JP2005052505A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技の趣向性を損なうことなく、きめの細かい省エネルギーを実現しうる遊技機を提供する。
【解決手段】 遊技機内部の遊技状態を入力する遊技状態入力部(80)と、当該遊技機への遊技者による操作状態を検出する操作検出部(81)と、前記遊技状態入力部(80)および操作検出部(81)から各状態を入力して、当該遊技機の制御に対応して動作する表示装置への出力の大きさを変更するか否か判断する外部出力デバイスパワー変更判断部(821,831)およびこの外部出力デバイスパワー変更判断部(821,831)により変更することが決定された場合、該当する表示装置への出力の大きさを通常の大きさよりも小さくする外部出力デバイスパワー減少部(822,832)を有する外部出力デバイスパワー制御部(82,83)とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、特にスロットマシン等の遊技機に関する。
近年、スロットマシン等の遊技機は、さまざまな遊技のルールが開発されており、それに伴い、音声、映像などによる多様な演出を、例えばスピーカや液晶表示装置などを使用して行うことが活発になっている。このように、多様な演出をを行うことは遊技性を高める効果がある反面、電力の消費量を大きくし、また演出用機器の寿命を短くする原因となりうる。
ところで、近年、電力の節約や各製品の有効利用など、省エネルギー化が叫ばれて久しい。もちろん、現在でも遊技ホールで遊技者がついていない場合、遊技機の表示装置の表示部を自動的に消灯しておくなどの省エネルギー対策の技術はある程度実現されている。
また、特開2002−800号公報に記載されているように、遊技ホールで遊技者が席にいる場合といない場合とで、遊技機から発せられるスピーカのボリュームを調整する技術も公開されている。
特開2002−800号公報
しかし、従来の遊技機では、一定時間遊技者の操作があるか否か監視するだけであり、例えば一定時間遊技者の操作がなければ、液晶装置などを消灯をするなど行っているだけであった。これだけでは、省エネルギー対策として十分なものといえない。
更に、音声は映像に比較して消費電力が小さいため、遊技機のスピーカからのボリュームを調整するだけでは、十分な省エネルギー対策といえない。
そこで、本発明の目的は、遊技の趣向性を損なうことなく、きめの細かい省エネルギーを実現しうる遊技機を提供することにある。
(1) 本発明の遊技機は、遊技毎に抽選を行なって、当選役および不当選を決定し、当選役に対応する回転リール上の周囲に配置された図柄の列をストップスイッチを操作することにより所定の入賞有効ライン上に停止させて入賞とするものであって、遊技機内部の遊技状態を入力する遊技状態入力部と、当該遊技機への遊技者による操作状態を検出する操作検出部と、前記遊技状態入力部および操作検出部から各状態を入力して、当該遊技機の制御に対応して動作する表示装置への出力の大きさを変更するか否か判断する外部出力デバイスパワー変更判断部およびこの外部出力デバイスパワー変更判断部により変更することが決定された場合、該当する表示装置への出力の大きさを通常の大きさよりも小さくする外部出力デバイスパワー減少部を有する外部出力デバイスパワー制御部とを備える。
ここで、外部出力デバイスパワー変更判断部とは、消音契機判断部または消灯契機判断部である。
また、外部出力デバイスパワー減少部とは、自動消音指令部または自動消灯指令部である。
また、外部出力デバイスパワー制御部とは、音声出力制御部または表示出力制御部である。
このように、節電する契機を無操作時間だけでなく、遊技状態をも考慮するため、遊技性をある程度保ちつつ節電効果を実現しうる。
さらに、比較的電力を多く消費する表示装置の節電を行うことができる。
(2) また、前記外部出力デバイスパワー変更判断部は、遊技者による操作が所定時間行われていない状態を前記操作検出部が検出した場合、または前記表示装置への出力が所定時間連続して行われている状態を前記操作入力部が入力した場合に、表示装置への出力の大きさの変更を決定する。
このように、遊技者の操作だけでなく、遊技状態をも考慮して表示装置への出力を制御するため、遊技の趣向性を低下させずによりきめの細かい節電を行うことができる。
(3) また、外部出力デバイスパワー制御部は、前記表示装置の出力の大きさが通常の大きさよりも小さくなっている場合、遊技者の所定の操作により、前記表示装置への出力の大きさを通常時の大きさに戻すように、前記表示装置を制御する外部出力デバイスパワー復帰部を備えるものである。
ここで、外部出力デバイスパワー復帰部とは、自動消音復帰部または自動消灯復帰部である。
このように、所定の操作により、表示装置の状態を元に戻すことが可能になる。
本発明によれば、節電する契機を無操作時間だけでなく、遊技状態をも考慮するため、遊技性をある程度保ちつつ節電効果を実現しうる。また、比較的電力を多く消費する表示装置の節電を行うことができる。
また、上記効果に加えて、遊技者の操作だけでなく、遊技状態をも考慮して表示装置への出力を制御するため、遊技の趣向性を低下させずによりきめの細かい節電を行うことができる。
また、上記効果に加えて、所定の操作により、表示装置の状態を元に戻すことが可能になる。
以下、本発明に係る1つの実施形態を図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明はこの実施形態に限定されるものでない。
図1は、本発明に係るスロットマシンの外観を示した正面図である。スロットマシン10は、図1に示すように、箱状の筐体11を有している。
筐体11はその上部で遊技者に対して対向する方向で移動可能な上パネル12aと、その下部で開閉可能な下パネル12bとを備えている。
筐体11の上部に位置する上パネル12aには、液晶表示部(LCD)120が設置されており、当選の報知等の各種報知を行う際に用いられる。具体的には、液晶表示部120に、その報知内容に応じて異なる映像を表示させることにより、遊技者の興味を高めると共に、当選等を遊技者に容易に判断させる役割を有している。
また、上パネル12aには、左回転リール43、中回転リール44、及び右回転リール45からなる回転リール40と、その図柄61を見ることができる図柄表示窓13と、メダルを投入するためのメダル投入口25と、回転リール40の回転動作をスタートさせるスタートスイッチ30と、各回転リール40を停止させるストップスイッチ50と、貯蓄メダル数をメダル投入に代えるベットスイッチ16と、貯蓄メダルの払い戻しを行う精算スイッチ17と、メダルが出てくるメダル払い戻し口62とが設けられている。
上パネル12aの筐体側内部には、リールユニット(図示せず)が設けられており、リールユニットは、枠体に固定又は支持された3個のモータと、各々のモータの出力軸に固定された3個の回転リール43〜45とで構成されている。各回転リール43〜45は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えており、このリールテープ42の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄61が表示されている。
図柄表示窓13は、スロットマシン10正面より、回転リール40の図柄61が各3つずつ視認可能となるように透明に構成されている。図柄表示窓13には、横方向に3ライン67b,67c,67d、斜め方向に2ライン67a,67eと、入賞有効ラインが付されており、この入賞有効ライン上に、例えば「7」等の特定の図柄が揃うことにより、当選が確定するように設定されている。
メダル投入口25は、図柄表示窓13の右下に設けられており、このメダル投入口25にメダルが投入されると、メダル投入口25の内部に設置された投入スイッチ18が、投入されたメダルを検知し、投入されたメダル数をカウントする。
ベットスイッチ16a,16bは、回転リール40の下方に位置するスイッチであって、このスイッチを押下することにより、貯留されていたメダル数が減じて、メダル投入に代えられる。
精算スイッチ17は、回転リール40の斜め下方に位置するスイッチであって、このスイッチを押下することにより、貯留したメダルが払い出される。
スタートスイッチ30は、回転リール40の斜め下方に位置するレバー式のスイッチであり、メダルの投入若しくはベットスイッチ16の押下を条件に、又は「リプレイ(Replay)」時には前遊技からの所定時間の経過を条件に、回転リール40の駆動を開始させる。
ストップスイッチ50は、回転リール43〜45の駆動を停止させるためのスイッチである。ストップスイッチ50は、各回転リール43〜45に対応した3個のスイッチから構成されており、各回転リール43〜45の下方に1個ずつ配置されている。回転リール40に対応したストップスイッチ50を押下することにより、当該対応した回転リール40が回転を停止するように設定されている。
また、筐体11の下パネル12bの下方にメダル払い戻し口62が設置されている。遊技結果に基づいて、遊技者にメダルを払い戻す際に、ホッパユニット(図示せず)から排出されたメダルが、このメダル払い戻し口62から払い戻される。このメダル払い戻し口62の内部には払い戻されるメダルを検出するホッパユニットが設けられている。
さらに、筐体11には、音声装置としてのスピーカ300や、表示装置としてランプ等の演出装置が複数設置されている。表示装置として、上述した液晶表示部120の他に、筐体11の上方にあるアーチランプ500や、回転中の回転リール40上の図柄を遊技者に示すために、遊技機内部から液晶表示窓13に向かって光を発するバックランプ(図示せず)や、上記入賞有効ライン67a〜67eの中で、有効なものを示すために光を発するラインランプや、表示窓13の下方に位置し、メダル投入数など示す7セグメント部400や、サイレンランプのように回転しながら光を発するパトランプ600などがある。これら表示装置はそれぞれ、遊技者に入賞等を報知する役割を有している。具体的には、当選時にスピーカから当選音等を発生させ、各表示装置を点灯又は点滅させることにより、遊技者に入賞等を報知させる。
ここで、スロットマシン内部状態の状態(遊技状態)を説明するために、その遊技種別を以下で説明をする。
スロットマシンは、遊技者がスタートスイッチを操作した遊技時点でスロットマシン内部で乱数による抽選が行われる。その抽選の結果、所定の当選役に当選し、入賞有効ライン上にその当選役に対応する図柄が揃って停止することにより入賞となる。入賞が発生すれば、有価媒体(クレジットやメダル等)、または再遊技(リプレイゲーム)などの有利な遊技価値が遊技者に付与される。また、所定条件の成立により、遊技者にとって通常の遊技状態よりも有利な特別遊技状態となり、他の所定条件の成立によりこの特別遊技状態が終了するものがある。
スロットマシンの遊技種別として、通常遊技と特別遊技があり、特別遊技状態は遊技者にとって有利なため、一旦この特別遊技状態に入ると多くの入賞が発生し、遊技者に払出されるメダルの枚数が大きくなる。
この特別遊技は、一般的に、特定導入遊技(BB遊技)と、特定遊技(RB遊技)と、特定入賞遊技(JAC遊技)とによって大別される。
特定遊技(RB遊技)は、特定導入遊技(BB遊技)中に、又は、特定導入遊技(BB遊技)中で無い場合に、単独で行われる。特定入賞遊技(JAC遊技)は、特定遊技(RB遊技)中に行われるものである。なお、特別遊技は、上記した特定導入遊技(BB遊技)、特定遊技(RB遊技)、特定入賞遊技(JAC遊技)に限定されるものではない。
なお、小役の中にも、通常の小役より遊技者に多くの利益を与えるSB(シングルボーナス)役がある。このSB役は、予め定められている特定の図柄が入賞有効ラインに揃うと次の1ゲームだけJAC(ジャック)遊技(後述)ができるものである。
通常遊技において、図示しないが、例えば「7」等の図柄が入賞有効ライン上に3個揃うと、ホッパユニットを介して、例えば15枚のメダルが払い出される。このとき、BB(ビッグボーナス)遊技が開始される。このように通常遊技からBB遊技に移行した場合に、通常遊技と同様に最大3枚のメダルの投入によってBB遊技が開始され、ストップスイッチにより3つの回転リールの回転が各々停止した際に、入賞有効ライン上に当選図柄が揃えば、メダルの払い出しを行う。
このBB遊技中では、通常遊技時よりも小役当選の確率を高くした遊技が毎回行われる。ただし、このBB遊技中にRB(レギュラーボーナス)遊技に移行するための特定当選に対応する図柄、例えばリプレイ図柄が入賞有効ライン上に揃った場合には、その後RB遊技に移行する。
なお、通常、BB遊技中はRB遊技ヘの移行が、所定の最大回数、例えば最大3回行われることとなっており、1回目のRB遊技が終了した後は、また前述したような小役確率を高くした遊技が行われる。
そして、BB遊技では、BB遊技中のRB遊技が所定の最大回数、例えば3回か、或いはBB遊技中の通常遊技が所定の最大回数、例えば最大30回行われることにより、BB遊技が終了する。
他方、RB遊技に移行すると、メダルが1枚投入となり、回転リールの所定の図柄が図柄表示窓13のセンターライン(1つの入賞有効ライン)上に揃った場合に入賞となる。そして、RB遊技では、当選するか否かの特定当選遊技を最大12回行うことができ、そのうち、最大8回、入賞を行うことが可能である。即ち、最大8回の当選が確定するか、或いは最大12回の特定当選遊技の終了により、RB遊技は終了する。
通常遊技状態は、特別遊技と比較して遊技者にとっては不利な状態であり、特別遊技状態よりも低い所定の範囲の払出比率で遊技が行なわれる。この払出比率で遊技を続けると、遊技者所有のメダルを遊技に使用する枚数が、ゲーム結果にしたがって払出されるメダルの枚数よりも大きく、したがって長期間にわたって見ると遊技者所有のメダル枚数は減少する。
さらにAT(アシストタイム)という、遊技者により大きな利益を与える遊技もある。
ここで、アシストタイムとはアシストが行われている遊技区間であり、アシストとは遊技者に対して現在の遊技機内部の状態を、何らかの態様で知らせる(例えば、上述したいずれかの表示装置を使用するなど)、ほのめかす概念全てを含むものである。例えば、例えば、予め定められたストップスイッチ50の押し順を遊技者に報知し、その押し順通りに遊技者がストップスイッチを操作した場合、入賞させるものや、当選している当選役に対応する図柄を液晶表示部120などを介して遊技者に認識させ、遊技者がその当選役に対応する図柄を狙ってストップスイッチを操作できるように、入賞しやすくするようにするものでもよい。
図2は、本実施形態のスロットマシンの構成を示したブロック図であり、操作部(入力部)と,制御部20と,出力デバイスとによって構成されている。
操作部は、前述した、投入スイッチ15、ベットスイッチ16、精算スイッチ17、スタートスイッチ30、ストップスイッチ50とで構成され、各スイッチが操作されれば操作信号が、制御部20に含まれる操作検出部81に出力される。なお、入力部の構成は、これらスイッチ類に限定されるものではない。
出力デバイスは、音声装置としてスピーカ300で、表示装置としてバックランプ、液晶表示部120、7セグメント部400、ラインランプ、アーチブロック500、パトランプ600などで構成されている。これら出力デバイスは、それぞれ制御部20に含まれる音声出力制御部82および表示制御部83からなる外部出力デバイス制御部により制御される。なお、出力デバイスに接続されるパーツは、これらのパーツに限定されるものでない。
制御部20は、スロットマシン10の内部に設置されており、スロットマシン10の全体動作を制御する役割を有している。制御部20は、中央処理装置(CPU)を中心に構成され、リード・オンリ・メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、入出力(I/O)ポート等を備えている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、制御部内の動作を制御する。
制御部20は、遊技制御部21を含んでいる。遊技制御部21は、上述した各遊技を制御するものである。すなわち、遊技制御部21は、通常遊技や特別遊技などを行うために制御を行う。
この遊技制御部21は、上述した操作検出部81、音声出力制御部82および表示灯制御部83の他に、遊技制御部21から遊技状態を入力し、その遊技状態を音声出力制御部82および表示出力制御部83に出力する遊技状態入力部80を有する。
ここで、外部出力デバイス制御部のひとつである音声出力制御部82を、図3(a)のブロック図をもとに説明する。
図示するように、音声出力制御部82は、操作検出部81からの入力する操作の状態と遊技状態入力部80からの入力する遊技状態から音声装置たるスピーカ300の音量を減らす(もしくは消音する)か否かを判断する、外部出力デバイスパワー変更判断部たる消音契機判断部821を含み、この消音契機判断部821は、各操作部が操作されていない時間をカウントする第1の無操作時間カウント部8211を含んでいる。さらに、消音契機判断部821は、一旦消音契機が満たされた場合、この状態を元に復帰するか否かを判断する機能をも有する。
この消音契機判断部821により、消音の契機であると判断されたならば、外部出力デバイスパワー減少部たる自動消音指令部822は、音量を減らす指令をスピーカ300に送る。
一旦、消音の状態に突入した後で、音量を元に復帰する契機であると消音契機判断部821が判断した場合、自動消音復帰部823は音量を元に戻る指令をスピーカ300に送る。
外部出力デバイス制御部の他方である表示出力制御部83を、図3(b)のブロック図をもとに説明する。
図示するように、表示出力制御部83は、操作検出部81からの入力する操作の状態と遊技状態入力部80からの入力する遊技状態から該当の表示装置(バックランプ、液晶表示部120、7セグメント部400、ラインランプ、アーチブロック500、パトランプ600など)の表示を消す(もしくは、通常表示状態よりは電力消費量が少なくて済むデモパターン表示にする)か否かを判断する、外部出力デバイスパワー変更判断部たる消灯契機判断部831を含む。この消灯契機判断部831は、各操作部が操作されていない時間をカウントする第2の無操作時間カウント部8311を含んでいる。さらに、消灯契機判断部831は、一旦消灯契機が満たされた場合、この状態を元に復帰するか否かを判断する機能をも有する。
この消灯契機判断部831により、消灯の契機であると判断されたならば、外部出力デバイスパワー減少部たる、自動消灯指令部832は、各表示装置への電力値を減らす指令を、例えばアーチブロック500など各表示装置に送る。
一旦、消灯状態に突入した後で、表示状態を元に復帰する契機であると消灯契機判断部831が判断した場合、外部出力デバイスパワー復帰部たる、自動消灯復帰部833は電力値を元に戻る指令を表示装置に送る。
以下、本実施形態の動作を図4〜5のフローチャートをもとに説明する。
まず図4を参照して、自動消音の動作を説明する。
遊技が開始されると、各種値(この場合、スピーカ300の音量値が対応する)を初期値に設定し、遊技が行われる(S401)。次に、第1の無操作時間カウント部8211が操作検出部81からの入力信号をもとに、各操作部の無操作時間をカウントしており、消音契機判断部821は所定時間、例えば45秒間無操作状態であるか否か判断する(S402)。もし、45秒を経過していなければ、音量値を変えない。
他方、45秒を経過していれば、消音契機判断部821は、遊技状態入力部80から入力した遊技状態が、自動消音を無効するものか否かを判断する(S403)。この自動消音を無効する遊技状態としては、例えばホール関係者が遊技機の設定値の変更、参照を行っている時である場合、打ち止め中である場合、または遊技機で何らかのエラーが発生している場合である。これらの場合は、音量値を変えない。
消音契機判断部821が、現在の遊技状態が自動消音に有効であると判断した場合、自動消音指令部822は、例えば初期の音量値の25%まで減らす(S404)。
この遊技状態としては、所定時間、例えば45秒以上音が連続して発生する場合、例えば上記BB,RB,AT中の場合や、これらの遊技種別以外の遊技者に大きな利益を与える遊技状態(チャンスゾーン中)の場合や、複数のゲームにまたがる演出が続く場合などがある。これにより遊技の趣向性を損なうことなく、節電効果を期待しうる。
次に、消音契機判断部821は、操作検出部81からの入力信号をもとに、遊技者の操作入力があるか否か判断し(S405)、操作入力があれば、自動消音復帰部823が、一旦減量された音量を初期値に復帰する(S406)。操作入力がなければ、音量は減量されたままとする。
このように、音量を減らすもしくは消音する契機を無操作時間だけでなく、遊技状態、特に長時間音を発し続ける演出を伴う遊技状態も考慮するため、遊技性をある程度保ちつつ節電効果(省エネルギー効果)を実現しうる。
次に図5を参照して、自動消灯の動作を説明する。
遊技が開始されると、各種値を初期値に設定し(この場合、各表示装置への電力値が対応する)、遊技が行われる(S501)。次に、第2の無操作時間カウント部8311が操作検出部81からの入力信号をもとに、各操作部の無操作時間をカウントしており、消灯契機判断部831は所定時間、例えば45秒間無操作状態であるか否か判断する(S502)。もし、45秒を経過していなければ、電力値を変えない。ただし、この第2の無操作時間カウント部8311は、通常遊技中の1ゲーム終了から時間をカウントを開始する。すなわち、全回転リールの回転停止からメダル投入までの区間でメダル投入が無い場合にカウントする。また、全回転リールの回転停止があっても、なんらかの表示など演出が続いていれば、その表示終了後、第2の無操作時間カウント部8311は無操作時間をカウントをはじめる。すなわち、この場合、無操作時間のカウント開始時期は遅れる。
他方、45秒を経過していれば、消灯契機判断部831は、遊技状態入力部80から入力した遊技状態が、自動消灯を無効するものか否かを判断する(S503)。この自動消灯を無効する遊技状態としては、例えば遊技機の設定値の変更、参照時である場合、打ち止め中である場合、または遊技機で何らかのエラーが発生している場合である。また、遊技者に対して遊技機内部の状態を表示する遊技状態である場合も、自動消灯を無効する遊技状態である。例えば、上述したBB,RB,SB,AT中や、これらの遊技種別以外で遊技者に大きな利益を与える遊技状態(チャンスゾーン中)の場合や、複数のゲームにまたがる演出が続く場合の他、遊技機内部の状態を100%の信頼度で表示する場合(確定告知の場合)である。これにより、遊技の趣向性は損なわれない。
消灯契機判断部831が、現在の遊技状態が自動消灯に有効であると判断した場合、自動消灯指令部832は消灯する、もしくは、通常表示状態よりは電力消費量が少なくて済むデモパターン表示にする(S504)。
次に、自動消灯判断部83は、操作検出部81からの入力信号をもとに、遊技者のメダル投入があるか、すなわち投入スイッチ15の操作入力があるか否か判断し(S505)、操作入力があれば、外部出力デバイスパワー復帰部たる、自動消灯復帰部833が、一旦消灯された表示、またはデモパターン表示を初期状態に復帰させる(S506)。すなわち、各表示装置へ供給する電力値を初期値に復帰させる。操作入力がなければ、表示はそのままとする。
このように、表示装置の表示を、消すかもしくは通常表示状態よりは電力消費量が少なくて済むデモパターン表示にする契機を無操作時間だけでなく、遊技状態も考慮するため、遊技性をある程度保ちつつ節電効果(省エネルギー効果)を実現しうる。
以上述べた遊技機の制御方法は、中央演算装置(CPU)を中心に構成され、リード・オンリ・メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、入出力(I/O)ポートなどを備えて構成される制御部20を動作させて本スロットマシン10を動作させるプログラムによって実現することができる。そのようなプログラムは、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、制御部20の動作を制御する。
さらには、そのようなプログラムは、ROMをはじめとする記憶媒体に記憶させておくことができる。なお、記憶媒体はROMに限らず、フラッシュメモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクあるいは他のいかなる記憶媒体であってもよい。
本発明に係るスロットマシンを示す全体正面図である。 スロットマシンに用いられている制御回路を示すブロック図である。 音声出力制御部および表示出力制御部を示すブロック図である。 音声出力制御部の動作を示すためのフローチャートである。 表示出力制御部の動作を示すためのフローチャートである。
符号の説明
10 スロットマシン
11 筐体
12a,12b 表示窓
13 図柄表示窓
15 投入スイッチ
16 ベットスイッチ
17 精算スイッチ
20 制御部
21 遊技制御部
22 演出制御部
25 メダル投入口
40,43〜45 回転リール
42 リールテープ
50 ストップスイッチ
60 リールユニット
61 図柄
62 メダル払い戻し口
80 遊技状態入力部
81 操作検出部
82 音声出力制御部
83 表示出力制御部
120 液晶表示部
300 スピーカ
400 7セグメント部
500 アーチブロック
600 パトランプ
821 消音契機判断部
822 自動消音指令部
823 自動消音復帰部
831 消灯契機判断部
832 自動消灯指令部
833 自動消灯復帰部
8211 第1の無操作時間カウント部
8311 第2の無操作時間カウント部

Claims (3)

  1. 遊技毎に抽選を行なって、当選役および不当選を決定し、当選役に対応する回転リール上の周囲に配置された図柄の列をストップスイッチを操作することにより所定の入賞有効ライン上に停止させて入賞とする遊技機であって、
    遊技機内部の遊技状態を入力する遊技状態入力部と、当該遊技機への遊技者による操作状態を検出する操作検出部と、前記遊技状態入力部および操作検出部から各状態を入力して、当該遊技機の制御に対応して動作する表示装置への出力の大きさを変更するか否か判断する外部出力デバイスパワー変更判断部およびこの外部出力デバイスパワー変更判断部により変更することが決定された場合、該当する表示装置への出力の大きさを通常の大きさよりも小さくする外部出力デバイスパワー減少部を有する外部出力デバイスパワー制御部とを
    備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記外部出力デバイスパワー変更判断部は、遊技者による操作が所定時間行われていない状態を前記操作検出部が検出した場合、または前記表示装置への出力が所定時間連続して行われている状態を前記操作入力部が入力した場合に、前記表示装置への出力の大きさの変更を決定するものであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記外部出力デバイスパワー制御部は、前記表示装置への出力の大きさが通常の大きさよりも小さくなっている場合、遊技者の所定の操作により、前記表示装置への出力の大きさを通常時の大きさに戻すように、前記表示装置を制御する外部出力デバイスパワー復帰部を備えるものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
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