JP2005061535A - 転がり軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大型化を招くことなく軸受剛性の向上を図ると共に、高剛性を得るための予圧を正確且つ容易に付与でき、且つ組立作業の容易化を図る。
【解決手段】 内輪11と外輪12との間に該内輪11に対して偏心配置された中間輪13を有し、内輪11と中間輪13との間に円錐ころ列15を配設して内側軸受とすると共に、外輪12と中間輪13との間に円錐ころ列17を配設して外側軸受とした二重構造の転がり軸受において、内側軸受側の円錐ころ列15を複列外向きとして該内側軸受を背面組合わせ構造とすると共に、外側軸受側の円錐ころ列17を総円錐ころ列で複列外向きとして該外側軸受を背面組合せ構造とし、且つ複列外輪12間に外輪間座16を介装する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば印刷機械、圧延機、製紙機械等の各種機械装置に用いられる転がり軸受に関し、特に印刷機の胴サポート用軸受として用いるのに好適な転がり軸受に関する。
従来のこの種の転がり軸受としては、例えば図7に示すものが知られている。この転がり軸受は、内輪1と外輪2との間に該内輪1に対して偏心配置された中間輪3を有しており、内輪1と中間輪3との間に保持器4を介して円錐ころ列5を配設して内側軸受を構成すると共に、外輪2と中間輪3との間に保持器6を介して円錐ころ列7を配設して外側軸受を構成している。
内側軸受は円錐ころ列5が複列外向きとされて背面組合わせ構造とされ、外側軸受は円錐ころ列7が複列内向きとされて正面組合せ構造とされている。
この転がり軸受を例えばオフセット印刷機のゴム胴のサポート用軸受として用いる場合には、図8及び図9に示すように、中間輪3に揺動用のブラケット3aが連結され、ゴム胴8aの回転軸が内輪1で支持されるようになっている。
そして、印刷時には、ゴム胴8aが版胴8b及び圧胴8cに押し当てられた状態で高速回転し、インキローラ9aによって版胴8bの版9bに塗布されたインクがゴム胴8を介して圧胴8c側の印刷用紙9cに転写されて印刷され、また、印刷トラブルにより紙が詰まった場合等には、ブラケット3aを操作して中間輪3を揺動させることにより、中間輪3と内輪1との間のカム作用によりゴム胴8aを版胴8b及び圧胴8cから離間移動させ、これにより、ゴム胴8aのインクが圧胴8c側の印刷用紙9cに転写されないようにし、また、詰まった紙の排出等を行う。
ところで、印刷機の胴サポート用軸受の場合、印刷時のインクのずれやむらが極力少なくなるようにゴム胴8aの自由度を完全拘束する必要があるため、ゴム胴8aの回転軸を支持する軸受には剛性が要求され、また、軸受には予圧が付与される。
しかしながら、上記従来の転がり軸受においては、内側軸受が荷重の作用点間距離が長い背面組合わせ構造とされ、外側軸受が荷重の作用点間距離が短い正面組合せ構造とされているため、内側軸受については剛性を確保するのに有利なものの、外側軸受については剛性面の点からは不利である。
軸受としての剛性は、内側軸受の剛性と外側軸受の剛性とのトータルで決定されるので、このような構造の軸受では剛性上の限界があり、昨今の印刷物の精度向上から現状の軸受寸法でさらなる軸受の剛性向上の要求が高まり、改善の必要があった。
なお、外側軸受の転動体にニードルを用いた転がり軸受が提案されているが、このような転がり軸受では、予圧を与えるために数種類の外径寸法を有するニードルを軸受組立て時に選択して組立を行う必要があるため、組立作業が煩雑になるという問題がある。
本発明はこのような不都合を解消するためになされたものであり、内側軸受及び外側軸受共に荷重の作用点間距離を長くして大型化を招くことなく剛性の向上を図ることができると共に、高剛性を得るための予圧を正確且つ容易に付与することができ、且つ組立作業の容易化を図ることができる転がり軸受を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、内輪と外輪との間に該内輪に対して偏心配置された中間輪を有し、前記内輪と前記中間輪との間に転動体列を配設して内側軸受とすると共に、前記外輪と前記中間輪との間に転動体列を配設して外側軸受とした二重構造の転がり軸受において、
前記内側軸受側の転動体列を複列外向きとして該内側軸受を背面組合わせ構造とすると共に、前記外側軸受側の転動体列を複列外向きの総円錐ころ列として該外側軸受を背面組合せ構造とし、更に、複列外輪の間に外輪間座を介装したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記中間輪の外径側軌道面の軸方向両端にある大つば部の外径DIを前記複列外輪の最小内径deより小径としたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2において、前記外輪間座を取り外した状態で、前記複列外輪の内の一方の列の前記外輪を他方の列の前記外輪側に移動させ、この状態で一方の列の前記円錐ころを前記中間輪の外径側軌道面に配置可能にしたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、前記外輪間座を周方向に複数に分割したことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4において、前記外輪間座を構成する複数の分割部品を互いに締結手段を介して締結したことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか一項において、前記複列外輪の間に前記外輪間座を介装したときに、該外輪間座で前記複列外輪をそれぞれ軸方向外方に押圧して前記外側軸受に予圧を付与することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれか一項において、前記外輪間座の外径は、前記複列外輪の外径と同等か小さいことを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項1〜7のいずれか一項において、前記外輪の背面側端部に前記外輪間座の周方向の位置決めをなす段部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、内側軸受及び外側軸受共に荷重の作用点間距離が長い背面組合わせ構造としているので、内側軸受の剛性と外側軸受の剛性とのトータルで決定される軸受剛性、特に、モーメント荷重に対する剛性を軸受の大型化を招くことなく向上させることができ、この結果、印刷機胴サポート用軸受として好適な転がり軸受を提供することができる。
また、外側軸受の転動体列を総円錐ころ列としているので、保持器を用いた場合に比べて、円錐ころの数を増やすことができ、この結果、軸受の負荷容量がアップして軸受剛性の更なる向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態の一例を図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の一例である転がり軸受を説明するための断面図、図2は図1に示す転がり軸受の外側軸受の組立手順の一例を説明するための断面図、図3及び図4は分割間座の締結例を説明するための図、図5は本発明の他の実施の形態である転がり軸受を説明するための断面図、図6は本発明例の軸受を取り付けた軸と従来例の軸受を取り付けた軸のたわみ量を比較したグラフ図である。
本発明の実施の形態の一例である転がり軸受10は、図1に示すように、内輪11と外輪12との間に該内輪11に対して偏心配置された中間輪13を有しており、内輪11と中間輪13との間に保持器14を介して円錐ころ列15を配設して内側軸受を構成すると共に、外輪12と中間輪13との間に総円錐ころ列17を配設して外側軸受を構成している。
ここで、この実施の形態では、内側軸受側の円錐ころ列15を複列外向きとして該内側軸受を荷重の作用点間距離が長い背面組合わせ構造とすると共に、外側軸受側の総円錐ころ列17についても同様に複列外向きとして該外側軸受を荷重の作用点間距離が長い背面組合せ構造とし、且つ複列に組合わせた外輪12の間に外輪間座16を介装している。
ところで、図7に示す従来の転がり軸受のように、外側軸受の円錐ころ7を鋼板製プレス保持器6で加締めて該円錐ころ7の脱落を防止する構造を採用した場合、外側軸受の円錐ころ7を外向きの複列にしようとすると、構造上組み込みが困難になる。
この場合、外向き複列の軌道面を有する中間輪を軸方向に左右に分割してそれぞれの分割輪に鋼板製プレス保持器を介して円錐ころを配置した後、組み立て時、左右別体の分割輪をボルト等で締結することも考えらえるが、分割輪自体、円周上に偏心性を出すために肉厚差(偏心輪量)があり、その精度を維持しつつ左右別体の分割輪を同位置でその偏心輪量を確保しつつ締結することは容易なことではない。
そこで、これら問題を解決しつつ外向き複列の外側軸受を実現するために、この実施の形態では、外側軸受は保持器を使用せず総円錐ころ軸受とすると共に、中間輪13の外径側軌道面の軸方向両端にある大つば部30の外径DIを複列外輪12の最小内径deより小径としている。
また、中間輪13は左右列一体とし、外輪間座16を取り外した状態で、複列外輪12,12の内の一方の列の外輪12を他方の列の外輪12側に移動させて各外輪12の背面同士を接触(又は近接配置)させ、この状態で一方の列の円錐ころ17を中間輪13の外径側軌道面に配置することができる外輪間座寸法とし、更に、左右列別々に円錐ころ17を中間輪13の軌道面と外輪12の軌道面との間に配置した後、円周上2つ以上に分割可能な外輪間座16を左右列の外輪12の背面の間に装着した構造とする。
図2を参照して、図1に示す転がり軸受の外側軸受の組立手順の一例を説明する。
まず、図2(a)に示すように、中間輪13の二列の外径軌道面の左側の列に総円錐ころ列17及び外輪12を組み込み、次いで、図2(b)に示すように、右側の列の外輪12を右端側から中間輪13に外挿して左側の列の外輪12側に移動させ、各外輪12の背面同士を接触(又は近接配置)させる。
次に、この状態で、図2(c)に示すように、中間輪14の右側の列の軌道面に総円錐ころ列17を配置する。このとき、中間輪13の右端側大つば部30の内側面と右側列の外輪12の正面との間の寸法aと、円錐ころ17の組み込み時の軸受の軸方向(水平方向)の最大寸法lとの関係は、l≦aとなるのが好ましい。但し、lがaより若干大きくても円錐ころ列17を押し込むことで組込可能であるため、必ずしもl≦aとする必要はない。
次に、図2(d)に示すように、右側の列の外輪12を右端側に移動して右側列の円錐ころ17に被せ、次いで、両列の外輪12,12の間に分割された外輪間座16を挿入し、これにより、軸受を完成させる(図2(e)参照)。
予圧を付与する構造としては、外輪間座16の軸方向寸法を、図2(d)に示すように、左右列それぞれの外輪12と中間輪13の間に総円錐ころ列17を配置して、各外輪12を総円錐ころ列17との間に隙間がないように押し付けた後の各外輪12の背面間の寸法より大きくした値とすることで実現できる。
即ち、左右列に外輪12と中間輪13との間に総円錐ころ列17を配置した状態で、各外輪12を中間輪13側へ押し付けて隙間を0とし、各外輪12の背面間寸法を直接測定する。
又は、図2(d)を参照して、左列の外輪12と中間輪13との間に総円錐ころ列17を配置して、該外輪12を中間輪13側へ押し付けて隙間を0とし、この状態の左列の外輪12の背面と中間輪13の左端面までの寸法L1を測定し、次に、右列の外輪12と中間輪13との間に総円錐ころ列17を配置して、該外輪12を中間輪13側へ押し付けて隙間を0とし、この状態の右列の外輪12の背面と中間輪13の右端面までの寸法L2を測定し、更に、中間輪13の軸方向寸法(幅寸法)の測定値Wから先の2つの測定値を引くことで、隙間0の各外輪12の背面間の寸法Xが求められる(X=W−(L1+L2))。
そして、上記隙間0の各外輪12の背面間の寸法Xに所定の予圧に一致する値を足した値を外輪間座16の軸方向寸法として該外輪間座16を加工する。このとき、上述したように、円周上2分割以上(この実施の形態では2分割)できる外輪間座16を用い、外輪間座16を円周方向に2分割して得られた分割間座16aを、図3に示すように、締結手段としてのボルト31を介して互いに締結した状態で軸方向寸法の加工を施し、その後、分解し、各外輪12の背面間を治具等を用いて軸方向外方に押し広げておき、この状態で各外輪12の背面間に2つの分割間座16aを挿入し、次いで、各分割間座16a同士を再度ボルト31で締結する。これにより、高剛性を得るための予圧を正確且つ容易に付与することができ、且つ組立作業の容易化を図ることができる。
なお、分割間座16aがハウジングケース等によりずれを生じない場合には、図4に示すように、各分割間座16a同士を締結手段としてのロールピン32で締結することもできる。また、ロールピン自身を省略して用いることも可能である。
また、各外輪12の背面間に挿入された外輪間座16は外輪12の外径面より飛び出ていてはいけない(外輪間座16の外径が、各外輪12の外径と同等か小さい)ので、外輪間座16の円周方向の位置決めのため、図5に示すように、各外輪12の背面側端面に外輪間座16を案内する段部33を設けた構造としてもよい。
上記の説明から明らかなように、この実施の形態では、内側軸受及び外側軸受共に荷重の作用点間距離が長い背面組合わせ構造としているので、内側軸受の剛性と外側軸受の剛性とのトータルで決定される軸受剛性、特に、モーメント荷重に対する剛性を軸受を大型化することなく向上させることができ、この結果、印刷機胴サポート用軸受として好適な転がり軸受を提供することができる。
また、外側軸受の転動体列を総円錐ころ列17としているので、保持器を用いた場合に比べて、円錐ころの数を増やすことができ、この結果、軸受の負荷容量がアップして軸受剛性の更なる向上を図ることができる。
図6に、内側軸受及び外側軸受共に背面組合せ構造とした本発明例の転がり軸受と、内側軸受を背面組合せ構造とし、外側軸受を正面組合せ構造とした従来例の転がり軸受とについて、印刷機ゴム胴部シリンダー軸をモデル化し、軸各部のたわみ量を計算した結果を示す。なお、外側軸受の組合せ構造以外の条件は本発明例及び従来例共に同一とした。
図6から明らかなように、本発明例は軸受剛性がアップしているため、従来例に比べて軸各部でのたわみ量が減少していることがわかる。
なお、本発明の転がり軸受の内輪、外輪、中間輪、内側軸受側の転動体列、間座、大つば部等の構成は上記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
また、上記各実施の形態では、内側軸受を円錐ころ軸受とした場合を例に採ったが、必ずしもこのようにする必要はなく、例えば内側軸受としてアンギュラ玉軸受などの玉軸受や円筒ころ軸受など他の形式の軸受を用いても本発明を適用できるのは勿論である。
本発明の実施の形態の一例である転がり軸受を説明するための断面図である。 図1に示す転がり軸受の外側軸受の組立手順の一例を説明するための断面図である。 分割間座の締結方法の一例を説明するための図で、(a)は締結後の外輪間座を径方向外方から見た図、(b)は(a)の右側面図である。 分割間座の締結方法の他の例を説明するための図で、(a)は締結後の外輪間座を径方向外方から見た図、(b)は(a)の右側面図である。 本発明の他の実施の形態である転がり軸受を説明するための断面図である。 本発明例の軸受を取り付けた軸と従来例の軸受を取り付けた軸のたわみ量を比較したグラフ図である。 従来の転がり軸受を説明するための要部断面図である。 図7の側面図である。 オフセット印刷機の概略を示す図である。
符号の説明
10 転がり軸受
11 複列内輪
12 複列外輪
13 中間輪
15 円錐ころ列(転動体列)
16 外輪間座
16a 分割間座
17 総円錐ころ列
30 大つば部
31 ボルト(締結手段)
32 ロールピン(締結手段)
33 段部

Claims (8)

  1. 内輪と外輪との間に該内輪に対して偏心配置された中間輪を有し、前記内輪と前記中間輪との間に転動体列を配設して内側軸受とすると共に、前記外輪と前記中間輪との間に転動体列を配設して外側軸受とした二重構造の転がり軸受において、
    前記内側軸受側の転動体列を複列外向きとして該内側軸受を背面組合わせ構造とすると共に、前記外側軸受側の転動体列を複列外向きの総円錐ころ列として該外側軸受を背面組合せ構造とし、更に、複列外輪の間に外輪間座を介装したことを特徴とする転がり軸受。
  2. 前記中間輪の外径側軌道面の軸方向両端にある大つば部の外径DIを前記複列外輪の最小内径deより小径としたことを特徴とする請求項1に記載した転がり軸受。
  3. 前記外輪間座を取り外した状態で、前記複列外輪の内の一方の列の前記外輪を他方の列の前記外輪側に移動させ、この状態で一方の列の前記円錐ころを前記中間輪の外径側軌道面に配置可能にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載した転がり軸受。
  4. 前記外輪間座を周方向に複数に分割したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載した転がり軸受。
  5. 前記外輪間座を構成する複数の分割部品を互いに締結手段を介して締結したことを特徴とする請求項4に記載した転がり軸受。
  6. 前記複列外輪の間に前記外輪間座を介装したときに、該外輪間座で前記複列外輪をそれぞれ軸方向外方に押圧して前記外側軸受に予圧を付与することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載した転がり軸受。
  7. 前記外輪間座の外径は、前記複列外輪の外径と同等か小さいことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載した転がり軸受。
  8. 前記外輪の背面側端部に前記外輪間座の周方向の位置決めをなす段部を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載した転がり軸受。
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