JP2005057661A - 車両事故状況記録システムおよび車両事故状況記録方法 - Google Patents

車両事故状況記録システムおよび車両事故状況記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両事故の発生場所に関わらず、事故状況を記録することができるとともに、事故状況の記録が事故によって失われることがない車両事故状況記録システムおよび車両事故状況記録方法を提供する。
【解決手段】車両10側では、車両10の運転中に、ビデオカメラ11にて車外および車内の映像を撮影し、マイク12にて車内の音声を集音し、これらの映像および音声をネットワーク30を介して記録サーバ20に転送する。記録サーバ20側では、車両10から転送されてきた映像および音声を映像/音声蓄積部24に記録し、蓄積する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の事故状況を記録する車両事故状況記録システムおよび車両事故状況記録方法に関するものである。
従来、車両事故が発生した場合、当事者の証言のみで事故の状況を把握しなければならなかった。この場合、当事者は、当然のごとく自身に都合の良い主張を行うと考えられるため、事故の過失割合等で当事者間に揉め事が生じることも少なくなかった。
そこで、最近では、当事者の証言以外の手段によって、車両の事故状況を容易に把握することができる技術が多数開示されている。
例えば、特許文献1においては、車両側に、車外の映像を撮像する撮像装置と、撮像装置にて得られた映像を記録する記録装置とを設けた技術が開示されている。この技術によれば、車両事故が発生した場合に、事故状況を記録として残すことができるため、車両事故状況を容易に把握することができるという利点がある。なお、特許文献1に開示された技術においては、車両側に設置した記録装置が破損することがないよう、当該記録装置を保護箱に収納している。
また、特許文献2においては、交差点に設置されたカメラと、このカメラにて撮影された交差点近傍の映像を記録する管制センターとを設けた技術が開示されている。この技術によれば、交差点で車両事故が発生した場合に、管制センターにて事故状況を記憶することができるため、車両の事故状況を容易に把握することができるという利点がある。
特開平4−242391号公報 特開平8−263785号公報
しかしながら、上述した特許文献1,2に記載された技術においては、以下に記載するような問題点がある。
特許文献1に開示された技術においては、記録装置は保護箱に収容されてはいるものの、車両内に設置されているため、事故による車両の破損の程度によっては、保護箱と共に記録装置も破損し、事故状況の記録が失われてしまうという問題点がある。
特許文献2に開示された技術においては、交差点にのみカメラが設置されているため、交差点以外の場所で車両事故が発生した場合には、事故状況を記録することができないという問題点がある。
そこで本発明の目的は、車両事故の発生場所に関わらず、事故状況を記録することができるとともに、事故状況の記録が事故によって失われることがない車両事故状況記録システムおよび車両事故状況記録方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の車両事故状況記録システムは、車両の事故状況を記録する車両事故状況記録システムにおいて、車両側に配置され、当該車両の運転状況を検出する運転状況検出手段と、車両側に配置され、運転状況検出手段にて車両が運転中であると検出されている場合に車両の車外および車内の映像を撮影する撮影手段と、車両側に配置され、運転状況検出手段にて車両が運転中であると検出されている場合に車両の車内の音声を集音する集音手段と、車両側に配置され、撮影手段にて撮影された車両の運転中の車外および車内の映像と、集音手段にて集音された車両の運転中の車内の音声とをネットワーク上に転送する転送手段と、転送手段からネットワークを介して映像および音声が転送されてきた場合に当該映像および当該音声を記録し、蓄積する記録サーバとを有することを特徴とするものである。
また、車両側に配置され、当該車両の運転中に事故が発生したか否かを検知する事故発生検知手段をさらに有し、撮影手段、集音手段、転送手段は、事故発生検知手段にて車両の運転中に事故が発生したと検知された場合、以降、運転状況検出手段における車両の運転状況の検出結果に関わらず、映像を撮影する動作、音声を集音する動作、映像および音声を転送する動作、をそれぞれ継続することとしても良い。
また、車両側に配置された入力手段をさらに有し、撮影手段、集音手段、転送手段は、事故発生検知手段にて車両の運転中に事故が発生したと検知された場合、以降、入力手段に映像および音声の記録停止の指示が入力された時点で、映像を撮影する動作、音声を集音する動作、映像および音声を転送する動作、をそれぞれ停止することとしても良い。
また、転送手段は携帯端末内に設けられており、携帯端末内の転送手段を介して映像と音声とをネットワーク上に転送することとしても良い。
上記目的を達成するために本発明の車両事故状況記録方法は、車両の事故状況を記録する車両事故状況記録方法において、車両側で、当該車両の運転状況を検出するステップと、車両側で、当該車両が運転中であると検出されている場合に当該車両の車外および車内の映像を撮影するステップと、車両側で、当該車両が運転中であると検出されている場合に当該車両の車内の音声を集音するステップと、車両側で、当該車両の運転中の車外および車内の映像と当該車両の運転中の車内の音声とをネットワークを介して記録サーバに転送するステップと、記録サーバ側で、ネットワークを介して映像および音声が転送されてきた場合に当該映像および当該音声を記録し、蓄積するステップとを有することを特徴とするものである。
本発明においては、車両の運転中に撮影手段にて撮影された車外および車内の映像と、車両の運転中に集音手段にて集音された車内の音声とを、車両側からネットワークを介して記録サーバに転送し、記録する構成としている。
そのため、車両の運転中に事故が発生した場合に、事故の発生場所に関わらず、事故発生時の状況を映像および音声として記録することができる。また、記録サーバにて事故発生時の状況を映像および音声として記録するため、車両の破損によって映像および音声が失われてしまうことがない。
また、本発明においては、車両に事故が発生した時に、その事故による破損がなければ、事故発生後も、撮影手段にて撮影された映像と集音手段にて集音された音声とを記録サーバに転送し、記録を継続する構成としている。この場合には、事故発生後に何らかのトラブルが発生した場合にも(相手運転手が車両のガラスを割る等の暴力的な行動を起こした場合等)、そのトラブルの内容も映像および音声として記録することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による車両事故状況記録システムの構成を示す図である。
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態による車両事故状況記録システムは、ビデオカメラ11およびマイク12が設置された車両10と、ビデオカメラ11にて撮影された映像およびマイク12にて集音された音声を記録し、蓄積する記録サーバ20と、これらを相互に接続するインターネット等であるネットワーク30とを有している。
車両10は、上述のビデオカメラ11およびマイク12の他、映像/音声圧縮部13と、転送部14と、運転状況検出部15と、事故検知部16と、入力部17と、動作指示部18とを有している。
ビデオカメラ11は、車外および車内の映像を撮影するために、例えば、図2に示すように車両10内に設置された撮影手段である。図2において、ビデオカメラ111は車外の前方を撮影し、ビデオカメラ112は車外の後方を撮影し、ビデオカメラ113,114は車外の斜め前方を撮影し、ビデオカメラ115,116は車外の斜め後方を撮影し、ビデオカメラ117,118は車内を撮影している。なお、ビデオカメラ113,114およびビデオカメラ115,116は、車両10の側面にそれぞれ設置されている。図2に示したビデオカメラ11の配置はあくまで一例であり、車外および車内の映像を撮影できれば、これ以外の位置にビデオカメラ11を設置することとしても良い。
マイク12は、車内の音声を集音するために車両10内に設置された集音手段である。なお、マイク12の設置位置については、車内の音声を集音できれば、車両10内の任意の位置で構わない。
映像/音声圧縮部13は、ビデオカメラ11にて撮影された映像およびマイク12にて集音された音声を圧縮する。
転送部14は、映像/音声圧縮部13にて圧縮された映像および音声をネットワーク30を介して記録サーバ20に転送する。
運転状況検出部15は、車両10の運転が開始されたか、運転中であるか、運転が終了されたか等、車両10の運転状況を検出する。例えば、運転状況検出部15は、車両10のエンジンが駆動している間は運転中であることを検出する。
事故検知部16は、車両10に事故が発生したことを検知する。例えば、事故検知部16は、車両10の任意の位置に取り付けられた衝撃センサーであり、一定の衝撃を受けた場合に事故が発生したことを検知する。
入力部17は、車両10の運転手または同乗者が各種の指示を入力するものである。
動作指示部18は、運転状況検出部15、事故検知部16および入力部17の状態に基づいて、ビデオカメラ11、マイク12、映像/音声圧縮部13および転送部14の動作を開始または停止させる。例えば、動作指示部18は、運転状況検出部15にて車両10の運転が開始されたことが検出された時点で、ビデオカメラ11、マイク12、映像/音声圧縮部13および転送部14を動作させる。また、運転状況検出部15にて車両10の運転が終了されたことが検出された時点で、ビデオカメラ11、マイク12、映像/音声圧縮部13および転送部14の動作を停止させる。
なお、車両10内の構成要素は、軽微な車両事故で破損することがないよう、耐衝撃性のある衝撃防止装置に収容する等の方法で保護されているものとする。また、車両10内の構成要素は、不図示のバッテリーにより駆動されるものであり、そのために車両10の運転が終了されている場合であっても動作を行うことが可能であるものとする。
記録サーバ20は、受信部21と、映像/音声伸張部22と、記録管理部23と、映像/音声蓄積部24とを有している。
受信部21は、車両10からネットワーク30を介して転送されてきた、ビデオカメラ11にて撮影された映像およびマイク12にて集音された音声を受信する。
映像/音声伸張部22は、受信部21にて受信された映像および音声を伸張する。
記録管理部23は、映像/音声伸張部22にて伸張された映像および音声を映像/音声蓄積部24に記録し、蓄積する。
なお、記録サーバ20は、常時電源がON状態のサーバである。車両10から映像および音声が記録サーバ20に転送されてきた場合には、記録サーバ20内の構成要素はその映像および音声を記録、蓄積するために常に上記動作を行う。
以下、図1に示した車両事故状況記録システムによる車両事故状況記録方法について図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、車両10の運転手が運転を開始する(ステップ301)。
すると、運転状況検出部15は、車両10の運転が開始されたことを検出し、動作指示部18は、ビデオカメラ11、マイク12、映像/音声圧縮部13および転送部14の動作を開始させる。それにより、ビデオカメラ11にて車外および車内の映像の撮影が開始されるとともにマイク12にて車内の音声の集音が開始される。これらの映像および音声は、映像/音声圧縮部13により圧縮された後、転送部14によりネットワーク30を介して記録サーバ20に転送され、記録サーバ20内の映像/音声蓄積部24に記録、蓄積される(ステップ302)。
以降、事故検知部16は、車両10の運転中に車両10に事故が発生したか否かを検知し(ステップ303)、事故発生が検知されない場合は、運転状況検出部15にて車両10の運転が終了したか否かを検出する(ステップ304)。
動作指示部18は、事故検知部16にて車両10の運転中に事故が発生したと検知されることなく(ステップ303のNo)、運転状況検出部15にて運転が終了したことが検出された場合(ステップ304のYes)、ビデオカメラ11、マイク12、映像/音声圧縮部13および転送部14の動作を停止させる。それにより、記録サーバ20内の映像/音声蓄積部24への映像および音声の記録が停止される(ステップ305)。
一方、動作指示部18は、車両10の運転中に事故が発生した場合(ステップ303のYes)、その事故によって破損していなければ、ビデオカメラ11、マイク12、映像/音声圧縮部13および転送部14の動作を継続させる。それにより、記録サーバ20内の映像/音声蓄積部24への映像および音声の記録が継続される(ステップ306)。
この間、動作指示部18は、運転状況検出部15にて車両10の運転が終了したことが検出されたとしても、ビデオカメラ11、マイク12、映像/音声圧縮部13および転送部14の動作を停止することはしない。したがって、車両10に事故が発生した場合は、車両10の運転が終了したか否かに関わらず、記録サーバ20内の映像/音声蓄積部24への映像および音声の記録が継続されることになる。
その後、動作指示部18は、入力部17にて車両10の運転手または同乗者から映像および音声の記録を停止する旨の指示が入力された場合(ステップ307のYes)、ビデオカメラ11、マイク12、映像/音声圧縮部13および転送部14の動作を停止させる。それにより、記録サーバ20内の映像/音声蓄積部24への映像および音声の記録が停止される(ステップ308)。
上述したように本実施形態においては、車両10の運転中にビデオカメラ11にて撮影された車外および車内の映像と、車両10の運転中にマイク12にて集音された車内の音声とを記録サーバ20に転送し、記録しているため、車両10の運転中に事故が発生した場合、事故の発生場所に関わらず、事故状況を映像および音声として記録することができる。また、記録サーバ20にて事故状況を映像および音声として記録するため、車両10の破損により映像および音声が失われてしまうことがない。
また、本実施形態においては、車両10に事故が発生した場合、その事故による破損がなければ事故発生後も、ビデオカメラ11にて撮影された映像およびマイク12にて集音された音声の記録を継続するため、事故発生後に何らかのトラブルが発生した場合にも(相手運転手が車両10のガラスを割る等の暴力的な行動を起こした場合等)、そのトラブルの内容も映像および音声として記録することができる。
ただし、本実施形態においては、車両10が運転中である間は、記録サーバ20内の映像/音声蓄積部24に映像および音声を記録し続けるため、映像/音声蓄積部24の記憶容量を十分に大きなものとしなければならず、それにより、記録サーバ20の運用コストが増大してしまう。そこで、映像/音声蓄積部24の記憶容量を小さくするために、次のような動作を行うことが望ましい。
例えば、車両10の転送部14は、事故検知部16にて事故発生が検知された場合、その旨をネットワーク30を介して記録サーバ20に転送し、記録サーバ20の記録管理部23は、映像/音声蓄積部24内に蓄積されている映像および音声のうち、車両事故が発生することなく一定時間経過した映像および音声については、消去または上書きする。
または、車両10の転送部14は、入力部17にて車両10の運転手または同乗者から映像および音声の記録内容を消去する旨の指示が入力された場合、その旨をネットワーク30を介して記録サーバ20に転送し、記録サーバ20の記録管理部23は、映像/音声蓄積部24内に蓄積されている映像および音声のうち、指示を受けた映像および音声については、消去または上書きする。
このような動作を行うことにより、記録サーバ20内の映像/音声蓄積部24の記憶容量を小さくすることができると考えられるため、記録サーバ20の運用コストが低減されると考えられる。
(第2の実施形態)
図4を参照すると、本発明の第2の実施形態による車両事故状況記録システムは、車両10Aの運転者または同乗者の携帯端末40に、図1に示した第1の実施形態の一部の構成要素を備えさせている。具体的には、携帯端末40は、映像/音声圧縮部41、転送部42および入力部43を備えている。また、それに伴い、車両10Aおよび携帯端末40のそれぞれに相互に通信を行う通信部19,44を設けている。
携帯端末40は、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯可能な端末である。
通信部19,44は、赤外線通信、有線ケーブルによる通信等により、相互に通信を行う。
映像/音声圧縮部41、転送部42および入力部43は、それぞれ図1の映像/音声圧縮部13、転送部14および入力部17と略同様の動作を行う。
なお、車両10A内の構成要素は、第1の実施形態と同様に、耐衝撃性のある衝撃防止装置に収容する等の方法で保護されており、また、不図示のバッテリーにより駆動されるものとする。
以下、図4に示した車両事故状況記録システムによる車両事故状況記録方法について図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、車両10Aの運転手または同乗者は、携帯端末40の電源をONにし、通信部44、映像/音声圧縮部41、転送部42、および入力部43を動作可能な状態とし、車両10Aの運転手は、この状態で運転を開始する(ステップ301)。
すると、運転状況検出部15は、車両10Aの運転が開始されたことを検出し、動作指示部18は、ビデオカメラ11、マイク12、および通信部19の動作を開始させる。それにより、ビデオカメラ11にて車外および車内の映像の撮影が開始されるとともにマイク12にて車内の音声の集音が開始される。これらの映像および音声は、通信部19,44を介して携帯端末40の内部に転送され、映像/音声圧縮部41により圧縮された後、転送部42によりネットワーク30を介して記録サーバ20に転送され、記録サーバ20内の映像/音声蓄積部24に記録、蓄積される(ステップ302)。
以降、事故検知部16は、車両10Aの運転中に車両10Aに事故が発生したか否かを検知し(ステップ303)、事故発生が検知されない場合は、運転状況検出部15にて車両10Aの運転が終了したか否かを検出する(ステップ304)。
動作指示部18は、事故検知部16にて車両10Aの運転中に事故が発生したと検知されることなく(ステップ303のNo)、運転状況検出部15にて運転が終了したことが検出された場合(ステップ304のYes)、ビデオカメラ11、マイク12、および通信部19の動作を停止させる。それにより、記録サーバ20内の映像/音声蓄積部24への映像および音声の記録が停止される(ステップ305)。
一方、動作指示部18は、車両10Aの運転中に事故が発生した場合(ステップ303のYes)、その事故によって破損していなければ、ビデオカメラ11、マイク12、および通信部19の動作を継続させる。それにより、記録サーバ20内の映像/音声蓄積部24への映像および音声の記録が継続される(ステップ306)。
この間、動作指示部18は、運転状況検出部15にて車両10Aの運転が終了したことが検出されたとしても、ビデオカメラ11、マイク12、および通信部19の動作を停止することはしない。したがって、車両10Aに事故が発生した場合は、車両10Aの運転が終了したか否かに関わらず、記録サーバ20内の映像/音声蓄積部24への映像および音声の記録が継続されることになる。
その後、携帯端末40の入力部43にて車両10Aの運転手または同乗者から映像および音声の記録を停止する旨の指示が入力された場合(ステップ307のYes)、その指示が通信部44,19を介して動作指示部18に転送される。すると、動作指示部18は、ビデオカメラ11、マイク12、および通信部19の動作を停止させる。それにより、記録サーバ20内の映像/音声蓄積部24への映像および音声の記録が停止される(ステップ308)。
なお、本実施形態においては、映像/音声圧縮部41、転送部42および入力部43を携帯端末40に設けているが、映像/音声圧縮部41および入力部43については、車両10Aまたは携帯端末40のどちらに設けても良い。
本発明の第1の実施形態による車両事故状況記録システムの構成を示す図である。 車両へのビデオカメラの設置方法の一例を説明する図である。 図1に示した車両事故状況記録システムによる車両事故状況記録方法を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による車両事故状況記録システムの構成を示す図である。
符号の説明
10,10A 車両
11,111〜118 ビデオカメラ
12 マイク
13 映像/音声圧縮部
14 転送部
15 運転状況検出部
16 事故検知部
17 入力部
18 動作指示部
19 通信部
20 記録サーバ
21 受信部
22 映像/音声伸張部
23 記録管理部
24 映像/音声蓄積部
30 ネットワーク
40 携帯端末
41 映像/音声圧縮部
42 転送部
43 入力部
44 通信部

Claims (8)

  1. 車両の事故状況を記録する車両事故状況記録システムにおいて、
    前記車両側に配置され、当該車両の運転状況を検出する運転状況検出手段と、
    前記車両側に配置され、前記運転状況検出手段にて前記車両が運転中であると検出されている場合に前記車両の車外および車内の映像を撮影する撮影手段と、
    前記車両側に配置され、前記運転状況検出手段にて前記車両が運転中であると検出されている場合に前記車両の車内の音声を集音する集音手段と、
    前記車両側に配置され、前記撮影手段にて撮影された前記車両の運転中の車外および車内の映像と、前記集音手段にて集音された前記車両の運転中の車内の音声とをネットワーク上に転送する転送手段と、
    前記転送手段から前記ネットワークを介して前記映像および前記音声が転送されてきた場合に当該映像および当該音声を記録し、蓄積する記録サーバとを有する、車両事故状況記録システム。
  2. 前記車両側に配置され、当該車両の運転中に事故が発生したか否かを検知する事故発生検知手段をさらに有し、
    前記撮影手段、前記集音手段、前記転送手段は、前記事故発生検知手段にて前記車両の運転中に事故が発生したと検知された場合、以降、前記運転状況検出手段における前記車両の運転状況の検出結果に関わらず、前記映像を撮影する動作、前記音声を集音する動作、前記映像および前記音声を転送する動作、をそれぞれ継続する、請求項1に記載の車両事故状況記録システム。
  3. 前記車両側に配置された入力手段をさらに有し、
    前記撮影手段、前記集音手段、前記転送手段は、前記事故発生検知手段にて前記車両の運転中に事故が発生したと検知された場合、以降、前記入力手段に前記映像および前記音声の記録停止の指示が入力された時点で、前記映像を撮影する動作、前記音声を集音する動作、前記映像および前記音声を転送する動作、をそれぞれ停止する、請求項2に記載の車両事故状況記録システム。
  4. 前記転送手段は携帯端末内に設けられており、前記携帯端末内の前記転送手段を介して前記映像と前記音声とを前記ネットワーク上に転送する、請求項1,2または3に記載の車両事故状況記録システム。
  5. 車両の事故状況を記録する車両事故状況記録方法において、
    前記車両側で、当該車両の運転状況を検出するステップと、
    前記車両側で、当該車両が運転中であると検出されている場合に当該車両の車外および車内の映像を撮影するステップと、
    前記車両側で、当該車両が運転中であると検出されている場合に当該車両の車内の音声を集音するステップと、
    前記車両側で、当該車両の運転中の車外および車内の映像と当該車両の運転中の車内の音声とをネットワークを介して記録サーバに転送するステップと、
    前記記録サーバ側で、前記ネットワークを介して前記映像および前記音声が転送されてきた場合に当該映像および当該音声を記録し、蓄積するステップとを有する、車両事故状況記録方法。
  6. 前記車両側で、当該車両の運転中に事故が発生したか否かを検知するステップと、
    前記車両側で、当該車両の運転中に事故が発生したと検知された場合、以降、当該車両の運転状況の検出結果に関わらず、前記映像を撮影する動作、前記音声を集音する動作、前記映像および前記音声を転送する動作、をそれぞれ継続するステップとをさらに有する、請求項5に記載の車両事故状況記録方法。
  7. 前記車両側で、当該車両の運転中に事故が発生したと検知された場合、以降、前記映像および前記音声の記録停止が指示された時点で、前記映像を撮影する動作、前記音声を集音する動作、前記映像および前記音声を転送する動作、をそれぞれ停止するステップをさらに有する、請求項6に記載の車両事故状況記録方法。
  8. 前記車両側で、携帯端末を介して前記映像と前記音声とを前記ネットワーク上に転送する、請求項5,6または7に記載の車両事故状況記録方法。
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