JP2005044840A - 検査データの解析プログラム、検査装置、レビュー装置、歩留り解析装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】特定の製造装置に対して装置QCを行った結果である第1の検査データを主記憶装置に呼び出す処理と、該製造装置に対して装置QCを行った結果である第2の検査データと該第2の検査を行った時刻を含む期間に該製造装置で処理した製品の電気試験データとから欠陥サイズ毎に算出された異物数に応じた不良数の変化量を主記憶装置に呼び出す処理と、算出した異物数に応じた不良数の変化量と該第1の検査データから求めたサイズ毎の異物数とを用いて、第1の検査データを検出した時点における該製造装置で生じる異物の製品に与える影響度を求める処理を演算装置で実行可能なプログラムを備えることで実現する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置、薄膜磁気ヘッド、光デバイスなどの異物が電気的な欠陥の原因となる製品の製造工程における検査データの解析技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置の製造工程中の検査を例にして、従来技術を説明する。
【0003】
半導体チップの製造工程は、一般に、シリコンウエハ(基板)上にチップ単位の回路パターンが多層化されて複数のチップを形成する前工程と、チップ毎にダイシングし、個々のチップをモールドして、製品を完成させる後工程に分かれている。
【0004】
製造中に発生する不良の大半は、微細加工を伴う前工程で発生し、前工程での歩留り向上が生産コストの削減に重要である。ここで、前工程での歩留りとは、前工程の最終試験である電気試験の結果で決まる良品率、すなわち、ウエハ上の全チップ数に対する良品チップの割合のことである。
【0005】
前工程では、製造途中に発生する異物が原因で回路パターンの断線や短絡などが生じ、歩留りを低下させる。
【0006】
そのため、歩留り向上には、異物を低減することが重要である。
【0007】
前工程製造ラインでは、異物のモニタリングを目的に、大別して2種類の検査が実施されている。第1の検査は、一般にインライン検査と呼ばれるものであり、第2の検査は、一般に装置QCと呼ばれるものである。
【0008】
インライン検査とは、実際のライン上で実製品の仕掛りウエハを検査するものである。
【0009】
近年、製造中の製品ウエハを検査するため、実際に製品で生じている不具合をモニタリングし、そのインライン検査データと、電気試験データとを突き合わせることで、異物が試験対象物(前工程の最終生成物)に与える影響度を算出するものがある。(例えば、非特許文献1)
一方、装置QCとは、製造装置の保全を目的に、製造装置に投入する前と後で検査を行い、その製造工程における検査結果の変化を測定するものであり、定期的に製造装置毎にその製造装置により発生する異物や欠陥を把握することができるものである。
【0010】
【非特許文献1】
小野他,“Non−Defective Area Analysis for Quantifying Yield Impact”,1999年,IEEE International Symposium on Semiconductor Manufacturing,Proceedings,pp.127−130
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
通常、電気試験に到達するまで、多くの製造装置で処理が行われる。
【0012】
半導体ウェハでは、少なくとも数十回も製造装置で処理が行われるのが普通である。
【0013】
従来のインライン検査を全ての製造装置の前後で行うようにすると、検査工程が多くなりすぎ製造時間が長くなる。
【0014】
そのため、インライン検査は、複数の製造工程毎に行い、複数の製造工程毎の解析を行うこととしており、検査を行わない複数の製造工程で発生した様々な異物や他の欠陥(研磨時の傷や露光時のフォーカスずれによるパターン異常など)が混在した状態で検出されてくるので、どの製造工程に発生源があるのかを突き止めることは困難であった。
【0015】
また、装置QCは、製品の仕掛りウエハではなく、検査専用のウエハ(検査専用のウェハとは回路パターンを形成していない製品と類似の薄膜だけを形成したウエハである。)を用いることが一般的である。また、装置QCに製品仕掛りウェハを用いた場合、通常、製造ラインに戻さず、戻す場合でも検査を行わなかったウェハとは異なる解析をおこなうことはしていなかった。
【0016】
従って、特定の製造装置に対して行った装置QCの結果、すなわち該製造装置で生じている異物が電気試験の結果にどのような影響を与えるのか、把握することはできなかった。
【0017】
本発明の目的は、特定の製造装置で生じている異物が電気試験の結果に与える影響度を定量的に示すことにより、歩留りを改善できるようにするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本願は、上記課題を解決できる発明を複数含むものである。
【0019】
つまり、装置QCの検査データと電気試験の試験結果とを対比し、その相関係数を求めておき、それを別の装置QCの検査データに反映させることにより、装置QCを行った製造装置で生じている異物が電気試験結果(半導体ウェハの場合、前工程の最終製造物)に与える影響度を定量化するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
半導体ウェハの前工程で用いられる製造装置の製造物に与える影響度を算出する方法について説明する。
【0021】
図2は、前工程製造ラインに存在する装置群の一例を示すブロック図である。
31はCVD装置の1号機、32はCVD装置の2号機、41は塗布・現像装置の1号機、42は塗布・現像装置の2号機、51は露光装置の1号機、52は露光装置の2号機、53は露光装置の3号機、54は露光装置の4号機、61はエッチング装置の1号機、62はエッチング装置の2号機、63はエッチング装置の3号機、71はイオンプランタ装置の1号機、72はイオンプランタ装置の2号機、81は洗浄装置の1号機、82は洗浄装置の2号機、83は洗浄装置の3号機、91はレジスト除去装置の1号機、92はレジスト除去装置の2号機、93はレジスト除去装置の3号機、101はスパッタ装置の1号機、102はスパッタ装置の2号機、111は拡散装置の1号機、112は拡散装置の2号機、121は研磨装置の1号機、122は研磨装置の2号機、11は異物検査装置、131は寸法測定装置、132は膜厚測定装置、133は合わせ検査装置、12はテスタ、13は検査データベース装置、14は進度管理装置、10は検査データ解析装置であり、これらの各装置がローカルエリアネットワーク15を介して接続され、互いにデータを伝送している。
【0022】
図3は、前工程製造ラインでの製品ウエハの処理手順を示すブロック図の一例である。図3では、左から右へウエハが進行する。実際には、集積回路の品種によって多少異なるが、数百の工程を経て、前工程が完了する。図3では、説明の都合上、略して15個の工程で完了するような図としている。図中の正方形は、それぞれ製品を形成するウエハが通過する装置を示している。正方形が縦に複数個並んでいる部分では、同じ処理を行う装置が複数台あることを意味する。例えば、図2において、露光工程のための露光装置は51〜54の4台があり、いずれを使ってもよい場合は、縦に4つの正方形が並ぶ。すなわち、ウエハは、同じ処理を行う装置のうち1装置を選んで処理されることになる。斜線で示す正方形140は、テスタ12による電気試験であり、ウエハ面内に形成する個々の製品チップが、それぞれ良品か不良品かの判定を行う。例えば、あるウエハは、太線141で示す経路で、各種装置を通過して前工程を完了する。この通過する装置は、ウエハによって様々である。この経路が各ウェハ毎に特定できる処理履歴データが、進度管理装置14に格納されている。
【0023】
実際の前工程製造ラインには、図2に記したものより、さらに多くの装置が存在することが一般的であるが、本実施態様では簡略化して説明する。
【0024】
図1に、上述したシステムの一部を示す。
【0025】
検査データ解析装置10は、制御・演算装置21、2次記憶装置22、主記憶装置23、ネットワークインターフェース24、入力装置25、出力装置26で構成され、ネットワークインターフェース24がローカルエリアネットワーク15と接続されており、検査データベース装置13に格納された検査、試験結果や、進度管理装置14に格納された処理履歴データを読み出して、データ解析を行う。
【0026】
進度管理装置14には、製品のウエハの製造に用いられた装置のリストが処理履歴データが格納されている。図9は、処理履歴データの一例である。データ147は、A003というウエハIDのウエハの処理履歴データである。このウエハは、2002年12月5日の10時に、ロコス表面酸化工程が装置コード111、すなわち拡散装置1号機で処理され、次に、2002年12月5日の15時に、ロコス成膜工程が装置32、すなわちCVD装置2号機で処理され、以下、データ147に記されたとおりの日時、装置、工程名で処理が進んだことがわかる。
【0027】
2次記憶装置22には、解析プログラムが予め格納されており、制御・演算装置21によって2次記憶装置22から主記憶装置23に読み込まれて実行されることにより、検査データ解析装置10に後述する図14の処理を行わせる。
【0028】
検査データベース装置13は、欠陥検査装置11、寸法測定装置131、膜厚測定装置132、合わせ検査装置133で検査、計測された結果や、テスタ12で試験された結果が、ローカルエリアネットワーク15を介して、伝送されてくるようになっており、それらのデータが格納されている。
【0029】
また、外部2次記憶装置である検査データベース装置13には、装置QCで用いた検査データが格納されている。格納されている検査データを図6に示す。データ143は、装置QCが2003年2月1日の10時と18時に行われた、装置コード31、すなわちCVD装置の1号機の検査結果である。また、データ143では、異物が8個発生したことを意味し、それぞれのウエハ面内の座標やサイズが記述されている。図7は、データ143の異物の座標を視覚的にウエハマップとして図示した一例である。丸枠170は、ウエハを表し、171から178は、それぞれデータ143の欠陥番号1から8に対応してその座標を打点したものである。このように、欠陥の座標とはウエハ面内の欠陥の位置を把握できる情報である。
【0030】
図8は、データ143を得るために実施した装置QCの手順を示した一例である。装置QCは、まず、ステップ161で、ウエハを欠陥検査装置11で検査する。次に、ステップ162で、ステップ161で検査したウエハを、対象の製造装置、すなわち、CVD装置31、32、塗布現像装置41、42、露光装置51から54、エッチング装置61から63、イオンプランタ装置71、72、洗浄装置81から83、レジスト除去装置91から93、スパッタ装置101、102、拡散装置111、112、研磨装置121、122などのいずれかで、製品を形成するときと同じ処理を実行する。次にステップ163で、同じウエハを再度、欠陥検査装置11で検査する。最後にステップ164で、ステップ163の検査結果と、ステップ161の検査結果の差を計算する。差の計算方法の一例は、ステップ163で検出した異物の座標と、ステップ161で検出した異物の座標を比較して、データ143が得られる。このとき、異物のサイズは、ステップ163で検出したときのサイズをデータ143に記述する。
【0031】
検査データベース13には、図10に示す電気試験結果と図11の付帯データが格納されている。電気試験結果144には、製品名、ウエハID、試験日時や歩留り、歩留りから換算した欠陥密度、また、製品ウエハ内のチップ毎の良否判定結果が記されている。付帯データ145には、電気試験結果144の製品のチップサイズや、良否判定結果の解釈の仕方、ウエハ内のチップのマトリクスなどの情報が記されている。例えば、付帯データ145では、製品名ABCは、チップサイズが縦(Y)10ミリメートル、横(X)10ミリメートルで、電気試験結果として記号「G」が良品チップ、記号「B」が不良品チップ、記号「−」がウエハ内でチップの存在しない部分を意味することが定義されている。データ144は、式1の歩留りモデル式を用いて計算した。このモデルは、電気的な不良を起こす欠陥が、ランダムな位置に発生することを仮定したモデルである。
【0032】
【数1】
【0033】
なお、Yは歩留り、Dは欠陥密度(単位面積あたりの電気的な不良を起こす欠陥数)、Aは製品チップの面積である。欠陥密度Dは、歩留りYと製品チップの面積Aから求めることができる。データ144の歩留りは、「G」のチップ数を、「G」と「B」のチップ数の和で割った値である。また、製品チップの面積Aは、付帯データ145に記されたチップのサイズから算出した値である。図12は、電気試験結果144を視覚的にウエハマップとして図示した一例である。丸枠146はウエハを表し、多数ある四角は、製品のチップを表している。
【0034】
次に、図14に、装置QCの対象となっている製造装置で発生した異物が製品へ与える影響度を計算するプログラムの処理手順の一例を示す。
【0035】
ステップ191では、図10のデータ144として記載された装置QCの検査データを、ローカルエリアネットワーク15を介して、検査データベース装置13から検査データ解析装置10に読み込む。
【0036】
ステップ192では、ステップ191で入力した検査データを、異物のサイズ別に分類する。分類は、0.5マイクロメータ未満、0.5マイクロメータ以上1.0マイクロメータ未満、1.0マイクロメータ以上と3種類に分類する。この分類は、過去のインライン検査結果の分類と同じである。なお、この分類は既になされていた場合、行わない。
【0037】
ステップ193では、2次記憶装置22に格納しておいた対象装置用の異物サイズ別の係数を読み込む。
【0038】
ステップ194では、ステップ192で分類した検査データとステップ193で読み込んだ係数を、式2のように、サイズ毎に乗算し、その和を計算する。
【0039】
【数2】
【0040】
ここで、Dは製品への影響度を表す欠陥密度である。Nはサイズ別の分類数で、上述したように、ここではサイズを3種類に分類したため、N=3である。aiはステップ193で読み込んだ係数であり、a1は0.5マイクロメータ未満の係数、a2は0.5マイクロメータ以上1.0マイクロメータ未満の係数、a3は1.0マイクロメータ以上の係数である。xiはステップ192で分類した検査データであり、x1は0.5マイクロメータ未満の異物数、x2は0.5マイクロメータ以上1.0マイクロメータ未満の異物数、x3は1.0マイクロメータ以上の異物数である。
【0041】
また、その和を装置QCの対象である製造装置で生じる異物の製品への影響度として出力装置26に出力する。
【0042】
出力の仕方は、出力装置26に装置QCを実施するたびに影響度を出力したり、複数の影響度を計算してその推移図を出力してもよい。また、予め2次記憶装置22に規格値を設定しておき、その規格値(閾値)と影響度を比較し、規格値を超えた場合にだけ出力装置26に出力するようにするとユーザによる解析するデータ数を減らせるので、好ましい。また、他の出力として、レビュー装置へ規格値を越えたウェハをレビューさせる指示を出力したり、検査装置の検査条件を変更する指示を出したり、歩留り解析装置へ規格値を越えたウェハの歩留り計算をさせる指示を出力するようにすると、効率のよい不良対策が可能になる。
【0043】
なお、本実施態様では影響度を歩留りではなく、欠陥密度で表す理由は、欠陥密度は同一であっても、製品のチップサイズによって、品種ごとに歩留りは異なるからである。影響度を欠陥密度として表すことによって、異なるチップサイズの製品が製造ラインで生産されていても、同じ基準で装置QCの結果を解釈することができる。
【0044】
次に、2次記憶装置22に格納された係数を求めるプログラムを説明する。
【0045】
図4は、2次記憶装置22に格納された係数を求めるプログラムのフローである。
【0046】
まず、ステップ151では、期間や対象装置に対するユーザからの入力を入力装置25で受け付ける。ただし、ユーザの入力を受け付けるのではなく、予め2次記憶装置22に登録しておき、それを読み出してもよい。例えば、期間として、過去の2月1日から2月7日を入力し、対象装置は、CVD装置の1号機と2号機として、それらの装置コードを入力する。装置コードとは、例えば、図5に示すように装置名とコード番号が一意に定まるように定義したリスト142を2次記憶装置22に予め格納しておき、そのリストで検索し、自動的に入力されるようにしておいてもよい。
【0047】
次に、ステップ152では、ステップ151で入力した期間や対象装置に基づき、検査データをネットワークインターフェース24を介して接続された2次記憶装置から検索して、主記憶装置に入力する。該当する検査データが複数存在するならば、それらすべてを入力する。
【0048】
次に、ステップ153では、対象装置を用いて製造した製品のウエハIDを検索して、入力する。ウエハIDとは、製品のウエハを個々に識別する番号あるいは記号である。
【0049】
次に、ステップ154では、電気試験結果を、検査データベース13からウエハIDに基づいて検索して、ローカルエリアネットワーク15を介して、検査データ解析装置10に入力する。
【0050】
次に、ステップ155では、電気試験結果と検査データを対応付ける。基本的に、図8に示した手順で行った装置QCで得られた検査データ毎に、装置QCを行った時刻を含む期間(時間)に対象製造装置を用いて処理した製品ウエハの電気試験結果を対応付ける。例えば、装置毎に装置QCを1日1回実施する場合は、同じ日に対象装置を用いて処理された複数の製品ウエハのそれぞれの電気試験結果を対応付ける。
【0051】
次に、ステップ156では、ステップ155で検査データと対応付けられた複数の電気試験結果の平均を、検査データ毎に計算する。電気試験結果の平均とは、データ144に記された欠陥密度の平均である。この処理によって、検査データ毎に、検査データと電気試験結果の平均が対応付けられる。
【0052】
次に、ステップ157では、装置QCで得られた検査データを、異物のサイズを基に、数種類に分類する。例えば、図6で示した検査データ143を、異物のサイズが0.50マイクロメータ未満、0.50マイクロメータ以上1.0マイクロメータ未満、1.0マイクロメータ以上の3通りに分類する。データ143では、0.50マイクロメータ未満は3個、0.50マイクロメータ以上1.0マイクロメータ未満は3個、1.0マイクロメータ以上は2個と分類できる。
【0053】
次に、ステップ158では、異物のサイズ別に、横軸に検査データ内の異物数、縦軸に電気試験結果の平均とした散布図の回帰直線の傾き係数を算出し、2次記憶装置22に格納する。図13は、回帰直線を計算する散布図を図示した一例である。散布図は、1対の装置QCの検査データと電気試験結果の平均で1打点としている。この結果、異物のサイズ別に傾き係数aを算出できる。
【0054】
同様な手順で、図2に示した各種装置に対して行い、装置別かつ異物のサイズ別の係数を算出し、2次記憶装置22に格納しておく。
【0055】
ところで、上述した処理では、欠陥密度の計算方法として、式1で示したモデルを用いた。このモデルは欠陥がランダムな位置に発生した場合を仮定したものである。しかし、電気検査結果で判定される不良は、ウエハ面内でランダムな位置に発生するとは限らない。前工程製造過程では、ウエハの基準点であるノッチの近辺に不良が密集して発生したり、ウエハの中央に不良が密集して発生したりと、非ランダムな位置に不良が発生することも多い。そのような場合、欠陥密度は、式3を計算できれば、式1より正確に計算できる。
【0056】
【数3】
【0057】
ここで、Yrはランダムに発生した不良に制限された歩留り、Ysは非ランダムに発生した不良に制限された歩留りであり、両者の積が歩留りとしている。歩留りYは、データ144から容易に求めることができる。しかし、歩留りYからYsとYrに分解することは容易ではない。
【0058】
上述した実施形態では、図2の処理で係数を異物のサイズ別に計算し、また、図14の処理で検査データを異物のサイズ別に分類した。しかし、欠陥検査装置によっては、異物のサイズを出力できないものもある。従って、異物サイズを出力できない場合、検査データを異物のサイズ別に分類せずに活用してもよい。具体的には、図2では、ステップ157とステップ158を実行せず、ステップ56の次に、横軸に全サイズの異物数をとり、縦軸に電気試験結果から求めた欠陥密度をとり、一つの回帰直線を計算して、係数を1つ出力する。また、図14では、ステップ192、193、194を実行せず、ステップ191の次に、1つの係数を入力し、ステップ191で入力した異物数と、1つの係数の積を計算して、製品への影響度として出力することで、算出精度こそ低いが、影響度を計算できる。
【0059】
以上のように、装置QCで検出した検査データから、製品への影響度を計算することができ、影響度の値によって、対象の装置の異物を低減するように対策するべきなのか、対策しなくてもよいのか判断することができる。
【0060】
また、上述した実施形態では、検査データ解析装置が独立した装置である形態について説明したが、検査装置、歩留り解析装置、レビュー装置又は試験装置に搭載させてもよい。
【0061】
検査装置に搭載する場合、検査データを送受信する必要がなくなる。また、影響度が閾値と比べて大きい場合、検査条件を変更したりする。
【0062】
また、レビュー装置に搭載した場合、影響度が閾値と比べて大きい場合にレビュー頻度を増加させるようにする。
【0063】
また、電気特性試験は全品検査なのでデータ量が膨大であるため、試験装置に搭載すれば、データの送受信量を著しく減らすことができるので望ましい。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、製造装置毎の検査データが製品に与える影響度を定量的に把握できる。その結果、対象の装置を保全すべきであるか否かを判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】検査データ解析装置とその周辺装置群の一例である。
【図2】前工程製造ラインに存在する装置群のブロック図の一例である。
【図3】製品ウエハの処理手順の一例である。
【図4】本発明の係数を計算する処理手順の一例である。
【図5】装置コードと装置名の対応リストの一例である。
【図6】検査データの一例である。
【図7】検査データを視覚的にウエハマップで図示した一例である。
【図8】装置QCの処理手順の一例である。
【図9】処理履歴データの一例である。
【図10】電気試験結果の一例である。
【図11】付帯データの一例である。
【図12】電気試験結果を視覚的にウエハマップで図示した一例である。
【図13】係数を計算するときの散布図を図示した一例である。
【図14】製品への影響度を計算する処理手順の一例である。
【符号の説明】
10…検査データ解析装置、11…欠陥検査装置、12…テスタ、13…検査データベース装置、14…進度管理装置、15…ローカルエリアネットワーク、21…制御・演算装置、22…2次記憶装置、23…主記憶装置、24…ネットワークインターフェース、25…入力装置、26…出力装置、31、32…CVD装置、41、42…塗布現像装置、51〜54…露光装置、61〜63…エッチング装置、71、72…イオンプランタ装置、81〜83…洗浄装置、91〜93…レジスト除去装置、101、102…スパッタ装置、111、112…拡散装置、121、122…研磨装置、131…寸法測定装置、132…膜厚測定装置、133…合わせ検査装置、140…テスタによる電気試験、141…ウエハの経路、142…装置コードと装置名の対応表、143…装置QCの結果の検査データ、144…電気試験の結果、145…付帯データ、146…電気試験の結果のウエハマップ、147…処理履歴データ、151…期間・対象装置の入力、152…対象装置の検査データの検索と入力、153…ウエハIDの検索と入力、154…試験結果の検索と入力、155…試験結果と検査データの対応づけ、156…試験結果の平均の算出、157…サイズ別に検査データの分類、158…サイズ別に回帰直線の係数の計算と出力、161…検査装置で検査、162…製造装置で処理、163…検査装置で検査、164…検査データの差の計算、170…ウエハ、171〜178…異物の座標、191…検査データの入力、192…サイズ別に検査データ、193…サイズ別の係数の入力、194…サイズ別の係数とサイズ別の検査データ数の積の和の計算と出力
Claims (14)
- 装置QCの検査データを解析する解析プログラムであって、
該プログラムは主記憶装置に読みだされ、演算装置により実行されることにより、
特定の製造装置に対して装置QCを行った結果である第1の検査データを主記憶装置に入力する処理と、
該製造装置に対して装置QCを行った結果である第2の検査データと該第2の検査が行われた時刻が含まれる期間にその製造装置で製造された製造物の電気試験データとの2種類のデータから算出された異物数に応じた不良数の変化量を、主記憶装置に呼び出す処理と、
該異物数に応じた不良数の変化量と該第1の検査データから求めた異物数とを用いて、該製造装置で生じる異物が製造物に与える影響度を求める処理とを演算装置で実行することを特徴とする解析プログラム。 - 装置QCの検査データを解析する解析プログラムであって、
該プログラムは主記憶装置に読みだされ、演算装置により実行されることにより、
特定の製造装置に対して装置QCを行った結果である第1の検査データを主記憶装置に入力する処理と、
該製造装置に対して装置QCを行った結果である第2の検査データと該第2の検査の検査対象を該製造装置が処理した時刻が含まれる期間に該製造装置で処理した試験対象物の電気試験データとの2種類のデータから欠陥サイズ毎に算出された異物数に応じた不良数の変化量を、主記憶装置に呼び出す処理と、
該異物数に応じた不良数の変化量と該第1の検査データから求めたサイズ毎の異物数とを用いて、第1の検査の検査対象が該製造装置により処理された時点における該製造装置で生じる異物が試験対象物に与える影響度を求める処理を演算装置で実行することを特徴とする解析プログラム。 - 請求項1又は2において、
前記異物数に応じた不良数の変化量は、前記第2の検査データから求まる異物数と前記電気試験データから求まる欠陥密度から、それらの回帰直線の傾きを求めることにより算出されたものであることを特徴とする解析プログラム。 - 請求項3において、
前記影響度を、前記異物数に応じた不良数の変化量と該第1の検査データから求めた異物数との積の和を算出することにより求めることを特徴とする解析プログラム。 - 異物サイズと異物数が特定可能な検査データを検出する検査ユニットと、演算装置と、主記憶装置と、通信ユニットを有する検査装置であって、
通信ユニットを介して試験データを主記憶装置に入力する処理と、
特定の製造装置に対して装置QCを行った結果である第1の検査データ及び第2の検査データからそれぞれのサイズ毎の異物数を求め、主記憶装置に入力する処理と、
第2の検査データから求めたサイズ毎の異物数と該第2の検査の検査対象を該製造装置が処理した時刻が含まれる期間に該製造装置で処理した試験対象物の電気試験データとから、異物数に応じた不良数の変化量をサイズ毎に算出し、主記憶装置に入力する処理と、
該異物数に応じた不良数の変化量と該第1の検査データから求めたサイズ毎の異物数とを用いて、第1の検査の検査対象が該製造装置により処理された時点における該製造装置で生じる異物が試験対象物に与える影響度を求める処理と、を行うことを特徴とする検査装置。 - 請求項5において、
前記影響度に応じて検査条件を変更する処理を行うことを特徴とする検査装置。 - 請求項5又は6において、
前記異物数に応じた不良数の変化量を、前記第2の検査データから求めたサイズ毎の異物数と前記電気試験データから求めた欠陥密度とからそれらの回帰直線の傾きを求めることにより算出することを特徴とする検査装置。 - 請求項7において、
前記影響度を、前記異物数に応じた不良数の変化量と前記第1の検査データから求めたサイズ毎の異物数との積の和を算出することにより求めることを特徴とする検査装置。 - 通信ユニットと、演算装置と、主記憶装置と、検査対象物を拡大して表示するレビューユニットとを有するレビュー装置であって、
通信ユニットを介して、特定の製造装置に対して行った装置QCの検査結果である第1の検査データ及び第2の検査データから求めたサイズ毎の異物数をそれぞれ主記憶装置に入力する処理と、
通信ユニットを介して、試験データを主記憶装置に入力する処理と、
第2の検査データから求めたサイズ毎の異物数と第2の検査の検査対象を該製造装置が処理した時刻を含む期間に該製造装置が処理した試験対象物の試験データの2種類のデータから欠陥サイズ毎に異物数に応じた不良数の変化量を算出し、主記憶装置に入力する処理と、
該異物数に応じた不良数の変化量と該第1の検査データから求めたサイズ毎の異物数とを用いて、該第1の検査の検査対象を該製造装置が処理した時点における該製造装置で生じた異物が試験対象物に与える影響度を求める処理とを行うことを特徴とするレビュー装置。 - 請求項9において、
前記影響度に応じて、レビュー候補又はレビュー対象を決める処理を行うことを特徴とするレビュー装置 - 請求項9又は10において、
前記異物数に応じた不良数の変化量は、前記第2の検査データから求めた異物サイズ毎の異物数と前記試験データの2種類のデータから求めた欠陥密度とを対応つけ、それらの回帰直線の傾きを算出することにより求めることを特徴とするレビュー装置。 - 請求項11において、
前記影響度を、前記異物数に応じた不良数の変化量と該第1の検査データから求めたサイズ毎の異物数との積の和を算出することにより求めることを特徴とするレビュー装置。 - 請求項11又は12において、
前記異物数に応じた不良数の変化量と予め主記憶装置に入力した閾値とを対比し、その対比結果に応じて、検査条件を変更する指示を、前記装置QCを行った検査装置又はインライン検査を行う検査装置へ出力することを特徴とすることを特徴するレビュー装置。 - 通信ユニットと、演算装置と、主記憶装置と、を備えた歩留り解析装置であって、
通信ユニットを介して、特定の製造装置に対して行った装置QCの検査結果である第1の検査データ及び第2の検査データから求めたサイズ毎の異物数をそれぞれ主記憶装置に入力する処理と、
通信ユニットを介して、該製造装置で処理した試験対象物の試験データを主記憶装置に入力する処理と、
第2の検査データから求めた異物数とその第2の検査データを行った時刻を含む期間に該検査した製造装置で処理した試験対象物の試験データの2種類のデータから、異物数に応じた不良数の変化量を欠陥サイズ毎に算出する処理と、
前記異物数に応じた不良数の変化量と該第1の検査データから求めたサイズ毎の異物数とを用いて、該検査を行った時点における該製造装置で生じた異物の試験対象物に与える影響度を求める処理とを行うことを特徴とする歩留り解析装置。
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