JP2005033513A - スピーカ装置及び映像表示装置 - Google Patents

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周二 香西
Palma Manuel Lopez
ロペス パルマ マヌエル
Moreno Yebenes Josemanuel
モレノ イェベネス ホセマヌエル
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Abstract

【課題】スピーカボックス内に音響通路を有するスピーカ装置において、十分なレベルの低音域の再生に必要とされる音響通路の管路長を確保しつつ、スピーカボックスを薄型化できるようにする。
【解決手段】スピーカ装置は、メインキャビネット11,メインキャビネットカバー12,前面キャビネットカバー13からなり、前面キャビネットカバー13に複数の開口部を有するスピーカボックス10と、該開口部に合わせてスピーカボックス10内に配設されたツィータスピーカ15,ウーハースピーカ16と、スピーカ16の背面から出る音を位相反転させて前面に放射する音響通路14とを有する。音響通路14は、一方の開口がスピーカ16の背面に向けて配設され且つ他方の開口が音響通路開口部13cに接続され、前記開口間が所定回数折り返されて音響通路14を形成する。このため、十分なレベルの低音域の再生を可能とし、スピーカボックス10を薄型化できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スピーカ装置及び映像表示装置、より詳細には、スピーカキャビネット本体に音響通路構造を有する位相反転型スピーカ装置及び該スピーカ装置を一体で設けた映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
音を直接放射するコーン型スピーカにおいて、振動板が振動した音波を放射するとき、振動板の前面と背面とで位相が逆の音波が放射され、両者は振動板の周辺で打ち消しあって音響出力が弱められる。このような打ち消しあいの度合は周波数によって異なり、低域周波数において顕著であるため、スピーカユニットをキャビネット(外箱)のない状態で鳴らすと低音がほとんど出ないことが知られている。そこで、上記打ち消しあいを防止してバランスのとれた豊かな低音を得るために種々の形態のキャビネットにスピーカユニットを取り付けたスピーカシステムが開発されている。
【0003】
スピーカシステムにおける低音の再生は、上記のようにキャビネットによって左右されるが、キャビネットには様々な形態があり、それぞれ必要とされる音響装置の大きさや形状、システムに応じて特徴をもった音を再生する。このような音の再生を考慮したキャビネットの1つに、スピーカの背面から出た音波を積極的に利用するバスレフ型スピーカが用いられている。このバスレフ型スピーカは位相反転型とも呼ばれ、低音再生能力を高めるため、スピーカを設けたバッフル板に開口及び筒体を設け、スピーカの振動板の背面から出た音の位相を反転させ、筒体を介して開口部から外部に放射させることにより、スピーカの振動面から全面に放射する低音特性を増強するように設計されたものである。このような位相反転型キャビネットを用いれば、スピーカユニットの実力以上の低音まで平坦に再生することができる。
【0004】
ここで、キャビネットとしては、例えば、密閉型,バスレフ型,ドロン・コーン型,反射型,バックローデット・ホーン型,音響迷路型など各種提案されている。これらの中で音響迷路型は、スピーカユニットの背面から放射された音波が曲がりくねった迷路状の音響通路を経由して外部に放出されるようにしたものである。これにより中高音が減衰されると共に、低音の位相がずれ、前面から放射された音波との打ち消しあいを防ぐことができ、豊かな低音再生が可能となる。また、この音響迷路型の場合、比較的小さな設置面積ですむというメリットもある。
【0005】
従来、音響機器本体の筐体内部に隔壁を複数設けて音波導管を構成し、低音域を減衰させることなく、高音域を減衰できるようにしたスピーカシステムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
上記スピーカシステムでは、音響機器本体の筐体の左右に2つの開口部(第1の端部開口と第2の端部開口)をそれぞれ設け、各開口部間に隔壁を複数設けて音波導管を構成し、振動面を有する全帯域(フルレンジ)型のスピーカユニット1つが第1の端部開口の近傍に取り付けられている。ここで構成される音波導管の長さは、第1の端部開口と第2の端部開口との端部間に移送される圧力波エネルギーの最低周波数における1/4波長にほぼ相当する有効長さを有し、音波導管の振動面近傍に設けた制振材料により低音域周波数エネルギーをわずかに減衰する一方、低音域周波数エネルギーの範囲を超えるより高い周波数においてはピークを十分な量に減衰するように当該制振材料が振動面に近い位置に位置決めされている。
【0007】
また、バスフレックス型の筒体をスピーカキャビネットの表側キャビネットの一部と裏側キャビネットの一部とを用いて形成したスピーカ装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【0008】
上記スピーカ装置は、表側キャビネット及び裏側キャビネットに形成した第1及び第2の筒体を組み合わせてバスフレックス型の筒体を形成することにより、当該筒体を折り返し構造として筒体長の経路を長くし、低音を増強させるようにしたものである。
【0009】
【特許文献1】
特開平7−131879号公報
【特許文献2】
特開平5−183976号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明は、音響機器本体の筐体内部に隔壁を複数設けて音波導管を構成するようにしたものであるが、音波導管の長さを数値限定して1つのフルレンジ型スピーカユニットを用いているために、制振材料を設ける必要がある上に、フルレンジ型のために十分な低音再生及び中・高音再生を両立させることが困難となる。また、実施例において記載されているように、複数の音波導隔壁によって形成される複数のセクションのうち、スピーカドライバの振動板を横断する方向(すなわち、垂直方向)に配設されたものと、スピーカドライバの振動板に平行な方向に配設されたものとがあり、さらに、両者の長さは略同じ程度であるので、十分なレベルの低音再生を可能としつつ、スピーカボックスの薄型化を図るような構成とはなっていない。
【0011】
また、上記特許文献2に記載の発明は、第1及び第2の円筒の形成方向は、スピーカボックスの奥行き方向で且つ直線状の筒体構造であるために、筒体長を長くできない構成であると共に、筒体が直線状に折り返される構造で且つ放音時の風圧が裏側キャビネットの壁面に直接当たる構造であるために、風切音の低減が困難となる問題があった。
【0012】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、スピーカボックス内に音響通路を有するバスレフ型スピーカ装置において、低音再生用スピーカ及び中・高音再生用スピーカの2つを内蔵して広い音域を再生可能とすると共に、十分なレベルの低音域の再生に必要とされる音響通路の管路長を確保しつつ、スピーカボックスを薄型化できるようにすること、
また、奥行きを小さくした薄型のスピーカボックスを用いた場合においてビビリ音の発生を防止できるようにすること、を目的としてなされたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、第1の技術手段は、前面に開口部を有するスピーカボックスと、前記開口部に合わせて前記スピーカボックス内に配設されたスピーカユニットと、該スピーカユニットの背面から出る音を位相反転させて前面に放射する音響通路とを有するスピーカ装置において、前記音響通路は、一方の開口が前記スピーカユニットの背面に向けて配設され且つ他方の開口が前記スピーカボックスの前面に配設されると共に、前記開口間が所定回数折り返されて前記音響通路を形成していることを特徴としたものである。
【0014】
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記音響通路の開口間は、所定数の折り返し部と、該折り返し部から延長する直線部とを有し、該直線部のうち少なくとも最も長い直線部が前記スピーカボックスの前面と略平行に配設されていることを特徴としたものである。
【0015】
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記スピーカボックスは、左右いずれか一方の側壁を分離可能とし、前記音響通路は、前記スピーカボックスの左側壁(又は右側壁)の内側に設けられ且つ該側壁に対してほぼ垂直に立ち上がる複数の隔壁と、該隔壁間を閉塞する前記スピーカボックスの右側壁(又は左側壁)とから形成されていることを特徴としたものである。
【0016】
第4の技術手段は、第3の技術手段において、前記隔壁は、前記スピーカボックスの左側壁又は右側壁の内側に一体成形されていることを特徴としたものである。
【0017】
第5の技術手段は、第3又は第4の技術手段において、前記スピーカボックスの右側壁(又は左側壁)は、前記スピーカボックスの側面から見た前記隔壁の形状に合致する溝部を前記左側壁(又は右側壁)に対向する面に有し、前記溝部に前記隔壁の先端部を嵌合させて前記音響通路を形成していることを特徴としたものである。
【0018】
第6の技術手段は、第5の技術手段において、前記溝部と、前記隔壁の先端部とが接着されていることを特徴としたものである。
【0019】
第7の技術手段は、第1乃至第6のいずれか1の技術手段において、前記音響通路の有効長は、所望の周波数における半波長に相当する長さとすることを特徴としたものである。
【0020】
第8の技術手段は、左右いずれか一方の側壁を分離可能に設けたメインキャビネット及び複数のスピーカ開口部を前面に設けた前面キャビネットからなるスピーカボックスと、前記スピーカ開口部に合わせて前記スピーカボックス内に配設されたスピーカユニットと、該スピーカユニットの背面から出る音を位相反転させて前面に放射する音響通路とを有するスピーカ装置において、前記前面キャビネットは、低音域を再生する低音再生用スピーカユニットが配設された第1のスピーカ開口部と、中高音域を再生する中高音再生用スピーカユニットが配設された第2のスピーカ開口部と、該第2のスピーカ開口部の近傍に前記第1のスピーカ開口部からの音を放射させるための音響通路開口部とが設けられ、前記音響通路は、一方の開口が前記低音再生用スピーカユニットの背面に向けて配設され且つ他方の開口が前記音響通路開口部に連通されると共に、前記開口間が所定回数折り返されて前記音響通路を形成していることを特徴としたものである。
【0021】
第9の技術手段は、第8の技術手段において、前記音響通路開口部の背面側に延長する筒体を前記前面キャビネットに有し、該筒体を挿入するための筒体挿入部を前記メインキャビネットの前面に設け、前記筒体挿入部に前記筒体を挿入することにより前記前面キャビネットの背面側を二重構造としたことを特徴としたものである。
【0022】
第10の技術手段は、第8又は第9の技術手段において、前記前面キャビネットの側面から見て、前記第1のスピーカ開口部と、前記第2のスピーカ開口部とが異なる面に形成されていることを特徴としたものである。
【0023】
第11の技術手段は、第1乃至第10のいずれか1の技術手段に記載のスピーカ装置を一体で設けた映像表示装置とすることを特徴としたものである。
【0024】
第12の技術手段は、第11の技術手段において、映像を表示する表示部を備えた表示部筐体を有し、該表示部筐体は、前記表示部の左右2ヶ所に前記スピーカ装置を一体で設けていることを特徴としたものである。
【0025】
第13の技術手段は、第11又は第12の技術手段において、前記スピーカ装置のスピーカボックスを構成する材料は、前記表示部筐体を構成する材料と同じであることを特徴としたものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態に係わるスピーカボックスの外観の一例を示す斜視図で、図中、10はスピーカボックスで、該スピーカボックス10は、メインキャビネット11,メインキャビネットカバー12,前面キャビネットカバー13の3つの部材から構成され、内部に迷路状の音響通路14が形成されている。また、15は中・高音再生用(ツィータ)スピーカユニット(以下、ツィータスピーカという)、16は低音再生用(ウーハー)スピーカユニット(以下、ウーハースピーカという)で、これらスピーカユニットがスピーカボックス10内(前面キャビネットカバー13の内側)に配設されて本発明のスピーカ装置が構成される。尚、本実施形態において前面キャビネットカバー13を別部材として以下に説明するが、前面キャビネットカバー13をスピーカボックス10に一体で設けてもよく、また、スピーカボックス10内に配設するスピーカユニットを2つとして示しているが、スピーカユニットを1つあるいは複数個としてもよい。
【0027】
前面キャビネットカバー13は、ツィータスピーカ15を取り付けるためのスピーカ開口部13a,ウーハースピーカ16を取り付けるためのスピーカ開口部13b,スピーカ開口部13aの近傍(本例では上部側)にはスピーカボックス10内に形成される音響通路14からの音を放射するための音響通路開口部13cを有している。スピーカボックス10の内部に形成された音響通路14は、スピーカ開口部13bに取り付けられたウーハースピーカ16からの音を音響通路開口部13cから放音するための断面矩形状のパイプ構造をなしている。尚、音響通路14の断面形状は上記矩形状に限らず、例えば円形、楕円形といった形状としてもよく、パイプ構造をなしていればどのような断面形状であっても構わない。
【0028】
本発明のスピーカ装置は、ウーハースピーカ及びツィータスピーカの2つを内蔵して広い音域を再生可能とすると共に、十分なレベルの低音域の再生に必要とされる音響通路の管路長を確保しつつ、スピーカボックスの薄型化を図ったものであり、そのためのスピーカボックス10の内部構造について以下に詳細に説明する。
【0029】
図2乃至図4は、図1に示したスピーカボックス10の内部構造の一例を説明するための分解図である。図2は、スピーカボックス10を構成するキャビネット部材の一例を示す分解図で、メインキャビネット11の側面内側には音響通路14を形成するための隔壁11a、メインキャビネットカバー12の裏面側、すなわちメインキャビネット11に接合する面側には隔壁11aに対応した溝部12aを有する。また、前面キャビネットカバー13は、音響通路開口部13cの背面からメインキャビネット11側に延長する筒体13dを有している。隔壁11aはメインキャビネット11の側面内側に固定又は一体成形されており、メインキャビネット11及びメインキャビネットカバー12の2つの部材を密着固定することにより、隔壁11aに囲まれた空間が閉じて音響通路14が形成される。この際、隔壁11aは、スピーカボックス10の筐体強度を向上させると共に、大音量等によるビビリ音の発生を防止するために適正な位置に配設されている。
【0030】
また、他の実施形態として、メインキャビネットカバー12の裏面側、すなわちメインキャビネット11に接合する面側に音響通路14を形成するための隔壁11aを設けて、メインキャビネット11の側面内側には隔壁11aに対応した溝部12aを有する構成としてもよい。すなわち、スピーカボックス10は、左右いずれか一方の側壁を分離可能とし、そのどちらか一方の側壁に隔壁11aを設けると共に、他方の側壁に溝部12aを設けて、メインキャビネット11及びメインキャビネットカバー12の2つの部材を密着固定することにより、隔壁11aの先端部及び溝部12aが嵌合され、隔壁11a間が閉塞されて音響通路14が形成される。
【0031】
図3は、スピーカボックス10の密閉度を向上させるためのキャビネット部材構造の一例を示す分解図である。メインキャビネット11の側面内側に設けた隔壁11aは、リブ構造(凸部)をなしており、メインキャビネットカバー12の裏面側には、隔壁11aの先端部に対向する位置に隔壁11aのパターンに合致した溝部(凹部)12aが設けられている。この溝部12aに隔壁11aの先端部を含む部分(凸部)を嵌合させて音響通路14を構成する。この際、密閉度をさらに向上させると共に、ビビリ音の発生を防止するために接着剤等を用いて溝部12aと、隔壁11aの先端部とを接着するようにしてもよい。
【0032】
上記のように、メインキャビネット11及びメインキャビネットカバー12の2つの部材を用いて迷路状の音響通路14を形成する際に、メインキャビネット11側に設けた隔壁11a(凸部)を、メインキャビネットカバー12に設けた溝部12a(凹部)に嵌合させて音響通路14を形成することにより、スピーカボックス10の密閉度を向上させると共に、大音量等によるビビリ音の発生を防止することができる。この際、隔壁11aの先端部及び溝部12aを接着剤等を用いて密着固定させることで、スピーカボックス10をより確実に密閉させることができると共に、大音量等によるビビリ音の発生を防止することが可能となる。
【0033】
図4は、スピーカボックス10の密閉度を向上させるためのキャビネット部材構造の他の例を示す分解図である。本例は、前面キャビネットカバー13及びメインキャビネット11の構造について示したもので、音響通路開口部13c近傍の密閉度を向上させることを目的としている。すなわち、メインキャビネット11の前面には、音響通路開口部13cに対向する位置に筒体13dを挿入するための筒体挿入部11bを有している。メインキャビネット11の前面に前面キャビネットカバー13を取り付ける際に、筒体挿入部11bに対して筒体13dが挿入されるため、音響通路開口部13cのメインキャビネット11側は、二重構造となる。これにより、音響通路開口部13c近傍の密閉度が向上することになり、ビビリ音の発生を防止することができる。
【0034】
図5は、図1に示したスピーカボックス10を構成するメインキャビネット11の構造の一例を説明するための図である。図5(A)はメインキャビネット11の側面図、図5(B)はメインキャビネット11の底面図、図5(C)は図5(B)に示すメインキャビネット11をAから見た矢視図、図5(D)はメインキャビネット11の背面図、図5(E)はメインキャビネット11の他方の側面から見た側面図で、メインキャビネット11は、音響通路14を構成するための隔壁11a,前面キャビネットカバー13に設けられた筒体13dを挿入するための筒体挿入部11b,メインキャビネットカバー12を取り付けるためのボス11c〜11c,前面キャビネットカバー13のスピーカ開口部13bに取り付けたウーハースピーカ16の背面からの音を音響通路14に取り込むための開口部11d,前面キャビネットカバー13を取り付けるための取付穴11e〜11eを有している。
【0035】
図6は、メインキャビネット11の断面図である。図6(A)は図5(A)に示したメインキャビネット11の断面BB′を示した図、図6(B)は図5(A)に示したメインキャビネット11の断面CC′を示した図、図6(C)は図5(A)に示したメインキャビネット11の断面DD′を示した図である。
【0036】
図5及び図6において、メインキャビネット11の側面内側には、隔壁11aが該側面に対してほぼ垂直に複数設けられている。この隔壁11aは、所定回数折り返されて形成されている。ここで、折り返しの回数(すなわち、音響通路14の有効長)は、所望の周波数帯域における波長との関係で任意に設定することができる。本実施形態において、隔壁11aは、2つの折り返し部と、その折り返し部から延長した直線部とを有している。ここで、隔壁11aを形成する直線部のうち少なくとも最も長い直線部は、スピーカボックス10の前面、すなわちメインキャビネット11の前面と略平行に配設されているため、十分なレベルの低音域の再生に必要とされる管路長を確保しつつ、スピーカボックス10の奥行きを小さくすることが可能となる。また、音響通路14を風(音)がスムーズに流れる構造としたために、障害壁等によるビビリ音(風切音)の発生を防止することができる。
【0037】
尚、音響通路14の構造、すなわち、スピーカボックス10の側面側から見た隔壁11aの構造は、上記実施形態に限定されるものでなく、折り返し部の代わりに折り返し構造としない屈曲部及び直線部を有する構成としてもよい。
【0038】
本発明のスピーカ装置は、位相反転型スピーカであり、スピーカユニットの後から出る音を、時間差をつけて180度位相反転させて前から出る音と合成し、低音域を増強するようにしたものである。例えば、本スピーカ装置に配設する音響通路14の有効長を所定の周波数における半波長に相当する長さとする。すなわち、180度位相を反転させた状態とする。強調させたい目標周波数を、低音域の180〜190Hz近辺(本例では190Hzとする)とした場合、下記の式(1)及び(2)により、音響通路14の有効長が求まる。
Figure 2005033513
(但し、音速cは、大気中15℃の環境下とする)
音響通路14の有効長Iが半波長に相当することから、
有効長I=λ/2=0.885(m)=885(mm) …式(2)
【0039】
図7は、本発明のスピーカボックス10に音響通路14を取り付けた場合と取り付けない場合において周波数特性を比較した特性曲線の一例を示す図で、図中、1は音響通路14を取り付けた場合の特性曲線、2は音響通路14を取り付けない場合の特性曲線である。特性曲線1において、特性曲線2と比較して低音域の180〜190Hz近辺の帯域が増強されていることがわかる。本例では、上記した式(1)及び(2)により音響通路14の有効長をおよそ885(mm)程度としている。このように、音響通路14の有効長をおよそ半波長程度とすることで目標とする周波数の帯域(本例では180〜190Hz)を効果的に強調できることがわかる。
【0040】
図8は、図1に示したスピーカボックス10を構成するメインキャビネットカバー12の構造の一例を説明するための図である。図8(A)はスピーカボックス10の側面から見たメインキャビネットカバー12の裏面図(すなわち、メインキャビネット11に対向する面)、図8(B)はスピーカボックス10の側面から見たメインキャビネットカバー12の正面図(すなわち、メインキャビネット11の反対側の面)で、メインキャビネットカバー12は、メインキャビネット11の隔壁11aに嵌合させる溝部12a,メインキャビネット11に取り付けるための取付穴12b〜12bを有している。
【0041】
図9は、メインキャビネットカバー12の断面図である。図9(A)は図8(B)に示したメインキャビネットカバー12の断面EE′を示した図で、図9(B)は図9(A)に示すメインキャビネットカバー12のF部を部分拡大した図である。
【0042】
図8及び図9において、メインキャビネットカバー12の裏面には、隔壁11aの先端部に対向する位置に該先端部のパターンに合致する溝部12aを有する。この溝部12a(凹部)に隔壁11aの先端部を含む部分(凸部)を嵌合させて音響通路14を構成する。また、メインキャビネットカバー12をメインキャビネット11に取り付ける際、メインキャビネットカバー12の取付穴12b〜12bを、メインキャビネット11のボス11c〜11cに合わせてセットして図示しないネジ又はビス等の固定部材により両方のキャビネット部材は密着固定される。
【0043】
尚、他の実施形態として、メインキャビネットカバー12の裏面側、すなわちメインキャビネット11に接合する面側に音響通路14を形成するための隔壁11aを設けて、メインキャビネット11の側面内側には隔壁11aに対応した溝部12aを有する構成としてもよい。
【0044】
図10は、図1に示したスピーカボックス10を構成する前面キャビネットカバー13の構造の一例を説明するための図である。図10(A)は前面キャビネットカバー13の正面図(すなわち、メインキャビネット11の反対側の面)、図10(B)は前面キャビネットカバー13の裏面図(すなわち、メインキャビネット11側の面)、図10(C)は図10(B)に示す前面キャビネットカバー13のGG′断面図で、前面キャビネットカバー13は、ツィータスピーカ15を取り付けるためのスピーカ開口部13a,ウーハースピーカ16を取り付けるためのスピーカ開口部13b,音響通路14の放音口となる音響通路開口部13c,音響通路開口部13cから延長した筒体13d,スピーカボックス10を映像表示装置本体に取り付けるための取付部13e及び13e,メインキャビネット11の前面に取り付けるための取付穴13f〜13f,ツィータスピーカ15を取り付けるためのボス13g及び13g,ウーハースピーカ16を取り付けるためのボス13h〜13hを有している。
【0045】
図10において、前面キャビネットカバー13は、スピーカ開口部13a及び13bを有している。従って、ツィータスピーカ15及びウーハースピーカ16を内蔵することができるため、これらのスピーカにより広い音声帯域を再生することができる。この際、ツィータスピーカ15は、ボス13g及び13gに対して図示しないネジ等の固定部材により取付固定され、ウーハースピーカ16は、ボス13h〜13hに対してネジ等の固定部材により取付固定される。また、前面キャビネットカバー13をメインキャビネット11に取り付ける際、前面キャビネットカバー13の取付穴13f〜13fを、メインキャビネット11の取付穴11e〜11eに合わせてセットして図示しないネジ又はビス等の固定部材により両方のキャビネット部材は密着固定される。
【0046】
また、図10(C)に示すように、スピーカ開口部13a及び13bの開口面には段差がつけられている。このように、各スピーカ開口面に対して段差を設けることでウーハースピーカ16のスピーカ開口部13bの振動が、ツィータスピーカ15のスピーカ開口部13aに伝わりにくくすることができる。
【0047】
また、テレビジョン受像機等の映像表示装置本体にスピーカボックス10を取り付けるための取付部13e及び13eは、先端部を内側に凹状に切り欠いた形状からなる切り欠き部を有し、この切り欠き部に、例えばゴム部材からなる防振部材(後述)を挿入し、取付部13e及び13eにおいてそれぞれ挟持される。これらの防振部材を取付部13e及び13eに固定して設けることでスピーカボックス10の振動が取付部13e及び13eを通じてテレビジョン受像機の筐体へ伝導するのを抑制することができる。防振部材の材料としては、例えばゴム、中でもシリコンゴム等を好適に用いることができる。また、防振部材はこれに限定されるものではなく、例えば、ばね、板ばねや、ウレタン等の各種弾性材料を用いてもよい。
【0048】
図11は、本発明のスピーカ装置を一体で設けたテレビジョン受像機の外観の一例を示す図で、図中、20はテレビジョン受像機で、該テレビジョン受像機20は、映像を表示する表示部24、その左右両側にスピーカボックス10,10′を有している。テレビジョン受像機20は、表示部24の両側に、音響通路開口部13c(音響通路14)に対応したポート部21,スピーカ開口部13a(ツィータスピーカ15)に対応したツィータ部22,スピーカ開口部13b(ウーハースピーカ16)に対応したウーハー部23,さらに、音響通路開口部13c′に対応したポート部21′,スピーカ開口部13a′に対応したツィータ部22′,スピーカ開口部13b′に対応したウーハー部23′を有している。このように、テレビジョン受像機20は、表示部24の左右2ヶ所にスピーカボックス10及び10′(左右対称とする)を配置した構成となる。
【0049】
また、スピーカボックス10(10′)を構成する材料は、テレビジョン受像機20の筐体を構成する材料と同じとしてもよい。これは、例えば樹脂系材料を好適に用いることができる。
【0050】
本実施形態は、スピーカボックス10を一体で設けたテレビジョン受像機としてCRTを代表例として示したものであるが、本発明のスピーカ装置は、CRTに限定されるものではなく、例えば、液晶,PDP,EL等の薄型表示部を備えたテレビジョン受像機に対しても同様に搭載することができる。
【0051】
図12は、本発明のスピーカボックス10を一体で設けたテレビジョン受像機20の内部構造を説明するための図で、図11に示したテレビジョン受像機20を上面から見た部分拡大図である。
また、図13は、図12に示したテレビジョン受像機20のHH′断面を示す断面図である。図12及び図13において、スピーカボックス10は、メインキャビネット11,メインキャビネットカバー12,前面キャビネットカバー13,音響通路14、さらにツィータスピーカ15,ウーハースピーカ16,防振部材17を有し、テレビジョン受像機20の所定位置に防振部材17を介して固定されている。
【0052】
図12及び図13に示すように、メインキャビネット11の側面内側には、音響通路14が形成されている。この音響通路14は、所定数の折り返し部と、この折り返し部から延長した直線部とを有している。ここで、音響通路14の直線部の少なくとも最も長い直線部は、スピーカボックス10の前面、すなわちメインキャビネット11の前面と略平行に配設されているため、十分なレベルの低音域の再生に必要とされる管路長を確保しつつ、スピーカボックス10の奥行きを小さくすることが可能となる。このため、テレビジョン受像機20の奥行きも小さくすることができるため、本発明のスピーカ装置は、例えば液晶などの薄型表示部を備えたテレビジョン受像機にも搭載することができる。
【0053】
尚、本実施形態のテレビジョン受像機20は、スピーカボックス10を縦置きに2ヶ所設けた構成としているが、スピーカボックス10を横置きに設ける構成としてもよい。
【0054】
【発明の効果】
本発明によると、スピーカボックス内に音響通路を有するバスレフ型スピーカ装置において、低音再生用スピーカ及び中・高音再生用スピーカの2つを内蔵して広い音域を再生可能とすると共に、十分なレベルの低音域の再生に必要とされる音響通路の管路長を確保しつつ、スピーカボックスを薄型化することができる。
また、奥行きを小さくした薄型のスピーカボックスを用いた場合においてビビリ音の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わるスピーカボックスの外観の一例を示す斜視図である。
【図2】スピーカボックスを構成するキャビネット部材の一例を示す分解図である。
【図3】スピーカボックスの密閉度を向上させるためのキャビネット部材構造の一例を示す分解図である。
【図4】スピーカボックスの密閉度を向上させるためのキャビネット部材構造の他の例を示す分解図である。
【図5】図1に示したスピーカボックスを構成するメインキャビネットの構造の一例を説明するための図である。
【図6】メインキャビネットの断面図である。
【図7】本発明のスピーカボックスに音響通路を取り付けた場合と取り付けない場合において周波数特性を比較した特性曲線の一例を示す図である。
【図8】図1に示したスピーカボックスを構成するメインキャビネットカバーの構造の一例を説明するための図である。
【図9】メインキャビネットカバーの断面図である。
【図10】図1に示したスピーカボックスを構成する前面キャビネットカバーの構造の一例を説明するための図である。
【図11】本発明のスピーカ装置を一体で設けたテレビジョン受像機の外観の一例を示す図である。
【図12】本発明のスピーカボックスを一体で設けたテレビジョン受像機の内部構造を説明するための図である。
【図13】図12に示したテレビジョン受像機のHH′断面を示す断面図である。
【符号の説明】
1,2…特性曲線、10,10′…スピーカボックス、11…メインキャビネット、11a…隔壁、11b…筒体挿入部、11c〜11c,13g,13g,13h〜13h…ボス、11d…開口部、11e〜11e,12b〜12b,13f〜13f…取付穴、12…メインキャビネットカバー、12a…溝部、13…前面キャビネットカバー、13a,13b,13a′,13b′…スピーカ開口部、13c,13c′…音響通路開口部、13d…筒体、13e,13e…取付部、14…音響通路、15…ツィータスピーカ、16…ウーハースピーカ、17…防振部材、20…テレビジョン受像機、21,21′…ポート部、22,22′…ツィータ部、23,23′…ウーハー部、24…表示部。

Claims (13)

  1. 前面に開口部を有するスピーカボックスと、前記開口部に合わせて前記スピーカボックス内に配設されたスピーカユニットと、該スピーカユニットの背面から出る音を位相反転させて前面に放射する音響通路とを有するスピーカ装置において、前記音響通路は、一方の開口が前記スピーカユニットの背面に向けて配設され且つ他方の開口が前記スピーカボックスの前面に配設されると共に、前記開口間が所定回数折り返されて前記音響通路を形成していることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 請求項1に記載のスピーカ装置において、前記音響通路の開口間は、所定数の折り返し部と、該折り返し部から延長する直線部とを有し、該直線部のうち少なくとも最も長い直線部が前記スピーカボックスの前面と略平行に配設されていることを特徴とするスピーカ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のスピーカ装置において、前記スピーカボックスは、左右いずれか一方の側壁を分離可能とし、前記音響通路は、前記スピーカボックスの左側壁(又は右側壁)の内側に設けられ且つ該側壁に対してほぼ垂直に立ち上がる複数の隔壁と、該隔壁間を閉塞する前記スピーカボックスの右側壁(又は左側壁)とから形成されていることを特徴とするスピーカ装置。
  4. 請求項3に記載のスピーカ装置において、前記隔壁は、前記スピーカボックスの左側壁又は右側壁の内側に一体成形されていることを特徴とするスピーカ装置。
  5. 請求項3又は4に記載のスピーカ装置において、前記スピーカボックスの右側壁(又は左側壁)は、前記スピーカボックスの側面から見た前記隔壁の形状に合致する溝部を前記左側壁(又は右側壁)に対向する面に有し、前記溝部に前記隔壁の先端部を嵌合させて前記音響通路を形成していることを特徴とするスピーカ装置。
  6. 請求項5に記載のスピーカ装置において、前記溝部と、前記隔壁の先端部とが接着されていることを特徴とするスピーカ装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1に記載のスピーカ装置において、前記音響通路の有効長は、所望の周波数における半波長に相当する長さとすることを特徴とするスピーカ装置。
  8. 左右いずれか一方の側壁を分離可能に設けたメインキャビネット及び複数のスピーカ開口部を設けた前面キャビネットからなるスピーカボックスと、前記スピーカ開口部に合わせて前記スピーカボックス内に配設されたスピーカユニットと、該スピーカユニットの背面から出る音を位相反転させて前面に放射する音響通路とを有するスピーカ装置において、前記前面キャビネットは、低音域を再生する低音再生用スピーカユニットが配設された第1のスピーカ開口部と、中高音域を再生する中高音再生用スピーカユニットが配設された第2のスピーカ開口部と、該第2のスピーカ開口部の近傍に前記第1のスピーカ開口部からの音を放射させるための音響通路開口部とが設けられ、前記音響通路は、一方の開口が前記低音再生用スピーカユニットの背面に向けて配設され且つ他方の開口が前記音響通路開口部に連通されると共に、前記開口間が所定回数折り返されて前記音響通路を形成していることを特徴とするスピーカ装置。
  9. 請求項8に記載のスピーカ装置において、前記音響通路開口部の背面側に延長する筒体を前記前面キャビネットに有し、該筒体を挿入するための筒体挿入部を前記メインキャビネットの前面に設け、前記筒体挿入部に前記筒体を挿入することにより前記前面キャビネットの背面側を二重構造としたことを特徴とするスピーカ装置。
  10. 請求項8又は9に記載のスピーカ装置において、前記前面キャビネットの側面から見て、前記第1のスピーカ開口部と、前記第2のスピーカ開口部とが異なる面に形成されていることを特徴とするスピーカ装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1に記載のスピーカ装置を一体で設けた映像表示装置。
  12. 請求項11に記載の映像表示装置において、映像を表示する表示部を備えた表示部筐体を有し、該表示部筐体は、前記表示部の左右2ヶ所に前記スピーカ装置を一体で設けていることを特徴とする映像表示装置。
  13. 請求項11又は12に記載の映像表示装置において、前記スピーカ装置のスピーカボックスを構成する材料は、前記表示部筐体を構成する材料と同じであることを特徴とする映像表示装置。
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