐体から突出することで画像表示面に表示された画像の視認が容易な状態となる表示位置に位置している画像表示ユニットを、第2駆動手段により、筐体と略面一の状態となる収納位置へ移動させるようにしたので、撮影装置の画像表示ユニットの使い勝手を改善することができる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。図1には本実施形態に係るデジタルスチルカメラ10(以下、DSC10と称する)が示されている。DSC10は略箱形の筐体12を備えており、この筐体12には複数枚のレンズを含んで構成された光学系14が取付けられている。筐体12の内部の光学系14の焦点位置に相当する箇所にはCCD等から成る撮像デバイスが配置されており、更に、光学系を駆動する光学系駆動回路、撮像デバイスを駆動する撮像デバイス駆動回路、撮像デバイスから出力された画像信号を処理する信号処理回路、信号処理回路から出力された画像データを記録メディアに書き込むと共に、記録メディアに記録されている画像データを読み出すメディア駆動回路等も内蔵されている(何れも図示省略)。
また、DSC10の筐体12にはLCDユニット16が取付けられている。LCDユニット16はLCD(液晶ディスプレイ)を内蔵しており、撮影された画像(記録メディアに記録された画像データが表す画像や、撮影対象の被写体を撮像することで撮像デバイスから出力される画像信号が表す画像)をLCDの画像表示面16A(図2(C)参照)に表示可能とされている。LCDユニット16は一端部に回転軸16B(図3参照)が取付けられ、この回転軸16Bが筐体12に内蔵された図示しない軸受に支持されていることで、図1(A)〜(C)にも示すように、装置本体の筐体12と略面一の状態となる収納位置(図1(A)に示す状態)と、画像表示面16Aが筐体12の後方側(撮影者側)を向くことで撮影者が表示画像を容易に視認できる状態となる表示位置(図1(C)に示す状態)の間を回動可能とされている。
また、図3に示すように、回転軸16Bは複数個のギア(平歯車)から成る駆動力伝達機構18を介してモータ20の回転軸と連結されており、モータ20はモータ駆動回路22を介してカメラ制御部24に接続されている。カメラ制御部24はモータ駆動回路22を介してモータ20の駆動を制御する。モータ20が駆動されると、モータ20で発生された駆動力が駆動力伝達機構18を介して減速されて回転軸16Bに伝達されることで、LCDユニット16は収納位置と表示位置の間を回動される。このように、モータ20は請求項1に記載の第1駆動手段及び請求項2に記載の第2駆動手段に各々対応している。また回転軸16Bには、回転軸16B(すなわちLCDユニット16)の回転角度を検出するための回転角センサ26が取付けられている。回転角センサ26はカメラ制御部24に接続されており、回転角センサ26による回転角度の検出結果はカメラ制御部24に入力される。
また、筐体12の後方側(詳しくは、LCDユニット16が収納位置に位置している状態でLCDユニット16と近接した位置)には電源スイッチ28が設けられており、DSC10には、収納位置に位置しているLCDユニット16を、収納位置に位置している状態で保持すると共に、DSC10の電源を投入するための電源スイッチ28の操作と連動してLCDユニット16の保持が解除されるロック機構(請求項3に記載のロック機構に対応している)が設けられている。
すなわち、図2に示すように、電源スイッチ28は合成樹脂製で矩形状のスライダ30を備えている。筐体12にはスライダ30の長手方向に沿って溝32(図2(B)参照)が穿設されており、スライダ30には溝32に係合するフランジ30A(図2(C)参照)が形成されている。従って、スライダ30は溝32に沿って長手方向に摺動移動可能とされている。またスライダ30は、図2(B)に示すように、長手方向に沿った中間部に凹部30Bが形成されていると共に、凹部30Bの中央部に孔34が穿設されており、孔34を貫通するロッド36の先端部が所定量突出している。
図2(B)に示すように、スライダ30の凹部30Bと反対側には矩形状の溝30Cが形成されており、ロッド36の中間部の溝30C内に位置している部分には第1ストッパ36Aが形成されている。溝30Cの内部には第1ストッパ36Aを介してロッド36を上方へ付勢する板ばね38が設けられており、ロッド36は板ばね38の付勢力によって図2(B)に示す位置(第1ストッパ36Aがスライダ30に当接する位置)に保持される。
また、ロッド36が図2(B)に示す位置に保持されている状態で、ロッド36の中間部の筐体12に対応する部分には、スライダ30の幅方向に突出する第2ストッパ36Bが形成されている。筐体12にはロッド36が貫通する孔40が穿設されているが、この孔40は、ロッド36が図2(B)に示す位置に保持されている状態で第2ストッパ36Bが嵌り込む形状とされている(図示省略)。従って、ロッド36が図2(B)に示す位置に保持されている状態では、第2ストッパ36Bが孔40に嵌り込んでいることでスライダ30の摺動移動が阻止される。また、スライダ30の凹部30Bから突出しているロッド36の先端部が板ばね38の付勢力に抗して押圧されると、第2ストッパ36Bが孔40から脱出することでスライダ30が摺動移動可能な状態となる。
スライダ30の近傍にはスライダ30の摺動移動を検出するスイッチ(図2では図示省略、図3に「電源スイッチ28」と表記して図示)が設けられており、DSC10の電源を投入する操作(ロッド36の先端部を押圧してスライダ30を図2(A)における下方へ摺動移動させる操作)及びDSC10の電源を切断する操作(ロッド36の先端部を押圧してスライダ30を図2(A)における上方へ摺動移動させる操作)は電源スイッチ28によって検出される。
また、筐体12の内部のスライダ30に対応する位置は、LCDユニット16が収納位置に位置している状態でLCDユニット16が接する面から突出するようにロック部材42が設けられている。ロック部材42は先端部が鉤状とされ、基部が回転軸44を介して回動可能に筐体12に支持されている。またロック部材42には、一端がアンカー部材46に連結された引っ張りコイルばね48の他端が連結されている。更にロック部材42には、引っ張りコイルばね48の付勢力に抗してロック部材42を図2(A)に示す位置に保持するストッパ(図示省略)が当接している。
LCDユニット16には、ロック部材42の先端部に対応する位置に溝50が形成されており、この溝50にはロック部材42の先端部と係合する係合部材52が設けられている。収納位置へ向けてLCDユニット16が回動される(図2(A)の矢印A方向へ移動される)と、まずロック部材42が係合部材52と当接し、更にLCDユニット16が回動されることで、ロック部材42が引っ張りコイルばね48の付勢力に抗して図2(A)における反時計回りに一旦回動し、その後引っ張りコイルばね48の付勢力で元の位置に復帰することで、ロック部材42の先端部と係合部材52が係合した状態となる。これにより、収納位置へ移動されたLCDユニット16が、収納位置に位置している状態で保持されることになる。
また、ロッド36のうち凹部30Bから突出している先端部と反対側の端部には突起36Cが設けられており、ロック部材42の中間部には突起36Cに対応する孔42Aが穿設されている。従って、DSC10の電源を投入するために、ロッド36の先端部を押圧してスライダ30を図2(A)における下方へ摺動移動させる操作が行われると、ロッド36の突起36Cが孔42Aに嵌り込み、スライダ30の摺動移動に伴ってロック部材42が図2(A)の反時計回りに若干量回動される。
図示は省略するが、LCDユニット16の回転軸16Bには、LCDユニット16が収納位置に位置している状態で、LCDユニット16を表示位置へ向けて若干量回動させる付勢力を発生させる付勢手段(例えば捩りコイルばね等)が取付けられており、上記のロック部材42の回動に伴ってロック部材42の先端部と係合部材52との係合、すなわちLCDユニット16の保持が解除されることで、LCDユニット16が表示位置へ向けて若干量回動され(図2(A)の矢印E方向へ移動され)、LCDユニット16が図2(A)及び(C)に示す位置へ移動されることになる。
次に本実施形態の作用として、カメラ制御部24で実行される電源オン時処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。なお、この電源オン時処理は、DSC10の電源を投入する操作(ロッド36の先端部を押圧してスライダ30を図2(A)における下方へ摺動移動させる操作)が行われ、この操作に伴い電源スイッチ28の接点が切り替わることで、割り込みが発生して実行される。
ステップ100では、回転角センサ26から入力される信号を取り込むことで、LCDユニット16の現在の開度を確認する。次のステップ102では、ステップ100で確認した開度に基づいて、LCDユニット16が表示位置に位置しているか否か判定する。判定が肯定された場合は何ら処理を行うことなく処理を終了するが、判定が否定された場合にはステップ104へ移行し、LCDユニット16が表示位置へ向けて回動するようにモータ20を駆動する。なお、電源オン時処理が実行されるときには、ロッド36の先端部を押圧してスライダ30を図2(A)における下方へ摺動移動させる操作が行われているので、この操作に伴ってロック部材42の先端部と係合部材52との係合、すなわちLCDユニット16の保持は解除されており、モータ20によるLCDユニット16の回動がロック機構によって妨害されることはない。
ステップ106ではモータ20の駆動を開始してから所定時間が経過したか否か判定する。判定が否定された場合はステップ100に戻り、ステップ102又はステップ106の判定が肯定される迄モータ20の駆動を継続し、表示位置へ向けてLCDユニット16を回動させる。モータ20の駆動を開始してから所定時間以内にLCDユニット16が表示位置に到達した場合には、ステップ102の判定が肯定されることで、モータ20の駆動が停止されて電源オン時処理が終了する。このように、本実施形態ではDSC10の電源を投入する操作を行うとLCDユニット16が自動的に表示位置へ回動されるので、DSC10のLCDユニット16の使い勝手が向上する。
なお、モータ20の駆動を開始してから所定時間が経過してもLCDユニット16が表示位置に到達しなかった場合には、何らかの異常が生じている(例えばLCDユニット16の回動を阻止する外力が加わっている等)と判断できる。このため、ステップ106の判定が肯定された場合はステップ108へ移行し、例えばブザーを鳴らす等のエラー処理を行った後に電源オン時処理を終了する。
本実施形態では、LCDユニット16の回転軸16Bとモータ20の回転軸が、複数個の平歯車から成る駆動力伝達機構18を介して連結されているので、例えばウォームギアを介して連結されている場合と異なり、LCDユニット16を手動で回動させることも可能であり、上記のようにLCDユニット16をモータ20の駆動力で表示位置へ回動させることができなかった場合には、LCDユニット16を手動で表示位置へ回動させればよい。なお、電源スイッチ28と別にモータ20の駆動を指示するためのスイッチを設け、このスイッチがオンされた場合に再度モータ20を駆動し、LCDユニット16を表示位置へ回動させるようにしてもよい。なお、上述した電源オン時処理を行うカメラ制御部24は請求項1に記載の第1駆動制御手段に対応している。
続いて、カメラ制御部24で実行される電源オフ時処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。なお、この電源オフ時処理は、DSC10の電源を切断する操作(ロッド36の先端部を押圧してスライダ30を図2(A)における上方へ摺動移動させる操作)が行われ、この操作に伴い電源スイッチ28の接点が切り替わることで、割り込みが発生して実行される。
ステップ110ではLCDユニット16の現在の開度を確認し、次のステップ112ではLCDユニット16が収納位置に位置しているか否か判定する。判定が肯定された場合は何ら処理を行うことなく処理を終了するが、判定が否定された場合はステップ114へ移行し、LCDユニット16が収納位置へ向けて回動するようにモータ20を駆動する。ステップ116ではモータ20の駆動を開始してから所定時間が経過したか否か判定する。判定が否定された場合はステップ110に戻り、ステップ112又はステップ116の判定が肯定される迄モータ20の駆動を継続し、収納位置へ向けてLCDユニット16を回動させる。
モータ20の駆動を開始してから所定時間以内にLCDユニット16が収納位置に到達した場合には、ステップ112の判定が肯定されることで、モータ20の駆動が停止されて電源オフ時処理を終了する。なお、LCDユニット16が収納位置に到達すると、ロック部材42の先端部と係合部材52が係合した状態となるので、LCDユニット16はモータ20の駆動が停止された後も収納位置に位置している状態で保持されることになる。このように、本実施形態ではDSC10の電源を切断する操作を行うとLCDユニット16が自動的に収納位置へ回動されるので、DSC10のLCDユニット16の使い勝手が向上する。
なお、モータ20の駆動を開始してから所定時間が経過してもLCDユニット16が収納位置に到達しなかった場合にも、何らかの異常が生じていると判断できるので、ステップ116の判定が肯定されてステップ118へ移行し、例えばブザーを鳴らす等のエラー処理を行った後に電源オフ時処理を終了する。この場合もLCDユニット16を手動で収納位置へ回動させればよい。なお、電源スイッチ28と別にモータ20の駆動を指示するためのスイッチを設け、このスイッチがオンされた場合に再度モータ20を駆動し、LCDユニット16を収納位置へ回動させるようにしてもよい。上述した電源オフ時処理を行うカメラ制御部24は請求項2に記載の第2駆動制御手段にも対応している。
なお、上記では本発明に係る撮影装置としてDSC10を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、デジタルビデオカメラ、被写体を撮影する機能を備えた携帯電話機、写真フィルムに画像を露光記録するカメラ等の撮影装置に適用可能である。
また、上記では装置の電源を投入する操作と連動するロック機構(請求項3に記載のロック機構)が設けられた構成を説明したが、これに限定されるものではなく、解除ボタンが電源スイッチと別に設けられたロック機構を設けてもよいし、ロック機構を省略してもよい。
本実施形態に係るDSCの斜視図である。 電源スイッチ付近の構造を示す、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線に沿った断面図、(C)は(A)のC−C線に沿った断面図である。 DSCのうちLCDユニットの開閉に係る部分の概略構成図である。 電源オン時処理の内容を示すフローチャートである。 電源オフ時処理の内容を示すフローチャートである。
符号の説明
10 DSC
12 筐体
16 LCDユニット
18 駆動力伝達機構
20 モータ
24 カメラ制御部
26 回転角センサ
28 電源スイッチ
42 ロック部材

Claims (4)

  1. 撮影された画像を画像表示面に表示可能で、装置本体の筐体と略面一の状態となる収納位置と、前記筐体から突出することで画像表示面に表示された画像の視認が容易な状態となる表示位置の間を移動可能な画像表示ユニットを備えた撮影装置であって、
    前記画像表示ユニットを少なくとも前記収納位置から前記表示位置へ移動可能な第1駆動手段と、
    装置の電源が投入されると、前記収納位置に位置している画像表示ユニットを前記第1駆動手段によって前記表示位置へ移動させる第1駆動制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 撮影された画像を画像表示面に表示可能で、装置本体の筐体と略面一の状態となる収納位置と、前記筐体から突出することで画像表示面に表示された画像の視認が容易な状態となる表示位置の間を移動可能な画像表示ユニットを備えた撮影装置であって、
    前記画像表示ユニットを少なくとも前記表示位置から前記収納位置へ移動可能な第2駆動手段と、
    装置の電源が切断されると、前記表示位置に位置している画像表示ユニットを前記第2駆動手段によって前記収納位置へ移動させる第2駆動制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  3. 前記収納位置に位置している画像表示ユニットを、前記収納位置に位置している状態で保持すると共に、装置の電源を投入する操作が行われると、前記画像表示ユニットの保持が解除されるロック機構を更に備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の撮影装置。
  4. 前記第1駆動手段又は前記第2駆動手段は、前記画像表示ユニットを前記収納位置と前記表示位置との間で手動で移動させることも可能に前記画像表示ユニットと連結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の撮影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013141158A (ja) * 2012-01-05 2013-07-18 Nikon Corp 撮像装置
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